JP2961699B2 - 無端子コネクタ - Google Patents

無端子コネクタ

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JP2961699B2
JP2961699B2 JP3095092A JP9509291A JP2961699B2 JP 2961699 B2 JP2961699 B2 JP 2961699B2 JP 3095092 A JP3095092 A JP 3095092A JP 9509291 A JP9509291 A JP 9509291A JP 2961699 B2 JP2961699 B2 JP 2961699B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブルプリントケ
ーブルをプリント板に接続する際に有用な無端子コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のコネクタを使用してフレキ
シブルプリントケーブル2とプリント基板1とを接続し
た状態を示すものであり、実装部品12が搭載されたプ
リント基板1にはスルーホール13が穿孔されており、
このスルーホール13にコネクタ14の端子14aが挿
通されてハンダ付けされる。コネクタ14はハウジング
に進退するスライド部16を有しており、キーボード1
5と基板1とを接続するフレキシブルプリントケーブル
2の先端を受容するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、コネクタ14は基板1にスルーホール1
3で接続されるために、表面実装技術のメリットを生か
せないという欠点を有する上に、フレキシブルプリント
ケーブル2の先端をコネクタ14に装着する際にケーブ
ル挿入口側においてスライド部16を操作しなければな
らず、作業性が悪いという欠点を有するものであった。
【0004】本発明は以上の欠点を解消すべくなされた
ものであって、装着作業性の良好なコネクタを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、基板1上面に
載置されるフレキシブルプリントケーブル2を跨架すべ
く形成されるケース3の前記フレキシブルプリントケー
ブル2を横断する側縁部にはロック壁4を設け、前記ロ
ック壁4に対向する辺縁部には基端部において弾性変形
して前記ロック壁4側に回動するとともに、該回動スト
ローク終端位置近傍において先端が前記ロック壁4の係
止手段5に弾発的に係止し、先端部裏面に形成したカム
面6により前記フレキシブルプリントケーブル2の上面
を押圧してフレキシブルプリントケーブル2を基板1の
接続パッド7に圧接させる押圧片8を該フレキシブルプ
リントケーブル2の芯線に対応させて複数個形成してな
り、前記各押圧片8の基端部を押圧板9にて連結して、
該押圧板9により押圧片8の回動操作を行うコネクタを
提供することにより達成される。
【0006】また、同様の目的は、図6および図7に示
すように、基板1上面に載置されるフレキシブルプリン
トケーブル2を跨架すべく形成されるケース3内には、
弾性変形して前記フレキシブルプリントケーブル2側に
回動可能で、先端部裏面にカム面6を膨隆させた押圧片
8を該フレキシブルプリントケーブル2の芯線に対応さ
せて複数個水平に突設し、前記押圧片8の上部には、該
押圧片8の長手方向に摺動して押圧片8の上面に形成さ
れた押圧用膨隆部10に干渉して該押圧片8を下方に回
動させるスライドプレート11を設けてなるコネクタに
よっても達成することができる。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明において、ケース3は基板
1上面に載置されるフレキシブルプリントケーブル2を
跨架すべく形成され、該基板1上に固定される。ケース
3にはフレキシブルプリントケーブル2の芯線に対応す
る押圧片8が基端部において屈曲して回動するように突
設され、回動状態は、押圧片8がケース3のロック壁4
に係止することにより維持される。
【0008】押圧片8の回動状態において、フレキシブ
ルプリントケーブル2の上面は押圧片8のカム面6によ
り押圧される結果、該フレキシブルプリントケーブル2
と基板1上の接続パッド7とは圧接状に接触し、両者の
接続が取られる。
【0009】また、請求項2記載の発明において、押圧
片8はスライドプレートの摺動操作とともに、フレキシ
ブルプリントケーブル2を押圧する方向に回動し、上述
したと同様にフレキシブルプリントケーブル2と基板1
との接続が行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。
【0011】図1および図2は本発明の第一の実施例を
示すもので、左右両側部に固定ブロック部17を配置し
たケース3と、これら固定ブロック部17間に架設され
るロック壁4、および押圧部18とから形成され、例え
ば固定ブロック部17に固定された金属片19を基板1
上の固定パッド(図示せず)にハンダ付けすることによ
り基板1上に装着される。
【0012】また、固定ブロック部17の裏面には位置
決めピン20が突設されており、この位置決めピン20
を基板1側の位置決め孔(図示せず)に挿通させること
により、基板1上での位置決めがなされる。
【0013】ロック壁4は上記固定ブロック部17の木
口面に沿って架設されており、該固定ブロック部17と
の連結部位に形成されるスリット21、21により弾性
変形が可能とされている。また、このロック壁4の上端
縁には、内方に向けてフック状膨隆部(係止手段5)が
長手通しに形成され、後述する押圧部18の押圧片8を
弾発的に係止する。さらに、ロック壁4の下端縁はフレ
キシブルプリントケーブル2が挿通する程度の高さで切
り欠かれて、ケーブル挿通口22が形成されている。
【0014】一方、押圧部18はロック壁4に対向配置
されるもので、固定ブロック部17の対向壁面間に架設
されるブリッジ部23に押圧片8と押圧板9を固定して
形成されており、ブリッジ部23の裏面とケーブル挿通
口22の上端縁とは略同一高さとされ、その下方にケー
ブル挿通口22が形成される。さらに、これら押圧板9
と押圧片8との基端部には屈曲用ノッチ24が形成され
ており、ロック壁4側に屈曲可能とされている。
【0015】上記押圧板9は、ブリッジ部23の端縁を
後方に延設して形成されており、その終端部は突条25
が形成されている。また、この押圧板9の基端部、すな
わちブリッジ部23の終端部に押圧片8が直角方向に突
設されている。
【0016】この押圧片8は基板1上に形成される接続
パッド7に対応して複数個配置されており、各押圧片8
の長さは屈曲用ノッチ24から折り曲げられた際に、そ
の先端がロック壁4のフック状膨隆部5に係止する程度
とされている。さらに、この押圧片8の先端には先端方
が略真円形状で、基端部に向かうに従って徐々に曲率半
径が変化するカム面6が形成されている。
【0017】上述した構成を有するコネクタを使用して
フレキシブルプリントケーブル2を接続するには、先ず
図3に示すように、予め基板1上に固定されたコネクタ
のケーブル挿通口22から図4に示すように、フレキシ
ブルプリントケーブル2の先端を挿通させ、リード部を
基板1上の接続パッド7に対応させる。この後、押圧板
9を図2(a)において矢印方向に回動させると、押圧
片8も追随して同方向に回動し、図5に示すように、押
圧片8の先端に形成されるカム面6がフレキシブルプリ
ントケーブル2と接続パッド7の厚みのばらつきを吸収
しつつ所定圧でフレキシブルプリントケーブル2を上方
から押圧することから、フレキシブルプリントケーブル
2のリード部が接続パッド7に圧接される。
【0018】この後、さらに押圧板9を押圧すると、や
がて各押圧片8はロック壁4のフック状膨隆部5に弾発
的に係止し、接続作業が終了し、フレキシブルプリント
ケーブル2の取り外しは、ロック壁4を弾性的に倒して
フック状膨隆部5における係止状態を解除した後、押圧
板9を上述したと反対方向に回動させることによりなさ
れる。
【0019】図6および図7は本発明の第二の実施例を
示すものである。なお、この実施例において、上述した
実施例と同様の構成は、同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0020】この実施例における押圧片8は、左右に固
定金属片19を有するケース3内に水平に突設されてお
り、その先端部上面、すなわちカム面6の反対部に押圧
用膨隆部10が形成される。
【0021】一方、上記ケース3内には、スライドプレ
ート11が押圧片8の長手方向に摺動自在に装着されて
いる。このスライドプレート11は、上記ケース3の天
井面に開口された操作用開口26を臨む操作用凹溝27
を天井面に有して形成されており、上記押圧片8の上面
と略同一面内で、かつ該押圧片8の長手方向に沿って摺
動自在とされている。
【0022】また、上記スライドプレート11の底壁部
には、押圧片8の押圧用膨隆部10に合致する収容溝2
8が設けられている。
【0023】しかして、この実施例において、ケーブル
挿入口22からフレキシブルプリントケーブル2を挿通
させた後、スライドプレート11を押圧片8の先端方に
摺動させると、該スライドプレート11の底壁部と押圧
片8の押圧用膨隆部10とが干渉し、該押圧片8を下方
に弾性変形させる。
【0024】この時、押圧片8の押圧膨隆部10とスラ
イドプレート11の収容溝28の円弧の曲率半径に違い
を持たせてあるので、押圧片8のカム面6はスライドプ
レート11の摺動に追従しつつ回動し、押圧のストロー
クが確保される。この結果、フレキシブルプリントケー
ブル2の上面は押圧片8のカム面6により押圧され、リ
ード部は基板1上の接続パッド7に圧接して両者の接続
が取られ、さらに、押圧片8の押圧用膨隆部10はスラ
イドプレート11の収容溝28内に弾発的に嵌合するこ
とから、スライドプレート11の不用意な移動が妨げら
れる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるコネクタによれば、基板側にコネクタ接続用のス
ルーホールを設ける必要がないので、表面実装技術のメ
リットを十分生かした実装設計を行うことができ、さら
に、ケーブルの装着作業性も向上させることができる。
【0026】加えて、嵌合端子がないので、コネクタの
製造が容易になり、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】図1の要部断面図を示す図であり、(a)はケ
ーブルの非接続状態、(b)はケーブルの接続状態を示
すものである。
【図3】本発明の作用を示す図であり、(a)は平面
図、(b)は要部側面図である。
【図4】本発明の作用を示す図であり、(a)は平面
図、(b)は要部側面図である。
【図5】本発明の作用を示す図であり、(a)は平面
図、(b)は要部側面図である。
【図6】本発明の第二実施例を示す図である。
【図7】図6の要部断面図であり、(a)はケーブルの
非接続状態、(b)はケーブルの接続状態を示すもので
ある。
【図8】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 フレキシブルプリントケーブル 3 ケース 4 ロック壁 5 係止手段 6 カム面 7 接続パッド 8 押圧片 9 押圧板 10 押圧用膨隆部 11 スライドプレート
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/09 H01R 23/66 H01R 23/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板(1)上面に載置されるフレキシブル
    プリントケーブル(2)を跨架すべく形成されるケース
    (3)の前記フレキシブルプリントケーブル(2)を横
    断する側縁部にはロック壁(4)を設け、前記ロック壁
    (4)に対向する辺縁部には基端部において弾性変形し
    て前記ロック壁(4)側に回動するとともに、該回動ス
    トローク終端位置近傍において先端が前記ロック壁
    (4)の係止手段(5)に弾発的に係止し、先端部裏面
    に形成したカム面(6)により前記フレキシブルプリン
    トケーブル(2)の上面を押圧してフレキシブルプリン
    トケーブル(2)を基板(1)の接続パッド(7)に圧
    接させる押圧片(8)を該フレキシブルプリントケーブ
    ル(2)の芯線に対応させて複数個形成してなり、前記
    各押圧片(8)の基端部を押圧板(9)にて連結して、
    該押圧板(9)により押圧片(8)の回動操作を行う無
    端子コネクタ。
  2. 【請求項2】基板(1)上面に載置されるフレキシブル
    プリントケーブル(2)を跨架すべく形成されるケース
    (3)内には、弾性変形して前記フレキシブルプリント
    ケーブル(2)側に回動可能で、先端部裏面にカム面
    (6)を膨隆させた押圧片(8)を該フレキシブルプリ
    ントケーブル(2)の芯線に対応させて複数個水平に突
    設し、前記押圧片(8)の上部には、該押圧片(8)の
    長手方向に摺動して押圧片(8)の上面に形成された押
    圧用膨隆部(10)に干渉して該押圧片(8)を下方に
    回動させるスライドプレート(11)を設けてなる無端
    子コネクタ。
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