JPH0561890U - 取外しが容易な磁気ディスク装置 - Google Patents

取外しが容易な磁気ディスク装置

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JPH0561890U
JPH0561890U JP312092U JP312092U JPH0561890U JP H0561890 U JPH0561890 U JP H0561890U JP 312092 U JP312092 U JP 312092U JP 312092 U JP312092 U JP 312092U JP H0561890 U JPH0561890 U JP H0561890U
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JP
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magnetic disk
disk device
frame
fixed
connector
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Withdrawn
Application number
JP312092U
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English (en)
Inventor
淳弥 大野
Original Assignee
甲府日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレームから取り外すことが必要なとき容易に
取外しできる磁気ディスク装置を提供する。 【構成】長方形の板をその長手の方向に対して直交する
折目を持つように直角に折り曲げられた固定部13と、
固定部13の折り曲げられた内面の一方の面上に基部が
固着され、この固着された面に垂直方向に突出する突起
部14と、突起部14に一端が固定部13の二つの折り
曲げられた面のそれぞれに平行な対称軸を持つ棒状の軸
部15と、軸部15の他端に上述した対称軸まわりに回
転自在に取りつけられたアーム12とで成る離脱具4を
磁気ディスク装置1の前方、すなわち、コネクタ2Aと
は反対側に近い下部に固定する。フレーム6より取り出
すときには、アーム12をD方向に回転させ磁気ディス
ク装置1をXとは逆向に離脱させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は取外しが容易な磁気ディスク装置に関し、特に後部に接続用のコネク タを持ち磁気ディスク装着用のフレームに設けられた挿入穴に挿入し、フレーム に固定され、上述の挿入穴の底部に設けられた相手側コネクタに上述の接続用の コネクタが嵌合することによりフレーム側に固定されて情報処理装置などで処理 されたデータを磁気的に記憶するのに使用される、取外しが容易な磁気ディスク 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)は従来のこの種の磁気ディスク装置の一例を示す正面図であり、図 4(B)は図4(A)に示したX方向から見た側面図であり、図5(A)は図4 (A)に示されものとは別の従来のこの種の磁気ディスク装置の側面図であり、 図5(B)は図5(A)をX方向から見た正面図である。
【0003】 図4(A)と図4(B)において、フレーム6は基板7に固定されており断面 が方形の挿入穴16を持っている。この挿入穴16内の右方は開口しており、そ の開口内にはコネクタ2Bが基板7に固定されている。
【0004】 直方体状の外形を持つ磁気ディスク装置1Aの後部には前述したコネクタ2B に嵌合する接続用コネクタ2Aが取り付けられており、図4(A)の左方より、 コネクタ2Aを先にして挿入穴16内にX方向に挿入されコネクタ2Aと2Bと が嵌合した後に、磁気でディスク装置1Aはフレーム6の上面と下面側より、ね じ3によってフレーム6に固定される構造となっている。
【0005】 図5(A)と(B)に示した磁気ディスク装置1Bにおいては、磁気ディスク 装置1Bの前面に近い下面に断面がコの字型の取付金具5が固定されている。こ の取付金具5の磁気ディスク装置1Bに対するX方向の位置は、図5(A)に示 されている状態から、磁気ディスク装置1Bが、X方向にフレーム6内に挿入さ れ、コネクタ2Aがコネクタ2Bに嵌合したとき、取付金具5の面Aがフレーム の前面の一部である面Bに接するように設定されている。
【0006】 上述したように、コネクタ2Aと2Bとが嵌合状態にあるとき、取付金具5に 設けられている貫通孔を介してねじ3Aによりフレーム6に磁気ディスク装置1 Bが固定される構造に成っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した図4に示した従来の磁気ディスク装置1Aでは、フレーム6に対する 挿着と固定は容易に行うことができるが、一旦フレーム6に固定した磁気ディス ク装置1Aをフレーム6から取り外すことは極めて困難であるという欠点を有し ている。また、図5に示した従来の磁気ディスク装置1Bにおいては、一旦フレ ーム6に挿着し、ねじ3Aにより固定した、磁気ディスク装置1Bをフレーム6 から取り外すときには、ねじ3Aをフレーム6から取り外してから、取付金具5 に指をかけてX方向に引出すが、コネクタ2Bからコネクタ2Aを離脱させると きに、大きな力を必要とし、また、コネクタ2Aがコネクタ2Bから離脱した直 後に磁気ディスク装置2Bが急激にフレーム6内から外部に引出されそのとき、 フレーム6に磁気ディスク装置1Bの一部、たとえば、コネクタ2Aがフレーム 6と接触しコネクタ2Aなどの磁気ディスク装置またはフレーム6を損傷させる 恐れがあるという欠点を有している。
【0008】 本考案の目的は、フレーム内に一旦挿着された磁気ディスク装置を損傷させる ことなく容易に取り出すことができる取外しが容易な磁気ディスク装置を提供す ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の取外しが容易な磁気ディスク装置は、後部に本体との接続用のコネク タを有しフレームに設けられた挿入穴内に前記接続用コネクタを先にして挿入さ れ前記フレームが固定されている基板上に固定された相手側コネクタに前記接続 用コネクタが嵌合し前記フレームに固定される外形がほぼ直方体状の磁気ディス ク装置において、第1の広幅面と第2の広幅面とが互いに直交するように折り曲 げられ前記磁気ディスク装置の前部付近の少なくとも上面か下面の内の何れか一 方の外面に平行に前記第1の広幅面が固定され前記第2の広幅面が前記磁気ディ スクの前記フレームへの挿入方向と直交して配置された固定部と、前記第2の広 幅面の前記磁気ディスク装置の前面側に基部が固定され前記磁気ディスク装置の 前記フレームへの挿入方向と平行に突出した突起部と、前記突起部の先端付近に 一端が固定され前記第1と第2の広幅面に平行な対称軸を有する円柱状の軸部と 、L字状の広幅面を有し前記広幅面が前記第2の広幅面に直交し前記広幅面の中 心付近が前記軸部の他端に回転自在に取り付けられ前記磁気ディスク装置の接続 コネクタが前記相手側コネクタに嵌合したとき前記フレームの前面に前記広幅面 の前記L字状の外周部の一辺が接するように取り付けられたアーム部を備えて構 成されている。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0011】 図1(A)は本考案の取外しが容易な磁気ディスク装置の一実施例を示す側面 図であり、図1(B)は図1(A)に示された磁気ディスク装置がフレームに対 して左方向に移動した状態を示す説明図であり、図2は図1に示されているX方 向から見た正面図である。
【0012】 図1に示した実施例の取外しが容易な磁気ディスク装置1は、図1(A)に示 すように、外形がほぼ直方体で、後部に接続用のコネクタ2Aを有している。
【0013】 図1に示されているフレーム6は基板7に固定されている。フレーム6の挿入 穴16の右方の開口部内にはコネクタ2Aに嵌合するコネクタ2Bが、基板7に 固定されている。
【0014】 この磁気ディスク装置1はフレーム6に設けられている挿入穴16内にX方向 から、接続用コネクタ2Aを先にして挿入され、コネクタ2Aがコネクタ2Bに 嵌合された挿着される。
【0015】 また磁気ディスク装置1の前面付近の下面部には、離脱具4が固定されている 。
【0016】 図3は離脱具4の部分の詳細を示す部分斜視図である。 長方形の板をその長手の方向に対して直交する折目を持つように直角に折り曲げ られた固定部13と、固定部13の折り曲げられた内面の一方の面上に基部が固 着され、この固着された面に垂直方向に突出する突起部14と、突起部14に一 端が固定部13の二つの折り曲げられた面のそれぞれに平行な対称軸を持つ棒状 の軸部15と、軸部15の他端に上述した対称軸まわりに回転自在に取りつけら れたアーム12とで離脱具4が構成されている。
【0017】 アーム12は、平板で、その平面形状がほぼL型を成しており、アーム12の 広幅面が軸部15の対称軸と直交する面内にあり、そのL字型の中心付近で前述 した軸部15に回転自在に取りつけられている。
【0018】 また、アーム12の内の一辺Cは図3において固定部13の上下方向に平行な 面部と平行な関係にあるとき固定部13の最右方にある面と同一の平面上に位置 するようにアーム12の大きさとその取り付け位置が設定されている。
【0019】 固定部13にはねじ8が貫通する貫通孔10と、ねじ9が貫通する貫通孔11 が設けられている。
【0020】 離脱具4はねじ9により磁気ディスク装置1に固定される。 磁気ディスク装置1が、フレーム6の挿入穴16内にコネクタ2Aを先にして挿 入され、コネクタ2Aと2Bとが嵌合したとき、固定部13の二つの折り曲げ面 の内で貫通孔10を有する折り曲げ面がフレーム6の前面に接するように、予め 離脱具4を磁気ディスク装置1に固定しておく。
【0021】 このような状態で、ねじ8によって固定部13とフレーム6の前面部とを固定 する。このとき、磁気ディスク装置1も固定部13を介してフレーム6に固定さ れることになる。
【0022】 上述のような状態で、フレーム6内に挿着されている磁気ディスク装置1をフ レーム6から取り外すときには、まず、ねじ8を取り外し、アーム12の開放端 側を押下し、アーム12を図1(B)に示されているD方向に回転させると、ア ーム12がフレーム6をX方向に押し、離脱具4により、磁気ディスク装置1に はX方向とは反対側の向きの力が加えられることになる。
【0023】 アーム12の長さのなどの形状と大きさを適切に設定することにより、一旦フ レーム6内に挿着された磁気ディスク装置1について、離脱具4をアーム12を 回転させることにより、コネクタ2Aと2Bとを嵌合状態から離脱させ、図1( B)に示した状態とすることができる。
【0024】 このような状態になった後に、磁気ディスク装置1を容易にフレーム6から外 部へ取り出すことができる。
【0025】 なお、図1で説明した実施例においては、離脱具4は磁気ディスク装置1の前 方部分付近の下面に固定した場合について説明したが、離脱具4を磁気ディスク 装置1の前方付近の上面に固定してもよく、また、図1の離脱具4の他に離脱具 4の直上の磁気ディスク装置1の上面に対向して同様な離脱具を固定してもよい ことは明らかである。
【0026】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の取外しが容易な磁気ディスク装置は、フレーム などにこの磁気ディスク装置が挿着されている状態から離脱具4のアーム12を 回転させることにより磁気ディスク装置1のもつコネクタを対応するコネクタか ら容易に離脱させることにより、この磁気ディスク装置またはフレームなどに損 傷を与えることなく容易に取り外すことができるという効果を有している。
【0027】 また、アーム12を回転することにより磁気ディスク装置1が移動する距離は わずかであるため、単にアーム12を回転させることにより、磁気ディスク装置 1がフレームより外部に飛び出すことはないという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取外しが容易な磁気ディスク装置の一
実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示されている取外しが容易な磁気ディス
ク装置の正面図である。
【図3】図1の取外しが容易な磁気ディスク装置に設け
られている離脱具の斜視図である。
【図4】従来のこの種の磁気ディスク装置の一例を示す
側面図と正面図である。
【図5】図4とは別の従来のこの種の磁気ディスク装置
の側面図と正面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 3 ねじ 4 離脱具 5 取付金具 6 フレーム 8 ねじ 9 ねじ 2A コネクタ 2B コネクタ 12 アーム 13 固定部 14 突起部 15 軸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部に本体との接続用のコネクタを有し
    フレームに設けられた挿入穴内に前記接続用コネクタを
    先にして挿入され前記フレームが固定されている基板上
    に固定された相手側コネクタに前記接続用コネクタが嵌
    合し前記フレームに固定される外形がほぼ直方体状の磁
    気ディスク装置において、第1の広幅面と第2の広幅面
    とが互いに直交するように折り曲げられ前記磁気ディス
    ク装置の前部付近の少なくとも上面か下面の内の何れか
    一方の外面に平行に前記第1の広幅面が固定され前記第
    2の広幅面が前記磁気ディスクの前記フレームへの挿入
    方向と直交して配置された固定部と、前記第2の広幅面
    の前記磁気ディスク装置の前面側に基部が固定され前記
    磁気ディスク装置の前記フレームへの挿入方向と平行に
    突出した突起部と、前記突起部の先端付近に一端が固定
    され前記第1と第2の広幅面に平行な対称軸を有する円
    柱状の軸部と、L字状の広幅面を有し前記広幅面が前記
    第2の広幅面に直交し前記広幅面の中心付近が前記軸部
    の他端に回転自在に取り付けられ前記磁気ディスク装置
    の接続コネクタが前記相手側コネクタに嵌合したとき前
    記フレームの前面に前記広幅面の前記L字状の外周部の
    一辺が接するように取り付けられたアーム部を備えるこ
    とを特徴とする取外しが容易な磁気ディスク装置。
JP312092U 1992-01-31 1992-01-31 取外しが容易な磁気ディスク装置 Withdrawn JPH0561890U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6132278B1 (ja) * 2016-07-12 2017-05-24 株式会社創朋 記憶装置の破壊装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6132278B1 (ja) * 2016-07-12 2017-05-24 株式会社創朋 記憶装置の破壊装置
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Effective date: 19960404