JPH019192Y2 - - Google Patents

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JPH019192Y2
JPH019192Y2 JP1982080149U JP8014982U JPH019192Y2 JP H019192 Y2 JPH019192 Y2 JP H019192Y2 JP 1982080149 U JP1982080149 U JP 1982080149U JP 8014982 U JP8014982 U JP 8014982U JP H019192 Y2 JPH019192 Y2 JP H019192Y2
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JP
Japan
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board
substrate
connector
card unit
tip
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JP1982080149U
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JPS58182483U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は装置本体側に配設された基板接続用コ
ネクタと基板に設けられたコネクタとの接続、分
離を容易にかつ確実に行い得るようにした基板取
付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、磁気カードを利用した公衆電話機等にお
いては、磁気カードに記録されている情報を読み
取るカードユニツト(カードリーダ)を内蔵し、
このカードユニツトに配設された基板をコネクタ
を介して装置本体側のコネクタに接続している。
この場合、基板は通常第1図に示す如く取付ピン
と止めねじによつてカードユニツトに固定されて
いる。すなわち、1はカードユニツトで、このカ
ードユニツト1の一側面には複数個の取付ピン3
が一体に突設されている。2はカードユニツト1
の電気回路が印刷配線されると共に抵抗、トラン
ジスタ等の電気部品(図示せず)が実装された基
板で、この基板2には前記取付ピン3に対応して
複数個のねじ取付用孔4が形成され、また後端縁
2aには電話機筐体内に配設固定された基板接続
用コネクタ6に接続される基板コネクタ5が配設
されている。そして、基板2は前記ねじ取付用孔
4に挿通され取付ピン3の先端面にねじ込まれる
止めねじ7によつて前記カードユニツト1に固定
される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、かかる従来の基板取付構造において
は、カードユニツト1を装置本体内に組込んだ場
合、基板コネクタ5と他回路からの基板接続用コ
ネクタ6との接続において、両コネクタ5,6の
接続分離を容易にするため、コネクタ6に布線を
施す必要があつた。また、組立作業の容易化を計
るためコネクタ6をマザーボード等に固定した場
合には、基板コネクタ5の位置がカードユニツト
1の組立精度、基板2の取付精度によるため、高
精度であることが要求され、しかもこのような要
求を満足するものであつたとしても基板2がカー
ドユニツト1に対して固定されているため、カー
ドユニツト1を装置本体内に装着した後、該ユニ
ツト1に外力が加わつたりすると、基板2あるい
はコネクタ5,6の損傷を招くといつた問題があ
つた。
本考案は、上述したような点に鑑みてなされた
もので、極めて簡単な構成により、組立、取付時
等の寸法誤差を吸収し、コネクタ同士の接続、分
離を容易かつ確実に行い得、また基板、コネクタ
等の破損、損傷等を防止し得るようにした基板取
付構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の基板取付構
造は、カードリーダの一側面に装置本体の基板接
続用コネクタに接続される基板コネクタを後端縁
に設けた基板を配設してなる基板取付構造におい
て、基板の両側縁に一対づつ前記基板の前後方向
に長い長孔を設け、この長孔に対応して前記カー
ドユニツトの側面に前記長孔の短径より細くかつ
前記基板の厚さより長い先端部と前記長孔の短径
より太い基部とを有する段付ピンを突設し、この
段付ピンの先端部に前記基板の長孔を挿通後、前
記基板の両側縁にそれぞれ沿つて配設した断面略
L字状でかつ前記基板の前後方向の幅と略等しい
長さの固定金具を前記基板を緩合保持するごとく
前記段付ピンの先端面に固定し、前記固定金具の
前端部に押圧部が当接する回動自在なレバーを前
記基板の前端縁に設けるようにしたことを特徴と
する。
〔作用〕
このような基板取付構造によれば、カードユニ
ツトに設けられた複数個の段付ピンによつて基板
を前後方向に移動自在に保持し、しかもこの基板
の段付ピンからの脱落を段付ピンの先端面に固定
された固定金具によつて防止している。そして、
カードユニツトを装置本体内に配置した後、基板
を後方に移動させることにより、基板コネクタを
装置本体側に固定されたコネクタに接続すること
ができる。また、コネクタを分離するには、基板
に設けたレバーを回転させて固定金具を押圧する
ことにより、基板を前方に移動させて行うことが
できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
第2図は本考案に係る基板取付構造の一実施例
を示す分解斜視図、第3図は要部断面図である。
なお、図中第1図と同一構成部材のものに対して
は同一符号を以つて示し、その説明を省略する。
これらの図において、カードユニツト1一側面1
aには合計4個の段付ピン10が、それぞれ一対
ずつ該側面1aの上、下端寄りに位置して一体に
突設されている。これらの段付ピン10はそれぞ
れその先端部10Bが基部10A側より細く形成
されることにより段部11を有し、また先端面中
央にはそれぞれねじ孔12が形成されている。
一方、基板2の上下端部には前記段付ピン10
に対応して合計4個の長孔13が形成されてい
る。これらの長孔13はカードユニツト1の前後
方向に沿つて長く形成され、その幅Wは前記段付
ピン10の先端部10Bの外径D1よりも大きく、
かつ基部10Aの外径D2よりも小さく(D1<W
<D2)設定されている。また、前記先端部10
Bの長さlは基板2の板厚tよりも十分長く設定
されている。したがつて、基板2は各長孔13に
それぞれ挿通される4個の段付ピン10の先端部
10Bによつて保持され、長孔13の範囲で基板
コネクタ5と基板接続用コネクタ6とが接続、分
離する方向(前後方向)の移動並びに前記先端部
10Bの長さlの範囲でカードユニツト1に対し
て接近、離間する方向(左右方向)の移動を許容
される。そして、段付ピン10によつて移動自在
に保持された基板2の脱落は上下一対の固定金具
15,16によつて防止される。
すなわち、前記一対の固定金具15,16は金
属板等によつて略L字状に形成されることによ
り、前記基板2の幅(前後方向の長さ)とほぼ等
しい長さを有し、その垂直片15a,16aの両
端部が前記ねじ孔12にねじ込まれる止めねじ1
7によつてそれぞれ段付ピン10の先端面に固定
されている。この場合、上方の固定金具15の水
平片15bは基板2の上端面を上方から保護して
いる。一方、下方の固定金具16は上方の固定金
具15と対称的に形成されてその水平片16bが
基板2の下端面を下方から保護する。したがつ
て、カードユニツト1の取付け、取外し時等にお
いて該ユニツト1が転倒したりしても基板2の上
下端部が破損する恐れがなく、また固定金具1
5,16を略L字状に形成しているので、強度保
持が良好である。
そして、各固定金具15,16の水平片15
b,16bの前端にはそれぞれ下方および上方に
ほぼ直角に折り曲げられた被押圧部18,19が
一体に設けられており、これらの被押圧部18,
19に対応してレバー20,21が基板2の上下
端部にそれぞれ軸22を介して回動自在に配設さ
れている。各レバー20,21は前記被押圧部1
8,19を押圧する押圧部20a,21aを有
し、これらの押圧部20a,21aが前記レバー
20,21の第2図矢印方向の回動に伴つて前記
被押圧部18,19を後方に押圧することによ
り、相対的に基板2が前方に移動し、この移動に
よつて基板コネクタ5と基板接続用コネクタ6の
接続を解除する。
かくして、このような構成からなる基板取付構
造によれば、基板2の前後および左右方向の移動
を許容しているため、カードユニツト1の組立時
および基板2の取付け時の寸法誤差を吸収でき、
基板コネクタ5を基板接続用コネクタ6に対して
容易かつ確実に接続することができる。また、カ
ードユニツト1の取出しに際しては、レバー2
0,21を回動させて基板2を前方に移動させる
だけで、両コネクタ5,6の接続を解除すること
ができるため、カードユニツト1の取出作業も容
易である。
なお、上記実施例は公衆電話機のカードユニツ
ト1に取付けられる基板2に適用した場合につい
て説明したが、これに限らず磁気カードを利用し
た自動切符販売機等のカードユニツトにも適用実
施し得ることは勿論である。
また、上記実施例は止めねじ17によつて固定
金具15,16を段付ピン10の先端面に固定し
たが、タツピンネジを用いることも可能で、その
場合には段付ピン10のねじ孔12を単なる下孔
とすることが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る基板取付構造
は、基板に設けた長孔を、この長孔に対応してカ
ードユニツトに突設した段付ピンに挿通し、固定
金具を段付ピンの先端面に固定することにより基
板を前後方向に移動自在に緩合保持しているの
で、カードユニツトを装置本体内に挿入配置した
後、基板を後方に移動させることにより、基板コ
ネクタを例えばマザーボード等に固定された相手
側コネクタに容易に接続することができ、カード
ユニツトの組立、基板の取付けに高い精度が要求
されることはない。また、基板にレバーを設け、
このレバーで固定金具を押圧することにより、基
板を前方に移動させて両コネクタを分離させるよ
うにしているので、コネクタの分離作業も容易で
あるといつた効果を奏する。加えて、断面略L字
状の固定金具はその一端面において基板を覆うよ
うに構成することにより基板の保護機能を有する
ため、カードユニツトの転倒時等において基板を
損傷することがないなど、その実用的効果は非常
に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基板取付構造の一例を示す分解
斜視図、第2図は本考案に係る基板取付構造の一
実施例を示す分解斜視図、第3図は要部断面図で
ある。 1……カードユニツト、2……基板、5……基
板コネクタ、6……基板接続用コネクタ、10…
…段付ピン、10A……要部、10B……先端
部、11……段部、13……長孔、15,16…
…固定金具、20,21……レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カードリーダの一側面に装置本体の基板接続用
    コネクタに接続される基板コネクタを後端縁に設
    けた基板を配設してなる基板取付構造において、
    前記基板の両側縁に一対づつ前記基板の前後方向
    に長い長孔を設け、該長孔に対応して前記カード
    ユニツトの側面に前記長孔の短径より細くかつ前
    記基板の厚さより長い先端部と前記長孔の短径よ
    り太い基部とを有する段付ピンを突設し、前記段
    付ピンの先端部に前記基板の長孔を挿通後、前記
    基板の両側縁にそれぞれ沿つて配設した断面略L
    字状でかつ前記基板の前後方向の幅と略等しい長
    さの固定金具を前記基板を緩合保持するごとく前
    記段付ピンの先端面に固定し、前記固定金具の前
    端部に押圧部が当接する回動自在なレバーを前記
    基板の前端縁に設けたことを特徴とする基板取付
    構造。
JP8014982U 1982-05-31 1982-05-31 基板取付構造 Granted JPS58182483U (ja)

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JP8014982U JPS58182483U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 基板取付構造

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JP8014982U JPS58182483U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 基板取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS58182483U JPS58182483U (ja) 1983-12-05
JPH019192Y2 true JPH019192Y2 (ja) 1989-03-13

Family

ID=30089306

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JP8014982U Granted JPS58182483U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 基板取付構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540529B2 (ja) * 1974-12-09 1980-10-18
JPS5724061U (ja) * 1980-07-17 1982-02-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540529U (ja) * 1978-09-07 1980-03-15
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JPS58182483U (ja) 1983-12-05

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