JPH07148211A - 椅子式エアマッサージ装置 - Google Patents

椅子式エアマッサージ装置

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JPH07148211A
JPH07148211A JP30007093A JP30007093A JPH07148211A JP H07148211 A JPH07148211 A JP H07148211A JP 30007093 A JP30007093 A JP 30007093A JP 30007093 A JP30007093 A JP 30007093A JP H07148211 A JPH07148211 A JP H07148211A
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JP
Japan
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air
shoulder
air bag
massage
chair
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JP30007093A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の肩部に効果的な押圧を行うことが出
来る椅子式エアマッサージ装置を提供することを目的と
する。 【構成】 椅子式エアマッサージ装置Bの本体の人体当
接面12a等に取り付けられた空気袋a1…に対してエ
アをエア給排気装置40により給排気することにより、
前記空気袋a1…を膨張・収縮させてマッサージを行な
う椅子式エアマッサージ装置である。着座状態の人体の
肩部に上方から当接する肩部当接部12c,12cを有
し、該肩部当接部12c,12cの肩部当接面12d,
12dには、空気袋a8,a8が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気袋の膨張・収縮
によってマッサージを行なう椅子式エアマッサージ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の椅子式エアマッサージ装置とし
ては、例えば、図16に示した様な座椅子式エアマッサ
ージ装置が考えられている。
【0003】この図16に示した座椅子式エアマッサー
ジ装置は、座部200の後縁部に背凭れ部201を前後
回動自在に装着して、座部200および背凭れ部201
内に複数の空気袋203a〜203fを配設すると共
に、エア給排気装置204と各空気袋203a〜203
fをエアホース205a〜205fで接続した構成とな
っている。
【0004】しかも、この椅子式エアマッサージ装置に
おいては、エア給排装気置204により各空気袋203
a〜203fを順番に膨張・収縮させる様になってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様な構
成において空気袋203fは、背凭れ部201に配設さ
れているので、膨張する際に着座した使用者の肩部の背
中側を前方に押し出し、肩部に有効な押圧を行うことが
困難であった。
【0006】そこで、この発明は、使用者の肩部に効果
的な押圧を行うことが出来る椅子式エアマッサージ装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、この発明の請求項1に記載されたものに
よれば、エアマッサージ装置の本体の人体当接面に取り
付けられた空気袋に対してエアをエア給排気装置により
給排気することにより、前記空気袋を膨張・収縮させて
マッサージを行なう椅子式エアマッサージ装置におい
て、着座状態の人体の肩部に上方から当接する肩部当接
部を有し、該肩部当接部の肩部当接面又は、座部の人体
当接面の少なくとも何れか一方に前記空気袋を設けた椅
子式エアマッサージ装置を特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載されたものによれ
ば、エアマッサージ装置の本体の人体当接面に取り付け
られた空気袋に対してエアをエア給排気装置により給排
気することにより、前記空気袋を膨張・収縮させてマッ
サージを行なう椅子式エアマッサージ装置において、着
座状態の人体の肩部に上方から当接する肩部当接部を有
し、該肩部当接部の肩部当接面に前記空気袋を設けた椅
子式エアマッサージ装置を特徴としている。
【0009】更に、請求項3に記載されたものによれ
ば、前記座部の人体当接面と肩部当接部の肩部当接面と
の間隔を調整する高さ調整機構を有する椅子式エアマッ
サージ装置を特徴としている。
【0010】
【作用】この様な構成の請求項1に記載されたものによ
れば、肩部当接部の肩部当接面又は、座部の人体当接面
に設けられた空気袋が防縮すると、使用者の肩部は、上
方から押圧される。このため、着座状態で、使用者の肩
部に有効な押圧を行うことが出来る。
【0011】また、請求項2に記載されたものによれ
ば、肩部当接部の肩部当接面に設けられた空気袋が防縮
すると、使用者の肩部は、上方から押圧される。このた
め、着座状態で、使用者の肩部に有効な押圧を行うこと
が出来る。
【0012】更に、請求項3に記載されたものによれ
ば、使用者の座高に応じて、座部の人体当接面と肩部当
接部の肩部当接面との間隔を高さ調整機構によって調整
することが出来るので、如何なる使用者に対しても肩部
に有効な押圧を行うことが出来る。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係る椅子式エアマッサージ
装置の実施例を図面に基づいて説明する。前記従来例と
同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明
する。
【0014】[第1実施例]図1〜図9はこの発明にかか
るエアマッサージ装置の第1実施例を示したものであ
る。図1は、椅子式エアマッサージ装置Aにこの発明を
適用した例を示したものである。
【0015】図1において椅子式エアマッサージ装置A
は、使用者の身体の太股から上部をマッサージさせるマ
ッサージ椅子本体10と、エア給排気装置40とを有す
る。
【0016】<マッサージ椅子本体10>マッサージ椅
子本体10は、座部11と、座部11の両側部に一体に
設けられ且つ座部11より上方に突出するアームレスト
部13,13と、座部11の後縁部に前後に起倒調整可
能に装着された背凭れ部12とを有する。この背凭れ部
12の前面即ち人体当接面12aは、座部11及び背凭
れ部12の左右幅方向の中心線から左右両側が前側に湾
曲傾斜させられている。
【0017】なお、図中符号14は一方のアームレスト
部13に設けられた操作パネルである。
【0018】座部11及び背凭れ部12は、図示しない
フレームにスポンジゴム等のクッションを保持させた本
体を設けて、この本体を図示しないカバーで覆った構成
となっている。
【0019】(座部11)座部11の本体11bの人体
当接面11aとそのカバー(図示せず)との間には、本
体に固定され且つ空気袋保持ポケットが設けられた布製
の座部用空気袋保持シート(図示せず)が配設される。
この座部用空気袋シートの前後の部分には、幅方向に延
びる空気袋a7が保持されている。
【0020】この空気袋a7は、膨出時に使用者の人体
を上方に持ち上げるように容量が大きく設定されている
と共に、この空気袋a7は人体の大腿部に位置するツボ
のいん門(もん)に対応している。
【0021】(背凭れ部12)背凭れ部12の本体の人
体当接面12aとそのカバー(図示せず)との間には本
体に固定され且つ空気袋保持用ポケットが設けられた布
製の背凭れ用空気袋保持シート(共に図示せず)が配設
されている。
【0022】この背凭れ用空気袋シートには、人体当接
面12aの縦方向に並列配置された空気袋a1〜a6が
配設されている。
【0023】空気袋a6は人体の腰部中央に位置するツ
ボの大腸愈(だいちょうゆ)や陽関(ようかん)に、空
気袋a5は人体の腰部左右に位置するツボの秩辺(ちっ
ぺん)や膀胱愈(ぼうこうゆ)に、空気袋a4は人体の
腰部に位置するツボの肝愈(かんゆ)や胃愈(いゆ)
に、空気袋a3は人体の肩部下方に位置するツボの心愈
(しんゆ)や天宗(てんそう)に、空気袋a2は人体の
肩部に位置するツボの肩井(けんせい)や大椎(だいつ
い)に、空気袋a1は人体の首部に位置するツボの天柱
(てんちゅう)にそれぞれ対応している。
【0024】この背凭れ部12の上縁部12bには、着
座状態の人体の肩部に上方から当接する肩部当接部12
c,12cを前方に向けて一対突設している。この肩部
当接部12c,12cの下面側の人体当接面12d,1
2dは、半円弧状に形成されて、押圧時の圧力が集中し
て身体の肩部上方のツボに加わるようにしている。
【0025】<エア給排気装置40>図1において、エ
ア給排気装置40は空気袋a1〜a7に空気を供給した
り、空気袋a1〜a7内の空気を排気したりするエア給
排気装置である。このエア給排気装置40は座部11の
後部下面に着脱可能に取り付けられている。
【0026】エア給排気装置40は、図3に示すエア分
配手段Bと、エア分配手段Bの回転位置検出のための位
置検出手段Cを有する。
【0027】(エア分配手段B)このエア分配手段Bは
ロータリーバルブ60を有する。このロータリバルブ6
0は、回転自在な回転体61と、この回転体61を回転
自在に挟持した固定体62,63とを有している。固定
体62は本体ケース40a内に設けたフレーム64のフ
レーム板64aに取り付けられており、この固定体62
の中心部には上下方向(図3において)に延びた貫通孔
62aが形成されている。
【0028】この貫通孔62aは圧縮空気を貯えるフィ
ルタタンク92を介してエアコンプレッサー91と接続
されている。
【0029】回転体61の下面(図3において)の中心
部には上記貫通孔62aと対向するとともに連通する孔
61aが形成され、この孔61aは、回転体61の上面
の周端側に設けた孔61bに連通孔61cによって連通
されている。回転体61の周面にはギヤ61dが形成さ
れ、このギヤ61dがステッピングモータ65の駆動軸
66に設けたギヤ67に噛合している。これにより、回
転体61はステッピングモータ65によって中心軸線6
1e廻りに回転され、回転体61の回転に拘らず回転体
61の孔61aと固定体62の貫通孔62aとは常に連
通状態を保つようになっている。
【0030】回転体61の上面には、図4に示すよう
に、外周に沿って形成されたC字状の円弧溝61fが設
けられており、この円弧溝61fの両端部に孔61bが
挟まれる状態となっている。さらに、円弧溝61fの中
央部から回転体61の中心部まで延びた直線溝61gが
設けられている。
【0031】固定体63は、フレーム64のフレーム板
64b(図3参照)に固定されており、図5に示すよう
に、中心部に大気に開放する貫通孔63aが設けられ、
この貫通孔63aの周囲には等間隔に8つの貫通孔63
b〜63iが設けられている。63jは貫通孔63aに
設けたフィルタである。
【0032】貫通孔63aの下側(図3において)の開
口は回転体61の直線溝61gと常に対向するとともに
連通した状態にあり、貫通孔63b〜63iの下側の開
口のうちの1つが回転体61の孔61bと対向して連通
するようになっている。このとき、他の貫通孔の前記開
口は回転体61の円弧溝61fと対向して連通する。例
えば、貫通孔63bの下側の開口が回転体61の孔61
bと対向して連通しているときは、貫通孔63c〜63
iの下側の開口が円弧溝61fと対向して連通する。
【0033】なお、固定体62はスプリングによって上
方(図3において)へ常時付勢され、この付勢により回
転体61と固定体62,63との接合面の気密性を保っ
ており、各接合面から圧縮空気が漏れないように設定さ
れている。
【0034】(位置検出手段C)位置検出手段Cは、図
3に示した如く、回転体61に取り付けられたエンコー
ダ板70と、エンコーダ板70の回転位置を検出する光
センサ80を有する。
【0035】(a)エンコーダ板70 このエンコーダ板70には、図4に示すように、半径方
向に延びた8本の径線E1〜E8が45度間隔で設定され
ており、経線E1は、経線E1上に孔61bがくる位置に
設定されている。
【0036】そして、各経線E1〜E8上には内周側から
外周側に向けてビットb0からビットb3までの位置が設
定されており、経線E1のビットb3の位置に孔71dが
設けられている。経線E2のビットb1,b3の位置に孔7
2a,72dが、経線E3のビットb1,b3の位置に孔7
3b,73dが、経線E4のビットb0,b1,b3の位置に
孔74a,74b,74dが、経線E5のビットb2,b3の
位置に孔75c,75dが、経線E6のビットb0,b2,b
3の位置に孔76a,76c,76dが、経線E7のビット
b1,b2,b3の位置に孔77b,77c,77dが、経線
E8のビットb0,b1,b2,b3の位置に孔78a,78b,
78c,78dがそれぞれ設けられている。
【0037】(b)光センサ80 この光センサ80は、フレーム64内に配設されてい
て、エンコーダ板70に設けた孔71〜78を検知して
4ビットの検知信号を出力するようになっている。
【0038】この光センサ80は、エンコーダ板70に
設定された各ビットb0〜b3位置と対向する位置に設け
られた発光ダイオード81a〜81dと、この発光ダイ
オード81a〜81dが発光する光をエンコーダ板70
に設けた孔71d…78dを介して受光する受光ダイオ
ード82a〜82d等とから構成されている。
【0039】この受光ダイオード82a〜82dの受光
・不受光状態は回転体61の回転位置によって異なる。
例えば、回転体61の孔61bと固定体63の貫通孔6
3bが連通しているとき、受光ダイオード82dのみが
受光し、経線E1上の孔71dが検出される。このよう
な受光ダイオード82a〜82dの受光・不受光と、経
線E1〜E8との関係を図6の真理表に示す。
【0040】この真理表では、ビットb0〜b3が受光ダ
イオード82a〜82dに対応し、「1」が受光してい
ることを示し、「0」が不受光を示す。また、E1〜E8
が貫通孔63b〜63iに対応する。
【0041】<エア給排気装置40と空気袋a1〜a6
との接続関係>ところで、図1および図2に示すよう
に、各空気袋a1〜a7はホースb1〜b7と連通され
ている。このホースb1〜b7は接続部材16,17を
介して給排気装置40に接続された給排気ホースc1〜
c7に1対1で対応して連結されている。
【0042】<制御回路>上述したステッピングモータ
65,エアコンプレッサー91は図7に示した様に制御
回路100により駆動制御されるようになっている。こ
の制御回路100は、図8に示すように、マイクロコン
ピュータ101とインターフェース102〜106等か
ら構成され、この制御回路100も前記給排気装置40
の本体ケース40a内に設けてある。尚、光センサ80
の受光ダイオード82a〜82dからの位置検出信号は
インターフェース105を介して制御回路100のマイ
クロコンピュータ101に入力され、マイクロコンピュ
ータ101はこの位置検出信号に基づいてステッピング
モータ65を駆動制御する様になっている。
【0043】この制御回路100は、前記操作パネル1
4に設けられ且つエンコーダ板70の位置E1〜E8に
対応するスイッチ(図示せず)を操作すると、この操作
されたスイッチに対応する位置E1〜E8が光センサ8
0により検出されるまでステッピングモータ95を駆動
制御するようになっている。
【0044】また、制御回路100は、操作パネル15
に設けた所定の連続揉み動作を行わせるスイッチの操作
により、位置E1〜E8が光センサ80により所定の順
序で検出されるように、ステッピングモータ95を駆動
制御して、各空気袋a1〜a6を予め設定された所定の
順序に従って順次膨出・収縮させるようにもなってい
る。なお、この第1実施例では、位置E8の給排気動作
を休止させている。
【0045】これらの動作の際に、制御回路100が位
置E1からの信号を光センサ80から受けると回転体6
1の孔61bが固定体63の貫通孔63bに連通し、制
御回路100が位置E2からの信号を光センサ80から
受けると回転体61の孔61bが固定体63の貫通孔6
3cに連通し、制御回路100が位置E3からの信号を
光センサ80から受けると回転体61の孔61bが固定
体63の貫通孔63dに連通し、制御回路100が位置
E4からの信号を光センサ80から受けると回転体61
の孔61bが固定体63の貫通孔63eに連通するよう
になっている。
【0046】また、制御回路100が位置E5からの信
号を光センサ80から受けると回転体61の孔61bが
固定体63の貫通孔63fに連通し、制御回路100が
位置E6からの信号を光センサ80から受けると回転体
61の孔61bが固定体63の貫通孔63gに連通し、
制御回路100が位置E7からの信号を光センサ80か
ら受けると回転体61の孔61bが固定体63の貫通孔
63hに連通するようになっている。
【0047】<実施例の作用>この様な構成において
は、操作パネル14のスイッチ操作をすると、制御回路
100が位置検出手段Cからの位置信号を基に給排気装
置40のステッピングモータ65を作動制御して、回転
体61の孔61bを固定体63の貫通孔63b〜63h
のいずれかに連通させる。
【0048】これにより、各空気袋a1〜a7に対して
エアコンプレッサー91からのエアが供給されたり、各
空気袋a1〜a7のエアが排気されたりする。この際、
エアは各空気袋a1〜a7に接続されたホースb1〜b
7並びに給排気ホースc1〜c7を経由して給排気され
ることになる。
【0049】(a)一連の連続揉み動作 上記の構成において、本発明の椅子式エアマッサージ装
置Aの空気袋a1〜a7を所定の順序で使用する場合に
は、マッサージ椅子本体10の座部11の空気袋a7上
に座る。この状態から操作パネル14の所定の連続揉み
動作を行わせるスイッチを操作してマッサージを開始す
る。
【0050】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図3の○付数字で示すように、空気袋a1〜a7の
順で膨縮する。
【0051】(b)肩部の揉み動作 座部11の空気袋a7が膨張する際には、着座した使用
者の身体が持ち上がり、肩部の上面側が前記肩部当接部
12c,12cに当接し押圧される。
【0052】この押圧力は、上方から加わるので、使用
者の肩部の指圧点を効果的に押圧できる。
【0053】従って、背凭れ部12の空気袋a1,a2
等を単に膨張させた場合のように、人体が空気袋の膨張
に伴って肩部の背中側が押されて前方へ移動して押圧不
足による不満足なマッサージしか得られないものと異な
って良好なマッサージ効果を得ることができる。
【0054】(c)腰部のみの揉み動作 また、腰部のみの揉み動作を行わせるには、操作パネル
15の図示しない腰部スイッチを操作して、制御回路1
00により駆動制御されるステッピングモータ65によ
りロータリーバルブ60を回転駆動制御させ、フィルタ
タンク92に対する空気袋a5の連通遮断とフィルタタ
ンク92に対する空気袋a6の連通遮断とを交互に行わ
せ、空気袋a5と空気袋a6の膨張・収縮を交互に行わ
せる。
【0055】この際、空気袋a5が膨張させられる際に
は、使用者の腰の中央上部に空気袋a5からの圧力が加
えられ、一方、空気袋a6が膨張させられる際には、空
気袋a6が使用者の腰の中央下部に圧力を加える状態と
なる。そして、これらの動作が交互に繰り返されること
により、使用者の腰は、マッサージを人手による掴み揉
みと同じ様な状態とすることができる。
【0056】図9及び図10は、この発明の第2実施例
の椅子式エアマッサージ装置Bにこの発明を適用した例
を示したものである。この第2実施例では、前記肩部当
接部12c,12cの肩部当接面12d,12dを略平
板状に形成すると共に、この肩部当接面12d,12d
に空気袋a8,a8を設けている。この空気袋a8,a
8は、ホースb8から分岐されるホースb81,b82
と連通されている。このホースb8は接続部材16,1
7を介して給排気装置40に接続された給排気ホースc
8に対応して連結されている。そして、前記制御回路1
00が位置E8からの信号を光センサ80から受けると
回転体61の孔61bが固定体63の貫通孔63iに連
通するようになっている。なお、この第2実施例では、
位置E7の給排気動作を休止させている。
【0057】この様に構成されたこの第2実施例の椅子
式エアマッサージ装置Bでは、使用者が着座した状態か
ら操作パネル14の所定の連続揉み動作を行わせるスイ
ッチを操作してマッサージを開始する。
【0058】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図10の○付数字で示すように、空気袋a1〜a7
の順で膨縮する。
【0059】空気袋a7が膨張する際、着座した使用者
の肩部は、上方から押圧される。このため、使用者の肩
部は前方へ移動することなく、所定の位置に滞在して肩
部の指圧点を効果的に押圧できる。
【0060】従って、背凭れ部12の空気袋a1,a2
を単に膨張させた場合のように、人体が空気袋の膨張に
伴って押されて前方へ移動して押圧不足による不満足な
マッサージしか得られないものと異なって良好なマッサ
ージ効果を得ることができる。
【0061】しかも、この第2実施例の椅子式エアマッ
サージ装置Bでは、肩部当接部12c,12cの空気袋
a8,a8が、下方に膨出するので、前記第1実施例の
椅子式エアマッサージ装置Aに比して、使用者の体重に
拘らず少ないエア供給量で有効なマッサージ効果を得る
ことができる。
【0062】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同一であるので、同一符号を付して説明を省略
する。
【0063】図11は、この発明を第3実施例の椅子式
エアマッサージ装置Cに適用した例を示したものであ
る。この第3実施例では、前記第2実施例の椅子式エア
マッサージ装置Bの前記座部11の人体当接面11aに
高さ調整機構としての空気袋a9を設けている。この空
気袋a9は、ホースb9と連通されている。このホース
b9は接続部材16,17を介して給排気装置40に接
続された図示省略の給排気ホースに対応して連結されて
いる。
【0064】そして、前記制御回路100が位置E7か
らの信号を光センサ80から受けると回転体61の孔6
1bが固定体63の貫通孔63hに連通し、このホース
b9にエアを供給すると共に、制御回路100が位置E
8の信号を光センサ80から受けると回転体61の孔6
1bが固定体63の貫通孔63iに連通するように構成
されている。
【0065】この様に構成されたこの第3実施例の椅子
式エアマッサージ装置Cでは、使用者が座部11に着座
して、操作パネル14の操作により、空気袋a9を膨張
させると、使用者の身体は、上昇し、座部11の人体当
接面11aと肩部当接面12dとの間隔を調整して、マ
ッサージ効果が良好となるように肩部を前記空気袋a8
に近接させる。
【0066】この状態から操作パネル14の所定の連続
揉み動作を行わせるスイッチを操作してマッサージを開
始する。
【0067】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図10の○付数字で示すように、空気袋a1〜a6
及びa8の順で膨縮する。このため、如何なる座高の使
用者に対しても肩部に有効な押圧を行うことが出来る。
【0068】他の構成及び作用については、前記第2実
施例と略同一であるので、同一符号を付して説明を省略
する。
【0069】図12は、第4実施例の椅子式エアマッサ
ージ装置Dにこの発明を適用した例を示したものであ
る。この第4実施例では、前記座部11後端部の高さ調
整機構としての空気袋a9上に更にマッサージ用の空気
袋a10が配設されている。
【0070】この空気袋a10は、前記図2のホースb
7及びホースc7を経由して前記給排気装置40に接続
している。そして、前記制御回路100が位置E7から
の信号を光センサ80から受けると回転体61の孔61
bが固定体63の貫通孔63hに連通するように構成さ
れている。
【0071】この様に構成されたこの第4実施例の椅子
式エアマッサージ装置Dでは、使用者が座部11に着座
して、前記第3実施例と同様に操作パネル14を操作し
て、空気袋a9によって高さを調整し、所定の連続揉み
動作を行わせるスイッチを操作してマッサージを開始す
る。
【0072】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図3の○付数字で示すように、空気袋a1〜a6、
及びa8,a10の順で膨縮する。この際、空気袋a1
0は、前記空気袋a7と略同様に、人体の大腿部に位置
するツボのいん門(もん)に対応している。このため、
いん門(もん)も有効にマッサージすることが出来る。
【0073】他の構成及び作用については、前記第1,
2実施例と略同一であるので、同一符号を付して説明を
省略する。
【0074】図13は、第5実施例の椅子式エアマッサ
ージ装置Eにこの発明を適用した例を示したものであ
る。この第5実施例では、前記第2実施例の椅子式エア
マッサージ装置Bの前記肩部当接部12c,12cに配
設された空気袋a8,a8を上下動可能として、高さ調
整機構を構成している。
【0075】すなわち、前記背凭れ部12の人体当接面
12aには、凹部12eが形成されている。この凹部1
2e内には、鉛直方向に沿ってガイド棒12f,12f
が平行に配設されている。このガイド棒12f,12f
には、スライド部材12gが摺動可能に配設されてい
る。このスライド部材12gには、前記肩部当接部12
cが、前方方向に突設されている。
【0076】また、前記ガイド棒12f,12f間に
は、送りネジ12hが、前記スライド部材12gを上下
動可能に螺合して配設されている。この送りネジ12h
は、モータ12に連結されて、前記操作パネル14に配
設される図示省略のコントローラによって回転可能とな
るように構成されている。
【0077】この様に構成されたこの第5実施例の椅子
式エアマッサージ装置Eでは、使用者が座部11に着座
して、操作パネル14の操作により、モータ12iを駆
動し、送りネジ12hを回転させると、前記ガイド棒1
2f,12fに沿ってスライド部材12gが上下動す
る。このため、肩部当接部12c,12cに設けられた
空気袋a8,a8の肩部当接面12dは、座部11の人
体当接面11aに対しての距離を近接、離反し、使用者
の座高に合わせて空気袋12dの位置を調整することが
出来る。
【0078】この状態から操作パネル14の所定の連続
揉み動作を行わせるスイッチを操作してマッサージを開
始する。このため、如何なる座高の使用者に対しても肩
部に有効な押圧を行うことが出来る。
【0079】他の構成及び作用については、前記第2実
施例と略同一であるので、同一符号を付して説明を省略
する。
【0080】図14は、この発明の第6実施例の椅子式
エアマッサージ装置Fを示したものである。この第6実
施例では、前記座部11後端部の人体当接面11a上に
マッサージ用の空気袋a10が配設されている。
【0081】この空気袋a10は、前記図2のホースb
7及びホースc7を経由して前記給排気装置40に接続
している。そして、前記制御回路100が位置E7から
の信号を光センサ80から受けると回転体61の孔61
bが固定体63の貫通孔63hに連通するように構成さ
れている。
【0082】この様に構成されたこの第6実施例の椅子
式エアマッサージ装置Fでは、使用者が座部11に着座
して、前記第5実施例と同様に操作パネル14を操作し
て、肩部当接部12cによって高さを調整し、所定の連
続揉み動作を行わせるスイッチを操作してマッサージを
開始する。
【0083】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図10の○付数字で示すように、空気袋a1〜a
6、及びa8の順で膨縮する。この際、空気袋a10
は、前記空気袋a7と略同様に、人体の大腿部に位置す
るツボのいん門(もん)に対応している。このため、い
ん門(もん)も有効にマッサージすることが出来る。
【0084】他の構成及び作用については、前記第1,
5実施例と略同一であるので、同一符号を付して説明を
省略する。
【0085】図15は、この発明の第7実施例の椅子式
エアマッサージ装置Gを示したものである。この第7実
施例では、前記第5実施例の椅子式エアマッサージ装置
Eの座部11後端部の人体当接面11a上にマッサージ
用の空気袋a10が配設されている。
【0086】この空気袋a10は、前記図2のホースb
7及びホースc7を経由して前記給排気装置40に接続
している。そして、前記制御回路100が位置E7から
の信号を光センサ80から受けると回転体61の孔61
bが固定体63の貫通孔63hに連通するように構成さ
れている。
【0087】この様に構成されたこの第7実施例の椅子
式エアマッサージ装置Gでは、使用者が座部11に着座
して、前記第5実施例と同様に操作パネル14を操作し
て、肩部当接部12cによって高さを調整し、所定の連
続揉み動作を行わせるスイッチを操作してマッサージを
開始する。
【0088】このとき、各空気袋の膨張並びに収縮順序
は、図10の○付数字で示すように、空気袋a1〜a
6、及びa8,a10の順で膨縮する。この際、空気袋
a10は、前記空気袋a7と略同様に、人体の大腿部に
位置するツボのいん門(もん)に対応している。このた
め、いん門(もん)も有効にマッサージすることが出来
る。
【0089】他の構成及び作用については、前記第1,
4実施例と略同一であるので、同一符号を付して説明を
省略する。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に記載されたものによれば、肩部当接部の肩部当接面
又は、座部の人体当接面に設けられた空気袋が防縮する
と、使用者の肩部は、上方から押圧される。このため、
着座状態で、使用者の肩部に有効な押圧を行うことが出
来る。
【0091】また、請求項2に記載されたものによれ
ば、肩部当接部の肩部当接面に設けられた空気袋が防縮
すると、使用者の肩部は、上方から押圧される。このた
め、着座状態で、使用者の肩部に有効な押圧を行うこと
が出来る。
【0092】更に、請求項3に記載されたものによれ
ば、使用者の座高に応じて、座部の人体当接面と肩部当
接部の肩部当接面との間隔を高さ調整機構によって調整
することが出来るので、如何なる使用者に対しても肩部
に有効な押圧を行うことが出来るという実用上有益な効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施例の椅子式マッサージ
装置の斜視図である。
【図2】図1に示した椅子式マッサージ装置のホース接
続の模式図である。
【図3】(A)は図1,2に示した各空気袋にエアを分
配するロータリーバルブの断面図、(B)は(A)の回
転体(回転弁体)の説明図である。
【図4】図3(A)のエンコーダ板の説明図である。
【図5】図3(A)の固定体の説明図である。
【図6】図3(A)のエンコーダ板と光センサを用いた
位置検出の論理値を示す説明図である。
【図7】図1,2に示した椅子式エアマッサージ装置の
制御を説明するための回路図である。
【図8】図12の制御回路のより詳細な説明図である。
【図9】この発明に係る第2実施例の椅子式マッサージ
装置の斜視図である。
【図10】図1に示した椅子式マッサージ装置のホース
接続の模式図である。
【図11】この発明に係る第3実施例の椅子式マッサー
ジ装置の部分断面図である。
【図12】この発明に係る第4実施例の椅子式マッサー
ジ装置の部分断面図である。
【図13】この発明に係る第5実施例の椅子式マッサー
ジ装置の部分断面図である。
【図14】この発明に係る第6実施例の椅子式マッサー
ジ装置の部分断面図である。
【図15】この発明に係る第7実施例の椅子式マッサー
ジ装置の部分断面図である。
【図16】従来の座椅子式エアマッサージ装置の斜視図
である。
【符号の説明】
A〜G…椅子式エアマッサージ装置 a1〜a6…空気袋(背凭れ部の) a7…(座部の)空気袋 a8…(肩部の)空気袋 10…マッサージ椅子本体 11…座部 11a…人体当接面 12b…肩部当接部 12c…肩部当接面 高さ調整機構 a9…空気袋 12f…ガイド棒 12g…スライド部材 12h…送りネジ 12i…モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアマッサージ装置の本体の人体当接面
    に取り付けられた空気袋に対してエアをエア給排気装置
    により給排気することにより、前記空気袋を膨張・収縮
    させてマッサージを行なう椅子式エアマッサージ装置に
    おいて、 着座状態の人体の肩部に上方から当接する肩部当接部を
    有し、該肩部当接部の肩部当接面又は、座部の人体当接
    面の少なくとも何れか一方に前記空気袋を設けたことを
    特徴とする椅子式エアマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 エアマッサージ装置の本体の人体当接面
    に取り付けられた空気袋に対してエアをエア給排気装置
    により給排気することにより、前記空気袋を膨張・収縮
    させてマッサージを行なう椅子式エアマッサージ装置に
    おいて、 着座状態の人体の肩部に上方から当接する肩部当接部を
    有し、該肩部当接部の肩部当接面に前記空気袋を設けた
    ことを特徴とする椅子式エアマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 前記座部の人体当接面と肩部当接部の肩
    部当接面との間隔を調整する高さ調整機構を有すること
    を特徴とする椅子式エアマッサージ装置。
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