JPS595938Y2 - 磁石止め具 - Google Patents

磁石止め具

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Publication number
JPS595938Y2
JPS595938Y2 JP14563278U JP14563278U JPS595938Y2 JP S595938 Y2 JPS595938 Y2 JP S595938Y2 JP 14563278 U JP14563278 U JP 14563278U JP 14563278 U JP14563278 U JP 14563278U JP S595938 Y2 JPS595938 Y2 JP S595938Y2
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JP
Japan
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lid
magnetized
magnetic
magnet
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP14563278U
Other languages
English (en)
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JPS5563111U (ja
Inventor
幸雄 遠藤
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
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Publication of JPS5563111U publication Critical patent/JPS5563111U/ja
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Publication of JPS595938Y2 publication Critical patent/JPS595938Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁石止め具に関するものである。
従来より時計や電池ホルダなどの蓋を枠体に止める手段
として、たとえば枠体側に磁石を設け、蓋側に鉄片を設
けて、磁石と鉄片との間に磁気吸引力を働かせて結合さ
せるものがあった。
この手段によって蓋を枠に強固に固定するには、磁石と
鉄片とが隙間なく接していなけれは゛ならないが、さら
に磁石と鉄片とが接したときに蓋と枠体との間に隙間が
生じていると、ほこりの侵入や、がたつきの原因となる
ので、蓋と枠との間も隙間がないのが望ましい。
しかしこのように蓋と枠体間に隙間なくかつ磁石と鉄片
間に隙間なく製作するためには、高度の加工精度が要求
されるという欠点があった。
また蓋の開閉による衝撃が直接磁石におよぶことは望ま
しくないので、まず蓋が枠体に接し、しかる後鉄片が磁
石に接するように設定することが要求されている。
そこで本考案は、上記従来技術の欠点を除去するために
蓋を枠に固定する時、この蓋と枠との固定の後でこの蓋
に取り付けてある磁性板が着磁板を吸引して蓋と枠との
固定状態をロックするようにした磁石止め具を提供する
ことを目的とするもので、その構戒の特徴は、ケースに
着磁板を所定の規制範囲内移動可能に取り付け、蓋に取
り付けてある磁性板によって吸引されて移動するように
構或したところにある。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1,2図において1は磁石止め具であって、この磁石
止め具のケース2は、たとえば時計枠体3の背部内にネ
ジ孔2aに螺入するネジ(図示せず)により取付けてあ
る。
ケース2は合或樹脂などの部材により中空状に形或して
ある。
ケース2の一側壁(第4図左側壁)には長手方向にそっ
て上下に2本の長孔3 a ,3 bが設けてあり、そ
の対向側は開口部4となっており、開口部上下にストツ
パ兼用爪部2b,2bが一体的に設けてある。
またケース2内には板状の磁石5が配置してある訝モ石
5の上下両面にはこの磁石によって磁化される着磁板6
,7が配置してある。
着磁板6,7は磁石5によって磁化されており、着磁板
はケース2内において爪部2b,2bによって規制され
た範囲内において磁石と一体的に左右方向(第1図,第
4図)に移動可能である。
着磁板6,7の一端部(第1,4図左端部)はケース2
の長孔3 a ,3 bより外方に突出し、この突出端
部5a,7aは、時計枠体2に固定して、この背部を覆
う蓋8の内面に固着してある鉄片などの磁性板9に磁気
的に結合可能である。
10は蓋8のつまみである。また着磁板6,7の他端部
には磁石5の後端部を保持する爪状の保持部6b,7b
が形或してある。
もちろん保持部6b,7bは、磁石5が着磁板6,7に
固着してあり、少なくとも磁石と着磁板とが連動するも
のであれば不要である。
ケース2内一側には磁石5の前端部との間に板バネ11
が介設してあり、この板バネは磁石に対して枠体め長孔
3 a ,3 bと反対方向(第4図右方向)にバネカ
を付勢している。
このため着磁板6,7はケース2の開口部4側に押圧力
が与えられている。
着磁板6,7と磁性板9との磁気的結合力は、あらかじ
め板バネ11のバネカより大きく設定してある。
磁石止め具1の組立は、たとえばケース2の開口部4よ
り着磁板6,7をそれぞれ入れ、端部5a,7aを長孔
3a,3bより突出させる。
その後爪部2b,2bをもって開口部4を拡開しつつ、
板バネ11および磁石5を順次着磁板6,7間に差入れ
れば、第4図に示すように組み立てられる。
つぎにその作用について説明する。
いま時刻修正を行うため蓋8が開いている時は、第4図
示のように着磁板6,7の突出端部5a,7aと磁性板
9との結合が解かれているため、この着磁板はバネ11
のバネカにより開口部4方に位置している。
つぎに修正操作を終えて蓋4を閉じると、閉じた瞬間は
磁性板9は第4図に示すように磁性板9と着磁板6,7
の端部5a,7aとの間にまだ空隙がある。
そのため蓋8の閉じる時の衝撃は着磁板6,7に伝わる
ことなく、磁石5にも衝撃はおよばない。
しかし蓋4を閉じた瞬間は上記のように磁性板9は着磁
板6,7と接触しないが、その後極めて短い時間経過す
ると、この着磁板はバネ11のバネカに抗して磁性板9
に吸引されて左方に移行し、そのため第1図示のように
着磁板の突出端部+6a,7aはこの磁性板と接合する
したがって着磁板6,7は、バネ11のバネカに抗して
、第1図左方に移行しているので蓋8は枠体3に密接状
態に保持される。
再び蓋8を開くと、着磁板6,7はバネ11の力によっ
て磁石5とともに1開口部4方へ移行し、第4図示の状
態となる。
なおバネ手段は板バネに限られず、また磁石止め具は時
計のみならず、たとえば家具,ステレオなどの電気器具
、筆入れなどの文房具、カーテンなどの止め具として広
く利用できるものである。
以上説明したように本考案によれば、ケース内に着磁板
が移動可能に設けてあり、バネにて着磁板は後方に移動
しているため、蓋を枠体に固定する時、蓋の開閉による
衝撃が直接磁石におよばず、また蓋を閉じた後で蓋に取
り付けてある磁性板が゛着磁板を吸引してこの閉蓋状態
をロックするので、蓋と枠との間の隙間が生じないばか
りでなく、磁性板は着磁板を吸引して接合するので強固
な磁気的結合が得られさらに構戒が簡単であって、高度
の加工精度を必要としない実用上の効果は大きい
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は使用状
態を示す断面図、第2図は斜視図、第3図は一部切欠平
面図、第4図は第3図IV−IV線に沿う断面図である
。 1・・・・・・磁石止め具、2・・・・・・ケース、3
a ,3 b・・・・・・長孔、5・・・・・・磁石
、6,7・・・・・・着磁板、6 a ,7 a・・・
・・・突出端部、9・・・・・・磁性板、11・・・・
・・板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一側壁に孔を有するケースが枠体に取り付けてあり、 永久磁石を挾着しこの永久磁石によって磁化された1対
    の着磁板が、上記ケース内にストツパによって規制され
    た範囲内において移動可能に挿置され、 上記両着磁板はその一端部が上記孔より突出し、 上記両着磁板を上記孔と反対方向側に磁気的吸引力より
    も弱いバネ力で付勢するバネが、上記ケース内に設けら
    れており、 上記枠体に開閉自在に支持されている蓋体に、上記両着
    磁板と対向する位置関係で磁性板が取り付けてあり、 上記蓋体を閉じたとき、上記蓋体は上記枠体に当接しか
    つ上記両着磁板は上記磁性板との磁気的吸引力によって
    上記バネのバネ力に抗して前進することによって上記磁
    性板に接合する ことを特徴とする磁石止め具。
JP14563278U 1978-10-23 1978-10-23 磁石止め具 Expired JPS595938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14563278U JPS595938Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 磁石止め具

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JP14563278U JPS595938Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 磁石止め具

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Publication Number Publication Date
JPS5563111U JPS5563111U (ja) 1980-04-30
JPS595938Y2 true JPS595938Y2 (ja) 1984-02-23

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ID=29125375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14563278U Expired JPS595938Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 磁石止め具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5457288B2 (ja) * 2010-06-24 2014-04-02 下西技研工業株式会社 マグネットキャッチおよびマグネットキャッチ用ケース

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Publication number Publication date
JPS5563111U (ja) 1980-04-30

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