JP2002098233A - マグネットパッキン - Google Patents
マグネットパッキンInfo
- Publication number
- JP2002098233A JP2002098233A JP2000287133A JP2000287133A JP2002098233A JP 2002098233 A JP2002098233 A JP 2002098233A JP 2000287133 A JP2000287133 A JP 2000287133A JP 2000287133 A JP2000287133 A JP 2000287133A JP 2002098233 A JP2002098233 A JP 2002098233A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- door
- soft resin
- resin part
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、小さな力で容易に扉を開けるこ
とができるマグネットパッキンを提供することを課題と
する。 【解決手段】 軟質樹脂部14と硬質樹脂部12との接
合部がマグネット13の中心線上からショーケースの庫
内側にずれているため、ガラス扉11を開ける際に、ま
ずマグネット13の庫内側が軟質樹脂部14によって引
っ張られてプレート16から離れ、次いでマグネット1
3の庫外側がプレート16から離れてマグネットパッキ
ンが完全にプレート16から開放される。
とができるマグネットパッキンを提供することを課題と
する。 【解決手段】 軟質樹脂部14と硬質樹脂部12との接
合部がマグネット13の中心線上からショーケースの庫
内側にずれているため、ガラス扉11を開ける際に、ま
ずマグネット13の庫内側が軟質樹脂部14によって引
っ張られてプレート16から離れ、次いでマグネット1
3の庫外側がプレート16から離れてマグネットパッキ
ンが完全にプレート16から開放される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マグネットパッ
キンに係り、特にスライド扉等に取り付けられてマグネ
ットの磁気力により扉を密閉するパッキンに関する。
キンに係り、特にスライド扉等に取り付けられてマグネ
ットの磁気力により扉を密閉するパッキンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵用ショーケースのスライド扉
の要部断面を図3に示す。スライド式のガラス扉1の端
部に硬質樹脂部2が取り付けられ、この硬質樹脂部2に
マグネット3を保持する軟質樹脂部4が接合されてい
る。これら硬質樹脂部2、マグネット3及び軟質樹脂部
4によりマグネットパッキンが構成されている。一方、
ショーケースの本体枠材5には磁性体からなるプレート
6が取り付けられており、取っ手7を掴んでガラス扉1
を閉めると、マグネット3が磁気力により軟質樹脂部4
を介してプレート6に吸着され、扉が密閉される。
の要部断面を図3に示す。スライド式のガラス扉1の端
部に硬質樹脂部2が取り付けられ、この硬質樹脂部2に
マグネット3を保持する軟質樹脂部4が接合されてい
る。これら硬質樹脂部2、マグネット3及び軟質樹脂部
4によりマグネットパッキンが構成されている。一方、
ショーケースの本体枠材5には磁性体からなるプレート
6が取り付けられており、取っ手7を掴んでガラス扉1
を閉めると、マグネット3が磁気力により軟質樹脂部4
を介してプレート6に吸着され、扉が密閉される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示されるように、マグネット3の中心線上で軟質樹脂部
4と硬質樹脂部2とが接合されているため、ガラス扉1
を開く際にマグネット3をプレート6に対して垂直方向
に引き剥がすことになり、大きな力が必要であった。そ
のため、取っ手7にかかる力が余ってガラス扉1が一気
に大きくひらいてしまうことがあった。この発明はこの
ような問題点を解消するためになされたもので、小さな
力で容易に扉を開けることができるマグネットパッキン
を提供することを目的とする。
示されるように、マグネット3の中心線上で軟質樹脂部
4と硬質樹脂部2とが接合されているため、ガラス扉1
を開く際にマグネット3をプレート6に対して垂直方向
に引き剥がすことになり、大きな力が必要であった。そ
のため、取っ手7にかかる力が余ってガラス扉1が一気
に大きくひらいてしまうことがあった。この発明はこの
ような問題点を解消するためになされたもので、小さな
力で容易に扉を開けることができるマグネットパッキン
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマグネッ
トパッキンは、扉の端部に取り付けられた軟質樹脂部
と、この軟質樹脂部により保持されると共に扉を閉じた
ときに固定側に設けられているプレートに磁気力により
吸着されるマグネットとを備え、軟質樹脂部はマグネッ
トの中心線上からずれた位置で扉に取り付けられたもの
である。また、ガラス扉の端部に取り付けられた硬質樹
脂部を備え、軟質樹脂部をこの硬質樹脂部に接合させて
もよい。
トパッキンは、扉の端部に取り付けられた軟質樹脂部
と、この軟質樹脂部により保持されると共に扉を閉じた
ときに固定側に設けられているプレートに磁気力により
吸着されるマグネットとを備え、軟質樹脂部はマグネッ
トの中心線上からずれた位置で扉に取り付けられたもの
である。また、ガラス扉の端部に取り付けられた硬質樹
脂部を備え、軟質樹脂部をこの硬質樹脂部に接合させて
もよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1に冷蔵用ショーケース
のスライド扉に適用された、この発明の実施の形態に係
るマグネットパッキンを示す。スライド式のガラス扉1
1の端部に硬質樹脂部12が取り付けられており、この
硬質樹脂部12にマグネット13を保持するための軟質
樹脂部14が接合されている。ここで、軟質樹脂部14
はマグネット13の中心線上からショーケースの庫内側
に距離Dだけずれた位置で硬質樹脂部12に固定されて
いる。このような硬質樹脂部12、マグネット13及び
軟質樹脂部14によりマグネットパッキンが構成されて
いる。一方、ショーケースの本体枠材15には硬質樹脂
部12に対向して磁性体からなるプレート16が取り付
けられている。
付図面に基づいて説明する。図1に冷蔵用ショーケース
のスライド扉に適用された、この発明の実施の形態に係
るマグネットパッキンを示す。スライド式のガラス扉1
1の端部に硬質樹脂部12が取り付けられており、この
硬質樹脂部12にマグネット13を保持するための軟質
樹脂部14が接合されている。ここで、軟質樹脂部14
はマグネット13の中心線上からショーケースの庫内側
に距離Dだけずれた位置で硬質樹脂部12に固定されて
いる。このような硬質樹脂部12、マグネット13及び
軟質樹脂部14によりマグネットパッキンが構成されて
いる。一方、ショーケースの本体枠材15には硬質樹脂
部12に対向して磁性体からなるプレート16が取り付
けられている。
【0006】次に、この実施の形態に係るマグネットパ
ッキンの作用について説明する。取っ手17を掴んでガ
ラス扉11を閉めると、マグネット13が磁気力により
軟質樹脂部14を介してプレート16に吸着され、扉が
密閉される。一方、ガラス扉11を開けようとして取っ
手17を図2の右方向へ引くと、マグネット13が本体
枠材15のプレート16から引き剥がされるが、軟質樹
脂部14と硬質樹脂部12との接合部はマグネット13
の中心線上からショーケースの庫内側に距離Dだけずれ
ているため、図2に示されるように、まずマグネット1
3の庫内側が軟質樹脂部14によって引っ張られてプレ
ート16から離れる。すなわち、マグネット13は斜め
になり、さらにガラス扉11が開けられると、マグネッ
ト13の庫外側もプレート16から離れてマグネットパ
ッキンが完全にプレート16から開放される。
ッキンの作用について説明する。取っ手17を掴んでガ
ラス扉11を閉めると、マグネット13が磁気力により
軟質樹脂部14を介してプレート16に吸着され、扉が
密閉される。一方、ガラス扉11を開けようとして取っ
手17を図2の右方向へ引くと、マグネット13が本体
枠材15のプレート16から引き剥がされるが、軟質樹
脂部14と硬質樹脂部12との接合部はマグネット13
の中心線上からショーケースの庫内側に距離Dだけずれ
ているため、図2に示されるように、まずマグネット1
3の庫内側が軟質樹脂部14によって引っ張られてプレ
ート16から離れる。すなわち、マグネット13は斜め
になり、さらにガラス扉11が開けられると、マグネッ
ト13の庫外側もプレート16から離れてマグネットパ
ッキンが完全にプレート16から開放される。
【0007】このように、プレート16に吸着されてい
るマグネット13の全面を一気に引き剥がすのではな
く、まずマグネット13の一端側をプレート16から剥
がし、次いで他端側をプレート16から離すので、小さ
な力で容易にガラス扉11を開けることができる。ま
た、軟質樹脂部14と硬質樹脂部12との接合部をマグ
ネット13の中心線上から距離Dだけずらしたために、
ガラス扉11を閉じる際にもマグネット13が図2に示
されるように斜めになってプレート16に吸着されるの
で、マグネットの中心線上で軟質樹脂部と硬質樹脂部と
が接合されている従来のマグネットパッキンに比べて、
弱い磁気力でもマグネット13がプレート16に吸着し
やすく、これによりマグネットパッキン内のマグネット
13として小型で安価のものを使用することが可能とな
る。
るマグネット13の全面を一気に引き剥がすのではな
く、まずマグネット13の一端側をプレート16から剥
がし、次いで他端側をプレート16から離すので、小さ
な力で容易にガラス扉11を開けることができる。ま
た、軟質樹脂部14と硬質樹脂部12との接合部をマグ
ネット13の中心線上から距離Dだけずらしたために、
ガラス扉11を閉じる際にもマグネット13が図2に示
されるように斜めになってプレート16に吸着されるの
で、マグネットの中心線上で軟質樹脂部と硬質樹脂部と
が接合されている従来のマグネットパッキンに比べて、
弱い磁気力でもマグネット13がプレート16に吸着し
やすく、これによりマグネットパッキン内のマグネット
13として小型で安価のものを使用することが可能とな
る。
【0008】なお、上記の実施の形態では、マグネット
パッキンを冷蔵用ショーケースのスライド扉に適用した
が、これに限るものではなく、各種のスライド扉に適用
することができる。例えば、硬質樹脂部を介さずにマグ
ネットを保持する軟質樹脂部が扉の端部に直接取り付け
られてもよい。
パッキンを冷蔵用ショーケースのスライド扉に適用した
が、これに限るものではなく、各種のスライド扉に適用
することができる。例えば、硬質樹脂部を介さずにマグ
ネットを保持する軟質樹脂部が扉の端部に直接取り付け
られてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マグネットを保持する軟質樹脂部をマグネットの中
心線上からずれた位置で扉の端部に取り付けたので、小
さな力で容易に扉を開けることが可能となる。また、扉
がガラス扉である場合には、ガラス扉の端部に硬質樹脂
部を取り付け、この硬質樹脂部に軟質樹脂部を接合させ
ることが好ましい。
ば、マグネットを保持する軟質樹脂部をマグネットの中
心線上からずれた位置で扉の端部に取り付けたので、小
さな力で容易に扉を開けることが可能となる。また、扉
がガラス扉である場合には、ガラス扉の端部に硬質樹脂
部を取り付け、この硬質樹脂部に軟質樹脂部を接合させ
ることが好ましい。
【図1】 この発明の実施の形態に係るマグネットパッ
キンを示す断面図である。
キンを示す断面図である。
【図2】 扉を開く際の図1のマグネットパッキンの様
子を示す断面図である。
子を示す断面図である。
【図3】 従来のマグネットパッキンを示す断面図であ
る。
る。
11 ガラス扉、12 硬質樹脂部、13 マグネッ
ト、14 軟質樹脂部、15 本体枠材、16 プレー
ト、17 取っ手。
ト、14 軟質樹脂部、15 本体枠材、16 プレー
ト、17 取っ手。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 浩司 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 石黒 茂時 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3B110 CA06 3J040 AA01 AA13 BA07 EA15 EA17 EA21 EA22 EA25 FA02 FA05 HA15 HA22 3L102 JA03 KA01 KC07
Claims (2)
- 【請求項1】 扉の端部に取り付けられた軟質樹脂部
と、 この軟質樹脂部により保持されると共に扉を閉じたとき
に固定側に設けられているプレートに磁気力により吸着
されるマグネットとを備え、前記軟質樹脂部は前記マグ
ネットの中心線上からずれた位置で扉に取り付けられて
いることを特徴とするマグネットパッキン。 - 【請求項2】 ガラス扉の端部に取り付けられた硬質樹
脂部を備え、 前記軟質樹脂部は硬質樹脂部に接合されている請求項1
に記載のマグネットパッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000287133A JP2002098233A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | マグネットパッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000287133A JP2002098233A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | マグネットパッキン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098233A true JP2002098233A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18770936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000287133A Withdrawn JP2002098233A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | マグネットパッキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002098233A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021039444A1 (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000287133A patent/JP2002098233A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021039444A1 (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | ||
WO2021039444A1 (ja) | 2019-08-27 | 2021-03-04 | Phc株式会社 | 保冷庫の密閉構造および保冷庫 |
EP4001809A4 (en) * | 2019-08-27 | 2022-09-07 | PHC Corporation | COLD STORAGE SEALING STRUCTURE AND COLD STORAGE |
JP7230218B2 (ja) | 2019-08-27 | 2023-02-28 | Phc株式会社 | 保冷庫の密閉構造および保冷庫 |
US12018755B2 (en) | 2019-08-27 | 2024-06-25 | Phc Corporation | Seal structure of cold storage and cold storage |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060529 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |