JPH1162423A - 換気装置および換気装置用フィルタ装置 - Google Patents

換気装置および換気装置用フィルタ装置

Info

Publication number
JPH1162423A
JPH1162423A JP9227126A JP22712697A JPH1162423A JP H1162423 A JPH1162423 A JP H1162423A JP 9227126 A JP9227126 A JP 9227126A JP 22712697 A JP22712697 A JP 22712697A JP H1162423 A JPH1162423 A JP H1162423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
filter
holder
ventilation
apparatus main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9227126A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Sawara
得司 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sahara Buresu Kogyo KK
Original Assignee
Sahara Buresu Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sahara Buresu Kogyo KK filed Critical Sahara Buresu Kogyo KK
Priority to JP9227126A priority Critical patent/JPH1162423A/ja
Publication of JPH1162423A publication Critical patent/JPH1162423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気状態にあっても、外気中の花粉等の塵埃
の室内への侵入を防止することができる換気装置を提供
する。 【解決手段】 装置本体10の主壁11には換気口15
が形成されている。フィルタ手段30は、フィルタ31
とこのフィルタ31を保持する断面コ字形のホルダ32
とを有している。このフィルタ31が換気口15を塞ぐ
ように、ホルダ32の長手方向両端部は、マグネット手
段40により上記主壁11に着脱可能に装着される。こ
のマグネット手段40は、主壁11に取り付けられたさ
れた第1マグネット41と、ホルダ32に取り付けられ
た第2マグネット42とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシ戸等に設け
られる換気装置とフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られるサッシ戸取付け型の換
気装置は、サッシ戸の上縁部または下縁部に設置される
よう細長い構造を有しており、この換気装置によってサ
ッシ戸を閉めたままで室内の自然換気を行なえるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外気と室内
の空気が自由に通過可能な従来の換気装置では、外気中
の花粉やその他の塵埃が室内に侵入するため、花粉症等
のアレルギー疾患をもつ居住者にとっては、不都合があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、
(イ)換気口を有する装置本体と、(ロ)装置本体と別
体をなすフィルタ手段と、(ハ)フィルタ手段が上記換
気口を覆うように、該フィルタ手段を着脱可能に装置本
体に取り付けるマグネット手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載の換気
装置において、上記フィルタ手段が、フィルタと、この
フィルタを保持するホルダとを有し、このホルダが、上
記マグネット手段により装置本体に取り付けられること
を特徴とする。請求項3の発明は、請求項1または2に
記載の換気装置において、上記ホルダが断面ほぼコ字形
をなし、その正面壁に通気口が形成され、背面側開口が
上記装置本体の換気口に対峙していることを特徴とす
る。請求項4の発明は、請求項2または3に記載の換気
装置において、上記マグネット手段は、装置本体に取り
付けられた第1マグネットと、ホルダに取り付けられた
第2マグネットとを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の換気装置において、上記装置本体は細長く形
成されるとともに室内側に面する主壁を有し、この主壁
に上記換気口が形成され、さらに、(i)上記主壁の裏
側に配置された作動板と、(ii)上記主壁に長手方向に
沿ってスライド可能に支持されるとともに上記作動板と
連携し、上記作動板を上記第1,第2のスライド位置間
でスライドさせ、第1スライド位置で換気口を開き、第
2スライド位置で換気口を閉じる操作つまみと、を備
え、上記フィルタ手段が、上記主壁の室内側の面に装着
されることを特徴とする。請求項6の発明は、請求項5
に記載の換気装置において、上記ホルダが断面ほぼコ字
形で細長く形成され、その正面壁が上記換気口と操作つ
まみを覆い、背面側開口が上記装置本体の換気口に対峙
しており、ホルダの正面壁には、通気口が形成されると
ともに補助操作つまみが長手方向にスライド可能に支持
され、この補助操作つまみが上記装置本体の操作つまみ
と着脱可能に連結されていることを特徴とする。請求項
7の発明は、請求項6に記載の換気装置において、上記
装置本体の操作つまみとフィルタ手段の補助操作つまみ
の対向面の一方に凹部が形成され、他方にこの凹部に嵌
まり込む凸部が形成されていることを特徴とする。請求
項8の発明は、換気装置用フィルタ装置において、換気
装置の壁に沿いこの壁に形成された換気口を覆うように
して配置されるフィルタと、このフィルタを保持するホ
ルダと、ホルダを装置本体の壁に着脱可能に装着するマ
グネット手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
わる換気装置を図1〜図3に基づき詳細に説明する。こ
の換気装置は、サッシ戸の例えば上框に取り付けられる
ものである。図1に示すように、換気装置は、アルミ型
材等の金属(非磁性材料)からなる細長い装置本体10
を備えている。装置本体10は、室内側に面する垂直平
板形状の前壁11(主壁)と、この前壁11の下端部に
設けられた支持部12と、前壁11の上端部に設けられ
た嵌込部13とを有している。支持部12には、ガラス
板の上縁がはめ込まれて支持されるようになっている。
また嵌込部13は、上記サッシ戸の上框にはめ込まれる
ようになっている。
【0008】図2に示すように、前壁11には正面から
見て右側部に細長い操作窓14が形成され、この操作窓
14の左側には、多数のスリット形状の換気口15が長
手方向に等間隔をなして形成されている。この換気口1
5の形成領域は、前壁11の左端にまで達している。
【0009】図1に示すように、支持部12と嵌込部1
3との間には、装置本体10の一部をなす背板17(背
壁)が取り付けられている。この背板17は、上記前壁
11と対峙しており、両者の間には、内部空間18が形
成されている。この背板17には長手方向に等間隔をな
して多数の換気口19が形成されている。図2に示すよ
うに、装置本体10の両端(長手方向に対峙する両端)
には、樹脂製のキャップ20が取り付けられている。
【0010】さらに換気装置は、内部空間18内に収容
された作動板25を備えている。この作動板25は、ア
ルミ型材等の金属からなり、装置本体10の長手方向に
細長い平板形状をなしている。この作動板25は、上側
縁に、長手方向に沿って延びる軸部25aを有してお
り、下側縁には、長手方向に離間して複数の突起25b
(カムフォロア)を有している。装置本体10の前壁1
1には、換気口15の上方に位置して、軸受16が形成
されている。この軸受16に上記軸部25aが挿入され
ることにより、作動板25は、装置本体10に揺動可能
かつ長手方向にスライド可能に支持されている。
【0011】上記前壁11と背板17との間には、長手
方向に離間した複数の支持部材26が架け渡されて支持
されている。これら支持部材26は換気口15の下方に
位置しており、各支持部材26には、カム部材27(カ
ム機構)が固定されている。カム部材27の上面にはカ
ム溝27aが形成されている。このカム溝27aは、前
壁11に対して傾斜する傾斜部と、この傾斜部の両端に
形成され前壁11と平行をなす平行部とを有している。
このカム溝27aに、上記作動板25の突起25bが挿
入されて案内される。
【0012】換気装置は、前壁11にスライド可能に支
持された操作つまみ28を備えている。この操作つまみ
28は、つまみ本体28aと、裏板28bとを有してい
る。つまみ本体28aの前端部は、前壁11の操作窓1
4に、長手方向スライド可能に収容されており、前壁1
1から若干突出している。つまみ本体28aは、作動板
25の正面から見て右側部に形成された嵌合孔(図示し
ない)に嵌合されることにより、この作動板25と連携
されており、これにより、操作つまみ28の左右方向の
操作に追随して、作動板25がスライドするようになっ
ている。
【0013】次に、本発明と特徴部について説明する。
換気装置は、図3に最も良く示されているように、装置
本体10と別体をなすフィルタ手段30(フィルタ装
置)を備えている。このフィルタ手段30は、断面が偏
平四角形をなす細長いフィルタ31と、このフィルタ3
1を保持する細長いホルダ32と、このホルダ32の両
端に取り付けられた一対のサイドピース33とを有して
いる。
【0014】上記ホルダ32は、アルミ型材(非磁性材
料)からなり、正面壁32a,上壁32b,下壁32c
を有して、断面ほぼコ字形をなし、背面側が解放されて
いる。また、上壁32b,下壁32cの後縁には、これ
ら壁32b,32cと直角をなし正面壁32aと平行を
なす保持片32dが、ホルダ32の全長にわたって形成
されている。正面壁32aには、スリット形状の多数の
通気口35が、その長手方向に等間隔をなして形成され
ている。この通気口35は、正面壁32aの右端部を除
いて形成され、その形成領域は左端にまで達している。
通気口35の形成領域は、装置本体10の換気口15の
形成領域にほぼ対峙している。このホルダ32に、上記
フィルタ31が収容されている。フィルタ31は、ホル
ダ32の背面側開口から装着し、ここから取り外すこと
ができる。ホルダ32はフィルタ31を覆うフィルター
カバーの役割も担う。上下一対の保持片32dは、この
フィルタ31を安定して保持する役割を担う。
【0015】サイドピース33は、樹脂等(非磁性材
料)からなり、ホルダ32の断面形状にほぼ合致した形
状を有しており、ホルダ32の両端にはめ込まれてい
る。なお、このサイドピース33の上下には切欠33a
が形成されており、この切欠33aにホルダ32の上下
壁32b,32cの加圧変形部を入り込ませることによ
りサイドピース33がホルダ32に固定されている。な
お、ホルダ32にタッピングホールを形成し、ねじによ
りサイドピース33を固定してもよい。サイドピース3
3は、フィルタ31を安定して支持し、その位置ずれを
阻止するととともに、ホルダ32の両端開口を塞いで外
観を良好にする役割を担う。
【0016】各サイドピース33には、マグネット42
(第2マグネット)が固定されている。他方、装置本体
10の前壁11の室内側の面には、換気口15の形成領
域の長手方向両端部またその近傍に位置して、マグネッ
ト41(第1マグネット)が固定されている。装置本体
10側のマグネット41と、上記フィルタ手段30側の
マグネット42により、マグネット手段40が構成され
ている。
【0017】上記構成の換気装置において、フィルタ手
段30は、マグネット42をマグネット41に吸着させ
るようにして、装置本体10に取り付けられている。こ
のように、マグネット41,42を用いた装着であるの
で、装着作業が非常に簡単である。また、マグネット4
1の位置にマグネット42を合わせるようにして装着す
るので、フィルタ手段30を正確に位置決めすることが
できる。この装着状態で、フィルタ31が装置本体10
の換気口15を覆っている。
【0018】上記操作つまみ28を、つまみ本体28a
が操作窓14の右端に当たる位置(開き操作位置)ま
で、図2において右方向にスライドさせると、作動板2
5が同方向にスライドする(第2スライド位置から第1
スライド位置までスライドする)。この際、作動板25
の突起25bがカム部材27のカム溝27aに案内され
るため、作動板25が回動して、図1に示すように前壁
11から離れ、換気口15を開く。その結果、装置本体
10の換気口15,19,内部空間18と、フィルタ手
段30のフィルタ31,通気口35を介して換気され
る。この際、外気に花粉や他の塵埃が舞い散っていて
も、フィルタ31にろ過されて室内に侵入せず、室内に
居る人間を花粉症等のアレルギー性疾患から守ることが
できる。
【0019】上記とは逆に、操作つまみ28をつまみ本
体28aが操作窓14の左端に当たる位置(閉じ操作位
置)まで、図2において左方向にスライドさせると、作
動板25が同方向にスライドする(第1スライド位置か
ら第2スライド位置までスライドする)。この際、作動
板25の突起25bは、カム部材27のカム溝27aに
案内されるため、作動板25は回動して、前壁11に沿
った状態となり、前壁11の換気口15を閉じ、室内と
室外とを遮断する。
【0020】上記換気装置は、現場において、装置本体
10と作動板25の正面から見て左側を切り落として、
サッシ戸の横寸法(上框2の長さ)に合わせてある。そ
の後で、キャップ20を嵌め直すようにしている。な
お、この切断に際しては、作動板25を閉じ状態にして
おく。これにより、作動板25は、閉じ状態において正
面から見て左端が装置本体10の左端と一致している。
同様に、フィルタ手段30も現場において、寸法合わせ
をすることができる。詳述すると、ホルダ32の正面か
ら見て左側を切り落として、換気口15の形成領域の長
さに合わせる。この後で、サイドピース33をホルダ3
2に装着する。マグネット42は、この装着作業の後に
サイドピース33に固定してもよいし、装着作業前にサ
イドピース33に固定しておいてもよい。同様に、フィ
ルタ31も切断して寸法合わせをして、ホルダ32に装
着する。なお、磁石41も現場で装置本体10に取り付
ける。詳述すると、マグネット41の背面には、接着剤
が塗布され離型紙で覆われている。建築現場で、離型紙
を剥がし、マグネット41を前壁11における換気口1
5の形成領域の両端部近傍に接着剤によって取り付け
る。
【0021】また、マグネット手段40を用いることに
より、既存の従来の換気装置の装置本体10に、フィル
タ手段30を取り付けることもできる。上記実施形態で
は、装置本体10およびサイドピース33がが非磁性材
料であるが、2つのマグネット41,42を用いること
により、フィルタ手段30を装置本体10に取り付ける
ことができる。
【0022】長期使用後に、フィルタ31を交換する場
合には、フィルタ手段30を装置本体10から取り外
す。この際、ホルダ32を、マグネット41,42の磁
力より強い力で手前に引くことにより、簡単にフィルタ
手段30を装置本体10から取り外すことができる。こ
の後で、使用済みのフィルタ31をホルダ32の背面側
開口から取り外し、新しいフィルタ31をホルダ32に
装着する。
【0023】図4,図5は、本発明の第2実施形態の換
気装置を示す。この実施形態において、第1実施形態に
対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省
略する。この実施形態では、サッシ戸の寸法に合わせ
て、換気装置の左右のどちらでも切り落とすことができ
る。詳述すると、操作つまみ28が前壁11の中央に設
けられている。換気口15の形成領域は左右に別れてお
り、前壁11の両端にまで達している。
【0024】第2実施形態でのフィルタ手段30のホル
ダ32は、装置本体10のほぼ全長にわたって延びてお
り、装置本体10の換気口15は勿論のこと操作つまみ
28も覆っている。ホルダ32の中央には操作窓34が
形成されている。通気口35の形成領域は、装置本体1
0の換気口15の形成領域に対応して、左右に別れてお
り、ホルダ32の両端にまで達している。フィルタ31
は、上記操作つまみ28を回避するように2つに別れ、
通気口35の形成領域に対応した位置に収容されてい
る。
【0025】上記操作窓34には、補助操作つまみ38
が長手方向にスライド可能に支持されている。この補助
操作つまみ38は、装置本体10の操作つまみ28と同
様に、つまみ本体38aと裏板38bを有している。フ
ィルタ手段30を装置本体10に装着する際、補助操作
つまみ38の後側の凸部38xが、操作つまみ28に形
成された凹部28xに嵌まり、補助操作つまみ38は操
作つまみ28に着脱可能に連結される。なお、着脱可能
に連結するための係合部として、補助操作つまみ38の
対向面に凹部を形成し、操作つまみ28の対向面に凸部
を形成してもよい。
【0026】上記構成の第2実施形態では、1つのフィ
ルタ手段30が、操作つまみ28とその両側に位置する
換気口15をすべて覆う構成であるので、両側の換気口
15に対応して2つのフィルタ手段を装着する場合に比
べて構成を簡略化することができるとともに、装着作業
が容易となり、外観も優れている。装置本体10の操作
つまみ28がフィルタ手段30に覆われるものの、この
操作つまみ28にフィルタ手段30の補助操作つまみ3
8が連結されているので、補助操作つまみ38をスライ
ド操作することにより、操作つまみ28をスライドさせ
ることができ、ひいては作動板25の開閉操作を行うこ
とができる。
【0027】本発明は上記実施形態に制約されず、種々
の態様が可能である。例えば、図1〜図3に示す第1実
施形態においても、補助操作つまみ38付きのフィルタ
手段30が操作つまみ28を覆うようにしてもよい。こ
の場合、フィルタ手段30を装置本体10のほぼ全長に
わたって配置すれば、外観が良い。また、図4,図5の
第2実施形態において、2つのフィルタ手段30を装置
本体10の両側の換気口15の形成領域に装着するよう
にしてもよい。また、第2の実施形態において、換気口
15を、装置本体のほぼ全長にわたり等間隔をなして連
続的に形成し、操作つまみ28を換気口15の形成領域
の下側に形成してもよい。この場合には、フィルタ手段
30は1つで、しかも補助操作つまみを設けないで済
む。
【0028】上記2つの実施形態では、装置本体が非磁
性材料であり、フィルタ手段30のサイドピース33が
非磁性材料であるため、マグネット手段40は装置本体
10側の第1マグネット41と、フィルタ手段30側の
第2マグネット42を必要としたが、装置本体10が磁
性材料で形成されている場合には第1マグネット41を
省略でき、サイドピース33が磁性材料の場合には、第
2マグネット42を省略することができる。また、ホル
ダ32が磁性材料の場合に、このホルダ32を第2マグ
ネット42を用いずに、直接第1マグネット41に取り
付けてもよい。
【0029】さらに、本発明は、作動板,操作つまみを
持たずに、換気口が常時開いている換気装置にも適用で
きる。さらに、サッシ戸に組み込まれる換気装置のみな
らず、一般にガラリと称されている壁やドア等に設けら
れた換気装置にも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、フィルタ手段を用いたことにより、装置本体の換
気口を介しての換気が行われている状態において、外気
中を舞っている花粉等の塵埃が室内に入りこむのを防止
することができる。しかも、フィルタ手段は、マグネッ
ト手段により装置本体に対して容易に着脱することがで
き、フィルタの交換を容易に行え、また既存の換気装置
へのフィルタ手段の装着も容易に行える。請求項2の発
明によれば、フィルタをホルダに保持し、このホルダを
マグネット手段により装置本体に着脱するので、着脱作
業をより一層容易にすることができる。請求項3の発明
によれば、コ字形断面のホルダを用いたことにより、ホ
ルダへのフィルタの着脱作業が容易となり、またフィル
タを確実に保持することができる。さらに、ホルダの背
面側が解放されているのでフィルタの汚れを簡単に確認
することができる。請求項4の発明によれば、第1,第
2のマグネットを用いるので、フィルタ手段の装置本体
への位置合わせが容易となり、また、装置本体およびフ
ィルタ手段のホルダが非磁性材料であってもフィルタの
装置本体への装着が可能となる。請求項5の発明によれ
ば、換気装置は作動板と操作つまみを用いることによ
り、換気口を開閉して、室内外の換気と遮断を選択的に
行え、しかも、室内側の主壁にフィルタ手段を取り付け
るので、フィルタ手段の使用寿命を延ばすことができ
る。請求項6の発明によれば、フィルタ手段が装置本体
の操作つまみを覆っても、フィルタ手段の補助操作つま
みが装置本体と着脱可能に連結されているため、作動板
を開閉作動させることができる。請求項7の発明によれ
ば、操作つまみと補助操作つまみの凹凸のはめ合いによ
り、フィルタ手段をマグネット手段を介して装置本体に
装着する際に、操作つまみと補助操作つまみを連結する
ことができる。請求項8の発明によれば、既存の換気装
置に、簡単な取付作業でフィルタ機能を持たせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる換気装置を示す
ものであり、(A)は図2(B)においてIAーIA線に沿
う縦断面図であり、(B)は図2(B)においてIBーIB
線に沿う縦断面図であるが、作動板の開き状態を示す。
【図2】同換気装置を作動板が閉じた状態で示す正面図
であり、(A)はフィルタ手段装着前の状態を示し、
(B)はフィルタ手段装着後の状態を示す。ただし、
(B)では作動板を省略して示す。
【図3】フィルタ手段の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示すもので、(A),
(B)はそれぞれ図2(A),(B)に相当する正面図
である。
【図5】図4においてVーV線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
10 装置本体 11 前壁(主壁) 14 操作窓 15 換気口 25 作動板 28 操作つまみ 28x 凹部 30 フィルタ手段(フィルタ装置) 31 フィルタ 32 ホルダ 32a 正面壁 35 通気口 38 補助操作つまみ 38x 凸部 40 マグネット手段 41 第1マグネット 42 第2マグネット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)換気口を有する装置本体と、(ロ)
    装置本体と別体をなすフィルタ手段と、(ハ)フィルタ
    手段が上記換気口を覆うように、該フィルタ手段を着脱
    可能に装置本体に取り付けるマグネット手段と、を備え
    たことを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】上記フィルタ手段が、フィルタと、このフ
    ィルタを保持するホルダとを有し、このホルダが、上記
    マグネット手段により装置本体に取り付けられることを
    特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 【請求項3】上記ホルダが断面ほぼコ字形をなし、その
    正面壁に通気口が形成され、背面側開口が上記装置本体
    の換気口に対峙していることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の換気装置。
  4. 【請求項4】上記マグネット手段は、装置本体に取り付
    けられた第1マグネットと、ホルダに取り付けられた第
    2マグネットとを備えたことを特徴とする請求項2また
    は3に記載の換気装置。
  5. 【請求項5】上記装置本体は細長く形成されるとともに
    室内側に面する主壁を有し、この主壁に上記換気口が形
    成され、さらに、(i)上記主壁の裏側に配置された作
    動板と、(ii)上記主壁に長手方向に沿ってスライド可
    能に支持されるとともに上記作動板と連携し、上記作動
    板を上記第1,第2のスライド位置間でスライドさせ、
    第1スライド位置で換気口を開き、第2スライド位置で
    換気口を閉じる操作つまみと、を備え、上記フィルタ手
    段が、上記主壁の室内側の面に装着されることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の換気装置。
  6. 【請求項6】上記ホルダが断面ほぼコ字形で細長く形成
    され、その正面壁が上記換気口と操作つまみを覆い、背
    面側開口が上記装置本体の換気口に対峙しており、ホル
    ダの正面壁には、通気口が形成されるとともに補助操作
    つまみが長手方向にスライド可能に支持され、この補助
    操作つまみが上記装置本体の操作つまみと着脱可能に連
    結されていることを特徴とする請求項5に記載の換気装
    置。
  7. 【請求項7】上記装置本体の操作つまみとフィルタ手段
    の補助操作つまみの対向面の一方に凹部が形成され、他
    方にこの凹部に嵌まり込む凸部が形成されていることを
    特徴とする請求項6に記載の換気装置。
  8. 【請求項8】換気装置の壁に沿いこの壁に形成された換
    気口を覆うようにして配置されるフィルタと、このフィ
    ルタを保持するホルダと、ホルダを装置本体の壁に着脱
    可能に装着するマグネット手段とを備えたことを特徴と
    する換気装置用フィルタ装置。
JP9227126A 1997-08-08 1997-08-08 換気装置および換気装置用フィルタ装置 Pending JPH1162423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227126A JPH1162423A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 換気装置および換気装置用フィルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227126A JPH1162423A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 換気装置および換気装置用フィルタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1162423A true JPH1162423A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16855894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9227126A Pending JPH1162423A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 換気装置および換気装置用フィルタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1162423A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016013784A1 (ko) * 2014-07-22 2016-01-28 백원남 공기층을 이용하여 단열 성능을 향상시킨 창호용 자연 환기 장치
JP2016205656A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社佐原 換気装置
KR20170116087A (ko) * 2015-12-15 2017-10-18 가부시키가이샤 사하라 환기 장치
JP2021130929A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 三協立山株式会社 建具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016013784A1 (ko) * 2014-07-22 2016-01-28 백원남 공기층을 이용하여 단열 성능을 향상시킨 창호용 자연 환기 장치
JP2016205656A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社佐原 換気装置
KR20170116087A (ko) * 2015-12-15 2017-10-18 가부시키가이샤 사하라 환기 장치
JP2021130929A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 三協立山株式会社 建具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200458368Y1 (ko) 창틀고정용 환기장치
JPH04135920U (ja) ヘルメツトの空気取入装置
CA2363858A1 (en) Air-conditioning register and boot assembly
KR20030043237A (ko) 공기조화기
JP6479066B2 (ja) 建具及び換気弁操作部品
JPH1162423A (ja) 換気装置および換気装置用フィルタ装置
JP4303812B2 (ja) パチンコ機の入賞装置
KR200216482Y1 (ko) 창문 프레임의 환기장치
JPH08152186A (ja) 通風端末器
KR100345004B1 (ko) 창문형 에어컨의 그릴 개폐장치
JP2003254571A (ja) 換気装置
JP3715075B2 (ja) 換気装置
CN220081276U (zh) 一种磁吸纱窗的窗户结构
JP4303813B2 (ja) パチンコ機の入賞装置
JPH09250281A (ja) 窓枠用換気装置
JPH11223078A (ja) フィルター付き換気框
JPH0338578Y2 (ja)
JPH0455500Y2 (ja)
JPH11211179A (ja) ダクト用換気扇
JPH04106332A (ja) 空気調和機
JP2887882B2 (ja) 換気框構造
JP3434468B2 (ja) 扉体の換気構造
JP2003004292A (ja) 空気調和機の室内機
JPH04104809A (ja) 空気清浄器
JP2506566Y2 (ja) ウエザ−カバ−

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040628

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050830