JP2547878Y2 - 開閉操作パネルの受け具 - Google Patents

開閉操作パネルの受け具

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JP2547878Y2
JP2547878Y2 JP1991108367U JP10836791U JP2547878Y2 JP 2547878 Y2 JP2547878 Y2 JP 2547878Y2 JP 1991108367 U JP1991108367 U JP 1991108367U JP 10836791 U JP10836791 U JP 10836791U JP 2547878 Y2 JP2547878 Y2 JP 2547878Y2
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弘誠 西脇
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帝国通信工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器本体に開閉自
在に取り付けられる操作パネルに関し、特に該操作パネ
ルを電子機器本体に閉じたときに用いる開閉操作パネル
の受け具に関するものである。
【0002】
【従来技術】図6はビデオ装置等の電子機器本体90に
開閉自在に取り付けられた従来の操作パネル80を示す
斜視図である。
【0003】同図に示すようにこの操作パネル80は略
板状であり、その一方の面を構成するケース81には各
種操作ボタンや表示装置が設けられており、その下端辺
を中心として回動自在に電子機器本体90に取り付けら
れている。またこのケース81の上端辺の両端近傍には
それぞれ金属片からなる受け具83,83が固定されて
いる。
【0004】一方電子機器本体90の表面91にも各種
操作ボタンや表示装置が設けられており、その上端辺の
両側近傍にはそれぞれ前記操作パネル80に取り付けた
受け具83,83を吸着する磁石93,93が固定され
ている。
【0005】そしてこの電子機器本体90を使用すると
きは前記操作パネル80を手前側に開き、一方この電子
機器本体90を使用しないときは該操作パネル80を持
ち上げるように回転して受け具83,83をそれぞれ磁
石93,93に吸着させて閉じていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで操作パネル8
0のケース81は通常合成樹脂製の比較的薄い板(成形
品)で構成されるため、その長さが長くなると(特に長
さが約400mm以上になると)反りが生じ易くなる。また
このケース81を用いて操作パネル80を組み立てた場
合、各部品の寸法誤差等によって組立て後のケース81
に反りが生じる場合もある。
【0007】そしてこのようにケース81に反りが生じ
た場合は、この操作パネル80を閉じた場合に2つの受
け具83,83の内の一方の受け具83が磁石93に吸
着できなくなってしまう場合が生じてしまうという問題
点があった。
【0008】本考案は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、たとえ受け具を取り付
けるケースに反りが生じていても、該受け具が必ず対向
する磁石に吸着できる構造の開閉操作パネルの受け具を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本考案にかかる開閉操作パネルの受け具1は、金属板
の両側辺を略コ字状に折り曲げることで折り曲げ部1
1,12を形成すると共に該両折り曲げ部11,12の
先端辺をさらにそれぞれ同一方向に向けて略直角に折り
曲げることでつば部13,14を形成して構成され、一
方開閉操作パネルのケース3,5の外周辺近傍には該外
周辺と略平行に2本の溝41,42を並列に設け、前記
受け具1の折り曲げ部11,12は両者に設けたつば部
13,14の突出方向がケース3の内側方向を向くよう
にそれぞれケース3の2本の溝41,42に挿入され、
且つ該両つば部13,14はそれぞれケース3に所定寸
法l (=l )の遊びを設けた状態で係止されるよう
構成した。
【0010】
【作用】上記の如く構成すれば、受け具1は所定寸法l
1の遊びを有した状態でケース3に取り付けられること
となり、該受け具1は該所定寸法l1分だけケース3の
上面から突出できる。従ってこの受け具1を取り付けた
ケース3に反りが生じて該ケース3の受け具1と電子機
器本体に取り付けた磁石の間に所定の隙間が生じたとし
ても、該隙間分だけ受け具1はケース3の表面に突出
し、該磁石に吸着する。従って受け具1が磁石に吸着し
ないという事態は生じない。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図3は本考案の第1実施例にかかる受け具
1を取り付けた操作パネル100の全体分解斜視図であ
る。
【0012】同図に示すようにこの操作パネル100
は、略長方形状の合成樹脂製の板状成形品からなるケー
ス3と、開口部51を有する合成樹脂製の下ケース5を
具備し、両者の間に図示しない各種電子部品を収納した
後にケース3を下ケース5の上からかぶせるようにその
開口部51内に収納して構成されている。
【0013】なおこのとき本考案にかかる2個の受け具
1,1は、それぞれケース3の一端辺の両端近傍に取り
付けられており、この状態で下ケース5内に収納され
る。
【0014】ここで図1はこのケース3に受け具1を取
り付ける状態を示す要部拡大分解斜視図、図2は該ケー
ス3に受け具1を取り付けた状態を示す要部側断面図で
ある。
【0015】両図に示すように、受け具1はバネ材から
なる矩形状の金属板の両側辺を略コ字状に折り曲げて折
り曲げ部11,12を形成し、該折り曲げ部11,12
の両先端辺をさらにそれぞれ同一方向に略直角に折り曲
げてつば部13,14を形成して構成されている。この
加工はプレス加工によって行う。
【0016】一方ケース3の1端辺には切欠き31が設
けられると共に該切欠き31内にはL字状の連結部33
が設けられている。そして該連結部33とケース3の隙
間によって溝42が形成される。
【0017】そして図1に示す連結部33上にこれをま
たぐように受け具1が取り付けられ、さらに該ケース3
を下ケース5内に収納する際(図3参照)に該下ケース
5の内側面がケース3の外側面に当接される。
【0018】これによって図2に示すような構造とな
る。即ち、ケース3と下ケース5によって連結部33の
両側に貫通する2本の溝41,42が形成されることと
となり(溝41は連結部33と下ケース5の隙間によっ
て形成される)、受け具1は該溝41,42内にその折
り曲げ部11,12を挿入した構造となる。
【0019】このとき、連結部33の上面と受け具1が
当接した図2(a)の状態においては、つば部13と連
結部33の間の隙間l1と、つば部14とケース3の下
面の間の隙間l2が同一の所定距離となるように各構成
部材の寸法が定められている。
【0020】つまりこのように構成すれば、受け具1は
所定寸法の遊び(ガタ)を有した状態でケース3に取り
付けられることとなる。即ち図2(b)に示すように受
け具は所定寸法l1(=l2)だけケース3の上面から突
出できる。
【0021】そしてこのような構造の受け具1を図3に
示すように長尺なケース3の両端近傍に取り付ければ、
たとえ該ケース3に反りが生じて該ケース3の受け具1
と電子機器本体に取り付けた磁石の間に所定の隙間が生
じたとしても、該隙間分だけ受け具1はケース3の表面
から突出し、該磁石に吸着する。従って受け具1が磁石
に吸着しないという事態は生じない。
【0022】図4は本考案の第2実施例を示す要部拡大
斜視図である。この実施例における受け具1′は、バネ
材からなる矩形状の金属板の両側辺を略コ字状に折り曲
げて折り曲げ部11′,12′を形成し、該折り曲げ部
11′,12′の両先端辺をさらに外側に向けて略直角
に折り曲げてつば部13′,14′を形成して構成され
ている。
【0023】一方ケース3′には2本の平行な貫通する
溝41′,42′が形成されている。
【0024】そしてこの受け具1′をケース3′に取り
付けるには、受け具1′の両折り曲げ部11′12′を
指で同図に示す矢印方向に押圧してその先端をすぼめ、
この状態でケース3′に設けた溝41′42′に挿入す
ればよい。
【0025】ここで図5はケース3′に取り付けた受け
具1′の状態を示す要部側断面図である。同図に示すよ
うにこの実施例においては、受け具1′のつば部1
3′,14′はそれぞれケース3′の裏面に対して所定
の隙間l3を介して対向している。
【0026】つまりこの実施例においても受け具1′は
所定寸法l3の遊びを有した状態でケース3′に取り付
けられることとなる。従って上記第1実施例の場合と同
様の効果を生じる。
【0027】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案にか
かる開閉操作パネルの受け具によれば、以下のような優
れた効果を有する。 受け具を取り付けるケースに反りが生じて該受け具を
吸着させたい磁石との間に所定の隙間が生じたとして
も、該受け具がケースから突出することで磁石への吸着
が確実に行える。
【0028】構造が簡単で取り付けも容易である。受け具に設けた2つのつば部をいずれも同一方向に向
け、一方ケースの2本の溝を該ケースの外周辺近傍に設
け、さらに両折り曲げ部を2本の溝に挿入する際は両者
に設けたつば部の突出方向がケースの内側方向を向くよ
うに構成したので、この受け具を開閉操作パネルのケー
スに取り付けた際につば部がケースの外側方向に突出し
ないので、該受け具をケースの外周辺に極めて接近した
位置に容易且つ確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部拡大分解斜視図
である。
【図2】ケース3に取り付けた受け具1の状態を示す要
部側断面図である。
【図3】本考案の第1実施例にかかる受け具1を取り付
けた操作パネル100の全体分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す要部拡大分解斜視図
である。
【図5】ケース3′に取り付けた受け具1′の状態を示
す要部側断面図である。
【図6】電子機器本体90に開閉自在に取り付けた従来
の操作パネル80を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 操作パネル 1,1′ 受け具 11,12,11′,12′ 折り曲げ部 13,14,13′,14′ つば部 3,3′ ケース 41,42,41′,42′ 溝 5 下ケース

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体の表面に開閉自在に取り付
    けられ、その所定位置に該電子機器本体の表面に取り付
    けた磁石に着脱する受け具を取り付けた開閉操作パネル
    において、 前記受け具は金属板の両側辺を略コ字状に折り曲げるこ
    とで折り曲げ部を形成すると共に該両折り曲げ部の先端
    辺をさらにそれぞれ同一方向に向けて略直角に折り曲げ
    ることでつば部を形成して構成され、 一方開閉操作パネルのケースの外周辺近傍には該外周辺
    と略平行に2本の溝を並列に設け、前記受け具の折り曲げ部は両者に設けたつば部の突出方
    向がケースの内側方向を向くようにそれぞれケースの2
    本の溝に挿入され、且つ該両つば部はそれぞれケースに
    所定の遊びを設けた状態で係止される ことを特徴とする
    開閉操作パネルの受け具。
JP1991108367U 1991-12-04 1991-12-04 開閉操作パネルの受け具 Expired - Fee Related JP2547878Y2 (ja)

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