JPS61146202A

JPS61146202A - 永久磁石を使用した止具

Info

Publication number: JPS61146202A
Application number: JP26825984A
Authority: JP
Inventors: 森田　玉男
Original assignee: Tarmo Co Ltd
Current assignee: Tarmo Co Ltd
Priority date: 1984-12-21
Filing date: 1984-12-21
Publication date: 1986-07-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は座席のシートカバー等に使用する永久磁石を
使用した止具に関するものである。

（従来技術）永久磁石を使用した止具はその係脱操作が筒中であるこ
とからバッグ等の１１一具として広く使用されており、
例えば第８図に示すように一方の磁極面ａより他方の磁
極面ｂに向けて貫通孔（１）ａを石する永久磁石（１）
の一方の磁極面ａに固設される強磁性部材（２）の突稈
部（２）ａと、他方の磁極面ｂに当接される強磁性部材
（３）の突桿部（３）ａとが前記の貫通孔（１）ａを介
して着脱自在に吸着されるようになっており、止具の取
付生地への１１一着は！１一具にカシメ付は等すること
により座金（１１）、（ｌ２）を固着し、これと一体に
形成した脚片（１１）ａ、（１２）　ａを折曲して取付
けるようになっている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような止具は脚片が１に具に一体的
に固着されており、取付生地に１対の脚片を挿通して１
ト着されるものであり、取付生地に穴があけられて生地
面を傷付け、又取付生地の一端が押し曲げられ、或は止
具の旧著された取付生地を押開く方向に力が加わった場
合等に吸着面にテコ状の力が作用して吸着がはずれ易い
等の問題点があった。

（問題を解決するための手段）この発明は上記の問題点を解決するために提供され、そ
の目的を止具はその背面の中心部１ケ所で生地に取付け
られて傾動が自在であるようにして、生地面の動きに対
しても吸着係合が維持されるようにすることと、取付生
地に穴あけ等をすることなく！Ｆ着できるようにするこ
ととしたものであり、その構成の要旨を一方の磁極面ａ
より他方の磁極面すに向けて孔（１）ａを有する永久磁
石（１）の一方の磁極面ａに吸着取付けられる強磁性部
材（２）と、他方の磁極面すに５接される強磁性部材（
３）とが前記の孔（１）ａを介して着脱自在に吸着され
た止具に於いて、前記強磁性部材（２）又は（３）の両
方又はいずれか一方の非吸着面の略中央に短寸状の合成
樹脂製突起が設けられており、目、つ該突起周面が螺条
又は段条部とされ、取付は生地を介して螺条又は段条の
離乳を有する取付具の離乳内に該突起が係入されている
点におき、か−る構成の要旨に附随する相当の設計変更
を予定したものである。

（実施例）以下この発明の実施例について図面により説明する。第
１図は永久磁石（１）を使用した一対の止具Ａ、Ｂを示
すもので、止具Ａは永久磁石（１）がフェライト磁石等
の焼結磁石、棒鋼磁石、プラスチック磁石、或は特に吸
着力を必要とする場合に希土類磁石等よりなり１円盤状
であって一方の磁極面ａより他方の磁極面すに向けて孔
（１）ａを有し、その一方の磁極面ａに、円板状の中央
部に永久磁石（１）の孔（１）ａの中程にまで到る長さ
寸法で、孔（１）ａ周面と接しない外径とした突桿部（
２）ａが一体に形成された強磁性部材（２）が吸着添設
され、その非吸着面（２）ｂ及び永久磁石（１）の孔（
１）ａ以外の外側面が合成樹脂、（４）により覆われ、
前記非吸着面（２）ｂの略中央に短寸状の同素材の突起
（５）が設けられ該突起（５）の周面が螺条（５）ａ又
は段条部とされている。又止具Ｂは１１−具Ａと同様に
形成された孔（１）ａの中程に到る長さ寸法の突桿部（
３）ａを有する強磁性部材（３）の非吸着面（３）ｂ及
び周縁部が合成樹脂（４′）にて覆われ、非吸着面（３
）ｂの略中央に短寸状の同素材の突起（６）が設けられ
、突起（６）の周面が螺条（６）ａ又は段条部とされた
ものである。

第２図は第１図における止具の強磁性部材（２）の突桿
部（２）ａを設けず止具Ｂにおける強磁性部材（３）の
突桿部（３）ａを１］−具Ａとの係合時に強磁性部材（
２）面に到るように長さ寸法を設定したものを示し、第
３図は第２図とは逆に市旦Ｂにおける強磁性部材（３）
の突桿部（３）ａを設けない場合を示し、この場合係合
位置へのガイドともなる突桿部（３）ａの代りに１１−
具Ｂの合成樹脂（４゛）の周縁を強磁性部材（３）の吸
着面よりも突出させ、止具Ａとの保合時に吸着位置のず
れを防ぐようになっている。

尚、上記迄の実施例は合成樹脂（４）にて止具Ａの外周
面を覆ったものであり、永久磁石等をインサートして一
体成形することができるため、組付のための永久磁石の
破壊事故等がない特長を有するものである。

第４図は強磁性部材（２）　、　（３）を夫々強磁性板
（２°）、（３゛）と強磁性部（２”）、（３”）より
なるものとし、強磁性部（２”）、（３”）の細径部に
より強磁性板（２°）、（３゛）にカシメ付時に合成樹
脂（４）製の短寸状の突起（５）　、　（Ｂ）を夫々強
磁性板（２°）、（３°）の非吸着面（２°）ｂ、（３
）’　ｂの中央に同時にカシメ付したものであり、止具
Ａの永久磁石（１）の磁極面す及び外周面と強磁性板（
２゛）の周縁部分とを合成樹脂又は非鉄金属のケース（
７）にて被覆し、一体としたものである。

第５図は第４図の場合に於いて止ＭＡの永久磁石（１）
の磁極面すに強磁性の磁気シールド板（８）を添設し止
ＢＢとの吸着面側のケース（７）周縁部（７）ａは止具
Ｂとの係合方向に突設され、止具Ｂを吸着位置へ誘導し
確実な保合を行うようにすると共に、磁気カード等の磁
気記録面が直接係合吸着面に接触しないようにして磁気
記録の破壊を防止するようにしたものである。

第６図は第４図における止具Ａの永久磁石（１）の磁極
面すに磁気シールド板（８）を添設し、その周縁部と永
久磁石（１）の外周面と強磁性部材（２）の非吸着面（
２）ｂの周縁部とを合成樹脂ヌは非鉄金属等のケース（
７）にて被覆したものである。

（作用）而して止具Ａ、Ｂは取付生地Ｃ，Ｃ’の両側から生地Ｃ
，Ｃ’を介在させて第７図に示すような取付具（９）　
、　（１０）の螺条（９’ａ）　、　（ｌｏ’）ａ又は
段条部を有する離乳（９°）、（１０°）内に突起（５
）　、　（８）を螺入又は卵入して１Ｆ着することによ
り取付生地Ｃ，Ｃに１ト着されるものであり合成樹脂の
可撓性により密着嵌合する。

（効果）以上のようにこの発明は一方の陽極面ａより他方の磁極
面すに向けて孔（１）ａを有する永久磁石（１）の一方
の磁極面ａに吸着取付けられる強磁性部材（２）と、他
方の磁極面すに当接される強磁性部材（３）とが前記の
孔（１）ａを介して着脱自在に吸着された止具に於いて
、前記強磁性部材（２）又は（３）の両方又はいずれか
一方の非吸着面の略中央に短寸状の合成樹脂製突起が設
けられており、汁つ該突起周面が螺条又は段条部とされ
、取付は生地を介して螺条又は段条の離乳を有する取付
具の離乳内に該突起が係入されているように構成したの
で一対をなす止具Ａ。

Ｂが取付生地に背面の中心部で止着されるので首振りが
回部であり、取付生地の傾動、或は再取付生地の開離方
向の動きに対しても吸着面にテコ様のこじる力が作用し
ないので吸着力が弱まらず、吸着係合状態を維持するこ
とができるものである。

又、生地等へのＩに着が穴をあけることなく合成樹脂の
可撓性により確実に行えるので、座席のシートカバー、
テーブルカバー、ソファ−カバー等の止具としての他に
、取伺具９又は１０に装飾等を施して洋服等のボタンと
しても使用できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にがかる止具の実施例を示す断面図、
第２図乃至第６図は他の各種実施例の断面図、第７図は
止具の止着方法を示す断面図、第８図は従来例の断面図
である。１・・・永久磁石、２．３・・・強磁性部材、４．４′
・・・合成樹脂、５．６・・・突起、７・・・ケース、
８・・・磁気シールド板、９．１０・・・取付具、ａ、
ｂ・・・磁極面。

Claims

【特許請求の範囲】

一方の磁極面ａより他方の磁極面ｂに向けて孔（１）ａ
を有する永久磁石（１）の一方の磁極面ａに吸着取付け
られる強磁性部材（２）と、他方の磁極面ｂに当接され
る強磁性部材（３）とが前記の孔（１）ａを介して着脱
自在に吸着された止具に於いて、前記強磁性部材（２）
又は（３）の両方又はいずれか一方の非吸着面の略中央
に短寸状の合成樹脂製突起が設けられており、且つ該突
起周面が螺条又は段条部とされ、取付け生地を介して螺
条又は段条の雌孔を有する取付具の雌孔内に該突起が係
入されていることを特徴とする永久磁石を使用した止具
。