JPH073175U - 扉付属装置 - Google Patents

扉付属装置

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JPH073175U
JPH073175U JP2914693U JP2914693U JPH073175U JP H073175 U JPH073175 U JP H073175U JP 2914693 U JP2914693 U JP 2914693U JP 2914693 U JP2914693 U JP 2914693U JP H073175 U JPH073175 U JP H073175U
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JP
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door
corner
slider
rack base
magnet catch
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JP2914693U
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正史 杉本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受信機のラック台または家具等
の扉付属装置に関し、扉の開閉に際し扉の振動を防止す
る。 【構成】 矩形扉の4つの隅部C1,C2,C3,C4
の内、3つの隅部C1,C2,C4は同一平面に位置
し、1つの隅部C3は摺動子3aの移動量だけラック台
10の奥行き側に変位した位置にくるよう変形させた構
成。この構成により摺動子3aが扉開側に移動しても、
扉2Lの隅部C3は変位量6の間ストッパー4と接触し
ており扉2Lの振動を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビジョン受信機等のラック台または収納家具等の扉付属装置に 用いる扉の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の扉付属装置たとえばラック台1は図4、図5に示すごとく、5面体すなわ ち天板1a、底板1b、両側の側板1c、後面板1dとからなり、開口側に片開 き扉または両開き扉を備えている。当然のことながらラック台1に備えた扉2a ,2bは蝶番(図示せず)等により開閉(回動)可能に取り付いている。
【0003】 さらに、前記扉2a,2bの閉状態を維持する構成として、扉2a,2bの後 ろ側に金具5を所定に取り付け、天板1aの裏面に配設したマグネットキャッチ 3により磁性吸引している。
【0004】 さらに、底板1bにはマグネットキャッチ3に対抗する位置に、扉2a,2b の位置決め用ストッパ4を配設している。このストッパ4が扉2a,2bと当接 する端面位置は、前記マグネットキャッチ3の端面より所定量だけ扉側(操作者 側)に近い位置に設けている。
【0005】 上記の如く構成した扉たとえば左側の扉2aを開ける場合、扉2aのマグネッ トキャッチ3に対応する部分を押すと、扉2aはマグネットキャッチ3の摺動子 3aにより所定量だけ押され、前面側に移動して開く構成となっている。
【0006】 なお図5において、実線で示す扉2aは開いた状態(マグネットキャッチの摺 動子3aが前進している状態)、破線で示す扉2aは閉じた状態(マグネットキ ャッチの摺動子3aが後退している状態)を示す。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、扉2a,2bが透明なアクリル樹脂等の軽くて剛性の低い材料 で構成されている場合、例えば扉2aのマグネットキャッチに対応する部分を押 圧すると、扉2aの全体すなわち扉の上端下端が共に移動するが、その際扉の下 端側が前後に細かく振動するという問題点を有していた。
【0008】 本考案は上記問題に鑑み、扉の開閉に際し、扉の振動を防止する扉形状を提供 するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は例えば矩形平板のアクリル樹脂等からな る扉において、扉の四隅の内、下端側の右隅部または左隅部の位置が、他の3つ の隅部が位置する同一平面に対し所定量だけラック台の奥行き側に変位した(ず れた)位置にくるよう変形させた形状としている。
【0010】 具体的には、扉のストッパーと接触する右隅部または左隅部の位置を他の3つ の隅部に対し、マグネットキャッチを構成する摺動子の移動量と同等もしくは若 干大きめの寸法だけラック台の奥行き側に位置するよう設定するものである。
【0011】 右隅部または左隅部の位置が変位した(ずれた)形状の扉は、予め所定の形状 金型を用意し樹脂成形する手段、または扉の外形を有する平板を熱プレス加工す る手段など任意の手段を用いて実施される。
【0012】
【作用】
本考案は上記構成により、樹脂部材からなる扉でも扉開閉の際の振動を防止す る。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例をラック台に付属する扉装置により説明する。
【0014】 図1は本考案装置の一実施例におけるラック台10の要部断面図を示し、図2 は図1のラック台10に用いる左扉2Lの斜視図、図3はもう一つの実施例の左 扉2L−1の斜視図である。
【0015】 図1においてラック台10を構成する各部は図4の従来例と同一で、1aは天 板、1bは底板、1cは側板(図示せず)、1dは後面板(図示せず)、2Lは 左扉、2Rは右扉(図示せず)、3はマグネットキャッチ本体、3aはマグネッ トキャッチを構成する移動部分の摺動子、4はストッパー、5は扉に設けたマグ ネッチキャッチの受け金具、6はマグネットキャッチ3を構成する摺動子3aの 移動量である。
【0016】 なお図1において、実線で示す扉2Lは開いた状態(マグネットキャッチの摺 動子3aが前進している状態)、破線で示す扉2Lは閉じた状態(マグネットキ ャッチの摺動子3aが後退している状態)を示す。
【0017】 以上のように構成されたラック台10において、扉の開閉動作を左側の扉2L により代表して説明する。
【0018】 左扉2Lは透明なアクリル樹脂部材などからなり、図2に示す形状に樹脂成形 または熱プレス加工されている。すなわち、矩形からなる左扉2Lの4つの隅部 C1,C2,C3,C4の内、3つの隅部C1,C2,C4は同一平面に存在( 位置)し、1つの隅部C3はC1,C2,C4の存在(位置)する平面から摺動 子3aの移動量だけ後退した位置(ラック台10の奥行き方向に変位した位置) に存在するよう外形が形成されている。
【0019】 左扉2Lの閉状態においては、左扉2Lの上端側の右隅部C4はマグネットキ ャッチ3により所定位置に強制吸着される。一方、下端側の右隅部C3は前述の ごとく隅部C4より後方側(ラック台の奥行き側)に予め変位した位置にある。
【0020】 この結果、マグネットキャッチ3の吸着力によって、右隅部C3は図2に示す 変位量7だけたわんだ状態でストッパ4に当接する。したがって、閉状態におい て扉は見かけ上平板となる。
【0021】 また、扉2Lを開ける際、摺動子3aの押圧力により扉2Lの隅部C4が開方 向に移動した場合にも、隅部C4の移動量が符号6で示す間は(隅部C3のたわ みがゼロになる迄の間は)隅部C3はストッパー4と当接した状態を維持する。 この構成により、扉2Lを開ける際、扉2Lのマグネットキャッチ3に対応する 部分を押し、摺動子3aが前方に移動して扉2Lを開方向に移動させても、扉の 隅部C3は移動量6の間、常にストッパー4と接していることになり、扉の振動 は発生しない。
【0022】 なお、左扉2Lは図2の形状に限らず任意で、例えば図3に示すように扉2L −1の上端側の右隅部を手前側(操作者側)に変位した形状に構成してもよい。 また、扉を構成する部材についても任意で、樹脂部材の他に従来のガラス部材等 任意の部材を用いてよいことは言うまでもない。
【0023】 さらに、上記実施例としてラック台の例を述べたが、別段ラック台に限らず家 庭用の各種収納家具など任意の扉付属装置として構成してよいことは言うまでも ない。
【0024】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、扉を開ける際に扉のマグネットキャッチに対応 する部分を押し、マグネットキャチの摺動子が前方に移動しても、移動量6の間 、扉の下端部は常にストッパーと接し、扉の不要な振動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一実施例におけるラック台の要部
断面図
【図2】本考案の一実施例における左扉の斜視図
【図3】本考案の一実施例におけるもう一つ左扉の斜視
【図4】従来のラック台の斜視図
【図5】図4の要部断面図
【符号の説明】
1a 天板 1b 底板 1c 側板 1d 後面板 2L,2L−1 左扉 3 マグネットキャッチ 3a 摺動子 4 ストッパー 5 金具 6 摺動子の移動量 7 変位量 10 ラック台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に取り付けられ,マグネットキ
    ャッチによって閉状態を維持する扉の1つの隅部が、前
    記扉の他の隅部が位置する同一平面より所定量だけ変位
    した位置にくるよう変形させたことを特徴とする扉付属
    装置。
  2. 【請求項2】 前記扉の1つの隅部の変位量を、前記マ
    グネットキャッチを構成する摺動子の移動量と同等以上
    としたことを特徴とする請求項1記載の扉付属装置。
JP2914693U 1993-06-01 1993-06-01 扉付属装置 Expired - Lifetime JP2566849Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2914693U JP2566849Y2 (ja) 1993-06-01 1993-06-01 扉付属装置

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JP2914693U JP2566849Y2 (ja) 1993-06-01 1993-06-01 扉付属装置

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JPH073175U true JPH073175U (ja) 1995-01-17
JP2566849Y2 JP2566849Y2 (ja) 1998-03-30

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ID=12268130

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JP2914693U Expired - Lifetime JP2566849Y2 (ja) 1993-06-01 1993-06-01 扉付属装置

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WO2008123013A1 (ja) * 2007-03-08 2008-10-16 Panasonic Corporation 機器の搭載台

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JP2566849Y2 (ja) 1998-03-30

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