JPH11176507A - 安全コンセント - Google Patents

安全コンセント

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JPH11176507A
JPH11176507A JP36231197A JP36231197A JPH11176507A JP H11176507 A JPH11176507 A JP H11176507A JP 36231197 A JP36231197 A JP 36231197A JP 36231197 A JP36231197 A JP 36231197A JP H11176507 A JPH11176507 A JP H11176507A
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JP
Japan
Prior art keywords
outlet
pair
plug
lids
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP36231197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ono
裕幸 小野
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Main Ltd
Original Assignee
Main Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11176507A publication Critical patent/JPH11176507A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方の電極差し込み口に導電性の金属棒等を
差し込むことによる感電を防止できる安全コンセントを
提供する。 【構成】 コンセント本体11の差し込み口18,18
とコンセント電極部12a,12aとの間にコイルばね
15,15によりプラグ差し込み前に閉じプラグの差し
込みにより開くよう付勢された開閉自在なカバー部13
a,13aを有する一対の蓋13,13を設け、一対の
蓋13,13はそれぞれ係合部13b,13bとつめ部
13d,13dとが設けられ、対応する一方の蓋13の
係合部13bと他方の蓋13のつめ部13dとがお互い
に係合してロックされ、蓋13,13の一対のカバー部
13a,13aを差し込み口18,18を通して同時に
押すことでロックが解除されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児等の感電の危
険を防ぐことができる安全コンセントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電気プラグを差し込むコンセント
は、室内等の低位置に設けられていることが多く、幼児
等がこのコンセントに興味をもって、いたずらで差し込
み口の一方から導電性の金属棒等を差し込んだとき感電
する危険があった。これに対して、例えば、実開平2−
143786号公報には、電極端子差し込み部に回転し
て電極差し込み口が開閉する蓋が付いたコンセントが開
示されているが、蓋を回転させて金属棒を差し込んだと
きに感電する危険があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のコン
セントでは、2つの電極差し込み口のいずれか一方に金
属棒等を差し込んだときに感電する危険を防止すること
ができなかった。なお、例えば、特開平1−17667
4号公報には、電気プラグの電極部分にゴム性のカバー
を設けたプラグキャップが開示されているが、コンセン
トの差し込み口を覆うことができるものではない。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
一方の電極差し込み口に導電性の金属棒等を差し込むこ
とによる感電を防止できる安全コンセントを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の安全コンセントは、コンセント本体の差し
込み口とコンセント電極部との間にコイルばねによりプ
ラグ差し込み前に閉じプラグの差し込みにより開くよう
付勢された開閉自在なカバー部を有する一対の蓋を設
け、該一対の蓋はそれぞれ係合部とつめ部とが設けら
れ、対応する一方の蓋の係合部と他方の蓋のつめ部とが
お互いに係合してロックされ、前記蓋の一対のカバー部
を差し込み口を通して同時に押すことでロックが解除さ
れるものである。一対の差し込み口を覆う独立に回動す
る一対の蓋が閉じた状態でロック状態にあり、同時に蓋
を差し込み口から押したときにのみロックが解除される
ため、一方の差し込み口から導電性の金属棒等を押し込
んでもロックされて開けることができず、幼児等の感電
を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
より具体的に説明する。図1は本発明実施形態の安全コ
ンセントの分解斜視図、図2は本発明実施形態の安全コ
ンセントの斜視図、図3は本発明実施形態の安全コンセ
ントの動作を説明する図である。
【0007】これらの図において、本実施形態の安全コ
ンセント10は、ほぼ四角いケース状に形成されたコン
セント本体11(a.b)内に、一対の電極部材12,
12と、プラグの差し込み口を開閉する一対の蓋13,
13と、これら蓋13,13を回動自在に支持する軸1
4,14及び蓋13,13を開閉自在に付勢するコイル
ばね15,15と、ロック用移動部材16及びこのロッ
ク用移動部材16を動かすロックねじ17とが収納され
ており、コンセント本体11の一方の端面に蓋13,1
3で覆われた差し込み口18,18にプラグを差し込
み、他方の端面から突出されたプラグ電極部12b,1
2bを室内等に設けられたコンセントに差し込むように
構成されている。
【0008】コンセント本体11は、プラスチック等の
材料からなり、ビス20で開閉できる四角い2つ割のケ
ース状に形成され、一方のコンセント本体11aの端面
には、通常のプラグを差し込むための細長いスリット状
に形成された一対の差し込み口18,18が形成され、
他方のコンセント本体11bの端面には、プラグ電極部
12b,12bを突出するための細長いスリット状に形
成された一対のプラグ用孔19,19が形成されてい
る。また、他方のコンセント本体11bの内部には、ロ
ックねじ17の端部に形成された係合部17aを回転自
在に係合させる溝部21が形成されている。
【0009】電極部材12は、電極に適した導電性の金
属材料からなり、細長い板状に形成され、一方の端部側
がプラグを差し込むことができるコンセント電極部12
aが形成され、他方の端部がコンセントに差し込むこと
ができるプラグ電極部12bが形成され、中央部には幅
方向の一端に楔状に突出する突起部12cが形成され、
かつその突起部12cの近傍の側面にはつめ23を有し
幅方向に回動可能に取り付けられたロック片22が設け
られている。プラグ電極部12bと突起部12c及びロ
ック片22の回動する端部とがプラグ用孔19から突出
される。
【0010】ロック用移動部材16は、プラスチック材
からなり、矩形板状に形成され、その両端部には、つめ
23,23がそれぞれ係入する溝部16a,16aが形
成され、中央部にはロックねじ17がねじ込まれるねじ
部16bが形成されている。ロックねじ17は、コンセ
ント本体11bの一側面に形成された孔24を通してロ
ック用移動部材16のねじ部16bにねじ込まれ、かつ
端部の係合部17aが溝部21に回転自在に係合されて
いる。このロック用ねじ17を回すことによりロック用
移動部材16が移動し、このロック用部材16の溝部1
6a,16aに係入されたつめ23,23を介してロッ
ク片22,22が回動するようになっている。すなわ
ち、ロック用移動部材16、ロック用ねじ17、ロック
片22及び電極部材12,12に形成した突起部12
c,12c等によりロック機構を構成し、ロック用ねじ
17を回してロック片22,22を突起部12c,12
cと反対側に回動させることでプラグ電極部12b,1
2bを挿入した状態でコンセントの孔にロックし、また
ロック用ねじ17を回しロック用部材16を元に戻すこ
とでロックを解除できるようになっている。
【0011】一対の蓋13,13は、それぞれコンセン
ト本体11a内の差し込み口18,18近傍の両側に配
置された軸14,14に回動自在に取り付けられ、かつ
それぞれコイルばね15,15により差し込み口18,
18が閉じられる互いに反対方向に付勢されている。蓋
13は、非導電性のプラスチック等の材料からなり、差
し込み口18を内側から覆う細長い帯板状のカバー部1
3aと、このカバー部13aの一方の端部側をL字形に
曲折した係合部13bと、このカバー部13aの他方の
端部側から他の差し込み口18側へ直角方向に延出され
たアーム部13cと、このアーム部13cの端部を曲折
したつめ部13dとを有する形状に形成されている。そ
して、同じ形状に形成された一対の蓋13,13は、一
方の係合部13b,13bが他方のつめ部13d,13
dに向き合って係合するよう配置されている。すなわ
ち、一対の蓋13,13は、それぞれコイルばね15,
15により付勢されて差し込み口18,18がカバー部
13a,13aにより覆われて閉じた状態にあるとき、
それぞれの係合部13b,13b及びつめ部13d,1
3dが係合してロックされた状態にある。
【0012】次に、上記構成の安全コンセント10の動
作を説明する。まず、プラグ電極部12b,12bを室
内にあるコンセントの孔に差し込む。そして、ドライバ
ーによりロック用ねじ17を回すことによりロック用移
動部材16を移動し、ロック片22,22を突起部12
c,12cと反対方向に回動させる。これにより、コン
セントの孔の内部で突起部12c,12cとロック片2
2,22の端部とによりロックされ、プラグ電極部12
b,12bの抜き出しができなくなる。また、ロック用
ねじ17を元の状態に回すことで、ロックを解除するこ
とでプラグ電極部12b,12bを抜き出すことができ
る。次に、図3(b)に示すように、所定のプラグ1を
差し込み口18,18から差し込み、その先端部をそれ
ぞれカバー部13a,13aの表面に当接させて、コイ
ルばね15,15の付勢力に抗して押し込むと、蓋1
3,13が軸14,14を中心に回動するとともに、そ
れぞれの係合部13b,13bとつめ部13d,13d
との係合が同時に外されてロック状態が解除される。そ
して、さらにプラグ1を押し込むと、図3(c)に示す
ように、蓋13,13がそれぞれ回動して差し込み口1
8,18を覆うカバー部13a,13aが開き、プラグ
1がコンセント電極部12a,12aに差し込まれる。
これにより通常のコンセントと同様に使用することがで
きる。次に、プラグ1を差し込んでない状態において、
図3(a)に示すように、導電性の細い金属棒2等を一
方の差し込み口18から差し込んだときには、その金属
棒2の端部が一方の蓋13のカバー部13aを押して
も、他方の蓋13のつめ部13dが係合部13bに係合
しているため外すことができずロックを解除することが
できず、差し込み口18,18を覆うカバー部13a.
13aを開くことができない。したがって、幼児等が金
属棒2を一方の差し込み口18から差し込んでも開ける
ことができないため感電の危険がなくなる。
【0013】上記構成の安全コンセント10では、室内
等のコンセントの孔にプラグ電極部12b,12bを差
し込みロック用ねじ17を回すことでロックができ、ま
た元に戻すことでロックの解除ができる。そして、プラ
グ1を差し込み口18,18から押し込むことで蓋1
3,13を同時に回動させてカバー部13a,13aを
開くとともに係合部13bとつめ部13dのロックを解
除してコンセント電極部12a,12aに差し込むこと
ができる。また、プラグ1が差し込まれていないとき
に、蓋13,13はコイルばね15,15の付勢力によ
り回動し、カバー部13a,13aが差し込み口18,
18を覆い閉じた状態であるとともに、係合部13bと
つめ部13dとが係合してロック状態になる。このロッ
ク状態では、一方の差し込み口18から金属棒2を押し
込んでも蓋13,13を回動させることができずロック
を解除できないため、幼児等の感電の危険がなくなる。
また、本実施形態では、プラグ電極部12b,12bを
コンセントの孔にロックすることができるため、プラグ
1を抜き出しても同時に外れることがなくなる。
【0014】なお、上記実施形態では、ケース状に形成
したコンセント本体11にプラグ電極部12b,12b
を設けた例を説明したが、通常の差し込み口を有するだ
けのコンセントであればよく、例えば、室内に設けられ
るコンセントに適用することもできる。また、一対の蓋
13,13は、それぞれ独立に回動し、かつ閉じた状態
で互いにロック状態になり同時にプラグで押したときに
のみロックが解除される構造であればよく、その形状も
実施形態に限定されない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の安全コン
セントでは、一対の差し込み口を覆う独立に回動する一
対の蓋が閉じた状態でロック状態にあり、同時に蓋を差
し込み口から押したときにのみロックが解除されるた
め、一方の差し込み口から導電性の金属棒等を押し込ん
でも開けることができないため、幼児等の感電を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の安全コンセントの分解斜視図
である。
【図2】本発明実施形態の安全コンセントの斜視図であ
る。
【図3】本発明実施形態の安全コンセントの動作を説明
する図である。
【符号の説明】
10 安全コンセント 11 コンセント本体 12 電極部材 12a コンセント電極部 12b プラグ電極部 12c 突起部 13 蓋 13a カバー部 13b 係合部 13c アーム部 13d つめ部 14 軸 15 コイルばね 16 ロック用移動部材 17 ロック用ねじ 18 差し込み口 19 プラグ用孔 21 溝部 22 ロック片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセント本体の差し込み口とコンセン
    ト電極部との間にコイルばねによりプラグ差し込み前に
    閉じプラグの差し込みにより開くよう付勢された開閉自
    在なカバー部を有する一対の蓋を設け、該一対の蓋はそ
    れぞれ係合部とつめ部とが設けられ、対応する一方の蓋
    の係合部と他方の蓋のつめ部とがお互いに係合してロッ
    クされ、前記蓋の一対のカバー部を差し込み口を通して
    同時に押すことでロックが解除されることを特徴とする
    安全コンセント。
JP36231197A 1997-12-12 1997-12-12 安全コンセント Pending JPH11176507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36231197A JPH11176507A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 安全コンセント

Applications Claiming Priority (1)

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JP36231197A JPH11176507A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 安全コンセント

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Publication Number Publication Date
JPH11176507A true JPH11176507A (ja) 1999-07-02

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ID=18476528

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JP36231197A Pending JPH11176507A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 安全コンセント

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JP (1) JPH11176507A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6317312B1 (en) * 1999-01-27 2001-11-13 Yazaki Corporation Power-supply breaker apparatus
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US6333845B1 (en) * 1999-01-27 2001-12-25 Yazaki Corporation Power-supply breaker apparatus
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US6456187B2 (en) * 1999-08-18 2002-09-24 Autonetworks Technologies, Ltd. Breaker apparatus

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