JP2002280098A - カード用コネクタ - Google Patents

カード用コネクタ

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JP2002280098A
JP2002280098A JP2001081220A JP2001081220A JP2002280098A JP 2002280098 A JP2002280098 A JP 2002280098A JP 2001081220 A JP2001081220 A JP 2001081220A JP 2001081220 A JP2001081220 A JP 2001081220A JP 2002280098 A JP2002280098 A JP 2002280098A
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JP
Japan
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card
housing
substrate
board
side contact
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Application number
JP2001081220A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Takayasu
隆一 高安
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Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図り、製造コストを低減することが
できるカード用コネクタを提供する。 【解決手段】本発明は、カード22を収容可能なハウジ
ング23に接続端子25が設けられ、該接続端子25
は、カード側接触部49を有するカード側弾性部50
と、基板側接触部47を有する基板側弾性部48とを備
え、前記カード側弾性部50及び基板側弾性部48より
基端側で前記ハウジング23に固定されていることを特
徴とし、前記ハウジング23を基板24に取付け、前記
カード22を前記ハウジング23に保持させると、前記
カード側弾性部50及び基板側弾性部48は互いに近接
方向に弾性変形し、前記カード側端子49は前記カード
22の所定端子と接触し、前記基板側端子47は前記基
板24の所定回路と接触し、前記カード22は前記基板
24と電気的に接続された状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SIM(Subscrib
er Identity Module)カード等のカードを基板に電気的
に接続するために使用されるカード用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカード用コネクタとして
は、特開2000−340280号公報や米国特許第
5,746,607号公報に記載されているものがあ
る。
【0003】特開2000−340280号公報に記載
されているものは、図10に示されているように、カー
ド(図示せず)を収容するハウジング1と、該ハウジン
グ1を開閉可能なカバー2と、前記ハウジング1に組込
まれた複数(図10では8個)の接続端子3とで概略構
成されている。そして、前記ハウジング1の一方の周壁
4には支持軸5が設けられ、前記一方の周壁4に対向す
る他方の周壁6には係合部7が設けられ、前記支持軸5
及び係合部7はいずれも外側に突出している。前記カバ
ー2は前記支持軸5の回りに回転可能且つ該支持軸5に
沿って摺動可能に設けられ、前記カバー2の端部には鉤
状の爪部8が形成されている。前記接続端子3の一端部
には、前記ハウジング1の縁部から突出する基板側接触
部9が形成され、該基板側接触部9は基板の所定回路に
半田接合されている。また、前記接続端子3の他端部に
は、前記ハウジング1内に突出するカード側接触部(図
示せず)が設けられ、該カード側接触部は前記ハウジン
グ1に収容されたカードの端子(図示せず)に対向する
ように配設されている。
【0004】このような構成において、前記カバー2を
開放した状態の前記ハウジング1に前記カードを収容し
た後、前記支持軸5を支点に前記カバー2を回転し、前
記ハウジング1を閉塞する。そして、前記カバー2を図
10中のX方向に摺動させると、前記爪部8は前記係合
部7に係合し、前記カバー2はロックされた状態とな
る。この結果、前記カードは、前記接続端子3に押圧さ
れ、前記基板と電気的に接続された状態に保持される。
【0005】また、米国特許第5,746,607号公
報に記載されているものは、図11に示されているよう
に、カード(図示せず)を保持するハウジング11と、
該ハウジング11に組込まれた複数の接続端子12とを
備え、さらに前記ハウジング11は、外側部分13と内
側部分14とから構成されている。前記接続端子12
は、前記外側部分13と内側部分14に挟持される中間
固定部15と、前記ハウジング11より上方に突出する
カード側接触部16と、前記ハウジング11より下方に
突出する基板側接触部17とから構成されている。
【0006】このような構成において、基板18上に前
記ハウジング11を取付けると、前記基板側接触部17
は、前記ハウジング11内に弾性変形し、前記基板18
の所定回路と電気的に接触する。そして、前記ハウジン
グ11に前記カードを載置し、押止すると、前記カード
側接触部16は前記カードの接点に接触し、下方に弾性
変形し、この結果、前記カードは、前記接続端子12を
介して、前記基板18と電気的に接続された状態とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した特
開2000−340280号公報に記載のカード用コネ
クタでは、前記支持軸5及び係合部7が前記各周壁4,
6の外側にそれぞれ突出して設けられているので、外形
が大きくなるといった問題があった。また、前記支持軸
5や係合部7が別個に設けられているため、その分、部
品点数が増加し、製造コストの低減化が図り難いといっ
た問題があった。さらに、前記ハウジング1に対する前
記カードの収容状態を保持するには、前記カバー2に回
転及び摺動動作の2動作を行わせる必要があったため、
カードの装着作業に手間が掛かっていた。さらにまた、
前記接続端子3を基板に接合するのに半田を使用してい
たため、環境上も問題があった。
【0008】一方、米国特許第5,746,607号公
報に記載のカード用コネクタでは、前記接続端子12の
中間固定部15が前記外側部分13と内側部分14に挟
持され、前記基板接触部9と前記カード側接触部10と
の間に前記内側部分14が配置される構造となっている
ので、薄型化が図り難く、また、前記ハウジング11が
前記外側部分13と内側部分14の2ピース構造となっ
ているため、部品点数が増加し、コストの低減化が図り
難いといった問題があった。
【0009】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたものであり、小型化を図り、また、部品点数を削
減し、製造コストを低減することができるカード用コネ
クタを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、カードを基板
に電気的に接続するためのカード用コネクタにおいて、
前記カードを収容可能なハウジングに接続端子が設けら
れ、該接続端子は、カード側接触部を有するカード側弾
性部と、基板側接触部を有する基板側弾性部とを備え、
前記カード側弾性部及び基板側弾性部より基端側で前記
ハウジングに固定されていることを特徴とする。
【0011】好ましくは、前記カード側弾性部と前記基
板側弾性部は、互いに近接離反方向に弾性変形可能なよ
うに対向して設けられており、また、前記ハウジング
は、機械的結合により前記基板に取付けられている。
【0012】また、本発明は、カードを基板に電気的に
接続するためのカード用コネクタにおいて、前記カード
を収容可能なハウジングと、該ハウジングに設けられ、
カード側接触部と基板側接触部とを有する接続端子と、
前記カードを、前記カード側接触部に電気的に接続させ
た状態で前記ハウジングに固定させるロック部材とを備
え、該ロック部材は、前記カードの一端部に係止する固
定部と、回転させることにより前記カードの他端部を押
止可能な可動部とを有していることを特徴とする。
【0013】好ましくは、前記ロック部材の可動部は前
記ハウジングの回転軸の回りに回転可能に設けられ、前
記可動部の押止部の回転半径は、前記回転軸から前記カ
ードの他端部の上端角部までの距離より小さくなってい
る。
【0014】また、前記可動部近傍にカード検出用端子
が設けられ、該カード検出端子は、カードに接触可能な
カード側弾性部と、複数の基板側接触部を有する基板側
弾性部とを備え、前記カードが前記ハウジングに収容さ
れると、前記複数の基板側接触部が前記基板に接触する
ように構成されている。
【0015】このような構成において、前記カード用コ
ネクタを機械的結合により前記基板に取付け、前記カー
ドの一端部を、前記固定部に係止させ、前記可動部を内
側に回転させると、前記カード側弾性部及び基板側弾性
部は互いに近接方向に弾性変形し、前記カード側接触部
は前記カードの所定端子と接触し、前記基板側接触部は
前記基板の所定回路と接触し、前記カードは、前記接続
端子を介して前記基板と電気的に接続された状態で、前
記ハウジングに保持され、前記カード検出用端子により
前記カードの装着が検出される。
【0016】一方、前記カードを前記カード用コネクタ
から取外すには、前記可動部を外側に回転させ、ロック
状態を解除し、前記カードを引抜く。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態を説明する。
【0018】本発明の実施の形態に係るカード用コネク
タ21は、図1〜図9に示されているように、SIMカ
ード22を収容可能なハウジング23と、前記SIMカ
ード22と基板24とを電気的に接続する所要数(図示
では6個)の接続端子25と、前記ハウジング23上に
前記SIMカード22を固定するためのロック部材26
とを備え、該ロック部材26は、前記ハウジング23の
一方の側部27に設けられた固定部28と、他方の側部
29に回転可能に設けられた可動部30とから構成され
ている。
【0019】前記ハウジング23は、矩形平板状の本体
部31と、前記一方の側部27に沿って前方へ延出する
延出部32とを備えている。前記本体部31及び延出部
32の上面には前記SIMカード22の収容面33が形
成され、該収容面33の前後及び横方向の平面寸法(図
1中のL及びW)は前記SIMカード22の各平面寸法
(図3中のL’及びW’)に等しくなっている。前記延
出部32の前端角部には、前記SIMカード22の隅切
部34に対応するように、三角柱形状の突起部35が形
成され、該突起部35は前記SIMカード22が誤った
向きで前記収容面33にセットされるのを防止するよう
になっている。前記本体部31には、前後方向に細長い
垂直孔36が所要数(図1では6個)穿設され、該垂直
孔36は互いに対向するように並設されている。また、
前記可動部30近傍で、前記垂直孔36より外側には、
前記垂直孔36に平行に別の垂直孔37が穿設されてお
り、前記各垂直孔36,37の外側端部にはそれぞれス
リット溝38,39が形成されている。さらに、前記本
体部31の前端面40及び後端面41には、それぞれ水
平溝42,43が形成されており、該各水平溝42,4
3に固定部材44,45の一端部が係止され、該固定部
材44,45を前記基板24に螺子等で機械的結合させ
ることにより、前記ハウジング23は前記基板24に固
定されるようになっている。
【0020】前記接続端子25は、図4及び5に最もよ
く示されているように、前記スリット溝38に圧入固定
される基端部46と、前記基板24側に突出するように
折曲され、該折曲部に基板側接触部47が形成された基
板側弾性部48と、該基板側弾性部48より先端側で折
返され、前記SIMカード22側に突出するように折曲
され、該折曲部にカード側接触部49が形成されたカー
ド側弾性部50とを備え、前記基板側弾性部48及びカ
ード側弾性部50はそれぞれ前記垂直孔36に遊嵌して
いる。したがって、前記カード側弾性部50と前記基板
側弾性部48とは、上下に対向する位置関係にあり、互
いに近接離反方向に弾性変形可能となっている。また、
図8及び9に最もよく示されているように、前記別の垂
直孔37のスリット溝39には、カード検出用端子51
の基端部52が圧入固定され、前記別の垂直孔37に
は、基板側弾性部53と、該基板側弾性部53より先端
側で折返され、前記SIMカード22側に突出するよう
に折曲されたカード側弾性部54とが遊嵌しており、前
記基板側弾性部53の下面側には2個の基板側接触部5
5,56が形成されている。
【0021】図6及び7に最もよく示されているよう
に、前記固定部28は、例えば、金属板製であり、前記
一方の側部27の外面に沿って前記収容面33より上方
に突出した立設片57と、該立設片57の上部で内側に
波形に湾曲した弾性変形片58とから成り、前記収容面
33から前記弾性変形片58の最下端部に位置する押止
部59までの高さ寸法は前記SIMカード22の厚さよ
り若干大きくなっている。また、前記可動部30は、例
えば、金属製であり、前記他方の側部29の回転軸60
に枢支された支持片61と、前記他方の側部29の外面
に当接可能な当接片62と、該当接片62の上部で内側
に折曲した弾性変形片63とから成っている。該弾性変
形片63の前記支持片61に対向する位置には、内側に
折曲した押止部64が形成され、前記押止部64の回転
半径は、前記回転軸60から前記SIMカード22の上
端角部65までの距離より小さく、前記SIMカード2
2を外して、前記可動部30を閉状態へ回転させた時の
前記収容面33から前記押止部64までの高さ寸法は、
前記SIMカード22の厚さより若干小さくなってい
る。また、前記弾性変形片63の先端部には、外側に鉤
状に屈曲した摘み部66が形成され、前記当接片62が
前記他方の側部29の外面に当接した時(図7の状態)
の前記収容面33から前記摘み部66の下端部までの高
さ寸法は前記SIMカード22の厚さより大きくなって
いる。さらに、前記押止部64と前記摘み部66の間は
外側に折曲し、頂部67が形成されている。
【0022】以上述べたように、前記ハウジング23の
前後及び横方向の平面寸法は、前記カード22の前後及
び横方向の平面寸法に等しく、また、前記ロック部材2
6は、前記ハウジング23の側部27,29に沿った板
状を成しているから、前記ハウジング23の平面寸法を
最小にすることができ、コネクタの小型化を図ることが
できる。
【0023】次に、前記SIMカード22を前記カード
用コネクタ21に対して着脱させる時の作用について説
明する。
【0024】前記各接続端子25の基板側接触部47及
び前記カード検出用端子51の一方の基板側接触部55
を前記基板24の所定回路パターンに接触させ、前記固
定部材44,45により前記カード用コネクタ21を前
記基板24上に取付ける。前記固定部材44,45は、
半田を使用することなく、螺子等の機械的結合により前
記基板に固定されるので、環境に悪影響を及ぼすことは
ない。
【0025】次に、図2に示すように、前記可動部30
を外側に回転させた開放状態で、前記SIMカード22
を傾け、前記固定部28の弾性変形片58と前記収容面
33との間に前記SIMカード22の一端部68を挟持
させる。この結果、前記SIMカード22の一端部68
は、前記固定部28に係止された状態となる。また、こ
の時、図4,6及び8に示すように、前記各接続端子2
5の基板側弾性部48及び前記カード検出用端子51の
基板側弾性部53は上方に弾性変形しているが、前記カ
ード側弾性部50及び54は、前記収容面33より上方
に突出したままである。
【0026】その後、図6に示すように、前記可動部3
0を前記回転軸60の回りに内側(図6の矢印方向)に
回転させると、前記可動部30の弾性変形片63は前記
SIMカード22の他端部69の上端角部65に当接
し、さらに回転させると、前記押止部64は外側に弾性
変形し、前記上端角部65を乗り越える。前記押止部6
4の回転半径は、前記回転軸60から前記上端角部65
までの距離より小さく、さらに、前記SIMカード22
を外した状態での前記収容面33から前記押止部64ま
での高さ寸法は前記SIMカードの厚さより若干小さい
ため、図7に示すように、前記SIMカード22は前記
押止部64により前記収容面33側に押圧された状態で
保持される。また、前記収容面33には、前記SIMカ
ード22の隅切部34に対応して、前記突起部35が形
成され、さらに、前記SIMカード22の横方向の動き
は、前記固定部28の立設片57と前記可動部30の当
接片62により規制されるので、前記SIMカード22
の前記ハウジング23に対する位置決めは正確に行なわ
れる。したがって、前記カード側接触部49は、前記S
IMカード22の所定箇所の端子に正確に接触する。こ
の時、前記各接続端子25のカード側弾性部50及び前
記カード検出用端子51のカード側弾性部54は下方に
弾性変形し、前記各カード側接触部49は前記SIMカ
ード22側の所定の端子にそれぞれ適正な圧力で接触す
る。そして、このような前記カード側弾性部50の弾性
変形に伴い、前記基板側接触部47は、前記基板24側
の所定回路に適正な圧力で接触する。また、前記カード
検出用端子51は、前記各接続端子25より前記可動部
30側に位置しているので、すべての前記カード側接触
部49が前記SIMカード22側の端子と接触した後
に、前記収容面33より上方に突出している部分が前記
SIMカード22により押圧される。この結果、図9に
示されているように、前記他方の基板側接触部56は前
記基板24の所定回路と接触し、前記基板側接触部5
5,56に対応する前記基板24の所定回路間が導通
し、前記SIMカード22の装着が検出される。
【0027】一方、前記SIMカード22を前記カード
用コネクタ21から取外すには、前記摘み部66を指先
等に引掛けて、前記可動部30を外側に回転させる。前
記摘み部66と前記SIMカード22との間には、図7
に示されているように、隙間70が形成されているの
で、前記可動部30の外側への回転操作は簡単に行うこ
とができる。この回転操作により、前記押止部64は外
側に弾性変形し、前記上端角部65を乗り越え、前記S
IMカード22のロック状態が解除され、前記各カード
側弾性部50,54はそれぞれ前記収容面33より上方
に突出した状態に戻る。そして、前記SIMカード22
の他端部69を掴んで引抜くと、前記SIMカード22
の一端部68に対する前記固定部28の押止状態が解か
れ、前記SIMカード22を取外すことができる。
【0028】なお、上記実施の形態においては、前記接
続端子25とは、別個にカード検出用端子51を設けて
いるが、前記可動部30に最も近接している接続端子2
5にカード検出用の基板側接触部55,56を設けて、
その接続端子25にカード検出用端子の機能を持たせて
もよい。また、前記カード検出用端子51の基板側接触
部55,56は、2個以上設けて、それぞれの基板側接
触部が前記基板24の所定回路と接触するようにしても
よい。
【0029】また、前記可動部30の押止部64の回転
半径は、必ずしも、前記回転軸60から前記カード22
の上端角部65までの距離より小さくする必要はなく、
例えば、前記可動部30をバネにより内側回転方向に付
勢する等、前記可動部30が前記カード22の他端部6
9を押止可能なように形成されていればよい。また、前
記ロック部材26の固定部28は、前記カード用コネク
タ21側に設けずに、該カード用コネクタ21が設けら
れる機器側に設けてもよい。
【0030】さらに、前記カード用コネクタ21は、前
記固定部材44,45を使用することなく、螺子等の機
械的結合により、直接、前記基板24へ取付けてもよ
く、また、機械的結合以外の結合方法を使用してもよ
い。
【0031】さらにまた、本発明に係るカード用コネク
タは、ICカード等他の各種カードに対しても使用可能
であることは言う迄もない。
【0032】また、前記接続端子25は、上記したよう
な、前記カード側弾性部50と前記基板側弾性部48と
が上下に対向する形状に限定されるものではなく、例え
ば、波形状とする等他の形状であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、接続端
子のハウジングへの固定は両弾性部より基端側で行われ
ているから、接続端子の高さを低く抑えることが可能で
あり、コネクタの薄型化を図ることができる。
【0034】また、ハウジングへのカードのロック及び
ロック解除操作は、いずれも可動部を回転させる1動作
だけで完了するから、カードの着脱作業を簡略化するこ
とができる。
【0035】さらに、ロック部材は、固定部と可動部の
2部品で構成されているため、部品点数が削減でき、コ
ストの低減化が容易となる。また、カード検出用端子に
複数の基板側接触部が設けられており、1個の端子でカ
ードの装着を検出できるため、部品点数の削減、コスト
の低減化が可能となる。
【0036】さらにまた、ハウジングが機械的結合によ
り前記基板に取付けられる場合には、半田接合が不要と
なり、環境保護の観点からも好ましい等種々の優れた効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るカード用コネクタに
カードを装着する過程を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るカード用コネクタに
カードを装着した状態を示す斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図2のC−C断面図である。
【図7】図3のD−D断面図である。
【図8】図1のE−E断面図である。
【図9】図3のF−F断面図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【図11】別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 カード用コネクタ 22 カード 23 ハウジング 24 基板 25 接続端子 26 ロック部材 28 固定部 30 可動部 44 固定部材 45 固定部材 47 基板側接触部 48 基板側弾性部 49 カード側接触部 50 カード側弾性部 51 カード検出用端子 55 基板側接触部 56 基板側接触部 64 押止部 65 上端角部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードを基板に電気的に接続するためのカ
    ード用コネクタにおいて、 前記カードを収容可能なハウジングに接続端子が設けら
    れ、該接続端子は、カード側接触部を有するカード側弾
    性部と、基板側接触部を有する基板側弾性部とを備え、
    前記カード側弾性部及び基板側弾性部より基端側で前記
    ハウジングに固定されていることを特徴とするカード用
    コネクタ。
  2. 【請求項2】前記カード側弾性部と前記基板側弾性部
    は、互いに近接離反方向に弾性変形可能なように対向し
    て設けられている請求項1に記載のカード用コネクタ。
  3. 【請求項3】前記ハウジングは、機械的結合により前記
    基板に取付けられている請求項1又は2に記載のカード
    用コネクタ。
  4. 【請求項4】カードを基板に電気的に接続するためのカ
    ード用コネクタにおいて、 前記カードを収容可能なハウジングと、 該ハウジングに設けられ、カード側接触部と基板側接触
    部とを有する接続端子と、 前記カードを、前記カード側接触部に電気的に接続させ
    た状態で前記ハウジングに固定させるロック部材と、を
    備え、該ロック部材は、前記カードの一端部に係止する
    固定部と、回転させることにより前記カードの他端部を
    押止可能な可動部とを有していることを特徴とするカー
    ド用コネクタ。
  5. 【請求項5】前記ロック部材の可動部は前記ハウジング
    の回転軸の回りに回転可能に設けられ、前記可動部の押
    止部の回転半径は、前記回転軸から前記カードの他端部
    の上端角部までの距離より小さくなっている請求項4に
    記載のカード用コネクタ。
  6. 【請求項6】前記可動部近傍にカード検出用端子が設け
    られ、該カード検出端子は、カードに接触可能なカード
    側弾性部と、複数の基板側接触部を有する基板側弾性部
    とを備え、前記カードが前記ハウジングに収容される
    と、前記複数の基板側接触部が前記基板に接触するよう
    に構成されている請求項1から5のいずれか1の請求項
    に記載のカード用コネクタ。
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