JPH1075492A - 開閉蓋の保持装置 - Google Patents

開閉蓋の保持装置

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Publication number
JPH1075492A
JPH1075492A JP8229015A JP22901596A JPH1075492A JP H1075492 A JPH1075492 A JP H1075492A JP 8229015 A JP8229015 A JP 8229015A JP 22901596 A JP22901596 A JP 22901596A JP H1075492 A JPH1075492 A JP H1075492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
metal plate
opening
bipolar
closing lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP8229015A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nakagawa
晶夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP8229015A priority Critical patent/JPH1075492A/ja
Publication of JPH1075492A publication Critical patent/JPH1075492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートコントローラに設けた開閉蓋の閉止
状態の保持を安定させる。 【解決手段】 リモートコントローラ1の容器本体3の
前方部に前面を開放した凹部4が設けられており、該凹
部4を蓋装する開閉蓋2が開閉自在に設けられている。
而して、該凹部4には金属板12が配設されており、更
に、該金属板12を吸着する両極性片面着磁マグネット
Mが開閉蓋2の内側面に設けられている。而も、該両極
性片面着磁マグネットMの背面には金属板14が接合さ
れているので、該両極性片面着磁マグネットMから放射
される磁力線W,W…は直接に前記金属板12に向って
放射されることになり、依って、該両極性片面着磁マグ
ネットMの吸着力が大となり、開閉蓋2の閉止状態が安
定的に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は開閉蓋の保持装置
に関するものであり、特に、電気湯沸器等のリモートコ
ントローラに設けられた開閉蓋の保持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
此種開閉蓋の保持機構としては、該開閉蓋の先端部と本
体部の双方に夫々係合爪を対峙して突設し、そして、双
方の係合爪を係合させて開閉蓋の閉止状態を保持するよ
うに構成されたもの、及び開閉蓋と本体部の双方の対向
位置にマグネット及び該マグネットに吸着せられる金属
板を各別に対峙して配設し、そして、該開閉蓋を閉止し
たとき、マグネットに金属板が吸着して該開閉蓋の閉止
状態を保持できるように構成されたものが知られてい
る。
【0003】而して、上記係合爪にて開閉蓋の閉止状態
の保持を為す場合は、該係合爪の弾力性を利用して相互
に係合させるのであるから、プラスチック容器及び開閉
蓋の硬度上の制約によって該係合爪の形成も制約され、
又、反覆係合にて該係合爪が破損すると云う不都合も生
じる。
【0004】又、マグネットと該マグネットに吸着せら
れる金属板を用いたものは、多くの場合リモートコント
ローラの製作上、該マグネットと金属板とが相互に所定
の距離を有して離隔して配設されているので、該マグネ
ットの吸着力が弱く充分なる保持力が期待できないこと
がある。即ち、例えば図5に示す如く、マグネットMG
を使用する場合、該マグネットMGのN極より放射され
る磁力線W,W…は該マグネットMGの他極のS極側へ
該マグネットMGの両端部を迂回し乍ら放射される。従
って、該マグネットMGから放射する磁力線が分散する
ことになるので、該マグネットMGの吸着力がそれだけ
劣化することになるのである。
【0005】そこで、リモートコントローラのプラスチ
ック製容器の上面一端部に設けられた凹部に開閉蓋を蓋
装し、そして、該開閉蓋を閉止したとき、この閉止状態
を充分に保持することができるようにするために解決せ
らるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該
課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、容器本体上面一
側に凹部を設け、該凹部を蓋装するための開閉蓋を該凹
部の前方部両側壁に枢支して成るプラスチック製容器に
於て、容器本体側の前記凹部に金属板を装着し、一方、
前記開閉蓋にも該金属板に対応して両極性片面着磁マグ
ネットを装着すると共に、該両極性片面着磁面マグネッ
ト裏面の非着磁面に該両極性片面着磁マグネットと略同
形の外形に形成された金属板を接合して成る開閉蓋の保
持装置、及び容器本体側の前記凹部に両極性片面着磁マ
グネットを装着すると共に、該両極性片面着磁マグネッ
ト裏面の非着磁面に該両極性片面着磁マグネットと略同
形の外形に形成された金属板を接合し、一方、前記開閉
蓋にも該両極性片面着磁マグネットに対応して金属板を
装着して成る開閉蓋の保持装置を提供するものである。
【0007】ここでプラスチック製容器とは主として、
湯沸器等を遠隔操作するためのリモートコントローラの
容器であって、各種スイッチを内蔵しているものを指
す。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図1乃至図4に従って詳述する。図1はリモートコント
ローラ1の平面図であり、図2は開閉蓋2を開放したと
きの同リモートコントローラ1の平面図である。該リモ
ートコントローラ1の容器本体3及び開閉蓋2はプラス
チック製であって平面方形に形成されている。
【0009】而して、容器本体3の前側部には前面が開
放された凹部4が設けられている。該凹部4には使用頻
度の少ない複数スイッチの押圧片5,5…が配設され、
そして、該凹部4を除く容器本体3の表面には使用頻度
の多い複数のスイッチの押圧片6,6…が配設されてい
る。又、上記各スイッチは容器本体3内に収納されてい
るPC基板7上に搭載されて夫々の機能を果たすように
構成されており、更に、液晶表示窓Yが設けられて湯沸
器(図示せず)の情報が表示される。
【0010】又、上記凹部4は前記容器本体3の前面側
の左右両端部近傍に及んで設けられており、そして、図
3に示す如く、該凹部4の前端部4aを低く段設してあ
る。そこで、該凹部4の前端部4aが低く段設されてい
るので、この前端部4aの左右両側壁に開閉蓋2の前端
部に設けた枢支軸8を枢支して該開閉蓋2が該凹部4上
に開閉自在に蓋装できるように構成される。従って、該
開閉蓋2は該凹部4の外形よりやや小さく形成されてお
り、而も、内側面に於ては周囲に浅い前方壁部2a、後
方壁部2b及び左右壁部2c,2cが夫々突設され、そ
して、長手方向の前方壁部2aが前記凹部4の前端部4
a内を略180度回動できるように構成されている。そ
こで、該開閉蓋2を前記凹部4上に閉止されたとき、該
開閉蓋2の長手方向の後方壁部2bの前側面及び左右壁
部2c,2cの夫々の側面が前記凹部4の左右並びに後
方壁面に近接し、而も、該開閉蓋2の前方壁部2aにて
該凹部4の前面開放部を閉塞するように構成されてい
る。尚、該開閉蓋2の後方部の表面には該開閉蓋2を開
放するときの係止部として突部9が突設されている。従
って、閉止されている開閉蓋2を開放しようとする際に
は、指頭を該突部9に引掛して該開閉蓋2を上方へ押し
上げ乍ら開放する。
【0011】而して、請求項1記載の発明は前記凹部4
の略中央部位に凹設部10を設け、該凹設部10に磁性
体の金属板11を嵌挿する。このとき、該金属板11の
表面は該凹設部10より上方へ突出しないように形成さ
れ、そして、前述の使用頻度の少ないスイッチの押圧片
5,5…と共に不透明の樹脂シート12にて被蔽され
る。
【0012】一方、開閉蓋2の内側面の中央部位であっ
て、前記金属板11と向い合う位置にも凹設部10aを
設け、該凹設部10a内へ両極性片面着磁マグネットM
を嵌挿する。而して、該両極性片面着磁マグネットMの
背面であるところの非着磁面に該両極性片面着磁マグネ
ットMと略同一の外形を有する金属板13が接合され、
該金属板13を該凹設部10aの底部に接合するように
して該両極性片面着磁マグネットMを該凹設部10a内
に嵌合してある。而して、該両極性片面着磁マグネット
Mの表面は該凹設部10aより上方へ突出しないように
形成され、且つ、該開閉蓋2の内側面には不透明の樹脂
シート12aが装着されて前記両極性片面着磁マグネッ
トMを被蔽している。
【0013】又、請求項2記載の発明は容器本体3の前
記凹部4に装着せられた金属板11を開閉蓋2側に設
け、そして、開閉蓋2側に装着せられた両極性片面着磁
マグネットM及びこの背面に接合されている金属板13
を容器本体3側に装着して成るものである。
【0014】そこで、該両極性片面着磁マグネットMは
図4に示す如く、該両極性片面着磁マグネットMの背面
に接合されている金属板13によってN極及びS極が夫
々両端部近傍表面に移行し、そして、N極より放射する
磁力線W,W…は従来のマグネットのように他極のS極
側へ迂回して放射されることなく、直ちに容器本体3の
凹部4側に配設した金属板11側へ放射して該金属板1
1を吸着する。従って、該磁力線W,W…の吸着力が大
となり、開閉蓋2の閉止状態は安定することになる。
【0015】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】この発明はリモートコントローラに取付
けられている開閉蓋を蓋装し、そして、蓋装状態を保持
するとき両極性片面着磁マグネットの背面に接合されて
いる金属板にN極が生じることになり、依って、該両極
性片面着磁マグネットの磁力線は該両極性片面着磁マグ
ネットのS極側へ直接に流れることなく、対向側の凹部
に配設されている金属板に放射されて該金属板を吸着す
ることになる。従って、該磁力線は効率良く該金属板を
吸着するので、開閉蓋の閉止状態は極めて安定的に保持
されることになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、リモートコント
ローラの平面図。
【図2】図1のリモートコントローラの開閉蓋を開放し
たときの平面図。
【図3】要部の一部切欠縦断側面図。
【図4】両極性片面着磁マグネットの背面に金属板を接
合したときの磁力線の放射状態を示す解説図。
【図5】従来のマグネットの磁力線の放射状態を示す解
説図。
【符号の説明】
1 リモートコントローラ 2 開閉蓋 3 容器本体 10,10a 凹設部 11,13 金属板 M 両極性片面着磁マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体上面一側に凹部を設け、該凹部
    を蓋装するための開閉蓋を該凹部の前方部両側壁に枢支
    して成るプラスチック製容器に於て、容器本体側の前記
    凹部に金属板を装着し、一方、前記開閉蓋にも該金属板
    に対応して両極性片面着磁マグネットを装着すると共
    に、該両極性片面着磁マグネット裏面の非着磁面に該両
    極性片面着磁マグネットと略同形の外形に形成された金
    属板を接合して成る開閉蓋の保持装置。
  2. 【請求項2】 容器本体上面一側に凹部を設け、該凹部
    を蓋装するための開閉蓋を該凹部の前方部両側壁に枢支
    して成るプラスチック製容器に於て、容器本体側の前記
    凹部に両極性片面着磁マグネットを装着すると共に、該
    両極性片面着磁マグネット裏面の非着磁面に該両極性片
    面着磁マグネットと略同形の外形に形成された金属板を
    接合し、一方、前記開閉蓋にも該両極性片面着磁マグネ
    ットに対応して金属板を装着して成る開閉蓋の保持装
    置。
JP8229015A 1996-08-29 1996-08-29 開閉蓋の保持装置 Pending JPH1075492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8229015A JPH1075492A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 開閉蓋の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8229015A JPH1075492A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 開閉蓋の保持装置

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JPH1075492A true JPH1075492A (ja) 1998-03-17

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ID=16885429

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JP8229015A Pending JPH1075492A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 開閉蓋の保持装置

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JP (1) JPH1075492A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223677A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 アール・ビー・コントロールズ株式会社 リモコン装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016223677A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 アール・ビー・コントロールズ株式会社 リモコン装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040706