JP3046751B2 - コネクタの取付構造 - Google Patents

コネクタの取付構造

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JP3046751B2
JP3046751B2 JP7238302A JP23830295A JP3046751B2 JP 3046751 B2 JP3046751 B2 JP 3046751B2 JP 7238302 A JP7238302 A JP 7238302A JP 23830295 A JP23830295 A JP 23830295A JP 3046751 B2 JP3046751 B2 JP 3046751B2
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connector
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晋一 藤原
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型情報処理装置等において、ディスプ
レイ装置を装置本体と分離可能とし、ディスプレイ装置
のアップグレードを可能とするように、電子装置のユニ
ット間を接続するためには、連結すべきユニット間をコ
ネクタを介してプラグイン接続することが行われる。
【0003】そして、かかるコネクタ間の接続を確実な
ものとするには、一方のコネクタをフローティング状態
とし、他方のコネクタの挿入位置のガイド誤差等を吸収
可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一方のコネク
タをフローティング状態にすると、がたつきが生じやす
い上に、コネクタのフレームグランドを安定的に取るの
が困難になり、さらには全体の構造も複雑になるという
欠点を有する。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たもので、構造が簡単なコネクタの取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いて、コネクタの取付構造は、対向する端縁に凸部10
を備えたプリント板1上に固定され、該プリント板1と
平行な面を他のコネクタ2’とのプラグイン方向とする
コネクタ2と、嵌合溝30内に前記凸部10を支承し、
プリント板1を該プリント板1の板面に対して垂直方向
に移動自在に保持する基板保持体3と、前記プリント板
1を移動可能方向に付勢するばね部材4と、基板保持体
3に係止して固定され、ばね部材4の付勢力抗してプリ
ント板1を嵌合溝30内の所定位置に位置させる押さえ
部材5とを有し、前記プリント板1上のコネクタ2を基
板保持体3に対してフローティング状態で保持して構成
される。
【0007】プリント板1は対向する端縁から突設され
る凸部10が基板保持体3の嵌合溝30内に嵌合された
状態で基板保持体3に保持されており、背面からばね部
材4により付勢される。この状態でプリント板1は、図
2(c)において寸法aの範囲内でプリント板1の板面
に対して垂直方向、すなわち表裏面側に平行移動可能で
あり、かつ、板面方向、すなわちコネクタ2のプラグイ
ン方向への移動が規制される。
【0008】凸部10の形成は、図1に示すように、プ
リント板1の基体を側方に延設したり、あるいは他の部
材を固定することにより形成可能である。プリント板1
を板面に対して垂直方向に移動可能とするために、嵌合
溝30は少なくともプリント板1の板面に対して垂直に
延びる支承部30aを有しており(図2(d)参照)、
かかる嵌合溝30としては、例えば図2(d)に示すよ
うに、嵌合溝30を一直線状にするとともに支承部30
aの一端を外方に開放した形状に形成すること可能であ
り、この場合には、単にプリント板1を開放端から図2
(d)において矢印で示す方向に進入させるだけで嵌合
作業が完了するために、作業性が向上する。
【0009】一方、押さえ部材5は、基板保持体3に係
止されており、係止状態においてばね部材4の反力に抗
してプリント板1の表面を押し付け、プリント板1を所
定位置に維持させる。プリント板1の表面を押し付ける
ためには、図2(c)に示すように、基板保持体3への
係止脚50の先端を利用する以外に、押さえ部材5に特
別な押しつけ部を突設することも可能である。
【0010】かかる構成の下、コネクタ2はばね部材4
により付勢されている面側に対しては該ばね部材4の付
勢力に抗して移動可能となり、他のユニット6のコネク
タ2へのプラグイン時の誤差が吸収される。
【0011】コネクタ2のフローティング構造は、サブ
アッセンブル状態で自己完結され、基板保持体3をユニ
ット6の筺体等に固定するだけでユニット6の所定位置
にフローティング状態のコネクタ2を配置することが可
能であるために、組立作業が簡単なばかりでなく、ユニ
ット6本体側の構造も簡単にすることが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明において、プリント板
1には、該プリント板1が装着されるユニット6内への
信号、電源ケーブルが連結される第2のコネクタ7が固
定され、該第2のコネクタ7と、他のユニット6’との
接続に使用されるフローティング状態のコネクタ2と
は、プリント板1上に形成されるプリント配線により相
互に接続される。
【0013】請求項3記載の発明において、基板保持体
3はばね部材4が固定されるばね固定片31の両端から
翼片32、32を突設して断面コ字形状に形成される。
2枚の翼片32には、嵌合溝30が切り欠かれ、嵌合溝
30の開放端から挿入されるプリント板1の凸部10は
押さえ部材5により脱離を防止されて嵌合溝30内に保
持される。
【0014】請求項4記載の発明において、基板保持体
3とばね部材4は導電性材料により形成され、少なくと
もプリント板1のばね部材4との接触部にはグランドパ
ターンが形成される。ばね部材4は常にプリント板1に
圧接しているために、プリント板1は常にフレームグラ
ンドに短絡している状態となるために、グランドレベル
を常時安定させることが可能となる。
【0015】請求項5記載の発明において、押さえ部材
5は、基板保持体3を固定するためにユニット6の筐体
に開設された作業開口を閉塞するカバー体として構成さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】図3に本発明が適用されたノート
型パソコン等の小型情報処理装置を示す。情報処理装置
は、表面に複数のキートップ60’、60’・・を配置
した装置本体(他のユニット6’)と、該装置本体6’
に対して着脱可能に連結される表示部(ユニット6)と
から構成される。表示部6の着脱は、表示部本体61に
対して回動可能に装着される連結部62を装置本体6’
側の挿入口62’に挿入、抜去することにより行われ、
連結部62の挿入により連結部62側のコネクタ2が装
置本体6’側のコネクタ2’にプラグイン接続されて両
者の電気的接続がなされる。
【0017】図1、図2に表示部6側の連結部62の詳
細を示す。2は装置本体6側に固定されるコネクタ
2’にプラグインされるコネクタであり、両側縁に嵌合
用の凸部10を備えたプリント板1上に固定される。
【0018】また、プリント板1には、第2のコネクタ
7が固定されており、表示部6側の処理部に接続される
ケーブルの端部に装着されるケーブルコネクタ63が接
続される。これらコネクタ2の端子と第2のコネクタ7
の端子間は、プリント板1上の図示しないプリント配線
により接続されており、さらに、プリント板1の背面
側、すなわち、後述するスプリングの脚部が当接する面
側には、グランドパターンが形成される。グランドパタ
ーンは、プリント板1のほぼ全面に渡って形成されるい
わゆるベタアースであっても、あるいは後述する弾性脚
部40に当接する部位のみに形成されるアースパッドで
あってもよい。
【0019】3は基板保持体であり、板金に折り曲げ加
工を施して形成される。この基板保持体3は、連結部6
2の背面壁となるばね固定片31と、該ばね固定片31
の両側縁に形成され、連結部62の側面壁となる2枚の
翼片32を有して断面コ字形状に形成され、翼片32の
上端部を側方に延設して形成される固定片33において
表示部本体61に固定される。
【0020】基板保持体3の翼片32には、上記プリン
ト板1の凸部10が嵌合する嵌合溝30が開設される。
嵌合溝30は、基板保持体3の翼片32を表示部6の正
面、あるいは背面側に向けて切り欠いて形成され、開放
端には傾斜状の導入部30bが形成される。嵌合溝30
の幅方向寸法wは、プリント板1の凸部10の幅寸法
w’よりやや大寸とされており、中間部を拡幅して係止
脚嵌合部30cが形成される。
【0021】4は基板保持体3の背面壁に固定されるス
テンレス板等の導電性を有し、かつ、弾性を有するばね
部材であり、固定部41と、固定部41の両端縁から延
設され、自由端部が嵌合溝30の開放端側に迫り出すよ
うに屈曲される弾性脚部40、40とからなる。弾性脚
部40の迫り出し頂部は、嵌合溝30に嵌合されたプリ
ント板1を前方に付勢することができるように、嵌合溝
30の基端部からやや前方に位置されている。
【0022】5は押さえ部材であり、表示部6の連結部
62の正面壁となる主体部51の裏面から2本の弾性変
形可能な係止脚50、50を突設して形成される。係止
脚50の外側壁面間の間隔dは、基板保持体3の翼片3
2、32の対向面間の間隔よりやや小寸とされて、基板
保持体3の翼片32、32間にはめ込み可能とされると
ともに、各係止脚50の幅方向寸法は、嵌合溝30の係
止脚嵌合部30cに嵌合可能な寸法とされている。
【0023】また、各係止脚50の自由端部近傍には係
止爪52が外方に向けて突設されており、係止脚50を
基板保持体3の翼片32間に押し込むことにより、係止
爪52が係止脚嵌合部30cの係止辺30dに弾発係止
して基板保持体3に連結される。
【0024】したがってこの実施例において、先ず、基
板保持体3の嵌合溝30にプリント板1の凸部10を挿
入した後、押さえ部材5の係止脚50を係止脚嵌合部3
0cに弾発係止させる。係止脚50の長さは、係止爪5
2の係止状態において先端がプリント板1のコネクタ実
装面を上記ばね部材4の弾性脚部40の反力に抗して押
し付ける程度とされており、この結果、プリント板1は
係止脚50の端面により抜け止めがされるとともに、ば
ね部材4により背面を付勢されて所定位置に保持され
る。
【0025】以上のようにしてフローティング状態のコ
ネクタ2が装着された表示部6の連結部62を装置本体
6’の挿入口62’に挿入すると、装置本体6’側のコ
ネクタ2’の嵌合位置に表示部6側のコネクタ2が追随
し、正確なプラグイン接続がなされる。
【0026】なお、以上の実施例においては、表示部6
側のコネクタ2に本発明を適用し、装置本体6’側のコ
ネクタ2’を固定する場合を示したが、表示部6側のコ
ネクタ2を固定しておいて、装置本体6’側のコネクタ
に本発明を適用してフローティング状態にすること
も可能である。
【0027】また、本発明は、表示部6と装置本体6’
との連結部62以外にも、2つのユニット6をプラグイ
ン接続する必要がある種々の場合に適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれ、簡単な構造でコネクタをフローティング状態
に保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の要部を示す図で、(a)は正面図、
(b)は図2(a)のB−B線断面図、(c)は図2
(b)における係止脚の係止状態を示す拡大図、(d)
は嵌合溝を示す側面図である。
【図3】本発明が適用された小型情報処理装置を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 プリント板 10 凸部 2、2’ コネクタ 3 基板保持体 30 嵌合溝 31 ばね固定片 32 翼片 4 ばね部材 5 押さえ部材 6、6’ ユニット 7 第2のコネクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 320 G06F 3/00 H01R 13/631 H01R 13/73

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する端縁に凸部を備えたプリント板上
    に固定され、該プリント板と平行な面を他のコネクタと
    のプラグイン方向とするコネクタと、 嵌合溝内に前記凸部を支承し、プリント板を該プリント
    板の板面に対して垂直方向に移動自在に保持する基板保
    持体と、 前記プリント板を移動可能方向に付勢するばね部材と、 基板保持体に係止して固定され、ばね部材の付勢力に抗
    してプリント板を嵌合溝内の所定位置に位置させる押さ
    え部材とを有し、 前記プリント板上のコネクタを基板保持体に対してフロ
    ーティング状態で保持するコネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】前記プリント板には、該プリント板が装着
    されるユニット内への信号、電源ケーブルが連結される
    第2のコネクタが固定され、 前記コネクタと第2のコネクタとはプリント板上のプリ
    ント配線により相互に接続される請求項1記載のコネク
    タの取付構造。
  3. 【請求項3】前記基板保持体は、ばね部材が固定される
    ばね固定片の両端から翼片を突設して断面コ字形状に形
    成され、翼片に切り欠いた嵌合溝によりプリント板の凸
    部を支承する請求項1または2記載のコネクタの取付構
    造。
  4. 【請求項4】前記基板保持体とばね部材は導電性材料に
    より形成されるとともに、少なくともプリント板のばね
    部材との接触部にはグランドパターンが形成される請求
    項1、2または3記載のコネクタの取付構造。
  5. 【請求項5】前記押さえ部材は、基板保持体に固定する
    ためにユニットの筐体に開設された作業開口を閉塞する
    カバー体である請求項1ないし4のいずれかに記載のコ
    ネクタの取付構造。
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