JPH0910269A - エアーマッサージ機 - Google Patents

エアーマッサージ機

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JPH0910269A
JPH0910269A JP16260695A JP16260695A JPH0910269A JP H0910269 A JPH0910269 A JP H0910269A JP 16260695 A JP16260695 A JP 16260695A JP 16260695 A JP16260695 A JP 16260695A JP H0910269 A JPH0910269 A JP H0910269A
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彰司 星野
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功一 阿部
Mikio Mochida
美喜雄 持田
Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
Katsumi Inaba
勝美 稲葉
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H2201/00Characteristics of apparatus not provided for in the preceding codes
    • A61H2201/01Constructive details
    • A61H2201/0119Support for the device
    • A61H2201/0138Support for the device incorporated in furniture
    • A61H2201/0149Seat or chair

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  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、可動身体支持部をエアーによる袋
体の膨縮により回動させるエアーマッサージ機の提供を
目的とする。 【構成】身体を支持する座部2(固定支持部)とこの座
部に回動可能に設けられた脚載置台5(可動支持部)、
これら座部2と脚載置台5の少なくともいずれかに配設
されエアーの給排気により膨縮する袋体6〜11、この
袋体6〜11にエアーを供給するコンプレッサー30
(エアー供給装置)、このコンプレッサー30と前記袋
体とを連通接続するエアーホース6a〜11a(エアー
給排気路)とを備え、前記コンプレッサー30から袋体
6〜11にエアーを給排気し膨縮させてマッサージを行
うエアーマッサージ機において、前記座部2の身体支持
面の裏面側に駆動用袋体21を配設するとともにこの駆
動用袋体21に前記エアー供給装置からエアーを給排気
して膨縮させこの駆動用袋体21の膨縮により前記座部
2を回動させ、脚載置台5の高さ位置を無段階にかつ正
確に調節できるようにしたエアーマッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、身体支持部に配設さ
れた複数の袋体にコンプレッサー等からなるエアー供給
手段から圧搾空気を給排気して、前記袋体を膨縮してマ
ッサージを行うエアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子式マッサージ機の背もたれ
部、座部あるいはベッド式マッサージ機等の身体を支持
する部位にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を
配設し、コンプレッサー等からなるエアー供給手段から
エアーホースを介して前記袋体に圧搾空気つまりエアー
を給排気して、この袋体を膨縮してマッサージを行うエ
アーマッサージ機は広く知られている。
【0003】そして、この種の椅子式エアーマッサージ
機の中には図5に示すように、座部101および背もた
れ部102からなる椅子本体100の前記座部101お
よび背もたれ部102に複数の袋体103ないし106
を配設するとともに、前記座部101の前部に位置して
一対のU字状の溝部107a、107aが設けられた脚
載置台107を上下方向に回動可能に設けたものがあ
る。そして、脚載置台107の両溝部107a、107
aの両側には脚用袋体108aないし108dが配設さ
れている。また、前記座部101の下には図示しないロ
ータリー弁からなる分配器が設けられたエアーコンプレ
ッサーが設けられ、このエアーコンプレッサーの分配器
と前記袋体103ないし106および脚用袋体108a
ないし108dとを図示しないエアーホースで接続し、
図示しない制御手段により前記エアーコンプレッサーお
よび分配器を制御して給排気をしマッサージを行うよう
にしているのものである。
【0004】ところで、上記従来のものにおいては、脚
載置台107を上下方向に回動して位置決めできるよう
になっているものの、その位置決めは複数の位置に段階
的にしか位置決めできないものであり、使用者が自己の
マッサージに最も適した位置に位置決めすることはでき
ないものである。また、この回動および位置決機構は例
えば図示しない複数の杆を組み合わせて構成した伸縮杆
等と図5に示すように操作レバー110によって構成さ
れているものであることから、回動および位置決機構が
複雑となりその組立作業が容易ではなく、また、機械的
構造であることから動作不良等の故障が生じやすいとい
う問題がある。
【0005】また、使用者はマッサージをする場合は前
記座部101に座り脚を前記脚載置台107に載置する
とともに背中を背もたれ部102に当てた状態つまりよ
りかけた状態でマッサージを行うものであるが、この
際、前記脚載置台107を上下方向に回動させようとす
るときは、その都度図5に示す肘掛部109の下方に設
けられた前記操作レバー110を操作しなければならな
いものである。また、脚載置台107の高さ位置が所望
の高さとなっているか否かは使用者が座部101に座り
背もたれ部102に背中をよりかけた状態ではじめて確
認できる場合が多いものであることから、使用者は脚載
置台107の位置を変えようとする場合は、その都度背
もたれ部102から体を起こして操作レバー110を操
作しなければならないという不都合がある。
【0006】上記の問題は上述した椅子式エアーマッサ
ージ機に限られたものではなく、例えば脚支持部等を上
下方向に回動可能に設けたベッド式マッサージ機におい
ても同様に存在しているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のエ
アーマッサージ機においては、使用者は脚載置台の位置
を所望の位置に位置決めできないことから効果的なマッ
サージができないことに加えて位置決め操作の操作性が
悪いという問題があり、また、回動および位置決機構が
複雑であることから組立工数が増加し作業性が悪くま
た、故障等が生じ易いという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の問
題を解決するものであり、請求項1記載の発明は、身体
を支持するための固定支持部とこの固定支持部に回動可
能に設けられた可動支持部、これら固定支持部と可動支
持部の少なくともいずれかに配設されエアーの給排気に
より膨縮する複数の袋体、この袋体にエアーを供給する
エアー供給装置、このエアー供給装置と前記袋体とを連
通接続するエアー給排気路とを備え、前記エアー供給装
置からエアー給排気路を介して袋体にエアーを給排気し
前記袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサー
ジ機において、前記可動支持部の身体支持面の裏面側に
駆動用袋体を配設するとともにこの駆動用袋体にエアー
供給装置からエアーを給排気して膨縮させこの駆動用袋
体の膨縮により前記可動支持部を回動させることとした
エアーマッサージ機としたものであり、また、請求項2
記載の発明は、上記請求項1記載の発明における固定支
持部および可動支持部をそれぞれ椅子の座部およびこの
座部に回動可能に設けた脚載置台としたものである。
【0009】
【作用】上記のように構成したことにより、請求項1お
よび請求項2記載のいずれの発明においても、固定支持
部に対して可動支持部を無段階に位置決めできるもので
あり、使用者は自己の所望する高さ位置に正確に位置決
めできるものである。また、回動および位置決めはエア
ー供給手段から給排気されるエアーによって膨縮する駆
動用袋体の膨縮によってなされるものであることから構
成が簡単で組み立てが容易であり、また故障が生じにく
いものである。
【0010】
【実施例】つぎに、この発明を椅子式エアーマッサージ
機に適用した場合の実施例を図1ないし図4に基づいて
説明する。図において、1は椅子本体で、この椅子本体
1はほぼ水平に設けられ身体を支持する固定支持部とし
ての座部2、この座部2の後側に配設された前記座部2
に対して回動可能に設けられ所定の角度傾斜して位置決
めされ身体を支持する可動支持部としての背もたれ部3
および前記座部2の両側に位置して設けられた肘掛け部
4とから構成されている。また、前記座部2の前方に位
置して上方を解放したU字状の一対の脚載部5aを有す
る脚部つまり身体を支持する可動支持部としての脚載置
台5が回動可能に設けられている。
【0011】そして、前記座部2には気密性を有すると
ともに軟質部材からなり圧搾空気つまりエアーの給排気
に伴い膨縮する腿用袋体6および尻用袋体7が配設され
ている。また、前記背もたれ部3には、身体つまり背中
を支持する図示しない枠部材が設けられ、この枠部材に
支持されてエアーの給排気に伴い膨縮する腰用袋体8、
背筋用袋体9、背中用袋体10および支持部材12に取
り付けられた首・肩用袋体11が配設されている。な
お、前記首・肩用袋体11が取り付けられた支持部材1
2は前記枠部材に長手方向を縦方向にして形成された長
溝状の案内孔13内に図示しないばね等により枠部材に
圧接されつつ上下方向に摺動可能にかつ任意位置に位置
決め可能にして設けられている。また、前記袋体6ない
し10は図示しない内袋に収納し、この内袋を前記座部
2および背もたれ部3に配置して設けられ、この内袋は
布等のカバー3aで覆われている。
【0012】また、前記椅子本体1の両肘掛け部4の下
部には支持脚14が設けられており、この支持脚14に
は支持板15が取り付けられている。そして、この支持
板15にエアー供給装置としてのエアーコンプレッサー
30が前記座部の下に位置して取り付けられている。こ
のエアーコンプレッサー30にはロータリー弁等からな
る従来周知のエアー分配器31(図1、図2では不図
示)が設けられており、このエアー分配器31と前記各
袋体6ないし11とはエアー給排気路を構成するエアー
ホース6aないし11aによって接続されている。な
お、前記エアーコンプレッサー30およびエアー分配器
31は制御手段32(図1、図2では不図示)によって
制御され前記各袋体へのエアーの給排気がなされるよう
になっている。
【0013】そして、前記脚載置台5は図2に示すよう
に肘掛け部4内に設けられた図示しないフレーム枠に取
り付けられた回動軸16によって、この回動軸16を中
心として上下方向に回動自在に取り付けられている。ま
た、脚載置台5の脚載部5a、5aのそれぞれの両側壁
には互いに対向する脚用袋体51ないし54が配設され
ている。これら脚用袋体51ないし54にはエアー給排
気路としてのエアーホース5bを分岐して設けたエアー
ホース51aないし54aが接続され、これらエアーホ
ース51aないし54aの他端は前記エアー分配器31
に接続され、このエアー分配器31を介してエアーコン
プレッサー30からエアーの給排気によって膨縮するも
のである。
【0014】また、前記座部2の前部下方に位置して受
板20が設けられており、この受板20と前記脚載置台
5の下側面つまり脚載置部5aが設けられている側と反
対側の面との間には駆動用袋体21が配設されている。
この駆動用袋体21は、図4に示すように駆動用袋体2
1に一体に設けた取付片22をねじ23とナット24と
によって受板20に取り付けることにより、脚載置台5
と受板20との間に配設され、また、この駆動用袋体2
1にはエアー給排気路としてのエアーホース21aが接
続され、このエアーホース20aは前記エアー分配器3
1に接続されている。そして、エアー分配器31を介し
てエアーコンプレッサー30からエアーの給排気によっ
て前記駆動用袋体21は膨縮し、この膨縮に伴って前記
脚載置台5は上下方向に回動するものである。
【0015】すなわち、この駆動用袋体21にエアー分
配器31を介してエアーコンプレッサー30からエアー
の供給が開始されると、このエアーの供給に伴って駆動
用袋体21は次第に膨脹し、駆動用袋体21は前記脚載
置台5をその裏面を介して上方に押し上げることにな
る。したがって、脚載置台5は回動軸16を中心として
図2において時計方向に回動し上方に移動しその高さ位
置は次第に高くなる。そして、所望の高さ位置になった
ときに、エアー分配器31を制御してエアーの供給を停
止すれば、駆動用袋体21の膨脹は停止し、その膨脹状
態を維持することになり、脚載置台5は前記所望の高さ
位置に保持されるものである。また、逆に、前記エアー
分配器31を制御して駆動用袋体21内のエアーの排気
を開始すると、この排気に伴って駆動用袋体21は次第
に収縮し、この収縮に伴って脚載置台5は回動軸16を
中心として図において反時計方向に回動し下方に移動し
その高さ位置は次第に低くなる。そして、所望の高さ位
置になったときに、エアー分配器31を制御してエアー
の排気を停止すれば、駆動用袋体21の収縮は停止し、
その膨脹状態を維持することになり、脚載置台5は前記
所望の高さ位置に保持されるものである。
【0016】なお、前記駆動用袋体21が最大に膨脹し
た状態では前記脚載置台5は座部2の座面と略同一面と
なり、また、最も収縮した状態では座部2の座面に対し
て略直角となるように前記駆動用袋体21は設定されて
いる。
【0017】また、前記背もたれ部3は図2に示すよう
に肘掛け部4内に設けられた図示しないフレーム枠に取
り付けられた回動軸17によって、この回動軸17を中
心として上下方向に回動自在に取り付けられている。ま
た、背もたれ部3の前記回動軸17が設けられた近傍位
置に図2に示すように肘掛け部4内に設けられた図示し
ないフレーム枠に取り付けられて支持板25が設けられ
ており、この支持版25と背もたれ部3との間に位置し
て図示しないねじにより支持板25に取り付けられた駆
動用袋体26が配設されている。この駆動用袋体25に
は給排気路としてのエアーホース26aが接続され、こ
のエアーホース26aの他端は前記エアー分配器31に
接続されている。そして、エアー分配器31を介してエ
アーコンプレッサー30からエアーの給排気によって前
記駆動用袋体26は膨縮し、この膨縮に伴って背もたれ
部3は上下方向に回動するものである。
【0018】すなわち、この駆動用袋体26にエアー分
配器31を介してエアーコンプレッサー30からエアー
の供給が開始されると、このエアーの供給に伴って駆動
用袋体26は次第に膨脹し、駆動用袋体26は背もたれ
部3をその裏面を介して上方に押し上げることになる。
したがって、背もたれ部3は回動軸17を中心として図
2において反時計方向に回動し上方に移動しその傾斜角
つまり座部2の座面と背もたれ部3の身体を受ける面と
のなす角は次第に小さくなり背もたれ部3は前記座面に
対して急勾配となる。そして、所望の傾斜角になったと
きに、エアー分配器31を後述するリモートコントロー
ル装置33により制御してエアーの供給を停止すれば、
駆動用袋体26の膨脹は停止し、その膨脹状態を維持す
ることになり、背もたれ部3は前記所望の傾斜角に保持
されるものである。また、逆に、リモートコントロール
装置33により前記エアー分配器31を制御して駆動用
袋体26内のエアーの排気を開始すると、この排気に伴
って駆動用袋体26は次第に収縮し、この収縮に伴って
背もたれ部3は回動軸17を中心として図において時計
方向に回動し下方に移動しその傾斜角は次第に大きくな
り背もたれ部3は前記座面に対して緩勾配となる。そし
て、所望の傾斜角になったときに、リモートコントロー
ル装置33によりエアー分配器31を制御してエアーの
排気を停止すれば、駆動用袋体26の収縮は停止し、そ
の膨脹状態を維持することになり、背もたれ部3は前記
所望の傾斜角に保持されるものである。
【0019】なお、前記駆動用袋体26が最大に膨脹し
た状態では前記背もたれ部3はあらかじめ定められた最
小の傾斜角となり、また、最も収縮した状態では同様に
定められた最大傾斜角となるように前記駆動用袋体26
は設定されている。
【0020】つぎに、上記椅子式マッサージ機の制御に
ついて図3に示すブロック図に基づいて説明する。図に
示すように前記エアーコンプレッサー30にはエアー分
配器31がエアーホース31aを介して接続され、この
エアー分配器31は上述したようにエアーホース6aな
いし11aを介して腿用袋体6ないし首・肩要袋体11
が、またエアーホース5b、51aないし54aを介し
て脚用袋体51ないし54がそれぞれ接続され、また、
エアーホース21aを介して駆動用袋体21が、エアー
ホース26aを介して駆動用袋体26がそれそれ接続さ
れている。そして、前記エアーコンプレッサー30およ
びエアー分配器31はマイクロコンピューターを含む制
御手段32によって制御されるようになっている。この
制御手段32はリモートコントロール装置33によって
制御されるようになっている。
【0021】そして、使用者は前記リモートコントロー
ル装置33によって種々のマッサージモードの中から所
望のマッサージモードを選択してマッサージを行うもの
である。このマッサージモードとしては例えば所定の順
序と時間にしたがって各袋体を膨縮させて全身または上
半身あるいは下半身をマッサージするコースモード、ま
た、首・肩、腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサー
ジするポイントモード等従来の各種マッサージモードが
備えられているものである。
【0022】ここで、前記脚載置台5の高さ位置を調節
する場合つまり上下方向に回動させる場合について説明
する。まず、脚載置台5の高さ位置を高くしたい場合
は、使用者は座部2に座り所望に応じて背中を背もたれ
部3によりかけ、ついで前記リモートコントロール装置
33を操作してエアー分配器31を介してエアーコンプ
レッサー30からエアーを前記駆動用袋体21に供給す
る。このエアーの供給に伴って駆動用袋体21は次第に
膨脹し、この膨脹に伴って脚載置台5は回動軸16を中
心に時計方向に回動し次第に上方に移動する。使用者は
脚載置台5が所望の高さ位置になったとき、再び前記リ
モートコントロール装置33を操作して駆動用袋体21
へのエアーの供給を停止させる。そうすると前記駆動用
袋体21はその膨脹状態を維持し脚載置台5は前記所望
の高さ位置に保持される。また、逆に、高さ位置を低く
したいときは、リモートコントロール装置33を操作し
てエアー分配器31を介して駆動用袋体21内のエアー
の排気を開始させると、この排気に伴って駆動用袋体2
1は次第に収縮し、この収縮に伴って脚載置台5は回動
軸16を中心に反時計方向に回動し次第に下方に移動す
る。使用者は脚載置台5が所望の高さ位置になったと
き、再び前記リモートコントロール装置33を操作して
駆動用袋体21からのエアーの排気を停止させる。そう
すると前記駆動用袋体21はその収縮状態を維持し脚載
置台5は前記所望の高さ位置に保持される。
【0023】つぎに、前記背もたれ部3の傾斜角つまり
勾配を調節する場合について説明する。まず、背もたれ
部3の傾斜角を小さくし急勾配としたい場合は、使用者
は座部2に座り所望に応じて背中を背もたれ部3にもた
せかけ、ついで前記リモートコントロール装置33を操
作してエアー分配器31を介してエアーコンプレッサー
30からエアーを前記駆動用袋体26に供給する。この
エアーの供給に伴って駆動用袋体26は次第に膨脹し、
この膨脹に伴って背もたれ部3は回動軸17を中心に反
時計方向に回動し次第に傾斜角が小さくなり勾配も次第
に急になる。使用者は背もたれ部3が所望の傾斜角にな
ったとき、再び前記リモートコントロール装置33を操
作して駆動用袋体26へのエアーの供給を停止させる。
そうすると前記駆動用袋体26はその膨脹状態を維持し
背もたれ部3は前記所望の傾斜角に保持される。また、
逆に、傾斜角を緩やかにしたいときは、リモートコント
ロール装置33を操作してエアー分配器31を介して駆
動用袋体26内のエアーの排気を開始させると、この排
気に伴って駆動用袋体26は次第に収縮し、この収縮に
伴って背もたれ部3は回動軸17を中心に時計方向に回
動し次第に傾斜角は大きくなり勾配も次第に緩やかにな
る。使用者は背もたれ部3が所望の傾斜角になったと
き、再び前記リモートコントロール装置33を操作して
駆動用袋体26からのエアーの排気を停止させる。そう
すると前記駆動用袋体26はその収縮状態を維持し背も
たれ部3は前記所望の傾斜角に保持されるものである。
【0024】上記のようにして脚載置台5の高さ位置お
よび背もたれ部3の傾斜角の調節はなされるものであ
る。
【0025】そして、この脚載置台5の高さ位置の調節
および背もたれ部3の傾斜角の調節は、エアーの給排気
による駆動用袋体21および26の膨縮によってなされ
ることから無段階にしかもスムーズになされるものであ
る。また、リモートコントロール装置33により前記調
節ができることから、使用者はマッサージをする姿勢の
状態でできることから所望の高さ位置に正確に調節がで
きるものである。また、脚載置台5および背もたれ部3
の回動および位置決機構は駆動用袋体21および26へ
のエアーの給排気によってなすものであるから従来のよ
うな機械的要素によって構成されているものに比べて故
障等の発生がしにくく、また構成も簡単であることから
組立作業性が良く組立工数の低減を図ることができるも
のである。また、この駆動用袋体21、26へのエアー
の供給は、エアーマッサージ機に使用されているエアー
コンプレッサー30をそのまま共用できることから低コ
スト化が図れるという利点があるものである。また、背
もたれ部3の場合は、駆動用袋体26がクッション作用
をなすという利点もあるものである。なお、いうまでも
のなく前記駆動用袋体21、26へのエアーの供給は前
記エアーコンプレッサー30とは別のエアーコンプレッ
サーによって行ってもよいものである。
【0026】つぎに、上記椅子式マッサージ機の動作に
ついて説明する。まず、使用者は座部2に座り脚載置台
5の脚載置部5aに脚を載せ、所望に応じて背中を背も
たれ部3によりかけ、ついで、リモートコントロール装
置33を操作して、脚載置台5の高さ位置および背もた
れ部3の傾斜角をそれぞれ所望の高さ位置および傾斜角
に調節する。ついで、前記リモートコントロール装置3
3を操作して所望のマッサージモードを選択して動作開
始釦を操作して動作させる。そうすると前記エアーコン
プレッサー30からエアー分配器31を介して前記選択
されたマッサージモードに応じて前記各袋体6ないし1
1へのエアーの給排気がなされて被施療部のマッサージ
がなされる。そして、前記脚載置台5および背もたれ部
3の傾斜角の調節は駆動用袋体21および26を膨縮さ
せることにより無段階になすことができるため、正確に
しかもスムーズに調節できるものである。
【0027】なお、上記実施例では、脚載置台5の高さ
位置および背もたれ部3の傾斜角を調整する場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、首・肩用袋体11が取り付けられている首・肩つま
り身体を支持する可動支持部としての支持部材12を上
下方向に移動させることもできる。この場合の支持部材
12を上下方向に移動させる構成としては、図示しない
が例えば支持部材12の上下にそれぞれ独立した二個の
駆動用袋体を配設し、上方に移動させる場合は下側の駆
動用袋体を膨脹させ上側の駆動用袋体を収縮させ、逆に
下方に移動させる場合は上側の駆動用袋体を膨脹させる
とともに下側の駆動用袋体を収縮させるように構成すれ
ばよい。
【0028】なお、この発明は上記した椅子式マッサー
ジ機以外のマッサージ機つまり布団あるいはマット等の
身体を支持する部位にエアーの給排気により膨縮する複
数の袋体を用いるものであって可動支持部を設けた形式
のマッサージ機にも適用できるものである。
【0029】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明はおよび請求項2記載の発明は、いずれも固定支持部
に対して可動支持部を無段階に位置決めできるものであ
り、使用者は自己の所望する高さ位置に正確にかつ容易
に位置決めでき、また、回動および位置決めはエアー供
給装置から給排気されるエアーによって膨縮する駆動用
袋体の膨縮によってなされるものであることから構成が
簡単であり、また、故障の発生も少なくできるという効
果を奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を椅子式マッサージ機に適用した場合に
おける実施例の椅子本体の全体を示す斜視図。
【図2】上記実施例の椅子本体の前部の一部を断面して
示した図。
【図3】上記実施例の制御ブロック図。
【図4】上記実施例の駆動用袋体の取り付け方を示す
図。
【図5】従来の椅子式マッサージ機の全体斜視図。
【符号の説明】
1 椅子本体 2 座部(固定支持部) 3 背もたれ部(可動支持部) 5 脚載置台(可動支持部) 6〜11 袋体 30 エアーコンプレッサー(エアー供給装置) 6a〜11a エアーホース(給排気路) 21a エアーホース(給排気路) 26a エアーホース(給排気路) 51〜54 脚用袋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体を支持するための固定支持部とこの固
    定支持部に回動可能に設けられた可動支持部、これら固
    定支持部と可動支持部の少なくともいずれかに配設され
    エアーの給排気により膨縮する複数の袋体、この袋体に
    エアーを供給するエアー供給装置、このエアー供給装置
    と前記袋体とを連通接続するエアー給排気路とを備え、
    前記エアー供給装置からエアー給排気路を介して袋体に
    エアーを給排気し前記袋体を膨縮させてマッサージを行
    うエアーマッサージ機において、前記可動支持部の身体
    支持面の裏面側に駆動用袋体を配設するとともにこの駆
    動用袋体にエアー供給装置からエアーを給排気して膨縮
    させこの駆動用袋体の膨縮により前記可動支持部を回動
    させることを特徴とするエアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】椅子の座部を前記固定支持部とするととも
    に前記座部に上下方向に回動可能に設けた脚載置台を前
    記可動支持部としたことを特徴とする請求項1記載のエ
    アーマッサージ機。
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