JP2567245B2 - 吸着具 - Google Patents

吸着具

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JP2567245B2 JP62161370A JP16137087A JP2567245B2 JP 2567245 B2 JP2567245 B2 JP 2567245B2 JP 62161370 A JP62161370 A JP 62161370A JP 16137087 A JP16137087 A JP 16137087A JP 2567245 B2 JP2567245 B2 JP 2567245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は永久磁石の吸着力を利用した一対の吸着具で
あって、吸着面が常に正しく対向するよう自動的に修正
されて吸着するようにした吸着具に関するものである。
(従来技術) 従来、永久磁石を利用した吸着具が種々用いられてい
たが中でも夫々に芯金を有する雌雄一対の吸着具であっ
て、この芯金に磁力を集中させることにより漏洩する磁
力を殆んどなくして効率的に強力に吸着するようにした
ものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記の吸着具は例えば蓋と本体、或は扉
と戸当りのように対応する物に取付けられた雌雄の吸着
具が夫々の芯金を合着させ、これを磁気回路として磁力
線を集中して強磁力に吸着するものであり、芯金の位置
がずれると吸着力が大巾に低下するため一対の吸着具の
取付位置を適正なものとするためにはセンター出しが必
要であるがずれ易く、又該吸着具を取付けられた扉等の
使用期間が長く開閉回数が多くなるに従い雌雄の吸着具
のセンターが狂い、適正な吸着が行われないこととなり
吸着力が低下する等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を解決するために提供された吸
着具であって、一方の磁極面aから他方の磁極面bに向
けた穴1aを有する永久磁石1の磁極面aに添設される強
磁性板2と、磁極面bに当接される強磁性板3との双方
又は何れか一方より突設された強磁性突起2a、3aが前記
穴1aを介して相互に又は前記強磁性板2又は3に着脱自
在に吸着される一対の吸着具からなり、何れか一方の吸
着具例えば強磁性板2を有する雌具Aの場合には強磁性
板2の非吸着面側に折付脚片5が突設され、該脚片5が
該吸着具の取付面6に開設された穴6aに遊挿され、前記
強磁性板2の板面と該取付面6との間に間隙を設けて、
先端5′が折曲されて該吸着具Aが首振り自在、進退自
在に係着されている構成とされたものである。
(作用) このように構成された吸着具は一方の吸着具である雌
具Aが、取付面6に首振り自在、進退自在に係着されて
いるため、他方の吸着具と少々のずれがあっても永久磁
石1の磁力線の集中した通路となる強磁性突起2aと3aが
引合って自動的に吸着面を正対させ、ずれなく吸着し、
効率的に強力に吸着する。
(実施例) 以下本発明の一実施例について図面により説明する。
Aは永久磁石を使用した一方の吸着具である雌具であ
り、一方の磁極面aから他方の磁極面bに向けた穴1aを
有する環板状の永久磁石1の磁極面aに円板状の強磁性
板2が添着され、底部に穴1aに連通する穴4aを有する倒
皿状の非磁性ケース4内に永久磁石1の磁極面bを内方
にして嵌入され、ケース4の開口縁に設けられた係止爪
4によって永久磁石1と強磁性板2とを一体に保持され
ているものである。
又、強磁性板2には穴1a内に向けて強磁性突起2aがカ
シメ付けられており、同時にこのカシメを利用して一対
の折付脚片5,5が両脚片の連設板部により強磁性板2の
非吸着面側に取付けられている。
6は取付面であり該取付面6には雌具A取付用の穴6a
が開設されており、該穴6aに前記雌具Aの両脚片5,5が
遊動間隙を持たせて挿入され、強磁性板2の板面と取付
面6との間に間隙を設けた状態で脚片5、5の先端
5′、5′を折曲することにより雌具Aが首振り自在、
進退自在に取付けられている。7は雌具Aの強磁性板2
と取付面6との間隙分の脚片5に挿入したコイルばねで
あり、8はコイルばねと取付面6間に介装した座金であ
る。
尚、コイルばね8の代りにスポンジその他の弾性部材
を用いることもあり、コイルばね等の弾発性部材を介在
させない場合もある。又、他方の吸着具である雄具Bは
強磁性板3とこの中心に突設された強磁性突起3aとから
なり、該雄具Bには雌具Aと同様な脚片が設けられ、或
は強磁性突起3aにボルト状部分を延設し、取付面6′に
挿通してナットを螺着して取付ける場合或は強磁性板3
を取付面6′に接着剤、粘着剤又は両面粘着テープによ
り接着する場合等がある。
従って雌具Aが首振り及び進退することにより自在に
位置を調整して雄具Bと正対して吸着する。
上記雌具Aと雄具Bとは雄具Bの強磁性板3が雌具A
の磁極面b側に、強磁性突起2aと3aは穴1aで互に吸着す
るようになっており、強磁性突起2a、3aが第1図のよう
に穴1a内で互に吸着する長さとされる場合と第2図
(a)のように雌具Aの強磁性突起2aのみを設けて直接
雄具Bの強磁性板3に吸着するようにする場合及び第2
図(b)のようにこれと逆に強磁性突起3aのみを設ける
場合とがある。
又、同図(c)は雌具Aの磁極面bを穴1aを中心とし
た凹球面状とし、雄具Bの吸着面である強磁性板3の面
をこれに対応する凸球面状とし、吸着、調芯が容易であ
るようにされたものである。
第3図乃至第9図は雌具Aの各種実施例であって、第
3図はケース4が短寸の円筒状であって磁極面bが露出
している場合を示し、第4図はケース4の磁極面b側の
周縁が突周縁4cとされて雄具Bの吸着位置のずれを防止
する(特に雄具Bに強磁性突起3aがない場合に有効)と
共に該磁極面bに誤ってキャッシュカード等の磁気記録
物が接触した場合に該突縁4cによって磁極面bとの密着
がないようにし、磁気記録への磁気の悪影響を防止する
ようにされているものである。
第5図は磁気シールドタイプとした吸着具Aの実施例
でケース4と磁極面b間に強磁性の磁気シールド板9を
介装すると共にケース4の磁極面b側に突周縁4cを併設
したもの、第6図は筒状のケース4により磁極面b側に
添装した磁気シールド板9の周縁を係止したものであ
り、第7図はモールディングにより磁極面bに磁気シー
ルド板9を添装し、何れも非吸着時における磁極面bか
らの磁気漏洩を防止するようにしたものである。
第8図は永久磁石1を硬質磁性粉末を含有した合成樹
脂により成形したプラスチック磁石として、ケース4を
省略して強磁性板2は永久磁石1の磁極面a側へ埋設し
たもので、前記第7図も同様プラスチック磁石を使用し
たものである。又第9図は磁極面bにプラスチック磁石
自体による突周縁1bを形成したものである。
尚、強磁性突起と強磁性板とは一体成形により形成さ
れる場合があり、この場合には脚片5は両脚片5、5間
の連設板部を強磁性板に溶着、ろう付等により固着され
る。
(効果) 本発明に係る吸着具は以上のように構成され、特に一
対の吸着具の一方が首振り自在、進退自在に係着されて
いるので対向する取付面に取付けられる一対の吸着具の
センター出しが充分に行われなくても自動的に修正され
て吸着面が正対し吸着する。従って双方の強磁性突起を
磁力線の集中する磁気路として回路を構成し、効率的に
強力に吸着し、又、吸着後は一方の吸着具が他方の吸着
具の動きに追随するので吸着力の弱点である吸着面の側
縁から引離そうとする力が働くことがなく、吸着が外れ
難い。
又、該吸着具を取付けられた開閉する扉或はバックの
蓋等が位置ずれを起しても吸着具自体で修正して吸着面
を正対して吸着する。
更に吸着具の取付に特別の部品も必要なくコストアッ
プを来さない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は一対の吸
着具の各種実施例を示す断面図、第3図乃至第9図は雌
具の各種実施例の断面図である。 A……雌具、B……雄具、a、b……磁極面、1……永
久磁石、1a……穴、2、3……強磁性板、2a、3a……強
磁性突起、4……ケース、5……脚片、6、6′……取
付面、6a……穴、7……コイルばね、8……座金、9…
…磁気シールド板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の磁極面aから他方の磁極面bに向け
    た穴1aを有する永久磁石1の磁極面aに添設される強磁
    性板2と、磁極面bに当接される強磁性板3との双方又
    は何れか一方より突設された強磁性突起2a、3aが前記穴
    1aを介して相互に又は前記強磁性板2又は3に着第自在
    に吸着される一対の吸着具からなり、何れか一方の吸着
    具には強磁性板の非吸着面側に折付脚片が突設され、該
    脚片が該吸着具の取付面に開設された穴に遊挿され、前
    記強磁性板の板面と該取付面との間に間隙を設けて、先
    端が折曲されて該吸着具が首振り自在、進退自在に係着
    されていることを特徴とする吸着具。
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