JP2004016501A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】肩用ユニット10a、10bと、移動手段と、制御装置とを具備する。ユニットは、前方に突出する押圧要素21を有して前後方向に回動可能な傾動板(可動体)20、及び給排気により膨張・収縮し膨張時に可動体を前方に押し動かすエアーバッグ(作動手段)18を備えて、椅子本体の背凭れ部に配置される。椅子本体に設けられた移動手段は、人体の首肩部施療ラインに沿って所定寸法ずつ押圧要素21を移動させる。制御装置は、エアーバッグ18及び移動手段の動作を夫々制御して、押圧要素21で前記ラインを押圧し、この押圧下で可動体20を所定寸法移動させ、この移動に引続いて押圧要素21を前記ラインから離なす分割マッサージを、前記ラインに対して繰返し行なわせることを特徴としている。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体を支持するマッサージ機本体を備えた椅子式マッサージ機等のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
人体の例えば首肩部のマッサージに適するマッサージユニットを背凭れ部に組み込んだ椅子式マッサージ機は、特開2001ー170124で知られている。この公報に記載のマッサージ機は、略横向き姿勢となる第1位置と、略縦向き位置となる第2位置とにわたって支持軸を中心として回動される姿勢変更ベースを備えている。この変更ベース上には傾動板がヒンジ軸を支点に回動可能に取付けられている。この傾動板の自由端部には半硬質のゴムで形成された押圧要素が前方に突設され、傾動板の後側にはエアーバッグが配置されている。
【0003】
このマッサージ機では、姿勢変更ベースを回動させることにより、人体の首部から肩部にわたる施療ラインに沿って押圧要素が、肩部から首部方向に移動及びこの逆方向に移動できる。そのため、姿勢変更ベースを任意な移動位置で停止した状態で、作動用エアーバッグにエアーを繰返し給排気して、傾動板を前後方向に回動させるに伴って、指圧的マッサージ、つまり、押圧要素で肩部を繰返し圧迫・弛緩するマッサージができる。更に、前記公報には、押圧要素で肩部を圧迫したままで姿勢変更ベースを回動させて擦り的(揉み的)マッサージをさせることも示唆されている。
【0004】
しかし、前記指圧的マッサージは人体の肩部から首部にわたる施療ラインの任意位置を使用者が自ら選択して行なうものである。そのため、前記施療ラインに対して間隔的に指圧的マッサージが施されるように使用した場合、先のマッサージ箇所と次のマッサージ箇所との間の施療ライン部分では、押圧要素が施療ラインから離れていて、この施療ライン部分を施療できない。しかも、指圧的マッサージが施療ラインに対して間隔的に施されるといえども、圧迫と弛緩とを繰返す1種類のマッサージ態様が継続するので、そのマッサージ刺激に人体が慣れやすい。又、他のマッサージ態様である揉み的マッサージは施療ライン全体にわたって連続して行なわれるので、そのマッサージ刺激にも人体が慣れやすい。
【0005】
以上のように前記マッサージ機は、人体の肩部から首部にわたる施療ラインをマッサージするのに好適ではあるが、そのマッサージ性能を更に向上するためには、改善すべき余地が未だ残されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、マッサージ機本体に支持された人体の施療ライン全体を、略切れ目なく、かつ慣れを抑制しつつマッサージできるマッサージ機を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、押圧要素が設けられた可動体をマッサージ機本体に支持された人体の施療ラインに接離する方向に駆動する作動手段、及び前記施療ラインに沿って所定寸法ずつ押圧要素を移動させる移動手段を制御装置で夫々制御して、押圧要素で前記施療ラインを押圧し、この押圧下で可動体を所定寸法移動させ、この移動に引続いて押圧要素を前記施療ラインから離なす分割マッサージを繰返し行なわせることを特徴としている。
【0008】
本発明で、マッサージ機本体は、人体を支持するものであって、例えば椅子式マッサージ機の椅子本体又はベッド式マッサージ機のベッド本体等により構成される。本発明で、押圧要素には、半硬質のゴムからなるものを好適に使用できるが、エアーの給排気により膨張・収縮可能で使用時には膨張状態に保持される押圧用エアーバッグを用いることもでき、或いはバイブレータを使用することも可能である。本発明で、マッサージユニットの作動手段には、例えば給排気により膨張・収縮するエアーバッグを用いることができるが、これ以外にも、モータを動力源として送りねじやリンク等の機構部品を用いて構成される機械的なものを用いることができる。
【0009】
本発明で、押圧要素を有したマッサージユニットを所定寸法ずつ移動させる移動手段は、例えばマッサージユニットを上下動又は回動させる機構で担うことができる。又、本発明で人体の施療ラインとは、比較的長い線状の施療領域、例えば、人体のつぼが連続している人体の肩先部から首部の付け根に渡る部分、或いは人体のつぼが連続している人体の背筋に対応する部分等を指す。又、本発明は、エアー式マッサージ機に適用できる他、モータの動力を用いてローラからなる押圧要素を介して叩き、揉み、ローリング(背筋のばし)等を行なえるいわゆる機械式のマッサージ機等にも適用できる。
【0010】
本発明で、制御装置により実行される分割マッサージとは、施療ラインを複数の部分に区切ると想定した場合に、その区切られた施療ライン部分に対するマッサージを指す。この場合、制御装置は、隣合った分割マッサージの一部を重複させながら分割マッサージを進行させることも、或いは重複させることなく順を追って分割マッサージを進行させることもできる。
【0011】
本発明では、作動手段と移動手段とを制御装置で夫々制御してマッサージ機本体に支持された人体の施療ラインに沿って分割マッサージを繰返し行なわせて、施療ライン全体をマッサージできる。この場合、作動手段の動作によって、押圧要素が施療ラインに対して繰返し接離して圧迫・弛緩を伴う指圧的マッサージを行なう。又、移動手段の動作によって、押圧要素が施療ラインを圧迫したままで次の分割マッサージ位置に移動されて揉み的マッサージを行なう。このように2種類のマッサージを交互に施療ライン全体に略途切れることなく施こしてマッサージできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
【0013】
図1中符号1はマッサージ機Aのマッサージ機本体としての椅子本体を示している。この本体1は、座部2の後に背凭れ部3を有しているとともに、座部2の幅方向両側に夫々アームレスト4を有している。一方のアームレスト4には操作部5が設けられている。この操作部5での入力操作によって後述のマッサージ装置8の各種マッサージ動作が指示される。操作部5はリモートコントローラで形成することもできる。椅子本体1の前側にはフットレスト6が回動可能に取付けられ、これは図1に示す立てた姿勢と、座部2の前方に延びるように略横向きにした姿勢との間の任意の位置に配置できる。座部2の下方にはユニット化されたエアー給排気装置7が配置されている。
【0014】
背凭れ部3はその表面を覆うカバー3aを有し、このカバー3aは柔軟性を有する布や合成レザーなどで形成されている。背凭れ部3にはマッサージ装置8が組み込まれている。マッサージ装置8は後述するユニット移動機構11により椅子本体1に支持された人体の体軸方向に沿うように移動される。
【0015】
図1及び図2に示すようにマッサージ装置8は、ユニット支持ベース9に背凭れ部3の幅方向に並べて配置された左右一対のマッサージユニット10a、10bを備えている。これらのユニット10a、10bは、椅子本体1に支持された人体の首肩施療ラインをマッサージするものであり、以下単に肩用ユニットと略称する。又、首肩施療ラインとは、人体の肩先部から首部の付け根にわたる被施療領域である。
【0016】
肩用ユニット10a、10bは背凭れ部3の幅方向中央を境に線対称の配置に設けられており、これらは同一構成であるので、その内の一方の肩用ユニット10aについて代表して説明する。
【0017】
図2及び図5等に示すように肩用ユニット10aは、ユニット支持ベース9に支持軸15により回動可能に支持された姿勢変更ベース16と、この変更ベース16に取付けられたヒンジ板17と、作動手段例えばヒンジ板17と姿勢変更ベース16との間に一端部を挟着して姿勢変更ベース16上に支持されたエアーバッグ18と、ヒンジ軸19(図4及び図5参照)を介してヒンジ板17に回動可能に支持された可動体例えば傾動板20と、この傾動板20に設けられた施療用の押圧要素21と、付勢手段例えばねじりばね22とを備えている。
【0018】
ユニット支持ベース9には歯車支持凹部23(図5に一方の肩用ユニット10aに対応したものを代表して示す。)が形成され、その底壁には軸受孔23aが設けられている。歯車支持凹部23の周壁の一部は開放されている。図4及び図6に示すように歯車支持凹部23には歯車24が収容され、その一部は前記周壁の開放部分から突出されている。歯車24の歯車軸24aの一端部は軸受孔23aに貫通しており、その貫通端部には抜け止め用のナット25が歯車24の回転を妨げないように取付けられている。
【0019】
姿勢変更ベース16にはヒンジ板17が取付けられた一端部とは反対位置の他端部に位置して連結孔16a(図2参照)が開けられている。歯車軸24aの他端部は支持軸15として用いられており、この軸15が連結孔16aに挿入してキー係合などにより連結され、抜け止め及び回り止めをされている。従って、歯車24が回動されるときは、これと一体に姿勢変更ベース16が回動されるようになっている。姿勢変更ベース16の回動は、図2(A)に示した略横向き姿勢となる第1位置と、図2(B)に示した略縦向き姿勢となる第2位置とにわたって略90度の角度範囲で行なわれ、これらの間の任意位置を選択して姿勢変更ベース16は停止できる。
【0020】
この姿勢変更ベース16の回動により肩用ユニット10a(10b)全体の向きが変更される。それに伴い後述の押圧要素21が、背凭れ部3に寄りかかった人体の首部の根元から肩先部にわたる体形の曲線(前記首肩部施療ライン)に近似した軌跡を描いて移動されるようになっている。
【0021】
図4に示すようにヒンジ板17は、金属板等からコ字状に形成され、その互いに平行な側壁に相対向して開けられた軸通孔17aには、前記両側壁にわたってヒンジ軸19が貫通されている。ヒンジ軸19はその両端部に取付けられる止め輪26a、26bによって外れ止めされているとともに、ヒンジ軸19の一端部は一方の止め輪26bから比較的長く突出されている。なお、図4及び図5中符号27は、ヒンジ板17を姿勢変更ベース16に固定するねじを示している。
【0022】
図4に示すように硬質材料例えばABS樹脂等からなる傾動板20は、その一端部を肉厚とし、この部分に幅方向に貫通する軸通孔20aを有している。この軸通孔20aにはヒンジ軸19が挿通されている。したがって、傾動板20はヒンジ軸19を支点にして背凭れ部3の前後方向に回動可能に設けられている。この傾動板20のヒンジ軸19とは反対側の端部、つまり、自由端側の表面には押圧要素21が前方に突出して取付けられている。押圧要素21は半硬質のゴムで形成されている。
【0023】
エアーの給排気により膨張・収縮されるエアーバッグ18は、傾動板20より大きく、かつ、姿勢変更ベース16より少し小さい四角形状に形成されている。エアーバッグ18の一辺部は姿勢変更ベース16とヒンジ板17との間に挟着されている。この挟着はねじ27の共締めにより行なわれる。エアーバッグ18は姿勢変更ベース16と傾動板20との間に配置されている。このエアーバッグ18は傾動板20との結合関係をもっていない。エアーバッグ18が膨張されることにより、図5(B)に示すように傾動板20が前方に押されて、ヒンジ軸19を支点として前方向に回動されるようになっている。
【0024】
傾動板20をエアーバッグ18側、本実施形態では後方に向けて常に付勢するために用いられるねじりばね22は、図4及び図5に示すようにヒンジ軸19を巻装して設けられている。このばね22の固定端となる一端部22aはヒンジ板17に引掛けられ、作用端となる他端部22bは傾動板20の回動基端部の表面に引掛けられている。
【0025】
前記構成の肩用ユニット10a、10bの姿勢変更ベース16は、既述のように略横向き姿勢となる第1位置から略縦向き姿勢となる第2位置とにわたって移動可能である。第1位置でのエアーバッグ18の膨張に伴い前に倒れるように回動する傾動板20を介して押圧要素21は人体の肩の首寄りを圧迫でき、又、第2位置でのエアーバッグ18の膨張に伴い押圧要素21は人体の肩先部を斜め上後方から圧迫できる。
【0026】
肩用ユニット10a、10bは、その押圧要素21の中心よりヒンジ軸19の少なくとも一部が下がった姿勢で使用され、言い換えれば、ヒンジ軸19を下側にして使用される。具体的には、図2(A)中符号Bで示す押圧要素21の中心に対して、第1位置ではヒンジ軸19の軸方向中央位置(符号Cで示す)が垂直距離D1だけ下側にある姿勢で肩用ユニット10a、10bが使用され、又、図2(B)中符号Bで示す押圧要素21の中心に対して、第2位置ではヒンジ軸19の軸方向中央位置(符号Cで示す)が垂直距離D2だけ下側にある姿勢で肩用ユニット10a、10bが使用されるようになっている。
【0027】
図3及び図5に示すようにユニット支持ベース9の裏面には機構支持板31が取付けられ、この支持板31には姿勢変更駆動機構32が取付けられている。この機構32は、移動手段例えば正逆回転可能でかつ回転角制御ができるモータ例えばステッピングモータ33と、図6に示す歯車列Fとで形成されている。歯車列は、モータ33の回転軸33aに固定された駆動歯車34、一対の最終歯車35a、35b、駆動歯車34と一方の最終歯車35aとを連結する中間歯車36、37、及び駆動歯車34と他方の最終歯車35bとを連結する中間歯車38を有している。中間歯車37と同軸上に配置された一方の最終歯車35aは一方の肩用ユニット10a用の歯車24に噛み合わされている。中間歯車38と同軸上に配置された他方の最終歯車35bは他方の肩用ユニット10b用の歯車24に噛み合わされている。肩用ユニット10a、10bの両歯車24は、前記歯車列Fによって同一速度でかつ互いに逆方向に同一角度回動されるようになっている。
【0028】
図2に示すようにユニット移動機構11は、背凭れ部3内に上下端部が固定された左右一対のガイドレール41と、これらレール41の上下方向略中央部に跨って固定されたモータ固定板42と、この板42に固定された正逆回転可能なモータ43と、このモータ43の出力軸に固定された駆動プーリ44と、このプーリ44から離間してモータ固定板42に軸支された従動プーリ45と、これらプーリ44、45間にわたって巻き掛けられた無端状伝動ベルト47と、従動プーリ45に固定された送りねじ軸48とを備えている。
【0029】
両ガイドレール41は、ユニット支持ベース9の両側部裏面に形成された受け部49(図3参照)を夫々貫通している。モータ固定板42には、これを基準とするマッサージ装置8のユニット支持ベース9との相対距離を検出するセンサー(図示しない)が設けられている。図2に示すように送りねじ軸48は、ユニット支持ベース9の裏面に形成されたねじ受け部50に螺合して貫通している。
【0030】
従って、モータ33が駆動されると、駆動プーリ44、伝動ベルト47、従動プーリ45を経由して送りねじ軸48が所定方向に回転し、この回転によってマッサージ装置8がガイドレール41に案内されつつ昇降する。
【0031】
又、前記エアー給排気装置7は、図7に示すようにエアーポンプ51、このポンプ51の吐出し口に接続されたエアー制御器52、この制御器52の通気ポートに接続されたエアー配管53、並びにエアーポンプ51及びエアー制御器52の動作等を電気的に制御する制御装置54などを備えている。
【0032】
エアー制御器52は、排気ポート及び前記通気ポートを有しており、ロータリー式のエアー制御弁や電磁開閉弁等で作られる。エアー配管53は二股に分岐され、夫々の分岐端は両エアーバッグ18に個別に接続されている。そのため、エアー制御器52を給気状態にすることにより、エアー配管53を通して両エアーバッグ18に同期して給気をすることができる。又、エアー制御器52を排気状態にすることにより、両エアーバッグ18から排出されてエアー配管53に導かれた空気をエアー制御器52の排気ポートから排気することができる。
【0033】
制御装置54はマイクロプロセッサで形成されており、そのメモリには各種のマッサージモードのプログラムが格納されている。各種マッサージモードの中には、指圧・揉み混在モードと、揉み単独モードと、指圧単独モードなどが含まれている。制御装置54は、両エアーバッグ18の間欠的な膨張・収縮、及びモータ33の正逆回転等を制御して、操作部5で指定されたマッサージモードを実行させるようになっている。
【0034】
前記構成のマッサージ機Aは、エアー給排気装置7を駆動し、両肩用ユニット10a、10bのエアーバッグ18に夫々エアーを繰り返し給排気することにより、椅子本体1に支持された人体の首肩部施療ラインに押圧要素21を所定時間ごとに間欠的に接離させることが駆動できる。
【0035】
詳しくは、エアーバッグ18が膨張した状態は図5(B)に示されている。この状態では、膨張したエアーバッグ18で傾動板20が前方に押されて、ヒンジ軸19を支点に前倒しに回動されるので、ヒンジ軸19より上方の押圧要素21が首肩部施療ラインの一部をその斜め後上方から圧迫する。又、エアーバッグ18が収縮した状態は図5(A)に示されている。この状態では傾動板20がユニット支持ベース9に接近するように後方に押戻されて、押圧要素21が首肩部施療ラインから離れるので、前記圧迫が解消される。傾動板20の押戻しは、背凭れ部3に人体上半身が寄り掛かっている場合には、押圧要素21を介して傾動板20に掛かる体重によって、専らなされる。したがって、エアーバッグ18へのエアーの繰り返し給排気により、首肩部施療ラインに押圧要素21を繰返し接離させることができる。
【0036】
なお、マッサージ中に使用者が椅子本体1から離れた場合等、体重による押戻し力が傾動板20に働かなくなると、その時点でのエアーバッグ18の膨張に伴って傾動板20は前倒し状態のままに維持されようとする。しかし、肩用ユニット10a、10bの傾動板20は常にねじりばね22のばね力でユニット支持ベース9側に押されているから、このばね22により傾動板20を押戻すことができる。このように肩用ユニット10a、10bの駆動中において傾動板20に使用者の体重が作用しない状態でも、エアーバッグ18の膨張・収縮に追従して傾動板20を前後に回動させる連携動作が確実に行われる。このため、一旦椅子本体1から離れた使用者が再度着座した場合に、再び肩用ユニット10a、10bによるマッサージを受けることができる。
【0037】
又、前記構成のマッサージ機Aは、モータ33を正転させることにより、両肩用ユニット10a、10bを例えば人体肩先部から首部に向けて回動(移動)させることができるとともに、モータ33を逆転させることにより、両肩用ユニット10a、10bを人体首部から肩先部に向けて回動(移動)させることができる。この実施形態では、モータ33を正転させた時の両肩用ユニット10a、10bの回動を「往動」と称し、モータ33を正転させた時の両肩用ユニット10a、10bの回動を「複動」と便宜上称する。
【0038】
しかも、両肩用ユニット10a、10bの回動において、制御装置54はモータ33を所定回転角度ずつ駆動できる。こうした駆動に伴って両肩用ユニット10a、10bの押圧要素21を、肩首部施療ラインに沿って往動方向又は複動方向に所定の時間を置いて小刻みに回動させることができ、言いかえれば、所定寸法ずつ間隔的に移動させることができる。
【0039】
そして、椅子本体1に支持された人体の首肩部施療ラインを前記指圧・揉み混在モードでマッサージする場合には、左右の肩用ユニット10a、10bを例えば図2(A)に示す姿勢から図2(B)に示す姿勢に変更した上で、制御装置54でのモータ33に対する制御により、以下のように押圧要素21の所定寸法ずつの往動と複動とが繰返されるとともに、制御装置54でのエアーバッグ18に対する給排気制御により、首肩部施療ラインの斜め上後方から押圧要素21が首肩部施療ラインに繰返し接離される。
【0040】
この指圧・揉み混在モード下で肩用ユニット10a、10bが往動される時のエアーポンプ51のオン−オフ動作とモータ33のオン−オフ動作の動作タイミングは図8(A)に示され、同様に肩用ユニット10a、10bが復動される時の動作タイミングは図8(B)に示されている。
【0041】
詳しくは、エアーポンプ51がオン(起動)された後所定時間t1を経た時点で、モータ33がオン(起動)され、更に、所定時間t2後に、エアーポンプ51及びモータ33が共にオフ(停止)され、こうしたオン−オフ制御が往動時にも復動時にも夫々所定回数繰返されて、首肩部施療ラインに対するマッサージが施される。
【0042】
エアーポンプ51のオン−オフに伴いエアーバッグ18は膨縮する。この場合、エアーバッグ18は前記所定時間t1より短い時間t3で最大に膨張し、この膨張状態はエアーポンプ51がオフされるまで維持される。そして、このオフ時点から所定時間t4の間にエアーバッグ18から排気され、このバッグ18は収縮状態となる。
【0043】
こうしたエアーバッグ18の膨縮によって既述のように押圧要素21が首肩部施療ラインに接離する動作が行なわれる。一方、モータ33のオン−オフによって既述のように首肩部施療ラインに沿って往動方向又は復動方向に押圧要素21が所定寸法移動する動作が行なわれる。
【0044】
そのため、まず、押圧要素21が首肩部施療ラインの一部を圧迫する指圧的マッサージ(図9中実線矢印イで模擬的に示す。)が行なわれる。この後に、前記所定時間t2にわたって圧迫状態のままで押圧要素21が首肩部施療ラインに沿って所定寸法移動される揉み的マッサージ(図9中実線矢印ロで模擬的に示す。)が行なわれる。次に、前記所定時間t4の間に前記圧迫状態が解消され、それまで圧迫されていた部分が弛緩される(図9中点線矢印ハで模擬的に示す。)。このようなイ〜ハの挙動を含んだマッサージを本実施形態では分割マッサージと称している。
【0045】
そして、この分割マッサージが以後所定回数繰返されて、肩用ユニット10a、10bの互いに逆方向に向かう往動又は復動が所定回数行なわれる。そのため、首肩部施療ラインに対して2種類のマッサージを繰返し施しながら、首肩部施療ライン全体を途切れることなくマッサージできる。しかも、以上のように圧迫とその解放による弛緩とを伴う指圧的マッサージと、圧迫状態での首肩部施療ラインに沿った移動により揉み的マッサージとの異種マッサージが繰返し施されるので、マッサージに慣れることが抑制される。
【0046】
したがって、指圧・揉み混在モードでは良好なマッサージ感を与えることができる。なお、図9の模式図では、先の分割マッサージの解放工程ハと次の分割マッサージの圧迫工程イとは、作図の都合状並べて描いたが、本実施形態においては重なっており、前記次の分割マッサージの圧迫工程イでの指圧箇所は、前記先の分割マッサージの揉み工程ロの終端箇所に一致している。しかし、これには制約されず、そのため、首肩部施療ラインでの前記次の分割マッサージの圧迫工程イでの指圧箇所を、前記先の分割マッサージの揉み工程ロの終端箇所の前側又は後側にずらしてもよい。
【0047】
なお、前記構成のマッサージ機Aで指圧単独モードが指定された場合、制御装置54は、時系列的に隣接する前記イの圧迫工程間ではエアーバッグ18を収縮させる制御を行うので、指圧・揉み混在モードのうちの揉み動作を省略したマッサージが行なわれる。具体的には、時系列的に隣接する前記イの圧迫工程間では押圧要素21が首肩部施療ラインから離れて、この施療ラインが押圧要素21で圧迫されることがない。
【0048】
従って、首肩部施療ラインに沿って押圧要素21が間隔的に移動しながら指圧が繰返される。なお、この場合、操作部54での適宜な指定により、使用者が臨む位置に首肩施療ラインに沿って押圧要素21を移動させて、その位置で繰返し圧迫・弛緩させることもできる。
【0049】
又、前記構成のマッサージ機Aで揉み単独モードが指定された場合、指圧・揉み混在モードのうちの圧迫(指圧)動作を省略したマッサージが行なわれる。具体的には、制御装置54が、モータ33を停止させたままでエアーバッグ18を膨張・収縮させる制御を行うので、最も最初の圧迫工程イの動作が行なわれた後の圧迫工程イ及び解放工程ハはいずれも省略され、前記揉み工程ロの往復動作のみが連続して行なわれる。
【0050】
従って、押圧要素21が首肩部施療ラインを圧迫したままで、このライン全体に沿って往復移動を所定回数繰返す揉みマッサージが実行される。なお、この場合、操作部54での適宜な指定により、首肩部施療ライン全体にわたって1度に押圧要素21を往動及び復動させることも、又は首肩部施療ラインは所定寸法ずつ区切って、その区切り位置で一旦停止をした上で、首肩部施療ライン全体にわたって押圧要素21を断続的に往動及び復動させることもできる。
【0051】
又、既述のように本実施形態では指圧的マッサージの駆動手段として膨縮するエアーバッグ18を用いているので、首肩部施療ラインが過度に圧迫されることを抑制できる。つまり、個人差により首肩部施療ラインの形状にはばらつきがあるので、強い圧迫力を与えた場合には、痛みを感じることがある。しかし、エアーバッグ18はそれが膨張した状態でも変形することが可能であるため、この変形により過度な首肩部施療ラインの圧迫を吸収できる。
【0052】
図10および図11は本発明の第2実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じ構成であるので、同一構成部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【0053】
この第2実施形態では、指圧・揉み混在モードが、既に行なわれた分割マッサージの揉み工程ロの終端箇所(圧迫解放箇所)に対して、次の分割マッサージが首肩施療ラインに沿って所定寸法一旦戻って行なわれるようになっている。そのために、制御装置によって図10に示すように往動時にも復動にもモータ33が、その送り方向回転が停止してから所定時間後、例えばエアーバッグ18の収縮が完了するt4時間後に送り方向とは逆回転(反送り方向回転と称する。)を行なうように制御される。反送り方向回転の時間t5は送り方向回転の時間、つまり、時間t2より短く、例えば時間t2の1/4程度に設定されている。
【0054】
反送り方向回転時間t5だけモータ33が反送り方向回転されることに伴って、肩用ユニット10a、10bが回動されて、既に首肩部施療ラインより離れた状態の押圧要素21が図11中符号ニで示すように戻される。そして、この戻し工程ニを経た状態から次の分割マッサージが繰返される。なお、以上の点以外の構成は、図10及び図11に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0055】
従って、この第2実施形態においても、人体の首肩部施療ライン全体を、切れ目なく、かつ慣れを抑制しつつマッサージすることができる。
【0056】
なお、前記各実施形態において、マッサージユニットの傾動板及び押圧要素は、背凭れ部のカバーの外側に配置されていてもよい。又、前記各実施形態において、ヒンジ軸は1本に限らず、例えば傾動板の幅方向両側から突設される二つのヒンジ軸、又は傾動板の幅方向両側部に互いに近づくように傾動板に設けた軸受穴に挿入される二つのヒンジ軸であってもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、マッサージ機本体に支持された人体の施療ライン全体を略切れ目なくマッサージできるとともに、その際に2種類のマッサージを交互に繰返してマッサージの慣れを抑制可能なマッサージ機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る椅子式マッサージ機を一部切欠して示す斜視図。
【図2】(A)は図1のマッサージ機の背凭れ部に組み込まれたマッサージ装置をそのマッサージユニットが略横向き姿勢となるように配置した状態で示す斜視図。
(B)は図1のマッサージ機の背凭れ部に組み込まれたマッサージ装置をそのマッサージユニットが略縦向き姿勢となるように配置した状態で示す斜視図。
【図3】図2のマッサージ装置をその後側から見て示す斜視図。
【図4】図2のマッサージ装置が備えるマッサージユニットのヒンジ部まわりを分解して示す斜視図。
【図5】(A)は略縦向き姿勢となるように配置された図2のマッサージ装置が備えるマッサージユニットをそのエアーバッグが収縮した状態で示す断面図。
(B)は略縦向き姿勢となるように配置された図2のマッサージ装置が備えるマッサージユニットをそのエアーバッグが膨張した状態で示す断面図。
【図6】図2のマッサージ装置が備えるマッサージユニットの姿勢変更を司る歯車列の構成を示す正面図。
【図7】図1のマッサージ機の制御系統を示すブロック図。
【図8】(A)は図1のマッサージ機のマッサージユニットが往動する時のマッサージを説明するタイムチャート。
(B)は図1のマッサージ機のマッサージユニットが復動する時のマッサージを説明するタイムチャート。
【図9】図8(A)のタイムチャートでのマッサージを模式的に示す図。
【図10】(A)は本発明の第2実施形態に係る椅子式マッサージ機のマッサージユニットが往動する時のマッサージを説明するタイムチャート。
(B)は第2実施形態に係る椅子式マッサージ機のマッサージユニットが復動する時のマッサージを説明するタイムチャート。
【図11】図10(A)のタイムチャートでのマッサージを模式的に示す図。
【符号の説明】
A…マッサージ機
1…椅子本体(マッサージ機本体)
3…背凭れ部
7…エアー給排気装置
8…マッサージ装置
10a、10b…マッサージユニット(肩用ユニット)
15…支持軸
16…姿勢変更ベース
17…ヒンジ板
18…エアーバッグ(作動手段)
19…ヒンジ軸
20…傾動板(可動体)
21…押圧要素
32…姿勢変更機構
33…モータ(移動手段)
51…エアーポンプ
52…エアー制御器
54…制御装置
Claims (3)
- マッサージ機本体と、
押圧要素が設けられた可動体、及びこの可動体を前記マッサージ機本体に支持された人体の施療ラインに接離する方向に駆動する作動手段を備えて前記マッサージ機本体に設けられたマッサージユニットと、
前記マッサージ機本体に設けられて前記施療ラインに沿って所定寸法ずつ前記マッサージユニットを移動させる移動手段と、
前記押圧要素で前記施療ラインを押圧し、この押圧下で前記可動体を所定寸法移動させ、この移動に引続いて前記押圧要素を前記施療ラインから離なす分割マッサージを、前記作動手段及び前記移動手段の動作を夫々制御して繰返し行なわせる制御装置と、
を具備したマッサージ機。 - 背凭れ部を有するマッサージ機本体と、
ヒンジ軸を支点に回動可能な可動体、この可動体に前方に突出して取付けられた押圧要素と、前記可動体の後側に配置されてエアーの給排気により膨張・収縮しその膨張時に前記可動体を前方に押し動かすエアーバッグとを備えて前記背凭れ部に配置されたマッサージユニットと、
前記マッサージ機本体に設けられこの本体に支持された人体の首肩部施療ラインに沿って所定寸法ずつ前記マッサージユニットを移動させる移動手段と、
前記押圧要素で前記首肩部施療ラインを押圧し、この押圧下で前記可動体を所定寸法移動させ、この移動に引続いて前記押圧要素を前記首肩部施療ラインから離なす分割マッサージを、前記エアーバッグ及び前記移動手段の動作を夫々制御して繰返し行なわせる制御装置と、
を具備したマッサージ機。 - 前記制御装置は、前記分割マッサージが繰返される際、前記施療ラインから離された前記押圧要素を前記所定寸法より短い寸法だけ戻して前記分割マッサージが繰返されるように前記移動手段の動作を制御する請求項1又は2に記載のマッサージ機。
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