JPH07116214A - エアーマッサージ装置 - Google Patents

エアーマッサージ装置

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JPH07116214A
JPH07116214A JP26658693A JP26658693A JPH07116214A JP H07116214 A JPH07116214 A JP H07116214A JP 26658693 A JP26658693 A JP 26658693A JP 26658693 A JP26658693 A JP 26658693A JP H07116214 A JPH07116214 A JP H07116214A
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JP
Japan
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air
air bags
hose
bags
massage
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Application number
JP26658693A
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English (en)
Inventor
Kenji Otsuka
健司 大塚
Shoji Hoshino
彰司 星野
Mikio Mochida
美喜雄 持田
Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手によるような充分な揉み効果がえられる
エアーマッサージ装置を提供することを目的とする。 【構成】椅子式エアーマッサージ装置Aの本体11b,
14bの人体当接面11a,14aに取り付けられた空
気袋a1〜a11に対してエアをエア給排気装置40に
より給排気することにより、空気袋a1〜a11を膨張
・収縮させてマッサージを行うエアーマッサージ装置に
おいて、前記空気袋a1〜a11を人体当接面11a,
11bの中心線Pに対して左右に独立して配置したエア
ーマッサージ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気袋の膨張・収縮
によってマッサージを行なうエアーマッサージ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアーマッサージ装置として
は、例えば、図22に示した様な座椅子式エアマッサー
ジ装置が考えられている。
【0003】この図22に示した座椅子式エアマッサー
ジ装置は、座部200の後縁部に背凭れ部201を前後
回動自在に装着して、座部200および背凭れ部201
内に複数の空気袋203a〜203fを配設すると共
に、エア給排気装置204と各空気袋203a〜203
fをエアホース205a〜205fで接続した構成とな
っている。
【0004】しかも、このエアマッサージ装置において
は、エア給排装気置204により各空気袋203a〜2
03fを順番に膨張・収縮させる様になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
アマッサージ装置では、空気袋203a〜203fは座
部200及び背凭れ部201の左右まで延びている構成
であるため、空気袋203a〜203fは使用者の背中
等を単純に押す動作しかし得ず、身体を掴みもみするよ
うなマッサージ効果が得られないものであった。
【0006】この点を多少解消するものとしては例えば
特開昭58−99958号公報に開示されたようなエア
マッサージ装置が考えられている。この公報に開示され
たエアマッサージ装置では、空気袋の長手方向中央に幅
方向のくびれ部を設けて、空気袋の中央部が使用者の体
重等により多少沈むようにしておくことにより、空気袋
の膨出時に左右の部分が身体を挟むようにした構成とな
っている。
【0007】しかしながら、この構成では、空気袋の中
央部が使用者の体重等により多少沈む構成であるため、
空気袋の膨出時に空気袋の左右の部分が身体を挟み込む
力が小さく、人手によるような充分な揉み効果が得られ
ないものであった。
【0008】そこで、この発明は、人手によるような充
分な揉み効果がえられるエアーマッサージ装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、請求項1の発明は、エアーマッサージ装
置の本体の人体当接面に取り付けられた空気袋に対して
エアをエア給排気装置により給排気することにより、前
記空気袋を膨張・収縮させてマッサージを行うエアーマ
ッサージ装置において、前記空気袋を人体当接面の中心
線に対して左右に独立して配置したエアーマッサージ装
置としたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、前記左右の独立
して配置した空気袋を一本のホースから分岐して連結さ
せ、前記ホースから空気袋にエアを供給することを特徴
とする。
【0011】請求項3の発明は、左右に独立して配置し
た前記空気袋をそれぞれ独立したホースに連結させ、そ
れら各空気袋に互いに独立してエアを供給可能にしたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、前記人体当接面の中心
線に対して左右の各当接面を互いに相対向する方向へ傾
斜させ、この左右の各当接面に前記左右に独立した空気
袋を取り付けたことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、前記左右に独立した空
気袋の間に各空気袋にエアを供給するホースを配設した
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】この様な構成によれば、エアをエア給排気装置
により左右の独立した空気袋に対して給排気して、前記
空気袋を膨張・収縮させることにより、本体の人体当接
面に当接させた使用者の身体が左右の独立した空気袋間
で徐々に強く挟持された後にその挟持を徐除に解除され
る動作を繰り返し、身体(人体)を人手でマッサージし
ているような状態にすることになる。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係るエアーマッサージ装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】[第1実施例]図1〜図9はこの発明にかか
るエアーマッサージ装置の第1実施例を示したものであ
る。図1および図2はエアーマッサージ装置を椅子式エ
アーマッサージ装置Aに適用した例を示したものであ
る。
【0017】図1,図2において椅子式エアーマッサー
ジ装置Aは、使用者の身体の太股から上部をマッサージ
させるマッサージ椅子10と、マッサージ椅子10の前
側に配置して使用者のふくらはぎ等の下肢をマッサージ
させる下肢マッサージ器20と、エア給排気装置40を
有する。
【0018】<マッサージ椅子10>マッサージ椅子1
0は、座部11と、座部11の両側部に設けられて座部
11を支持している支持脚12,12と、支持脚12,
12一体に設けられ且つ座部11より上方に突出するア
ームレスト部13,13と、座部11の後縁部に前後に
起倒調整可能に装着された背凭れ部14とを有する。こ
の背凭れ部14の前面即ち人体当接面14aは、座部1
1及び背凭れ部14の左右幅方向の中心線Pから左右両
側が前側に湾曲傾斜させられている。
【0019】尚、図1,2中、a1,a1は筒状に形成
された腕用の空気袋、13aはアームレスト部13の内
側面に設けられて空気袋a1,a1を収納するための軟
質のポケット、15は一方のアームレスト部13に設け
られた操作パネルである。
【0020】座部11及び背凭れ部14は、図示しない
フレームにスポンジゴム等のクッションを保持させた本
体11b,14bを設けて、この本体を図示しないカバ
ーで覆った構成となっている。
【0021】(座部11)座部11の本体11bの人体
当接面11aとそのカバー(図示せず)との間には、本
体に固定され且つ空気袋保持ポケットが設けられた布製
の座部用空気袋保持シート(図示せず)が配設される。
この座部用空気袋シートの前後の部分には、幅方向に延
びる2つの空気袋a2,a3が保持されている。
【0022】最前部に位置する空気袋a2は、後部に位
置する空気袋a3よりも容量が大きく設定されていると
共に、空気袋a3よりも膨出高さが大きく設定されてい
る。また、空気袋a2は人体の大腿部に位置するツボの
いん門(もん)に対応し、空気袋a3は人体の臀部に位
置するツボの承扶(しょうふ)に対応している。
【0023】(背凭れ部14)背凭れ部14の本体14
bの人体当接面14aとそのカバー(図示せず)との間
には本体に固定され且つ空気袋保持用ポケットが設けら
れた布製の背凭れ用空気袋保持シート(共に図示せず)
が配設されている。
【0024】この背凭れ用空気袋シートには、人体当接
面14aの中心線Pの左右に跨って左右中央部に配置さ
れた空気袋a4と、空気袋a4の前側に一部が重ねられ
ていると共に中心線Pの左右に間隔をおいて独立させて
設けられた空気袋a5,a5と、中心線Pの左右に跨っ
て左右中央部に設けられた空気袋a6と、中心線Pの左
右に間隔をおいて独立させて設けられた空気袋a7,a
7と、中心線Pの左右に跨って背凭れ部14の両側付近
まで延びる空気袋a8と、中心線Pの左右に間隔をおい
て独立して配置された空気袋a9,a9と、空気袋a
9,a9の対向端部に設けられた小空気袋a10,a1
0を有する。この小空気袋a10は空気袋a9よりも容
積が充分小さく設定されている。
【0025】空気袋a4は人体の腰部中央に位置するツ
ボの大腸愈(だいちょうゆ)や陽関(ようかん)に、空
気袋a5,a5は人体の腰部左右に位置するツボの秩辺
(ちっぺん)や膀胱愈(ぼうこうゆ)に、空気袋a6は
人体の腰部に位置するツボの肝愈(かんゆ)や胃愈(い
ゆ)に、空気袋a7は人体の肩部下方に位置するツボの
心愈(しんゆ)や天宗(てんそう)に、空気袋a8は人
体の肩部に位置するツボの肩井(けんせい)や大椎(だ
いつい)に、空気袋a9は人体の首部に位置するツボの
天柱(てんちゅう)にそれぞれ対応している。
【0026】尚、空気袋a10,a10は、図6
(a),(b)に示す様に、空気袋a9,a9が膨張す
る際に、この空気袋a9,a9で段階的に人体の首部を
挟み付けるための壁の役割を果たす。
【0027】<下肢マッサージ器20>下肢マッサージ
器20は、マッサージ椅子1と同様にクッション性を備
えていると共に、本体21に左右脚用の保持溝22,2
2を設け、各保持溝22,22の対向する部分に各々一
対の空気袋a11,a11を対向させて設けたものであ
る。
【0028】空気袋a11,a11は人体の下肢部に位
置するツボの承山(しょうざん)等に対応していて、対
応する空気袋a11,a11の膨張によりこの承山近傍
の下腿部を挟み付けることにより筋肉のマッサージ並び
にツボへの刺激を行なう。
【0029】<エア給排気装置40>図1において、4
0は空気袋a1〜a11に空気を供給したり、空気袋a
1〜a11内の空気を排気したりするエア給排気装置で
ある。このエア給排気装置40は座部3の後部下面に取
り付けられている。
【0030】エア給排気装置40は、図8に示すエア分
配手段Bと、エア分配手段Bの回転位置検出のための位
置検出手段Cを有する。
【0031】(エア分配手段B)このエア分配手段Bは
ロータリーバルブ60を有する。このロータリバルブ6
0は、回転自在な回転体61と、この回転体61を回転
自在に挟持した固定体62,63とを有している。固定
体62は本体ケース40a内に設けたフレーム64のフ
レーム板64aに取り付けられており、この固定体62
の中心部には上下方向(図8において)に延びた貫通孔
62aが形成されている。
【0032】この貫通孔62aは圧縮空気を貯えるフィ
ルタタンク92を介してエアコンプレッサー91と接続
されている。
【0033】回転体61の下面(図8において)の中心
部には上記貫通孔62aと対向するとともに連通する孔
61aが形成され、この孔61aは、回転体61の上面の
周端側に設けた孔61bに連通孔61cによって連通され
ている。回転体61の周面にはギヤ61dが形成され、
このギヤ61dがステッピングモータ65の駆動軸66
に設けたギヤ67に噛合している。これにより、回転体
61はステッピングモータ65によって中心軸線61e
廻りに回転され、回転体61の回転に拘らず回転体61
の孔61aと固定体62の貫通孔62aとは常に連通状態
を保つようになっている。
【0034】回転体61の上面には、図9に示すよう
に、外周に沿って形成されたC字状の円弧溝61fが設
けられており、この円弧溝61fの両端部に孔61bが挟
まれる状態となっている。さらに、円弧溝61fの中央
部から回転体61の中心部まで延びた直線溝61gが設
けられている。
【0035】固定体63は、フレーム64のフレーム板
64b(図8参照)に固定されており、図10に示すよ
うに、中心部に大気に開放する貫通孔63aが設けら
れ、この貫通孔63aの周囲には等間隔に8つの貫通孔
63b〜63iが設けられている。63jは貫通孔63aに
設けたフィルタである。
【0036】貫通孔63aの下側(図8において)の開
口は回転体61の直線溝61gと常に対向するとともに
連通した状態にあり、貫通孔63b〜63iの下側の開口
のうちの1つが回転体61の孔61bと対向して連通す
るようになっている。このとき、他の貫通孔の前記開口
は回転体61の円弧溝61fと対向して連通する。例え
ば、貫通孔63bの下側の開口が回転体61の孔61bと
対向して連通しているときは、貫通孔63c〜63iの下
側の開口が円弧溝61fと対向して連通する。
【0037】なお、固定体62はスプリングによって上
方(図8において)へ常時付勢され、この付勢により回
転体61と固定体62,63との接合面の気密性を保っ
ており、各接合面から圧縮空気が漏れないように設定さ
れている。
【0038】(位置検出手段C)位置検出手段Cは、図
8に示した如く、回転体61に取り付けられたエンコー
ダ板70と、エンコーダ板70の回転位置を検出する光
センサ80を有する。
【0039】(a)エンコーダ板70 このエンコーダ板70には、図9に示すように、半径方
向に延びた8本の径線E1〜E8が45度間隔で設定され
ており、経線E1は、経線E1上に孔61bがくる位置に
設定されている。
【0040】そして、各経線E1〜E8上には内周側から
外周側に向けてビットb0からビットb3までの位置が設
定されており、経線E1のビットb3の位置に孔71dが
設けられている。経線E2のビットb1,b3の位置に孔7
2a,72dが、経線E3のビットb1,b3の位置に孔73
b,73dが、経線E4のビットb0,b1,b3の位置に孔7
4a,74b,74dが、経線E5のビットb2,b3の位置に
孔75c,75dが、経線E6のビットb0,b2,b3の位置
に孔76a,76c,76dが、経線E7のビットb1,b2,b
3の位置に孔77b,77c,77dが、経線E8のビットb
0,b1,b2,b3の位置に孔78a,78b,78c,78dがそ
れぞれ設けられている。
【0041】(b)光センサ80 この光センサ80は、フレーム64内に配設されてい
て、エンコーダ板70に設けた孔71〜78を検知して
4ビットの検知信号を出力するようになっている。
【0042】この光センサ80は、エンコーダ板70に
設定された各ビットb0〜b3位置と対向する位置に設け
られた発光ダイオード81a〜81dと、この発光ダイオ
ード81a〜81dが発光する光をエンコーダ板70に設
けた孔71d…78dを介して受光する受光ダイオード8
2a〜82d等とから構成されている。
【0043】この受光ダイオード82a〜82dの受光・
不受光状態は回転体61の回転位置によって異なる。例
えば、回転体61の孔61bと固定体63の貫通孔63b
が連通しているとき、受光ダイオード82dのみが受光
し、経線E1上の孔71dが検出される。このような受光
ダイオード82a〜82dの受光・不受光と、経線E1〜
E8との関係を図11の真理表に示す。
【0044】この真理表では、ビットb0〜b3が受光ダ
イオード82a〜82dに対応し、「1」が受光している
ことを示し、「0」が不受光を示す。また、E1〜E8が
貫通孔63b〜63iに対応する。
【0045】<エア給排装置40と空気袋a1〜a11
との接続関係>ところで、図2及び図3に示すように、
各空気袋a1〜a11にはホースb1〜b8と連通され
ている。このホースb1〜b8は接続部材16,17を
介して給排気装置40に接続された給排気ホースc1〜
c8に1対1で対応して連結されている。
【0046】(1)ホースb1 ホースb1の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb11,b12を一体に有している。この分岐ホース
b11,b12の一端は空気袋a1,a1に接続されて
いる。給排気ホースc1を介してホースb1にエア給排
装置40から供給された空気は、分岐ホースb11,b
12を経由して空気袋a1,a1を同期して膨張させる
ようになっている。
【0047】(2)ホースb2 ホースb2の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb21,b22を一体に有している。この分岐ホース
b21,b22の一端は、図5に示すように、空気袋a
3,a8に接続されている。給排気ホースc2を介して
ホースb2にエア給排装置40から供給された空気は、
分岐ホースb21,b22を経由して空気袋a3,a8
を同期して膨張させるようになっている。
【0048】(3)ホースb3 ホースb3の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb31,b32を一体に有している。この分岐ホース
b31,b32の一端は空気袋a5,a5に接続されて
いる。給排気ホースc3を介してホースb3にエア給排
装置40から供給された空気は、分岐ホースb31,b
32を経由して空気袋a5,a5を図7(a)の状態から
図7(b)の如く同期して膨張させるようになっている。
【0049】(4)ホースb4 ホースb4の端部は空気袋a6に接続されている。給排
気ホースc4を介してホースb4にエア給排装置40か
ら供給された空気は空気袋a6を膨張させるようになっ
ている。
【0050】(5)ホースb5 ホースb5の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb51,b52を一体に有している。この分岐ホース
b51,b52の一端は、図4に示すように、空気袋a
2,a4に接続されている。給排気ホースc5を介して
ホースb5にエア給排装置40から供給された空気は、
分岐ホースb51,b52を経由して空気袋a2,a4
を図7(a)の状態から図7(c)の如く同期して膨張させる
ようになっている。
【0051】(6)ホースb6 ホースb6の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb61,b62を一体に有している。この分岐ホース
b21,b22の一端は空気袋a7,a7に接続されて
いる。給排気ホースc6を介してホースb6にエア給排
装置40から供給された空気は、分岐ホースb61,b
62を経由して空気袋a7,a7を同期して膨張させる
ようになっている。
【0052】(7)ホースb8 ホースb8の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb81,b82を一体に有し、更に分岐ホースb8
1,b82から分岐された再分岐ホースb83,b84
を一体に有している。この各分岐ホースb81〜b84
の一端は空気袋a11,a11…に接続されている。給
排気ホースc8を介してホースb8にエア給排装置40
から供給された空気は、各分岐ホースb81〜b84を
経由して空気袋a11,a11…を同期して膨張させ
る。
【0053】(8)ホースb7 ホースb7の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb71,b72を一体に有し、更に分岐ホースb7
1,b72から分岐された再分岐ホースb73,b74
を一体に有している。
【0054】分岐ホースb71,b72の一端は空気袋
a9,a9に接続され、再分岐ホースb73,b74の
一端は空気袋a10,a10に接続されている。給排気
ホースc7を介してホースb7にエア給排装置40から
供給された空気は、各分岐ホースb71〜b74を経由
して空気袋a9,a9及び空気袋a10,a10を図6
(a)の状態から図6(b)の如く同期して膨張させるように
なっている。
【0055】この際、空気袋a9,a9は、空気袋a1
0,a10よりも小さい容積に設定されているため、上
述したように、先ず空気袋a9,a9の膨張が先に完了
し、次いで空気袋a10,a10の膨張が完了するた
め、空気袋a9,a9による段階的なマッサージ効果を
得ることができる。
【0056】<制御回路>上述したステッピングモータ
65,エアコンプレッサー91は図12に示した様に制
御回路100により駆動制御されるようになっている。
この制御回路100は、図12に示すように、マイクロ
コンピュータ101とインターフェース102〜106
等から構成され、この制御回路100も本体ケース40
a内に設けてある。尚、光センサ80の受光ダイオード
82a〜82dからの位置検出信号はインターフェース
105を介して制御回路100のマイクロコンピュータ
101に入力され、マイクロコンピュータ101はこの
位置検出信号に基づいてステッピングモータ65を駆動
制御する様になっている。
【0057】この制御回路100は、操作パネル15に
設けられ且つエンコーダ板70の位置E1〜E8に対応
するスイッチ(図示せず)を操作すると、この操作され
たスイッチに対応する位置E1〜E8が光センサ80に
より検出されるまでステッピングモータ95を駆動制御
するようになっている。
【0058】また、制御回路100は、操作パネル15
に設けた所定の連続揉み動作を行わせるスイッチの操作
により、位置E1〜E8が光センサ80により所定の順
序で検出されるように、ステッピングモータ95を駆動
制御して、各空気袋a1〜a11を予め設定された所定
の順序に従って順次膨出・収縮させるようにもなってい
る。
【0059】これらの動作の際に、制御回路100が位
置E1からの信号を光センサ80から受けると回転体6
1の孔61bが固定体63の貫通孔63bに連通し、制御
回路100が位置E2のからの信号を光センサ80から
受けると回転体61の孔61bが固定体63の貫通孔6
3cに連通し、制御回路100が位置E3のからの信号
を光センサ80から受けると回転体61の孔61bが固
定体63の貫通孔63dに連通し、制御回路100が位
置E4のからの信号を光センサ80から受けると回転体
61の孔61bが固定体63の貫通孔63eに連通する
るようになっている。
【0060】また、制御回路100が位置E5のからの
信号を光センサ80から受けると回転体61の孔61b
が固定体63の貫通孔63fに連通し、制御回路100
が位置E6のからの信号を光センサ80から受けると回
転体61の孔61bが固定体63の貫通孔63gに連通
し、制御回路100が位置E7のからの信号を光センサ
80から受けると回転体61の孔61bが固定体63の
貫通孔63hに連通し、制御回路100が位置E8のか
らの信号を光センサ80から受けると回転体61の孔6
1bが固定体63の貫通孔63iに連通するようになっ
ている。
【0061】<第1実施例の作用>この様な構成におい
ては、、操作パネル15のスイッチ操作をすると、制御
回路100が位置検出手段Cからの位置信号を基に給排
気装置40のステッピングモータ65を作動制御して、
回転体61の孔61bを固定体63の貫通孔63b〜6
3iのいずれかに連通させる。
【0062】これにより、各空気袋a1〜a11に対し
てエアコンプレッサー91からのエアが供給されたり、
各空気袋a1〜a11のエアが排気されたりする。この
際、エアは各空気袋a1〜a11に接続されたホースb
1〜b8並びに給排気ホースc1〜c8を経由して給排
気されることになる。
【0063】上記の構成において、本発明のエアマッサ
ージ装置Aの空気袋a1〜a11を所定の順序で使用す
る場合には、マッサージ椅子10に座ると共に、両腕を
筒状の空気袋a1,a1内に挿通し、大腿部を下肢マッ
サージ器20に乗せ、この状態から操作パネル15の所
定の連続揉み動作を行わせるスイッチを操作してマッサ
ージを開始する。
【0064】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図3の○付数字で示すように、空気袋a1,a1、
空気袋a3,a8、空気袋a5,a5、空気袋a6、空
気袋a2,a4、空気袋a7,a7、空気袋a9,a9
及び空気a10,a10、空気袋a11,a11…の順
で膨縮する。
【0065】この際、空気袋a5,a5は膨張・収縮時
に使用者の腰を両側部から挟み込むように掴み揉みし、
空気袋a7,a7は膨張・収縮時に使用者の背中上部を
両側部から挟み込むように掴み揉みし、空気袋a9,a
9とa10,a10は膨張・収縮時に使用者の首を両側
部から挟み込むように掴み揉みし、空気袋a11,a1
1は膨張・収縮時に使用者の下肢のふくらはぎを両側部
から挟み込むように掴み揉みする。しかも、空気袋a
9,a9は、空気袋a10,a10よりも小さい容積に
設定されているため、上述したように、先ず空気袋a
9,a9の膨張が先に完了し、次いで空気袋a10,a
10の膨張が完了するため、空気袋a9,a9による段
階的なマッサージ効果を得ることができる。
【0066】このように中心線Pを挟んで左右に間隔を
おいた空気袋a5,a5、a7,a7、a9,a9及び
a10,a10等は、左右の空気袋間に身体の一部が何
等抵抗を受けることなく確実に入り込むため、左右の空
気袋が膨張時に身体を確実に強い力で掴み揉みすること
になる。
【0067】また、空気袋a3,a8並びに空気袋a
2,a4をそれぞれ同期させて膨張させることにより、
あたかも空気袋a3,a8又は空気袋a2,a4の膨張
により人体全体が挟まれるような効果を奏することがで
きる。
【0068】従って、座部11又は背凭れ部14のいづ
れか一方側の空気袋のみを膨張させた場合のように、人
体が空気袋の膨張に伴って押されて変位して押圧不足に
よる不満足なマッサージしか得られないものと異なって
良好なマッサージ効果を得ることができる。
【0069】さらに、背凭れ部14に設けた空気袋a4
〜a9は、中心線Pに対して跨った状態と間隔をおいて
分離した状態とで交互に配列(空気袋a4とa5とは独
立したタイミングにより膨張するため結果的に交互の配
列となる)されている。
【0070】従って、その膨張に伴う人体へのマッサー
ジを、人体の伸び方向(中心線Pに跨ったもの)と人体
の収縮(挟み付け)方向の両方向で行なうことができ、
あたかも、人手によるような充分な揉み効果を得ること
ができる。
【0071】しかも、各空気袋a1〜a11の膨張を、
なるべく隣接しない状態で行なうため、収縮状態にある
空気袋によってマッサージ効果が半減されることもな
い。
【0072】また、アームレスト13の内側のポケット
13a内に空気袋a1,a1を収納した状態で、この空
気袋a1,a1を膨張・収縮させる様にすることによ
り、使用者の大腿部を側方から揉むことができる。ま
た、空気袋a2〜a10の膨張・収縮を行わせる際に、
アームレスト13の内側のポケット13a内に空気袋a
1,a1を収納して、この空気袋a1,a1を膨張させ
た状態とすることにより、使用者の大腿部を側方から保
持して、使用者の身体が空気袋a2〜a10の膨張によ
り移動しないようにすることもできる。
【0073】[第2実施例]以上説明した実施例では、リ
クライニング式の椅子に本発明を適用した例を示した
が、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、
図14に示した様に、座部110と背凭れ部111が固
定された椅子Dに本発明を適用することもできる。
【0074】本実施例では、椅子Dに着座する使用者の
腰から肩に対応して背凭れ部111の人体当接面に設け
られた左右両側部まで延びる空気袋c1〜c5と、使用
者の首に対応して背凭れ部111の人体当接面に設けら
れた左右一対の空気袋c6,c6を有する。この空気袋
c6,c6も人体当接面の中心線Pの左右に間隔をおい
て独立に設けられている。
【0075】各空気袋c1〜c5にはエア給排気装置4
0がホースd1〜d5を介して接続され、空気袋c6,
c6にはエア給排気装置40が別々のホースd6,d7
を介して接続されている。
【0076】このエア給排気装置40は、制御回路と制
御パネルを有する制御装置113により操作制御される
ようになっている。そして、空気袋c6,c6は制御装
置113により同期して膨張・収縮されるようになって
いる。
【0077】本実施例でも、第1実施例と同様に空気袋
c6,c6が左右に間隔をおいて独立しているので、空
気袋c6,c6間に首が抵抗なく入り込んで、膨張時の
空気袋c6,c6が使用者の首を強く掴み揉みすること
になる。また、空気袋c6,c6にはホースd6,d7
を介して独立にエアを供給できる。図中、114は制御
装置113とエア給排気装置40との電気接続コードで
ある。
【0078】[第3,4実施例]図15,16は、この発
明の第3,第4実施例を示したものである。本実施例で
は、第1実施例におけるホースb2,b5を椅子の一側
に沿って配置した例を示したものである。
【0079】[第5実施例]図17はこの発明の第5実施
例を示したものである。
【0080】本実施例は、第1実施例における空気袋a
6,a7,a9等を布製のシート120のポケット図示
略に挿入保持させると共に、シート120の背面両側部
に沿ってマジックテープ(登録商標)等の着脱手段12
1の被係止部121aを設け、背凭れ部14の人体当接
面の両側部に沿って着脱手段121の係止部121bを
設けて、被係止部121aを係止部121bに着脱自在
に取り付けるようにした例を示したものである。
【0081】本実施例では、シート120の取付高さを
調整することで、空気袋a6,a7,a9等の当る位置
を使用者に応じて調整できる。
【0082】[第6実施例]図18はこの発明の第6実施
例を示したものである。
【0083】本実施例は、図示しないエア給排気装置か
ら空気袋a4,a4及びa7,a7へのエア供給は独立
したホースe1,e2及びf1,f2により行うように
なっている。
【0084】本実施例では、左右の空気袋a4,a4及
びa7,a7を交互に膨張させることで、利用者の上半
身に捻り運動を行わせることができる。
【0085】[第7実施例]図19は、この発明の第7実
施例を示したものである。
【0086】本実施例は第1実施例における空気袋a2
〜a11の配置を空気マット130に適用した例を示し
たものである。図中、131は足に対応して設けられた
電床帯で、132は第1実施例のホースb2〜b8を束
ねたホース束である。このホース束132をエア給排気
装置40の接続口133と空気マット130の接続口1
34に接続することにより、エア給排気装置40と空気
袋a2〜a11を第1実施例と同様に接続でき、又、電
源コード135をエア給排気装置40の接続部136と
空気マット130の接続部137に接続することによ
り、電床帯131を使用可能な状態とできる。本実施例
では、エア給排気装置40のケース正面に操作パネル1
5が設けられ、制御回路等はエア給排気装置40のケー
ス内に収納されている。
【0087】[第8実施例]図20,図21は、本発明の
第8実施例を示したものである。
【0088】本実施例は、際1実施例におけるこの背凭
れ部14の前面即ち人体当接面14aを、座部11及び
背凭れ部14の左右幅方向の中心線Pから左右両側が前
側に角度θで傾斜させられている。本実施例によれば、
左右の空気袋a4,a4又はa7,a7或はa9,a9
等による使用者の身体の掴み揉み力を確実かつ強くでき
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、エアーマッサージ装置の本体の人体当接面に取
り付けられた空気袋に対してエアをエア給排気装置によ
り給排気することにより、前記空気袋を膨張・収縮させ
てマッサージを行うエアーマッサージ装置において、前
記空気袋を人体当接面の中心線に対して左右に独立して
配置した構成としたので、人手によるような充分な揉み
効果がえられる。しかも、使用者の背部に点在するツボ
に空気袋の膨張時の最高点を合致させることができ、ツ
ボの指圧効果が上がる。
【0090】また、請求項2の発明によれば、前記左右
の独立して配置した空気袋を一本のホースから分岐して
連結させ、前記ホースから空気袋にエアを供給する構成
としたので、左右の独立した空気袋を同時に同じ量だけ
膨出・縮小させることができ、揉み感覚のあるマッサー
ジを行うことができる。
【0091】更に、請求項3の発明によれば、左右に独
立して配置した前記空気袋をそれぞれ独立したホースに
連結させ、それら各空気袋に互いに独立してエアを供給
可能にした構成としたので、左右の空気袋を個々に制御
できる。例えば、左右の空気袋を交互に膨張させること
ができ、利用者の上半身に捻り運動を行わせることがで
きる。
【0092】しかも、請求項4の発明によれば、前記人
体当接面の中心線に対して左右の各当接面を互いに相対
向する方向へ傾斜させ、この左右の各当接面に前記左右
に独立した空気袋を取り付けた構成としたので、左右の
空気袋による使用者の身体の掴み揉み力を確実かつ強く
できる。
【0093】その上、請求項5の発明によれば、前記左
右に独立した空気袋の間に各空気袋にエアを供給するホ
ースを配設した構成としたので、コンプレッサーと空気
袋を連結する部材が簡素化できると共に、エア供給用の
ホースが邪魔になるようなことがない。また、ホースと
コンプレッサーの等の連結部を露出する位置に設ける必
要がなくなるので、足をホース等に引っかけるようなこ
とがなくなる。その上、ホースが露出しないので外観が
良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエアーマッサージ装置の第1実
施例を示す椅子式マッサージ装置の一部を破断して示し
た斜視図である。
【図2】図1に示した椅子式マッサージ装置のホース接
続説明図である。
【図3】図1,2に示した椅子式マッサージ装置の空気
袋とエア給排気装置とのホース接続の模式図である。
【図4】図1,2に示した空気袋の一部のホース接続説
明図である。
【図5】図1,2に示した空気袋の一部のホース接続説
明図である。
【図6】(a),(b)は図1,2に示した首部マッサージ用
の空気袋の作用説明図である。
【図7】(a)〜(c)は図1,2に示した腰部マッサージ用
の空気袋の作用説明図である。
【図8】(A)は図1,2に示した各空気袋にエアを分
配するロータリーバルブの断面図、(B)は(A)の回
転体(回転弁体)の説明図である。
【図9】図8(A)のエンコーダ板の説明図である。
【図10】図8(A)の固定体の説明図である。
【図11】図8(A)のエンコーダ板と光センサを用い
た位置検出の論理値を示す説明図である。
【図12】図1,2に示した椅子式エアーマッサージ装
置の制御を説明するための回路図である。
【図13】図12の制御回路のより詳細な説明図であ
る。
【図14】この発明にかかるエアーマッサージ装置の第
2実施例を示す椅子式エアーマッサージ装置の斜視図で
ある。
【図15】図1,2に示した空気袋のホース配置を異な
らせて示した椅子式エアーマッサージ装置の第3実施例
を示す斜視図である。
【図16】図1,2に示した空気袋のホース配置を異な
らせて示した椅子式エアーマッサージ装置の第4実施例
を示す斜視図である。
【図17】図1,2に示した空気袋の高さを調整可能に
した椅子式エアーマッサージ装置の第5実施例を示す斜
視図である。
【図18】図1,2に示した空気袋へのホース接続を異
ならせた第6実施例を示す斜視図である。
【図19】この発明のエアーマッサージ装置を空気マッ
トに適用した第7実施例を示す斜視図である。
【図20】この発明に係るエアーマッサージ装置の第8
実施例を示す斜視図である。
【図21】図20の平面図である。
【図22】従来の座椅子式エアーマッサージ装置の斜視
図である。
【符号の説明】
A…椅子式エアーマッサージ装置 a1〜a11…空気袋 b1〜b8…ホース d6,d7…ホース e1,e2…ホース f1,f2…ホース 10…マッサージ椅子 11…座部 11a…人体当接面 11b…本体 14…背凭れ部 14a…人体当接面 14b…本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エアーマッサージ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気袋の膨張・収縮
によってマッサージを行なうエアーマッサージ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアーマッサージ装置として
は、例えば、図22に示した様な座椅子式エアマッサー
ジ装置が考えられている。
【0003】この図22に示した座椅子式エアマッサー
ジ装置は、座部200の後縁部に背凭れ部201を前後
回動自在に装着して、座部200および背凭れ部201
内に複数の空気袋203a〜203fを配設すると共
に、エア給排気装置204と各空気袋203a〜203
fをエアホース205a〜205fで接続した構成とな
っている。
【0004】しかも、このエアマッサージ装置において
は、エア給排装気置204により各空気袋203a〜2
03fを順番に膨張・収縮させる様になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
アマッサージ装置では、空気袋203a〜203fは座
部200及び背凭れ部201の左右まで延びている構成
であるため、空気袋203a〜203fは使用者の背中
等を単純に押す動作しかし得ず、身体を掴みもみするよ
うなマッサージ効果が得られないものであった。
【0006】この点を多少解消するものとしては例えば
特開昭58−99958号公報に開示されたようなエア
マッサージ装置が考えられている。この公報に開示され
たエアマッサージ装置では、空気袋の長手方向中央に幅
方向のくびれ部を設けて、空気袋の中央部が使用者の体
重等により多少沈むようにしておくことにより、空気袋
の膨出時に左右の部分が身体を挟むようにした構成とな
っている。
【0007】しかしながら、この構成では、空気袋の中
央部が使用者の体重等により多少沈む構成であるため、
空気袋の膨出時に空気袋の左右の部分が身体を挟み込む
力が小さく、人手によるような充分な揉み効果が得られ
ないものであった。
【0008】そこで、この発明は、人手によるような充
分な揉み効果がえられるエアーマッサージ装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、請求項1の発明は、エアーマッサージ装
置の本体の人体当接面に取り付けられた空気袋に対して
エアをエア給排気装置により給排気することにより、前
記空気袋を膨張・収縮させてマッサージを行うエアーマ
ッサージ装置において、前記空気袋を人体当接面の中心
線に対して左右に独立して配置したエアーマッサージ装
置としたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、前記左右の独立
して配置した空気袋を一本のホースから分岐して連結さ
せ、前記ホースから空気袋にエアを供給することを特徴
とする。
【0011】請求項3の発明は、左右に独立して配置し
た前記空気袋をそれぞれ独立したホースに連結させ、そ
れら各空気袋に互いに独立してエアを供給可能にしたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、前記人体当接面の中心
線に対して左右の各当接面を互いに相対向する方向へ傾
斜させ、この左右の各当接面に前記左右に独立した空気
袋を取り付けたことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、前記左右に独立した空
気袋の間に各空気袋にエアを供給するホースを配設した
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】この様な構成によれば、エアをエア給排気装置
により左右の独立した空気袋に対して給排気して、前記
空気袋を膨張・収縮させることにより、本体の人体当接
面に当接させた使用者の身体が左右の独立した空気袋間
で徐々に強く挟持された後にその挟持を徐除に解除され
る動作を繰り返し、身体(人体)を人手でマッサージし
ているような状態にすることになる。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係るエアーマッサージ装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】[第1実施例]図1〜図9はこの発明にかか
るエアーマッサージ装置の第1実施例を示したものであ
る。図1および図2はエアーマッサージ装置を椅子式エ
アーマッサージ装置Aに適用した例を示したものであ
る。
【0017】図1,図2において椅子式エアーマッサー
ジ装置Aは、使用者の身体の太股から上部をマッサージ
させるマッサージ椅子10と、マッサージ椅子10の前
側に配置して使用者のふくらはぎ等の下肢をマッサージ
させる下肢マッサージ器20と、エア給排気装置40を
有する。
【0018】<マッサージ椅子10>マッサージ椅子1
0は、座部11と、座部11の両側部に設けられて座部
11を支持している支持脚12,12と、支持脚12,
12一体に設けられ且つ座部11より上方に突出するア
ームレスト部13,13と、座部11の後縁部に前後に
起倒調整可能に装着された背凭れ部14とを有する。こ
の背凭れ部14の前面即ち人体当接面14aは、座部1
1及び背凭れ部14の左右幅方向の中心線Pから左右両
側が前側に湾曲傾斜させられている。
【0019】尚、図1,2中、a1,a1は筒状に形成
された腕用の空気袋、13aはアームレスト部13の内
側面に設けられて空気袋a1,a1を収納するための軟
質のポケット、15は一方のアームレスト部13に設け
られた操作パネルである。
【0020】座部11及び背凭れ部14は、図示しない
フレームにスポンジゴム等のクッションを保持させた本
体11b,14bを設けて、この本体を図示しないカバ
ーで覆った構成となっている。
【0021】(座部11)座部11の本体11bの人体
当接面11aとそのカバー(図示せず)との間には、本
体に固定され且つ空気袋保持ポケットが設けられた布製
の座部用空気袋保持シート(図示せず)が配設される。
この座部用空気袋シートの前後の部分には、幅方向に延
びる2つの空気袋a2,a3が保持されている。
【0022】最前部に位置する空気袋a2は、後部に位
置する空気袋a3よりも容量が大きく設定されていると
共に、空気袋a3よりも膨出高さが大きく設定されてい
る。また、空気袋a2は人体の大腿部(太股)に位置す
るツボのいん門(もん)に対応し、空気袋a3は人体の
臀部に位置するツボの承扶(しょうふ)に対応してい
る。
【0023】(背凭れ部14)背凭れ部14の本体14
bの人体当接面14aとそのカバー(図示せず)との間
には本体に固定され且つ空気袋保持用ポケットが設けら
れた布製の背凭れ用空気袋保持シート(共に図示せず)
が配設されている。
【0024】この背凭れ用空気袋シートには、人体当接
面14aの中心線Pの左右に跨って左右中央部に配置さ
れた空気袋a4と、空気袋a4の前側に一部が重ねられ
ていると共に中心線Pの左右に間隔をおいて独立させて
設けられた空気袋a5,a5と、中心線Pの左右に跨っ
て左右中央部に設けられた空気袋a6と、中心線Pの左
右に間隔をおいて独立させて設けられた空気袋a7,a
7と、中心線Pの左右に跨って背凭れ部14の両側付近
まで延びる空気袋a8と、中心線Pの左右に間隔をおい
て独立して配置された空気袋a9,a9と、空気袋a
9,a9の対向端部側に配設された小空気袋a10,a
10を有する。この小空気袋a10は空気袋a9よりも
容積が充分小さく設定されている。
【0025】空気袋a4は人体の腰部中央に位置するツ
ボの大腸愈(だいちょうゆ)や陽関(ようかん)に、空
気袋a5,a5は人体の腰部左右に位置するツボの秩辺
(ちっぺん)や膀胱愈(ぼうこうゆ)に、空気袋a6は
人体の腰部に位置するツボの肝愈(かんゆ)や胃愈(い
ゆ)に、空気袋a7は人体の肩部下方に位置するツボの
心愈(しんゆ)や天宗(てんそう)に、空気袋a8は人
体の肩部に位置するツボの肩井(けんせい)や大椎(だ
いつい)に、空気袋a10,a10は人体の首部に位置
するツボの天柱(てんちゅう)にそれぞれ対応してい
る。
【0026】尚、空気袋a9,a9は、図6(a),
(b)に示す様に、空気袋a10,a10が膨張する際
に、この空気袋a10,a10で段階的に人体の首部を
挟み付けるための壁の役割を果たす。
【0027】<下肢マッサージ器20>下肢マッサージ
器20は、マッサージ椅子1と同様にクッション性を備
えていると共に、本体21に左右脚用の保持溝22,2
2を設け、各保持溝22,22の対向する部分に各々一
対の空気袋a11,a11を対向させて設けたものであ
る。
【0028】空気袋a11,a11は人体の下肢部に位
置するツボの承山(しょうざん)等に対応していて、対
向する空気袋a11,a11の膨張によりこの承山近傍
の下腿部を挟み付けることにより筋肉のマッサージ並び
にツボへの刺激を行なう。
【0029】<エア給排気装置40>図1において、4
0は空気袋a1〜a11に空気を供給したり、空気袋a
1〜a11内の空気を排気したりするエア給排気装置で
ある。このエア給排気装置40は座部3の後部下面に取
り付けられている。
【0030】エア給排気装置40は、図8に示すエア分
配手段Bと、エア分配手段Bの回転位置検出のための位
置検出手段Cを有する。
【0031】(エア分配手段B)このエア分配手段Bは
ロータリーバルブ60を有する。このロータリバルブ6
0は、回転自在な回転体61と、この回転体61を回転
自在に挟持した固定体62,63とを有している。固定
体62は本体ケース40a内に設けたフレーム64のフ
レーム板64aに取り付けられており、この固定体62
の中心部には上下方向(図8において)に延びた貫通孔
62aが形成されている。
【0032】この貫通孔62aは圧縮空気を貯えるフィ
ルタタンク92を介してエアコンプレッサー91と接続
されている。
【0033】回転体61の下面(図8において)の中心
部には上記貫通孔62aと対向するとともに連通する孔
61aが形成され、この孔61aは、回転体61の上面の
周端側に設けた孔61bに連通孔61cによって連通され
ている。回転体61の周面にはギヤ61dが形成され、
このギヤ61dがステッピングモータ65の駆動軸66
に設けたギヤ67に噛合している。これにより、回転体
61はステッピングモータ65によって中心軸線61e
廻りに回転され、回転体61の回転に拘らず回転体61
の孔61aと固定体62の貫通孔62aとは常に連通状態
を保つようになっている。
【0034】回転体61の上面には、図9に示すよう
に、外周に沿って形成されたC字状の円弧溝61fが設
けられており、この円弧溝61fの両端部に孔61bが挟
まれる状態となっている。さらに、円弧溝61fの中央
部から回転体61の中心部まで延びた直線溝61gが設
けられている。
【0035】固定体63は、フレーム64のフレーム板
64b(図8参照)に固定されており、図10に示すよ
うに、中心部に大気に開放する貫通孔63aが設けら
れ、この貫通孔63aの周囲には等間隔に8つの貫通孔
63b〜63iが設けられている。63jは貫通孔63aに
設けたフィルタである。
【0036】貫通孔63aの下側(図8において)の開
口は回転体61の直線溝61gと常に対向するとともに
連通した状態にあり、貫通孔63b〜63iの下側の開口
のうちの1つが回転体61の孔61bと対向して連通す
るようになっている。このとき、他の貫通孔の前記開口
は回転体61の円弧溝61fと対向して連通する。例え
ば、貫通孔63bの下側の開口が回転体61の孔61bと
対向して連通しているときは、貫通孔63c〜63iの下
側の開口が円弧溝61fと対向して連通する。
【0037】なお、固定体62はスプリングによって上
方(図8において)へ常時付勢され、この付勢により回
転体61と固定体62,63との接合面の気密性を保っ
ており、各接合面から圧縮空気が漏れないように設定さ
れている。
【0038】(位置検出手段C)位置検出手段Cは、図
8に示した如く、回転体61に取り付けられたエンコー
ダ板70と、エンコーダ板70の回転位置を検出する光
センサ80を有する。
【0039】(a)エンコーダ板70 このエンコーダ板70には、図9に示すように、半径方
向に延びた8本の径線E1〜E8が45度間隔で設定され
ており、経線E1は、経線E1上に孔61bがくる位置に
設定されている。
【0040】そして、各経線E1〜E8上には内周側から
外周側に向けてビットb0からビットb3までの位置が設
定されており、経線E1のビットb3の位置に孔71dが
設けられている。経線E2のビットb1,b3の位置に孔7
2a,72dが、経線E3のビットb1,b3の位置に孔73
b,73dが、経線E4のビットb0,b1,b3の位置に孔7
4a,74b,74dが、経線E5のビットb2,b3の位置に
孔75c,75dが、経線E6のビットb0,b2,b3の位置
に孔76a,76c,76dが、経線E7のビットb1,b2,b
3の位置に孔77b,77c,77dが、経線E8のビットb
0,b1,b2,b3の位置に孔78a,78b,78c,78dがそ
れぞれ設けられている。
【0041】(b)光センサ80 この光センサ80は、フレーム64内に配設されてい
て、エンコーダ板70に設けた孔71〜78を検知して
4ビットの検知信号を出力するようになっている。
【0042】この光センサ80は、エンコーダ板70に
設定された各ビットb0〜b3位置と対向する位置に設け
られた発光ダイオード81a〜81dと、この発光ダイオ
ード81a〜81dが発光する光をエンコーダ板70に設
けた孔71d…78dを介して受光する受光ダイオード8
2a〜82d等とから構成されている。
【0043】この受光ダイオード82a〜82dの受光・
不受光状態は回転体61の回転位置によって異なる。例
えば、回転体61の孔61bと固定体63の貫通孔63b
が連通しているとき、受光ダイオード82dのみが受光
し、経線E1上の孔71dが検出される。このような受光
ダイオード82a〜82dの受光・不受光と、経線E1〜
E8との関係を図11の真理表に示す。
【0044】この真理表では、ビットb0〜b3が受光ダ
イオード82a〜82dに対応し、「1」が受光している
ことを示し、「0」が不受光を示す。また、E1〜E8が
貫通孔63b〜63iに対応する。
【0045】<エア給排気装置40と空気袋a1〜a1
1との接続関係>ところで、図2及び図3に示すよう
に、各空気袋a1〜a11はホースb1〜b8と連通さ
れている。このホースb1〜b8は接続部材16,17
を介して給排気装置40に接続された給排気ホースc1
〜c8に1対1で対応して連結されている。
【0046】(1)ホースb1 ホースb1の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb11,b12を一体に有している。この分岐ホース
b11,b12の一端は空気袋a1,a1に接続されて
いる。給排気ホースc1を介してホースb1にエア給排
気装置40から供給された空気は、分岐ホースb11,
b12を経由して空気袋a1,a1を同期して膨張させ
るようになっている。
【0047】(2)ホースb2 ホースb2の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb21,b22を一体に有している。この分岐ホース
b21,b22の一端は、図5に示すように、空気袋a
3,a8に接続されている。給排気ホースc2を介して
ホースb2にエア給排気装置40から供給された空気
は、分岐ホースb21,b22を経由して空気袋a3,
a8を同期して膨張させるようになっている。
【0048】(3)ホースb3 ホースb3の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb31,b32を一体に有している。この分岐ホース
b31,b32の一端は空気袋a5,a5に接続されて
いる。給排気ホースc3を介してホースb3にエア給排
気装置40から供給された空気は、分岐ホースb31,
b32を経由して空気袋a5,a5を図7(a)の状態か
ら図7(b)の如く同期して膨張させるようになってい
る。
【0049】(4)ホースb4 ホースb4の端部は空気袋a6に接続されている。給排
気ホースc4を介してホースb4にエア給排気装置40
から供給された空気は空気袋a6を膨張させるようにな
っている。
【0050】(5)ホースb5 ホースb5の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb51,b52を一体に有している。この分岐ホース
b51,b52の一端は、図4に示すように、空気袋a
2,a4に接続されている。給排気ホースc5を介して
ホースb5にエア給排気装置40から供給された空気
は、分岐ホースb51,b52を経由して空気袋a2,
a4を図7(a)の状態から図7(c)の如く同期して膨張さ
せるようになっている。
【0051】(6)ホースb6 ホースb6の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb61,b62を一体に有している。この分岐ホース
b21,b22の一端は空気袋a7,a7に接続されて
いる。給排気ホースc6を介してホースb6にエア給排
気装置40から供給された空気は、分岐ホースb61,
b62を経由して空気袋a7,a7を同期して膨張させ
るようになっている。
【0052】(7)ホースb8 ホースb8の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb81,b82を一体に有し、更に分岐ホースb8
1,b82から分岐された再分岐ホースb83,b84
を一体に有している。この各分岐ホースb81〜b84
の一端は空気袋a11,a11…に接続されている。給
排気ホースc8を介してホースb8にエア給排気装置4
0から供給された空気は、各分岐ホースb81〜b84
を経由して空気袋a11,a11…を同期して膨張させ
る。
【0053】(8)ホースb7 ホースb7の端部はその中途部から分岐された分岐ホー
スb71,b72を一体に有し、更に分岐ホースb7
1,b72から分岐された再分岐ホースb73,b74
を一体に有している。
【0054】分岐ホースb71,b72の一端は空気袋
a9,a9に接続され、再分岐ホースb73,b74の
一端は空気袋a10,a10に接続されている。給排気
ホースc7を介してホースb7にエア給排気装置40か
ら供給された空気は、各分岐ホースb71〜b74を経
由して空気袋a9,a9及び空気袋a10,a10を図
6(a)の状態から図6(b)の如く同期して膨張させるよう
になっている。
【0055】この際、空気袋a10,a10は、空気袋
a9,a9よりも小さい容積に設定されているため、上
述したように、先ず空気袋a10,a10の膨張が先に
完了し、次いで空気袋a9,a9の膨張が完了するた
め、空気袋a10,a10による段階的なマッサージ効
果を得ることができる。
【0056】<制御回路>上述したステッピングモータ
65,エアコンプレッサー91は図12に示した様に制
御回路100により駆動制御されるようになっている。
この制御回路100は、図12に示すように、マイクロ
コンピュータ101とインターフェース102〜106
等から構成され、この制御回路100も本体ケース40
a内に設けてある。尚、光センサ80の受光ダイオード
82a〜82dからの位置検出信号はインターフェース
105を介して制御回路100のマイクロコンピュータ
101に入力され、マイクロコンピュータ101はこの
位置検出信号に基づいてステッピングモータ65を駆動
制御する様になっている。
【0057】この制御回路100は、操作パネル15に
設けられ且つエンコーダ板70の位置E1〜E8に対応
するスイッチ(図示せず)を操作すると、この操作され
たスイッチに対応する位置E1〜E8が光センサ80に
より検出されるまでステッピングモータ95を駆動制御
するようになっている。
【0058】また、制御回路100は、操作パネル15
に設けた所定の連続揉み動作を行わせるスイッチの操作
により、位置E1〜E8が光センサ80により所定の順
序で検出されるように、ステッピングモータ95を駆動
制御して、各空気袋a1〜a11を予め設定された所定
の順序に従って順次膨出・収縮させるようにもなってい
る。
【0059】これらの動作の際に、制御回路100が位
置E1からの信号を光センサ80から受けると回転体6
1の孔61bが固定体63の貫通孔63bに連通し、制御
回路100が位置E2のからの信号を光センサ80から
受けると回転体61の孔61bが固定体63の貫通孔6
3cに連通し、制御回路100が位置E3のからの信号
を光センサ80から受けると回転体61の孔61bが固
定体63の貫通孔63dに連通し、制御回路100が位
置E4のからの信号を光センサ80から受けると回転体
61の孔61bが固定体63の貫通孔63eに連通する
るようになっている。
【0060】また、制御回路100が位置E5のからの
信号を光センサ80から受けると回転体61の孔61b
が固定体63の貫通孔63fに連通し、制御回路100
が位置E6のからの信号を光センサ80から受けると回
転体61の孔61bが固定体63の貫通孔63gに連通
し、制御回路100が位置E7のからの信号を光センサ
80から受けると回転体61の孔61bが固定体63の
貫通孔63hに連通し、制御回路100が位置E8のか
らの信号を光センサ80から受けると回転体61の孔6
1bが固定体63の貫通孔63iに連通するようになっ
ている。
【0061】<第1実施例の作用>この様な構成におい
ては、、操作パネル15のスイッチ操作をすると、制御
回路100が位置検出手段Cからの位置信号を基に給排
気装置40のステッピングモータ65を作動制御して、
回転体61の孔61bを固定体63の貫通孔63b〜6
3iのいずれかに連通させる。
【0062】これにより、各空気袋a1〜a11に対し
てエアコンプレッサー91からのエアが供給されたり、
各空気袋a1〜a11のエアが排気されたりする。この
際、エアは各空気袋a1〜a11に接続されたホースb
1〜b8並びに給排気ホースc1〜c8を経由して給排
気されることになる。
【0063】上記の構成において、本発明のエアマッサ
ージ装置Aの空気袋a1〜a11を所定の順序で使用す
る場合には、マッサージ椅子10に座ると共に、両腕を
筒状の空気袋a1,a1内に挿通し、大腿部を下肢マッ
サージ器20に乗せ、この状態から操作パネル15の所
定の連続揉み動作を行わせるスイッチを操作してマッサ
ージを開始する。
【0064】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図3の○付数字で示すように、空気袋a1,a1、
空気袋a3,a8、空気袋a5,a5、空気袋a6、空
気袋a2,a4、空気袋a7,a7、空気袋a10,a
10及び空気a9,a9、空気袋a11,a11…の順
で膨縮する。
【0065】この際、空気袋a5,a5は膨張・収縮時
に使用者の腰を両側部から挟み込むように掴み揉みし、
空気袋a7,a7は膨張・収縮時に使用者の背中上部を
両側部から挟み込むように掴み揉みし、空気袋a9,a
9とa10,a10は膨張・収縮時に使用者の首を両側
部から挟み込むように掴み揉みし、空気袋a11,a1
1は膨張・収縮時に使用者の下肢のふくらはぎを両側部
から挟み込むように掴み揉みする。しかも、空気袋a1
0,a10は、空気袋a9,a9よりも小さい容積に設
定されているため、上述したように、先ず空気袋a1
0,a10の膨張が先に完了し、次いで空気袋a9,a
9の膨張が完了するため、空気袋a10,a10による
段階的なマッサージ効果を得ることができる。
【0066】このように中心線Pを挟んで左右に間隔を
おいた空気袋a5,a5、a7,a7、a9,a9及び
a10,a10等は、左右の空気袋間に身体の一部が何
等抵抗を受けることなく確実に入り込むため、左右の空
気袋が膨張時に身体を確実に強い力で掴み揉みすること
になる。
【0067】また、空気袋a3,a8並びに空気袋a
2,a4をそれぞれ同期させて膨張させることにより、
あたかも空気袋a3,a8又は空気袋a2,a4の膨張
により人体全体が挟まれるような効果を奏することがで
きる。
【0068】従って、座部11又は背凭れ部14のいづ
れか一方側の空気袋のみを膨張させた場合のように、人
体が空気袋の膨張に伴って押されて変位して押圧不足に
よる不満足なマッサージしか得られないものと異なって
良好なマッサージ効果を得ることができる。
【0069】さらに、背凭れ部14に設けた空気袋a4
〜a9は、中心線Pに対して跨った状態と間隔をおいて
分離した状態とで交互に配列(空気袋a4とa5とは独
立したタイミングにより膨張するため結果的に交互の配
列となる)されている。
【0070】従って、その膨張に伴う人体へのマッサー
ジを、人体の伸び方向(中心線Pに跨ったもの)と人体
の収縮(挟み付け)方向の両方向で行なうことができ、
あたかも、人手によるような充分な揉み効果を得ること
ができる。
【0071】しかも、各空気袋a1〜a11の膨張を、
なるべく隣接しない状態で行なうため、収縮状態にある
空気袋によってマッサージ効果が半減されることもな
い。
【0072】また、アームレスト13の内側のポケット
13a内に空気袋a1,a1を収納した状態で、この空
気袋a1,a1を膨張・収縮させる様にすることによ
り、軟質のポケット13aが空気袋a1,a1の膨出作
用により使用者の使用者の大腿部側に変形させられて、
使用者の大腿部を側方から揉むことになる。また、空気
袋a2〜a10の膨張・収縮を行わせる際に、アームレ
スト13の内側のポケット13a内に空気袋a1,a1
を収納して、この空気袋a1,a1を膨張させて使用者
の大腿部をポケット13aを介して空気袋a1,a1に
より側方から押圧することにより、使用者の大腿部を側
方から保持して、使用者の身体が空気袋a2〜a10の
膨張により移動しないようにすることもできる。
【0073】[第2実施例]以上説明した実施例では、リ
クライニング式の椅子に本発明を適用した例を示した
が、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、
図14に示した様に、座部110と背凭れ部111が固
定された椅子Dに本発明を適用することもできる。
【0074】本実施例では、椅子Dに着座する使用者の
腰から肩に対応して背凭れ部111の人体当接面に設け
られた左右両側部まで延びる空気袋c1〜c5と、使用
者の首に対応して背凭れ部111の人体当接面に設けら
れた左右一対の空気袋c6,c6を有する。この空気袋
c6,c6も人体当接面の中心線Pの左右に間隔をおい
て独立に設けられている。
【0075】各空気袋c1〜c5にはエア給排気装置4
0がホースd1〜d5を介して接続され、空気袋c6,
c6にはエア給排気装置40が別々のホースd6,d7
を介して接続されている。
【0076】このエア給排気装置40は、制御回路と制
御パネルを有する制御装置113により操作制御される
ようになっている。そして、空気袋c6,c6は制御装
置113により同期して膨張・収縮されるようになって
いる。
【0077】本実施例でも、第1実施例と同様に空気袋
c6,c6が左右に間隔をおいて独立しているので、空
気袋c6,c6間に首が抵抗なく入り込んで、膨張時の
空気袋c6,c6が使用者の首を強く掴み揉みすること
になる。また、空気袋c6,c6にはホースd6,d7
を介して独立にエアを供給できる。図中、114は制御
装置113とエア給排気装置40との電気接続コードで
ある。
【0078】[第3,4実施例]図15,16は、この発
明の第3,第4実施例を示したものである。本実施例で
は、第1実施例におけるホースb2,b5を椅子の一側
に沿って配置した例を示したものである。
【0079】[第5実施例]図17はこの発明の第5実施
例を示したものである。
【0080】本実施例は、第1実施例における空気袋a
6,a7,a9等を布製のシート120のポケット図示
略に挿入保持させると共に、シート120の背面両側部
に沿ってマジックテープ(登録商標)等の着脱手段12
1の被係止部121aを設け、背凭れ部14の人体当接
面の両側部に沿って着脱手段121の係止部121bを
設けて、被係止部121aを係止部121bに着脱自在
に取り付けるようにした例を示したものである。
【0081】本実施例では、シート120の取付高さを
調整することで、空気袋a6,a7,a9等の当る位置
を使用者に応じて調整できる。
【0082】[第6実施例]図18はこの発明の第6実施
例を示したものである。
【0083】本実施例は、図示しないエア給排気装置か
ら空気袋a4,a4及びa7,a7へのエア供給は独立
したホースe1,e2及びf1,f2により行うように
なっている。
【0084】本実施例では、左右の空気袋a4,a4及
びa7,a7を交互に膨張させることで、利用者の上半
身に捻り運動を行わせることができる。
【0085】[第7実施例]図19は、この発明の第7実
施例を示したものである。
【0086】本実施例は第1実施例における空気袋a2
〜a11の配置を空気マット130に適用した例を示し
たものである。図中、131は足に対応して設けられた
電床帯で、132は第1実施例のホースb2〜b8を束
ねたホース束である。このホース束132をエア給排気
装置40の接続口133と空気マット130の接続口1
34に接続することにより、エア給排気装置40と空気
袋a2〜a11を第1実施例と同様に接続でき、又、電
源コード135をエア給排気装置40の接続部136と
空気マット130の接続部137に接続することによ
り、電床帯131を使用可能な状態とできる。本実施例
では、エア給排気装置40のケース正面に操作パネル1
5が設けられ、制御回路等はエア給排気装置40のケー
ス内に収納されている。
【0087】[第8実施例]図20,図21は、本発明の
第8実施例を示したものである。
【0088】本実施例は、際1実施例におけるこの背凭
れ部14の前面即ち人体当接面14aを、座部11及び
背凭れ部14の左右幅方向の中心線Pから左右両側が前
側に角度θで傾斜させられている。本実施例によれば、
左右の空気袋a4,a4又はa7,a7或はa9,a9
等による使用者の身体の掴み揉み力を確実かつ強くでき
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、エアーマッサージ装置の本体の人体当接面に取
り付けられた空気袋に対してエアをエア給排気装置によ
り給排気することにより、前記空気袋を膨張・収縮させ
てマッサージを行うエアーマッサージ装置において、前
記空気袋を人体当接面の中心線に対して左右に独立して
配置した構成としたので、人手によるような充分な揉み
効果がえられる。しかも、使用者の背部に点在するツボ
に空気袋の膨張時の最高点を合致させることができ、ツ
ボの指圧効果が上がる。
【0090】また、請求項2の発明によれば、前記左右
の独立して配置した空気袋を一本のホースから分岐して
連結させ、前記ホースから空気袋にエアを供給する構成
としたので、左右の独立した空気袋を同時に同じ量だけ
膨出・縮小させることができ、揉み感覚のあるマッサー
ジを行うことができる。
【0091】更に、請求項3の発明によれば、左右に独
立して配置した前記空気袋をそれぞれ独立したホースに
連結させ、それら各空気袋に互いに独立してエアを供給
可能にした構成としたので、左右の空気袋を個々に制御
できる。例えば、左右の空気袋を交互に膨張させること
ができ、利用者の上半身に捻り運動を行わせることがで
きる。
【0092】しかも、請求項4の発明によれば、前記人
体当接面の中心線に対して左右の各当接面を互いに相対
向する方向へ傾斜させ、この左右の各当接面に前記左右
に独立した空気袋を取り付けた構成としたので、左右の
空気袋による使用者の身体の掴み揉み力を確実かつ強く
できる。
【0093】その上、請求項5の発明によれば、前記左
右に独立した空気袋の間に各空気袋にエアを供給するホ
ースを配設した構成としたので、コンプレッサーと空気
袋を連結する部材が簡素化できると共に、エア供給用の
ホースが邪魔になるようなことがない。また、ホースと
コンプレッサーの等の連結部を露出する位置に設ける必
要がなくなるので、足をホース等に引っかけるようなこ
とがなくなる。その上、ホースが露出しないので外観が
良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエアーマッサージ装置の第1実
施例を示す椅子式マッサージ装置の一部を破断して示し
た斜視図である。
【図2】図1に示した椅子式マッサージ装置のホース接
続説明図である。
【図3】図1,2に示した椅子式マッサージ装置の空気
袋とエア給排気装置とのホース接続の模式図である。
【図4】図1,2に示した空気袋の一部のホース接続説
明図である。
【図5】図1,2に示した空気袋の一部のホース接続説
明図である。
【図6】(a),(b)は図1,2に示した首部マッサージ用
の空気袋の作用説明図である。
【図7】(a)〜(c)は図1,2に示した腰部マッサージ用
の空気袋の作用説明図である。
【図8】(A)は図1,2に示した各空気袋にエアを分
配するロータリーバルブの断面図、(B)は(A)の回
転体(回転弁体)の説明図である。
【図9】図8(A)のエンコーダ板の説明図である。
【図10】図8(A)の固定体の説明図である。
【図11】図8(A)のエンコーダ板と光センサを用い
た位置検出の論理値を示す説明図である。
【図12】図1,2に示した椅子式エアーマッサージ装
置の制御を説明するための回路図である。
【図13】図12の制御回路のより詳細な説明図であ
る。
【図14】この発明にかかるエアーマッサージ装置の第
2実施例を示す椅子式エアーマッサージ装置の斜視図で
ある。
【図15】図1,2に示した空気袋のホース配置を異な
らせて示した椅子式エアーマッサージ装置の第3実施例
を示す斜視図である。
【図16】図1,2に示した空気袋のホース配置を異な
らせて示した椅子式エアーマッサージ装置の第4実施例
を示す斜視図である。
【図17】図1,2に示した空気袋の高さを調整可能に
した椅子式エアーマッサージ装置の第5実施例を示す斜
視図である。
【図18】図1,2に示した空気袋へのホース接続を異
ならせた第6実施例を示す斜視図である。
【図19】この発明のエアーマッサージ装置を空気マッ
トに適用した第7実施例を示す斜視図である。
【図20】この発明に係るエアーマッサージ装置の第8
実施例を示す斜視図である。
【図21】図20の平面図である。
【図22】従来の座椅子式エアーマッサージ装置の斜視
図である。
【符号の説明】 A…椅子式エアーマッサージ装置 a1〜a11…空気袋 b1〜b8…ホース d6,d7…ホース e1,e2…ホース f1,f2…ホース 10…マッサージ椅子 11…座部 11a…人体当接面 11b…本体 14…背凭れ部 14a…人体当接面 14b…本体
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地東京電気株式 会社秦野工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーマッサージ装置の本体の人体当接
    面に取り付けられた空気袋に対してエアをエア給排気装
    置により給排気することにより、前記空気袋を膨張・収
    縮させてマッサージを行うエアーマッサージ装置におい
    て、 前記空気袋を人体当接面の中心線に対して左右に独立し
    て配置したことを特徴とするエアーマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 前記左右の独立して配置した空気袋を一
    本のホースから分岐して連結させ、前記ホースから空気
    袋にエアを供給することを特徴とする請求項1のエアー
    マッサージ装置。
  3. 【請求項3】 左右に独立して配置した前記空気袋をそ
    れぞれ独立したホースに連結させ、それら各空気袋に互
    いに独立してエアを供給可能にしたことを特徴とする請
    求項1のエアーマッサージ装置。
  4. 【請求項4】 前記人体当接面の中心線に対して左右の
    各当接面を互いに相対向する方向へ傾斜させ、この左右
    の各当接面に前記左右に独立した空気袋を取り付けたこ
    とを特徴とする請求項1のエアーマッサージ装置。
  5. 【請求項5】 前記左右に独立した空気袋の間に各空気
    袋にエアを供給するホースを配設したことを特徴とする
    請求項1のエアーマッサージ装置。
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