JP2003265564A - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

椅子式マッサージ機

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JP2003265564A
JP2003265564A JP2002073002A JP2002073002A JP2003265564A JP 2003265564 A JP2003265564 A JP 2003265564A JP 2002073002 A JP2002073002 A JP 2002073002A JP 2002073002 A JP2002073002 A JP 2002073002A JP 2003265564 A JP2003265564 A JP 2003265564A
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JP
Japan
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shoulder
air bag
massage
backrest
chair
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Pending
Application number
JP2002073002A
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English (en)
Inventor
Takeshi Terada
寺田  健
Shinichiro Mano
真一郎 真野
Yuji Suzuki
鈴木  勇二
Hiroki Ogawa
洋記 小川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座部上を着座者が前にずれ動くことを抑制し
つつ適正なマッサージを継続できる椅子式マッサージ機
を得ることにある。 【解決手段】 椅子本体2の背もたれ4に、椅子本体2
に座った着座者の肩部を斜め前下向きに押圧してマッサ
ージする肩用マッサージ子29が設けられた椅子式マッ
サージ機1を前提とする。椅子本体2の座部3に着座者
の腿部に対応して膨縮可能な人体保持用エアーバッグ1
4を設ける。このエアーバッグ14は、肩用マッサージ
子29により人体肩部がマッサージされる時に上向きに
膨張した状態を保持する。この膨張したエアーバッグ1
4のストッパ作用で、マッサージされている着座者が座
部3上を前へ押し動かされないようにしたことを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背もたれに人体上
半身の例えば肩部等を押圧してマッサージするマッサー
ジ子が取付けられた椅子式マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】椅子式マッサージ機の中には、人体肩部
をマッサージする肩部マッサージ装置を背もたれに設け
て、この肩部マッサージ装置を人体肩部に斜め後上方か
ら覆い被さるように配置させた状態で、この装置のマッ
サージ子を用いて人体肩部を押圧してマッサージするも
のがある。
【0003】この肩部マッサージ装置によるマッサージ
では、椅子本体に座った着座者が、マッサージ子によっ
て下方に押圧される。そのため、背もたれがある程度後
傾している状態では、着座者に作用する前方への押出し
作用が大きくなる。
【0004】このため、椅子本体の表カバーが例えばレ
ザー等の表面が滑らかな材料で形成されている上に、例
えば着座者の被服も滑り易い素材で作られている場合等
においては、マッサージに伴って着座者が座部上を滑っ
て前にずれ動く可能性が高まる。そして、着座者が前に
ずれ動くと、肩用マッサージ装置をはじめとして背もた
れに組み込まれた各種マッサージ子との位置関係が変わ
るので、マッサージが弱くなる等適正なマッサージが行
なえなくなることがある。
【0005】このようなことは次の場合でも同様であ
る。つまり、背もたれに人体腰部をマッサージするマッ
サージ子としてエアーバッグが設けられ、同様に背もた
れに人体背筋部をマッサージするマッサージ子としてエ
アーバッグが設けられている場合も、これらエアーバッ
グの膨張に伴い、人体上半身は前へ押される。そのた
め、椅子本体の表面等が滑り易い場合、着座者が座部上
を前にずれ動くことによって背もたれと人体上半身との
距離が開いてマッサージが弱くなることがある。又、電
動モータの動力により動作されるアームの先端部にロー
ラを取付けて形成されるマッサージ子を、前記エアーバ
ッグに代えて用いることでマッサージを行なう、いわゆ
る機械式の椅子式マッサージ機においても、以上の事情
は同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、座部上を着座者が前にずれ動くことを抑制
しつつ適正なマッサージを継続できる椅子式マッサージ
機を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、椅子本体の背もたれに、椅子本体に座っ
た着座者の上半身(例えば肩部)を押圧してマッサージ
するマッサージ子が設けられた椅子式マッサージ機にお
いて、マッサージをする時に膨張状態を保持する膨縮可
能な人体保持用エアーバッグを、着座者の腿部に対応し
て座部に設けている。
【0008】本発明では、背もたれのマッサージ子で例
えば人体肩部等を押圧してマッサージする時に、座部の
人体保持用エアーバッグは膨張状態を保持する。そのた
め、マッサージ子で着座者が座部上を前へ押し動かされ
ることを、膨張保持された人体保持用エアーバッグによ
り抑制できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の一実施形態を説明する。
【0010】図1〜図3中符号1は椅子式のマッサージ
機を示しており、その椅子本体2は、座部3と、この座
部3の後側に配置された背もたれ4と、後部支柱5aを
有して肘掛を兼ねる左右のフレーム5とを備えている。
図3等に示すように一対のフレーム5は、前部横架材
6、後部横架材7、及び複数の底部横架材8を介して連
結されている。これら各横架材6〜8と両フレーム5と
はフレーム体を形成する。
【0011】図3に示すように座部3は、前記フレーム
体に支持された座部フレーム3aと、このフレーム3a
上に取付けられた座部クッション3bとを備え、座部ク
ッション3bの表面は柔軟性を有したレザー等からなる
図示しない表カバーで覆われている。
【0012】座部3には人体保持用エアーバッグ14が
設けられ、このエアーバッグ14は前記表カバーで覆わ
れている。エアーバッグ14の後縁部は非膨張部からな
る取付け縁部をなしており、この部分を座部クッション
3bの前部上面に接着剤や固定具(図示しない)等を用
いて止められている。それによって、図3に示すように
椅子本体2に座った使用者(着座者)の腿部に対応する
座部3の前部にエアーバッグ14が配置されている。こ
のエアーバッグ14は座部3の幅方向に延びていて、着
座姿勢に拘らず腿下位置に対応できるようになっている
が、一対のエアーバッグ14を座部3の幅方向に並べて
設けてもよい。
【0013】前記のようにエアーバッグ14の背もたれ
側後縁部を固定し、それ以外を固定しないで座部3にエ
アーバッグ14を配置した構成は、エアーバッグ14が
背もたれ4側に寄りながら上方に膨張するので、背もた
れ4に寄せる力を着座者に与えつつ着座者の腿部をエア
ーバッグ14で押上げることができる点で好ましい。座
部3の表カバーは、エアーバッグ14の膨張動作に追従
して容易に変形できる自由度を有している。
【0014】本発明において、エアーバッグ14は、給
排気されるエアーバッグ本体と、この本体を収めた収容
袋とで形成し、この収容袋の後縁部を取付け縁部として
用いる構成であってもよい。本発明において、エアーバ
ッグ14は座部3の表カバーの上に重ねて設けられてい
てもよく、更に、エアーバッグ14はその後縁部以外の
縁部を固定して座部3の前部に配置されていてもよい。
【0015】背もたれ4は、背部フレーム4aの前面に
比較的硬質な背部ベースクッション4bを取付けるとと
もに、図3及び図5に示すように前面を薄手で柔軟性を
有した表部クッション4cで覆い、更に前から柔軟性を
有したレザー等からなる表カバー4dで覆われている。
【0016】背もたれ4はリクライニングできるように
設けられている。そのために、図3に示すように座部フ
レーム3aから斜め上後方に向けて突設された背もたれ
支持部3cに、背部フレーム4aの下部に前向きに突設
された連結部4eを枢軸9により連結している。枢軸9
の下方に配置されたガススプリング10の前端を座部フ
レーム3aに枢軸11を介して連結し、ガススプリング
10の後端を背部フレーム4aの下端に枢軸12を介し
て連結している。
【0017】ガススプリング10は図示しないスプリン
グクラッチを有している。このクラッチによって、ガス
スプリング10を所望の伸縮長さに保持でき、それに応
じたリクライニング角度に背もたれ4が保持される。ス
プリングクラッチは、通常、巻締め状態(言い換えれ
ば、クラッチを入れた状態)を維持し、電磁ソレノイド
等により動かされるリクライニング用のアクチュエータ
13(図8参照)を介して巻緩み状態(言い換えれば、
クラッチを解放した状態)となる。巻締め状態ではガス
スプリング10が所望の伸縮長さに保持され、巻緩み状
態ではガススプリング10を伸縮できる。
【0018】そのため、後述の遠隔操作でアクチュエー
タ13を介してガススプリング10を巻緩み状態としつ
つ背もたれ4に体重を掛けることにより、ガススプリン
グ10を縮めながら背もたれ4を図3中時計まわりに枢
軸9を中心に回動させて倒すことができる。この逆に、
前記巻緩み状態で背もたれ4から背中を離すことにより
ガススプリング10が伸びるので、背もたれ4を図3中
反時計まわりに枢軸9を中心に回動させて起こすことが
できる。このような背もたれ4の起倒後に、遠隔操作で
アクチュエータ13を介してガススプリング10を巻締
め状態とすることにより、背もたれ4を所望のリクライ
ニング角度に保持できる。
【0019】図1〜図3等に示すように背もたれ4の上
部には、肩部マッサージ装置15が取付けられている。
背もたれ4の下部には一対の腰部マッサージ装置16が
取付けられ、更に、背もたれ4の幅方向中央部には前記
両装置15、16間に位置して背筋部用マッサージ子例
えばエアーバッグ17が配置されている。
【0020】椅子本体2に着座した人体の肩部ないしは
首肩部をマッサージする肩部マッサージ装置15は、背
部フレーム4aの上部に固定された装置フレーム21
に、マッサージユニット22を例えば高さ位置が調整で
きないように移動不能に設けている。図4及び図5に示
すようにマッサージユニット22は、ユニットベース2
4と、肩マッサージ部25と、このマッサージ部25の
位置を着座者の厚み方向に変更させるための前後位置調
整体26とを備えている。
【0021】平板で形成されたユニットベース24は、
背部フレーム4aの上端部に両側に夫々固定されたベー
ス支持板4fに連結され両端支持されている。肩マッサ
ージ部25は、ユニットベース24の前方に配置された
マッサージ体支持板例えば横長形状の回動板28と、こ
の板28の表面に椅子本体2の幅方向に並べて取付けら
れた一対の肩用マッサージ子29とを有している。
【0022】図6に示すようにマッサージ子29は、エ
アーバッグ31と、押圧部材32とを組合わせて形成さ
れている。詳しくは、エアーバッグ31は、容易に膨縮
変形ができる低硬度の合成樹脂材料、具体的にはポリエ
チレン樹脂のブロー成形品である。給排気により膨縮す
るエアーバッグ31は、略四角形状であって、その一側
縁に、一対の取付け部33及びこれらの間に配置された
給排気口34が一体に突設されている。
【0023】このエアーバッグ31の互いに平行な二つ
の縁の長手方向中央には夫々係止凸部35が一体に突設
されている。互いに逆向きに突出する係止凸部35は、
根元よりも先端の頭部が広がった形状、例えばT字形状
をなしている。取付け部33及び係止凸部35は、いず
れも非膨張部であって、容易に変形しないように膨縮す
る袋部分よりも肉厚を厚くして形成されている。
【0024】押圧部材32は、エアーバッグ31よりも
高硬度の材料、例えば硬質合成樹脂、具体的にはポリプ
ロピレン樹脂の一体成形品である。押圧部材32は、中
空略半球状の硬質押圧凸部36の径方向両側に夫々取付
け腕37を一体に延出して形成されている。取付け腕3
7の先端部は、エアーバッグ31の係止凸部35を有し
た縁を覆うL字形状に曲がった取付け端部37aをなし
ている。取付け腕37の夫々には、その取付け端部37
aと押圧凸部36との間に位置して、薄肉なセルフヒン
ジからなる可撓変形部38が設けられている。そのた
め、硬質な押圧部材32は、その2箇所の可撓変形部3
8を中心に自在に曲がって変形できる。
【0025】両取付け腕37の取付け端部37aには、
L字状に曲った係止孔39が形成されている。係止孔3
9の幅は、係止凸部35の根元の幅より大きく、かつ、
係止凸部35の頭部の幅より小さい。さらに、係止孔3
9の対角線長さは係止凸部35の頭部の幅より大きい。
そのため、エアーバッグ31の係止凸部35を捩りなが
ら係止孔39に通すことにより、図6(A)に示すよう
に係止孔39に係止凸部35を引掛けて、エアーバッグ
31の表面に押圧部材32を重ねて取付けることができ
る。このように接着剤を用いることなくマッサージ子2
9を組立てることができ、組立て状態では押圧部材32
の押圧凸部36はエアーバッグ31の略中央部に配置さ
れている。
【0026】図4に示すように前記構成の一対のマッサ
ージ子29は、互いに寄せてかつ重ね合わされた取付け
部33を通って回動板28にねじ込まれたねじ等の取付
け具40によって、回動板28の前面に片持ちの状態に
固定されている。回動板28は、マッサージ子29のエ
アーバッグ31がその背部に向けて膨張することを妨げ
る壁として機能する。
【0027】図4及び図5に示すように回動板28の下
側部は一対のヒンジ23を介してユニットベース24に
取付けられ、肩マッサージ部25は、両ヒンジ23が有
するヒンジ軸を支点として上下方向に回動可能である。
ヒンジ23にはコイル状のばね23a(図4参照)が取
付けられている。このばね23aによって、回動板28
はその自由端側がユニットベース24に近づけられる方
向に付勢されている。
【0028】前後位置調整体26は例えば給排気により
膨縮するエアーバッグで形成されている。この調整体2
6はユニットベース24と回動板28との間に配置され
て、その例えば下側部がユニットベース24に固定され
ている。このように配置された前後位置調整体26に
は、ばね23aの付勢力で回動板28の裏面が押し付け
られている。ユニットベース24は前後位置調整体26
がその背部に向けて膨張することを妨げる壁として機能
する。したがって、肩マッサージ部25は、前後位置調
整体26が膨張されるに伴ってヒンジ23を支点に前傾
し、前後位置調整体26が収縮されるに伴って起立する
ようにばね23aの力で押し戻される。
【0029】なお、本実施形態において、前後位置調整
体26には、蛇腹状をなす伸縮自在なエアーバッグを使
用できる他、エアーバッグに代えて電動モータ及びこれ
によって往復動されて、先端が回動板28に回動可能に
接続された連結部材などを有して形成され、ユニットベ
ースに搭載される前後位置調整体等を用いてもよい。
又、前記構成の肩部マッサージ装置15のマッサージ子
29は、人体肩部の所望部分を局所に限定して強く押圧
できる硬質な押圧凸部36を有しているが、このような
押圧凸部36を備えないマッサージ子、例えば給排気に
より膨縮するエアーバッグで形成されるマッサージ子を
使用してもよい。
【0030】前記一対の腰部マッサージ装置16の構成
は、図2に示すように背部ベースクッション4bの正面
に接着剤などで止められた支持板41と、この板41の
表面に椅子本体2の幅方向に並べて取付けられた一対の
腰部用マッサージ体例えばエアーバッグ42とを有して
いる。給排気により膨縮するエアーバッグ42は給気に
より半球状に膨張する。エアーバッグ42は、その外周
の一部に突設された取付け部43を通って支持板41に
ねじ込まれたねじ等の取付け具44によって、片持ちの
状態に支持板41に固定されている。この場合、一対の
エアーバッグ42は、その取付け部43を互いに寄せて
夫々の支持板41に取付けられている。
【0031】給排気により膨縮する背筋部エアーバッグ
17は縦長に形成されていて、その給排気口を有した固
定端部(図2では上端部)のみが、背部ベースクッショ
ン4bの正面に接着剤などで止められている。エアーバ
ッグ17の他端部は単に背部ベースクッション4bの正
面に重なっている自由端部である。このエアーバッグ1
7は、その自由端部側が固定端部に寄るように膨張す
る。なお、表部クッション4c及び表カバー4dは、マ
ッサージユニット22の上下動及び前傾動作、並びにエ
アーバッグ17、42の膨張動作に追従して容易に変形
できる自由度を有している。
【0032】座部3の下側には駆動装置50が配置され
ている。この装置50は、図8に示すように制御装置5
1と、例えば電磁駆動によりダイアフラムを動かしてポ
ンプ動作をするエアーポンプ52と、このポンプ52の
吐出し口にエアーチューブ53を介して接続されたロー
タリー弁等のエアー分配装置54と、エアーチューブ5
3から分岐された第1、第2の分岐チューブ53a、5
3bに個別に接続された電磁弁55、56とを備えてい
る。
【0033】エアー分配装置54が有する第1の分配口
にはエアーチューブ57の一端が接続され、このチュー
ブ57の他端は図2に示した三叉状の給排気口体58の
一端部に接続されている。給排気口体58が有した他の
二つの端部は夫々腰部用のエアーバッグ42に連通され
ている。エアー分配装置54が有する第2の分配口はエ
アーチューブ59を介して背中部用エアーバッグ17に
連通されている。エアー分配装置54が有する第3の分
配口にはエアーチューブ60の一端が接続され、このチ
ューブ60の他端は図示しない三叉状の給排気口体の一
端部に接続されている。この図示しない給排気口体が有
した他の二つの端部は夫々マッサージ子29が有する一
対のエアーバッグ31の給排気口34に接続されてい
る。
【0034】エアー分配装置54をなすロータリー弁
は、図示しない排気口を有しており、一つの分配口への
送気を選択しているとき、他の分配口は排気口に連通さ
れるものである。このロータリー弁は、図示しないロー
タがステップモータで回転されるに従い各分配口を順番
に選択するようになっている。
【0035】電磁弁55にはエアーチューブ61を介し
て前後位置調整体26をなすエアーバッグが連通されて
いる。この電磁弁55は、排気ポートを有しており、給
気ポジションと、閉止ポジションと、排気ポジションと
を選択できる。電磁弁55は、吸気ポジションでは前後
位置調整体26をなすエアーバッグへの給気を許し、閉
止ポジションでは流路を閉じて前後位置調整体26用エ
アーバッグの膨張状態を保持し、排気ポジションでは前
後位置調整体26用エアーバッグから流出された空気を
排気ポートより外部に排出できる。このように電磁弁5
5は、前後位置調整体26の膨張保持要素として使用さ
れるため、前後位置調整体26及び電磁弁55は、着座
者の厚み方向に関して肩マッサージ部25の前後位置を
変更する前後位置調整手段を構成している。
【0036】電磁弁56にはエアーチューブ62を介し
て前記人体保持用エアーバッグ14が連通されている。
この電磁弁56は、排気ポートを有しており、給気ポジ
ションと、閉止ポジションと、排気ポジションとを選択
できる。電磁弁56は、吸気ポジションではエアーバッ
グ14への給気を許し、閉止ポジションでは流路を閉じ
てエアーバッグ14の膨張状態を保持し、排気ポジショ
ンではエアーバッグ14から流出された空気を排気ポー
トより外部に排出できる。このように電磁弁56は、人
体保持用エアーバッグ14の膨張保持要素として使用さ
れるため、エアーバッグ14及び電磁弁56は、着座者
を着座位置に保持する着座位置保持手段を構成してい
る。
【0037】制御装置51は、エアーポンプ52、エア
ー分配装置54、及び電磁弁55、56、並びにアクチ
ュエータ13を制御するもので、マイクロコンピュータ
等で形成されている。この制御装置51には、着座者に
より操作される操作部例えばリモートコントローラ70
(図1〜図3、図7参照)が接続され、このコントロー
ラ70により運転指令が与えられる。
【0038】図7に示すようにリモートコントローラ7
0は、一対の角度調整釦71a、71bと、ポイント釦
72と、コース釦73と、停止釦74と、一対のリクラ
イニング調整釦75a、75bと、保持釦76とを備え
ている。
【0039】一方の角度調整釦71aは肩マッサージ部
25を前傾させるために使用され、他方の角度調整釦7
1bは肩マッサージ部25を起立状態に戻すために使用
される。ポイント釦72は、肩部、背中部、又は腰部の
いずれかのマッサージを選択するために使用され、押圧
するごとに肩部、背中部、腰部のマッサージを順番に選
択できる。コース釦73は制御装置51のメモリに予め
組み込まれているマッサージプログラム等にしたがって
コース運転をするために使用される。停止釦74は、マ
ッサージ運転等を終了させる場合等に使用される。
【0040】リクライニング調整釦75a、75bは背
もたれ4のリクライニング角度調整用であって、一方の
調整釦75aは背もたれ4を後方に倒す時に使用され、
他方の調整釦75bは背もたれ4を起こす時に使用され
る。リクライニング調整釦75aが押された時、制御装
置51はアクチュエータ13を動作させるとともに、電
磁弁56を所定時間の間給気ポジションにした後に閉止
ポジションに切換えて、人体保持用エアーバッグ14を
膨張保持させる。
【0041】保持釦76はエアーバッグ14を膨張及び
収縮させるために使用される。この釦76が1度押圧さ
れると、制御装置51により、電磁弁56が所定時間の
間給気ポジションとなった後に閉止ポジションに切換え
られるので、エアーバッグ14が膨張保持される。この
後に保持釦76が再度押圧されると、制御装置51によ
り、電磁弁56が所定時間の間排気ポジションに切換え
られるので、エアーバッグ14からの排気を行われて、
このエアーバッグ14が収縮される。そして、このよう
な膨張及び収縮が保持釦76の押圧操作のたびに交互に
繰返されるようになっている。
【0042】前記構成のマッサージ機1を使用すると
き、着座者は、はじめにマッサージユニット22を人体
肩部に合わせる前後位置調整を行なうとともに、必要に
応じて人体保持用エアーバッグ14を膨張させる。
【0043】前後位置調整は、リモートコントローラ7
0の角度調整釦71a、71bを操作することで、肩マ
ッサージ部25を回動させて行なわれる。詳しくは、前
傾用の角度調整釦71aの押圧操作が継続している間
は、エアーポンプ52の運転が継続されるとともに、電
磁弁55が給気ポジションを維持する。そのため、前後
位置調整体26をなすエアーバッグへの給気が継続さ
れ、この給気は前傾用の角度調整釦71aの押圧操作を
解除することで停止される。この押圧解除と同時に、エ
アーポンプ52の運転が停止されるとともに、電磁弁5
5が閉止ポジションとなってその状態を維持し、前後位
置調整体26が膨張状態に保持される。
【0044】又、戻し用の角度調整釦71bの押圧操作
が継続している間は、エアーポンプ52の運転を停止さ
せたままで、電磁弁55が排気ポジションとなる。その
ため、前後位置調整体26をなすエアーバッグ内の空気
が排気され、この排気は戻し用の角度調整釦71bの押
圧操作を解除することで停止される。この押圧解除と同
時に電磁弁55が閉止ポジションとなってその状態を維
持する。
【0045】そのため、角度調整釦71a、71bの少
なくとも一方を操作して、肩マッサージ部25のマッサ
ージ子29を、人体の厚み方向(前後方向)の変位を伴
って無段階に回動させることにより、マッサージ子29
の硬質な押圧凸部36が首肩部に当たる感触などに基づ
き、着座者が所望とする前後方向任意位置にマッサージ
子29を配置できる。以上のように前後位置調整体26
の膨張により、肩マッサージ部25は、ヒンジ23を支
点に前に倒れるように回動されて、人体肩部に斜め後上
方から覆い被さるように配置される。この前後位置調整
状態は電磁弁55が閉止ポジションとなることで保持さ
れる。なお、以上の前後位置調整は、マッサージ子29
のエアーバッグ31を膨張状態に保持して行うこともで
きる。
【0046】又、人体保持用エアーバッグ14の膨張保
持は、前記肩位置合わせの前又は後に、リモートコント
ローラ70の保持釦76を押圧操作して行なわれる。そ
れにより、エアーポンプ52が運転されるとともに電磁
弁56が所定時間の間給気ポジションとなり、その後閉
止ポジションに切換えられる。そのため、着座者の腿下
位置の人体保持用エアーバッグ14が、座部3上に突出
するように膨張子、かつ、この膨張状態が保持される。
このようにエアーバッグ14は上向きに膨張するので着
座者の腿部は押上げられる。しかし、この時着座者の尻
部の位置は変わることがない。エアーバッグ14が膨張
保持された状態を図3(B)に示す。
【0047】そして、以上の肩位置あわせの最終段階と
して、制御装置51のメモリに予め書き込まれたプログ
ラムにしたがって試運転が行なわれる。つまり、エアー
ポンプ52の運転が開始されてエアー分配装置54を介
して肩用マッサージ子29の一対のエアーバッグ31に
対する同時給排気が、1回以上、例えば数回繰返して行
なわれる。それにより、一対のマッサージ子29のエア
ーバッグ31が膨張して人体肩部にマッサージ力を与え
るので、押圧凸部36による人体首肩部への局所的に限
定された指圧点が前記調整状態によって所望の位置にな
っているかどうかということを体感できる。この試運転
でエアーバッグ31が膨張した状態を図5(B)に例示
する。そして、前記体感に基づいて必要がある場合に
は、エアーバッグ14の膨張具合を再度調整し直して人
体肩部に対して所望とする指圧が適正に行なわれるよう
にすればよい。
【0048】以上の手順により、着座者の肩の厚み等で
異なる人体首肩部のマッサージポイントに、マッサージ
子29の押圧凸部36を合わせることができる。この調
整後にはリモートコントローラ70で指定する各種マッ
サージができる。
【0049】このマッサージでの肩マッサージ部25の
動作、及び前記調整の最終段階での肩マッサージ部25
の動作は、既述のように肩マッサージ部25が人体肩部
に斜め後上方から覆い被さるように配置された状態下
で、エアーバッグ31が繰返し膨縮して行なわれる。そ
のため、マッサージ子29が有した押圧凸部36のマッ
サージ方向は人体を単純に前側に押すのとは異なってお
り、押圧凸部36は人体肩部をその上側から下向きにマ
ッサージする。具体的には、人体肩部の斜め上後方か
ら、斜め下前方へ向けて人体肩部を指圧するマッサージ
が行なわれる。
【0050】この人体肩部に対するマッサージにおい
て、回動板28に片持ち状態に固定されている一対のエ
アーバッグ31は、互いに背もたれ4の幅方向中央に寄
りながら膨張する。この場合に、硬い押圧部材32はそ
の複数の可撓変形部38を中心に容易に曲がることがで
きる。そのため、押圧部材32がエアーバッグ31の表
面に重ねられているにも拘らず、エアーバッグ31の膨
張を押圧部材32が妨げることがないとともに、エアー
バッグ31の膨張に追従させて硬質な押圧部材32を人
体首肩部に向けて押し出すことができる。それに伴い、
人体肩首部の両側から一対の押圧凸部36を互いに人体
首部の根元部に向けて移動させつつ人体肩部を指圧し
て、人体首肩部に対するマッサージを実施できる。以上
のマッサージで肩マッサージ部25のエアーバッグ31
が膨張した状態は図5(B)に示されている。
【0051】人体肩部に対する肩部マッサージ装置15
を用いての前記マッサージでは、着座者の人体肩部が斜
め下前方へ向けて押圧されるので、着座者は座部3上を
前に押し出される作用を受ける。この作用は背もたれ4
がある程度傾斜しているほど大きい。しかし、座部3の
前部には人体保持用エアーバッグ14が人体腿部を押上
げるように上向きに膨張保持されているので、このエア
ーバッグ14がストッパとなる。
【0052】そのため、座部3及び背もたれ4の表カバ
ーの表面が滑らかである故に滑り易いレザー等で作られ
ているにも拘らず、しかも、着座者が滑り易い服を着て
いる場合でも、肩用マッサージ子29が人体肩部を斜め
下前方へ押圧することに伴って、着座者が座部3上を前
へずれ動くことを抑制できる。したがって、人体肩部と
肩用マッサージ子29との位置関係、及び人体上半身と
背もたれ4の他のエアーバッグ17、42との位置関係
を夫々適正に保持できるので、人体肩部等に対する適正
なマッサージを継続できる。
【0053】背筋部マッサージ用エアーバッグ17或い
は腰部マッサージ用エアーバッグ42が膨張するときに
も、着座者は座部3上を前に押し出される作用を受け
る。しかし、この場合にも膨張保持されている人体保持
用エアーバッグ14のストッパ作用によって、着座者が
座部3上を前へずれ動くことを抑制できるので、人体背
筋部や人体腰部に対するマッサージ強さが低下すること
がなくなり、適正なマッサージを継続できる。
【0054】前記マッサージにおいて、リクライニング
調整釦75aが操作されて背もたれ4が後側に倒される
ことがある。この場合、調整釦75aの調整操作に連動
して、制御装置51により電磁弁65が制御されるの
で、座部3の人体保持用エアーバッグ14が上向きに膨
張し膨張状態に保持される。なお、既にエアーバッグ1
4が膨張保持されている場合には、制御装置51は、リ
クライニング調整釦75aの操作に伴い発生する信号を
キャンセルして、電磁弁65を閉止ポジションに保持し
たままとする。
【0055】このように背もたれ4が倒される時は、保
持釦76を押圧操作する手間を要することなく、自動的
にエアーバッグ14を膨張させて、このエアーバッグ1
4がストッパ機能を発揮する状態にできる。そのため、
この後に例えば肩部マッサージ装置15による肩部マッ
サージ運転に移行した場合に、既述のように着座者が座
部3上を前へずれ動くことを抑制しつつ適正なマッサー
ジができる。
【0056】なお、本実施形態において、肩部マッサー
ジ装置15は、リモートコントローラ70での指示に従
い、前後位置調整体26を収縮状態に保持したままで、
肩マッサージ部25のエアーバッグ31を繰返し膨縮さ
せて使用することもできる。この場合に、エアーバッグ
31が収縮した状態を図5(A)に示す。この使用形態
では、人体肩部に対する押圧部材32の硬質な押圧凸部
36の当たり方が弱くなり、それに応じてマッサージ力
を弱くできる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、背もたれのマッサージ
子を用いたマッサージに伴って着座者が座部上を前へず
れ動くことを抑制しつつ適正なマッサージを継続できる
椅子式マッサージ機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は本発明の一実施形態に係る
マッサージ機を夫々異なる方向から示す斜視図。
【図2】図1のマッサージ機を背もたれの表カバー及び
表部クッションを省略して示す正面図。
【図3】(A)及び(B)は図2中Z−Z線に沿ってマ
ッサージ機の夫々異なる動作状態を示す断面図。
【図4】図1のマッサージ機の背もたれの表カバー及び
表部クッションを省略して肩部マッサージ装置付近を示
す正面図。
【図5】(A)及び(B)は図4中Y−Y線に沿って示
す肩部マッサージ装置の夫々異なる状況を示す断面図。
【図6】(A)は図4の肩部マッサージ装置が備えるマ
ッサージ子を示す斜視図。(B)は同マッサージ子を分
解して示す斜視図。
【図7】図1のマッサージ機が備えるリモートコントロ
ーラを示す平面図。
【図8】図1のマッサージ機の給排気の制御系統を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…椅子式マッサージ機 2…椅子本体 3…座部 4…背もたれ 14…人体保持用エアーバッグ 15…肩部マッサージ装置 16…腰部マッサージ装置 17…背筋部用エアーバッグ(マッサージ子) 29…肩用マッサージ子 43…腰部マッサージ装置のエアーバッグ 50…駆動装置 51…制御装置 56…電磁弁 75a…リクライニング調整釦 76…保持釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勇二 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 小川 洋記 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 Fターム(参考) 4C100 AD01 AF02 BA07 BA10 BB05 BC11 CA06 CA07 CA08 DA04 DA05 DA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部及び背もたれを有する椅子本体と、 前記背もたれに設けられ前記椅子本体に座った着座者の
    上半身を押圧してマッサージするマッサージ子と、 前記着座者の腿部に対応して前記座部に膨縮可能に設け
    られ、前記マッサージ子でマッサージをする時に膨張状
    態を保持する人体保持用エアーバッグと、を具備した椅
    子式マッサージ機。
  2. 【請求項2】 座部及び背もたれを有する椅子本体と、 前記背もたれに設けられ前記椅子本体に座った着座者の
    肩部を下向きに押圧してマッサージする肩用マッサージ
    子と、 前記着座者の腿部に対応して前記座部に膨縮可能に設け
    られ、前記肩用マッサージ子でマッサージをする時に膨
    張状態を保持する人体保持用エアーバッグと、を具備し
    た椅子式マッサージ機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の椅子式マッサー
    ジ機において、前記背もたれがリクライニング可能に設
    けられていて、前記人体保持用エアーバッグが前記背も
    たれを倒すための操作に連動して膨張される。
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