JPH0930555A - 臭気発生部のシール装置 - Google Patents

臭気発生部のシール装置

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Publication number
JPH0930555A
JPH0930555A JP17892695A JP17892695A JPH0930555A JP H0930555 A JPH0930555 A JP H0930555A JP 17892695 A JP17892695 A JP 17892695A JP 17892695 A JP17892695 A JP 17892695A JP H0930555 A JPH0930555 A JP H0930555A
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JP
Japan
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container
lid
sealing member
closed
cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17892695A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Fujii
智明 藤井
Minetake Yamashita
峰毅 山下
Kozo Hayashi
浩三 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋の開閉操作を容易に行わせると共に容器内を
確実に密閉する。 【解決手段】上部が開口する受け箱状の容器1の上部に
一端が軸支されて垂直方向への回動にて開閉自在となっ
た蓋2を設ける。蓋2の閉状態で屈曲して容器1内を密
閉する密閉用部材3を蓋2と容器1との間に備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみを貯蔵また
は分解処理するための処理機のような臭気発生部のシー
ル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生ごみ等の収納庫や処理機におい
ては、一般的に容器の蓋は受け箱状の容器の上部に一端
が軸支されて垂直方向への回動にて開閉自在とされた開
閉蓋となっており、閉状態の蓋と容器との間に隙間が生
じやすくて腐敗や分解により発生した臭気が容器から漏
れやすく、ハエ等の虫が寄ってきたり、強烈な臭いの為
に人間に不快感を与えるという現象が生じやすいもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、臭いモレを
防止するために蓋の重量を大きくして蓋の自重によって
蓋の下面を容器の上部に強く押し付けるようにしたり、
別に固定錘を蓋に設けて蓋と容器との間にできるだけ隙
間が形成されないようにしているが、蓋の重量を大きく
すると密閉の点では問題ないが、蓋の開閉操作が困難な
ものになり、使い勝手が悪くなるという問題が生じる。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、蓋の開閉操作を容易に行うことができると共
に、容器内を確実に密閉して臭気漏れのない臭気発生部
のシール装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、上部が開口する受け箱状の容
器1の上部に一端が軸支されて垂直方向への回動にて開
閉自在となった蓋2を設け、蓋2の閉状態で屈曲して容
器1内を密閉する密閉用部材3を蓋2と容器1との間に
備えていることを特徴とするものであり、密閉用部材3
が屈曲して容器1内を密閉することによって蓋2の重量
を大きくしたりするようなことなく容器1内を密閉する
ことができ、蓋2の開閉操作を容易に行わせることがで
きると共に、容器1内を確実に密閉することができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において密
閉用部材3が容器1の側壁に密着されることを特徴とす
るものであり、密閉用部材3が容器1の側壁に密着され
ることで蓋2が浮きやすくなる現象を防止することがで
きる。請求項3の発明では、請求項1において密閉用部
材3が発泡体4にて形成され、表面に軟質の密着層5が
設けられていることを特徴とするものであり、密閉用部
材3が当接される当接面が凹凸状となっていても軟質の
密着層5によって隙間無く密閉用部材3が当接面に対し
て密着させられるものであり、また、発泡体4で形成さ
れていることによって軽量化を図ることができる。
【0007】請求項4の発明では、請求項1において蓋
2と容器1との間に磁着手段6を設けたことを特徴とす
るものであり、磁着手段6によって密閉用部材3の密着
力が向上し、密閉性をさらに向上させることができる。
請求項5の発明では、請求項4において磁着手段6が電
磁石7であることを特徴とするものであり、通電により
磁力が発生するために磁力の強弱が容易に可変でき、使
用者に合った蓋2の開閉操作が可能であり、蓋2を開閉
する操作性が向上する。
【0008】請求項6の発明では、請求項1において容
器1の上面と側面とに密着する密閉用部材3を備えてい
ることを特徴とするものであり、2面での密閉であるた
めに臭気漏れを2段階で防止することができる。また、
1面での破損等があっても残りの1面で密閉性を確保す
ることができ、密閉性の確実性を向上させることができ
る。
【0009】請求項7の発明では、請求項1において蓋
2の裏面に蓋側密閉用部材3aを設け、蓋2の閉状態時
に前記蓋側密閉用部材3aと相対向する容器1の上部に
容器側密閉用部材3bを設けたことを特徴とするもので
あり、蓋2の多少の開きにおいても密閉が可能であり、
また、蓋2の開閉時の衝撃が緩和されて衝撃音が吸収さ
れるものであり、開閉時における蓋2の衝撃による破損
が防止できる。
【0010】請求項8の発明では、請求項5において蓋
2に設けられた把手部8に電磁石7をオン・オフ操作す
るスイッチ部9を設けたことを特徴とするものであり、
小さい子供のいたずらや、風や動物等の内部への侵入等
が確実に防止できる。請求項9の発明では、請求項1に
おいて蓋2の裏面より突起部10を突設し、蓋2の閉状
態で容器1内を密閉するように前記突起部10が挿入係
合される密閉用部材3を容器1の上部に設けたことを特
徴とするものであり、係合された状態で容器1の内部を
密閉することができ、位置ずれ等の発生が生じにくいよ
うにして密閉性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示されるように上部が開口
する受け箱状の容器本体11の上部には平面視ロ字状の
カバー12が配されており、このカバー12と容器本体
11とは隙間無く密着固定され、これによって容器1が
形成されている。平面視ロ字状に形成されたカバー12
の開口部は容器本体11内に連通しており、この開口部
分を介して容器本体11内への生ごみの出し入れが行わ
れるようになっている。
【0012】容器1の上部には開閉自在な蓋2が取付け
られており、この蓋2を開閉させることで容器1の上部
開口を開いたり、閉じたりすることができるようになっ
ている。上記蓋2は端部がカバー12の一端に軸着され
ており、垂直方向への回動にて開閉移動自在とされてい
る。
【0013】蓋2と容器1との間には蓋2の閉状態で屈
曲して容器1内を密閉する密閉用部材3が設けられてい
る。図1乃至図4に示されるものにあっては、蓋2の内
面側に密閉用部材3を取付けるようにしたものが示され
ている。この密閉用部材3は平面視ロ字状に形成されて
おり、全周にわたって断面形状が同一のものとなってい
る。密閉用部材3は図4に示されるように断面方形状の
取付基部13の外面の一端より長手方向に沿うように一
体に断面く字状となった薄板状の当接片14を突設して
主体が構成されており、取付基部13及び当接片14は
ゴム材等の弾力性またはバネ性を有する部材にて形成さ
れている。
【0014】蓋2の内面側には下方に向けて突出する一
対の固定片15が周方向に沿って突設されており、各固
定片15間に取付凹所16が設けられ、この取付凹所1
6に取付基部13を嵌め込むようにして密閉用部材3が
蓋2の内面に取付けられている。しかして、図3(a)
に示されるように蓋2を閉じる前の状態では当接片14
が下方に突出した状態となっており、蓋2を閉状態とす
ることで図3(b)に示されるように当接片14が屈曲
しながら容器1の上部開口の開口縁上面に圧接され、当
接片14の先部が開口縁上面に密着することによって容
器1内を密閉するものであり、容器1内に収納された生
ごみから生じる臭気を外部に逃がしたりするようなこと
なく確実に遮断して臭気漏れが発生するようなことがな
いものである。
【0015】そして、上記のように蓋2を閉じた場合に
は薄板状の当接片14を屈曲させて開口縁上部に密着さ
せるようにしてあることで、最も臭気が漏れやすいコー
ナー部においても当接片14を開口縁上面に密着させて
容器1内を密閉することができるものであり、密閉用部
材3によって容器1内を完全に密閉することができるも
のである。ここで、薄板状に形成された断面く字状の当
接片14を用いずに太さの大きい断面方形状のシール部
材を用いるようにしている場合にはコーナー部ではシー
ル部材の内側が圧縮、外側が引っ張りの力が加わるため
にコーナー部で下面側に凹みが発生しやすく、この凹み
を介して臭気漏れが生じやすいものであるが、屈曲可能
となった断面く字状の当接片14を用いることでコーナ
ー部においても臭気漏れが生じることなく各実に容器1
内を密閉することができるものである。
【0016】図5、図6は他の例を示すものであり、こ
のものにあっては、取付基部13の長手方向に沿うよう
に取付基部13より一体に断面U字状の当接片14を突
設して密閉用部材3が形成されている。蓋2の裏面に設
けられる一対の固定片15間に形成される取付凹所16
は上記したものよりも蓋2の内側に位置するようになっ
ており、取付凹所16に取付基部13を嵌め込んで蓋2
の裏面側に密閉用部材3を取付けた場合、蓋2を閉じた
状態で密閉用部材3は容器1の上部開口の内側に位置す
るように配置されるようになっている。
【0017】しかして、図5(a)に示されるように蓋
2を閉じる前の状態では当接片14が下方に突出した状
態となっており、蓋2を閉状態に回動移動させて行くこ
とで図5(b)に示されるように当接片14の先部が押
しつぶされた状態となりながら容器1の側壁に密着させ
られるものであり、このように当接片14の先部が押し
つぶされた状態となりながら容器1の側壁に密着される
ことによって容器1内を密閉するものであり、容器1内
に収納された生ごみから生じる臭気を外部に逃がしたり
するようなことなく確実に遮断して臭気漏れが発生する
ようなことがないものである。
【0018】このものにあっては、当接片14の先部が
容器1の開口部の内側壁に対して内側から密着するよう
になっているので、蓋2を上方に押し戻そうとする力が
作用しにくく、蓋2を閉じた場合の密閉性が良いもので
ある。図7、図8はさらに他の例を示しており、このも
のにあっては、密閉用部材3は中間部分に凹部17を有
する発泡体4の外面に空気を通過させないスキン層のよ
うな密着層5を設けて主体が構成されており、この密閉
用部材3は一端を蓋2の裏面に設けられた一対の固定片
15間に形成された取付凹所16内に嵌め込むことによ
って蓋2の裏面に取付けられている。
【0019】しかして、図7(a)に示されるように蓋
2を閉じる前の状態では下部が下方に突出した状態とな
っており、蓋2を閉状態とすることで図7(b)に示さ
れるように下部が開口縁上面に当接された状態で屈曲し
て密着するものであり、このように下部が屈曲して開口
縁上面に密着されることによって容器1内を密閉するも
のであり、容器1内に収納された生ごみから生じる臭気
を外部に逃がしたりするようなことなく確実に遮断して
臭気漏れが発生するようなことがないものである。
【0020】このものにあっては、密閉用部材3が当接
される当接面が凹凸状となっていても軟質の密着層5に
よって隙間無く密閉用部材3が当接面に対して密着させ
られるものであり、また、発泡体4で形成されているこ
とによって軽量化を図ることができるものである。ここ
で、凹部17は断面三角形状である場合を示している
が、蓋2が閉められて行くにつれて凹部17の部分で屈
曲する形状であれば、三角形状以外であってもよいもの
である。また、凹部17の位置としては特に限定される
ものではなく、要は圧縮力が加わった場合に一番屈曲し
やすい位置に凹部17を形成すればよいものである。
【0021】図9、図10はさらに他の例を示してお
り、このものにあっては、蓋2の閉状態をさらに確実に
ものとするために上記したものに磁着手段6を設けるよ
うにしたものが示されている。この磁着手段6は蓋2の
裏面より突設されたボス18の先部に固着具19を介し
て取付けられた磁石20と、開口縁上面に固着具19を
介して取付けられた磁石吸着用の受け板21とで構成さ
れており、蓋2を閉じた場合には密閉用部材3が開口縁
上面に密着すると共に磁石20が受け板21に磁着して
蓋2の閉状態の保持をさらに確実なものとすることがで
きる上に、磁石20が受け板21に磁着することによっ
て密閉用部材3が開口縁上面に強く圧接されることとな
って密着性が高くなり、容器1内の密閉性が向上させら
れるようになっている。
【0022】図11はさらに他の例であり、このものに
あっては、磁着手段6として通電により磁力を発生する
電磁石7を用いるようにしている。電磁石7は開口縁上
面に取付けられており、電磁石7が磁着する受け板21
は蓋2の裏面より突設されたボス18の先部に固着具1
9にて連結固定されている。しかして、電磁石7を作動
させることによって蓋2の閉状態を確実に維持すること
ができるものであり、さらに、磁力が電磁力であり、こ
れにより、磁力の強弱が容易に調整できるものであっ
て、台風時等に強力マグネットとし、蓋2が風等によっ
て簡単に開くことを防止することができるものである。
また、ここで、センサー等によって使用者が近づくとマ
グネットが解除されるようにすることも可能であり、よ
り安全で確実な密閉を得ることができる。
【0023】図12、図13はさらに他の例を示してお
り、このものにあっては、密閉用部材3が2本の当接片
14を有しており、蓋2を閉じた場合には開口縁上面と
開口部の側壁部分の2面にそれぞれ当接片14が当接さ
れて容器1内を密閉できるようになっている。このよう
に2本の当接片14によって2面を密閉することによっ
て1面での密閉よりもさらに確実に容器1内を密閉する
ことが可能であり、さらに、側壁に当接された部分が臭
気漏れを起こしても残りの一面を密閉している当接片1
4によって臭気漏れが生じるのを防止することができる
ものである。
【0024】ここで、2本の当接片14のうち、一方は
先部に断面U字状の返し片22を設けるようにし、他方
には設けないようにしたものが示されているが、開口部
上面と側壁部分の2面に密着して容器1内を密閉するこ
とができるものであれば、この形状に限定されるもので
はなく他の形状であってもよいものである。図14、図
15はさらに他の例を示しており、このものにあって
は、蓋2の裏面に蓋側密閉用部材3aを設け、蓋2の閉
状態時に前記蓋側密閉用部材3aと相対向する容器1の
上部に容器側密閉用部材3bを設け、両密閉用部材3
a,3bにて蓋2の閉じ時には容器1内を密閉するよう
になっている。
【0025】このものにあっては、各密閉用部材3a,
3bが互いに密着しやすい材質に設定が可能になる為に
より確実な密閉性を得ることができる上に蓋2とカバー
12との間に多少の隙間が発生しても各密閉用部材3
a,3bが相互に密着することで密閉性が低下するよう
なことがないものである。図16はさらに他の例を示し
ており、このものにあっては、蓋2に設けられた把手部
8に電磁石7をオン・オフ操作するスイッチ部9を設け
たものが示されている。
【0026】しかして、使用者が蓋2を開く時に使用者
の手で把手部8を持つ時にスイッチ部9に接触してスイ
ッチ部9が押圧されると、スイッチ部9は電磁石7と接
続されており、電磁石7への通電がオフとなって磁力が
なくなり、蓋2を容易に開くことができるものである。
また、閉める時にはスイッチ部9から使用者の手が離れ
ることによってスイッチ部9がオンとなって電磁石7が
通電されて確実に吸着されて蓋2は閉状態となる。つま
り、使用者が手で把手部8のスイッチ部9に触れない限
り、蓋2は簡単に開くことができなくなるものであり、
猫等の動物の侵入を防止し、また、台風等の風による蓋
2の開きを防止することができるようになっている。
【0027】図17、図18はさらに他の例を示してお
り、このものにあっては、蓋2の裏面側に先細形状とな
った突起部10を一体に突設し、カバー12には密閉用
部材3として上面が開口する断面コ字状のものがカバー
12の上面より突設された一対の固定片15間の取付凹
所16に取付けられており、蓋2を閉じた場合には密閉
用部材3の上部開口23に突起部10が挿入係合される
ようになっている。
【0028】そして、このものにあっては、蓋2を閉じ
方向に移動させると図17(b)に示されるように突起
部10が密閉用部材3の上部開口23内に挿入係合され
るものであり、突起部10は2方向からの接触によりダ
ブルの密閉が可能となり、より密閉性が向上する。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、上部が開口する受け
箱状の容器の上部に一端が軸支されて垂直方向への回動
にて開閉自在となった蓋を設け、蓋の閉状態で屈曲して
容器内を密閉する密閉用部材を蓋と容器との間に備えて
いるので、密閉用部材が屈曲して容器内を密閉すること
によって蓋の重量を大きくしたりするようなことなく容
器内を確実に密閉することができるものであり、蓋の開
閉操作を容易に行うことができるようにしながら容器内
を確実に密閉することができるものである。
【0030】請求項2の発明は、請求項1において密閉
用部材が容器の側壁に密着されるようになっているの
で、請求項1の効果に加えて密閉用部材が容器の側壁に
密着されることで蓋が浮きやすくなる現象を防止するこ
とができるものである。請求項3の発明は、請求項1に
おいて密閉用部材が発泡体にて形成され、表面に軟質の
密着層が設けられているので、請求項1の効果に加えて
密閉用部材の当接面が凹凸状となっていても軟質の密着
層によって隙間無く密閉用部材が当接面に対して密着さ
せられるものであり、高い密閉性を得ることができるも
のである。また、発泡体で形成されていることによって
密閉用部材の軽量化を図ることができるものである。
【0031】請求項4の発明は、請求項1において蓋と
容器との間に磁着手段を設けてあるので、請求項1の効
果に加えて磁着手段によって蓋を閉状態で保持すること
で密閉用部材の密着力が向上し、密閉性をさらに向上さ
せることができるものである。請求項5の発明は、請求
項4において磁着手段が電磁石で形成されているので、
請求項4の効果に加えて通電により磁力が発生するため
に磁力の強弱を可変することによって使用者に合った蓋
の開閉操作が可能となるものであり、蓋を開閉する操作
性を向上させることができるものである。
【0032】請求項6の発明は、請求項1において容器
の上面と側面とに密着する密閉用部材を備えているの
で、請求項1の効果に加えて、2面での密閉であるため
に臭気漏れを2段階で防止することができ、密閉性を向
上させることができるものである。また、1面での破損
等があっても残りの1面で密閉性を確保することがで
き、密閉性をさらに向上させることができるものであ
る。
【0033】請求項7の発明は、請求項1において蓋の
裏面に蓋側密閉用部材を設け、蓋の閉状態時に前記蓋側
密閉用部材と相対向する容器の上部に容器側密閉用部材
を設けてあるので、請求項1の効果に加えて蓋側密閉用
部材と容器側密閉用部材とを相互に密着させることによ
って容器内を密閉させることができるものであり、蓋と
容器との間に多少の開きがあっても密閉が可能であり、
高い密閉性を得ることができるものである。また、蓋の
開閉時の衝撃が各密閉用部材によって緩和されて衝撃音
が吸収されるものであり、開閉時における蓋の衝撃によ
る破損が防止できるものである。
【0034】請求項8の発明は、請求項5において蓋に
設けられた把手部に電磁石をオン・オフ操作するスイッ
チ部を設けてあるので、請求項5の効果に加えて小さい
子供のいたずらや、風や動物等の内部への侵入等が確実
に防止できるものである。請求項9の発明は、請求項1
において蓋の裏面より突起部を突設し、蓋の閉状態で容
器内を密閉するように前記突起部が挿入係合される密閉
用部材を容器の上部に設けてあるので、請求項1の効果
に加えて係合された状態で容器の内部を密閉することが
でき、位置ずれ等の発生が生じにくいようにして密閉性
を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す斜視図である。
【図2】同上の一部破断した側面図である。
【図3】同上の密閉用部材の作用を示すものであり、
(a)は蓋を閉じる前の状態の断面図、(b)は蓋を閉
じた状態の断面図である。
【図4】同上に用いられる密閉用部材の一部省略した斜
視図である。
【図5】他の例を示すものであり、(a)は蓋を閉じる
前の状態の断面図、(b)は蓋を閉じた状態の断面図で
ある。
【図6】同上に用いられる密閉用部材の一部省略した斜
視図である。
【図7】さらに他の例を示すものであり、(a)は蓋を
閉じる前の状態の断面図、(b)は蓋を閉じた状態の断
面図である。
【図8】同上に用いられる密閉用部材の一部省略した斜
視図である。
【図9】さらに他の例を示す一部破断した側面図であ
る。
【図10】図9におけるA部の部分拡大断面図である。
【図11】さらに他の例を示す部分拡大断面図である。
【図12】さらに他の例を示す部分拡大断面図である。
【図13】同上に用いられる密閉用部材の一部省略した
斜視図である。
【図14】さらに他の例を示すものであり、(a)は蓋
を閉じる前の状態の断面図、(b)は蓋を閉じた状態の
断面図である。
【図15】同上に用いられる密閉用部材の一部省略した
斜視図である。
【図16】さらに他の例を示す部分拡大断面図である。
【図17】さらに他の例を示すものであり、(a)は蓋
を閉じる前の状態の断面図、(b)は蓋を閉じた状態の
断面図である。
【図18】同上に用いられる密閉用部材の一部省略した
斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 蓋 3 密閉用部材 3a 蓋側密閉用部材 3b 容器側密閉用部材 4 発泡体 5 密着層 6 磁着手段 7 電磁石 8 把手部 9 スイッチ部 10 突起部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口する受け箱状の容器の上部に
    一端が軸支されて垂直方向への回動にて開閉自在となっ
    た蓋を設け、蓋の閉状態で屈曲して容器内を密閉する密
    閉用部材を蓋と容器との間に備えて成ることを特徴とす
    る臭気発生部のシール装置。
  2. 【請求項2】 密閉用部材が容器の側壁に密着されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の臭気発生部のシール装
    置。
  3. 【請求項3】 密閉用部材が発泡体にて形成され、表面
    に軟質の密着層が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の臭気発生部のシール装置。
  4. 【請求項4】 蓋と容器との間に磁着手段を設けて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の臭気発生部のシール装
    置。
  5. 【請求項5】 磁着手段が電磁石であることを特徴とす
    る請求項4記載の臭気発生部のシール装置。
  6. 【請求項6】 容器の上面と側面とに密着する密閉用部
    材を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の臭気発
    生部のシール装置。
  7. 【請求項7】 蓋の裏面に蓋側密閉用部材を設け、蓋の
    閉状態時に前記蓋側密閉用部材と相対向する容器の上部
    に容器側密閉用部材を設けて成ることを特徴とする請求
    項1記載の臭気発生部のシール装置。
  8. 【請求項8】 蓋に設けられた把手部に電磁石をオン・
    オフ操作するスイッチ部を設けて成ることを特徴とする
    請求項5記載の臭気発生部のシール装置。
  9. 【請求項9】 蓋の裏面より突起部を突設し、蓋の閉状
    態で容器内を密閉するように前記突起部が挿入係合され
    る密閉用部材を容器の上部に設けて成ることを特徴とす
    る請求項1記載の臭気発生部のシール装置。
JP17892695A 1995-07-14 1995-07-14 臭気発生部のシール装置 Withdrawn JPH0930555A (ja)

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