JP3913012B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、背凭れ部に取付けられたマッサージユニットにより人体の上半身をマッサージするマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人により、人体の肩部のマッサージに適する肩用マッサージユニットを背凭れ部に組み込んだ椅子式マッサージ機が、特願平11−361206号として出願されている。このマッサージ機の肩用マッサージユニットは、略横向き姿勢となる第1位置と、略縦向き位置となる第2位置とにわたって支持軸を中心として回動される姿勢変更ベースを備えている。この変更ベース上には傾動板がヒンジ軸を支点に回動可能に取付けられ、この傾動板の後側には作動用エアーバッグが配置されている。そして、半硬質のゴムで形成された施療用押圧体が、傾動板の自由端部に位置して前方に突設されている。
【0003】
このマッサージユニットの姿勢変更ベースを回動させることにより、施療用押圧体を人体の首部から肩部に沿って移動できる。そして、任意な移動位置で停止した状態で、作動用エアーバッグにエアーを給排気することにより、施療用押圧体を用いて肩部をマッサージできる。
【0004】
ところで、人体上半身の高さの違いに拘わらずに、肩部を適正にマッサージするためには肩位置を検知して、それに基づいてマッサージをすることが望まれているが、前記特願平11−361206号には肩の高さ位置を検知すること(以下肩位置検知と称する。)についての技術は教示されていない。
【0005】
肩位置検知の技術は一般的にもみ玉と通称される比較的硬質な施療子を移動させて肩に当てることで行なわれている。
【0006】
この技術を前記特願平11−361206号に適用する場合には、施療用押圧体が取付けられている傾動板が、施療子を介して肩部で押されると同時にヒンジ軸を支点に回動するので、それに基づいて肩位置検知をすることが可能である。
【0007】
しかし、この肩位置検知においては、傾動板の円滑な回動が保証されなければ、肩位置を検知する上での信頼性を得ることが難しいとともに、傾動板が肩部によって回動方向以外の方向に無理に押されることがあると、マッサージユニットの耐久性が損なわれる恐れが考えられる。又、人体の首の付け根近くで肩位置検知を行なうと、首の太さが太い場合にはその影響を受けて、正確な肩位置検知をすることが難しいので、このようなことがないように配慮して肩位置検知をすることが望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、肩位置検知の信頼性が高く、かつ、肩用マッサージユニットの耐久性に優れるマッサージ機を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、背凭れ部を有するマッサージ機本体と、姿勢変更ベース、このベース上にヒンジ軸を支点に前後方向に回動可能に設けられた傾動板、この傾動板に設けられた施療子、前記傾動板とは結合関係をもつことなく前記姿勢変更ベースと前記傾動板との間に配置されてエアーの給排気により膨張・収縮しその膨張時に前記傾動板を前方に押し動かす作動用エアーバッグ、及び前記傾動板を後方に向けて常に付勢する付勢手段を備えて、前記背凭れ部に設けられた肩用マッサージユニットと、このマッサージユニットを、人体の肩の首部寄りをマッサージ可能な姿勢となる第1位置、及び前記施療子に対して前記ヒンジ軸が下方に位置されて人体肩先部寄りをマッサージ可能な姿勢となる第2位置にわたって移動させる姿勢変更機構と、前記マッサージユニットを前記背凭れ部の上下方向に変位させるユニット移動機構と、前記姿勢変更ベースに取付けられ、前記作動用エアーバッグの裏面に接するアクチュエータ、及びこのアクチュエータを前方に付勢するとともに前記付勢手段の付勢力との兼ね合いで前記作動用エアーバッグを介して前記傾動板を前倒れ状態に保持する復帰ばねを有し、前記傾動板の前後方向への回動に応動してオン・オフする押圧式スイッチからなる肩位置センサとを具備して、前記第2位置に移動された前記マッサージユニットを、前記作動用エアーバッグの収縮状態下で、前記ユニット移動機構により下方に移動させて人体肩位置を検知するようにしたことを特徴としている。
【0010】
この発明及び以下の各発明において、マッサージユニットの傾動板及び施療子は、背凭れ部の外部に配置されていても配置されなくてよいとともに、施療子には、人体の体重を傾動板に伝えてこの傾動板を後方に回動させ得るような硬さを有するもの、例えば半硬質のゴムからなる施療用押圧体を好適に使用できるが、バイブレータを施療子として使用することも可能である。又、この発明及び以下の各発明において、ヒンジ軸は1本に限らず、例えば傾動板の幅方向両側から突設される二つのヒンジ軸、又は傾動板の幅方向両側部に互いに近づくように傾動板に設けた軸受穴に挿入される二つのヒンジ軸であってもよい。又、この発明及び以下の各発明において、肩位置センサには、マクロスイッチのように傾動板の前後方向への回動に応動してオン・オフする押圧式スイッチを用いることができる。又、この発明において、マッサージユニットの姿勢変更を伴ってこのユニットを第1位置と第2位置にわたって移動させる手段はいかなる構成であってもよい。
【0014】
この請求項1の発明においては、作動用エアーバッグの膨張・収縮によりヒンジ軸を支点に傾動板を回動させるに伴い傾動板に設けられた施療子で人体肩部をマッサージする肩用マッサージユニットを、その姿勢変更を伴って姿勢変更機構で第2位置に移動させてから、同ユニットをユニット移動機構で背凭れ部の下方向に向けて変位させることにより、背凭れ部に寄り掛かっている人体上半身の肩部に、傾動板に設けられている施療子を当てることに伴う傾動板の後方への回動に基づいて、肩位置センサを用いて人体肩位置を検知できる。この場合、膨張して人体肩部に圧迫力を与える作動用エアーバッグは肩位置検知の際に膨らんでいないので、肩位置検知において人体肩部により後方に回動される傾動板の動きを、作動用エアーバッグ内の空気が緩衝することがなくなり、この傾動板の動きを押圧式スイッチからなる肩位置センサに確実に波及させることができる。
【0015】
この肩位置検知において、肩用マッサージユニットは前記姿勢変更により施療子に対してヒンジ軸が下方に位置される姿勢となっているので、人体肩部が施療子を相対的に押す力がヒンジ軸の軸方向に作用する不都合がなく、施療子を介して傾動板を無理なく後方へ回動させることができる。しかも、前記第2位置は人体肩先寄りであるので、人体首部から離れた位置で前記肩位置検知を実施できる。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1の発明に記載の姿勢変更機構が前記マッサージユニットを回動するものであって、その回動により前記マッサージユニットを前記第1位置と第2位置とにわたって移動させることを特徴としている。
【0017】
この発明においては、肩用マッサージユニットを回動させることで、このユニットをその姿勢変更を伴って第1位置と第2位置とにわたって移動させることができるとともに、この移動のためのガイドなどを格別に要することがない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
【0021】
図1中符号1はマッサージ機Aのマッサージ機本体としての椅子本体を示し、この本体1は、座部2の後に背凭れ部3を有しているとともに、座部2の幅方向両側に夫々アームレスト4を有している。一方のアームレスト4には操作部5が設けられている。この操作部5での入力操作によって後述のマッサージ装置の各種マッサージ動作が指示される。椅子本体1の前側にはフットレスト6が回動可能に取付けられ、これは図1に示す立てた姿勢と、座部2の前方に延びるように横向きにした姿勢との間の任意の位置に配置できる。座部2の下方にはユニット化されたエアー給排気装置7が配置されている。
【0022】
背凭れ部3はその表面を覆うカバー3aを有し、このカバー3aは柔軟性を有する布や合成レザーなどで形成されている。背凭れ部3にはマッサージ装置8が組み込まれている。図1及び図2に示すようにマッサージ装置8は、上部マッサージ体10と、下部マッサージ体11と、これらの間に配置されたユニット移動機構12とを備えている。
【0023】
上部マッサージ体10は、ユニットベース21に背凭れ部3の幅方向に並べて配置される左右一対の肩用マッサージユニット(以下肩用ユニットと略称する。)10a、10bと、これらの下側に配置された肩甲骨用マッサージユニット(以下肩甲骨ユニットと略称する。)22とを備えている。
【0024】
肩用ユニット10a、10bは背凭れ部3の幅方向中央を境に線対称の配置に設けられており、これらは同一構成であるので、その内の一方の肩用ユニット10aについて代表して説明する。
【0025】
図2、図3、図5、図6、及び図8に示すように肩用ユニット10aは、ユニットベース21に支持軸25により回動可能に支持された姿勢変更ベース26と、この変更ベース26上に固定されたヒンジ板27と、この板27と姿勢変更ベース26との間に一端部を挟着して姿勢変更ベース26上に支持された作動用エアーバッグ28と、ヒンジ軸29を介してヒンジ板27に回動可能に支持された傾動板30と、この傾動板30に設けられた施療子としての施療用押圧体31、付勢手段としてのねじりばね32とを備えている。又、肩用ユニット10a、10bの内の少なくとも一方例えば肩用ユニット10aは、その姿勢変更ベース26に取付けられた肩位置センサとしてのスイッチ24を備えている。
【0026】
ユニットベース21には歯車支持凹部33(図6に一方の肩用ユニット10aに対応したものを代表して示す。)が形成され、その底壁には軸受孔33aが設けられている。歯車支持凹部33の周壁の一部は開放されている。図6に示すように歯車支持凹部33には歯車34が収容され、その一部は前記周壁の開放部分から突出されている。歯車34の歯車軸34aの一端部は軸受孔33aに貫通しており、その貫通端部には抜け止め用のナット35が歯車34の回転を妨げないように取付けられている。
【0027】
姿勢変更ベース26にはヒンジ板27が取付けられた一端部とは反対位置の他端部に位置して連結孔26a(図2参照)が開けられている。歯車軸34aの他端部は前記支持軸25として用いられており、この軸25が連結孔26aに挿入してキー係合などにより連結され、抜け止め及び回り止めをされている。従って、歯車34が回動されるときは、これと一体に姿勢変更ベース26が回動されるようになっている。姿勢変更ベース26の回動は、図2に示した略横向き姿勢となる第1位置と、図3に示した略縦向き姿勢となる第2位置とにわたって略90度の角度範囲で行なわれるとともに、これらの間の任意位置を選択して停止することができる。
【0028】
この姿勢変更ベース26の回動により肩用ユニット10a全体の向きが変更されるもので、それに伴い施療用押圧体31が、背凭れ部3に寄りかかった人体の首部から肩先部にわたる体形の曲線に近似した軌跡を描いて移動されるようになっている。肩用ユニット10a(10b)は前記第1位置では人体の肩の首部寄りをマッサージ可能であり、又、前記第2位置では人体肩先寄りをマッサージ可能である。
【0029】
図5に示すようにヒンジ板27は、金属板等からコ字状に形成され、その互いに平行な側壁に相対向して開けられた軸通孔27aには、前記両側壁にわたる前記ヒンジ軸29が貫通して取付けられている。ヒンジ軸29はその両端部に取付けられる止め輪37a、37bによって外れ止めされているとともに、ヒンジ軸29の一端部は一方の止め輪37bから比較的長く突出されている。なお、図5及び図6中符号38は、ヒンジ板27を姿勢変更ベース26に固定するねじを示している。
【0030】
図5等に示すように硬質材料例えばABS樹脂等からなる前記傾動板30は、その一端部を肉厚とし、この部分に幅方向に貫通する軸通孔30aを有している。この軸通孔30aにはヒンジ軸29が挿通されている。したがって、傾動板30はヒンジ軸29を支点にして背凭れ部3の前後方向に回動可能に設けられている。この傾動板30のヒンジ軸29とは反対側の端部、つまり、自由端側の表面には前記施療用押圧体31が前方に突出して取付けられている。施療用押圧体31は半硬質のゴムで形成されている。
【0031】
エアーの給排気により膨張・収縮される前記作動用エアーバッグ28は、傾動板30より大きく、かつ、姿勢変更ベース26より少し小さい四角形状に形成されている。エアーバッグ28の一辺部は姿勢変更ベース26とヒンジ板27との間に挟着されている。前記挟着は前記ねじ38の共締めにより行なわれる。それにより、作動用エアーバッグ28は姿勢変更ベース26と傾動板30との間に配置されている。このエアーバッグ28は傾動板30との結合関係をもっていない。この作動用エアーバッグ28が膨張されることにより、図8(C)に示すように傾動板30が、前方に押されてヒンジ軸29を支点として前方向に回動されるようになっている。
【0032】
傾動板30を作動用エアーバッグ28側、つまり後方に向けて常に付勢するために用いられる前記ねじりばね32は、図6に示すようにヒンジ軸29を巻装して設けられている。このばね32の固定端となる一端部32aはヒンジ板27に引掛けられ、作用端となる他端部32bは傾動板30の回動基端部の表面に引掛けられている。
【0033】
前記構成の肩用ユニット10aは、その姿勢変更ベース26が回動することによって、既述のように略横向き姿勢となる第1位置から略縦向き姿勢となる第2位置とにわたって移動可能である。第1位置での作動用エアーバッグ28の膨張に伴い前に倒れるように回動する傾動板30を介して施療用押圧体31が首の付け根部(肩の首部寄り部分)を圧迫でき、又、第2位置での作動用エアーバッグ28の膨張に伴い施療用押圧体31が肩先部を斜め後上方向から圧迫できる。
【0034】
図6及び図8に示すように肩位置検知用の前記スイッチ24は、スイッチ本体24aと、アクチュエータ24bと、復帰ばね24cとを有している。スイッチ本体24aには、押圧されることによりオンするとともに押圧力が消失することによってオフする押圧式スイッチ、例えばマイクロスイッチが用いられている。アクチュエータ24bは支点24dを中心に回動してスイッチ本体24aをオン・オフさせるものである。このアクチュエータ24bの自由端部は湾曲している。このスイッチ24のオン・オフ信号、つまり、肩位置検知信号は図示しない後述の制御回路に送られるようになっている。
【0035】
スイッチ本体24aは姿勢変更ベース26に内蔵されている。アクチュエータ24bは姿勢変更ベース26の前面開口26bに通されているとともに、その湾曲した自由端部は施療子としての施療用押圧体31の真後ろに位置して作動用エアーバッグ28の裏面に接触している。復帰ばね24cは前記自由端部の裏側に配置されていて、アクチュエータ24bをスイッチ本体24aから離れるように前方に向けて付勢している。
【0036】
図4及び図6に示すようにユニットベース21の裏面には機構支持板41が取付けられ、この支持板41には姿勢変更機構42が取付けられている。この機構42は正逆回転可能なモータ例えばステッピングモータ43と、図7に示す歯車列とで形成されている。
【0037】
歯車列は、モータ43の回転軸43aに固定された駆動歯車44、一対の最終歯車45a、45b、駆動歯車44と一方の最終歯車45aとを連結する中間歯車46、47、及び駆動歯車44と他方の最終歯車45bとを連結する中間歯車48を有している。中間歯車47と同軸上に配置された一方の最終歯車45aは一方の肩用ユニット10a用の歯車34に噛み合わされている。中間歯車48と同軸上に配置された他方の最終歯車45bは他方の肩用ユニット10b用の歯車34に噛み合わされている。肩用ユニット10a、10bの両歯車34は、前記歯車列によって同一速度でかつ互いに逆方向に同一角度回動されるようになっている。
【0038】
図2から図4に示すように前記肩甲骨ユニット22は、ユニットベース21の下部に形成された凹み21aの傾斜した奥面に固定された横長のエアーバッグ51と、このバッグ51の前側に位置してヒンジ52を介して凹み21aに取付けられた一対の回動板53と、これら回動板53の前面に固定された施療用押圧体54とを備えている。ヒンジ52は回動板53の上端部を枢支している。このユニット22では、エアーバッグ51の膨張により、回動板53の回動を伴って施療用押圧体54が人体上半身の肩甲骨回りを斜め上向きに圧迫してマッサージを行なう。
【0039】
図1及び図2に示すように前記下部マッサージ体11は、背中用マッサージユニット55と、この下側に連結された腰用マッサージユニット56とを備えている。背中用マッサージユニット55は、筐体58に内蔵された図示しないエアーバッグの膨張・収縮に伴って筐体58の前壁に対して出没する一対の軸状施療子59を備えている。
【0040】
腰用マッサージユニット56は、筐体58の下部傾斜面58aに支持される一つのエアーバッグ61と、下部傾斜面58aの上端部にヒンジ62を介して枢支されたベース板63と、この板63にヒンジ64を介して枢支された一対の回動板65と、これら回動板65の後側に個々に配置された一対のエアーバッグ66と、両回動板65の表に取付けられた施療用押圧体67とを備えている。このユニット56は、エアーバッグ61の膨張維持下において一対のエアーバッグ66を膨張・収縮させることにより回動板65を回動させて、施療用押圧体67により人体腰部をマッサージする。
【0041】
図2及び図3に示すように前記ユニット移動機構12は、背凭れ部3内に上下端部が固定された左右一対のガイドレール71と、これらレール71の上下方向略中央部に跨って固定されたモータ固定板72と、この板72に固定された1台の正逆回転可能な昇降用駆動モータ73と、このモータ73の出力軸に固定された駆動プーリ74と、このプーリ74から離間してモータ固定板72に軸支された切換え手段としての電磁クラッチ付きの二つの従動プーリ75、76と、これらプーリ75、76と駆動プーリ74とにわたって巻き掛けられた無端状伝動ベルト77と、従動プーリ75に固定された上部送りねじ軸78と、従動プーリ76に固定された下部送りねじ軸79とを備えている。
【0042】
ガイドレール71は、上部マッサージ体10のユニットベース21の両側部裏面に形成された受け部81(図4参照)、並びに下部マッサージ体11の筐体58の両側部に形成された受け部82(図2参照)を夫々貫通している。
【0043】
モータ固定板72には、これを基準とする上部マッサージ体10の相対距離を検出するセンサー(図示しない)と、同じく下部マッサージ体11の相対距離を検出するセンサー(図示しない)とが設けられている。
【0044】
図2に示すように上部送りねじ軸78は、上部マッサージ体10のユニットベース21の裏面に形成されたねじ受け部83に螺合した状態で貫通している。同様に、下部送りねじ軸79は、下部マッサージ体11の筐体58の裏面に形成されたねじ受け部84に螺合した状態で貫通している。
【0045】
従って、昇降用駆動モータ73が駆動されると、駆動プーリ74、伝動ベルト77、78、従動プーリ75、76を経由して送りねじ軸78、79が所定方向に回転し、この回転によって上部マッサージ体10又は下部マッサージ体11がガイドレール71に案内されつつ昇降する。
【0046】
又、前記エアー給排気装置7は、エアーコンプレッサ、このコンプレッサに接続されたロータリー式の分配切換え弁、この弁に接続された複数の給排気チューブ、並びにエアーコンプレッサ及び分配切換え弁の動作を電気的に制御する制御回路などを備えている。前記給排気チューブは、作動用エアーバッグ28、エアーバッグ51、61、66等に夫々接続されている。そのため、選択的に給排気を行なうことにより各エアーバッグ28、51、61、66を個別に膨張・収縮させることができる。
【0047】
前記構成のマッサージ機Aの上部マッサージ体10を用いて人体肩部のマッサージを行なう場合には、まず、左右の肩用ユニット10a、10bを図2に示す姿勢をなす第1位置から図3に示す姿勢に変更されるように第2位置に移動させる。この移動は、姿勢変更機構42のモータ43を所定時間動作させて、支持軸25を中心として肩用ユニット10a、10bの姿勢変更ベース26を互いに離れる方向に同期して略90度回動させることによって行なわれる。それにより、図3に示すように肩用ユニット10a、10bは、その施療用押圧体31に対してヒンジ軸29が略真下に位置される姿勢となって配置される。
【0048】
次に、この状態で作動用エアーバッグ28を収縮状態にしたまま、ユニット移動機構12の駆動モータ73を動作させることにより、肩用ユニット10a、10bを支持しているユニットベース21を下方に移動させて、肩の高さ位置検知を行なう。
【0049】
肩位置が未検知の状態では、図8(A)に示すようにスイッチ24の復帰ばね24cのばね力により前方に押し出されているアクチュエータ24bに応じて、ねじりばね32のばね力との兼ね合いで作動用エアーバッグ28を介して傾動板30が多少前倒れ状態に保持されている。この状態で既述のように下方に変位されるに伴い、背凭れ部3に寄り掛かった人体上半身の肩部に、その上方から多少前倒れ状態の傾動板30に取付けられている施療用押圧体31が当たる。
【0050】
そうすると、相対的に施療用押圧体31を介して傾動板30が上向きに押されるから、その力によって傾動板30がヒンジ軸29を中心に後方に向けて回動する。それに伴って、傾動板30が作動用エアーバッグ28を介してアクチュエータ24bを復帰ばね24cに抗して押して、このアクチュエータ24bを図8(b)に示すようにスイッチ本体24aに押付ける。そのため、スイッチ24がオンして肩位置が検知される。
【0051】
以上のように肩位置検知は、姿勢変更を伴う第1位置から第2位置への肩用ユニット10a、10bの移動により、施療用押圧体31に対してヒンジ軸29を下方に位置させた姿勢で行なわれる。そのため、人体肩部が相対的に傾動板30を押す力がヒンジ軸29の軸方向に作用する不都合がなくなり、前記力で施療用押圧体31を介して傾動板30を無理なく後方へ回動させることができる。言い換えれば、傾動板30の支持部に無理な力が作用しないので、肩用ユニット10a、10bの耐久性がよいとともに、スイッチ24をオンさせるための傾動板30の後方への回動が円滑で、その動作を保証できるので、肩位置検知の信頼性を向上できる。
【0052】
前記肩位置検知は第2位置での肩用ユニット10a、10bの下降動作に伴い、施療用押圧体31を人体肩先寄りに当てて行なわれる。このように人体首部から離れた位置で肩位置検知を実施するので、人体首部の太さの影響を受けることなく、肩位置検知ができる。したがって、この点においても肩位置検知の信頼性を向上できる。
【0053】
更に、前記肩位置検知を行なう際に肩用ユニット10a、10bを第1位置から第2位置に移動させるのに、姿勢変更機構42を用いて支持軸25を中心に肩用ユニット10a、10bを回動させて行なうので、肩用ユニット10a、10bの姿勢変更を伴ってこれらユニット10a、10bを第1位置と第2位置とにわたって移動させることができる。そのため、肩用ユニット10a、10bの姿勢変更動作が円滑であるとともに、これらユニット10a、10bの移動のためのガイドなどを格別に要することがないので、姿勢変更機構42の構成も簡単である。
【0054】
又、前記肩位置検知用の押圧式スイッチ24は作動用エアーバッグ28の収縮状態下で動作されるようになっている。そのため、膨張して人体肩部に圧迫力を与える作動用エアーバッグ28が、スイッチ24と傾動板30との間に配置されているにも拘わらず、肩位置検知の際に人体肩部により後方に回動される傾動板30の動きをスイッチ24に確実に波及させることができる。したがって、肩位置検知の誤差を防止することが可能である。なお、肩位置検知の際に作動用エアーバッグ28が膨張していると、このバッグ28内の空気が傾動板30の動きを緩衝するので、肩位置検知に誤差が出易い。
【0055】
又、前記肩位置検知後には、検出された肩位置を原点として、必要な上下方向の移動をユニットベース21に与えて、検出された肩位置に対して適正な位置に肩用ユニット10a、10bを配置してから、エアー給排気装置7を駆動し、肩用ユニット10a、10bの作動用エアーバッグ28にエアーを繰り返し給排気して、肩部に対するマッサージが行なわれる。
【0056】
このマッサージ中に作動用エアーバッグ28が膨張した状態は図8(C)に示されている。この状態では、エアーバッグ28で傾動板30が前方に押されて、ヒンジ軸29を支点に前倒しになるように回動されるから、ヒンジ軸29より上方の施療用押圧体31が人体肩部をその斜め後上方から圧迫する。なお、この時、アクチュエータ24bを復帰ばね24cに抗してスイッチ本体24aに押付ける程度の力が、膨張しているエアーバッグ28によってアクチュエータ24bに与えられることはないので、スイッチ24はオフ状態を維持する。又、マッサージ中に作動用エアーバッグ28が収縮した状態は図8(A)に示されている。この状態では傾動板30がユニットベース21に接近するように後方に押戻されて、前記圧迫を解消している。
【0057】
なお、以上の肩部マッサージにおいて、肩用ユニット10a、10bの傾動板30は常にねじりばね32のばね力でユニットベース21側に押されているから、このばね32により傾動板30を押戻すことができる。そのため、肩用ユニット10a、10bの駆動中において使用者が一旦椅子本体1から離れた場合など傾動板30に使用者の体重が作用しなくなった状態でも、作動用エアーバッグ28の膨張・収縮に追従して傾動板30を前後に回動させる連携動作を確実に行なせることができるので、一旦椅子本体1から離れた使用者が再度着座した場合に、再び肩用ユニット10a、10bによるマッサージを受けることができる。
【0058】
又、以上のようにばね力で傾動板30が押戻されることに伴って、作動用エアーバッグ28は傾動板30で押される。そのため、このバッグ28から空気が抜け易くなって、エアーバッグ28の排気速度を速めることができる。したがって、所定マッサージ期間内で作動用エアーバッグ28の収縮に要する必要時間が短くなるように図示しない前記制御回路のタイマーを設定できるから、前記所定マッサージ期間内での作動用エアーバッグ28の膨張・収縮回数、つまり、マッサージでの圧迫回数を増やすことが可能である。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】
請求項1に係る発明によれば、人体首部の太さに影響を受けない人体肩先寄りの第2位置で、施療子に対してヒンジ軸が下方に位置されるように姿勢変更された肩用マッサージユニットを下方に変位させて肩位置検知をするので、無理な力を肩用マッサージユニットに与えることを抑制して肩位置検知に伴う傾動板の後方への回動を確実かつ円滑に行なわせることができるとともに、膨張して人体肩部に圧迫力を与える作動用エアーバッグが、押圧式スイッチからなる肩位置センサと傾動板との間に配置されているにも拘わらず、人体肩部により後方に回動される傾動板の動きを肩位置センサに確実に波及させることができるので、肩位置検知の信頼性が高く、かつ、肩用マッサージユニットの耐久性に優れるマッサージ機を提供できる。
【0061】
請求項2に係る発明によれば、肩用マッサージユニットをその姿勢変更を伴って第1位置と第2位置とにわたってガイドなどを要することなく移動できるから、姿勢変更動作が円滑でかつ姿勢変更機構の構成も簡単であるマッサージ機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る椅子式マッサージ機を一部切欠して示す斜視図。
【図2】図1のマッサージ機の背凭れ部に組み込まれたマッサージ装置を示す斜視図。
【図3】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージユニットを縦向き姿勢となるように配置した状態で示す斜視図。
【図4】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージユニットをその後側から見て示す斜視図。
【図5】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージユニットの一部を分解して示す斜視図。
【図6】図2中左側のマッサージユニット回りを示す平面図。
【図7】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージユニットの姿勢変更を司る歯車列の構成を示す正面図。
【図8】(A)〜(C)は縦向き姿勢で第2位置に配置された前記肩用マッサージユニットをそれに組込まれたスイッチとともに示す夫々異なる状態の断面図。
【符号の説明】
A…マッサージ機
1…椅子本体(マッサージ機本体)
3…背凭れ部
7…エアー給排気装置
8…マッサージ装置
10…上部マッサージ体
10a、10b…肩用マッサージユニット
12…ユニット移動機構
24…スイッチ(肩位置センサ)
24a…スイッチ本体
24b…アクチュエータ
24c…復帰ばね
25…支持軸
26…姿勢変更ベース
27…ヒンジ板
28…作動用エアーバッグ
29…ヒンジ軸
30…傾動板
31…施療用押圧体(施療子)
32…捻りばね(付勢手段)
42…姿勢変更機構
Claims (2)
- 背凭れ部を有するマッサージ機本体と、
姿勢変更ベース、このベース上にヒンジ軸を支点に前後方向に回動可能に設けられた傾動板、この傾動板に設けられた施療子、前記傾動板とは結合関係をもつことなく前記姿勢変更ベースと前記傾動板との間に配置されてエアーの給排気により膨張・収縮しその膨張時に前記傾動板を前方に押し動かす作動用エアーバッグ、及び前記傾動板を後方に向けて常に付勢する付勢手段を備えて、前記背凭れ部に設けられた肩用マッサージユニットと、
このマッサージユニットを、人体の肩の首部寄りをマッサージ可能な姿勢となる第1位置、及び前記施療子に対して前記ヒンジ軸が下方に位置されて人体肩先部寄りをマッサージ可能な姿勢となる第2位置にわたって移動させる姿勢変更機構と、
前記マッサージユニットを前記背凭れ部の上下方向に変位させるユニット移動機構と、
前記姿勢変更ベースに取付けられ、前記作動用エアーバッグの裏面に接するアクチュエータ、及びこのアクチュエータを前方に付勢するとともに前記付勢手段の付勢力との兼ね合いで前記作動用エアーバッグを介して前記傾動板を前倒れ状態に保持する復帰ばねを有し、前記傾動板の前後方向への回動に応動してオン・オフする押圧式スイッチからなる肩位置センサとを具備して、
前記第2位置に移動された前記マッサージユニットを、前記作動用エアーバッグの収縮状態下で、前記ユニット移動機構により下方に移動させて人体肩位置を検知するようにしたことを特徴とするマッサージ機。 - 前記姿勢変更機構が前記マッサージユニットを回動するものであって、その回動により前記マッサージユニットを前記第1位置と第2位置とにわたって移動させることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
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