JP2003013654A - マグネットキャッチ - Google Patents

マグネットキャッチ

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JP2003013654A
JP2003013654A JP2001196702A JP2001196702A JP2003013654A JP 2003013654 A JP2003013654 A JP 2003013654A JP 2001196702 A JP2001196702 A JP 2001196702A JP 2001196702 A JP2001196702 A JP 2001196702A JP 2003013654 A JP2003013654 A JP 2003013654A
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magnet
view
catch
piece
iron piece
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JP2001196702A
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English (en)
Inventor
Daisuke Yamagishi
大介 山岸
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TOKYO MAGNET OYO SEIHIN KK
Original Assignee
TOKYO MAGNET OYO SEIHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の開口部の取り付け面には出っ張りのな
いマグネットキャッチを提供することを課題とする。 【解決手段】 筐体6の固定部材に設けた磁性片1と、
筐体6の一辺に蝶番によって固定されたドアや扉7等の
移動部材に設けた鉄片2を磁着させて閉状態を保持する
マグネットキャッチであって、前記固定部材に設けた磁
性片1は、正面に窪みが形成された鉄片1と、その窪に
埋設された磁石3とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具やOA機器の
本体である固定部材に取り付けた磁性片に対して、その
メンテナンス用扉等の移動部材に取り付けた鉄片(吸着
片)を磁着させて固定するマグネットキャッチに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マグネットキャッチは、小型軽量
であり、取り扱いが容易なため、家具用固定金物とし
て、または扉や蓋をひんぱんに開閉する電気機器やOA
機器用固定金具として広く使用されている。図6は、従
来のマグネットキャッチを示す3面図であり、図6
(a)は平面図、図6(b)は左側面図のA−A断面
図、図6(c)は正面図、図6(d)はB−B断面図で
ある。図6(a)〜(d)に示すように、従来のマグネ
ットキャッチ20は、本体ケース21、蓋22、磁石2
3、鉄片24の4点から構成されている。本体ケース2
1がプラスチック製であり、本体ケース21の両サイド
に設けられたフランジ部には本体を固定するための長穴
21aが成形されている。本体ケース21には、磁石2
3とヨークとよばれる2枚の鉄片24、24が磁石を挟
み込んだ状態で格納され、蓋22にてカバーされてい
る。2枚の鉄片24、24は磁石23の挟み込みにより
磁化され、鉄片24、24の突出部が直接、吸着片であ
る鉄片28(図7(b)参照)を吸い付ける。また、吸
い付ける際に生ずる衝撃は、本体ケース21と一体に成
形された板バネ26(図6(d)参照)により緩衝され
る。そのため、2枚の鉄片24、24には長穴25が成
形されており、本体ケース21と一体成形されたピン2
7により数mm程前後に摺動可能になっている。
【0003】図7は、従来のマグネットキャッチを使用
したOA機器の複写機等を示す模式図であり、図7
(a)は正面図、図7(b)は部分破断した右側面図で
ある。図7(a)、(b)に示すように、筐体30に設
けたマグネットキャッチの磁性片20と移動部材である
扉29に取り付けられた鉄片28は、扉29の取手31
に手を掛けたオペレータによって磁着、離脱される。つ
まり扉29は開閉される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マグネットキャッチは、図7(a)に示すように、筐体
30の開口部入り口の天井部30aに固定されているた
め、四角の開口部に出っ張りができて物の出し入れに支
障を来たすという問題があった。また、天井部30aに
出っ張りがあることから、内部構造物、装置類の設計に
制約ができて設計が困難であった。
【0005】そこで、本発明は、前記問題を解決するた
めに創案されたもので、筐体の開口部の取り付け面には
出っ張りがないマグネットキャッチを提供することを課
題とする。
【0006】
【発明が解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明に係るマグネットキャッ
チは、筐体の固定部材に設けた磁性片に、筐体の一辺に
蝶番によって固定されたドアや扉等の移動部材に設けた
鉄片を磁着させて閉状態を保持するマグネットキャッチ
であって、前記固定部材に設けた磁性片は、上面に窪み
が形成された鉄片と、その窪みに配設された磁石とから
なることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載された発明のマグネットキ
ャッチの磁性片は、部品点数が鉄片と、その鉄片の窪み
に配設された磁石との2点であるため、その容積は、従
来のマグネットキャッチに比べて小さくなり、極めて薄
く省スペースに有効である。また、従来品は4点の部品
で構成されているのに対し、このマグネットキャッチは
2点の部品で構成され、形状がシンプルであるため、組
み立て工数が1/10になるなど、コスト低減が可能で
ある。
【0008】請求項2に記載されたマグネットキャッチ
は、請求項1記載のマグネットキャッチにおいて、前記
窪みに配設された磁石は、鉄片の上面より没入している
ことを特徴とする。
【0009】磁石の上面が、鉄片の上面より引っ込んで
いることにより、ドアや扉の移動部材に設けた鉄片が当
接して衝撃が生じた場合であっても、直接鉄片が磁石に
当たることがないため、破損することを防止できる。ま
た、窪みの形状は、長方形の他、正方形や円形、楕円等
であっても構わない。
【0010】請求項3に記載されたマグネットキャッチ
は、請求項1に記載のマグネットキャッチにおいて、前
記窪みに配設された磁石は、ネオジウム磁石であること
を特徴とする。
【0011】請求項3に記載された発明では、ネオジウ
ム磁石は、ネオジム磁石とも呼ばれており、ネオジム・
鉄・ボロン等を主成分とする焼結材の永久磁石であり、
フェライト磁石やサマリウム磁石よりも強力な永久磁石
である。ネオジウム磁石の磁束密度は、従来のフェライ
ト磁石の6〜4倍を有する。このため、ネオジウム磁石
を採用することにより、フェライト磁石の1/4〜1/
6に薄くすることが可能であり、鉄片の上面に形成され
た浅い窪みに埋設することが可能である。また、鉄片の
窪みに埋設されたネオジウム磁石によって、その鉄片を
磁化させて、磁力を磁石の単品の場合と比べて約4倍に
増すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は、本発明のマグ
ネットキャッチを説明するための図であり、図1(a)
は平面図、図1(b)は正面図である。図1(a)に示
すように、マグネットキャッチの磁性片1は、例えばプ
レス機械による塑性加工によって長方形をした窪み4が
形成されている。窪み4の深さは、例えばここでは1.
0mmであり、図1(b)に示すように、磁石3はこの
窪みの底面4aに接着剤によって固定されている。ま
た、磁石3は薄いネオジウム磁石が好適であり、ここで
の厚みは0.8mmである。したがって、鉄片の上面よ
り約0.2mm没入していることになり、図2に示すド
アや扉等の移動部材に設けた鉄片2(図3(b)参照)
と直接衝突することがないため、磁石3の破損が防止で
きる。
【0013】(第1の実施形態)次に、本発明のマグネ
ットキャッチを使用した第1実施形態について説明す
る。図3は、OA機器の複写機等を示す筐体6の模式図
であり、図3(a)は正面図、図3(b)は右側面図で
ある。図3(a)に示すように、筐体6のフレーム6a
の正面に本発明のマグネットキャッチの磁性片1が固定
されており、図3(b)に示すように、扉7には磁着で
きる対向面に鉄片2が固定されている。このように、本
発明のマグネットキャッチを使用した場合、開口部6b
への出っ張りはなく、そのため、物の出し入れの際に、
干渉することもない。また、磁性片1の取り付け位置
が、ちょうど正面であるため、取り付け易くドライバー
による作業性もよい。さらに、開口部6bへの出っ張り
がないことから、内部構造物の設計が容易になる。
【0014】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
マグネットキャッチを利用した額縁や壁掛け等の新しい
固定手段を提供する。図5は、従来の吊り紐による額縁
を示す説明図であり、図5(a)は正面図、図5(b)
は側面図である。吊り紐12による額縁10´の壁掛け
方法は、フック13に掛けられた吊り紐12の長さを調
節しながら、且つ左右の傾きを見ながらバランスを均等
にとって配置される。しかしながら、額縁10´の質量
によって前に傾いてしまうので、目線の位置に配置する
場合は、傾斜面が生じてしまい見ずらくなる。またしっ
かり固定できないという問題があった。
【0015】図4は、本発明のマグネットキャッチの磁
性片1を使用した額縁の固定手段を示す説明図であり、
図4(a)は正面図、図4(b)は側面図である。図4
(a)、(b)に示すように、磁性片1は、額縁10の
大きさに合わせて、複数個が額縁の裏面に固定されてい
る。また、壁には壁色にコーティングされた薄い鉄板9
が貼付されている。このように構成することにより、高
さの変更が自由自在に可能であり、任意の位置に簡単に
固定できる固定手段を提供することができる。これは今
までにないマグネットキャッチの応用例であり、薄型の
磁性片1が可能になったことによる新たな作用効果であ
る。これにより、季節ごとに開催される美術館での展覧
会や展示会での陳列作業を大幅に短縮可能である。本発
明の磁石片により、地震やその他の急激な振動が生じた
場合であっても、下へずれることはあっても離脱して落
下することがないように、鉄板9をフロアまで貼付する
とよい。これにより、美術品が落下によって損傷するこ
とはない。また、磁石片1の数を増やしても構わない
が、取り外しが大変にならないように加減が必要であ
る。また、磁性片1を壁に固定し、額縁の裏面に鉄片を
固定しても構わない。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載された発明では、マグネ
ットキャッチの部品点数が鉄片と、その鉄片の窪に配設
された磁石との2点であるため、従来のマグネットキャ
ッチに比べて、極めて薄くでき、省スペースに有効であ
る。また、2点の部品で構成されるため、構造が簡単で
あり、組み立て工数が少なく、コスト低減が可能であ
る。
【0017】請求項2に記載された発明では、磁石の上
面が、鉄片の上面より陥没していることにより、ドアや
扉の移動部材に設けた鉄片が勢いよく当接した場合であ
っても、直接鉄片が磁石に当たることがないため、磁石
の破損を防止できる。
【0018】請求項3に記載された発明では、ネオジウ
ム磁石を鉄片の上面に形成された窪みに配設することが
可能である。また、鉄片の窪みに配設されたネオジウム
磁石によって、その鉄片を磁化させて、磁力を磁石の単
品の場合と比べて約4倍に増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマグネットキャッチの磁性片を示し、
図1(a)は平面図、図1(b)は正面図である。
【図2】本発明のマグネットキャッチの相手部品である
鉄片を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)
は右側面図である。
【図3】本発明のマグネットキャッチ使用したOA機器
の複写機等を示す模式図であり、図3(a)は正面図、
図3(b)は右側面図である。
【図4】本発明のマグネットキャッチを使用した額縁の
固定手段を示す説明図であり、図4(a)は正面図、図
4(b)は側面図である。
【図5】従来の額縁を示す説明図であり、図5(a)は
正面図、図5(b)は側面図である。
【図6】図6は、従来のマグネットキャッチを示す3面
図であり、図6(a)は平面図、図6(b)は左側面
図、図6(c)は正面図、図6(d)はA−A断面図、
図6(e)はB−B断面図である。
【図7】図7は、従来のマグネットキャッチ使用したO
A機器の複写機等を示す模式図であり、図7(a)は正
面図、図7(b)は右側面図である。
【符号の説明】
1 磁性片 2 鉄片 3 磁石 4 窪み 5 取り付け穴 6 筐体 6a フレーム 6b 開口部 7 扉 8 取手 10 額縁 11 鉄板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の固定部材に設けた磁性片に、筐体の
    一辺に蝶番によって固定されたドアや扉等の移動部材に
    設けた鉄片を磁着させて閉状態を保持するマグネットキ
    ャッチであって、 前記固定部材に設けた磁性片は、上面に窪みが形成され
    た鉄片と、その窪みに配設された磁石とからなることを
    特徴とするマグネットキャッチ。
  2. 【請求項2】前記窪みに配設された磁石は、前記鉄片の
    上面より没入していることを特徴とする請求項1記載の
    マグネットキャッチ。
  3. 【請求項3】前記窪に配設された磁石は、ネオジウム磁
    石であることを特徴とする請求項1記載のマグネットキ
    ャッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3148416U (ja) * 2008-11-28 2009-02-12 クツワ株式会社 筆記具ケース
JP2009293354A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Shimonishi Giken Kogyo Kk マグネットキャッチ
US10152015B2 (en) 2015-12-10 2018-12-11 Canon Kabushiki Kaisha Open/close member, holding device and image forming apparatus

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