JPH0852183A - 椅子式エアーマッサージ機 - Google Patents

椅子式エアーマッサージ機

Info

Publication number
JPH0852183A
JPH0852183A JP19302794A JP19302794A JPH0852183A JP H0852183 A JPH0852183 A JP H0852183A JP 19302794 A JP19302794 A JP 19302794A JP 19302794 A JP19302794 A JP 19302794A JP H0852183 A JPH0852183 A JP H0852183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed air
bag
leg
bags
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19302794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3121727B2 (ja
Inventor
Yuji Honma
雄二 本間
Koichi Abe
功一 阿部
Mikio Mochida
美喜雄 持田
Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
Shoji Hoshino
彰司 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16300959&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0852183(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP06193027A priority Critical patent/JP3121727B2/ja
Publication of JPH0852183A publication Critical patent/JPH0852183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121727B2 publication Critical patent/JP3121727B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、椅子式エアーマッサージ機における
脚部のマッサージ効果を向上させることを目的とする。 【構成】椅子の座部2、背もたれ部3、座部の前部に設
けた脚載置部12に圧搾空気の給排気に伴って膨縮する
複数の袋体4〜16bを配設し、この袋体に圧搾空気を
供給してマッサージを行う椅子式エアーマッサージ機に
おいて、前記座部に配設した袋体4および5への圧搾空
気の給排気に同期して脚載置部部12に配設した袋体1
5aないし16bに圧搾空気の給排気を行うことにより
脚部の筋肉をストレッチしつつマッサージを行うように
した椅子式エアーマッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、椅子式エアーマッサ
ージ機に関し、特に脚部、腿部等のマッサージ効果を向
上させるもの関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子の座部および背もたれ部の身
体を支持する部位に気密性を有するとともに膨縮可能な
複数の袋体を配置し、これら各袋体に所定の順序で圧搾
空気を供給することにより身体を押圧してマッサージを
する椅子式エアーマッサージ機は広く知られている。し
かし、この種従来の椅子式エアーマッサージ機において
は、マッサージをしようとする場合は座部に腰掛けると
ともに背中を前記背もたれ部に当て、そして各袋体にエ
アーつまり圧搾空気の給排気に伴う各袋体の膨縮により
身体の被施療部を押圧してマッサージを行うものであ
る。そして、マッサージ中は身体は何等椅子等に固定さ
れていないために、身体は袋体の膨縮にしたがって移動
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ものにおいては、マッサージ中は身体は自由状態となっ
ているため、圧搾空気の給排気に伴う座部の袋体の膨縮
にしたがって身体も上下動することになり、腿部を含む
脚部、尻部の筋肉をストレッチしつつマッサージをする
ことができず、より効果的なマッサージをするという面
では満足のいくものではなという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明上記従来の問題
を解決するものであり、座部とこの座部の後部に所定の
傾斜角度をもって設けられた背もたれ部とを有する椅子
本体と、前記座部の前部に設けられた脚載置部と、前記
座部、背もたれ部および脚載置部のそれぞれに配設され
た気密性を有するとともに軟質材からなり圧搾空気の給
排気に伴って膨縮する複数の袋体と、圧搾空気を供給す
る圧搾空気供給手段と、この圧搾空気供給手段からの圧
搾空気を給排気管を介して前記座部および背もたれ部に
配設された各袋体に分配して供給する分配手段と、少な
くとも前記座部に配設された袋体への圧搾空気の給排気
動作に同期させて前記脚載置部に配設した袋体への給排
気を行う動作モードを含む複数の動作モードを入力する
入力手段と、この入力手段から前記動作モードの中から
所望の動作モードが入力されたときこの動作モードに応
じて前記袋体への給排気を行うように前記各手段を制御
する制御手段とを備えた椅子式エアーマッサージ機とし
た。
【0005】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、座部
に配設された袋体への圧搾空気の給排気動作に同期させ
て脚載置部に配設した袋体への給排気を行う動作モード
を選択したときは、座部に設けられた袋体に圧搾空気が
供給されるときには脚載置部に設けられた袋体にも同期
して圧搾空気が供給されるため、座部の袋体が膨脹して
身体が上方に持ち上げられるときは脚部は膨脹した袋体
によって締め付けられて押さえられているので腿部およ
び尻部の筋肉は引き伸ばされることになり、ストレッチ
されつつマッサージがされる。
【0006】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図1ないし図4
に基づいて説明する。
【0007】図1において、1は椅子本体で、この椅子
本体1は支持脚1aが設けられた板状の支持枠1bの上
方にほぼ水平に設けられた座部2、この座部2の後側に
配置され前記座部2に対して所定の角度傾斜して設けら
れた背もたれ部3とから構成されている。また、前記座
部2の両側には肘掛部2aが設けられる。
【0008】そして、前記座部2にはその前側および後
部にそれぞれ気密性を有するとともに軟質材料からなり
エアーつまり圧搾空気の給排気に伴って膨縮する細長で
かつ偏平状に形成され、腿部のマッサージするための腿
用袋体4および尻部のマッサージをするための尻用袋体
5が設けられている。そして、前記腿用袋体4および尻
用袋体5はそれぞれその長手方向を座部2の横方向(図
1において左右方向)に向けて配設されている。
【0009】また、前記背もたれ部3には座部2側に腰
部をマッサージするための腰用袋体6a、6bが配設さ
れ、この腰用袋体6a、6bの上方に位置して背中部を
マッサージする背中用袋体7a、7bが配設され、さら
にこの袋体7a、7bの配設位置の上部に位置して首部
および肩部をマッサージする首肩用袋体8a、8bが配
設されている。そして、前記袋体6a、6b、袋体7
a、7bおよび袋体8a、8bは腿用袋体4および尻用
袋体5と同様の材質からなる細長かつ偏平状に形成され
その長手方向を背もたれ部3の横方向(図1において左
右方向)に一致させて配設されている。また、前記背も
たれ部3の中央部には前記各袋体4ないし8bと同様な
材質からなる細長かつ偏平状に形成された背筋用袋体9
がその長手方向を背もたれ部3の縦方向(図1において
上下方向)に一致させて配設され、身体の後背部を背も
たれ部に当てて前記座部2に腰掛けたときこの背筋用袋
体9は背筋全体に対応するようになっており、背筋全体
を押圧しマッサージするよう機能するように配設されて
いる。なお、11は前記肘掛部2aの下側に設けられた
後述する入力手段としてのリモコン装置31を収納する
収納部である。
【0010】つぎに、前記座部2の前部に設けられた脚
載置部12について説明する。この脚載置部12は椅子
本体1の両肘掛部側2aの下方に位置して設けられてい
る支持枠1bに取り付けられた枢軸14に回動自在に取
り付けられ、この枢軸14を回転中心として回動させ、
図示しないが例えばラチエット機構等からなる位置決め
手段により複数の傾斜角度に位置決めできるようになっ
ており、例えば図2に示すように座部2から若干前方下
側に傾斜した状態にして前方に突出させて位置決めしこ
の位置で固定して、座部2に腰掛けたとき脚をその上に
載置できるようになっている。なお、図1は脚載置部1
2を椅子本体1の下部に収納した状態である。
【0011】そして、前記脚載置部12の両側には側壁
12a、12bが設けられてており、この両側壁12
a、12bの中間部には中間壁12cが設けられてい
る。そして、前記側壁12aと中間壁12cおよび側壁
12bと中間壁12cとの間にはこれら各側壁12a〜
12cにより略U字状の溝12d、12eが形成され、
この溝12d、12eは脚のふくらはぎの部分を支持す
るようになっている。
【0012】前記側壁12aと中間壁12cの互いに対
向する側壁および側壁12bと中間壁12cの互いに対
向する側壁には、それぞれ前記溝12d、12eに載せ
られた脚のふくらはぎの部分をマッサージするための上
記した各袋体と同様の材質からなる脚用袋体15a、1
5bおよび16a、16bが配設されている。そして、
これら脚用袋体15a、15bおよび16a、16b
は、圧搾空気が供給され膨脹したとき脚部のふくらはぎ
部分を両側から包み込むような大きさとした偏平形状に
形成されている。
【0013】前記各袋体4ないし9はあらかじめ配置位
置が決められた図示しない内袋に収納しこの内袋を前記
椅子本体1の座部2と背もたれ部3に配置し、この内袋
は布カバー10で覆われ内袋および各袋体4ないし9は
外部からは見えないようになっている。また、前記脚用
袋体15aないし16bも図示しない内袋に収納され、
この内袋を前記両側壁12a、12b、中間壁12cに
配置し、この内袋は布カバー10aで覆っている。な
お、前記各袋体4ないし16bの座部2、背もたれ部、
側壁12a、12bおよび中間壁12cへの取り付け
は、内袋を用いることなく直接ファスナーあるいはホッ
ク等により取り付けその上を布カバーで覆うようにして
もよい。
【0014】そして、前記各袋体4ないし16bには図
1、図2においてはいずれも図示していないが、圧搾空
気を給排気するための給排気口が設けられており、この
給排気口には給排気管が接続されている。
【0015】また、前記椅子本体1の内部つまり前記支
持枠1bと座部2によって囲まれた空間部つまり座部2
の下側には、図1、図2においてはいずれも図示してい
ないが圧搾空気を供給する例えばエアーコンプレッサー
等からなる圧搾空気供給手段、この圧搾空気供給手段か
ら供給される圧搾空気を前記給排気管を介して前記各袋
体4ないし9に供給する分配器、前記脚用袋体15aな
いし16bに圧搾空気を供給する弁手段としての電磁
弁、前記袋体4ないし9におよび脚用袋体15aないし
16bに所定の順序で圧搾空気を供給するように前記分
配器および電磁弁を制御する制御装置が設けられてい
る。
【0016】つぎに、圧搾空気手段から各袋体への圧搾
空気の給排気の構成を図3に示すブロック図に基づいて
説明する。
【0017】図において17は圧搾空気供給手段として
のエアーコンプレッサーで、このエアーコンプレッサー
17には供給管18を介してフィルタータンク19が接
続されている。このフィルタータンク19はエアーコン
プレッサー17から供給される脈動した圧搾空気流を平
滑するよう機能するものである。前記フィルタータンク
19には供給管20が接続されており、この供給管20
は2本の供給管20aと20bに分岐され、一方の供給
管20aは分配手段としての分配切換器21に接続さ
れ、他方の供給管20bは弁手段としての電磁弁22に
接続されている。なお、前記分配切換器21には、この
種エアー式マッサージ機に用いられている周知のモータ
ーによって駆動されるロータリー弁から構成されてい
る。
【0018】そして、前記分配切換器21には給排気管
23、24、25、26、27および28が接続されて
いる。前記給排気管23は前記腿用袋体4に、給排気管
24は尻用袋体5に、給排気管25はさらに分岐されて
腰用袋体6a、6bに、給排気管26は背筋用袋体9
に、給排気管27は分岐されて背中用袋体7a、7bに
そして、給排気管28は首肩用袋体8a、8bにそれぞ
れ接続されている。
【0019】また、前記電磁弁22からは給排気管29
が導出され、この給排気管29は給排気管29a、29
bに分岐され、一方の給排気管29aはさらに分岐され
前記脚用袋体15a、15bに、そして、他方の給排気
管29bは同様に分岐され脚用袋体16a、16bにそ
れぞれ接続されてる。
【0020】つぎに、30は制御手段としの制御装置で
あり、この制御装置30は図示しないが中央演算処理装
置(CPU)、リードオンリーメモリー(ROM)、ラ
ンダムアクセスメモリー(RAM)等からなる周知の制
御装置からなっている。この制御装置30は各種の動作
モードにしたがって前記エアーコンプレッサー17、分
配切換器21および電磁弁22の動作を制御し、前記各
袋体4ないし16bへの圧搾空気の給排気を制御するも
のである。
【0021】そして、この実施例における前記各種動作
モードとしては、全身マッサージコース、上半身マッサ
ージコースおよび下半身マッサージコースのコース別動
作モードと、首肩、背中、背筋、腰、尻、腿、および脚
の各部分を単独にマッサージをするポイントマッサージ
動作モードおよび前記コース別動作モードおよび脚を除
くポイントマッサージ動作モードのいずれかと組み合わ
せて脚のマッサージを同時に行う脚同時モードとが用意
されている。
【0022】前記各種動作モードは、図4に示す入力手
段としてのリモートコントロール装置31によって入力
される。このリモートコントロール装置31には電源ス
イッチ釦32、前記コース別動作モードを選択する全身
マッサージコース用スイッチ33a、上半身マッサージ
コース用スイッチ33bおよび下半身マッサージコース
用スイッチ33c、ポイントマッサージ動作モードの中
から首肩用、背中用、背筋用、腰用、尻用、腿用、およ
び脚用をそれぞれ選択するスイッチ34a、34b、3
4c、34d、34e、34fおよび34gが設けら
れ、さらに前記脚同時モードを選択するスイッチ35が
設けられている。
【0023】そして、リモートコントロール装置31に
所望の動作モードが前記各スイッチの操作によって入力
されると、その動作モードを指示する信号が前記制御装
置30に送信され、制御装置30はこの動作モードを実
行するよう前記エアーコンプレッサー17、分配切換器
21あるいは電磁弁22を制御し前記各袋体4ないし1
6bに圧搾空気を給排気し、前記各袋体4ないし16b
を膨縮させるものである。
【0024】つぎに、脚同時モードと前記他の動作モー
ドつまり前記座部2に配設された腿用袋体4と尻用袋体
5に圧搾空気が給排気される内容を含む動作モードとが
同時に選択されたときの制御について説明する。
【0025】まず、脚同時モードが選択されるときは、
前記制御装置30は前記電磁弁22を動作させてエアー
コンプレッサー17からの圧搾空気をフィルタータンク
19供給管20、給排気管29を介して脚用袋体15a
ないし16bに給排気しこれら脚用袋体15aないし1
6bを膨縮させる。また、前記腿用袋体4および尻用袋
体5に圧搾空気を給排気する内容を含む前記他の動作モ
ードが選択されたときは、そのモードにより定められた
順序にしたがって、腿用袋体4、尻用袋体5および腰用
袋体6a、6b、背中用袋体7a、7b等の袋体への圧
搾空気の給排気がなされこれら袋体は膨縮する。
【0026】そして、脚同時モードと前記腿用袋体4お
よび尻用袋体5に給排気がされる内容を含む動作モード
が同時に実行されるように選択されたときは、上記各動
作モードにおける腿用袋体4および尻用袋体5への圧搾
空気の給排気のタイミングと前記脚用袋体15aないし
16bへの圧搾空気の給排気のタイミングとは同期する
ように、前記分配切換器21と電磁弁22とが制御装置
30によって制御されるようになっている。つまり、制
御装置30は腿用袋体4および尻用袋体5への圧搾空気
の供給と前記脚用袋体15aないし16bへの圧搾空気
の供給とを同期させて同時に開始するように、そしてま
た排気も同期させ同時に行うように前記分配切換器21
と電磁弁22の制御をするようになっている。なお、選
択されたモード中に給排気を不要とする袋体があるとき
は、これら袋体には給排気を行わないように前記分配切
換器21は制御されるようになっている。
【0027】この様に腿用袋体4および尻用袋体5への
圧搾空気の供給と前記脚用袋体15aないし16bへの
圧搾空気の供給が同時になされることにより、腿用袋体
4および尻用袋体5が膨脹し腿部あるいは尻部を押圧し
ながら身体を上方に押し上げるが、このとき脚用袋体1
5aないし16bも同時に膨脹し脚用袋体15aないし
16bの間に位置する脚部は膨脹した脚用袋体15aな
いし16bによって両側から包み込まれるようにして挾
持され押さえられるために腿部あるいは尻部の上方への
押上げに伴って脚部ないし腿分等の筋肉は引き伸ばさ
れ、つまりストレッチされるので効果的な筋肉疲労の解
消が図れるのである。
【0028】そして、脚同時モードと他の動作モードと
が同時に選択されたときは、脚のマッサージとともにこ
の他の動作モードに含まれている例えば背中、背筋等の
マッサージも同時になされる。そして、所望の動作モー
ドと脚同時モードを選択することによりいろいろなバリ
エーションのマッサージを行うことができる。
【0029】つぎに、上記の椅子式エアーマッサージ機
の動作について説明する。まず、椅子本体1の座部2に
腰掛け前記リモートコントロール装置31により所望の
動作モードをスイッチ33ないし35の操作により入力
する、この動作モードを指示する信号が制御装置30に
よって受信され、制御装置30の制御によりこの動作モ
ードが実行される。そして、前記脚同時モードと腿用袋
体4および尻用袋体5に給排気がされる内容を含む動作
モードが同時に実行されるように選択されたときは、上
記各動作モードにおける腿用袋体4および尻用袋体5へ
の圧搾空気の給排気のタイミングと前記脚用袋体15a
ないし16bへの圧搾空気の給排気のタイミングとは同
期するように、前記分配切換器21と電磁弁22とが制
御装置30によって制御され、腿用袋体4および尻用袋
体5への圧搾空気の供給と前記脚用袋体15aないし1
6bへの圧搾空気の給排気が同時になされる。そして、
脚用袋体15aないし16bの膨脹によりこれら脚用袋
体15aないし16bの間に位置する脚部は挾持され押
さえられた状態で腿部あるいは尻部は上方への押上げら
れるため、この押上にともなって脚部、腿部および腿部
等の筋肉は引き伸ばされ、つまりストレッチされつつマ
ッサージされるので効果的な筋肉疲労の解消を図ること
ができる。
【0030】また、脚同時モードを選択しないで他の動
作モードを選択したときは、その選択された動作モード
が前記制御装置30によって実行され、その動作モード
にしたがったマッサージがなされることになる。
【0031】なお、腿用袋体4と尻用袋体5への給排気
は同時としてもよく時間的にずらしてもよいが、腿用袋
体4と尻用袋体5のいずれか一方の袋体への給排気と脚
用袋体15aないし16bへの給排気とを同期させるよ
うにすれば脚部の筋肉のストレッチを行いつつマッサー
ジをなすことができるものである。
【0032】また、上記実施例では腿用袋体4と尻用袋
体5への圧搾空気の供給と脚用袋体15aないし16b
への供給を同時に開始するように同期させたが、これ
は、具体的設計に際しては、腿用袋体4および尻用袋体
5と脚用袋体15aないし16bへの単位時間当たりの
圧搾空気の供給量を変える必要がある場合、あるいは腿
用袋体4および尻用袋体5と脚用袋体15aないし16
bの内容積を異なるせる必要がある場合等が生じること
が予想されるが、このような場合は、腿用袋体4および
尻用袋体5の膨脹による身体つまり腿部あるいは尻部の
上方への押上げに伴って脚部あるいは腿部の筋肉を引き
伸ばすために、脚部を脚用袋体15aないし16bによ
って押さえられるタイミングでこれら脚用袋体15aな
いし16bに圧搾空気を供給し排気できるように同期さ
せればよいもので必ずしも供給の開始を同時にすること
を要しないものである。
【0033】また、上記実施例では、脚載置部12に略
U字状の溝12d、12eを形成して、この溝12d、
12eで脚のふくらはぎ部を支持するようにして、両側
壁12a、12bおよび中間壁12cに脚用袋体15a
ないし16bを設ける構成としたが、前記溝12d、1
2eを設けることなく、脚部(ふくらはぎ部分)を押圧
するように配置位置を位置決めした内袋に脚用袋体を収
納し、この内袋を脚載置部に取り付け、脚用袋体の位置
に脚部(ふくらはぎ部分)を載せた後、布等からなる帯
状の固定バンドで脚を固定するようにして、脚用袋体に
圧搾空気を給排気するようにし、脚部のマッサージとス
トレッチのための脚部の固定をするようにしてもよい。
【0034】なお、上記実施例では、入力手段としてリ
モートコントロール装置31を用いたが、この入力手段
は前記各モードスイッチを設けた操作パネルを椅子本体
1に設けてマニュアル操作によって各モードを入力する
ようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、座部に配設された袋体への圧搾空気の給排気動作に
同期させて脚載置部に配設した袋体への給排気を行う動
作モードを選択したときは、座部に設けられた袋体に圧
搾空気が供給されるときには脚載置部に設けられた袋体
にもこれと同期して圧搾空気が供給されるため、座部の
袋体が膨脹して身体が上方に持ち上げられるときは脚部
は膨脹した袋体によって締め付けられて押さえられてい
るので腿部および尻部の筋肉は引き伸ばされることにな
り、ストレッチされつつ同時にマッサージがなされると
いう効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す椅子式エアーマッサージ
機の斜視図。
【図2】上記実施例の脚載置部を突出させた状態を示す
斜視図。
【図3】上記実施例の圧搾空気の供給系統を示すブロッ
ク図。
【図4】上記実施例のリモートコントロールスイッチの
斜視図。
【符号の説明】
1 椅子本体 2 座部 3 背もたれ部 4 腿用袋体 5 尻用袋体 12 脚載置部 15a 脚用袋体 15b 脚用袋体 16a 脚用袋体 16b 脚用袋体 17 エアーコンプレッサー(圧搾空気供給手段) 21 分配切換器(分配手段) 22 電磁弁(弁手段) 30 制御手段(制御手段) 31 リモートコントロール装置(入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気株 式会社秦野工場内 (72)発明者 星野 彰司 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気株 式会社秦野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部とこの座部の後部に所定の傾斜角度を
    もって設けられた背もたれ部とを有する椅子本体と、前
    記座部の前部に設けられた脚載置部と、前記座部、背も
    たれ部および脚載置部のそれぞれに配設された気密性を
    有するとともに軟質材からなり圧搾空気の給排気に伴っ
    て膨縮する複数の袋体と、圧搾空気を供給する圧搾空気
    供給手段と、この圧搾空気供給手段からの圧搾空気を給
    排気管を介して前記座部および背もたれ部に配設された
    各袋体に分配して供給する分配手段と、少なくとも前記
    座部に配設された袋体への圧搾空気の給排気動作に同期
    させて前記脚載置部に配設した袋体への給排気を行う動
    作モードを含む複数の動作モードを入力する入力手段
    と、この入力手段から前記動作モードの中から所望の動
    作モードが入力されたときこの動作モードに応じて前記
    袋体への給排気を行うように前記各手段を制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする椅子式エアーマッサー
    ジ機。
JP06193027A 1994-08-17 1994-08-17 椅子式エアーマッサージ機 Expired - Lifetime JP3121727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06193027A JP3121727B2 (ja) 1994-08-17 1994-08-17 椅子式エアーマッサージ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06193027A JP3121727B2 (ja) 1994-08-17 1994-08-17 椅子式エアーマッサージ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0852183A true JPH0852183A (ja) 1996-02-27
JP3121727B2 JP3121727B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=16300959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06193027A Expired - Lifetime JP3121727B2 (ja) 1994-08-17 1994-08-17 椅子式エアーマッサージ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121727B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11169416A (ja) * 1997-12-15 1999-06-29 Toshiba Tec Corp エアーマッサージ機
JP2004113832A (ja) * 2004-01-26 2004-04-15 Family Kk 椅子型マッサージ機
JP2005058659A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Fuji Iryoki:Kk マッサージ機
JP2005270495A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Toshiba Tec Corp マッサージ装置
US7241271B2 (en) 2004-03-26 2007-07-10 Matsushita Electric Works, Ltd. Massage machine
JP2007260173A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JP2008012055A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Family Co Ltd 椅子型マッサージ機
US7931565B2 (en) 2006-03-28 2011-04-26 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Swing exercise machine

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11169416A (ja) * 1997-12-15 1999-06-29 Toshiba Tec Corp エアーマッサージ機
JP3686244B2 (ja) * 1997-12-15 2005-08-24 東芝テック株式会社 エアーマッサージ機
JP2005058659A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Fuji Iryoki:Kk マッサージ機
JP4629320B2 (ja) * 2003-08-20 2011-02-09 株式会社フジ医療器 マッサージ機
JP2004113832A (ja) * 2004-01-26 2004-04-15 Family Kk 椅子型マッサージ機
JP3590629B2 (ja) * 2004-01-26 2004-11-17 ファミリー株式会社 椅子型マッサージ機
JP2005270495A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Toshiba Tec Corp マッサージ装置
US7241271B2 (en) 2004-03-26 2007-07-10 Matsushita Electric Works, Ltd. Massage machine
JP2007260173A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
WO2007119516A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-25 Matsushita Electric Works, Ltd. マッサージ機
US7931565B2 (en) 2006-03-28 2011-04-26 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Swing exercise machine
JP2008012055A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Family Co Ltd 椅子型マッサージ機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3121727B2 (ja) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3012780B2 (ja) エアーマッサージ機
JP3519274B2 (ja) エアーマッサージ機
KR100366247B1 (ko) 의자식공기마사지기
JPH0852183A (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JP3828717B2 (ja) マッサージ機
JPH0910268A (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JP3691645B2 (ja) エアーマッサージ機
JP3912953B2 (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JP3686244B2 (ja) エアーマッサージ機
JP3611704B2 (ja) エアマッサージ装置
JP3207072B2 (ja) エアーマッサージ機
JP2003116945A (ja) マッサージ機
JPH11290408A (ja) エア式マッサージ機の制御方法及びエア式マッサージ機
JPH10216188A (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JPH0970419A (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JP3012774B2 (ja) エアーマッサージ機
JP3635034B2 (ja) エアーマッサージ機
JP2002209962A (ja) 椅子式マッサージ装置
JPH08280766A (ja) エアーマッサージ機
JP3718047B2 (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JPH08257084A (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JPH08252288A (ja) エアーマッサージ機
JP3297244B2 (ja) 椅子式エアーマッサージ機
JP2000051300A (ja) ストレッチエアマッサージ機
JP3121726B2 (ja) 椅子式エアーマッサージ機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001003

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081020

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081020

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081020

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term