JP2003052777A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2003052777A JP2001244129A JP2001244129A JP2003052777A JP 2003052777 A JP2003052777 A JP 2003052777A JP 2001244129 A JP2001244129 A JP 2001244129A JP 2001244129 A JP2001244129 A JP 2001244129A JP 2003052777 A JP2003052777 A JP 2003052777A
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Satoru Oshita
悟 大下
Nobuyuki Iwata
宜之 岩田
Tatsuo Machida
達男 町田
Mikio Mochida
美喜雄 持田
Hiromitsu Ichikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肩位置検知の信頼性が高く、かつ、肩用マッサ
ージユニットの耐久性に優れるマッサージ機を得ること
にある。 【解決手段】椅子本体の背凭れ部に、肩用マッサージユ
ニット10aを、人体首部をマッサージ可能な第1位置と
人体肩先部寄りをマッサージ可能な第2位置とにわたっ
て姿勢変更を伴って移動可能で、かつ上下動可能に設け
る。ユニット10aは、ヒンジ軸29を支点に回動可能な傾
動板30、傾動板30に設けられた施療用押圧体31、傾動板
30の後側に配置されエアーの給排気で膨縮しその膨張時
に傾動板30を前方に押動かす作動用エアーバッグ28を備
える。ユニット10aは第2位置で押圧体31に対してヒン
ジ軸29が下方に位置される姿勢で下方に移動される。こ
の移動に伴い人体肩先部で押動かされる傾動板30の回動
に基づきオン動作するスイッチ24を用いて、人体肩位置
を検知することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背凭れ部に取付け
られたマッサージユニットにより人体の上半身をマッサ
ージするマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人により、人体の肩部のマッサー
ジに適する肩用マッサージユニットを背凭れ部に組み込
んだ椅子式マッサージ機が、特願平11−361206
号として出願されている。このマッサージ機の肩用マッ
サージユニットは、略横向き姿勢となる第1位置と、略
縦向き位置となる第2位置とにわたって支持軸を中心と
して回動される姿勢変更ベースを備えている。この変更
ベース上には傾動板がヒンジ軸を支点に回動可能に取付
けられ、この傾動板の後側には作動用エアーバッグが配
置されている。そして、半硬質のゴムで形成された施療
用押圧体が、傾動板の自由端部に位置して前方に突設さ
れている。
【0003】このマッサージユニットの姿勢変更ベース
を回動させることにより、施療用押圧体を人体の首部か
ら肩部に沿って移動できる。そして、任意な移動位置で
停止した状態で、作動用エアーバッグにエアーを給排気
することにより、施療用押圧体を用いて肩部をマッサー
ジできる。
【0004】ところで、人体上半身の高さの違いに拘わ
らずに、肩部を適正にマッサージするためには肩位置を
検知して、それに基づいてマッサージをすることが望ま
れているが、前記特願平11−361206号には肩の
高さ位置を検知すること(以下肩位置検知と称する。)
についての技術は教示されていない。
【0005】肩位置検知の技術は一般的にもみ玉と通称
される比較的硬質な施療子を移動させて肩に当てること
で行なわれている。
【0006】この技術を前記特願平11−361206
号に適用する場合には、施療用押圧体が取付けられてい
る傾動板が、施療子を介して肩部で押されると同時にヒ
ンジ軸を支点に回動するので、それに基づいて肩位置検
知をすることが可能である。
【0007】しかし、この肩位置検知においては、傾動
板の円滑な回動が保証されなければ、肩位置を検知する
上での信頼性を得ることが難しいとともに、傾動板が肩
部によって回動方向以外の方向に無理に押されることが
あると、マッサージユニットの耐久性が損なわれる恐れ
が考えられる。又、人体の首の付け根近くで肩位置検知
を行なうと、首の太さが太い場合にはその影響を受け
て、正確な肩位置検知をすることが難しいので、このよ
うなことがないように配慮して肩位置検知をすることが
望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、肩位置検知の信頼性が高く、かつ、肩用マ
ッサージユニットの耐久性に優れるマッサージ機を得る
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ヒンジ軸を支点に回動可能な傾
動板、この傾動板に設けられた施療子、前記傾動板の後
側に配置されてエアーの給排気により膨張・収縮しその
膨張時に前記傾動板を前方に押し動かす作動用エアーバ
ッグを備える肩用マッサージユニットを、マッサージ機
本体の背凭れ部に、人体の肩の首部寄りをマッサージ可
能な第1位置と人体肩先部寄りをマッサージ可能な第2
位置とにわたって姿勢変更を伴って移動可能で、かつ前
記背凭れ部の上下方向に変位可能に設け、前記第2位置
で前記記施療子に対して前記ヒンジ軸が下方に位置され
る姿勢とされた前記マッサージユニットを下方に移動さ
せ、この下方への移動に伴う前記傾動板の回動に基づい
て動作する肩位置センサを用いて、人体肩位置を検知す
るようにしたことを特徴としている。
【0010】この発明及び以下の各発明において、マッ
サージユニットの傾動板及び施療子は、背凭れ部の外部
に配置されていても配置されなくてよいとともに、施療
子には、人体の体重を傾動板に伝えてこの傾動板を後方
に回動させ得るような硬さを有するもの、例えば半硬質
のゴムからなる施療用押圧体を好適に使用できるが、バ
イブレータを施療子として使用することも可能である。
又、この発明及び以下の各発明において、ヒンジ軸は1
本に限らず、例えば傾動板の幅方向両側から突設される
二つのヒンジ軸、又は傾動板の幅方向両側部に互いに近
づくように傾動板に設けた軸受穴に挿入される二つのヒ
ンジ軸であってもよい。又、この発明及び以下の各発明
において、肩位置センサには、マクロスイッチのように
傾動板の前後方向への回動力に応動してオン・オフする
押圧式スイッチを用いることができるとともに、エアー
バッグの給排気経路に接続して設けられ、肩位置検知の
際に予め所定圧力に膨張保持されるエアーバッグが、人
体肩部で傾動板が後方に押戻された際の圧力上昇によっ
てオンする圧力スイッチを用いることもできる。又、こ
の発明において、マッサージユニットの姿勢変更を伴っ
てこのユニットを第1位置と第2位置にわたって移動さ
せる手段はいかなる構成であってもよい。
【0011】請求項1の発明においては、作動用エアー
バッグの膨張・収縮によりヒンジ軸を支点に傾動板を回
動させるに伴い傾動板に設けられた施療子で人体肩部を
マッサージする肩用マッサージユニットの姿勢変更を伴
って、このユニットを第2位置に移動させてから、同ユ
ニットを背凭れ部の下方向に向けて変位させることによ
り、背凭れ部に寄り掛かっている人体上半身の肩部に、
傾動板に設けられている施療子を当てることに伴う傾動
板の後方への回動に基づいて、肩位置センサを用いて人
体肩位置を検知できる。
【0012】この肩位置検知において、肩用マッサージ
ユニットは前記姿勢変更により施療子に対してヒンジ軸
が下方に位置される姿勢となっているので、人体肩部が
施療子を相対的に押す力がヒンジ軸の軸方向に作用する
不都合がなく、施療子を介して傾動板を無理なく後方へ
回動させることができる。しかも、前記第2位置は人体
肩先寄りであるので、人体首部から離れた位置で前記肩
位置検知を実施できる。
【0013】又、前記課題を解決するために、請求項2
の発明は、背凭れ部を有するマッサージ機本体と、ヒン
ジ軸を支点に回動可能な傾動板、この傾動板に設けられ
た施療子、前記傾動板の後側に配置されてエアーの給排
気により膨張・収縮しその膨張時に前記傾動板を前方に
押し動かす作動用エアーバッグを備えて、前記背凭れ部
に設けられた肩用マッサージユニットと、このマッサー
ジユニットを、人体の肩の首部寄りをマッサージ可能な
姿勢となる第1位置、及び前記施療子に対して前記ヒン
ジ軸が下方に位置されて人体肩先部寄りをマッサージ可
能な姿勢となる第2位置にわたって移動させる姿勢変更
機構と、前記マッサージユニットを前記背凭れ部の上下
方向に変位させるユニット移動機構と、前記傾動板の回
動に基づいて動作する肩位置センサとを具備して、前記
第2位置で前記マッサージユニットを前記ユニット移動
機構により下方に移動させて肩位置検知をするようにし
たことを特徴としている。
【0014】この請求項2の発明においては、作動用エ
アーバッグの膨張・収縮によりヒンジ軸を支点に傾動板
を回動させるに伴い傾動板に設けられた施療子で人体肩
部をマッサージする肩用マッサージユニットを、その姿
勢変更を伴って姿勢変更機構で第2位置に移動させてか
ら、同ユニットをユニット移動機構で背凭れ部の下方向
に向けて変位させることにより、背凭れ部に寄り掛かっ
ている人体上半身の肩部に、傾動板に設けられている施
療子を当てることに伴う傾動板の後方への回動に基づい
て、肩位置センサを用いて人体肩位置を検知できる。
【0015】この肩位置検知において、肩用マッサージ
ユニットは前記姿勢変更により施療子に対してヒンジ軸
が下方に位置される姿勢となっているので、人体肩部が
施療子を相対的に押す力がヒンジ軸の軸方向に作用する
不都合がなく、施療子を介して傾動板を無理なく後方へ
回動させることができる。しかも、前記第2位置は人体
肩先寄りであるので、人体首部から離れた位置で前記肩
位置検知を実施できる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
に記載の姿勢変更機構が前記マッサージユニットを回動
するものであって、その回動により前記マッサージユニ
ットを前記第1位置と第2位置とにわたって移動させる
ことを特徴としている。
【0017】この発明においては、肩用マッサージユニ
ットを回動させることで、このユニットをその姿勢変更
を伴って第1位置と第2位置とにわたって移動させるこ
とができるとともに、この移動のためのガイドなどを格
別に要することがない。
【0018】又、請求項4の発明は、請求項1から3の
内のいずれか1項の発明に記載の肩位置センサに、前記
作動用エアーバッグの後側に配置された押圧式スイッチ
を用いて、このスイッチを前記作動用エアーバッグの収
縮状態下で動作させるようにしたことを特徴としてい
る。
【0019】この発明においては、膨張して人体肩部に
圧迫力を与える作動用エアーバッグは肩位置検知の際に
膨らんでいないので、肩位置検知において人体肩部によ
り後方に回動される傾動板の動きを、作動用エアーバッ
グ内の空気が緩衝することがなくなり、この傾動板の動
きを押圧式スイッチからなる肩位置センサに確実に波及
させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の第1実施形態を説明する。
【0021】図1中符号1はマッサージ機Aのマッサー
ジ機本体としての椅子本体を示し、この本体1は、座部
2の後に背凭れ部3を有しているとともに、座部2の幅
方向両側に夫々アームレスト4を有している。一方のア
ームレスト4には操作部5が設けられている。この操作
部5での入力操作によって後述のマッサージ装置の各種
マッサージ動作が指示される。椅子本体1の前側にはフ
ットレスト6が回動可能に取付けられ、これは図1に示
す立てた姿勢と、座部2の前方に延びるように横向きに
した姿勢との間の任意の位置に配置できる。座部2の下
方にはユニット化されたエアー給排気装置7が配置され
ている。
【0022】背凭れ部3はその表面を覆うカバー3aを
有し、このカバー3aは柔軟性を有する布や合成レザー
などで形成されている。背凭れ部3にはマッサージ装置
8が組み込まれている。図1及び図2に示すようにマッ
サージ装置8は、上部マッサージ体10と、下部マッサ
ージ体11と、これらの間に配置されたユニット移動機
構12とを備えている。
【0023】上部マッサージ体10は、ユニットベース
21に背凭れ部3の幅方向に並べて配置される左右一対
の肩用マッサージユニット(以下肩用ユニットと略称す
る。)10a、10bと、これらの下側に配置された肩
甲骨用マッサージユニット(以下肩甲骨ユニットと略称
する。)22とを備えている。
【0024】肩用ユニット10a、10bは背凭れ部3
の幅方向中央を境に線対称の配置に設けられており、こ
れらは同一構成であるので、その内の一方の肩用ユニッ
ト10aについて代表して説明する。
【0025】図2、図3、図5、図6、及び図8に示す
ように肩用ユニット10aは、ユニットベース21に支
持軸25により回動可能に支持された姿勢変更ベース2
6と、この変更ベース26上に固定されたヒンジ板27
と、この板27と姿勢変更ベース26との間に一端部を
挟着して姿勢変更ベース26上に支持された作動用エア
ーバッグ28と、ヒンジ軸29を介してヒンジ板27に
回動可能に支持された傾動板30と、この傾動板30に
設けられた施療子としての施療用押圧体31、付勢手段
としてのねじりばね32とを備えている。又、肩用ユニ
ット10a、10bの内の少なくとも一方例えば肩用ユ
ニット10aは、その姿勢変更ベース26に取付けられ
た肩位置センサとしてのスイッチ24を備えている。
【0026】ユニットベース21には歯車支持凹部33
(図6に一方の肩用ユニット10aに対応したものを代
表して示す。)が形成され、その底壁には軸受孔33a
が設けられている。歯車支持凹部33の周壁の一部は開
放されている。図6に示すように歯車支持凹部33には
歯車34が収容され、その一部は前記周壁の開放部分か
ら突出されている。歯車34の歯車軸34aの一端部は
軸受孔33aに貫通しており、その貫通端部には抜け止
め用のナット35が歯車34の回転を妨げないように取
付けられている。
【0027】姿勢変更ベース26にはヒンジ板27が取
付けられた一端部とは反対位置の他端部に位置して連結
孔26a(図2参照)が開けられている。歯車軸34a
の他端部は前記支持軸25として用いられており、この
軸25が連結孔26aに挿入してキー係合などにより連
結され、抜け止め及び回り止めをされている。従って、
歯車34が回動されるときは、これと一体に姿勢変更ベ
ース26が回動されるようになっている。姿勢変更ベー
ス26の回動は、図2に示した略横向き姿勢となる第1
位置と、図3に示した略縦向き姿勢となる第2位置とに
わたって略90度の角度範囲で行なわれるとともに、こ
れらの間の任意位置を選択して停止することができる。
【0028】この姿勢変更ベース26の回動により肩用
ユニット10a全体の向きが変更されるもので、それに
伴い後述の施療用押圧体30が、背凭れ部3に寄りかか
った人体の首部から肩先部にわたる体形の曲線に近似し
た軌跡を描いて移動されるようになっている。肩用ユニ
ット10a(10b)は前記第1位置では人体の肩の首
部寄りをマッサージ可能であり、又、前記第2位置では
人体肩先寄りをマッサージ可能である。
【0029】図5に示すようにヒンジ板27は、金属板
等からコ字状に形成され、その互いに平行な側壁に相対
向して開けられた軸通孔27aには、前記両側壁にわた
る前記ヒンジ軸29が貫通して取付けられている。ヒン
ジ軸29はその両端部に取付けられる止め輪37a、3
7bによって外れ止めされているとともに、ヒンジ軸2
9の一端部は一方の止め輪37bから比較的長く突出さ
れている。なお、図5及び図6中符号38は、ヒンジ板
27を姿勢変更ベース26に固定するねじを示してい
る。
【0030】図5等に示すように硬質材料例えばABS
樹脂等からなる前記傾動板30は、その一端部を肉厚と
し、この部分に幅方向に貫通する軸通孔30aを有して
いる。この軸通孔30aにはヒンジ軸29が挿通されて
いる。したがって、傾動板30はヒンジ軸29を支点に
して背凭れ部3の前後方向に回動可能に設けられてい
る。この傾動板30のヒンジ軸29とは反対側の端部、
つまり、自由端側の表面には前記施療用押圧体31が前
方に突出して取付けられている。施療用押圧体31は半
硬質のゴムで形成されている。
【0031】エアーの給排気により膨張・収縮される前
記作動用エアーバッグ28は、傾動板30より大きく、
かつ、姿勢変更ベース26より少し小さい四角形状に形
成されている。エアーバッグ28の一辺部は姿勢変更ベ
ース26とヒンジ板27との間に挟着されている。前記
挟着は前記ねじ38の共締めにより行なわれる。それに
より、作動用エアーバッグ28は姿勢変更ベース26と
傾動板30との間に配置されている。このエアーバッグ
28は傾動板30との結合関係をもっていない。この作
動用エアーバッグ28が膨張されることにより、図8
(C)に示すように傾動板30が、前方に押されてヒン
ジ軸29を支点として前方向に回動されるようになって
いる。
【0032】傾動板30を作動用エアーバッグ28側、
つまり後方に向けて常に付勢するために用いられる前記
ねじりばね32は、図6に示すようにヒンジ軸29を巻
装して設けられている。このばね32の固定端となる一
端部32aはヒンジ板27に引掛けられ、作用端となる
他端部32bは傾動板30の回動基端部の表面に引掛け
られている。
【0033】前記構成の肩用ユニット10aは、その姿
勢変更ベース26が回動することによって、既述のよう
に略横向き姿勢となる第1位置から略縦向き姿勢となる
第2位置とにわたって移動可能である。第1位置での作
動用エアーバッグ28の膨張に伴い前に倒れるように回
動する傾動板30を介して施療用押圧体31が首の付け
根部(肩の首部寄り部分)を圧迫でき、又、第2位置で
の作動用エアーバッグ28の膨張に伴い施療用押圧体3
1が肩先部を斜め後上方向から圧迫できる。
【0034】図6及び図8に示すように肩位置検知用の
前記スイッチ24は、スイッチ本体24aと、アクチュ
エータ24bと、復帰ばね24cとを有している。スイ
ッチ本体24aには、押圧されることによりオンすると
ともに押圧力が消失することによってオフする押圧式ス
イッチ、例えばマイクロスイッチが用いられている。ア
クチュエータ24bは支点24dを中心に回動してスイ
ッチ本体24aをオン・オフさせるものである。このア
クチュエータ24bの自由端部は湾曲している。このス
イッチ24のオン・オフ信号、つまり、肩位置検知信号
は図示しない後述の制御回路に送られるようになってい
る。
【0035】スイッチ本体24aは姿勢変更ベース26
に内蔵されている。アクチュエータ24bは姿勢変更ベ
ース26の前面開口26bに通されているとともに、そ
の湾曲した自由端部は施療子31の真後ろに位置して作
動用エアーバッグ28の裏面に接触している。復帰ばね
24cは前記自由端部の裏側に配置されていて、アクチ
ュエータ24bをスイッチ本体24aから離れるように
前方に向けて付勢している。
【0036】図4及び図6に示すようにユニットベース
21の裏面には機構支持板41が取付けられ、この支持
板41には姿勢変更機構42が取付けられている。この
機構42は正逆回転可能なモータ例えばステッピングモ
ータ43と、図7に示す歯車列とで形成されている。
【0037】歯車列は、モータ43の回転軸43aに固
定された駆動歯車44、一対の最終歯車45a、45
b、駆動歯車44と一方の最終歯車45aとを連結する
中間歯車46、47、及び駆動歯車44と他方の最終歯
車45bとを連結する中間歯車48を有している。中間
歯車47と同軸上に配置された一方の最終歯車45aは
一方の肩用ユニット10a用の歯車34に噛み合わされ
ている。中間歯車48と同軸上に配置された他方の最終
歯車45bは他方の肩用ユニット10b用の歯車34に
噛み合わされている。肩用ユニット10a、10bの両
歯車34は、前記歯車列によって同一速度でかつ互いに
逆方向に同一角度回動されるようになっている。
【0038】図2から図4に示すように前記肩甲骨ユニ
ット22は、ユニットベース21の下部に形成された凹
み21aの傾斜した奥面に固定された横長のエアーバッ
グ51と、このバッグ51の前側に位置してヒンジ52
を介して凹み21aに取付けられた一対の回動板53
と、これら回動板53の前面に固定された施療用押圧体
54とを備えている。ヒンジ52は回動板53の上端部
を枢支している。このユニット22では、エアーバッグ
51の膨張により、回動板53の回動を伴って施療用押
圧体54が人体上半身の肩甲骨回りを斜め上向きに圧迫
してマッサージを行なう。
【0039】図1及び図2に示すように前記下部マッサ
ージ体11は、背中用マッサージユニット55と、この
下側に連結された腰用マッサージユニット56とを備え
ている。背中用マッサージユニット55は、筐体58に
内蔵された図示しないエアーバッグの膨張・収縮に伴っ
て筐体58の前壁に対して出没する一対の軸状施療子5
9を備えている。
【0040】腰用マッサージユニット56は、筐体58
の下部傾斜面58aに支持される一つのエアーバッグ6
1と、下部傾斜面58の上端部にヒンジ62を介して枢
支されたベース板63と、この板63にヒンジ64を介
して枢支された一対の回動板65と、これら回動板65
の後側に個々に配置された一対のエアーバッグ66と、
両回動板65の表に取付けられた施療用押圧体67とを
備えている。このユニット56は、エアーバッグ61の
膨張維持下において一対のエアーバッグ66を膨張・収
縮させることにより回動板65を回動させて、施療用押
圧体67により人体腰部をマッサージする。
【0041】図2及び図3に示すように前記ユニット移
動機構12は、背凭れ部3内に上下端部が固定された左
右一対のガイドレール71と、これらレール71の上下
方向略中央部に跨って固定されたモータ固定板72と、
この板72に固定された1台の正逆回転可能な昇降用駆
動モータ73と、このモータ73の出力軸に固定された
駆動プーリ74と、このプーリ74から離間してモータ
固定板72に軸支された切換え手段としての電磁クラッ
チ付きの二つの従動プーリ75、76と、これらプーリ
75、76と駆動プーリ74とにわたって巻き掛けられ
た無端状伝動ベルト77と、従動プーリ75に固定され
た上部送りねじ軸78と、従動プーリ76に固定された
下部送りねじ軸79とを備えている。
【0042】ガイドレール71は、上部マッサージ体1
0のユニットベース21の両側部裏面に形成された受け
部81(図4参照)、並びに下部マッサージ体11の筐
体58の両側部に形成された受け部82(図2参照)を
夫々貫通している。
【0043】モータ固定板72には、これを基準とする
上部マッサージ体10の相対距離を検出するセンサー
(図示しない)と、同じく下部マッサージ体11の相対
距離を検出するセンサー(図示しない)とが設けられて
いる。
【0044】図2に示すように上部送りねじ軸78は、
上部ユニット体10のユニットベース21の裏面に形成
されたねじ受け部83に螺合した状態で貫通している。
同様に、下部送りねじ軸79は、下部ユニット体11の
筐体58の裏面に形成されたねじ受け部84に螺合した
状態で貫通している。
【0045】従って、昇降用駆動モータ73が駆動され
ると、駆動プーリ74、伝動ベルト77、78、従動プ
ーリ75、76を経由して送りねじ軸78、79が所定
方向に回転し、この回転によって上部ユニット体10又
は下部ユニット体11がガイドレール71に案内されつ
つ昇降する。
【0046】又、前記エアー給排気装置7は、エアーコ
ンプレッサ、このコンプレッサに接続されたロータリー
式の分配切換え弁、この弁に接続された複数の給排気チ
ューブ、並びにエアーコンプレッサ及び分配切換え弁の
動作を電気的に制御する制御回路などを備えている。前
記給排気チューブは、作動用エアーバッグ28、エアー
バッグ51、61、66等に夫々接続されている。その
ため、選択的に給排気を行なうことにより各エアーバッ
グ28、51、61、66を個別に膨張・収縮させるこ
とができる。
【0047】前記構成のマッサージ機Aの上部マッサー
ジ体10を用いて人体肩部のマッサージを行なう場合に
は、まず、左右の肩用ユニット10a、10bを図2に
示す姿勢をなす第1位置から図3に示す姿勢に変更され
るように第2位置に移動させる。この移動は、姿勢変更
機構42のモータ43を所定時間動作させて、支持軸2
5を中心として肩用ユニット10a、10bの姿勢変更
ベース26を互いに離れる方向に同期して略90度回動
させることによって行なわれる。それにより、図3に示
すように肩用ユニット10a、10bは、その施療用押
圧体31に対してヒンジ軸29が略真下に位置される姿
勢となって配置される。
【0048】次に、この状態で作動用エアーバッグ28
を収縮状態にしたまま、ユニット移動機構12の駆動モ
ータ73を動作させることにより、肩用ユニット10
a、10bを支持しているユニットベース21を下方に
移動させて、肩の高さ位置検知を行なう。
【0049】肩位置が未検知の状態では、図8(A)に
示すようにスイッチ24の復帰ばね24cのばね力によ
り前方に押し出されているアクチュエータ24bに応じ
て、ねじりばね32のばね力との兼ね合いで作動用エバ
ーバッグ28を介して傾動板27が多少前倒れ状態に保
持されている。この状態で既述のように下方に変位され
るに伴い、背凭れ部3に寄り掛かった人体上半身の肩部
に、その上方から多少前倒れ状態の傾動板27に取付け
られている施療用押圧体31が当たる。
【0050】そうすると、相対的に施療用押圧体31を
介して傾動板27が上向きに押されるから、その力によ
って傾動板27がヒンジ軸29を中心に後方に向けて回
動する。それに伴って、傾動板27が作動用エバーバッ
グ28を介してアクチュエータ24bを復帰ばね24c
に抗して押して、このアクチュエータ24bを図8
(b)に示すようにスイッチ本体24aに押付ける。そ
のため、スイッチ24がオンして肩位置が検知される。
【0051】以上のように肩位置検知は、姿勢変更を伴
う第1位置から第2位置への肩用ユニット10a、10
bの移動により、施療用押圧体31に対してヒンジ軸2
9を下方に位置させた姿勢で行なわれる。そのため、人
体肩部が相対的に傾動板30を押す力がヒンジ軸29の
軸方向に作用する不都合がなくなり、前記力で施療用押
圧体31を介して傾動板30を無理なく後方へ回動させ
ることができる。言い換えれば、傾動板30の支持部に
無理な力が作用しないので、肩用ユニット10a、10
bの耐久性がよいとともに、スイッチ24をオンさせる
ための傾動板30の後方への回動が円滑で、その動作を
保証できるので、肩位置検知の信頼性を向上できる。
【0052】前記肩位置検知は第2位置での肩用ユニッ
ト10a、10bの下降動作に伴い、施療用押圧体31
を人体肩先寄りに当てて行なわれる。このように人体首
部から離れた位置で肩位置検知を実施するので、人体首
部の太さの影響を受けることなく、肩位置検知ができ
る。したがって、この点においても肩位置検知の信頼性
を向上できる。
【0053】更に、前記肩位置検知を行なう際に肩用ユ
ニット10a、10bを第1位置から第2位置に移動さ
せるのに、姿勢変更機構42を用いて支持軸25を中心
に肩用ユニット10a、10bを回動させて行なうの
で、肩用ユニット10a、10bの姿勢変更を伴ってこ
れらユニット10a、10bを第1位置と第2位置とに
わたって移動させることができる。そのため、肩用ユニ
ット10a、10bの姿勢変更動作が円滑であるととも
に、これらユニット10a、10bの移動のためのガイ
ドなどを格別に要することがないので、姿勢変更機構4
2の構成も簡単である。
【0054】又、前記肩位置検知用の押圧式スイッチ2
4は作動用エアーバッグ28の収縮状態下で動作される
ようになっている。そのため、膨張して人体肩部に圧迫
力を与える作動用エアーバッグ28が、スイッチ24と
傾動板30との間に配置されているにも拘わらず、肩位
置検知の際に人体肩部により後方に回動される傾動板3
0の動きをスイッチ28に確実に波及させることができ
る。したがって、肩位置検知の誤差を防止することが可
能である。なお、肩位置検知の際に作動用エアーバッグ
28が膨張していると、このバッグ28内の空気が傾動
板30の動きを緩衝するので、肩位置検知に誤差が出易
い。
【0055】又、前記肩位置検知後には、検出された肩
位置を原点として、必要な上下方向の移動をユニットベ
ース21に与えて、検出された肩位置に対して適正な位
置に肩用ユニット10a、10bを配置してから、エア
ー給排気装置7を駆動し、肩用ユニット10a、10b
の作動用エアーバッグ28にエアーを繰り返し給排気し
て、肩部に対するマッサージが行なわれる。
【0056】このマッサージ中に作動用エアーバッグ2
8が膨張した状態は図8(C)に示されている。この状
態では、エアーバッグ28で傾動板30が前方に押され
て、ヒンジ軸29を支点に前倒しになるように回動され
るから、ヒンジ軸29より上方の施療用押圧体31が人
体肩部をその斜め後上方から圧迫する。なお、この時、
アクチュエータ24bを復帰ばね24cに抗してスイッ
チ本体24aに押付ける程度の力が、膨張しているエア
ーバッグ28によってアクチュエータ24bに与えられ
ることはないので、スイッチ24はオフ状態を維持す
る。又、マッサージ中に作動用エアーバッグ28が収縮
した状態は図8(A)に示されている。この状態では傾
動板30がユニットベース21に接近するように後方に
押戻されて、前記圧迫を解消している。
【0057】なお、以上の肩部マッサージにおいて、肩
用ユニット10a、10bの傾動板30は常にねじりば
ね32のばね力でユニットベース21側に押されている
から、このばね32により傾動板30を押戻すことがで
きる。そのため、肩用ユニット10a、10bの駆動中
において使用者が一旦椅子本体1から離れた場合など傾
動板30に使用者の体重が作用しなくなった状態でも、
作動用エアーバッグ28の膨張・収縮に追従して傾動板
30を前後に回動させる連携動作を確実に行なせること
ができるので、一旦椅子本体1から離れた使用者が再度
着座した場合に、再び肩用ユニット10a、10bによ
るマッサージを受けることができる。
【0058】又、以上のようにばね力で傾動板30が押
戻されることに伴って、作動用エアーバッグ28は傾動
板30で押される。そのため、このバッグ28から空気
が抜け易くなって、エアーバッグ28の排気速度を速め
ることができる。したがって、所定マッサージ期間内で
作動用エアーバッグ28の収縮に要する必要時間が短く
なるように図示しない前記制御回路のタイマーを設定で
きるから、前記所定マッサージ期間内での作動用エアー
バッグ28の膨張・収縮回数、つまり、マッサージでの
圧迫回数を増やすことが可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】請求項1、2に係る発明によれば、人体首
部の太さに影響を受けない人体肩先寄りの第2位置で、
施療子に対してヒンジ軸が下方に位置されるように姿勢
変更された肩用マッサージユニットを下方に変位させて
肩位置検知をするので、無理な力を肩用マッサージユニ
ットに与えることを抑制して肩位置検知に伴う傾動板の
後方への回動を確実かつ円滑に行なわせることができ、
したがって、肩位置検知の信頼性が高く、かつ、肩用マ
ッサージユニットの耐久性に優れるマッサージ機を提供
できる。
【0061】請求項3に係る発明によれば、肩用マッサ
ージユニットをその姿勢変更を伴って第1位置と第2位
置とにわたってガイドなどを要することなく移動できる
から、姿勢変更動作が円滑でかつ姿勢変更機構の構成も
簡単であるマッサージ機を提供できる。
【0062】請求項4に係る発明によれば、膨張して人
体肩部に圧迫力を与える作動用エアーバッグが、押圧式
スイッチからなる肩位置センサと傾動板との間に配置さ
れているにも拘わらず、人体肩部により後方に回動され
る傾動板の動きを肩位置センサに確実に波及させて、肩
位置検知の誤差を防止することが可能なマッサージ機を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る椅子式マッサージ機
を一部切欠して示す斜視図。
【図2】図1のマッサージ機の背凭れ部に組み込まれた
マッサージ装置を示す斜視図。
【図3】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージ
ユニットを縦向き姿勢となるように配置した状態で示す
斜視図。
【図4】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージ
ユニットをその後側から見て示す斜視図。
【図5】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージ
ユニットの一部を分解して示す斜視図。
【図6】図2中左側のマッサージユニット回りを示す平
面図。
【図7】図2のマッサージ装置が備える肩用マッサージ
ユニットの姿勢変更を司る歯車列の構成を示す正面図。
【図8】(A)〜(C)は縦向き姿勢で第2位置に配置
された前記肩用マッサージユニットをそれに組込まれた
スイッチとともに示す夫々異なる状態の断面図。
【符号の説明】
A…マッサージ機 1…椅子本体(マッサージ機本体) 3…背凭れ部 7…エアー給排気装置 8…マッサージ装置 10…上部マッサージ体 10a、10b…肩用マッサージユニット 12…ユニット移動機構 24…スイッチ(肩位置センサ) 25…支持軸 26…姿勢変更ベース 27…ヒンジ板 28…作動用エアーバッグ 29…ヒンジ軸 30…傾動板 31…施療用押圧体(施療子) 42…姿勢変更機構
フロントページの続き (72)発明者 岩田 宜之 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 町田 達男 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 持田 美喜雄 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 Fターム(参考) 4C100 AD02 AD13 AD17 AD25 BA07 BB05 BC12 BC13 CA06 DA05 DA20 EA13 EB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ軸を支点に回動可能な傾動板、こ
    の傾動板に設けられた施療子、前記傾動板の後側に配置
    されてエアーの給排気により膨張・収縮しその膨張時に
    前記傾動板を前方に押し動かす作動用エアーバッグを備
    える肩用マッサージユニットを、マッサージ機本体の背
    凭れ部に、人体の肩の首部寄りをマッサージ可能な第1
    位置と人体肩先部寄りをマッサージ可能な第2位置とに
    わたって姿勢変更を伴って移動可能で、かつ前記背凭れ
    部の上下方向に変位可能に設け、前記第2位置で前記記
    施療子に対して前記ヒンジ軸が下方に位置される姿勢と
    された前記マッサージユニットを下方に移動させ、この
    下方への移動に伴う前記傾動板の回動に基づいて動作す
    る肩位置センサを用いて、人体肩位置を検知するように
    したことを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 背凭れ部を有するマッサージ機本体と、 ヒンジ軸を支点に回動可能な傾動板、この傾動板に設け
    られた施療子、前記傾動板の後側に配置されてエアーの
    給排気により膨張・収縮しその膨張時に前記傾動板を前
    方に押し動かす作動用エアーバッグを備えて、前記背凭
    れ部に設けられた肩用マッサージユニットと、 このマッサージユニットを、人体の肩の首部寄りをマッ
    サージ可能な姿勢となる第1位置、及び前記施療子に対
    して前記ヒンジ軸が下方に位置されて人体肩先部寄りを
    マッサージ可能な姿勢となる第2位置にわたって移動さ
    せる姿勢変更機構と、 前記マッサージユニットを前記背凭れ部の上下方向に変
    位させるユニット移動機構と、 前記傾動板の回動に基づいて動作する肩位置センサとを
    具備して、 前記第2位置で前記マッサージユニットを前記ユニット
    移動機構により下方に移動させて肩位置検知をするよう
    にしたことを特徴とするマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記姿勢変更機構が前記マッサージユニ
    ットを回動するものであって、その回動により前記マッ
    サージユニットを前記第1位置と第2位置とにわたって
    移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のマ
    ッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記肩位置センサに前記作動用エアーバ
    ッグの後側に配置されたスイッチを用いて、このスイッ
    チを前記作動用エアーバッグの収縮状態下で動作させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1から3の内のいず
    れか1項に記載のマッサージ機。
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CN109363908A (zh) * 2018-10-23 2019-02-22 深圳市歌尔泰克科技有限公司 按摩机芯和按摩椅

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