JPH04368583A - 止具 - Google Patents

止具

Info

Publication number
JPH04368583A
JPH04368583A JP3170396A JP17039691A JPH04368583A JP H04368583 A JPH04368583 A JP H04368583A JP 3170396 A JP3170396 A JP 3170396A JP 17039691 A JP17039691 A JP 17039691A JP H04368583 A JPH04368583 A JP H04368583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
female
male
stopper
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3170396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamao Morita
森田 玉男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tarmo Co Ltd
Original Assignee
Tarmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tarmo Co Ltd filed Critical Tarmo Co Ltd
Priority to JP3170396A priority Critical patent/JPH04368583A/ja
Priority to KR1019920010350A priority patent/KR930000065A/ko
Priority to US07/899,979 priority patent/US5199138A/en
Priority to EP92308806A priority patent/EP0590206B1/en
Priority claimed from EP92308806A external-priority patent/EP0590206B1/en
Publication of JPH04368583A publication Critical patent/JPH04368583A/ja
Priority to US08/043,484 priority patent/US5377392A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/258Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts fastening by superposing one part on top of the other
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F1/00Fastening devices specially adapted for garments
    • A41F1/002Magnetic fastening devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/10Arrangement of fasteners
    • A45C13/1069Arrangement of fasteners magnetic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44DINDEXING SCHEME RELATING TO BUTTONS, PINS, BUCKLES OR SLIDE FASTENERS, AND TO JEWELLERY, BRACELETS OR OTHER PERSONAL ADORNMENTS
    • A44D2203/00Fastening by use of magnets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/32Buckles, buttons, clasps, etc. having magnetic fastener
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/11Magnetic

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、永久磁石の吸着力を利用した
止具であって、ランドセル、ショルダーバッグその他の
各種のバッグ類、各種のボックス類の蓋の閉止の手段と
して用いられ、あるいはベルト等の連結の手段として用
いられる止具、更には扉を開け放しの状態に保持する手
段として用いられる止具等の改良、特に組付けコストの
安い止具の提供に関する。
【従来の技術】
【0002】永久磁石の吸着力を利用した止具には種々
の構造のものがありランドセルのカブセの閉止手段、シ
ョルダーバッグの蓋の閉止手段、小物収納ボックスの蓋
の閉止手段、更にはベルトの連結手段としてのバックル
、開け放し状態に扉を保持する手段等として用いられて
いる。
【0003】このような永久磁石の吸着力を用いた止具
は、一般に止具相互の吸着閉止と、引き放し解放の操作
とが容易で取扱い性に優れている反面、係止力が永久磁
石の有する吸着力のみに限定されていることから、係止
状態の安定な維持には難があった。
【0004】そこで永久磁石を有している雄止具に雌止
具を仮止め状態に吸着させた後、この雌止具に挿入した
雄止具の挿入部分を捻って機械的に雌雄止具の係止状態
を作り出すことが一般に試みられている。かゝる従来の
止具では、雌止具に雄止具を挿入状態で吸着した後、逐
一雄止具の挿入部分を捻る等の操作で雌雄の止具を機械
的に係止させる必要があり、かゝる操作をしなかった場
合、予期せずにランドセルの蓋等が開き出す不都合があ
った。又、閉止されている蓋等を開く場合にも、逐一雌
雄止具を手でつまみ、雌止具に挿入されている雄止具の
挿入部分を捻り戻し、更に、雌雄止具を引き放し方向に
操作する必要があり、雌雄止具の装脱操作が煩雑であり
、幼児童等のように操作能力の少ない者の用いるバッグ
等の止具としては不適当であった。
【0005】かゝる従来の永久磁石を用いた止具に対応
するものとして、雌止具に対し雄止具を単に重ね合せ状
態で挿入することによって、雌雄止具を確実に係止する
と共に、雄止具の挿入係止されている雌止具のスライド
プレートを単に押し、又は引き剥し状に操作することの
みで雌雄止具をワンタッチ動作で離脱することのできる
止具が特公平3−14983 号で開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
公平3−14983 号で示されている係合具、特にそ
の雌部材は、ケース内に基板を組付けると共に、この基
板と座体との間にスライド板の摺動隙間が係止される構
成としてある。
【0007】かゝる雌部材の組付け構造では、前記のス
ライド板の摺動隙間が正確に形成し難く、又正確な摺動
隙間を形成するためにケースの係止爪片等に寸法精度の
高い段部を設ける等の工夫を施す必要があった。
【0008】更に、この特公平3−14983 号で示
されている係合具では雌部材を構成する部品点数が多く
なり、しかも組付けコストが割高となる不都合があった
【0009】本発明に係る止具は、かゝる従来止具の不
都合に鑑み部品点数が少なく、組付け溶接がし易いと共
に、正確なスライドプレートの摺動隙間を形成すること
のできる止具の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る止具は叙上
の目的を達成するものとして以下の止具の構成としてあ
る。
【0011】即ち、永久磁石1からなる突起2又は永久
磁石1を有する突起2を有している雄止具Aと、一対の
金属プレートと、この金属プレート間に摺動可能に組付
けられ、しかも一部が該金属プレート間から外方に突き
出した操作下片5aとされている強磁性のスライドプレ
ート5とからなると共に、前記雄止具Aの突起2の挿入
穴6、7、8が該スライドプレート5及び前記金属プレ
ートに連通して設けられている雌止具Bとで構成してあ
り、
【0012】この雌止具Bの挿入穴6、7、8に挿入さ
れる前記雄止具Aの突起2には、この雄止具Aにより吸
引される雌止具Bのスライドプレート5の吸着側に張出
し状の係合顎部9が設けられていると共に、前記雄止具
Aに吸引される前記雌止具Bのスライドプレート5の挿
入穴8の穴縁が該係合顎部9の下面に摺り入る止具とし
てあり、
【0013】この止具における前記金属プレートが、こ
の金属プレート間に組付けられている前記スライドプレ
ート5の摺動方向にある側に立上り側板部3a、3a 
を有する第1プレート3と、この第1プレート3の立上
り側板部3a、3a 上に添装されている第2プレート
4とから構成されており、この第1プレート3と第2プ
レート4との接合部にある第1プレート3及び第2プレ
ート4の両方又はいずれか一方のプレートの側縁に設け
られている凹欠部10に、この凹欠部10の設けられて
いる金属プレートに接している他方の金属プレートの側
縁にある突片11が収まった構成としてあり、しかも、
前記の接合部で前記第1プレート3と、第2プレート4
とが溶接によりに固着されて止具を構成している。
【0014】
【作用】本発明に係る止具は、第1プレート3の立上り
側板部3a、3a 上に第2プレート4が添装されてい
ると共に、この第1プレート3、第2プレート4の両方
又はいずれか一方のプレートの側縁に設けられている凹
欠部10に、この凹欠部10の設けられている金属プレ
ートに接している他方の金属プレートの側縁にある突片
11が収まった状態で第1プレート3と、第2プレート
4との接合部が溶着されていることから溶接性が良好と
なる。
【0015】次いでこの第1プレート3、第2プレート
4の両方又はいずれか一方のプレートの側縁に設けられ
ている凹欠部10に、この凹欠部10の設けられている
金属プレートに接している他方の金属プレートの側縁に
ある突片11が収まっており、しかも該突片11が凹欠
部10に収まった態で第1プレート3と、第2プレート
4とが溶接され、この第1プレート3と第2プレート4
との間にスライドプレート5の摺動空隙が形成されるこ
とから、寸法精度の高い摺動空隙が形成されるように機
能する。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る典型的な一実施例を添付
の図面について説明する。図1〜図9は本発明に係る典
型的な第1実施例の止具を、図10〜図11は第2実施
例の止具を示している。又、図1は雌止具Bの部品を分
離して示しており、図2は組付け状態にある雌止具Bを
斜視で示している。図3は雌止具Bの第1プレート3と
第2プレート4とを突片11と凹欠部10との嵌め合い
部分で溶接した状態を断面で示し、図4は第1プレート
3と第2プレート4とを立上り側板部3a上で溶接した
状態を断面で示している。図5〜図6は本実施例に係る
止具の具体的な吸着、係止の状態を断面で示しているも
のであって、図5は雄止具Aの挿入前を、図6は雄止具
Aの挿入時の吸着、係止の状態を示している。図7は図
5〜図6で示されている止具の設計変更に係る止具を断
面で示しており、スライドプレート5の動作方向が図5
〜図6の止具と逆向きになる構成とした止具の吸着、係
止状態を示している。図8と図9は雌止具Bの第1プレ
ート3を取り外した状態を平面で示しており、図8は雄
止具Aの挿入時のスライドプレート5の位置を、図9は
雄止具Aを挿入した後のスライドプレート5の位置状態
を示している。更に図10〜図11は第1プレート3の
側に凹欠部10を、第2プレート4の側に突片11を設
けた雌止具Bの実施例を示しており、図10は同部品を
分離した状態で、図11は同組付け状態を夫々斜視で示
している。
【0017】先ず、図1〜図9で示される第1実施例に
係る止具について説明する。この第1実施例に係る止具
は、雄止具Aと、雌止具Bとからなっており、雄止具A
の突起2が雌止具Bの挿入穴6、7、8に対し装脱可能
に挿入、抜き出しができる構成としてある。
【0018】構成される雄止具Aはダイキャスト成形さ
れた真鍮製の突起本体2aの内部空洞に永久磁石1を嵌
め入れた構成としてあり、この突起本体2aは平面形状
が長方形状をなす突起本体2aの下面側から頂部側に向
けて内部空洞が設けられていると共に頂部が断面弧状を
なすものとし雌止具Bに対する挿入性を良くしてある。 更に頂部の長さ側に添って係合顎部9が張り出し状態で
設けてあると共に、この係合顎部9から突起本体2aの
基部側に向けて窓12が設けてある。又、この突起本体
2aの基部側には、この窓12に続く位置に突出し段部
13を設けてあると共に取付け用の座部2bを突起本体
2aの基部周側に一体に張出し状態に設け、且つ、この
座部2bの四周に下方に垂下する鍔部2cと、この鍔部
2cで囲まれた座部2bの下面にカシメ用のボス2dを
設け、取付け用の脚具14のカシメづけに用いている。
【0019】こゝで用いられている取付け用の脚具14
はカバン等の取付け基版Cに挿通されて、裏座金15の
スリットに挿通折り曲げられる脚片14a、14a を
有すると共に、突起本体2aの前記内部空洞面を覆った
状態で前記座部2bの下面凹部内に収まる形状とされて
おり、この座部2bの面に密着した状態で、脚具14に
設けた孔から突き出しているボス2dが該脚具14の面
にカシメづけられる構成としてある。
【0020】このようにして構成された突起2に永久磁
石1とヨーク16とを嵌め入れると共に突起本体2aの
座部2bに脚具14を添装カシメづけて永久磁石1とヨ
ーク16とを突起2内に組付けて雄止具Aを構成し、こ
の雄止具Aを取付け基版Cに添装すると共に、この取付
け基版Cに挿通した脚片14a に裏座金15を嵌め入
れて該脚片14aをこの裏座金15面に折りつけて固定
して用いる。
【0021】尚、叙上で構成される雄止具Aは典型的な
一実施例を示すものであり、雄止具Aの全体あるいは雄
止具Aの突起2部分をプラスチック磁石等を用いて一体
に形成しても良く、この場合突起本体2aを別途形成す
る必要が無く、又永久磁石等の組付け手間も割愛できる
特長を有している。
【0022】又、前記で構成される突起本体2aを強磁
性材を用いて構成しても良く、この場合、雌止具Bを雄
止具Aの側に引き寄せる効果があると共に永久磁石1の
漏洩磁気を突起2の外方に生じさせない利点を有してい
る。
【0023】更に突起2に組込まれるヨーク16は突起
本体2aの窓12の側に設けられており、この窓12を
塞いで内部の永久磁石1を隠すように機能していると共
に永久磁石1の一方の磁極の磁場を集束するように機能
し、雌止具Bのスライドプレート5の良好な吸着と安定
な吸着状態の維持とに都合良く機能する。かゝる点から
突起本体2aに組込まれる永久磁石1は図5において左
右側に着磁されているのが好ましい。
【0024】尚、前記のヨーク16を用いずに永久磁石
1のみを用いても良く、又窓12を開口せずに盲状に永
久磁石1の嵌め入れ空洞を形成しても良い。更に永久磁
石の各磁極にヨークを添装し、あるいは各磁極にあるヨ
ークを磁極間にある永久磁石の側面まで延設した構成と
しても良く、この場合の漏れ磁束は極端に少なくなる特
長と有している。
【0025】又、突起2に設けられる係止顎部9は単に
この係止顎部9の下面に雌止具Bのスライドプレート5
の摺り込める構成をもっていれば良く、この係止顎部9
に雌止具Bのスライドプレート5が吸着、係止されるこ
とによって雄止具Aと雌止具Bとは確実に係止状態を維
持されることゝなる。図5〜図7で示される実施例では
係止顎部9の下方に窓12を用いてスリット状の係止溝
を設け、この係止溝に雌止具Bのスライドプレートが係
入される構成としてあると共に、この窓12の下方に突
き出し段部13を設け第2プレート4の挿入穴の穴縁に
該段部13が接する構成とすることによって雌雄止具の
安定な係止状態が維持できるようにしてある。
【0026】又、前記の脚具14は強磁性材で構成され
ていても良く、非磁性材で構成されていても良い。この
場合、脚具14を強磁性材として組付けることによって
永久磁石1の磁気漏洩が効果的に防止されることゝなる
。又非磁性材で脚具14を形成した場合、この脚具14
の脚片14a を磁気路として取付け基版Cの裏座金1
5の側に漏れ磁気をもたらさない特長を有している。
【0027】次いで雌止具Bについて説明する。この雌
止具Bは金属プレートである第1プレート3及び第2プ
レート4とスライドプレート5とで構成されており、こ
のスライドプレート5は透磁率の良好な所謂強磁性材を
用いて形成してある。これに対し、第1プレート3及び
第2プレート4はスポット溶接、ロウづけ、半田づけそ
の他の溶接に適する素材であれば良く強磁性又は非磁性
の金属材で構成してあり、第1プレート3及び第2プレ
ート4を非磁性の金属材で構成した場合、雌止具Bに対
する雄止具Aの挿入がし易くなり、しかもスライドプレ
ート5の摺動が円滑、確実となる特長を有している。又
第2プレート4を強磁性の金属材とした場合、雄止具A
に近接された雌止具Bが強く雄止具Aの側に引き寄せら
れて雌雄止具の吸着操作が容易となる特長を有し、更に
、第1プレート3と第2プレート4とを共に強磁性の金
属材とした場合、雌雄止具の係止部分からする磁気の漏
れ出しが確実に防止される特長を有している。
【0028】第1プレート3は、この第1プレート3の
面に添ってスライドプレート5が摺動できるように、こ
のスライドプレート5の摺動方向の側縁に立上り側板部
3a、3a を有し、この立上り側板部3a、3a 内
をガタ無くスライドプレート5が摺動される立上り寸法
と、立上り側板部3a、3a 間寸法としてある。又、
この立上り側板部3aの長さ側の両端には第2プレート
4の板厚寸法からなる突片11、11 が設けてあると
共に雄止具Aの頂部側が緩く収まる挿入穴6が設けてあ
る。尚、この第1プレート3は立上り側板部3a部分か
ら延びる一方の板部3bを稍々長目のものとし第2プレ
ート4との間でバッグの蓋側にある取付け基版D等の取
付け部分としてあると共に、この板部3bの側にある挿
入穴6の両側隅部を突壁部3c、3c とし、この突壁
部3c、3に挿入される雄止具Aの突起2の頂部が接す
る構成としてある。
【0029】次いで第2プレート4は、前記第1プレー
ト3の板部3bに対応する板部4aを屈曲部4bを介し
て有すると共に前記第1プレート3の立上り側板部3a
、3a 上に添装される板部4cの両側縁に前記第1プ
レート3の突片11の密に収まる凹欠部10を有し、更
に板部4aと反対の側の両側縁から組付けられている第
1プレート3の面に到る屈曲した係止片17が設けられ
ている。この第2プレート4に設けられている凹欠部1
0は第1プレート3の立上り側板部3aの板厚寸法の凹
み幅をもって形成されているのが好ましく、これによっ
て第1プレート3及び第2プレート4間に形成されるス
ライドプレート5の摺動空隙をより正確に形成すること
ができる。又、この第2プレート4の前記板部4aには
螺子挿通孔18が設けてあると共に板部4cには前記第
1プレート3の挿入穴6に連通する挿入穴7が設けてあ
り、前記雄止具Aの突起2の基部側が緩く収まる穴径寸
法とされている。
【0030】更に、この第1プレート3及び第2プレー
ト4間に組付けられているスライドプレート5は前記の
第1プレート3の挿入穴6及び第2プレート4の挿入穴
7に対し摺動方向で拡径とされた挿入穴8を有し、且つ
前記第1プレート3の立上り側板部3a、3a 内に収
まっている板部5bと、この第1プレート3及び第2プ
レート4の組付け部分から外方に突き出している僅かに
湾曲した操作舌片5aとを有し、この操作舌片5aと板
部5bとの間の板側縁に前記第2プレート4の係止片1
7の収まるスライド規制溝19が設けられている。
【0031】この第1プレート3と第2プレート4との
間に組付けられているスライドプレート5は、操作片5
aの側で第1プレート3の挿入穴6及び第2プレート4
の挿入穴7よりも遥かに側方に拡開された挿入穴部8a
を有した状態で押し込み終端とされていると共に、この
操作舌片5aと反対側にある挿入穴8の穴縁が第1プレ
ート3の挿入穴6及び第2プレート4の挿入穴7内に臨
む位置で押し込み終端となるように前記スライド規制溝
19と係止片17との組付け位置を調整しておくのが好
ましく、スライドプレート5は、係止片17の係入され
ている前記スライド規制溝19の長さ幅相当に亘って前
記の押し込み終端から突き出し側に摺動できる構成とさ
れている。
【0032】かゝる各構成部品からなる雌止具Bの組付
け構造について説明する。先ず第1プレート3の立上り
側板部3a、3a 間に操作舌片5aを該第1プレート
3の側に向けてガイドプレート5を添装し、この第1プ
レート3の立上り側板部3a、3a 上に第2プレート
4を重ねると共に、この第2プレート4の凹欠部10に
第1プレート3の突片11を収め、且つスライドプレー
ト5のスライド規制溝19に第2プレート4の係止片1
7を突き入れるようにして第1プレート3と第2プレー
ト4とを溶接し第1プレート3と第2プレート4とをス
ライドプレート5を取り入れた状態で一体に固定する。 この第1プレート3と第2プレート4との溶接は、スポ
ット溶接、半田づけ、ロウづけその他の溶接手段による
。この溶接は突片11と凹欠部10との間で溶接されて
いても良く(図3参照)、この突片11と凹欠部10と
の間の嵌まり合いをガイトとして立上り側板部3aと板
部4cの側縁間とで溶接されていても良い(図4参照)
。このようにして構成された雌止具Bに対して取付け基
版Dの側端を操作舌片5aと反対の側にある第1プレー
ト3、第2プレート4間の間隙に挿入し、この挿入取付
け基版Dが第2プレート4の屈曲部4bに押しどまった
状態で螺子20を螺子挿通孔18から取付け基版Dに螺
入して取付ける。
【0033】かゝる構成からなる雄止具Aを雌止具Bに
対し図5の状態で挿入した場合、スライドプレート5は
既に押し込み方向への移動が抑制されていると共に突起
2の永久磁石1に対し挿入穴8の穴縁8bが穴縁8cよ
り近い位置にあることから、この穴縁8bが突起2の側
に吸引され、突起2の係合顎部9の下面に摺り込み、係
合顎部9の下面でスライドプレート5の穴縁8bの上面
が係止される。従って、この雌止具Bに用いられる雄止
具Aは雌止具Bの操作舌片5aの突き出し側と反対の側
に向けて突起2の係合顎部9を設けておく必要があり、
操作舌片5aを図6の矢印で示すように押し込み側に移
動することで雌雄止具の係止状態を解くことができ、雌
止具Bを雄止具Aの吸着力に抗して引き上げることによ
って雌雄止具の完全な分離がなされる。
【0034】図7の実施例はスライドプレート5の引き
出し終端の位置においてスライドプレート5の操作舌片
5aの側にある挿入穴8の穴縁が第1プレート3及び第
2プレート4の挿入穴の穴縁に近い位置にあり、又同様
にスライドプレート5の引き出し終端の位置において、
操作舌片5aと反対の側にある該スライドプレート5の
挿入穴8の穴縁が第1プレート3及び第2プレート4の
挿入穴の穴縁より遥かに内方に位置づけられた構成とし
てあり、雄止具Aの係合顎部9を操作舌片5aの側に向
けて該雄止具Aの突起2を前記雌止具Bに挿入した場合
、スライドプレート5は図7で示されるように内方に引
き込まれて挿入穴8の穴縁が突起2の係合顎部9の下面
に摺り入り、係合顎部9の下面にスライドプレート5の
挿入穴8の穴縁が係止される。従って、この雌雄止具で
は前記の実施例とは逆にスライドプレート5を図7の矢
印方向、即ち引き出し側に引くことによって雌雄止具の
係止状態を解くことが可能であり、通例押し込み側に力
の作用している部分での止具手段として用いるのに適し
ている。
【0035】次いで図10〜図11で示される第2実施
例の止具は、前記第1の実施例における止具に対し、第
1プレート3の立上り側板部3aに凹欠部10を設ける
と共に、第2プレート4の両側縁に突片11を設けたも
のであり、それ以外の構成を前記実施例1の止具と同一
の構成としてある。
【0036】そこで第1プレート3の立上り側板部3a
内、特に凹欠部10の下方に収まるようにスライドプレ
ート5を組付けた状態で第2プレート4を第1プレート
3の立上り側板部3a上に載置し、第2プレート4の突
片11を第1プレート3の凹欠部10に嵌め入れ、且つ
第2プレート4にある係止片17をスライドプレート5
のスライド規制溝19内に係入した状態で、突片11の
部分又は突片11から離れた部分で第1プレート3、第
2プレート4とを一体的に溶接する。
【0037】尚、叙上の第1実施例に係る止具も第2実
施例に係る止具も突片11と凹欠部10とが第1プレー
ト3、第2プレート4のいずれか一方の側に設けられた
構成としてあるが、第1プレート3に突片11と凹欠部
10とを設け、第2プレート4に、この第1プレート3
の突片11に対応する凹欠部10を、又凹欠部10に対
応する突片11を設けても良く、前記第1実施例に係る
止具及び第2実施例に係る止具と同様に溶接時の位置決
めの効果を奏することができる。
【0038】更に、前記の各実施例はショルダーバッグ
等のバッグ類に取付け易い構造としてあるが各種のボッ
クス類の蓋の閉止手段あるいは扉を開放状態で保持する
ための手段、バンドのバックル等として用いる場合には
夫々の取付け部分に対応した取付け構造を叙上雄止具と
雌止具とに設ける。又、各種の使用目的に合せて雄止具
、雌止具を構成する素材と、雌雄止具のデザインの変更
を行なう。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る止具は、第1プレート3の
立上り側板部3a、3a 上に第2プレート4が添装さ
れていると共に、この第1プレート3、第2プレート4
の両方又はいずれか一方のプレートの側縁に設けられて
いる凹欠部10に、この凹欠部10の設けられている金
属プレートに接している他方の金属プレートの側縁にあ
る突片11が収まっており、この凹欠部10に対する突
片11の収まりを位置決め手段として溶接されることか
ら、溶接作業が容易且つ正確にできる特長を有している
【0040】次いでこの第1プレート3、第2プレート
4の両方又はいずれか一方のプレートの側縁に設けられ
ている凹欠部10に、この凹欠部10の設けられている
金属プレートに接している他方の金属プレートの側縁に
ある突片11が収まっており、この突片11に対する凹
欠部10の係合を位置決めの手段として溶接されて第1
プレート3と、第2プレート4間にスライドプレート5
の摺動空隙が形成されていることから、寸法精度の高い
摺動空隙とされ、取扱い操作性に優れた止具の提供を可
能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の雌止具を構成する部品を下面側か
ら見た分離斜視図
【図2】雌止具を下面側から見た斜視図
【図3】第1の
溶接例を示す雌止具の断面図
【図4】第2の溶接例を示
す雌止具の断面図
【図5】雄止具を雌止具に挿入する前
の断面図
【図6】雄止具を雌止具に挿入した後の断面図
【図7】他の実施例の雄止具を雌止具に挿入した状態の
断面図
【図8】第1プレート3を取り除いた雌止具に雄止具を
挿入する際の平面図
【図9】第1プレート3を取り除いた雌止具に雄止具を
挿入した後の平面図
【図10】第2実施例の雌止具を構成する部品を下面側
から見た分離斜視図
【図11】突片11を変形した状態の雌止具の断面図
【符号の説明】
1  永久磁石 2  突起 3  第1プレート 4  第2プレート 5  スライドプレート 6  挿入穴 7  挿入穴 8  挿入穴 9  係合顎部 10  凹欠部 11  突片 12  窓 13  段部 14  脚具 15  裏座金 16  ヨーク 17  係止片 18  螺子挿入孔 19  スライド規制溝 20  螺子 A  雄止具 B  雌止具 C  取付け基版 D  取付け基版

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  永久磁石からなる突起又は永久磁石を
    有する突起を有している雄止具と、一対の金属プレート
    と、この金属プレート間に摺動可能に組付けられ且つ一
    部が該金属プレート間から外方に突き出した操作舌片と
    されている強磁性のスライドプレートからなり、前記雄
    止具の突起の挿入穴が該スライドプレート及び前記金属
    プレートとに連通して設けられている雌止具とからなり
    、前記雌止具の挿入穴に挿入される前記雄止具の突起に
    は、この雄止具により吸引される雌止具のスライドプレ
    ートの吸着側に張出し状の係合顎部が設けられていると
    共に、前記雄止具に吸引される前記雌止具のスライドプ
    レートの穴縁が該係合顎部の下面に摺り入る止具であっ
    て、前記金属プレートが、この金属プレート間に組付け
    られている前記スライドプレートの摺動方向にある側に
    、立上り側板部を有する第1プレートと、この第1プレ
    ートの立上り側板部上に添装されている第2プレートと
    からなり、前記第1プレートと第2プレートとの接合部
    にある第1プレート及び第2プレートの両方又はいずれ
    か一方のプレート側縁に設けられている凹欠部に、この
    凹欠部の設けられている金属プレートに接している他方
    の金属プレートの側縁にある突片が収まっていると共に
    、前記の接合部で前記第1プレートと第2プレートとが
    溶接で固定されていることを特徴とする止具。
  2. 【請求項2】  前記金属プレートの両方又はいずれか
    一方が強磁性材からなることを特徴とする請求項1記載
    の止具。
  3. 【請求項3】  前記金属プレートが非磁性材からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の止具。
  4. 【請求項4】  前記突片が第1プレートの立上り側板
    部上に設けられていると共に、第2プレートの側縁に該
    突片の収まる凹欠部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の止具。
  5. 【請求項5】  前記突片が第2プレートの側縁に設け
    られていると共に、第1プレートの立上り側板部上に該
    突片の収まる凹欠部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の止具。
JP3170396A 1991-06-14 1991-06-17 止具 Pending JPH04368583A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170396A JPH04368583A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 止具
KR1019920010350A KR930000065A (ko) 1991-06-17 1992-06-15 물림구
US07/899,979 US5199138A (en) 1991-06-17 1992-06-17 Magnetic fastener
EP92308806A EP0590206B1 (en) 1991-06-14 1992-09-28 Fastener
US08/043,484 US5377392A (en) 1991-06-14 1993-04-06 Magnetic fastening device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170396A JPH04368583A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 止具
EP92308806A EP0590206B1 (en) 1991-06-14 1992-09-28 Fastener

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04368583A true JPH04368583A (ja) 1992-12-21

Family

ID=26132210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3170396A Pending JPH04368583A (ja) 1991-06-14 1991-06-17 止具

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5199138A (ja)
JP (1) JPH04368583A (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07197723A (ja) * 1993-12-28 1995-08-01 Taamo:Kk 留め具
US5515581A (en) * 1994-05-17 1996-05-14 Kaufmann; Eli Magnetic safety snap locking device
AT125U3 (de) * 1994-12-30 1995-09-25 Kabran Christian Abnehmbare befestigungsvorrichtung für informationsträger
US5868445A (en) * 1995-11-02 1999-02-09 Kaufman; Eli Magnetic slide lock assembly
US5707091A (en) * 1996-06-05 1998-01-13 Tarmo Company, Limited Fastener
US5937487A (en) * 1998-04-15 1999-08-17 Bauer; Irving Magnetic slide fastener
JP2944643B1 (ja) * 1998-07-09 1999-09-06 有限会社ターモ 磁気止め具
US6182336B1 (en) 1999-02-18 2001-02-06 Irving Bauer Magnetic safety snap locking device and method of fastening the device with manual resetting
US6564434B1 (en) 2000-08-31 2003-05-20 Tamao Morita Magnetic fixing unit
CN1328993C (zh) * 2002-03-07 2007-08-01 陈锡鑫 具有磁性的皮带扣
US20060237148A1 (en) * 2005-04-22 2006-10-26 Ching Feng Home Fashions Co., Ltd. Assembly structure of magnetic clutching device of cord bracket for window blind
US7797803B2 (en) * 2005-07-05 2010-09-21 Falb Margo B Seat belt buckle
US7178208B2 (en) * 2005-07-05 2007-02-20 Calvin R. Bentsen Seat belt with magnetically seated buckle and automatic release
US20080179895A1 (en) * 2007-01-30 2008-07-31 Inventec Corporation Two-way fastening structure for tablet PC
US8813315B2 (en) * 2007-12-18 2014-08-26 Bryan Schultz Belt buckle
US8230559B2 (en) * 2010-09-14 2012-07-31 Fildan Accessories (Hk) Ltd Magnetic brassiere back closure
US8505174B2 (en) * 2011-01-08 2013-08-13 Dubrosky & Tracy Patent Service Corp. Fastener for clothing or lingerie
MX2016009365A (es) * 2014-01-20 2017-02-15 Revolutionary Design Inc Sistema de cierre magnetico.
US20160186789A1 (en) * 2014-01-20 2016-06-30 Revolutionary Design, Inc. Magnetic Closure System
GB2538109B (en) * 2015-05-08 2020-12-23 Dubrosky & Tracy Patent Service Corp A hook and eye fastener
DE102019201259A1 (de) * 2019-01-31 2020-08-06 Fidlock Gmbh Verschlussvorrichtung mit aneinander ansetzbaren Verschlussteilen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3127653A (en) * 1962-04-02 1964-04-07 Monarch Tool & Machinery Co Magnetic connector
US4505007A (en) * 1979-10-24 1985-03-19 Yoshihiro Aoki Magnet clasp
US4453294B2 (en) * 1979-10-29 1996-07-23 Amsco Inc Engageable article using permanent magnet
JP2561109B2 (ja) * 1988-01-27 1996-12-04 株式会社応用技術研究所 磁気掛止具
IT213878Z2 (it) * 1988-05-23 1990-03-01 Ossiani Bruno Metalshearing Bottone a chiusura magnetica per borsette e simili.

Also Published As

Publication number Publication date
US5199138A (en) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04368583A (ja) 止具
JPH04366289A (ja) 止具
US5377392A (en) Magnetic fastening device
US6477749B1 (en) Magnetic tack
US5868445A (en) Magnetic slide lock assembly
JP2000023730A (ja) 磁気止め具
JPH07197723A (ja) 留め具
JPH0638818A (ja) 留め具
JP2822262B2 (ja) 止 具
JPH0416684A (ja) 止具
JPH0559861A (ja) 止 具
JPH0518154A (ja) 止 具
JPH0314983B2 (ja)
JPH03283406A (ja) 止具
JPH0654710A (ja) 留め具
JPH03280902A (ja) 止具
JPH03276706A (ja) 止具
JPH07194425A (ja) 留め構造
JPS62152404A (ja) バツグ類の止金具
JPH07197724A (ja) 留め具
JPH0415001A (ja) 止具
KR830001932Y1 (ko) 계합구
JPH07197722A (ja) 留め具
JPS62155810A (ja) バンド用止具
JPH0415902A (ja) 止具