JPH0547276U - 開閉操作パネルの受け具 - Google Patents
開閉操作パネルの受け具Info
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- JPH0547276U JPH0547276U JP10836791U JP10836791U JPH0547276U JP H0547276 U JPH0547276 U JP H0547276U JP 10836791 U JP10836791 U JP 10836791U JP 10836791 U JP10836791 U JP 10836791U JP H0547276 U JPH0547276 U JP H0547276U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】受け具を取り付けるケースに反りが生じて該受
け具が吸着する磁石との間に隙間が生じても、該受け具
が必ず対向する磁石に吸着できる構造の開閉操作パネル
の受け具を提供すること。 【構成】金属板の両側辺を略コ字状に折り曲げ該折り曲
げ部11,12の先端辺をさらにそれぞれ略直角に折り
曲げてつば部13,14を設けた受け具1を具備する。
一方操作パネルのケース3に平行な2本の貫通する溝4
1,42を設ける。受け具1の折り曲げ部11,12を
ケース3の溝41,42内に挿入して両つば部13,1
4をそれぞれケース3裏面に所定の遊びl1(=l2)を
設けた状態で係止させる。受け具1は前記遊び分だけケ
ース3の上面から突出できるので、この受け具1が対向
する磁石との間に所定の隙間を生じても、該隙間分だけ
受け具1はケース3の表面に突出して該磁石に吸着す
る。
け具が吸着する磁石との間に隙間が生じても、該受け具
が必ず対向する磁石に吸着できる構造の開閉操作パネル
の受け具を提供すること。 【構成】金属板の両側辺を略コ字状に折り曲げ該折り曲
げ部11,12の先端辺をさらにそれぞれ略直角に折り
曲げてつば部13,14を設けた受け具1を具備する。
一方操作パネルのケース3に平行な2本の貫通する溝4
1,42を設ける。受け具1の折り曲げ部11,12を
ケース3の溝41,42内に挿入して両つば部13,1
4をそれぞれケース3裏面に所定の遊びl1(=l2)を
設けた状態で係止させる。受け具1は前記遊び分だけケ
ース3の上面から突出できるので、この受け具1が対向
する磁石との間に所定の隙間を生じても、該隙間分だけ
受け具1はケース3の表面に突出して該磁石に吸着す
る。
Description
【0001】
本考案は、電子機器本体に開閉自在に取り付けられる操作パネルに関し、特に 該操作パネルを電子機器本体に閉じたときに用いる開閉操作パネルの受け具に関 するものである。
【0002】
図6はビデオ装置等の電子機器本体90に開閉自在に取り付けられた従来の操 作パネル80を示す斜視図である。
【0003】 同図に示すようにこの操作パネル80は略板状であり、その一方の面を構成す るケース81には各種操作ボタンや表示装置が設けられており、その下端辺を中 心として回動自在に電子機器本体90に取り付けられている。またこのケース8 1の上端辺の両端近傍にはそれぞれ金属片からなる受け具83,83が固定され ている。
【0004】 一方電子機器本体90の表面91にも各種操作ボタンや表示装置が設けられて おり、その上端辺の両側近傍にはそれぞれ前記操作パネル80に取り付けた受け 具83,83を吸着する磁石93,93が固定されている。
【0005】 そしてこの電子機器本体90を使用するときは前記操作パネル80を手前側に 開き、一方この電子機器本体90を使用しないときは該操作パネル80を持ち上 げるように回転して受け具83,83をそれぞれ磁石93,93に吸着させて閉 じていた。
【0006】
ところで操作パネル80のケース81は通常合成樹脂製の比較的薄い板(成形 品)で構成されるため、その長さが長くなると(特に長さが約400mm以上になる と)反りが生じ易くなる。またこのケース81を用いて操作パネル80を組み立 てた場合、各部品の寸法誤差等によって組立て後のケース81に反りが生じる場 合もある。
【0007】 そしてこのようにケース81に反りが生じた場合は、この操作パネル80を閉 じた場合に2つの受け具83,83の内の一方の受け具83が磁石93に吸着で きなくなってしまう場合が生じてしまうという問題点があった。
【0008】 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、た とえ受け具を取り付けるケースに反りが生じていても、該受け具が必ず対向する 磁石に吸着できる構造の開閉操作パネルの受け具を提供することにある。
【0009】
上記問題点を解決するため本考案にかかる開閉操作パネルの受け具1は、金属 板の両側辺を略コ字状に折り曲げ該折り曲げ部11,12の先端辺をさらにそれ ぞれ略直角に折り曲げてつば部13,14を設けて構成され、一方開閉操作パネ ルのケース3には平行な2本の貫通する溝41,42を設け、前記受け具1の折 り曲げ部11,12をそれぞれケース3の2本の溝41,42に挿入して該受け 具1の両つば部13,14をそれぞれケース3裏面に所定寸法l1(=l2)の遊 びを設けた状態で係止せしめて構成した。
【0010】
上記の如く構成すれば、受け具1は所定寸法l1の遊びを有した状態でケース 3に取り付けられることとなり、該受け具1は該所定寸法l1分だけケース3の 上面から突出できる。従ってこの受け具1を取り付けたケース3に反りが生じて 該ケース3の受け具1と電子機器本体に取り付けた磁石の間に所定の隙間が生じ たとしても、該隙間分だけ受け具1はケース3の表面に突出し、該磁石に吸着す る。従って受け具1が磁石に吸着しないという事態は生じない。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図3は本考案の第1実施例にかかる受け具1を取り付けた操作パネル100の 全体分解斜視図である。
【0012】 同図に示すようにこの操作パネル100は、略長方形状の合成樹脂製の板状成 形品からなるケース3と、開口部51を有する合成樹脂製の下ケース5を具備し 、両者の間に図示しない各種電子部品を収納した後にケース3を下ケース5の上 からかぶせるようにその開口部51内に収納して構成されている。
【0013】 なおこのとき本考案にかかる2個の受け具1,1は、それぞれケース3の一端 辺の両端近傍に取り付けられており、この状態で下ケース5内に収納される。
【0014】 ここで図1はこのケース3に受け具1を取り付ける状態を示す要部拡大分解斜 視図、図2は該ケース3に受け具1を取り付けた状態を示す要部側断面図である 。
【0015】 両図に示すように、受け具1はバネ材からなる矩形状の金属板の両側辺を略コ 字状に折り曲げて折り曲げ部11,12を形成し、該折り曲げ部11,12の両 先端辺をさらにそれぞれ同一方向に略直角に折り曲げてつば部13,14を形成 して構成されている。この加工はプレス加工によって行う。
【0016】 一方ケース3の1端辺には切欠き31が設けられると共に該切欠き31内には L字状の連結部33が設けられている。そして該連結部33とケース3の隙間に よって溝42が形成される。
【0017】 そして図1に示す連結部33上にこれをまたぐように受け具1が取り付けられ 、さらに該ケース3を下ケース5内に収納する際(図3参照)に該下ケース5の 内側面がケース3の外側面に当接される。
【0018】 これによって図2に示すような構造となる。即ち、ケース3と下ケース5によ って連結部33の両側に貫通する2本の溝41,42が形成されることととなり (溝41は連結部33と下ケース5の隙間によって形成される)、受け具1は該 溝41,42内にその折り曲げ部11,12を挿入した構造となる。
【0019】 このとき、連結部33の上面と受け具1が当接した図2(a)の状態において は、つば部13と連結部33の間の隙間l1と、つば部14とケース3の下面の 間の隙間l2が同一の所定距離となるように各構成部材の寸法が定められている 。
【0020】 つまりこのように構成すれば、受け具1は所定寸法の遊び(ガタ)を有した状 態でケース3に取り付けられることとなる。即ち図2(b)に示すように受け具 は所定寸法l1(=l2)だけケース3の上面から突出できる。
【0021】 そしてこのような構造の受け具1を図3に示すように長尺なケース3の両端近 傍に取り付ければ、たとえ該ケース3に反りが生じて該ケース3の受け具1と電 子機器本体に取り付けた磁石の間に所定の隙間が生じたとしても、該隙間分だけ 受け具1はケース3の表面から突出し、該磁石に吸着する。従って受け具1が磁 石に吸着しないという事態は生じない。
【0022】 図4は本考案の第2実施例を示す要部拡大斜視図である。この実施例における 受け具1′は、バネ材からなる矩形状の金属板の両側辺を略コ字状に折り曲げて 折り曲げ部11′,12′を形成し、該折り曲げ部11′,12′の両先端辺を さらに外側に向けて略直角に折り曲げてつば部13′,14′を形成して構成さ れている。
【0023】 一方ケース3′には2本の平行な貫通する溝41′,42′が形成されている 。
【0024】 そしてこの受け具1′をケース3′に取り付けるには、受け具1′の両折り曲 げ部11′12′を指で同図に示す矢印方向に押圧してその先端をすぼめ、この 状態でケース3′に設けた溝41′42′に挿入すればよい。
【0025】 ここで図5はケース3′に取り付けた受け具1′の状態を示す要部側断面図で ある。同図に示すようにこの実施例においては、受け具1′のつば部13′,1 4′はそれぞれケース3′の裏面に対して所定の隙間l3を介して対向している 。
【0026】 つまりこの実施例においても受け具1′は所定寸法l3の遊びを有した状態で ケース3′に取り付けられることとなる。従って上記第1実施例の場合と同様の 効果を生じる。
【0027】
以上詳細に説明したように、本考案にかかる開閉操作パネルの受け具によれば 、以下のような優れた効果を有する。 受け具を取り付けるケースに反りが生じて該受け具を吸着させたい磁石との 間に所定の隙間が生じたとしても、該受け具がケースから突出することで磁石へ の吸着が確実に行える。
【0028】 構造が簡単で取り付けも容易である。
【図1】本考案の第1実施例を示す要部拡大分解斜視図
である。
である。
【図2】ケース3に取り付けた受け具1の状態を示す要
部側断面図である。
部側断面図である。
【図3】本考案の第1実施例にかかる受け具1を取り付
けた操作パネル100の全体分解斜視図である。
けた操作パネル100の全体分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す要部拡大分解斜視図
である。
である。
【図5】ケース3′に取り付けた受け具1′の状態を示
す要部側断面図である。
す要部側断面図である。
【図6】電子機器本体90に開閉自在に取り付けた従来
の操作パネル80を示す斜視図である。
の操作パネル80を示す斜視図である。
100 操作パネル 1,1′ 受け具 11,12,11′,12′ 折り曲げ部 13,14,13′,14′ つば部 3,3′ ケース 41,42,41′,42′ 溝 5 下ケース
Claims (1)
- 【請求項1】電子機器本体の表面に開閉自在に取り付け
られ、その所定位置に該電子機器本体の表面に取り付け
た磁石に着脱する受け具を取り付けた開閉操作パネルに
おいて、 前記受け具は金属板の両側辺を略コ字状に折り曲げ該折
り曲げ部の先端辺をさらにそれぞれ略直角に折り曲げて
つば部を設けて構成され、一方開閉操作パネルのケース
には平行な2本の貫通する溝を設け、前記受け具の折り
曲げ部をそれぞれケースの2本の溝に挿入して該受け具
の両つば部をそれぞれケース裏面に所定の遊びを設けた
状態で係止せしめたことを特徴とする開閉操作パネルの
受け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108367U JP2547878Y2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 開閉操作パネルの受け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108367U JP2547878Y2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 開閉操作パネルの受け具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547276U true JPH0547276U (ja) | 1993-06-22 |
JP2547878Y2 JP2547878Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14482969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991108367U Expired - Fee Related JP2547878Y2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 開閉操作パネルの受け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547878Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07293092A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | 開閉操作パネルの受け具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS489218U (ja) * | 1971-06-15 | 1973-02-01 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP1991108367U patent/JP2547878Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS489218U (ja) * | 1971-06-15 | 1973-02-01 |
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---|---|---|---|---|
JPH07293092A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | 開閉操作パネルの受け具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2547878Y2 (ja) | 1997-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |