JPH06350265A - 電気機器用筐体の開閉窓装置 - Google Patents

電気機器用筐体の開閉窓装置

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JPH06350265A
JPH06350265A JP14071693A JP14071693A JPH06350265A JP H06350265 A JPH06350265 A JP H06350265A JP 14071693 A JP14071693 A JP 14071693A JP 14071693 A JP14071693 A JP 14071693A JP H06350265 A JPH06350265 A JP H06350265A
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JP
Japan
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closed
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Pending
Application number
JP14071693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Kawazoe
正道 川添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06350265A publication Critical patent/JPH06350265A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料や加工などによるバラツキが少なく、安
定した開閉状態を維持できる開閉窓装置を得る。 【構成】 正面カバー4の開口部の一部分に引戸式の開
閉窓8を設けるものにおいて、開閉窓8の一端に、開閉
窓8を閉じたとき上記開口部の端縁と係合する係合部を
有する把手1を設け、かつ、上記係合部及び開口部の端
縁のいずれか一方に永久磁石1aを設け他方を磁性体に
して開閉窓8を閉じたとき上記永久磁石1aと磁性体が
吸着するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、保護継電器や各種制
御装置類を収納する電気機器用筐体において、収納した
保護継電器や各種制御装置類の操作・設定などを行うた
めの開閉窓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気機器用筐体としては、
例えば図8,図9及び図10に示すものがあった。図8
は保護継電器用筐体において正面カバーを取外した状態
を示す斜視図であり、図において、2は保護継電器の主
要部を収納するケース、3はケース2の前面側左右両端
に設置されたスタッドである。4はケース2の前面を覆
う正面カバーで、金属板で形成されたカバー枠5の開口
部にレール部7aを介して設けられた固定透明窓7と、
レール部7aに開閉できるように嵌められた引戸式開閉
窓8を設け、左右両端につまみねじ6が嵌装されてい
る。1は引戸式開閉窓8の把手である。正面カバー4は
つまみねじ6をスタッド3に螺合することによりケース
2に装着される。図示してないが、引戸式開閉窓8を開
いて、収納された保護継電器の操作・設定など行うよう
に構成されている。
【0003】図9において(a)は正面カバー4の正面
図、(b)は正面カバー4の平面図、(c)は正面カバ
ー4の側面図である。図において、10は引戸式開閉窓
8の上端が摺接するように設けられたスプリングであ
り、11はスプリング10を固定するためのブロック材
である。なお、スプリング10と引戸式開閉窓8の上端
との関係は図10に示すように、引戸式開閉窓8の上端
に係合凹部8aを設け、引戸式開閉窓8を閉じたとき、
係合凹部8aにスプリング10が係合して閉じた状態を
維持するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気機器用筐体
の開閉窓装置は以上のように構成されているので、スプ
リング10の材料や加工などのバラツキにより引戸式開
閉窓8との係合状態が安定せず、開閉が固かったり緩か
ったり、閉じた状態を維持できない場合があった。ま
た、スプリング10が脱落する不安もあるなどの問題点
があった。この発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、材料や加工などのバラツキが少な
く、安定した開閉状態を維持できる開閉窓装置得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気機器
用筐体の開閉窓装置は、筐体の前面に着脱できるように
装着された正面カバーと、上記正面カバーの開口部の一
部分に引戸式の開閉窓を設けるものにおいて、開閉窓の
一端に、開閉窓を閉じたとき上記開口部の端縁と係合す
る係合部を有する把手を設け、かつ、上記係合部及び開
口部の端縁のいずれか一方に永久磁石を設け他方を磁性
体にして、開閉窓を閉じたとき上記永久磁石と磁性体が
吸着するように構成したものである。
【0006】また、把手の断面形状をL字形にすると共
に、開閉窓を閉じたとき把手の係合部が開閉窓の端縁と
重なるように形成し、重なる部分のいずれか一方に永久
磁石を設け他方を磁性体にして、開閉窓を閉じたとき上
記永久磁石と磁性体が吸着するように構成した。
【0007】
【作用】この発明における電気機器用筐体の開閉窓装置
は、開閉窓を閉じたとき、開閉窓に設けた把手と正面カ
バーの開口部の端縁とが永久磁石により吸着する構成な
ので、材料や加工などのバラツキが少なく、安定した開
閉状態を維持できる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図
1,図2及び図3に基づいて説明する。図3は保護継電
器用筐体において正面カバーを取外した状態を示す斜視
図であり、図において、2は保護継電器の主要部を収納
するケース、3はケース2の前面側左右両端に設置され
たスタッドで、これらは上記図8〜図10の従来装置と
同一である。4ははケース2の前面を覆う正面カバー
で、鉄板で形成されたカバー枠5の開口部にレール部7
aを介して設けられた固定透明窓7と、レール部7aに
開閉できるように嵌められた引戸式開閉窓8を設け、左
右両端につまみねじ6が嵌装されている。1は詳細を図
2に示すように形成された引戸式開閉窓8の把手であ
り、後述のように引戸式開閉窓8を閉じたとき、永久磁
石によりカバー枠5に吸着するものである。正面カバー
4はつまみねじ6をスタッド3に螺合することによりケ
ース2に装着される。図示してないが、引戸式開閉窓8
を開いて、収納された保護継電器の操作・設定など行う
ように構成されている。
【0009】図1において(a)は正面カバー4の正面
図、(b)は正面カバー4のb−b線における断面図、
(c)は正面カバー4のc−c線における断面図であ
る。把手1にはカバー枠5に吸着するゴム磁石1aが設
けられている。即ち、図2には把手1の詳細を示すもの
で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面
図、(d)は背面図である。1aはゴム磁石で、L字形
に形成された把手1の背面のくぼみに嵌め込まれてい
る。1bは引戸式開閉窓8に取付けるためのねじ穴であ
る。上記構成において、引戸式開閉窓8閉じたとき、把
手1のゴム磁石1aを設けた部分がカバー枠5の開口部
の端縁と重なるように係合するので、把手1がカバー枠
5に吸着され、安定した開閉状態を維持する。開くとき
はゴム磁石1aの吸着力に抗して引き開ける。なお、ゴ
ム磁石1aは把手1のくぼみに嵌め込んだものを示した
が、図5に示すように、くぼみを設けないで直接把手1
に接着したものでもよい。
【0010】実施例2.上記実施例1においては、引戸
式開閉窓8を正面カバー4の右端に配置し、左右方向に
開閉するものをしめしたが、左端に配置してもよいし、
図4に示すように上下方向に開閉するように配置するこ
ともできる。
【0011】実施例3.図6は把手1にフェライト磁石
1cを設けたものであり、この場合継鉄1dを使用して
取付け脚1eで固着されている。1fは取付けねじであ
る。図7は図6と同様の構成で継鉄1dの方向を変えた
ものであり、いずれも引戸式開閉窓8が大形で強い吸着
力が必要な場合に用いる。
【0012】実施例4.なお、カバー枠5がアルミニウ
ム板の場合には、把手1の位置に対向して鉄板を貼付け
てもよいし、カバー枠5の側に磁石を設け、把手1側に
鉄板を貼付けたものでもよい。また、引戸式開閉窓8を
閉じたとき、把手1とカバー枠5の開口部の端縁とが互
いに突きあい係合するように形成して、その係合部のい
ずれか一方に永久磁石を設けたものでもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、開閉窓
を閉じたとき、開閉窓に設けた把手と正面カバーの開口
部の端縁とが永久磁石により吸着する構成なので、材料
や加工などのバラツキが少なく、安定した開閉状態を維
持できる。また、把手の断面形状をL字形にすると共
に、開閉窓を閉じたとき把手の係合部が開閉窓の端縁と
重なるように形成し、この重なる部分に永久磁石を設け
たものは、開閉の際永久磁石の吸着面に沿って除除にす
べらせて吸着・引離しするので、開閉に力を要せず滑ら
かな開閉ができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の正面カバーの詳細図であ
る。
【図2】この発明の一実施例における把手の詳細図であ
る。
【図3】この発明の一実施例における筐体の分解斜視図
である。
【図4】この発明の実施例2における筐体の分解斜視図
である。
【図5】この発明における把手の他の実施例の詳細図で
ある。
【図6】この発明における把手の他の実施例の詳細図で
ある。
【図7】この発明における把手の他の実施例の詳細図で
ある。
【図8】従来の装置の筐体の分解斜視図である。
【図9】従来の正面カバーの詳細図である。
【図10】従来の装置に使用するスプリング部分の斜視
図である。
【符号の説明】
1 把手 1a 永久磁石 2 ケース 4 正面カバー 5 カバー枠 7 固定透明窓 8 引戸式開閉窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前面に着脱できるように装着され
    た正面カバーと、上記正面カバーの開口部の一部分に引
    戸式の開閉窓を設けるものにおいて、上記開閉窓の一端
    に、開閉窓を閉じたとき上記開口部の端縁と係合する係
    合部を有する把手を設け、かつ、上記係合部及び開口部
    の端縁のいずれか一方に永久磁石を設け他方を磁性体に
    して開閉窓を閉じたとき上記永久磁石と磁性体が吸着す
    るように構成したことを特徴とする電気機器用筐体の開
    閉窓装置。
  2. 【請求項2】 把手の断面形状をL字形にすると共に、
    開閉窓を閉じたとき把手の係合部が開閉窓の端縁と重な
    るように形成し、上記重なる部分のいずれか一方に永久
    磁石を設け他方を磁性体にして開閉窓を閉じたとき上記
    永久磁石と磁性体が吸着するように構成したことを特徴
    とする請求項1記載の電気機器用筐体の開閉窓装置。
JP14071693A 1993-06-11 1993-06-11 電気機器用筐体の開閉窓装置 Pending JPH06350265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14071693A JPH06350265A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 電気機器用筐体の開閉窓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14071693A JPH06350265A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 電気機器用筐体の開閉窓装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06350265A true JPH06350265A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15275053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14071693A Pending JPH06350265A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 電気機器用筐体の開閉窓装置

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JP (1) JPH06350265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013110536A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Purpose Co Ltd 筐体モジュール、リモコン装置および給湯・追焚装置
CN108966540A (zh) * 2018-08-01 2018-12-07 赖子丹 一种信息化教学的无线手持设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4133007B2 (ja) * 2002-06-14 2008-08-13 Hoya株式会社 内視鏡の挿入部に対する汚染防止シースの被覆方法

Patent Citations (1)

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