JPS6328565Y2 - - Google Patents

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JPS6328565Y2
JPS6328565Y2 JP1378181U JP1378181U JPS6328565Y2 JP S6328565 Y2 JPS6328565 Y2 JP S6328565Y2 JP 1378181 U JP1378181 U JP 1378181U JP 1378181 U JP1378181 U JP 1378181U JP S6328565 Y2 JPS6328565 Y2 JP S6328565Y2
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JP
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engaging
ferromagnetic
magnet
pair
engaging part
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JP1378181U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は互いに係合されるべき2部材にそれぞ
れ取付けられかつこれら2部材を磁力を用いて容
易に係合できる小形の係合部品に関する。
在来、本体機構に付設する蓋装部品又は着脱自
在な部品などは、一端をヒンジ装着をし他端をフ
ツクもしくはクラツチと操作ハンドルとの組合せ
機構を用いたり、螺着をしたり、嵌合固着の各種
の機構を用いている。これらは、その長所は認め
られているが、適用できない場合がある。例え
ば、前記の各機構を装着する空間場所が十分でな
い場合とか、操作する空間が得られない場合と
か、きわめて短時間に脱着をしなければならない
場合とか、着脱のくりかえし数が多い場合とかの
ものは、部品のサイズを定め、装着個所を定め又
は機構の取付取外しをするのが困難であつて、設
計上、機構製造上、係合着脱作動上など、苦心を
要しながら、かえつて十分でない場合がある。
又、在来のマグネツトによる着脱も行なわれて
いるが吸着力が強いと連続して着脱をする場合
は、使用者にあたえる負荷が大きく、又、吸着力
が弱いと装置自体の振動や使用者のエラーなど
で、解放したり振動音などの原因になる。
本考案は上記課題を解決するために、きわめて
小形の簡便な機構であつて、装着空間がきわめて
小で、装着が容易であるが、使用時作動がきわめ
て軽く作動し容易な係合部品の提供を目的とす
る。
次に、本考案を1実施例について図面に例示し
て説明する。第1図は本考案を適用した装置を斜
視図で示し、第2図および第3図は、本考案に係
る係合部品のそれぞれ第2係合部1および第1係
合部2の平面図を示し、第4A図は同例の側面断
面を示す。第4B図と第4C図は作動説明図を示
す。
第1図の装置は、モーター17、減速機16、
反応部14、測定値を計測検知する端体12とを
一体とし、フレーム15と13をもつて支持台1
8上に配着する。端体12には、計測検知に必要
な各種の機構を組みこんだ蓋体11を、下端でヒ
ンジ20をもつて開閉自在であるように結合して
ある。なお互いに係合されるべき2部材のうち一
方の部材である端体12には、上記係合部品の第
1係合部2が、また他方の部材である蓋体11に
は係合部品の第2係合部1が、それぞれ部材2お
よび1の上端に取付けられて互いに係合してい
る。
ところでフレーム13と反応部14と端体12
とは図示のように、限られた小空間に堅固に支持
固着されており、端体12と蓋体11との係合
は、操作ハンドル及びクラツチなどを固着する余
地はない。また、係合部品1と2との係合を解放
すると、蓋体11は、ヒンジ20をもつて端体1
2の下端に係着し、蓋体11内の所要作業をする
ことができ、作業終了と同時に、係合部品1と2
とを固着し、次の作動に入ることができる。係合
部品が小形軽量で簡便なものであり、その係脱に
要する作業に耐える強度がきわめて小であるか
ら、必要に応じ蓋体11は透明プラスチツク製と
することも可能で、その採用による効果も、きわ
めて顕著である。
次に、本考案の係合部品1と2について図示し
て説明する。第2図に平面図を示し、第4A図に
側面断面図を示した係合部品の第2係合部1は、
強磁性体4に設けられた取付孔10にビスを挿入
し、これらのビスを介して蓋体11に固着され
る。なおU字形状の強磁性体4は例えば鋼板製
で、その両端にはそれぞれ立上り部4Aおよび4
Bを有する。またこれらの立上り部4Aおよび4
Bにそれぞれ設けた貫通孔9Aおよび9Bには非
磁性軸9が遊嵌されている。
ところで非磁性軸9は例えばプラスチツク製
で、一端にはフランジ5が、また他端には高、低
1対の端面9Cおよび9Dが設けられている。ま
た貫通孔9Aおよび9Bに遊嵌された軸9が濫り
に脱出をしないように軸9には止めピン6が軸9
と直交する方向に貫通させてある。かくして軸9
の矢印C方向への変位は、フランジ5および止め
ピン6がそれぞれ立上り部4Aに当接することに
よつて、所定の範囲内に限られることになる。
すなわち後述する上記係合部品の一部をなす第
1係合部2の1対の強磁性板7Aおよび7Bが、
第4A図に示すごとく強磁性体4の端面B、換言
すれば強磁性体4の立上り部4Bの側端面Bに吸
着するときには、軸9の高い端面9Cが強磁性体
4の端面Bよりも突出して上記吸着作用を妨害す
ることがないように、軸9は押されて図で左方に
変位し、止めピン6が立上り部4Aに当接する位
置で停止する。なおフランジ5が不測に押されて
軸9が戻るおそれのある場合は、カバーを設けて
保護することができる。
次に第4C図に示すごとく、軸9がそのフラン
ジ5を介し立上り部4Aと当接する位置では、軸
9の低い端面9Dも、強磁性板7Bによる強磁性
体4の吸着作用を妨害することになるから、1対
の強磁性体板7Aおよび7Bは、強磁性体4から
完全に引離される状態になる。
次に係合部品の第1係合部2は、第3図および
第4A図に示すように磁石8と、この磁石8の上
下面に形成する両極に沿いかつ互いに平行に変位
が可能な1対の強磁性板7Aおよび7Bとを有す
る。
なお上記磁石8は、強力な永久磁石、必要な場
合には電磁石、のような磁力吸着性の材料、例え
ばフエライト、希土類マグネツトその他の磁性体
の所定の形状をもつて製造したものである。また
この磁石8は、ヨーク3および、ヨーク3に配設
の取付孔10に挿入されるビスを介して端体12
に固定されている。
すなわち一辺が開放されているヨーク3の箱形
部分に嵌入された磁石8と1対の強磁性板7Aお
よび7Bとは、このヨーク3に設けた円柱状部3
Aに貫かれて、磁石8はヨーク3に固定され、ま
た1対の強磁性板7Aおよび7Bは、予め設定し
た所定の変位を行い得るように構成されている。
なお第4A図に示す強磁性板7Aおよび7Bの
上記所定の変位量gは、強磁性板7Aが同図で左
方の限界位置に、また第4C図では右方の限界位
置にあることからも明らかであるように、軸9に
付与された前記所定の変位量にほぼ等しい。
次に上述のように構成した係合部品の作用を述
べると、蓋体11を閉じる場合には蓋体11をヒ
ンジ20まわりに揺動させて、上記係合部品の第
2係合部1を第1係合部2に近づければよい。第
1係合部2の強磁性板7Aおよび7Bは同図で左
方に変位し、磁石8の作用によつてその端面A
は、第2係合部1の強磁性体4の端面Bを吸着す
る。なおこの場合長孔の取付孔10を利用して、
蓋体11が全周で端体12に密着したところで、
係合部品1および2が第4A図に示す状態となる
ように予め係合部品1および2の位置を調整して
おく。
次に蓋体11を開ける場合には、第2係合部1
に第4B図に示すように指21および22を掛け
て、軸9を矢印F方向に押せばよい。しかるとき
は軸9の高い端面9Cが先づ強磁性板7Aを強磁
性体4から引離す。さらに軸9を右方へ押し続け
れば、第4C図に示すように軸9の低い端面9D
が強磁性板7Bを強磁性体4から引離す。すなわ
ち1対の強磁性板7Aおよび7Bは同時にではな
く、順次強磁性板4から引離されるため、仮りに
磁石8の磁力がかなり強い場合であつても、係合
部品の係合を解除することは極めて容易である。
以上本考案を1実施例につき説明したが、上記
実施例は本考案を限定するものでは決してく、本
考案の技術的思想に基いて種々の変更が可能であ
る。例えば実施例では、係合部品の第1係合部2
を端体12に、また第2係合部1を蓋体11に取
付けたが、これらの係合部1および2は逆に取付
けるようにしてもよい。
本考案は、互いに係合されるべき2部材のうち
の一方の部材に固定された磁石と、この磁石の両
極にそれぞれ沿つてかつ互いに平行に所定の変位
が可能な1対の強磁性板とを有する第1係合部
と、上記2部材のうちの他方の部材に固着されか
つ上記強磁性板の端面に吸着される端面を持つ強
磁性体と、この強磁性体の端面にほは直交する方
向へ所定量の変位が可能でかつ上記1対の強磁性
板の端面にそれぞれ圧着できる高、低1対の端面
をその端に備えた非磁性軸とを有する第2係合部
とを具備した係合部品に係るものである。
したがつて係合部品の係合は、磁気吸着作用に
よるから複雑な部品を必要とせず、きわめて小形
軽量で簡便なものであり、しかも係合部として、
きわめて正確に機能する。またこの係合部の係合
の解除は、僅かな力で容易に行うことができる。
したがつてこの考案の係合部品は、製造、装着、
作動の、いずれも、きわめて顕著に良好なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の適用装置を示す斜
視図。第2図は本考案の第2係合部1の平面図。
第3図は第1係合部2吸着装置の平面図。第4A
図は第2係合部1、第1係合部2の側面断面図。
第4B図と第4C図は操作説明図。 また図面に用いられた符号において、1……第
2係合部、2……第1係合部、4……強磁性体、
8……磁石、9……非磁性軸、11……蓋体(他
方の部材)、12……端体(一方の部材)、A,B
……端面、7A,7B……強磁性板、9C……高
い端面、9D……低い端面、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに係合されるべき2部材のうちの一方の部
    材に固定された磁石と、この磁石の両極にそれぞ
    れ沿つてかつ互いに平行に所定の変位が可能な1
    対の強磁性板とを有する第1係合部と、 上記2部材のうちの他方の部材に固着されかつ
    上記強磁性板の端面に吸着される端面を持つ強磁
    性体と、この強磁性体の端面にほぼ直交する方向
    へ所定量の変位が可能でかつ上記1対の強磁性板
    の端面にそれぞれ圧着できる高、低1対の端面を
    その端に備えた非磁性軸とを有する第2係合部と
    を具備した係合部品。
JP1378181U 1981-02-04 1981-02-04 Expired JPS6328565Y2 (ja)

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JP1378181U JPS6328565Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

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JP1378181U JPS6328565Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

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Publication Number Publication Date
JPS57127925U JPS57127925U (ja) 1982-08-10
JPS6328565Y2 true JPS6328565Y2 (ja) 1988-08-02

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