JPH0219275B2 - - Google Patents

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JPH0219275B2
JPH0219275B2 JP55151577A JP15157780A JPH0219275B2 JP H0219275 B2 JPH0219275 B2 JP H0219275B2 JP 55151577 A JP55151577 A JP 55151577A JP 15157780 A JP15157780 A JP 15157780A JP H0219275 B2 JPH0219275 B2 JP H0219275B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ferromagnetic
magnetic
permanent magnet
ferromagnetic plate
plate
Prior art date
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JP55151577A
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English (en)
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JPS5777770A (en
Inventor
Tamao Morita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THERMO KK
Original Assignee
THERMO KK
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Publication date
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Publication of JPS5777770A publication Critical patent/JPS5777770A/ja
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は永久磁石を利用した係合具における
磁気シールド、とりわけ外周側部における漏洩磁
気を一切無くし、漏洩磁気によつてもたらされる
事故、殊に磁気テープ、磁気式キヤツシユカー
ド、クレジツトカード、メンバーズカードあるい
は磁気式の各種入場券、乗車券等の記録部分の破
壊を確実に防止するようにして係合具構造の開示
に係るものである。
[従来技術及びその有する課題] 而して、従前におけるこの種の係合具類は概ね
磁気シールド構造を有さず、又有する場合におい
て部分的とされたが為に往々にして磁気テープ、
キヤツシユカード等を係合具に接触あるいは接近
することによつて、これ等テープ、カードに記憶
された磁気記録が破壊されたものである。
[課題を解決するための手段] この発明はかかる従前例における不都合を一掃
する目的をもつて提示されたものであつて、磁極
面の一方より他方の磁極面に向けて係合用の孔1
aを開設されてなる永久磁石1における磁極面の
一方に強磁性板2を、又孔1aを除く他方の磁極
面に強磁性板3を添装すると共に、この永久磁石
1及び前記強磁性板2,3を、内側周縁鍔4aを
有する筒状の非磁性ケース4内に前記強磁性板3
がこの内側周縁鍔4aに当接するようにして組入
れてなる一方の吸着具Aと、前記強磁性板3面上
に係脱自在に吸着される強磁性板5よりなる他方
の被吸着具Bとからなり、この吸着具Aの強磁性
板2及び被吸着具Bの強磁性板5の両方又はいず
れか一方の側から強磁性桿が突設されていると共
に、前記吸着具Aの強磁性板2の面に設けられ、
且つ永久磁石1の孔1a内に伸びている強磁性桿
7が、被吸着具Bの強磁性板5又は強磁性桿6
に、前記吸着具Aの強磁性板2が前記被吸着具B
の強磁性板5の面に設けられ且つ永久磁石1の孔
1a内に向けて挿入される強磁性桿6に、当接吸
着される係合具であつて、前記永久磁石1の磁極
面に亘る面と、前記非磁性ケース4の内側の面と
の間に側面シールド板部3aが前記強磁性桿3に
一体に連設して設けられていると共に、この側面
シールド板部3aと前記永久磁石1の磁極面に亘
る面及び前記強磁性板2の側縁との間に磁気的間
隙を生ずる非磁性リング8が設けられている係合
具を提供するものである。
[実施例] 以下この発明に係る係合具の詳細を図面に示す
典型的な一実施例について説明するに、1は永久
磁石であつて、一ないし複数個の磁石であつて、
一ないし複数個の磁石をもつて磁極面一方より他
方磁極面に到る孔1aを開設されたものである。
而して、この永久磁石1の磁極面一方に強磁性
板2を、又孔1aを除く他方磁極面に強磁性板3
を添装し、これを非磁性素材よりなる筒状のケー
ス4をもつて永久磁石1に一体としたものである
が、前記強磁性板3は永久磁石1の磁極面上に磁
気路を構成し、磁極面よりの磁気漏洩を防止する
と共に周側縁を強磁性板2の側方に到るまで延設
し、側面シールド板部3aとし、係合具における
周側面よりの磁気漏洩を一切無からしめたもので
ある。
尚、前記強磁性板2面上には、前記孔1a内に
伸びる強磁性桿7を立設することも予定されたも
のである。
又、この側面シールド板部3aは永久磁石1と
の間に短絡することのないように非磁性リング8
により磁気的間隙を介在して設置されると共に強
磁性板3面上に隆起する内側周縁鍔4aを有する
筒状の非磁性ケース4内に嵌合し、この非磁性ケ
ース4における係止片4bの折り曲げをもつて永
久磁石1等と一体的に連結されたものである。而
して、この非磁性リング8は特にその素材面での
制約を受けないものであるが、永久磁石1の寸法
誤差に対し有効に対処するものとして若干の伸縮
性を有するものであることが良好な結果を招くと
共に非磁性ケース4の締めつけを良好とし、全体
として堅牢な係合具の提供を可能としたものであ
る。かゝる意味よりして非磁性リング8は弾発性
を有する割溝8aを有する樹脂製リングが特に使
用されたものである。
以上の構成よりなる一方の吸着具Aに対し、他
方の被吸着具Bは前記ケース4における内側周縁
鍔4a内に納まる径寸法の、且つ強磁性板3面上
に吸着される強磁性板5、あるいはこの強磁性板
5と、この強磁性板5面上に突設される、孔1a
を介して強磁性板2面上に当接吸着される強磁性
桿6とよりなるものである。
しかし、ハンドバツク等の基版に取付ける際に
は、取付金具9,9′を一方の吸着具A及び他方
の被吸着具Bに夫々止着して使用する。尚、取付
け金具9,9′を使用することなく、吸着具A及
び被吸着具Bを夫々直接基版等に接着剤を用いて
接着又はボルト等を用いて止着することも別途予
定している。
第1図における一方の吸着具Aにおいては、前
記ハンドバツク等の基版に取付ける為の折り曲げ
脚片9a〜9aを有する取付座金9をケース4内
に嵌合し、係止片4bをもつて一体的に止着して
いる。又、他方の被吸着具Bは、前記強磁性桿6
の細径桿部をもつて強磁性板5と共にカシメづけ
られる折り曲げ脚片9′a〜9′aを有する取付座
金9′を有している。
第2図において示される実施例は強磁性桿6が
孔1aの中程にまで到る長さ寸法のものとし、こ
れに対応する強磁性桿7を強磁性板2面上に立設
カシメづけた事例を示し、又第3図において示さ
れる実施例は強磁性桿6を割愛し、代つて強磁性
桿7を強磁性板3の開口上縁にまで到る長さ寸法
としたものである。
尚、強磁性桿6,7は共に永久磁石1の孔1a
内周壁面との間に相当の磁気的間隙を隔てゝ介装
されるものとして、磁気短絡による吸着効果の減
衰を極力抑止するようになすと共にその接触端面
の周縁に丸味を設け、強磁性桿6,7の実際的な
接触端面を桿径より少ないものとし、接触端面を
通過する磁束分布密度より高めて永久磁石1にお
ける吸着効果をより高めるようにしたものであ
る。
尚又、強磁性板3の介在をもつて永久磁石1に
おける一方磁極面の磁速は全て、この強磁性板3
を介して強磁性桿6,7に集束されたことよりし
て、所定磁束数を有する永久磁石1の最良の吸着
状態が作出されたものである。
又、強磁性板3のかゝる機能は孔1a内に砂鉄
等が入つた場合においても強磁性板3の孔縁と強
磁性桿7の桿端縁間に磁気が生ずることより強磁
性桿7の端面そのものは砂鉄の付着が回避され、
確実な強磁性桿6、強磁性板5との接触を可能と
されたものである。
又更に、永久磁石1における周側部は側面シー
ルド板部3aが磁気路を構成し、しかもこの側面
シールド板部3aと強磁性板2とは充分な磁気的
間隔を介して設けられるものとしたことによつ
て、永久磁石1の主たる磁気路は強磁性桿6,7
部に集中されると共に僅かに永久磁石1の外周縁
において発生する磁力線は、この側面シールド板
部3aを通路として強磁性板2に到るものとさ
れ、該部よりする磁気漏洩は皆無とされたもので
ある。
従つてこの側面シールド板部3aをケース4を
もつて被装することにより磁気テープ、磁気カー
ド等を直接この係合具に接触された場合において
も磁気記録部分の破壊は完全に防止されたもので
ある。
特に、この磁気テープ等の接触に関しては強磁
性板5が内側周縁鍔4a内に納まる構造とされた
ことによつて、係合使用の状態においてはそれ等
テープ等の全く接触する機会のない係合具とされ
たものである。
又、被吸着具Bが解放された状態においても内
側周縁鍔4aの存在によつて磁気テープ、磁気カ
ード等は強磁性板3面上に直接々触せず吸着具A
面上に通過するものであつて、かゝる状態におい
ても殆ど完全に磁気テープ等の破壊事故は防止さ
れたものである。
尚、第3図において示される実施例にあつて
は、取付座金9′を強磁性板5にロウ付け等によ
り接着している。
次いで第4図において示される実施例は強磁性
板3における孔縁を孔1a内に折り込縁鍔3bと
して、該孔1a部における磁気漏洩の余地を一切
無からしめるようになしたものである。
又、第5図において示される実施例においては
強磁性板3と、強磁性板5の端面を凹球面状又は
凸球面状のものとし、強磁性桿6の孔1aに対す
る嵌合性を良くすると共に該球面部に対するメツ
キの乗りを良好としたものである。
次いで又第6図において示される実施例は強磁
性桿6と強磁性桿7との接触端面を球面状とし、
強磁性板5が傾斜した場合においても強磁性桿
6,7が即引き離されずに、その接触球面のいず
れかにおいて吸着状態が保持されるように構成し
たものである。
尚、第7図において示される実施例はかかる構
造上における強磁性桿7を除き、直接強磁性桿6
の凸状端面が摺接する凹球面状の凹部を強磁性板
2をもつて構成するようにしたものである。
[効果] 叙上における通り、この発明においては種々の
形状面あるいは取付け面においての設計変更が予
定されたものであるが、前記側面シールド板部3
aを有する強磁性板3と非磁性ケース4の特殊な
取付け手法とをもつて使用永久磁石における磁力
線を外部に一切漏洩させずに、これを吸着面に集
中せしめ、磁気シールドと吸着効果の向上とを同
時に期せしめ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る係合具の一実施例を示
す断面図、第2図乃至第7図は他の実施例を示す
断面図、第8図は部品分解斜視図である。 尚、図中1…永久磁石、2,3…強磁性板、4
…ケース、5…強磁性板、6,7…強磁性桿、8
…非磁性リング、9…取付け座金を示したもので
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁極面の一方より他方の磁極面に向けて係合
    用の孔1aを開設されてなる永久磁石1における
    磁極面の一方に強磁性板2を、又孔1aを除く他
    方の磁極面に強磁性板3を添装すると共に、この
    永久磁石1及び前記強磁性板2,3を、内側周縁
    鍔4aを有する筒状の非磁性ケース4内に前記強
    磁性板3がこの内側周縁鍔4aに当接するように
    して組入れてなる一方の吸着具Aと、 前記強磁性板3面上に係脱自在に吸着される強
    磁性板5よりなる他方の被吸着具Bとからなり、 この吸着具Aの強磁性板2及び被吸着具Bの強
    磁性板5の両方又はいずれか一方の側から強磁性
    桿が突設されていると共に、 前記吸着具Aの強磁性板2の面に設けられ、且
    つ永久磁石1の孔1a内に伸びている強磁性桿7
    が、被吸着具Bの強磁性板5又は強磁性桿6に、 又は、前記吸着具Aの強磁性板2が前記被吸着
    具Bの強磁性板5の面に設けられ且つ永久磁石1
    の孔1a内に向けて挿入される強磁性桿6に、当
    接吸着される係合具であつて、 前記永久磁石1の磁極面に亘る面と、前記非磁
    性ケース4の内側の面との間に側面シールド板部
    3aが前記強磁性板3に一体に連設して設けられ
    ていると共に、 この側面シールド板部3aと前記永久磁石1の
    磁極面に亘る面及び前記強磁性板2の側縁との間
    に磁気的間隙を生ずる非磁性リング8が設けられ
    ていることを特徴とする係合具。
JP15157780A 1980-10-29 1980-10-29 Engaging device Granted JPS5777770A (en)

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JPS5777770A JPS5777770A (en) 1982-05-15
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534811U (ja) * 1978-08-29 1980-03-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4865610U (ja) * 1971-11-20 1973-08-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534811U (ja) * 1978-08-29 1980-03-06

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