JP2001085092A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001085092A
JP2001085092A JP26189399A JP26189399A JP2001085092A JP 2001085092 A JP2001085092 A JP 2001085092A JP 26189399 A JP26189399 A JP 26189399A JP 26189399 A JP26189399 A JP 26189399A JP 2001085092 A JP2001085092 A JP 2001085092A
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JP
Japan
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slider
contact
housing
flat cable
connector
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Application number
JP26189399A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takamori
智 高盛
Masato Matoba
正人 的場
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板への実装面積を小さく抑える。 【解決手段】 ハウジング1の取付部4を、コンタクト
3が、少なくとも圧接部17を露出させて取り付け可能
な構成とする。前記ハウジング1に取り付けるスライダ
2には、ハウジング1の占有範囲内で、取付部4に沿っ
て圧接部17との非対向位置から対向位置まで移動し、
かつ、対向位置でフラットケーブル31を圧接部17に
圧接するカバー部25を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPC(フレキシ
ブルプリント基板)、FFC(フレキシブルフラットケ
ーブル)、CIC(コンダクティブインクドサーキッ
ト)等のフラットケーブルをプリント基板に接続するた
めのコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フラットケーブルをプリント基板
に接続するコネクタとして、FPC,FFC,CIC等
を接続可能な次のものが公知である。
【0003】実開平6−82783号公報には、コンタ
クトを内蔵するハウジングの側方開口部に、抜き差し及
び回動可能にスライダを設けたコネクタが開示されてい
る。このコネクタでは、スライダを抜き出して、先端が
斜め上方に向かうように回動させた状態で、FFCを挿
入し、スライダを水平となるように回動させながらハウ
ジング内に挿入すると、FFCがコンタクトに圧接して
接続される。
【0004】実開平6−50270号公報には、コンタ
クトを備えたハウジングに、側方からスライダを組み付
けるコネクタが開示されている。スライダは、外方に変
形可能な一対のアームによりハウジングに組み付けられ
る。また、スライダに形成した挿入口及び板状くさび部
とコンタクトとの位置関係により、ハウジングにスライ
ダを組み付けると、FPCがコンタクトに圧接して接続
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記い
ずれのコネクタでも、スライダをハウジングに挿入する
ことにより接続が完了する構成となっている。このた
め、ハウジング内にFPC等を挿入する前には、スライ
ダはハウジングから側方に飛び出した状態となってい
る。このため、コネクタを基板に実装したFPC等の接
続前の状態で、占有面積が大きいという問題がある。例
えば、携帯電話に採用する場合には、小型化の観点か
ら、コネクタの占有面積をできるだけ抑制することが切
望されているが、前記コネクタの構成ではその要望に応
えることができない。
【0006】そこで、本発明は、基板への実装面積を小
さく抑制できるコネクタを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、複数のコンタクトとスライダ
を備えたハウジングにフラットケーブルを仮接続し、前
記スライダをスライドさせることにより、前記フラット
ケーブルの導体とコンタクトの圧接部とを圧接状態とし
て接続を完了するコネクタにおいて、前記ハウジング
は、少なくともコンタクトの圧接部が露出して取り付け
られる取付部を備え、前記スライダは、前記ハウジング
の占有範囲内で、取付部に沿って圧接部との非圧接位置
から圧接位置まで移動し、かつ、圧接位置でフラットケ
ーブルを圧接部に圧接するカバー部を備えた構成とした
ものである。
【0008】これにより、スライダが、スライド操作の
前後に拘わらず、ハウジングの占有範囲から大きくはみ
出すことがない。
【0009】前記フラットケーブルに係止部を設ける一
方、前記スライダに前記係止部が係止してフラットケー
ブルの脱落を阻止する係止受部を設けたり、前記コンタ
クトの圧接部を、前記スライダのスライド操作によりカ
バー部に押圧されたフラットケーブルに食い込む尖状に
形成すると、スライダのスライド操作によってハウジン
グからフラットケーブルが脱落することを確実に防止可
能となる点で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
【0011】図1は本実施形態に係るコネクタの分解斜
視図、図2はその組立図を示す。このコネクタは、大
略、ハウジング1と、スライダ2とによって構成され
る。
【0012】ハウジング1は、図3に示すように、絶縁
性を有する合成樹脂材料を略矩形板状に形成したもの
で、複数のコンタクト3(図1,図4参照)を取り付け
るための第1取付部4と、スライダ2をスライド自在に
ガイドすると共に保持金具5(図1,図5参照)を取り
付けるための第2取付部6とを備える。
【0013】第1取付部4は、両側に位置するガイド壁
7の間に複数の第1案内溝8を並設し、各第1案内溝8
の一端側にコンタクト取付部9を形成したものである。
コンタクト取付部9は、前記各第1案内溝8に連通する
挿通孔10を備え、各挿通孔10の上方には第2案内溝
11を有する。
【0014】前記第1取付部4に取り付けられるコンタ
クト3は、図4に示すように、略U字形となる上方側ア
ーム部12及び下方側アーム部13と、プリント基板1
4(図7参照)に当接される接続部15とからなる。ア
ーム部12,13は、基部の間隔が狭く、そこには上方
側アーム部12に設けた突起16が突出しているので、
前記ハウジング1の挿通孔10と第2案内溝11とを仕
切る圧入壁1a(図3参照)に圧接状態で取り付けるこ
とができる。また、下方側アーム部13の先端には上方
に向かう圧接部17が形成されている。
【0015】第2取付部6は、図3に示すように、両側
から側方に突出する上下一対の板状部18a,18bで
構成される。上方側板状部18aには、第1取付部4側
に矩形孔19aが穿設され、この矩形孔19aの近傍外
縁に沿って位置決め突部19bが形成されている。ま
た、両板状部18a,18bの間に位置する側面には、
第1係止受部20及び第2係止受部21がそれぞれ形成
されている。
【0016】前記第2取付部6に取り付けられる保持金
具5は、図5に示すように、上方側板状部18aの上面
に載置される載置部22と、矩形孔19aに圧入される
圧入部23と、ハウジング1の下方に延設されてプリン
ト基板14に固定される固定部24とから構成される。
【0017】スライダ2は、図6に示すように、ハウジ
ング1の第1取付部4の上方側を覆うカバー部25と、
スライド操作するための操作部26と、第2取付部6に
取り付けられる係止部27とからなる。カバー部25の
下面には台座部28が形成されている。台座部28は、
先端下面に傾斜面28aを備え、前記各第1案内溝8に
対応する位置には案内孔29をそれぞれ形成されてい
る。前記操作部26は、カバー部25の両端から側方に
突出する操作容易な位置に形成されている。係止部27
は、各操作部26の下方からカバー部25に沿って延設
され、先端にはカバー部25側に向かう係止爪27aが
形成されている。係止爪27aは、前記第2取付部6に
形成した第1係止受部20又は第2係止受部21に係脱
する。これにより、スライダ2は、フラットケーブル3
1の接続準備位置(図7(a)参照)又は接続完了位置
(図7(b)参照)に位置決めされる。
【0018】前記構成のコネクタに接続されるフラット
ケーブル31には、FPC,FFC,CIC等を使用可
能である。例えば、FFCは、図2に示すように、ポリ
エステルシート32の間に、短冊状の導体33を並設
し、下面に比較的厚めのポリエステル製の補強シート
(図示せず)を貼着した構成である。
【0019】前記構成のコネクタは次のようにして組み
立てる。
【0020】まず、ハウジング1の第1取付部4にコン
タクト3を組み付ける。コンタクト3は、上方側アーム
部12の突起16が第1取付部4の圧入壁1aに圧接す
ることにより、コンタクト取付部9に取り付けられる。
この状態では、下方側アーム部13が第1案内溝8に位
置し、上方側アーム部12はコンタクト取付部9から突
出して下方側アーム部13に対向する。
【0021】続いて、ハウジング1の第2取付部6に保
持金具5、次いでスライダ2を取り付ける。保持金具5
は、その圧入部23を第2取付部6の圧入孔19aに圧
入するだけで取り付けることができる。また、スライダ
2は、ハウジング1に対して側方から押し込み、係止爪
27aを第1係止受部20に係止させることにより、接
続準備位置に位置決めされる。この接続準備位置では、
図7(a)に示すように、スライダ2のカバー部25
と、コンタクト3の圧接部17との間、詳しくは、カバ
ー部25の傾斜面28aと圧接部17との間には、フラ
ットケーブル31を挿入するのに十分な隙間が形成され
る。
【0022】前記構成のコネクタは次のようにして使用
する。
【0023】すなわち、保持金具5を介してプリント基
板14に実装する。コネクタは、下面全体が絶縁性を有
するハウジング1によって覆われている。このため、プ
リント基板14には、実装場所であっても配線を印刷し
ておくことができる。また、実装したコネクタの占有ス
ペースは、フラットケーブル31を接続するために必要
とされる機能を果たす部分のみである。すなわち、スラ
イダ2は、ハウジング1の占有スペース内に位置し、は
み出しているのは操作部26のみである。
【0024】続いて、コネクタにフラットケーブル31
を接続する。コネクタは、スライダ2が接続準備位置に
あり、ハウジング1の第1取付部4が広い範囲で露出す
る。また、スライダ2のカバー部25と、コンタクト3
の圧接部17との間には十分な隙間が形成される。この
ため、フラットケーブル31を第1取付部4に容易に位
置決めすることができる。
【0025】フラットケーブル31を位置決めした後
は、スライダ2を側方に移動させる。これにより、スラ
イダ2のカバー部25の傾斜面28aがコンタクト3の
圧接部17に対向する位置から移動し、カバー部25と
圧接部17との間にフラットケーブル31が挟持され
る。この結果、フラットケーブル31の各導体33とコ
ンタクト3とがそれぞれ接続される。
【0026】ところで、前記スライダ2は、操作部26
を除き、ハウジング1の占有面積を超える範囲までは移
動不能である。また、操作部26が移動する範囲にはそ
れ程大きな面積を必要としない。したがって、コネクタ
にとって必要最小限の占有面積でフラットケーブル31
の接続を行うことが可能となる。この結果、実装する他
の電子部品の実装密度を大きくすることができ、プリン
ト基板14をさらに小さく構成することが可能となる。
【0027】なお、前記実施形態では、スライダ2を上
方側、コンタクト3を下方側にそれぞれ配設する構成と
したが、両部材2,3の位置関係は逆転させてもよい。
【0028】また、フラットケーブル31とハウジング
1とは、図8に示すように、補強シート34に係止部3
4aを形成すると共に、ハウジング1の第1取付部4に
係止受部4aを形成する構成としてもよい。これによれ
ば、フラットケーブル31を接続する際のスライダ2の
移動時に、フラットケーブル31が脱落することを確実
に防止することができる。
【0029】また、この構成に代えて、図9に示すよう
に、コンタクト3の圧接部17を鋭く形成し、この圧接
部17をフラットケーブル31に食い込ませて脱落を防
止するようにしてもよい。
【0030】また、前記実施形態では、スライダ2のス
ライド操作を、操作部26を介して行うようにしたが、
スライダ2の上面を吸着してスライドさせる等により、
操作部26を突出量の少ない単なるガイドとしてもよ
い。これによれば、コネクタをさらにコンパクトにする
ことが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るコネクタによれば、ハウジングの占有範囲内でス
ライド移動するスライダによりフラットケーブルを接続
するので、プリント基板への実装時の占有面積を小さく
抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るコネクタの分解斜視図であ
る。
【図2】 図1の組立斜視図である。
【図3】 図1に示すハウジングの斜視図である。
【図4】 図1に示すコンタクトの正面図である。
【図5】 図1に示す保持金具の斜視図である。
【図6】 図1に示すスライダの斜視図である。
【図7】 図1に示すコネクタのスライダが接続準備位
置にある状態を示す断面図(a)及び接続完了位置にあ
る状態を示す断面図(b)である。
【図8】 他の実施形態に係るコネクタの斜視図であ
る。
【図9】 他の実施形態に係るコネクタの断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…スライダ 3…コンタクト 4…第1取付部 4a…係止受部 6…第2取付部 8…第1案内溝 9…コンタクト取付部 11…第2案内溝 12…上方側アーム部 13…下方側アーム部 14…プリント基板 15…接続部 17…圧接部 25…カバー部 26…操作部 31…フラットケーブル 34…補強シート 34a…係止部
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 AA18 BB08 BB22 BB23 BB29 CC02 CC22 CC26 DD03 DD08 DD18 EE10 EE12 EE27 GG02 GG08 GG11 HH05 HH08 HH18 HH30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクトとスライダを備えたハ
    ウジングにフラットケーブルを仮接続し、前記スライダ
    をスライドさせることにより、前記フラットケーブルの
    導体とコンタクトの圧接部とを圧接状態として接続を完
    了するコネクタにおいて、 前記ハウジングは、少なくともコンタクトの圧接部が露
    出して取り付けられる取付部を備え、 前記スライダは、前記ハウジングの占有範囲内で、取付
    部に沿って圧接部との非圧接位置から圧接位置まで移動
    し、かつ、圧接位置でフラットケーブルを圧接部に圧接
    するカバー部を備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記フラットケーブルに係止部を設ける
    一方、前記スライダに前記係止部が係止してフラットケ
    ーブルの脱落を阻止する係止受部を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトの圧接部は、前記スライ
    ダのスライド操作によりカバー部に押圧されたフラット
    ケーブルに食い込む尖状に形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のコネクタ。
JP26189399A 1999-09-16 1999-09-16 コネクタ Pending JP2001085092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100377438C (zh) * 2004-02-10 2008-03-26 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 线缆连接器组件
KR101658003B1 (ko) * 2016-05-27 2016-09-21 (주)연호엠에스 전기 커넥터
CN109392277A (zh) * 2017-08-03 2019-02-26 青岛海尔洗衣机有限公司 用于电路板的安装机构及电路板组件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100377438C (zh) * 2004-02-10 2008-03-26 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 线缆连接器组件
KR101658003B1 (ko) * 2016-05-27 2016-09-21 (주)연호엠에스 전기 커넥터
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