JP2000277938A - 壁掛け電気機器の扉開閉構造 - Google Patents

壁掛け電気機器の扉開閉構造

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JP2000277938A
JP2000277938A JP11084199A JP8419999A JP2000277938A JP 2000277938 A JP2000277938 A JP 2000277938A JP 11084199 A JP11084199 A JP 11084199A JP 8419999 A JP8419999 A JP 8419999A JP 2000277938 A JP2000277938 A JP 2000277938A
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door
opening
pivot
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wall
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JP11084199A
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Masaya Mizutani
雅也 水谷
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉の繰り返しに対して耐久性を有する壁掛
け電気機器の扉開閉構造を提供する。 【解決手段】 枢軸8の周りで枢動して上下に開閉する
扉1を開成して筐体4内に設けられた操作部2が操作さ
れる電気機器3において、扉は、枢軸に枢支された枢動
部1bと、枢動部から延在して扉を閉成状態にしたとき
操作部を覆う開閉部1aとを有し、筐体は、枢動部の周
辺に固定磁性体5を有し、枢動部は、扉を開成状態にし
たとき固定磁性体に吸引されて開成状態を保持する磁性
体吸引材6を備えている。扉の開成状態を保持するの
は、枢動部の磁性体吸引材が筐体の固定磁性体に吸引さ
れるためなので、開閉の繰り返しによる磨耗で扉を開成
状態で固定できなくなることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は壁掛け電気機器の扉
開閉構造に係わり、特に、耐久性に優れた壁掛け電気機
器の扉開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)、(b)に示すように、従
来、戸建住宅などに設置される電気錠付き門扉、および
電気錠付玄関ドアの電気錠等を開閉するために門扉ある
いは壁に取付けられる壁掛け電気機器30には、枢軸8
0の周りで枢動して上下に開閉する扉10が設けられ、
筐体40の内部には操作部としての開閉ボタン20が収
納されている。
【0003】この開閉ボタン20を覆い隠す扉10は金
属製で、開閉部10aと枢動部10bとからなる。扉1
0の枢動部10bは、電気機器30の筐体40にはめ込
まれ、筐体40の枢軸80に樹脂製のホルダー70を両
サイドから取付けて固定され、外から電気錠等を開閉し
ようとするときにだけ扉10があけられる。次に動作に
ついて説明する。
【0004】図4(a)、(b)に示す通り、扉10の
開閉部10aを上向きに旋回させて行くと、扉10の枢
動部10bの側面がホルダー70の凸部71を乗り越え
る。すると扉10は上に持ち上げられた開成状態で固定
することができ、扉10から手を離しても開閉ボタン2
0を操作することができる。扉10を閉成するには、ホ
ルダー70の凸部71から枢動部10bの側面を外すよ
う凸部71を押しながら旋回させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の壁掛け電気機器
の扉開閉構造は上述のように構成されていて、扉10を
固定するために樹脂製のホルダー70が取付けられてい
る。ホルダー70の材料が樹脂であるのに対し、扉10
の材料が金属であるため、図4のように扉10の枢動部
10bを旋回させ開閉部10aの開閉を繰り返している
と、扉10の側面がホルダー70の凸部71を押しなが
ら旋回するため、金属製の枢動部10bが樹脂製のホル
ダー70を削ってしまい、扉10を開成状態で固定でき
なくなり、扉10を上に持ち上げながら開閉ボタン20
を操作しなければならなくなるという難点がある。扉1
0が金属でなく合成樹脂であっても、樹脂の可撓性を利
用した開閉の繰り返しでは、磨耗により扉を開成状態で
固定できなくなることが避けられなかった。
【0006】本発明は上述の難点を解決するためになさ
れたもので、開閉の繰り返しに対して耐久性を有する壁
掛け電気機器の扉開閉構造を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の壁掛け電気機器の扉開閉構造は、枢軸の周りで
枢動して上下に開閉する扉を開成して筐体内に設けられ
た操作部が操作される電気機器において、扉は、枢軸に
枢支された枢動部と、枢動部から延在して扉を閉成状態
にしたとき操作部を覆う開閉部とを有し、筐体は、枢動
部の周辺に固定磁性体を有し、枢動部は、扉を開成状態
にしたとき固定磁性体に吸引されて開成状態を保持する
磁性体吸引材を備えている。
【0008】この壁掛け電気機器の扉開閉構造におい
て、扉の開成状態を保持するのは、枢動部の磁性体吸引
材が筐体の固定磁性体に吸引されるためなので、開閉の
繰り返しによる磨耗で扉を開成状態で固定できなくなる
ことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の壁掛け電気機器の
扉開閉構造における好ましい実施の形態例を図面にした
がって説明する。図1(a)、(b)に示すように、戸
建住宅などに設置される電気錠付き門扉、および電気錠
付玄関ドアの電気錠等を開閉するために門扉あるいは壁
に取付けられる壁掛け電気機器3には、枢軸8の周りで
枢動して上下に開閉する扉1が設けられ、筐体4の内部
には操作部としての開閉ボタン2が収納されている。
【0010】この開閉ボタン2を覆い隠す扉1は金属製
で、枢軸8に枢支された枢動部1bと、枢動部1bから
延在して扉1を閉成状態にしたとき開閉ボタン2を覆う
開閉部1aとからなる。筐体4には、枢動部1bが旋回
する周辺であって筐体4の表面近くに、固定磁性体とし
ての永久磁石5が固定されている。
【0011】枢動部1bには、扉1を開成状態にしたと
き永久磁石5に吸引されて開成状態を保持する磁性体吸
引材としての金属板6がねじ止め、あるいは貼着等の方
法で固定されている。なお、通常、扉1は金属製のた
め、別部材の金属板6を固定しなくても金属板6を固定
したのと同様の効果が期待でき、扉1が合成樹脂等他の
材質で構成されるときには別部材の金属板6が必要であ
る。
【0012】扉1の枢動部1bは、筐体4にはめ込ま
れ、筐体4の枢軸8に樹脂製のホルダー7を両サイドか
ら取付けて固定され、外から電気錠等を開閉しようとす
るときにだけ扉1があけられる。次に、このように構成
された本発明による壁掛け電気機器の扉開閉構造の動作
を説明する。
【0013】図2(a)、(b)に示す通り、扉1の開
閉部1aを上向きに旋回させて扉1を開成方向にする
と、扉1の枢動部1bに固定された金属板6が、筐体4
の表面近くに固定された永久磁石5に吸引されて扉1は
上に持ち上げられた開成状態で固定され、扉1から手を
離しても開閉ボタン2を操作することができる。扉1を
閉成するときは、永久磁石5と金属板6間の吸引力に抗
して扉1の開閉部1aを押し下げるように旋回させる。
【0014】合成樹脂の可撓性を利用した従来の扉開閉
構造では、開閉の繰り返しによる磨耗で扉を開成状態で
固定できなくなることが避けられなかったが、本発明の
壁掛け電気機器の扉開閉構造は、永久磁石5と金属板6
間の吸引力を利用しているので、耐久性の高い扉開閉構
造といえる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の壁掛け電気機器の扉開閉構造によれば、枢軸の周りで
枢動して上下に開閉する扉を開成して筐体内に設けられ
た操作部が操作される電気機器において、扉は、枢軸に
枢支された枢動部と、枢動部から延在して扉を閉成状態
にしたとき操作部を覆う開閉部とを有し、筐体は、枢動
部の周辺に固定磁性体を有し、枢動部は、扉を開成状態
にしたとき固定磁性体に吸引されて開成状態を保持する
磁性体吸引材を備えていて、扉の開成状態を保持するの
は、枢動部の磁性体吸引材が筐体の固定磁性体に吸引さ
れるためなので、開閉の繰り返しによる磨耗で扉を開成
状態で固定できなくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の壁掛け電気機器の扉開閉構造の一実
施例を示す図で、(a)は正面図、(b)は断面図。
【図2】 本発明の壁掛け電気機器の扉開閉構造の動作
を示す図で、(a)は正面図、(b)は断面図。
【図3】 従来の壁掛け電気機器の扉開閉構造を示す図
で、(a)は正面図、(b)は断面図。
【図4】 従来の壁掛け電気機器の扉開閉構造の動作を
示す図で、(a)は正面図、(b)は断面図。
【符号の説明】
1・・・・・扉 1a・・・開閉部 1b・・・枢動部 2・・・・・操作部 3・・・・・電気機器 4・・・・・筐体 5・・・・・固定磁性体 6・・・・・磁性体吸引材 8・・・・・枢軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枢軸(8)の周りで枢動して上下に開閉す
    る扉(1)を開成して筐体(4)内に設けられた操作部
    (2)が操作される電気機器(3)において、前記扉
    は、前記枢軸に枢支された枢動部(1b)と、前記枢動
    部から延在して前記扉を閉成状態にしたとき前記操作部
    を覆う開閉部(1a)とを有し、前記筐体は、前記枢動
    部の周辺に固定磁性体(5)を有し、 前記枢動部は、前記扉を開成状態にしたとき前記固定磁
    性体に吸引されて前記開成状態を保持する磁性体吸引材
    (6)を備えていることを特徴とする壁掛け電気機器の
    扉開閉構造。
JP11084199A 1999-03-26 1999-03-26 壁掛け電気機器の扉開閉構造 Withdrawn JP2000277938A (ja)

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Effective date: 20060606