JP2001008993A - エアマッサージ機 - Google Patents

エアマッサージ機

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JP2001008993A
JP2001008993A JP11186774A JP18677499A JP2001008993A JP 2001008993 A JP2001008993 A JP 2001008993A JP 11186774 A JP11186774 A JP 11186774A JP 18677499 A JP18677499 A JP 18677499A JP 2001008993 A JP2001008993 A JP 2001008993A
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Japan
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massage
airbag
moving
air
massage airbag
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JP11186774A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Iwata
宜之 岩田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッサージ用エアバッグをマッサージ中に移
動させることにより、マッサージ可能範囲の拡大と強い
マッサージ効果を得ることができるようにする。 【解決手段】 人体当接面に対して配設されたマッサー
ジ用エアバッグ11を、エア給排装置8により膨張収縮
させてマッサージを行うようにしたエアマッサージ機で
あって、マッサージ用エアバッグ11の膨張時に、この
マッサージ用エアバッグ11を移動させる移動機構10
を取付けるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアマッサージ
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椅子などに取付けられたマッサージ用エ
アバッグを膨張収縮させることにより人体の各部をマッ
サージを行うようにしたエアマッサージ機がある。
【0003】上記エアマッサージ機では、従来、マッサ
ージ用エアバッグは、位置が固定されているか、或い
は、特開平7−184750号公報等に記載されている
ように位置調整可能であってもマッサージ中には位置が
動かないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエアマッサージ機では、マッサージ用エアバ
ッグが少くともマッサージ中に位置固定されているた
め、マッサージ可能範囲が狭いという問題や、マッサー
ジ用エアバッグの膨張による圧迫体感のみしか得られな
いので、マッサージ効果が弱く感じられるという問題が
あった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、マッサージ用エアバッグをマッサージ中に移動
させることにより、マッサージ可能範囲の拡大と強いマ
ッサージ効果を得ることのできるエアマッサージ機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、人体当接面に対し
て配設されたマッサージ用エアバッグを、エア給排装置
により膨張収縮させてマッサージを行うようにしたエア
マッサージ機において、前記マッサージ用エアバッグの
膨張時に、このマッサージ用エアバッグを移動させる移
動機構を設けたことを特徴としている。
【0007】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、前記移動機構によってマッサージ中にマッ
サージ用エアバッグを移動させることにより、マッサー
ジ可能範囲を拡大することができる。また、マッサージ
用エアバッグの膨張による圧迫体感にマッサージ用エア
バッグの移動による押し上げ感が加わるので、相乗効果
により強いマッサージ体感が得られ、マッサージを一層
効果的に行うことができる。
【0008】請求項2に記載された発明では、前記マッ
サージ用エアバッグを、膨張完了後に移動させるよう構
成したことを特徴としている。
【0009】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、前記マッサージ用エアバッグを膨張完了後
に移動させることにより、マッサージ用エアバッグの移
動による押し上げ感を強調することができる。
【0010】請求項3に記載された発明では、前記マッ
サージ用エアバッグを、膨張させながら移動させるよう
構成したことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、前記マッサージ用エアバッグを膨張させな
がら移動させることにより、マッサージ用エアバッグの
移動による押し上げ感をソフトなものとすることができ
る。且つ、膨張中のマッサージ用エアバッグによって斜
め方向の押し上げ力を体感させることができる。
【0012】請求項4に記載された発明では、前記マッ
サージ用エアバッグが、人体当接面に対して直線的に移
動可能に設けられたことを特徴としている。
【0013】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、マッサージ用エアバッグを人体当接面に対
して直線的に移動させてマッサージを行わせることがで
きる。
【0014】請求項5に記載された発明では、前記マッ
サージ用エアバッグが、人体当接面に対して回転移動可
能に設けられたことを特徴としている。
【0015】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、マッサージ用エアバッグを人体当接面に対
して回転移動させてマッサージを行わせることができ
る。
【0016】請求項6に記載された発明では、前記移動
機構が、中間部にマッサージ用エアバッグを取付けられ
たベルトと、該ベルトの両端に取付けられた対の移動用
エアバッグとにより構成されることを特徴としている。
【0017】このように構成された請求項6にかかる発
明によれば、一方の移動用エアバッグを膨張させ、他方
の移動用エアバッグを収縮させることにより、ベルトを
介してマッサージ用エアバッグを移動させることができ
る。また、移動用エアバッグの駆動源をエアとしている
ので、マッサージ用エアバッグと駆動源を共用させるこ
とができる。更に、マッサージ用エアバッグの移動をエ
ア駆動としたので、柔らかい動きを与えることができ
る。
【0018】請求項7に記載された発明では、前記移動
機構が、マッサージ用エアバッグに対向して取付けられ
た対のジャバラ式伸縮装置であることを特徴としてい
る。
【0019】このように構成された請求項7にかかる発
明によれば、一方のジャバラ式伸縮装置を伸長させ、対
向する他方のジャバラ式伸縮装置を収縮させることによ
り、マッサージ用エアバッグを直接的に移動させること
ができる。ジャバラ式伸縮装置の駆動源をエアとするこ
とにより、マッサージ用エアバッグと駆動源を共用させ
ることができる。更に、マッサージ用エアバッグの移動
をエア駆動としたので、柔らかい動きを与えることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0021】図1〜図6は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
【0022】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、図1に示すエアマッサージ機1は、座部
2、背凭部3、一対のアームレスト4、ヘッドレスト5
を有する椅子6と、エアバッグユニット7と、エア給排
装置8とを備えている。
【0023】前記座部2は、フレームにスポンジゴム等
のクッションを保持させた本体(図示せず)を設けて、
この本体をカバー(図示せず)で覆った構成となってい
る。
【0024】同様に、背凭部3は、背フレーム9にスポ
ンジゴム等のクッションを保持させた本体(図示せず)
を設けて、この本体をカバー(図示せず)で覆った構成
となっている。そして、前記エアバッグユニット7は背
フレーム9の部分に以下のように取付けられている。即
ち、背フレーム9に対し、移動機構10を介して、マッ
サージ用エアバッグ11が、上下に移動しつつマッサー
ジ可能に取付けられている。
【0025】この際、マッサージ用エアバッグ11を、
膨張完了後に移動させるよう構成しても良い。または、
マッサージ用エアバッグ11を、膨張開始後に移動させ
るよう構成しても良い。或いは、マッサージ用エアバッ
グ11を、膨張完了後に移動させるかまたは膨張開始後
に移動させるかを、選択できるようにしても良い。
【0026】より具体的には、背フレーム9の上下に、
横方向(着座者の肩幅方向)へ延びる一対のローラ1
2,13を取付け、該ローラ12,13のほぼ両端間に
それぞれ一対のベルト14,15を掛け渡すと共に、各
ベルト14,15の両端をそれぞれ背フレーム9の裏面
側に固定する。そして、背フレーム9の裏面と各ベルト
14,15の両端との間にそれぞれ移動用エアバッグ1
6〜19をそれぞれ介装する。このように、ローラ1
2,13と、ベルト14,15と、移動用エアバッグ1
6〜19とにより、二基の移動機構10を構成する。
【0027】そして、背フレーム9の表面側に位置する
一対のベルト14,15の中間部間にマッサージ用エア
バッグ11を回転移動可能に取付ける。
【0028】前記エア給排装置8は、図4に示すよう
に、空気を各エアバッグ11,16〜19へ送り込むポ
ンプ20と、電磁弁21〜30と、各電磁弁21〜30
やポンプ20を制御する制御回路31と、電源回路32
と、二次電池33を充電する充電回路34等とを備えて
いる。
【0029】ポンプ20と各電磁弁21〜30は連通管
35〜39により連通され、電磁弁26〜30はポンプ
20を大気に開放して各エアバッグ11,16〜19内
の空気を排気させる。また、電磁弁21とエアバッグ1
1とは連通管35により連通され、電磁弁22とエアバ
ッグ16とは連通管36により連通され、電磁弁23と
エアバッグ17とは連通管37により連通され、電磁弁
24とエアバッグ18とは連通管38により連通され、
電磁弁25とエアバッグ19とは連通管39により連通
されている。
【0030】制御回路31は操作部40のスイッチ41
〜44の操作に基づいて電磁弁21〜30やポンプ20
を制御する。また、制御回路31には、タイマー45が
内蔵されており、タイマー45によって電磁弁21〜3
0やポンプ20を制御する時間を設定することができ
る。エア給排装置8は、二次電池33を電源としている
が、プラグ46がコンセント(図示せず)に接続される
と、電源回路32から制御回路31や電磁弁21〜30
が電力の供給を受けるようになっている。また、このと
き二次電池33は充電回路34によって充電される。
【0031】操作部40は、例えば、椅子6のアームレ
スト4に取付けられており、例えば、スイッチ41を操
作すると電源が入ると共にマッサージ用エアバッグ11
が膨張収縮し、スイッチ42を操作するとマッサージ用
エアバッグ11が膨張完了後に上下に移動され、スイッ
チ43を操作するとマッサージ用エアバッグ11が膨張
されながら移動され、スイッチ44を操作するとマッサ
ージ用エアバッグ11が傾動されるようになっている。
【0032】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0033】被施療者が椅子6に着座し、操作部40の
スイッチ41を操作すると、ポンプ20が駆動すると共
に電磁弁21が開成(電磁弁22〜30は閉成してい
る)し、ポンプ20によりマッサージ用エアバッグ11
が膨張されて行く。これにより、マッサージが行われる
こととなる。
【0034】マッサージ用エアバッグ11がタイマー4
5に設定した所定時間だけ膨張すると、ポンプ20の駆
動が停止されると共に電磁弁21が閉成され電磁弁26
が開成されて、マッサージ用エアバッグ11は収縮して
行く。以後、これらの動作が繰返し行われて行く。
【0035】次に、スイッチ42を操作すると、マッサ
ージ用エアバッグ11が膨張完了後に、図2に黒塗り矢
印で示すように上または下に移動される。即ち、マッサ
ージ用エアバッグ11の膨張完了後に、電磁弁22,2
4が開成され電磁弁27,29が閉成されて移動用エア
バッグ16,18が膨張されて行く。これにより、ベル
ト14,15を介してマッサージ用エアバッグ11が移
動用エアバッグ16,18の側(この場合上側)へ移動
する。この際、移動用エアバッグ17,19の側では、
電磁弁23,25が閉成され電磁弁28,30が開成さ
れて収縮可能となる。次に、電磁弁22,24が閉成さ
れ電磁弁27,29が開成されて移動用エアバッグ1
6,18が収縮されると共に、電磁弁23,25が開成
され電磁弁28,30が閉成されて、移動用エアバッグ
17,19が膨張されて行く。これにより、ベルト1
4,15が移動し、マッサージ用エアバッグ11が移動
用エアバッグ17,19の側(この場合下側)へ移動し
図5の状態となる。以後、これらの動作が繰返し行われ
ていく。
【0036】このように、移動機構10によってマッサ
ージ中にマッサージ用エアバッグ11を移動させること
により、マッサージ可能範囲を拡大することができる。
また、マッサージ用エアバッグ11の膨張による圧迫体
感にマッサージ用エアバッグ11の移動による押し上げ
感が加わるので、相乗効果により強いマッサージ体感が
得られ、マッサージを一層効果的に行うことができる。
【0037】特に、マッサージ用エアバッグ11を膨張
完了後に移動させることにより、マッサージ用エアバッ
グ11の移動による押し上げ感を強調することができ
る。
【0038】更に、この実施の形態1の移動機構10に
よれば、一方の移動用エアバッグ16〜19を膨張さ
せ、他方の移動用エアバッグ16〜19を収縮させるこ
とにより、ベルト14,15を介してマッサージ用エア
バッグ11を移動させることができる。また、移動用エ
アバッグ16〜19の駆動源をエアとしているので、マ
ッサージ用エアバッグ11と駆動源(ポンプ20)を共
用させることができる。更に、マッサージ用エアバッグ
11の移動をエア駆動としたので、柔らかい動きを与え
ることができる。
【0039】そして、スイッチ43を操作するとマッサ
ージ用エアバッグ11が膨張されながら、図2に黒塗り
矢印で示すように上または下に移動される。即ち、マッ
サージ用エアバッグ11の膨張開始後に、電磁弁22,
24が開成され電磁弁27,29が閉成されて移動用エ
アバッグ16,18が膨張されて行く。これにより、ベ
ルト14,15を介してマッサーマッサージ用エアバッ
グ11が移動用エアバッグ16,18の側(この場合上
側)へ移動し図5の状態となる。この際、移動用エアバ
ック17,19の側では、電磁弁23,25が閉成され
電磁弁28,30が開成されて収縮可能となる。次に、
電磁弁22,24が閉成され電磁弁27,29が開成さ
れ移動用エアバッグ16,18が収縮されるとともに、
電磁弁23,25開成され電磁弁電磁弁28,30が閉
成されて、移動用エアバック17,19が膨張されてい
く。これにより、ベルト14,15を介してマッサージ
用エアバッグ11が移動用エアバック17,19の側
(この場合下側)へ移動する。以後、これらの動作が繰
り返し行われる。
【0040】このようにマッサージ用エアバッグ11を
膨張させながら移動させることにより、マッサージ用エ
アバッグ11の移動による押し上げ感をソフトなものと
することができる。且つ、膨張中のマッサージ用エアバ
ッグ11によって斜め方向の押し上げ力を体感させるこ
とができる。
【0041】更に、スイッチ44を操作するとマッサー
ジ用エアバッグ11が、図2に白抜き矢印で示すように
傾動される。即ち、マッサージ用エアバッグ11の膨張
開始後に、電磁弁22,25が開成され電磁弁27,3
0が閉成されて移動用エアバッグ16,19が膨張され
て行く。これにより、ベルト14,15を介してマッサ
ージ用エアバッグ11の一端が移動用エアバッグ16の
側(この場合上側)でマッサージ用エアバッグ11の他
端が移動用エアバッグ19の側(この場合下側)へ移動
する。この際、移動用エアバッグ17,18の側では、
電磁弁23,24が閉成され電磁弁28,29が開成さ
れて収縮可能となる。次に、電磁弁22,25が閉成さ
れ電磁弁27,30が開成されて移動用エアバッグ1
6,19が収縮されると共に、電磁弁23,24が開成
され電磁弁28,29が閉成されて、移動用エアバッグ
17,18が膨張されて行く。これにより、ベルト1
4,15を介してマッサージ用エアバッグ11の一端が
移動用エアバッグ17の側(この場合下側)でマッサー
ジ用エアバッグ11の他端が移動用エアバッグ18の側
(この場合上側)へ移動し図6の状態となる。以後,こ
れらの動作が繰返し行われていく。
【0042】このように、二基の移動機構10を反対方
向に使うことにより、マッサージ用エアバッグ11を傾
動させることができる。そして、マッサージ用エアバツ
グ11を傾動させることにより更に効果的なマッサージ
効果を得ることができる。なお、スイッチ42とスイッ
チ44を組合せて使うことにより、マッサージ用エアバ
ッグ11を膨張完了後に傾動させることができる。ま
た、スイッチ43とスイッチ44を組合せて使うことに
より、マッサージ用エアバッグ11を膨張させながら傾
動させることができる。
【0043】
【発明の実施の形態2】図7、図8は、この発明の実施
の形態2を示すものである。なお、前記実施の形態1と
同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して
説明する。
【0044】まず、構成を説明すると、この実施の形態
2のものでは、前記移動機構10を、ジャバラ式伸縮装
置51〜54を使用したものとしている。
【0045】即ち、背フレーム9の内部に、上下に隔て
て横方向(着座者の肩幅方向)へ延びる一対の支持板5
5,56を平行に配設し、一対の支持板55,56の中
央部間に上下方向へ延びる長孔57を有するガイドレー
ル58を取付ける。そして、支持板55,56間に移動
ブロック59を配設すると共に、移動ブロック59から
突設された軸部60を長孔57に嵌合させ、移動ブロッ
ク59を移動および回転移動可能にガイドさせるように
する。そして、一対の支持板55,56と移動ブロック
59との一端部間にジャバラ式伸縮装置51,52を対
向させて介装し移動機構10を構成すると共に、一対の
支持板55,56と移動ブロック59との他端部間にジ
ャバラ式伸縮装置53,54を対向させて介装し移動機
構10を構成する。
【0046】そして、この移動用エアバッグ16〜19
に代えて連通管36〜39にジャバラ式伸縮装置51〜
54を接続するようにする。
【0047】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
【0048】ジャバラ式伸縮装置51,53を収縮動
し、ジャバラ式伸縮装置52,54を伸長動することに
より、マッサージ用エアバッグ11が上方へ移動し、ジ
ャバラ式伸縮装置51,53を伸長動し、ジャバラ式伸
縮装置52,54を収縮動することにより、マッサージ
用エアバッグ11が下方へ移動する。
【0049】このように、一方のジャバラ式伸縮装置5
1,53を伸長させ、対向する他方のジャバラ式伸縮装
置52,54を収縮させることにより、マッサージ用エ
アバッグ11を直接的に移動させることができる。ジャ
バラ式伸縮装置51〜54の駆動源をエアとすることに
より、マッサージ用エアバッグ11と駆動源を共用させ
ることができる。更に、マッサージ用エアバッグ11の
移動をエア駆動としたので、柔らかい動きを与えること
ができる。
【0050】ジャバラ式伸縮装置51,54を収縮動
し、ジャバラ式伸縮装置52,53を伸長動することに
より、マッサージ用エアバッグ11の一端部が上方へ移
動し、マッサージ用エアバッグ11の他端部が下方へ移
動する。また、ジャバラ式伸縮装置51,54を伸長動
し、ジャバラ式伸縮装置52,53を収縮動することに
より、マッサージ用エアバッグ11の一端部が下方へ移
動し、マッサージ用エアバッグ11の他端部が上方へ移
動する。
【0051】このように、二基の移動機構10を反対方
向に使うことにより、マッサージ用エアバッグ11を傾
動させることができる。そして、マッサージ用エアバッ
グ11を傾動させることにより更に効果的なマッサージ
効果を得ることができる。
【0052】上記以外については、前記実施の形態1と
同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0053】
【発明の実施の形態3】図9は、この発明の実施の形態
3を示すものである。なお、前記実施の形態1,2と同
一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説
明する。
【0054】この実施の形態3のものでは、マッサージ
用エアバッグ11を複数設けるようにしたものである。
【0055】このようにしても、上記実施の形態1,2
と同様の作用効果を得ることができる。
【0056】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0057】例えば、マッサージ用エアバッグ11とこ
のマッサージ用エアバッグ11を膨張時に移動可能な移
動機構10とは、エアマッサージ機1の座部2に設けて
も良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、移動機構によってマッサージ中にマッサー
ジ用エアバッグを移動させることにより、マッサージ可
能範囲を拡大することができる。また、マッサージ用エ
アバッグの膨張による圧迫体感にマッサージ用エアバッ
グの移動による押し上げ感が加わるので、相乗効果によ
り強いマッサージ体感が得られ、マッサージを一層効果
的に行うことができる。
【0059】請求項2の発明によれば、前記マッサージ
用エアバッグを膨張完了後に移動させることにより、マ
ッサージ用エアバッグの移動による押し上げ感を強調す
ることができる。
【0060】請求項3の発明によれば、前記マッサージ
用エアバッグを膨張開始後に移動させることにより、マ
ッサージ用エアバッグの移動による押し上げ感をソフト
なものとすることができる。且つ、膨張中のマッサージ
用エアバッグによって斜め方向の押し上げ力を体感させ
ることができる。
【0061】請求項4の発明によれば、マッサージ用エ
アバッグを人体当接面に対して直線的に移動させてマッ
サージを行わせることができる。
【0062】請求項5の発明によれば、マッサージ用エ
アバッグを人体当接面に対して回転移動させてマッサー
ジを行わせることができる。
【0063】請求項6の発明によれば、一方の移動用エ
アバッグを膨張させ、他方の移動用エアバッグを収縮さ
せることにより、ベルトを介してマッサージ用エアバッ
グを移動させることができる。また、移動用エアバッグ
の駆動源をエアとしているので、マッサージ用エアバッ
グと駆動源を共用させることができる。更に、マッサー
ジ用エアバッグの移動をエア駆動としたので、柔らかい
動きを与えることができる。
【0064】請求項7の発明によれば、一方のジャバラ
式伸縮装置を伸長させ、対向する他方のジャバラ式伸縮
装置を収縮させることにより、マッサージ用エアバッグ
を直接的に移動させることができる。ジャバラ式伸縮装
置の駆動源をエアとすることにより、マッサージ用エア
バッグと駆動源を共用させることができる。更に、マッ
サージ用エアバッグの移動をエア駆動としたので、柔ら
かい動きを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるエアマッサージ
機の全体斜視図である。
【図2】図1の要部の斜視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1のエア給排装置の系統図である。
【図5】マッサージ用エアバッグが上方へ移動した状態
を示す作動図である。
【図6】マッサージ用エアバッグが回転した状態を示す
作動図である。
【図7】本発明の実施の形態2にかかるエアマッサージ
機の要部の斜視図である。
【図8】図7の内部構造図である。
【図9】本発明の実施の形態3にかかるエアマッサージ
機の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 エアマッサージ機 8 エア給排装置 10 移動機構 11 マッサージ用エアバッグ 14,15 ベルト 16〜19 移動用エアバッグ 51〜54 ジャバラ式伸縮装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体当接面に対して配設されたマッサージ
    用エアバッグを、エア給排装置により膨張収縮させてマ
    ッサージを行うようにしたエアマッサージ機において、 前記マッサージ用エアバッグの膨張時に、このマッサー
    ジ用エアバッグを移動させる移動機構を設けたことを特
    徴とするエアマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記マッサージ用エアバッグを、膨張完了
    後に移動させるよう構成したことを特徴とする請求項1
    に記載のエアマッサージ機。
  3. 【請求項3】前記マッサージ用エアバッグを、膨張させ
    ながら移動させるよう構成したことを特徴とする請求項
    1に記載のエアマッサージ機。
  4. 【請求項4】前記マッサージ用エアバッグが、人体当接
    面に対して直線的に移動可能に設けられたことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載のエアマッサー
    ジ機。
  5. 【請求項5】前記マッサージ用エアバッグが、人体当接
    面に対して回転移動可能に設けられたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載のエアマッサージ
    機。
  6. 【請求項6】前記移動機構が、中間部にマッサージ用エ
    アバッグを取付けられたベルトと、該ベルトの両端に取
    付けられた対の移動用エアバッグとにより構成されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエ
    アマッサージ機。
  7. 【請求項7】前記移動機構が、マッサージ用エアバッグ
    に対向して取付けられた対のジャバラ式伸縮装置である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    エアマッサージ機。
JP11186774A 1999-06-30 1999-06-30 エアマッサージ機 Pending JP2001008993A (ja)

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