JPS63315785A

JPS63315785A - ドアの煽り止め

Info

Publication number: JPS63315785A
Application number: JP14911787A
Authority: JP
Inventors: 森田　玉男
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-06-17
Filing date: 1987-06-17
Publication date: 1988-12-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は扉と床等とに取付けられ雌雄一対の吸着具の夫
々に芯金を有し、永久磁石の吸着力を利用して扉を開又
は閉状態に保持させるようにしたドアの煽り止めであっ
て、取付時の吸着具の芯出しが容易であるようにしたド
アの煽り止めに関するものである。

（従来技術）従来ドアの煽り止めとしては扉を開放した状態に維持す
るために、開いた扉と対向する筒端を有する戸当りを床
等に固着し、この百出りに設けた鈎を扉面に取付けた金
具に引掛けて係止するようにしたもの等が一般的に用い
られていたが、扉を係脱する度に体を曲げたり、しゃが
む等する必要があり、又、扉が風にあおられた時にはガ
タつき、場合によっては鈎が金具から外れるなどの問題
点があったため、永久磁石の吸着力を利用した雌雄一対
の吸着具を扉と戸当りとに取付は扉を開又は閉状態に保
持させるようにし、扉を戸当り位置まで開、閉するだけ
で自動的に保持され、扉の保持が不要となった時は戸当
りから引放すだけで済み、且つ雌雄の吸着具の芯金に磁
力を集中させて強力に吸着するようにしたものが用いら
れていた。

又、更に扉の取付位置がずれても吸着が適正に行われる
ように戸当り側に設けられる吸着具を筒体内で遊動回部
としてずれに対応して常に吸着位置が調整されるように
したものがあった。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら上記のドアの煽り止めは、扉と戸当りとに
設けた雌雄一対の吸着具がその後に扉等のずれに対応し
て適正に吸着するためには、扉に取付けられた雄具と戸
当りに取付けられた遊動自在の雌具とが取付当初に雌具
がその中心線を戸当りの筒体の中心線と一致させた状態
で取付けられないと、扉の雄具の位置ずれに対応しきれ
ないため、取付時に雌雄具の芯出しを正確に行う必要が
あるので雌具が遊動自在にり１発されており、芯出しが
難しいという問題点があった。

（問題点を解決するための手段）この発明は上記の問題点を解決するために提供されたも
のであって、一方の磁極面ａから他方の磁極面すに向け
た穴１ａを有する永久磁石ｌと該永久磁石１の磁極面ａ
に添設される強磁性板２とよりなる雌具Ａと、該雌具Ａ
の磁極面すに当接される強磁性板３よりなる雄具Ｂとか
らなり、該雌具Ａ、雄Ｊｌｔ−Ｂにおける強磁性板２又
は３の双方又は何れか一方より突設された強磁性突起２
ａ、３ａが前記雌具Ａの穴１ａを介して相互に又は前記
強磁性板？又は３に着脱自在に吸着される吸着具の雄具
Ｂが扉りの面に取付けられ、雌具Ａが該扉りの面に対向
する戸当りＣの筒体内に該部体５内壁面との間に遊動間
隙Ｓが設けられ、該筒体５の端部５“から少なくとも前
記磁極面す側を突出させて挿入され、珪つ該筒体５内に
設けられた隔壁６の中心の穴６ａに前記雌Ｊ４Ａの磁極
面ａ側から突出する取付桿７が前記隔壁の穴６ａ内を全
方向に向けて移動自在に挿通されて取付けられ、前記筒
体５の開口方向に弾発係着されたドアの煽り止めにおい
て、前記遊動間隙Ｓに筒状のスペーサーｌＯが着脱自在
に挿入されている構成としたものである。

（作用）に記のように構成されたドアの煽り止めは戸当りＣの筒
体５の内壁面と雌具Ａとの間の遊動間隙Ｓにスペーサー
１０が挿入されているので雌ＪＬＡが筒体５と一体に固
定されて雄具Ｂとの芯１］１シが容易であり、芯出しが
糾った後にスペーサー１０を外せば、雌具Ａは戸当りＣ
の筒体５内で遊動自在であるので扉取付位置のずれにも
対応して常に適正な吸着を行う。

（実施例）以下この発明の一実施例について図面によって説明する
。

５は扉りの開扉時の面に向けた戸当りＣの筒体であって
、該筒体５内には端部５′から所定の距離に隔壁６が設
けられており、該隔壁６の中心に穴６ａが開設されてい
る。

Ａは一対をなす吸着具の一方の雌具であって、一方の磁
極面ａから他方の磁極面すに向けた穴１ａを有する検板
状の永久磁石ｌの磁極面ａに円板状の強磁性板２が添着
され、底部に穴１ａに連通する穴４ａを有する倒皿状の
非磁性ケース４内に永久磁石１の磁極面すを内方にして
嵌入され、ケース４の開口縁に設けられた係Ｉト爪４ｂ
によって永久磁石ｌと強磁性板２とを一体に保持されて
いるものであり、雌具Ａの強磁性板２には一端に細径の
取付桿７を一体に設けられた短稈状の強磁性突起２ａが
該取付桿７を強磁性板２に貫挿されてカシメられ、或は
強磁性板２の穴に螺合させることにより穴１ａに向けて
突設され、取付桿７には挿着座８ａと当座８ｂとを両端
に有するコイルばね８が挿着され、前記穴６ａに取付桿
７が遊挿され、突出した先端部が螺桿とされてナツト７
ａが螺着され、或はカシメられて膨大頭部とされること
により雌具Ａが磁極面す側を筒体５の端部５′から突出
させて筒体５内に開口部方向に弾発取付けされている。

こ−で雌具Ａと筒体５の内壁面との間には雌具Ａの遊動
間隙Ｓが設けられており、又穴６ａは取付桿７に対して
余裕のある大径となっており、前記ナラ）７ａ又は膨大
頭部等と隔壁６との間に当座として座金９が嵌着され、
取付桿７が穴６ａの全方向に移動自在とされている。尚
座金９が省略され、ナラ）７ａ或は膨大頭部が当座とさ
れる場合がある。

ヌ、前記磁極面す側のケース外面の周縁は突周縁４ｃと
されて雄具Ｂの吸着位置のずれを防止すると共に該磁極
面すに誤ってキャッシュカード等の磁気記録物が接触し
た場合には該突周縁４Ｃによって磁極面すとの密着がな
いようにし、磁気記録への磁気の悪影響を防止するよう
になっており、更に該突縁４Ｃによって雄具Ｂとの芯出
しを容易にするようになっている。

更に、前記遊動間隙Ｓには筒状のスペーサー１０が開口
部側から挿入されており、スペーサー１０には７ランジ
１０ａを有し、これを筒体５の端部５′に当接させ、雄
具Ｂとの芯出後引出し易くなっている。尚、フランジｌ
ｏａは突片状のものでもよい。

又、雄具Ｂは円板状の強磁性板３とその中心に突設され
た強磁性突起３ａとよりなるものであり、強磁性突起３
ａの一端に延設された木ねじ状の細径桿部３ａ’を強磁
性板３に貫挿すると共に扉りに螺入して取付けられるよ
うになっているものであり、雌ｇＡと雄具Ｂとは強磁性
板３が磁極面す側に、強磁性突起２ａと３ａは穴ｌａ内
で互に吸着するようになっている。

第３図は雌具Ａ、雄具Ｂの一対の吸着具の他の実施例を
示すもので雌ＡＡには強磁性突起２ａがなく、雄具Ｂの
強磁性突起３ａを長くして吸着面強磁性突起３ａが直接
雌具Ａの強磁性板２に吸着するようになっているもので
あり、又、雌具Ａのケース４には突周縁４Ｃが設けられ
ていない場合である。

第４図以降は雌具Ａの各種実施例を示すものであって、
ケース４が短寸の円筒状であって磁極面すが露出してい
るものである。

第５図は磁気シールドタイプとした雌具Ａの各種実施例
で同図（ａ）はケース４と磁極面す間に強磁性の磁気シ
ールド板１１を介装すると共にケース４の磁極面す側に
突周縁４ｃを併設したもの、同図（ｂ）は筒状のケース
４により磁極面す側に添装した磁気シールド板１１の周
縁を係止したものであり、同図（Ｃ）はモールディング
により磁極面すに磁気シールド板１１を添装し何れも非
吸着時における磁極面すからの磁気漏洩を防止するよう
にしたものである。

第６図は（ａ）は永久磁石ｌを硬質磁性粉末を含有した
合成樹脂により成形したプラスチック磁石として、ケー
ス４を省略して強磁性板２は永久磁石ｌの磁極面ａ側へ
埋設したものである。又、第６図（ｂ）は磁極面すにプ
ラスチック磁石自体による突周縁ｔｂを形成したもので
ある。

第７図は被吸着具Ｂの各種実施例であって、（ａ）は強
磁性突起３ａを短い細径桿部３ａ’によって強磁性板３
にカシメ付けたもの、（ｂ）は吸着具Ａの磁極面と対向
する大きさの強磁性板３と強磁性板３より大径の座板３
°　（特に強磁性材でなくともよい）とにカシメ付けた
もの。

（Ｃ）は（ｂ）と同様な形状に強磁性材にて一体に成形
して被吸着具Ｂとしたものであり、両面接着シートによ
り或は接着剤により扉面に接着し、或は強磁性板３、座
板３°或は被吸着ＡＢの外周縁をボルト、木ねじ、釘等
で止めるようになっている。

（効果）本発明に係るドアの煽り止めは以−１ｍのように構成さ
れるので取付時に扉に取付けられる雄具と戸当りに設け
られている雌具との芯出しは雌具がスペーサーによって
筒体内に固定された状態であるので芯出しを極めて容易
に行うことができ、芯出し後はスペーサーを取除くこと
により戸当りの雌具は全方向に向けて移動自在となり首
振り可能に弾発されているので扉が使用によって最初の
取付位置からずれても雌具の位置が調整されて扉に取付
けられた雄具に正対して吸着し、又、扉が動いても扉の
動きに追随して動き、常にお互いの吸着面が正対した状
態を保ち、磁着力の弱点である吸着面に一方の端から引
放すような力が掛ることがなく、且つ扉が風等にあおら
れてもガタ付いて音を立てたりすることがない。

又、扉の開放状態が不要となった場合は扉を戸当りから
引放せば簡単に閉めることができ、従来のようにあふり
止めのフックを掛は外し等する動作が不要である。

更に、内部が見えずスッキリとした外観でデザイン的に
もすぐれており、且つ堅牢であり、出入口のドアの煽り
止めの外にタンス等の家具の扉、流し台等台所下部の扉
、キャビネットの扉等の閉扉した状態で保持させる仮止
め用ドアキャツチャ−としても最適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るドアの煽り止めの一実施例の断面
図、第２図はスペーサーの斜視図、第３図は一対の吸着
具の実施例を示す断面図、第４図乃至第６図は吸着具の
各種実施例を示す断面図、第７図は被吸着具の各種実施
例を示す断面図である。Ａ・・・吸着具、Ｂ・・・被吸着具、Ｃ・・・戸当り、
Ｄ・・・扉、ａ、ｂ・・・磁極面、■・・・永久磁石、
１ａ・・・穴、２．３・・・強磁性板、２ａ、３ａ・・
・強磁性突起、４・・・ケース、５・・・筒体、５°・
・・端部、６・・・隔壁、６ａ・・・穴、７・・・取付
桿、７ａ・・・ナツト、８・・・コイルばね、８ｂ・・
・当座、９・・・座金、１０・・・スペーサー、１１・
・・磁気シールド板。第　　ｌ　　図４・・ケース第　　３　１！ｌ　　　　　　　　　　　　　　　第　
　４　　図第　　５１！Ｉ！ｌｃ２＋第　　６５！Ｉ第　　７　　図

Claims

【特許請求の範囲】

一方の磁極面ａから他方の磁極面ｂに向けた穴１ａを有
する永久磁石１と該永久磁石１の磁極面ａに添設される
強磁性板２とよりなる雌具Ａと、該雌具Ａの磁極面ｂに
当接される強磁性板３よりなる雄具Ｂとからなり、該雌
具Ａ、雄具Ｂにおける強磁性板２又は３の双方又は何れ
か一方より突設された強磁性突起２ａ、３ａが前記雌具
Ａの穴１ａを介して相互に又は前記強磁性板２又は３に
着脱自在に吸着される吸着具の雄具Ｂが扉の面に取付け
られ、雌具Ａが該扉の面に対向する戸当りの筒体内に該
筒体内壁面との間に遊動間隙が設けられ、該筒体の端部
から少なくとも前記磁極面ｂ側を突出させて挿入され、
且つ該筒体内に設けられた隔壁の中心の穴に前記雌具Ａ
の磁極面ａ側から突出する取付桿が前記隔壁の穴内を全
方向に向けて移動自在に挿通されて取付けられ、前記筒
体の開口方向に弾発係着されたドアの煽り止めにおいて
、前記遊動間隙に筒状のスペーサーが着脱自在に挿入さ
れていることを特徴とするドアの煽り止め。