JP2003325617A - 手用空気圧マッサージ機 - Google Patents

手用空気圧マッサージ機

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JP2003325617A
JP2003325617A JP2003170257A JP2003170257A JP2003325617A JP 2003325617 A JP2003325617 A JP 2003325617A JP 2003170257 A JP2003170257 A JP 2003170257A JP 2003170257 A JP2003170257 A JP 2003170257A JP 2003325617 A JP2003325617 A JP 2003325617A
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JP
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pneumatic
compressed air
hand
air supply
exhaust
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JP2003170257A
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Inventor
Noriyuki Yamanaka
宣幸 山中
Mitsuaki Fujishiro
光明 藤代
Masaru Yoshida
勝 吉田
Masaki Wada
正記 和田
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Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手部及び下腕部を容易に載設して、手部に対
する断続的に圧迫を加えて効果的な空気圧マッサージを
行える手用空気圧マッサージ機を提供する。 【解決手段】椅子本体2の肘掛部21の上面適所に固定
板11の上部左右に一定間隔を存して対設される膨縮袋
12・12と、各膨縮袋12・12に各々ホース13・
13を介して連通される圧縮空気給排装置14とで構成
し、人体手部3を載脱自在で該手部3に膨縮マッサージ
を付与し得る圧縮空気給排気手段を配設して構成するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮空気の給排に応じ
て膨脹・収縮する膨縮機構によって、使用者の手部に断
続的に圧迫を加えてマッサージを行なう機構を備えた手
用空気圧マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子式マッサージ機は、例えば、
空気圧利用式のものにおいては、リクライニング可能な
背凭れ部に、人体の腰部や背部や頸部をマッサージする
為に、空気圧変化によって膨脹・収縮する袋体を内装
し、また、座部に、臀部や大腿部をマッサージする為の
前記同様の袋体を、内装して構成したものが一般的に知
られている。
【0003】また、近年においては、前記のような構成
に加えて、脚部をマッサージする為の上記同様の袋体を
内装した出没可能な脚載せ部を設けて構成した椅子式空
気圧マッサージ機も周知のものとなっている。
【0004】上記のような椅子式空気圧マッサージ機に
おいては、上記人体各部位に対応するように配設された
各々の袋体に空気の給排気を行わせるよう、これにホー
スを介して圧縮空気給排装置を連通させる必要がある。
【0005】またこの圧縮空気給排装置は、例えば座部
の下などに内装されるよう設置されるのであるが、該給
排装置から給排される圧縮空気は、前記ホースを介して
袋体を膨脹及び収縮させ、上記人体各部位を断続的に圧
迫してマッサージを行なうことができ、揉み玉やローラ
ー等によるマッサージに比較して、摩擦の少ないマッサ
ージができるようにしている。
【0006】また、上記椅子式空気圧マッサージ機を採
用した椅子の、背凭れ部にリクライニング機構を設け、
脚載せ部に出没機構を設けることにより、使用者の身体
を略水平な状態にでき、この状態で空気圧マッサージを
行えるため、比較的快適な状態でのマッサージを行うこ
とができる。
【0007】この種従来の椅子式空気圧マッサージ機に
おいては、空気圧変化によって膨脹及び収縮する袋体を
背凭れ部や座部の他、他部位に亙って配設させることが
でき、これら各袋体に空気を給排気させて、それぞれ、
人体の、腰部や背部の他、頸部や臀部或は大腿部や脚部
に適度な空気圧マッサージを施すことができるのである
が、人体の局部における、特に手部に対する空気圧マッ
サージを施すことができず、またこのような手部を専門
的にマッサージできるような局部専用マッサージ機も開
発されていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、手部及び下腕部
を容易に載設して、手部や下腕部に対する効果的な空気
圧マッサージを行える手用空気圧マッサージ機を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の手用
空気圧マッサージ機は、椅子本体の肘掛部の上面適所に
人体手部を載脱自在で該手部に膨縮マッサージを付与し
得る圧縮空気給排気手段を配設して構成することを特徴
とするものである。
【0010】また、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に一
定間隔を存して対設される膨縮袋と、各膨縮袋に各々ホ
ースを介して連通される圧縮空気給排装置とで構成する
ことを特徴とするものである。
【0011】更に、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に一
定間隔を存してそれぞれ重合状に対設される膨縮袋と、
各膨縮袋に各々ホースを介して連通される圧縮空気給排
装置とで構成することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記のように構成することにより次
のような作用をもたらす。まず、本発明の手用空気圧マ
ッサージ機においては、椅子本体の肘掛部の上面適所に
人体手部を載脱自在で該手部に膨縮マッサージを付与し
得る圧縮空気給排気手段を配設しているため、使用者は
着座状態で手部及び下腕部を容易にマッサージし得る。
【0013】また、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に膨
縮袋を一定間隔を存して対設してこれを圧縮空気給排気
装置で互いに膨縮するよう給排気させる構成にしている
ため、使用者の手部及び下腕部を両側から挟持してマッ
サージすることができる。
【0014】更に、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に一
定間隔を存して膨縮袋をそれぞれ重合状に対設されて、
これらを圧縮空気給排気装置で順次膨縮するよう給排気
させる構成にしているため、使用者の手部及び下腕部を
両側から順次挟持して、圧迫感のあるマッサージを実施
することができる。
【0015】
【発明の実施の態様】以下、本発明の手用空気圧マッサ
ージ機を、図面に示す一実施例に基づいて説明する。図
1は、本発明の手用空気圧マッサージ機1の一実施例を
示す説明図であり、該手用空気圧マッサージ機1は、椅
子本体2の肘掛部21の上面適所に固定板11の上部左
右に一定間隔を存して対設される膨縮袋12・12と、
各膨縮袋12・12に各々ホース13・13を介して連
通される圧縮空気給排装置14とで構成し、図2に示す
ように、人体手部3を載脱自在で該手部3に膨縮マッサ
ージを付与し得る圧縮空気給排気手段を配設して構成し
ている。
【0016】前記手用空気圧マッサージ機1は、例えば
図2に示したように椅子本体2の両肘掛部21の上面適
所に、固定板11の上部左右に一定間隔を存して対設さ
れる膨縮袋12・12を各々内装しており、椅子本体2
の座部下部に外部電源(図示せず)に接続される圧縮空
気給排装置14を配設し、該装置14と各膨縮袋12・
12間に各々ホース13・13を介設して、圧縮空気給
排装置14からの給排気をホース13・13を介して各
膨縮袋12・12に連繋させ、各膨縮袋12・12を所
定の時間毎のサイクルで繰り返し膨縮させることができ
るのである。
【0017】また、椅子本体2の両肘掛部21の上面適
所に配設される膨縮袋12は、図3及び図4に示したよ
うに、固定板11の上部左右に一定間隔を存して重合状
に膨縮袋12・12・12・12をそれぞれ対設させる
ことで、これらを圧縮空気給排気装置で順次膨縮するよ
う給排気させ、使用者の人体手部3及び下腕部を両側か
ら順次挟持して、圧迫感のあるマッサージを実施するこ
とができる。
【0018】よって、使用者は、椅子本体2の座部に着
座して、人体手部3をこれら一対の膨縮袋12・12間
に載設し、圧縮空気給排装置14に接続される外部電源
(図示せず)を入力するだけで該電源からの電力供給に
より、人体手部3及び下腕部を各膨縮袋12・12が両
側から挟持し、適度な加圧マッサージすることができる
のである。
【0019】尚、前記膨縮袋12は、弾性を有し、空気
漏れ防止に有効なポリウレタン等の素材や膨らみ過ぎ防
止に有効な6ーナイロン等の合成繊維で袋状に構成され
るものであり、例えば、内層の素材に空気漏れ防止に有
効なポリウレタン等の合成繊維を使用し、また、外層の
素材に膨らみ過ぎ防止に有効な6ーナイロン等の合成繊
維を用いて、内外二層を有する袋体としてもよい。
【0020】また、前記膨縮袋12の上面部に、図示し
ていないが突起体を設けてもよく、該突起体は一定間隔
毎に配備してもよく、また不規則的に設けてもよく、更
にその突起体の形状や構成にも限定されるものではな
い。
【0021】前記ホース13は、ビニール材等の合成樹
脂を中空状に形成されており、該ホース13の基端を圧
縮給排気装置14に接続すると共にその至端を前記膨縮
袋12に接続し、前記膨縮袋12に圧縮給排気装置14
からの給排気を伝達してこれを膨縮させるための仲介を
なすものである。
【0022】前記圧縮空気給排装置14は、図示しない
が、例えば、電動エアーコンプレッサ等の空気圧縮機構
を内蔵した装置であり、前記ホース13を介して上記膨
縮袋12へ圧縮空気を給排気させるためのものである。
【0023】前記圧縮空気給排装置14は、前述したよ
うにホース13を介して膨縮袋12に連通するよう構成
されているが、該圧縮空気給排装置14にロータリバル
ブ等の給排通路選択切替手段を設けることで、該給排装
置14の給排気口からの給排気を使用者が選択できるよ
うにすることもでき、これにより、各膨縮袋12・12
の給排気順を任意に変化させるようにすることもでき
る。
【0024】また、前記のように給排通路選択切替手段
を設ける場合には、前記給排気制御装置4のロータリー
バルブ等の給排通路選択切替手段を制御する電子回路等
の制御手段を内蔵させて構成する。
【0025】
【発明の効果】よって本発明の手用空気圧マッサージ機
は、椅子本体の肘掛部の上面適所に人体手部を載脱自在
で該手部に膨縮マッサージを付与し得る圧縮空気給排気
手段を配設して構成しているため、使用者は着座状態で
人体手部を肘掛部に載設して電源を入力するだけで、従
来のマッサージ機では行い得ない人体手部及び下腕部の
マッサージを適度且つ快適に行うことができる。
【0026】また、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に膨
縮袋を一定間隔を存して対設してこれを圧縮空気給排気
装置で互いに膨縮するよう給排気させる構成にしている
ため、使用者の手部及び下腕部を両側から挟持してマッ
サージすることができ、指圧効果を付与させることがで
きる。
【0027】更に、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に一
定間隔を存して膨縮袋をそれぞれ重合状に対設されて、
これらを圧縮空気給排気装置で順次膨縮するよう給排気
させる構成にしているため、使用者の手部及び下腕部を
両側から順次挟持して、圧迫感のある強固なマッサージ
を実施することができる。
【0028】更に、本発明の手用空気圧マッサージ機
は、前記圧縮空気給排気手段を、固定板の上部左右に一
定間隔を存して膨縮袋をそれぞれ重合状に対設されて、
これらを圧縮空気給排気装置で順次膨縮するよう給排気
させる構成にし、該圧縮空気給排装置にロータリバルブ
等の給排通路選択切替手段を設け、これを制御する電子
回路等の制御手段を内蔵させることで、該給排装置の給
排気口からの給排気を使用者が選択でき、各膨縮袋の給
排気順を任意に変化させて、使用者の好みのマッサージ
を選択使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手用空気圧マッサージ機の一実施例を
示した説明図である。
【図2】本発明の手用空気圧マッサージ機の使用状態を
示す説明図である。
【図3】本発明の手用空気圧マッサージ機における圧縮
空気給排気手段の一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の手用空気圧マッサージ機における圧縮
空気給排気手段の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 手用空気圧マッサージ機 11 固定板 12 膨縮袋 13 ホース 14 圧縮空気給排装置 2 椅子本体 21 肘掛部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 正記 大阪府大阪市北区鶴野町4番A−424号 株式会社プロテックフジ内 Fターム(参考) 4C100 AD01 AD03 BA01 BB05 BC13 BC14 CA05 DA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子本体の肘掛部の上面適所に人体手部
    を載脱自在で該手部に膨縮マッサージを付与し得る圧縮
    空気給排気手段を配設して構成することを特徴とする手
    用空気圧マッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記圧縮空気給排気手段を、一定間隔を
    存して対設される膨縮袋と、各膨縮袋に各々ホースを介
    して連通される圧縮空気給排装置とで構成することを特
    徴とする請求項1記載の手用空気圧マッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記膨縮袋に突起体を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の手用空気圧マッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記圧縮空気給排気手段に、給排通路選
    択切替手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の手
    用空気圧マッサージ機。
  5. 【請求項5】 前記圧縮空気給排気手段の給排通路選択
    切替手段に、給排通路選択切替を制御する制御手段を内
    蔵させたことを特徴とする請求項4記載の手用空気圧マ
    ッサージ機。
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