JP3715075B2 - 換気装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッシ戸などに取り付けられ、操作つまみのスライド操作で換気口の開閉を行なえるようにした換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られるサッシ戸取付け型の換気装置は、サッシ戸の上縁部または下縁部に設置されるよう細長い構造を有しており、この換気装置によってサッシ戸を閉めたままで室内の自然換気を行なえるようになっている。
【0003】
一般的な換気装置は、室内に臨む前壁(主壁)に換気口と操作窓を形成してなるアルミ型材からなる本体と、前壁の裏側に配置され換気口を開閉する作動板と、前壁の操作窓に収容され本体の長手方向にスライド可能な操作つまみとを備えている。この操作つまみのスライドに伴い作動板による換気口の開閉動作が行なわれる。
【0004】
上記換気装置は、寒冷地において、閉じ状態での高い気密性が要求される。その要求に答えるため、作動板を揺動するようにした換気装置が開発されている。詳述すると、この作動板は、その幅方向に対峙する両側縁の一方に軸部を有し、この軸部が上記本体に形成された軸受に挿入されることにより、長手方向スライド可能かつ揺動可能に支持されている。さらに本体にはカム部材が設けられていて作動板の他方の側縁に連携されている。上記作動板は、操作つまみにより長手方向にスライドされた時に、カム部材のカム作用により揺動される。これにより作動板は、第1のスライド位置で本体の前壁から離れた開き状態になり、第2のスライド位置で本体の前壁に沿う閉じ状態になる。
【0005】
上記作動板には、軸部とは反対側の他方の側縁に沿って第1のパッキンが取り付けられており、この第1パッキンの両端と軸部との間には、第2パッキンと第3パッキンが取り付けられている。そして、作動板の閉じ状態において、これら第1,第2,第3パッキンが本体の前壁に当たり、正面から見て換気孔を囲むことにより、気密性を格段に高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記換気装置はサッシ戸のサイズに対応した長さにする必要があるが、近年サッシ戸のサイズが多様化しており、このサイズに対応して長さの異なる換気装置を製造していたのでは、製造コストが高くなり、また在庫も増加してしまう。そこで、換気装置の端部を現場で切断して、サッシ戸のサイズに合った長さにしているが、この切断の際には、本体のみならず作動板の一方の端部も切断されるため、上述のように、シール性を高めるためのパッキンのうち、第2,第3パッキンのいずれかが作動板から取り除かれることになり、気密性の悪化を招く。なお、切断の後、現場において換気装置を分解し、取り除かれたパッキンの代わりに作動板に新たにパッキンを取り付け、再度組み立てることが考えられるが、それでは現場作業者の負担が増大してしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、(イ)操作窓と換気口が形成された主壁を有する細長い本体と、(ロ)上記主壁の背面側に配置されるとともに、細長い板形状をなし、その幅方向に対峙する両側縁の一方に軸部を有し、この軸部が上記本体に形成された軸受に挿入されることにより、長手方向スライド可能かつ揺動可能に支持された作動板と、(ハ)上記操作窓に上記本体の長手方向に沿ってスライド可能に収容されるとともに上記作動板と連携し、上記作動板を上記第1,第2のスライド位置間でスライドさせる操作つまみと、(ニ)上記作動板の他方の側縁と連携し、作動板の長手方向スライドの際に、カム作用によって作動板を揺動させ、第1のスライド位置で上記主壁から離れた開き状態にするとともに、第2のスライド位置で上記主壁に沿う閉じ状態にするカム機構と、(ホ)上記本体の長手方向両端に取り付けられた第1,第2のキャップと、を備えた換気装置において、上記作動板の他方の側縁部またはこれと対峙する上記主壁の部位のいずれかに第1パッキンが取り付けられ、上記作動板における当該他方の側縁部と軸部との間の部位またはこれと対峙する主壁の部位のいずれかに第2パッキンが取り付けられ、この第2パッキンと上記第1キャップとの間に上記換気口の形成領域が配置され、上記第1キャップには、上記本体に向かって突出するとともに上記主壁の背面に接する舌片が設けられ、この舌片の作動板に対峙する面には、上記第1,第2パッキンと別部材をなす第3パッキンが取り付けられ、上記作動板の閉じ状態において、作動板は上記第1,第2のパッキンを介して本体の主壁に当接し、上記第3パッキンを介して第1キャップの舌片に当接し、正面から見てこれら第1,第2,第3パッキンと作動板の軸部とで、上記換気口形成領域を囲むようにしたことを特徴とする請求項2の発明は、請求項1に記載の換気装置において、上記換気口は多数形成され、この換気口の形成領域が上記主壁の長手方向の端まで延びており、上記第1キャップの舌片が、この主壁に接した状態で、主壁の端縁近傍に形成された換気口を塞いでいることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の換気装置において、上記換気口は多数形成され、この換気口の形成領域が上記主壁の長手方向の端まで延びており、上記第1キャップの舌片が、この主壁に接した状態で、主壁の端縁近傍に形成された換気口を塞いでいることを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、(イ)操作窓と換気口が形成された主壁を有する細長い本体と、(ロ)上記主壁の背面側に配置されるとともに、細長い板形状をなし、その幅方向に対峙する両側縁の一方に軸部を有し、この軸部が上記本体に形成された軸受に挿入されることにより、長手方向スライド可能かつ揺動可能に支持された作動板と、(ハ)上記操作窓に上記本体の長手方向に沿ってスライド可能に収容されるとともに上記作動板と連携し、上記作動板を上記第1,第2のスライド位置間でスライドさせる操作つまみと、(ニ)上記作動板の他方の側縁と連携し、作動板の長手方向スライドの際に、カム作用によって作動板を揺動させ、第1のスライド位置で上記主壁から離れた開き状態にするとともに、第2のスライド位置で上記主壁に沿う閉じ状態にするカム機構と、(ホ)上記本体の長手方向両端に取り付けられた第1,第2のキャップと、を備えた換気装置において、上記換気口の形成領域が、操作窓の長手方向両側に配置されており、上記作動板の他方の側縁部またはこれに対峙する主壁の部位に第1パッキンが取り付けられ、上記第1,第2の両キャップには、上記本体に向かって突出するとともに主壁の背面に接する舌片が設けられ、これら舌片の作動板に対峙する面には、それぞれ上記第1パッキンと別部材をなす第2,第3パッキンが取り付けられ、上記作動板の閉じ状態において、作動板は上記第1パッキンを介して本体の主壁に当接し、上記第2,第3のパッキンを介して第1,第2キャップの舌片に当接し、正面から見てこれら第1,第2,第3パッキンと軸部とで、上記換気口形成領域を囲むようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の換気装置において、上記換気口は多数形成され、この換気口の形成領域が上記主壁の長手方向の端まで延びており、上記第1,第2キャップの舌片が、この主壁に接した状態で、主壁の端縁近傍に形成された換気口を塞いでいることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態に係わる換気装置を図1〜図4に基づき詳細に説明する。図4に最も良く示されているように、換気装置1は、サッシ戸の例えば上縁部に取り付けられるものである。図4には、サッシ戸の上縁部に相当する上框2のみ示し、サッシ戸の他の構成は図示しない。
【0010】
換気装置1は、アルミ型材等の金属からなる細長い本体10を備えている。本体10は、図1,図2に示すように室内側に面する垂直平板形状の前壁11(主壁)と、この前壁11の下端部に設けられた支持部12と、前壁11の上端部に設けられた嵌込部13とを備えている。支持部12には、ガラス板の上縁がはめ込まれて支持されるようになっている。また嵌込部13は、上記サッシ戸の上框2にはめ込まれるようになっている。
図4に示すように、前壁11には正面から見て右側部に細長い操作窓14が形成され、この操作窓14の左側には、多数のスリット形状の換気口15が形成されている。この換気口15の形成領域は、前壁11の左端にまで達している。
【0011】
図1,図2に示すように、支持部12と嵌込部13との間には、本体10の一部をなす背板17が取り付けられている。この背板17は、上記前壁11と対峙しており、両者の間には、内部空間18が形成されている。この背板17には長手方向に等間隔をなして多数の換気口19が形成されている。
【0012】
図4に示すように、本体10の両端(長手方向に対峙する両端)には、樹脂製のキャップ20,30が取り付けられている。図4のように正面から見て左側、すなわち図1(A),図2(A)のように背面から見て右側のキャップ20は、嵌込部21を有しており、この嵌込部21を上記内部空間18の端部に嵌め込むことにより、着脱可能に本体10に取り付けられている。他方のキャップ30も同様の嵌込部を有しており、本体10の他方の端部に着脱可能に取り付けられている。これらキャップ20,30は、後述の作動板40のストッパとしての機能も有している。
【0013】
さらに上記換気装置1は、内部空間18内に収容された作動板40を備えている。この作動板40は、アルミ型材等の金属からなり、本体10の長手方向に細長い平板形状をなしている。
【0014】
上記作動板40は、上側縁(幅方向に対峙する両側縁の一方)に、長手方向に沿って延びる軸部41を有しており、下側縁(他方の側縁)には、長手方向に離間して複数の突起42(カムフォロア)を有している。
本体10の前壁11には、換気口15の上方に位置して、軸受16が形成されている。この軸受16に上記軸部41が挿入されることにより、作動板40は、本体10に揺動可能かつ長手方向にスライド可能に支持されている。
【0015】
上記前壁11と背板17との間には、長手方向に離間した複数の支持部材50が架け渡されて支持されている。これら支持部材50は換気口15の下方に位置しており、各支持部材50には、カム部材60(カム機構)が固定されている。図3に示すように、このカム部材60の上面にはカム溝61が形成されている。このカム溝61は、前壁11に対して傾斜する傾斜部61aと、この傾斜部61aの両端に形成され前壁11と平行をなす平行部61b,61cとを有している。このカム溝61に、上記作動板40の突起42が挿入されて案内される。
【0016】
換気装置は、さらに操作つまみ70を備えている。この操作つまみ70は、つまみ本体71と、裏板72とを有している。つまみ本体71の前端部は、前壁11の操作窓14に、長手方向スライド可能に収容されており、前壁11から若干突出している。つまみ本体71は、作動板40の正面から見て右側部に形成された嵌合孔(図示しない)に嵌合されることにより、この作動板40と連携されており、これにより、操作つまみ70の左右方向の操作に追随して、作動板40がスライドするようになっている。
【0017】
次に、本発明と特徴部について説明する。この特徴部は、作動板40の閉じ状態において、気密性を高めるためのものである。図4に示すように、作動板40には、前壁11と対峙する面に第1パッキン81と第2パッキン82が取り付けられている。第1パッキン81は、換気口15の下方に配置されており、作動板40の下側縁に沿って長く延びている。このパッキン81の正面から見て左端は、作動板40の左端と一致し、右端は換気口15の形成領域と操作窓14との間に位置している。第2パッキン82は、この第1パッキン81の右端から軸部41の近傍まで垂直に延びている。なお、第1,第2パッキン81,82は図示のように若干の隙間を介して離れており、この隙間から結露水を排除することができるようになっているが、これらパッキン81,82は連なっていてもよい。
【0018】
一方のキャップ20には、舌片25が形成されている。この舌片25は、垂直平板形状をなし、本体10の内部空間18の端部に入り込んでいる。しかも、この舌片25は、前壁11の端部の背面に接しており、ここに位置する換気口15を塞いでいる。この舌片25の上下方向の幅は、作動板40の軸部41と第1パッキン81との間の間隔とほぼ等しい(若干狭い)。この舌片25の作動板40に対峙する面には、第3パッキン83が取り付けられている。この第3パッキン83は舌片25の上下方向の幅と等しい長さだけ垂直方向に延びている。
【0019】
上記構成の換気装置において、上記操作つまみ70を、つまみ本体71が操作窓14の右端に当たる位置(開き操作位置)まで、図4において右方向にスライドさせると、作動板40が同方向にスライドする(第2スライド位置から第1スライド位置までスライドする)。この際、図3に示すように、作動板40の突起42は、カム部材60のカム溝61に案内され、平行部61cから傾斜部61aを経て平行部61bに至る。その結果、作動板40が回動して、図1に示すように前壁11から離れ、換気口15を開く。その結果、室内の空気が、換気口15,内部空間18を経て換気される。
【0020】
上記とは逆に、操作つまみ70をつまみ本体71が操作窓14の左端に当たる位置(閉じ操作位置)まで、図4において左方向にスライドさせると、作動板40が同方向にスライドする(第1スライド位置から第2スライド位置までスライドする)。この際、作動板40の突起42は、カム部材60のカム溝61に案内され、平行部61bから傾斜部61aを経て平行部61cに至る。その結果、作動板40は回動して、図2に示すように前壁11に沿った状態となり、前壁11の換気口15を閉じる。
【0021】
上記作動板40の閉じ状態において、作動板40がカム部材60によるカム作用を利用して前壁11に近づくので、第1,第2のパッキン81,82は、前壁11に弾性変形した状態で接し、第3のパッキン83は、作動板40に弾性変形した状態で接する。そして、これらパッキン81,82,83と作動板40の軸部41とで、正面から見て換気口15の形成領域を囲うので、換気口15の閉じ状態を確保でき、高い気密性を得ることができる。なお、正面から見て左端部の換気口15は、上記パッキン81,82,83で囲われた領域から外れているが、この部位の換気口15は舌片25で塞がれて換気口としての機能はないので、気密性を低下させることはない。
【0022】
上記換気装置1は、現場において、本体10と作動板40の正面から見て左側を切り落として、サッシ戸の横寸法(上框2の長さ)に合わせてある。その後で、キャップ20を嵌め直すようにしている。なお、この切断に際しては、作動板40を閉じ状態にしておく。これにより、作動板40は、閉じ状態において正面から見て左端が本体10の左端と一致している。
切断される側に位置する第3パッキン83は、作動板40に取り付けられておらずキャップ20の舌片25に取り付けられているため、上記切断によって取り除かれることはなく、キャップ20をはめ込むだけの簡単な作業で換気装置1に装着することができ、この換気装着1の閉じ状態での気密性を確保することができる。
また、第3パッキン83が本体10の左端近傍に配置されているので、換気口15の形成領域を本体10の左端にまで延ばしても、上記気密性を確保でき、広い範囲にわたって換気口15を形成することができる。
【0023】
図5は、本発明の第2実施形態の換気装置を示す。図5において、第1実施形態に対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。この実施形態では、サッシ戸の寸法に合わせて、換気装置の左右のどちらでも切り落とすことができる。詳述すると、操作窓14が前壁11の中央に形成されている。換気口15の形成領域は左右に別れており、前壁11の両端にまで達している。キャップ30にもキャップ20と同様の機能を果たす舌片35が形成されており、この舌片35に垂直に延びる第2パッキン82が取り付けられている。作動板40には第1パッキン81が取り付けられているだけである。
【0024】
キャップ20,30に第2,第3のパッキン82,83が取り付けられているので、本体10,作動板40の両端部のどちらを切り落としても、気密性に支障が生じない。なお、この実施形態では、本体10と作動板40の左側を切断する場合には、作動板40を閉じた状態にし、右側を切断する場合には、作動板40を開き状態にする。これにより、作動板40のスライドの際に、その端部が本体10から突出することはなくなり、キャップ20,30は作動板40に対するストッパ機能を発揮することができる。また、この実施形態では、換気口15の形成領域を本体10の両端にまで延ばすことができる。
【0025】
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、作動板40には、軸部41の下方かつ近傍に、第4のパッキンを第1のパッキン81と平行に延びるようにして取り付けてもよい。この第4パッキンは、閉じ状態において、換気口15の上方において前壁11に当接する。これにより、一層気密性を高めることができる。
第1実施形態の第1,第2パッキン81,82、第2実施形態の第1パッキン81は、作動板40ではなく、上記実施形態での作動板40への取付位置と対峙する前壁11の部位に取り付けてもよい。
換気装置の本体は上框と一体であってもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、寸法調節のために換気装置の本体と作動板を切断しても、キャップに設けたパッキンにより、閉じ状態での気密性を確保することができる。
請求項3の発明によれば、本体と作動板の長手方向の両側のどちらを切断しても、キャップに設けたパッキンにより、閉じ状態での気密性を確保することができる。
しかも、請求項1,3の発明によれば、キャップ舌片が主壁に接するため、より一層気密性を高めることができる。
請求項2,4の発明によれば、換気口の形成領域を主壁の端まで広げても、キャップの舌片がこの主壁の端近傍の換気口を塞ぐため、気密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる換気装置の開き状態で示すものであり、(A)は背板の一部を省略して示す要部背面図、(B)は(A)においてIーI線に沿う縦断面図である。
【図2】同換気装置の閉じ状態を示すものであり、(A)は背板の一部を省略して示す要部背面図、(B)は(A)においてIIーII線に沿う縦断面図である。
【図3】上記換気装置に用いられるカム部材の平面図である。
【図4】上記換気装置の全体を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係わる換気装置の全体を示す正面図である。
【符号の説明】
10 本体
11 前壁(主壁)
14 操作窓
15 換気口
16 軸受
20,30 キャップ
25,35 舌片
40 作動板
41 軸部
42 突起
60 カム部材(カム機構)
70 操作つまみ
81,82,83 パッキン
Claims (4)
- (イ)操作窓と換気口が形成された主壁を有する細長い本体と、
(ロ)上記主壁の背面側に配置されるとともに、細長い板形状をなし、その幅方向に対峙する両側縁の一方に軸部を有し、この軸部が上記本体に形成された軸受に挿入されることにより、長手方向スライド可能かつ揺動可能に支持された作動板と、
(ハ)上記操作窓に上記本体の長手方向に沿ってスライド可能に収容されるとともに上記作動板と連携し、上記作動板を上記第1,第2のスライド位置間でスライドさせる操作つまみと、
(ニ)上記作動板の他方の側縁と連携し、作動板の長手方向スライドの際に、カム作用によって作動板を揺動させ、第1のスライド位置で上記主壁から離れた開き状態にするとともに、第2のスライド位置で上記主壁に沿う閉じ状態にするカム機構と、
(ホ)上記本体の長手方向両端に取り付けられた第1,第2のキャップと、
を備えた換気装置において、
上記作動板の他方の側縁部またはこれと対峙する上記主壁の部位のいずれかに第1パッキンが取り付けられ、
上記作動板における当該他方の側縁部と軸部との間の部位またはこれと対峙する主壁の部位のいずれかに第2パッキンが取り付けられ、この第2パッキンと上記第1キャップとの間に上記換気口の形成領域が配置され、
上記第1キャップには、上記本体に向かって突出するとともに上記主壁の背面に接する舌片が設けられ、この舌片の作動板に対峙する面には、上記第1,第2パッキンと別部材をなす第3パッキンが取り付けられ、
上記作動板の閉じ状態において、作動板は上記第1,第2のパッキンを介して本体の主壁に当接し、上記第3パッキンを介して第1キャップの舌片に当接し、正面から見てこれら第1,第2,第3パッキンと作動板の軸部とで、上記換気口形成領域を囲むようにしたことを特徴とする換気装置。 - 上記換気口は多数形成され、この換気口の形成領域が上記主壁の長手方向の端まで延びており、上記第1キャップの舌片が、この主壁に接した状態で、主壁の端縁近傍に形成された換気口を塞いでいることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
- (イ)操作窓と換気口が形成された主壁を有する細長い本体と、
(ロ)上記主壁の背面側に配置されるとともに、細長い板形状をなし、その幅方向に対峙する両側縁の一方に軸部を有し、この軸部が上記本体に形成された軸受に挿入されることにより、長手方向スライド可能かつ揺動可能に支持された作動板と、
(ハ)上記操作窓に上記本体の長手方向に沿ってスライド可能に収容されるとともに上記作動板と連携し、上記作動板を上記第1,第2のスライド位置間でスライドさせる操作つまみと、
(ニ)上記作動板の他方の側縁と連携し、作動板の長手方向スライドの際に、カム作用によって作動板を揺動させ、第1のスライド位置で上記主壁から離れた開き状態にするとともに、第2のスライド位置で上記主壁に沿う閉じ状態にするカム機構と、
(ホ)上記本体の長手方向両端に取り付けられた第1,第2のキャップと、
を備えた換気装置において、
上記換気口の形成領域が、操作窓の長手方向両側に配置されており、
上記作動板の他方の側縁部またはこれに対峙する主壁の部位に第1パッキンが取り付けられ、
上記第1,第2の両キャップには、上記本体に向かって突出するとともに主壁の背面に接する舌片が設けられ、これら舌片の作動板に対峙する面には、それぞれ上記第1パッキンと別部材をなす第2,第3パッキンが取り付けられ、
上記作動板の閉じ状態において、作動板は上記第1パッキンを介して本体の主壁に当接し、上記第2,第3のパッキンを介して第1,第2キャップの舌片に当接し、正面から見てこれら第1,第2,第3パッキンと軸部とで、上記換気口形成領域を囲むようにしたことを特徴とする換気装置。 - 上記換気口は多数形成され、この換気口の形成領域が上記主壁の長手方向の端まで延びており、上記第1,第2キャップの舌片が、この主壁に接した状態で、主壁の端縁近傍に形成された換気口を塞いでいることを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
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