JPH08196588A - 椅子式エアーマッサージ機 - Google Patents

椅子式エアーマッサージ機

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JPH08196588A
JPH08196588A JP1148995A JP1148995A JPH08196588A JP H08196588 A JPH08196588 A JP H08196588A JP 1148995 A JP1148995 A JP 1148995A JP 1148995 A JP1148995 A JP 1148995A JP H08196588 A JPH08196588 A JP H08196588A
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洋光 市川
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Katsumi Inaba
勝美 稲葉
Shoji Hoshino
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、椅子式エアーマッサージ機における
エアーチューブの破損防止を目的とする。 【構成】マッサージユニット11に設けた摺動軸15
a、15b(案内部材)を椅子本体1の座部2または背
もたれ部3に設けた長孔状の摺動溝3b(案内孔)に移
動可能にして前記マッサージユニット11を椅子本体1
に取り付けるとともに前記マッサージユニット11にエ
アーの給排気を行うエアーチューブ19a、19bを摺
動溝3bに移動可能に挿通した構成とし、椅子本体1に
対して移動するマッサージユニット11に追従して摺動
溝3b内を移動するエアーチューブ19a、19bの摺
動溝の縁部との摩擦による磨耗を防止してエアーチュー
ブ19a、19bの破損を防止した椅子式エアーマッサ
ージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧搾空気すなわちエ
アーの給排気に伴って膨縮す袋体からなるマッサージユ
ニットによって身体のマッサージを行う椅子式エアーマ
ッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子の座部および背もたれ部の身
体を支持する部位に気密性を有する複数の袋体を配置
し、これら各袋体に各種マッサージモードの中から選択
されたマッサージモードに定められた所定の順序でエア
ーを供給して膨縮させることにより身体を押圧してマッ
サージをする椅子式エアーマッサージ機は広く知られて
いる。そして、この種従来の椅子式エアーマッサージ機
においては、例えば腿部、尻部、腰部および背中部等を
マッサージする袋体はそれぞれ所定の部位に固定的に配
設するとともに、肩および首部等のマッサージを行う袋
体は、背もたれ部に沿って上下方向に移動可能とするた
めにユニット化して背もたれ部に配設しているものが多
く使用されている。
【0003】ところで、前記ユニット化された袋体つま
りマッサージユニットを背もたれ部に対して移動可能と
するために、従来は図5および図6に示すような構成と
していた。すなわち、椅子本体100の背もたれ部10
1の内部の枠体101aに長孔状の案内孔102を形成
するとともにこの案内孔102の両側に一対の長孔状の
挿通孔103aおよび103bを形成し、そして、一対
の袋体104aおよび104bとこの両袋体104aお
よび104bを支持する支持板105からなるマッサー
ジユニット106の前記支持板105に設けた摺動板1
05aに取着した案内軸107を前記案内孔102に挿
通して、この案内軸107を案内孔102に案内させて
上下方向に移動させるようにしている。そして、前記各
袋体104aおよび104bにはエアーの給排気を行う
エアーチューブ108aおよび108bが接続されてお
り、このエアーチューブ108aおよび108bは前記
挿通孔103aおよび103bに挿通され、前記マッサ
ージユニット106の上下方向への移動に追従してこの
挿通孔103aおよび103b内を上下方向に移動する
ようになっている。なお、前記背もたれ部101および
座部114には図示しないが腰用、背中用および尻用の
各袋体が配設されている。
【0004】そして、前記前記案内孔102および挿通
孔103a、103bは前記枠体101aの背もたれ部
を覆う布等からなるカバー110によって覆われている
が、このカバー110には前記案内孔102および挿通
孔103a、103bに対応してスリット112および
113a、113bが設けられている。なお、図5にお
いて115はスイッチ部で、このスイッチ部115には
コード116を介してリモートコントロール装置117
が接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の椅
子式エアーマッサージ機においては、マッサージユニッ
ト106を移動させる構成が上記のようになっているこ
とから、マッサージユニット106の上下方向の移動の
都度この移動に追従してエアーチューブ108aおよび
108bは挿通孔103a、103b内を上下方向に移
動することとなり、このエアーチューブ108aおよび
108bは挿通孔103a、103bの縁部との摩擦に
より磨耗して損傷するという問題があり、また、前記カ
バー110のスリット112および113a、113b
の縁部も案内軸107およびエアーチューブ108aお
よび108bとの摩擦により磨耗してしまうという問題
があった。また、前記エアーチューブ18a、108b
の移動の際に生じる摩擦によりマッサージユニット10
6の移動がスムーズに行えないという問題があり、さら
にまた、背もたれ部101つまりカバー110に3本の
スリット112および113a、113b設けられてい
ることから外観上も好ましくないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題を解決するものであり、座部または背もたれ部の少
なくとも一方の所定部位に長孔状の案内孔が設けられた
椅子本体と、前記案内孔に挿通されるとともにその長手
方向に沿って移動可能な案内部材を有しこの案内部材を
介して前記椅子本体に取り付けられたマッサージユニッ
トと、前記案内孔内をその長手方向に沿って移動可能に
挿通されるとともに前記マッサージユニットに接続され
このマッサージユニットにエアーの給排気をするエアー
チューブと、このエアーチューブを介して前記マッサー
ジユニットにエアーを供給するエアー供給手段とを備え
た椅子式エアーマッサージ機としたものである。
【0007】
【作用】この発明は、上記のようにマッサージユニット
に設けた案内部材を椅子本体に設けた長孔状の案内孔に
移動可能にして椅子本体に取り付けるとともに前記マッ
サージユニットにエアーの給排気を行うエアーチューブ
を案内孔に移動可能に挿通した構成としたので、椅子本
体に対して移動するマッサージユニットに追従して案内
孔内を移動するエアーチューブの案内孔の縁部との摩擦
による磨耗に起因する破損を防止できる。また、マッサ
ージユニットの移動がスムーズとなる。
【0008】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図1ないし図3
に基づいて説明する。
【0009】図1において、1は椅子本体で、この椅子
本体1は座部2、この座部2の後側に配置され前記座部
2に対して所定の角度傾斜して設けられた背もたれ部3
および前記座部2の両側に位置して設けられた肘掛部2
aとから構成されている。なお、前記座部2の前方には
脚載部4が設けられている。
【0010】そして、前記座部2の身体を受ける部位に
は、気密性を有するとともに軟質の材質からなり、圧搾
空気すなわちエアーの給排気に伴い膨縮する細長かつ偏
平状に形成された腿用袋体5および尻用袋体6が配設さ
れている。
【0011】また、前記背もたれ部3には枠部材3aが
配設され、この枠部材3aの上方部には案内孔としての
摺動溝3bが形成されている。また、この背もたれ部3
の身体を受ける部位には、気密性を有するとともに軟質
の材質からなり、エアーの給排気に伴い膨縮する細長か
つ偏平状に形成され腰部をマッサージするための腰用袋
体7a、7bが配設され、この腰用袋体7a、7bの上
方には背中部をマッサージする背中用袋体8a、8bが
配設されている。また、前記背もたれ部3の中央部には
前記各袋体5ないし8bと同様な材質からなる細長かつ
偏平状に形成された背筋用袋体9がその長手方向を背も
たれ部3の縦方向(図において上下方向)に一致させて
配設されている。
【0012】前記各袋体5ないし9は、あらかじめ配置
位置が決められた図示しない内袋に収納し、この内袋を
前記椅子本体1の座部2と背もたれ部3に配置し、この
内袋は布カバー10で覆われ、内袋および各袋体5ない
し9は外部からは見えないようになっている。
【0013】また、前記背もたれ部3の前記背中用袋体
8a、8bの上方の首および肩部が位置する部位には、
肩および首をマッサージするためのマッサージユニット
11が前記摺動溝3bに沿って図において上下方向に移
動可能に設けられている。
【0014】このマッサージユニット11は、図3に示
すように支持板12とこの支持板12に取り付けられた
一対の袋体13a、13bとから構成されており、前記
支持板12は背もたれ部3の背もたれ面の横方向に背も
たれ面と略平行な平板部12aとこの平板部12aの両
先端側を互いに対向する方向に折曲して形成した傾斜板
部12bとからなっている。そして、前記一対の袋体1
3aおよび13bは前記各袋体5ないし9と同様に気密
性を有するとともに軟質の材料からなる偏平形状に形成
されるとともに、この袋体13a、13bと同一材料か
らなり図示しないが取付孔が設けられた帯状の接続体1
3cによって結合つまり連結され、前記図示しない取付
孔を介して平板部12aに取り付けられている。なお、
前記マッサージユニット11はカバー11aによって覆
われている。
【0015】また、前記平板部12aの背もたれ部3と
対向する側には摺動板14が取着されている。この摺動
板14には図において縦方向つまり摺動溝3aの長手方
向に沿う方向に一直線上に互いに離間して形成された案
内部材としての摺動軸15aおよび15bが設けら、こ
の摺動軸15a、15bの先端部には段部16aおよび
16bが形成され、この段部16a、16bにはねじ1
7a、17bが設けられている。そして、前記摺動軸1
5a、15bの長さは、背もたれ部3にマッサージユニ
ット11が取り付けられたとき、このマッサージユニッ
ト11が背もたれ部3に対して移動できるように、前記
カバー10の厚みを含む背もたれ部3の枠部材3aの厚
みより僅かに長く形成されている。また、前記摺動板1
4には前記両摺動軸15aおよび15bの間に位置して
貫通孔18aおよび18bが設けられている。また、図
示しないが前記支持板12平板部12aにも前記貫通孔
18aおよび18bにそれぞれ対応した貫通孔が形成さ
れている。そして、前記貫通孔18a、18bおよびこ
られ両貫通孔18a、18bに対応した前記図示しない
支持板12の貫通孔には前記袋体13aおよび13bに
エアーを給排気するエアーチューブ19aおよび19b
が挿通されている。このエアーチューブ19a、19b
の端部は図示しないが前記袋体13aおよび13bに接
続されており、また、このエアーチューブ19aおよび
19bの直径つまり太さは前記摺動軸15aおよび15
bの直径つまり太さより小さく設定されている。このよ
うにエアーチューブ19a、19bの太さを摺動軸15
a、15bの太さより小さくしているため、摺動溝3b
の縁部との摩擦を防止できるため磨耗をより確実に防止
できるものである。しかし、エアーチューブ19a、1
9bの太さは摺動軸15a、15bの太さと略同程度で
あればよく、要はエアーチューブ19a、19bの摺動
溝3bの長手方向と直交する方向の寸法を摺動溝3bの
長手方向と直交する方向の寸法すなわち幅寸法よりも小
さく設定し、前記マッサージユニット11の移動の際に
摺動溝3bの縁部との摩擦が生じにくい寸法関係として
エアーチューブ19a、19bの磨耗が防止できるよう
になっていればよいものである。
【0016】そして、前記マッサージユニット11は、
支持板12に取着された摺動軸15aおよび15bをカ
バー10(図3では不図示)で覆われた前記枠部材3a
の摺動溝3bに挿通した後、両摺動軸15a、15bの
ねじ17a、17bを保持板20の挿通孔20aおよび
20bにそれぞれ挿通し、ナット21aおよび21bを
締め付けることにより前記保持板20によって摺動溝3
bから抜け止めれて背もたれ部3に取り付けられる。な
お、前記保持板20には前記エアーチューブ19a、1
9bを挿通する挿通孔20cが設けられており、この挿
通孔20cは挿通された前記エアーチューブ19a、1
9bの左右への動きを規制しエアーチューブ19a、1
9bと衝動溝3bの縁部との摩擦を防止する機能をも有
しているものである。
【0017】そして、前記取付状態ではカバー10を含
めた枠部材3aは摺動板14と保持板20とにより軽く
挟持された状態となっているが、上述したように摺動軸
15a、15bの長さがカバー10の厚みを含む枠部材
3aの厚みより僅かに長く形成されていることから、摺
動軸15a、15bは前記摺動溝3b内を案内されつつ
移動可能となっている。したがって、マッサージユニッ
ト11は背もたれ部3を上下方向に移動できるととも
に、摺動板14と保持板20とで枠部材3aを軽く挟持
する状態となっていることから所望の位置に位置決めで
きるものである。なお、保持板20と枠部材3aの間に
板ばねを介在させて、マッサージユニット11の背もた
れ部3への位置決をするようにしてもよい。
【0018】なお、摺動軸15a、15bを摺動溝3b
に挿通するときに、前記エアーチューブ19a、19b
も同時にこの摺動溝3bと前記保持板20の挿通孔20
cに挿通され、前記マッサージユニット11を背もたれ
部3に取り付けた後、椅子本体1の座部2の下に配置さ
れている図示しないエアーコンプレッサー等からなるエ
アー供給手段に接続される。また、椅子本体1には、図
示しないがエアー供給手段に接続されたロータリー弁等
からなる分配手段およびこれらエアー供給手段と分配手
段を選択されたマッサージモードにしたがって制御して
前記各袋体5ないし13bに所定の順序でエアーを給排
気するように制御する制御手段が設けられている。
【0019】なお、図1において25はスイッチ部であ
り、このスイッチ部25にはコード26を介して前記制
御手段を制御するリモートコントロール27が接続され
ている。28は前記リモートコントロール27を収納す
る収納部であり、また、29は椅子本体1の支持脚であ
る。
【0020】なお、マッサージモードつまり動作モード
としては、全身マッサージ、上半身マッサージ、下半身
マッサージ、あるいは、首肩部、背中部、腰部等のみを
単独にマッサージする等各種の動作モードがあり、これ
らの動作モードから所望の動作モードをリモートコント
ロール装置27から入力することにより所望のマッサー
ジがなされるようになっている。
【0021】つぎに、上記の椅子式エアーマッサージ機
の動作について説明する。
【0022】まず、椅子本体1の座部2に腰掛けスイッ
チ部25を操作して図示しない電源に接続し後、リモー
トコントロール装置27から前記各種の動作モードの中
から所望の動作モードを選択して入力すると、エアー供
給手段が駆動され、このエアー供給手段から供給される
エアーが選択されたマッサージの動作モードにしたがっ
て制御される分配器によって各袋体5ないし9およびマ
ッサージユニット11の袋体13a、13bに供給さ
れ、各袋体が膨縮し身体の各部を押圧しマッサージが行
われる。
【0023】そして、マッサージ中に首肩部に対する前
記マッサージユニット11の位置を所望の位置に調節し
たいときは、マッサージユニット11を前記背もたれ部
3に対して上下方向に移動して調節して所望の位置に移
動して首肩部のマッサージを行うものである。このよう
に所望の動作モードを選択することによりマッサージを
行うことができるとともに、首肩部のマッサージについ
てはマッサージユニット11を所望の位置に移動してマ
ッサージを行うことができる。
【0024】そして、前記マッサージユニット11を背
もたれ部3の上下方向に沿って移動させるように操作し
た際は、前記摺動軸15a、15bが前記枠部材3aの
摺動溝3b内をその長手方向に移動する。このマッサー
ジユニット11を上下方向に移動させるように操作する
と、マッサージユニット11の移動に追従して前記エア
ーチューブ19a、19bも前記摺動溝3b内を上下方
向に移動することになるが、エアーチューブ19a、1
9bは前記摺動溝3bの幅方向の寸法が摺動溝3bの幅
寸法より小さく設定されているため、エアーチューブ1
9a、19bは摺動溝3bの縁部あるいは角部と摩擦す
ることはなく、したがって、エアーチューブ19a、1
9bの磨耗に起因する破損を防止できる。また、エアー
チューブ19a、19bは前記保持板20の挿通孔20
cによって左右への動きが規制されているため、前記摺
動溝3bの縁部との摩擦防止がさらに確実に防止される
ためエアーチューブ19a、19bの磨耗による破損を
より確実に防止できる。
【0025】さらにまた、前記エアーチューブ19a、
19bの太さつまり直径は前記摺動軸15a、15bの
太さつまり直径よりも小さく形成されているため、エア
ーチューブ19a、19bが前記マッサージユニット1
1に追従して移動する際、前記摺動溝3bの側縁との摩
擦の発生を効果的に防止できるため、エアーチューブ1
9a、19bの前記摺動溝3bの側縁との摩擦による磨
耗を確実に防止して破損を防止できるものである。
【0026】なお、上記実施例では前記マッサージユニ
ット11を首および肩をマッサージするものとしたが、
これは首および肩をマッサージするものに限定されるも
のではなく、例えば尻、腿、腰あるいは背中をマッサー
ジするものとしてもよく、要は座部あるいは背もたれ部
に配設される袋体を上下あるいは左右に移動できるマッ
サージユニットととし、このマッサージユニットを座部
あるいは背もたれ部の枠部材に形成した摺動溝内を摺動
軸を介して移動できるように構成したものにはすべて採
用できるものである。
【0027】また、上記実施例においてはエアーチュー
ブ19a、19bをそれぞれ別々にとして2本とした
が、これはこれら2本を一つの外側チューブに収納して
全体として1本にまとめるようにしてもよい。
【0028】また、上記実施例においては案内部材とし
ての摺動軸を15aと15bとを別々に設け両摺動軸1
5a、15bの間にエアーチューブ19a、19bを位
置させるようにしたが、これは必ずしもこのように構成
する必要はなく、例えば図4に示すように支持板12の
平板部12aに一個の摺動軸35を設けて摺動部材とと
し、前記摺動軸35に段部36形成してこの段部36に
ねじ37a、37bを設け、そして手動軸35の下方に
エアーチューブ19a、19bを配置するように構成し
てもよい。
【0029】また、上記実施例においては、支持板12
の平板部12aに摺動板14を取り付けるようにした
が、これは平板部12aと摺動板14とを一体としても
よいものである。
【0030】
【発明の効果】この発明は、マッサージユニットに設け
た案内部材を椅子本体に設けた長孔状の案内孔に移動可
能にして椅子本体に取り付けるとともに前記マッサージ
ユニットにエアーの給排気を行うエアーチューブを案内
孔に移動可能に挿通した構成としたので、椅子本体に対
して移動するマッサージユニットに追従して案内孔内を
移動するエアーチューブの案内孔の縁部との摩擦による
磨耗を防止してエアーチューブの破損を防止することが
でき、また、エアーチューブと案内孔の縁部との摩擦に
起因するマッサージユニットのスムーズな移動を阻害す
る要因を排除でき、さらにまた、背もたれ部には摺動溝
のみであることから外観を阻害ことがないという効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す椅子式エアーマッサージ
機の斜視図。
【図2】上記実施例のマッサージユニットの取付状態を
示す部分断面図(図1のX−X断面図)。
【図3】上記実施例のマッサージユニットの取付方を示
す分解斜視図。
【図4】上記実施例のマッサージユニットの摺動軸の他
の実施例を示す図。。
【図5】従来の椅子式エアーマッサージ機の斜視図。
【図6】従来の椅子式エアーマッサージ機のマッサージ
ユニットの取付状態を示す部分断面図(図5のY−Y断
面図)。
【符号の説明】
1 椅子本体 2 座部 3 背もたれ部 3b 摺動溝(案内孔) 11 マッサージユニット 12 支持板 13a 袋体 13b 袋体 15a 摺動軸(摺動部材) 15b 摺動軸(摺動部材) 19a エアーチューブ 19b エアーチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 星野 彰司 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部または背もたれ部の少なくとも一方の
    所定部位に長孔状の案内孔が設けられた椅子本体と、前
    記案内孔に挿通されるとともにその長手方向に沿って移
    動可能な案内部材を有しこの案内部材を介して前記椅子
    本体に取り付けられたマッサージユニットと、前記案内
    孔内をその長手方向に沿って移動可能に挿通されるとと
    もに前記マッサージユニットに接続されこのマッサージ
    ユニットにエアーの給排気をするエアーチューブと、こ
    のエアーチューブを介して前記マッサージユニットにエ
    アーを供給するエアー供給手段とを備えたことを特徴と
    する椅子式エアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記エアーチューブの前記案内孔の長手方
    向と直交する方向の寸法を前記案内部材の前記案内孔の
    長手方向と直交する方向の寸法より小さく設定したこと
    を特徴とする請求項1記載の椅子式エアーマッサージ
    機。
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