JPH1074848A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH1074848A JPH1074848A JP24892096A JP24892096A JPH1074848A JP H1074848 A JPH1074848 A JP H1074848A JP 24892096 A JP24892096 A JP 24892096A JP 24892096 A JP24892096 A JP 24892096A JP H1074848 A JPH1074848 A JP H1074848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor substrate
- interlayer film
- film
- region
- impurity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 40
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 23
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 24
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 24
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N arsenic atom Chemical compound [As] RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 9
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims description 9
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 5
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 abstract description 17
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- WQJQOUPTWCFRMM-UHFFFAOYSA-N tungsten disilicide Chemical compound [Si]#[W]#[Si] WQJQOUPTWCFRMM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- 229910021342 tungsten silicide Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 11
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 8
- 229910000413 arsenic oxide Inorganic materials 0.000 description 7
- 229960002594 arsenic trioxide Drugs 0.000 description 7
- KTTMEOWBIWLMSE-UHFFFAOYSA-N diarsenic trioxide Chemical compound O1[As](O2)O[As]3O[As]1O[As]2O3 KTTMEOWBIWLMSE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012298 atmosphere Substances 0.000 description 2
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
- H10B20/60—Peripheral circuit regions
- H10B20/65—Peripheral circuit regions of memory structures of the ROM only type
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
- H10B20/27—ROM only
- H10B20/30—ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】Lminの向上と、データの書き込みの際のフ
ォトレジスト工程の目合わせ精度を上げる半導体装置の
製造方法の提供。 【解決手段】層間膜形成後、被膜を透過し半導体基板に
達するに十分なエネルギーでN型不純物、例えばヒ素を
導入し、埋込N+拡散層を形成し、これにより、前記不
純物の熱拡散が低減され、Lminが向上する。また、
この拡散層形成の際にノギス領域にも前記不純物を導入
し、ノギス領域上の層間膜を除去し、ヒ素酸化する。デ
ータ書き込みの際のフォトレジスト工程で、前記ノギス
を用いることにより、目合わせ精度が向上する。
ォトレジスト工程の目合わせ精度を上げる半導体装置の
製造方法の提供。 【解決手段】層間膜形成後、被膜を透過し半導体基板に
達するに十分なエネルギーでN型不純物、例えばヒ素を
導入し、埋込N+拡散層を形成し、これにより、前記不
純物の熱拡散が低減され、Lminが向上する。また、
この拡散層形成の際にノギス領域にも前記不純物を導入
し、ノギス領域上の層間膜を除去し、ヒ素酸化する。デ
ータ書き込みの際のフォトレジスト工程で、前記ノギス
を用いることにより、目合わせ精度が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に半導体記憶装置に製造に用いて好適な
製造方法に関する。
方法に関し、特に半導体記憶装置に製造に用いて好適な
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、従来のマスクROM等
不揮発性半導体装置の製造方法を製造工程順に模式的に
断面図を示したものである。なお、図4及び図5は単に
図面作成の都合で分図されたものである。
不揮発性半導体装置の製造方法を製造工程順に模式的に
断面図を示したものである。なお、図4及び図5は単に
図面作成の都合で分図されたものである。
【0003】P型半導体基板101上に、パッド酸化膜
として概ね20nmの厚さのシリコン酸化膜102を形
成し、その上に、概ね120nmの厚さのシリコン窒化
膜103を、メモリセル領域104と、ノギス領域10
5に形成する(図4(a)参照)。
として概ね20nmの厚さのシリコン酸化膜102を形
成し、その上に、概ね120nmの厚さのシリコン窒化
膜103を、メモリセル領域104と、ノギス領域10
5に形成する(図4(a)参照)。
【0004】このシリコン窒化膜103をマスクとし
て、上記領域(メモリセル領域104とノギス領域10
5)以外の部分のP型半導体基板101を酸化して、概
ね400〜500nmの厚さのフィールド酸化膜106
を形成する(図4(b)参照)。
て、上記領域(メモリセル領域104とノギス領域10
5)以外の部分のP型半導体基板101を酸化して、概
ね400〜500nmの厚さのフィールド酸化膜106
を形成する(図4(b)参照)。
【0005】次に、フォトレジスト107をマスクとし
て、メモリセル領域104とノギス領域105のシリコ
ン窒化膜103を除去し、シリコン窒化膜108を形成
する。マスクを利用し、N型不純物例えばヒ素を70〜
100KeV、1.0〜2.0×1015cm-2程度で導
入し埋込N+拡散層109を形成する(図4(c)参
照)。
て、メモリセル領域104とノギス領域105のシリコ
ン窒化膜103を除去し、シリコン窒化膜108を形成
する。マスクを利用し、N型不純物例えばヒ素を70〜
100KeV、1.0〜2.0×1015cm-2程度で導
入し埋込N+拡散層109を形成する(図4(c)参
照)。
【0006】次に、フォトレジスト107を除去した
後、シリコン窒化膜108をマスクとしてメモリセル領
域104とノギス領域を略800〜900℃のH2O2雰
囲気で酸化し概ね100〜150nmの厚さのヒ素酸化
膜110を形成する(図4(d)参照)。
後、シリコン窒化膜108をマスクとしてメモリセル領
域104とノギス領域を略800〜900℃のH2O2雰
囲気で酸化し概ね100〜150nmの厚さのヒ素酸化
膜110を形成する(図4(d)参照)。
【0007】次に、P型不純物例えばボロンを150〜
200KeV、4〜5.0×1013cm-2程度で導入し
Pウェル111を形成し、熱酸化によりゲート酸化膜1
12を形成した後、多結晶シリコン膜113、タングス
テンシリサイド膜114をメモリセル領域104上にパ
ターニングし、ゲート電極を形成する。この時、前記多
結晶シリコン膜113とタングステンシリサイド膜11
4はメモリセル領域104では前工程で形成した埋込N
+拡散層109に対しゲート酸化膜112を介して垂直
に交差するように形成される(図5(e)参照)。
200KeV、4〜5.0×1013cm-2程度で導入し
Pウェル111を形成し、熱酸化によりゲート酸化膜1
12を形成した後、多結晶シリコン膜113、タングス
テンシリサイド膜114をメモリセル領域104上にパ
ターニングし、ゲート電極を形成する。この時、前記多
結晶シリコン膜113とタングステンシリサイド膜11
4はメモリセル領域104では前工程で形成した埋込N
+拡散層109に対しゲート酸化膜112を介して垂直
に交差するように形成される(図5(e)参照)。
【0008】CVD(化学気相成長)法により、層間膜
を400〜500nm程度被着し、リフローのための熱
処理を略900〜1000℃の窒素雰囲気中で30分程
度行なった後、層間膜115にコンタクト穴118を形
成する(図5(f)参照)。
を400〜500nm程度被着し、リフローのための熱
処理を略900〜1000℃の窒素雰囲気中で30分程
度行なった後、層間膜115にコンタクト穴118を形
成する(図5(f)参照)。
【0009】次に、フォトレジスト116を用いて、層
間膜115上からデータの書き込みを行う。データの書
き込みにはP型不純物、例えばボロンを300〜400
KeV、1.0〜3.0×1014cm-2程度で導入し、
コードP型注入層117を形成することによって行う
(図5(g)参照)。
間膜115上からデータの書き込みを行う。データの書
き込みにはP型不純物、例えばボロンを300〜400
KeV、1.0〜3.0×1014cm-2程度で導入し、
コードP型注入層117を形成することによって行う
(図5(g)参照)。
【0010】ここで、フォトレジスト116の位置合わ
せは、ノギス領域上105のヒ素酸化膜110で形成さ
れたノギスに合わせるように行われる。
せは、ノギス領域上105のヒ素酸化膜110で形成さ
れたノギスに合わせるように行われる。
【0011】しかし、ヒ素酸化膜110上には層間膜1
15があるため、目合わせの位置精度が低下する。
15があるため、目合わせの位置精度が低下する。
【0012】また、埋込N+拡散層109は、後工程の
熱処理の影響で熱拡散することから、Lmin(最小チ
ャネル長)の低下が起こる。
熱処理の影響で熱拡散することから、Lmin(最小チ
ャネル長)の低下が起こる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の半導体記憶装置の製造方法においては、下記記載
の問題点を有している。
従来の半導体記憶装置の製造方法においては、下記記載
の問題点を有している。
【0014】(1)第1の問題点は、Lminの低下が
生じる、ということである。
生じる、ということである。
【0015】その理由は、埋込N+拡散層形成後の後工
程の熱処理工程で、この拡散層が熱拡散する、ことによ
る。
程の熱処理工程で、この拡散層が熱拡散する、ことによ
る。
【0016】(2)第2の問題点は、データ書き込みの
際に用いるフォトレジストの位置合わせ精度が悪い、と
いうことである。
際に用いるフォトレジストの位置合わせ精度が悪い、と
いうことである。
【0017】その理由は、層間膜下のノギスを用いて位
置合わせを行っているためである。
置合わせを行っているためである。
【0018】したがって、本発明は、上記問題点を解消
すべくなされたものであって、その目的は、Lminの
低下を防止すると共に、データ書き込みの際に用いるフ
ォトレジストの位置合わせ精度を向上することを可能と
する半導体記憶装置及びその製造方法を提供することに
ある。
すべくなされたものであって、その目的は、Lminの
低下を防止すると共に、データ書き込みの際に用いるフ
ォトレジストの位置合わせ精度を向上することを可能と
する半導体記憶装置及びその製造方法を提供することに
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、層間膜形成後、
前記層間膜を透過し半導体基板に達するに十分なエネル
ギーで不純物を導入して埋込拡散層を形成し、これによ
り、不純物の熱拡散を抑止低減することを特徴とする。
め、本発明の半導体装置の製造方法は、層間膜形成後、
前記層間膜を透過し半導体基板に達するに十分なエネル
ギーで不純物を導入して埋込拡散層を形成し、これによ
り、不純物の熱拡散を抑止低減することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、一導電型半導体基板の主表面に約20nmの例えば
酸化シリコンよりなるパッド酸化膜を有する素子形成領
域を形成する工程と、この素子形成領域の間に約500
nmの例えば酸化シリコンよりなる素子分離絶縁膜を有
する素子分離領域を形成する工程と、この素子形成領域
に上記半導体基板と同じ導電型の不純物を、上記絶縁
膜、素子分離絶縁膜を透過して上記半導体基板に達する
のに十分なエネルギーをもって行う第1のイオン注入
と、上記したパッド酸化膜を除去した後、上記素子形成
領域に約15nmの例えば酸化シリコンよりなるゲート
絶縁膜を形成した後、この領域にゲート電極を形成し、
全面に約400nmの例えば多結晶シリコン層から成る
層間膜を被着し、上記素子群領域に半導体基板と逆の導
電型の不純物を、上記層間膜、ゲート電極、ゲート絶縁
膜を透過して半導体基板に達するのに十分なエネルギー
をもって行う第2のイオン注入を行うことにより、第1
のMOSトランジスタを形成する工程と、ノギス領域上
を開口し、酸化することによりノギスを形成する工程
と、このノギスを利用して位置合わせを行い、上記素子
群領域の一部ゲート直下に半導体基板と同じ導電型の不
純物を上記ゲート電極とゲート絶縁膜を透過して、半導
体基板に達するのに十分なエネルギーをもって行うよう
にしたものである。
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、一導電型半導体基板の主表面に約20nmの例えば
酸化シリコンよりなるパッド酸化膜を有する素子形成領
域を形成する工程と、この素子形成領域の間に約500
nmの例えば酸化シリコンよりなる素子分離絶縁膜を有
する素子分離領域を形成する工程と、この素子形成領域
に上記半導体基板と同じ導電型の不純物を、上記絶縁
膜、素子分離絶縁膜を透過して上記半導体基板に達する
のに十分なエネルギーをもって行う第1のイオン注入
と、上記したパッド酸化膜を除去した後、上記素子形成
領域に約15nmの例えば酸化シリコンよりなるゲート
絶縁膜を形成した後、この領域にゲート電極を形成し、
全面に約400nmの例えば多結晶シリコン層から成る
層間膜を被着し、上記素子群領域に半導体基板と逆の導
電型の不純物を、上記層間膜、ゲート電極、ゲート絶縁
膜を透過して半導体基板に達するのに十分なエネルギー
をもって行う第2のイオン注入を行うことにより、第1
のMOSトランジスタを形成する工程と、ノギス領域上
を開口し、酸化することによりノギスを形成する工程
と、このノギスを利用して位置合わせを行い、上記素子
群領域の一部ゲート直下に半導体基板と同じ導電型の不
純物を上記ゲート電極とゲート絶縁膜を透過して、半導
体基板に達するのに十分なエネルギーをもって行うよう
にしたものである。
【0021】本発明の実施の形態によれば、層間膜を透
過させ半導体基板に達する十分なエネルギーでN型不純
物、例えばヒ素を導入し埋込N+拡散層を形成すること
により、Lminの向上が得られる。また、ノギス領域
の上記層間膜を除去し、ノギス領域をヒ素酸化すること
で、後工程のデータ書き込みの際のフォトレジスト工程
の目合せ精度を上げることができる。
過させ半導体基板に達する十分なエネルギーでN型不純
物、例えばヒ素を導入し埋込N+拡散層を形成すること
により、Lminの向上が得られる。また、ノギス領域
の上記層間膜を除去し、ノギス領域をヒ素酸化すること
で、後工程のデータ書き込みの際のフォトレジスト工程
の目合せ精度を上げることができる。
【0022】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1〜図3は、本発明の一実施例に
係る半導体記憶装置の製造方法を製造工程順に断面を模
式的に示した図である。なお、図1〜図3は、単に図面
作成の都合で分図されたものである。
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1〜図3は、本発明の一実施例に
係る半導体記憶装置の製造方法を製造工程順に断面を模
式的に示した図である。なお、図1〜図3は、単に図面
作成の都合で分図されたものである。
【0023】P型半導体基板1上にパッド酸化膜として
概ね20nmの厚さのシリコン酸化膜2を形成し、その
上に概ね120nmの厚さのシリコン窒化膜をメモリセ
ル領域4とノギス領域5に形成する(図1(a)参
照)。
概ね20nmの厚さのシリコン酸化膜2を形成し、その
上に概ね120nmの厚さのシリコン窒化膜をメモリセ
ル領域4とノギス領域5に形成する(図1(a)参
照)。
【0024】このシリコン窒化膜3をマスクとして上記
領域以外のP型半導体基板1を酸化して、概ね400〜
500nmの厚さのフィールド酸化膜6を形成する(図
1(b)参照)。
領域以外のP型半導体基板1を酸化して、概ね400〜
500nmの厚さのフィールド酸化膜6を形成する(図
1(b)参照)。
【0025】次に、メモリセル領域4に選択的にP型不
純物例えばボロンを150〜200KeV、3.0〜
5.0×1013cm-2程度で導入することによりPウェ
ル7を形成する(図1(c)参照)。
純物例えばボロンを150〜200KeV、3.0〜
5.0×1013cm-2程度で導入することによりPウェ
ル7を形成する(図1(c)参照)。
【0026】シリコン酸化膜2を除去後、熱酸化により
ゲート酸化膜8を形成した後、多結晶シリコン膜9と、
タングステンシリサイド膜10をメモリセル領域4上に
パターニングし、ゲート電極を形成する(図1(d)参
照)。
ゲート酸化膜8を形成した後、多結晶シリコン膜9と、
タングステンシリサイド膜10をメモリセル領域4上に
パターニングし、ゲート電極を形成する(図1(d)参
照)。
【0027】次に、CVD法により層間膜11を400
〜500nm程度被着し、リフローのための熱処理を略
900〜1000℃の窒素雰囲気中で30分程度行なっ
た後、層間膜11上にコンタクト穴を形成する(図2
(e)参照)。
〜500nm程度被着し、リフローのための熱処理を略
900〜1000℃の窒素雰囲気中で30分程度行なっ
た後、層間膜11上にコンタクト穴を形成する(図2
(e)参照)。
【0028】次に層間膜11の上フォトレジスト12を
マスクとして、メモリセル領域4とノギス領域5に、N
型不純物例えばヒ素を、層間膜11とタングステンシリ
サイド膜10、多結晶シリコン膜9を透過させるのに十
分なエネルギー1.0〜1.5MeV、1.0〜2.0
×1015cm-2程度で導入し、埋込N+拡散層13を形
成する。
マスクとして、メモリセル領域4とノギス領域5に、N
型不純物例えばヒ素を、層間膜11とタングステンシリ
サイド膜10、多結晶シリコン膜9を透過させるのに十
分なエネルギー1.0〜1.5MeV、1.0〜2.0
×1015cm-2程度で導入し、埋込N+拡散層13を形
成する。
【0029】このとき、埋込N+拡散層13は、メモリ
セル領域4では前工程で形成したタングステンシリサイ
ド10、多結晶シリコン膜9に対し、ゲート酸化膜8を
介して垂直に交差するように形成される。(図2(f)
参照)。
セル領域4では前工程で形成したタングステンシリサイ
ド10、多結晶シリコン膜9に対し、ゲート酸化膜8を
介して垂直に交差するように形成される。(図2(f)
参照)。
【0030】CVD法によりシリコン窒化膜を10〜1
5nm被着し、フォトレジスト14をマスクとして、ノ
ギス領域5上のシリコン窒化膜15、層間膜16を除去
する(図2(g)参照)。
5nm被着し、フォトレジスト14をマスクとして、ノ
ギス領域5上のシリコン窒化膜15、層間膜16を除去
する(図2(g)参照)。
【0031】ついで、フォトレジスト14を除去した
後、ノギス領域4を略800〜900℃のH2O2雰囲気
で酸化し、概ね100nmの厚さのヒ素酸化膜17を形
成する(図2(h)参照)。
後、ノギス領域4を略800〜900℃のH2O2雰囲気
で酸化し、概ね100nmの厚さのヒ素酸化膜17を形
成する(図2(h)参照)。
【0032】次に、シリコン窒化膜15を除去した後、
フォトレジスト18をマスクとして、層間膜16上から
データの書き込みを行う。データの書き込みにはP型不
純物、例えばボロンを300〜400KeV、1.0〜
3.0×1014cm-2程度で導入しコードP型注入層1
9を形成することによって行う(図3(i)参照)。
フォトレジスト18をマスクとして、層間膜16上から
データの書き込みを行う。データの書き込みにはP型不
純物、例えばボロンを300〜400KeV、1.0〜
3.0×1014cm-2程度で導入しコードP型注入層1
9を形成することによって行う(図3(i)参照)。
【0033】ここで、フォトレジスト18の目合わせ
は、層間膜16が除去されたノギス領域5のヒ素酸化膜
17に合わせて行われるため、本実施例は、上記した従
来技術よりも位置精度が上がるという利点を有してい
る。
は、層間膜16が除去されたノギス領域5のヒ素酸化膜
17に合わせて行われるため、本実施例は、上記した従
来技術よりも位置精度が上がるという利点を有してい
る。
【0034】また、埋込N+拡散層13は、層間膜11
形成後に導入されるため、後工程での不純物の熱拡散を
押さえることが可能とされ、Lminの向上が得られ
る。
形成後に導入されるため、後工程での不純物の熱拡散を
押さえることが可能とされ、Lminの向上が得られ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
記記載の効果を奏する。
【0036】(1)本発明の第1の効果は、Lminを
向上させることができ、今後の微細化技術に好適とされ
る、ということである。
向上させることができ、今後の微細化技術に好適とされ
る、ということである。
【0037】その理由は、本発明においては、層間膜リ
フロー後に埋込N+拡散層を形成しており、このため拡
散層の熱拡散を抑えることができる、ことによる。
フロー後に埋込N+拡散層を形成しており、このため拡
散層の熱拡散を抑えることができる、ことによる。
【0038】(2)本発明の第2の効果は、コード書き
込み工程のフォトレジストの位置合わせの精度を向上す
る、ということである。
込み工程のフォトレジストの位置合わせの精度を向上す
る、ということである。
【0039】その理由は、本発明においては、層間膜を
除去したヒ素酸化膜から成るノギスを用いたことによ
り、位置合わせ精度が向上しているためである。
除去したヒ素酸化膜から成るノギスを用いたことによ
り、位置合わせ精度が向上しているためである。
【図1】本発明の一実施例に係る半導体装置の製造方法
を製造工程順に模式的に示す断面図である。
を製造工程順に模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る半導体装置の製造方法
を製造工程順に模式的に示す断面図である(図1の続
き)。
を製造工程順に模式的に示す断面図である(図1の続
き)。
【図3】本発明の一実施例に係る半導体装置の製造方法
を製造工程順に模式的に示す断面図である(図2の続
き)。
を製造工程順に模式的に示す断面図である(図2の続
き)。
【図4】従来技術の半導体装置の製造方法を製造工程順
に模式的に示す断面図である。
に模式的に示す断面図である。
【図5】従来技術の半導体装置の製造方法を製造工程順
に模式的に示す断面図である(図4の続き)。
に模式的に示す断面図である(図4の続き)。
1、101 P型半導体基板 2、102 シリコン酸化膜 3、15、103、108 シリコン窒化膜 4、104 メモリセル領域 5、105 ノギス領域 6、106 フィールド酸化膜 7、111 Pウェル 8、112 ゲート酸化膜 9、113 多結晶シリコン膜 10、114 タングステンシリサイド膜 11、16、115 層間膜 12、14、18、107、116 フォトレジスト 13、109 埋込N+拡散層 17、110 ヒ素酸化膜 19、117 コードP型注入層
Claims (5)
- 【請求項1】層間膜形成後、前記層間膜を透過し半導体
基板に達するに十分なエネルギーで不純物を導入して埋
込拡散層を形成し、これにより、不純物の熱拡散を抑止
低減することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記拡散層形成の際にノギス領域にも前記
不純物を導入し、前記ノギス領域上の前記層間膜を除去
して酸化しノギスパターンを形成し、データ書き込みの
際のフォトレジスト工程において、前記ノギスパターン
を用いて位置合わせすることを特徴とする請求項1記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】(a)一導電型半導体基板の主表面にパッ
ド酸化膜を有する素子形成領域を形成する工程と、 (b)前記素子形成領域の間に素子分離領域を形成する
工程と、 (c)前記素子形成領域に前記半導体基板と同じ導電型
の不純物を、前記絶縁膜、素子分離絶縁膜を透過して前
記半導体基板に達するのに十分なエネルギーをもって行
う第1のイオン注入と、 (d)前記パッド酸化膜除去後、前記素子形成領域にゲ
ート絶縁膜を形成した後、前記領域にゲート電極を形成
し、全面に層間膜を被着し、前記素子群領域に前記半導
体基板と逆導電型の不純物を、前記層間膜、ゲート電
極、ゲート絶縁膜を透過して前記半導体基板に達するの
に十分なエネルギーをもって行う第2のイオン注入を行
うことにより、第1のMOSトランジスタを形成する工
程と、 (e)ノギス領域上を開口し、酸化することによりノギ
スを形成する工程と、 (f)前記ノギスを利用して位置合わせを行い、前記素
子群領域の一部のゲート直下に前記半導体基板と同じ導
電型の不純物を前記ゲート電極とゲート絶縁膜を透過し
て、前記半導体基板に達するのに十分なエネルギーをも
って行う第3のイオン注入を行う工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記半導体基板が、P型、第1のイオン注
入はボロン、第2のイオン注入はヒ素、第1のMOSト
ランジスタはNチャネル型、第3のイオン注入は、ボロ
ンであることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項5】前記ゲート電極と第2のイオン注入によっ
てできた拡散層が、垂直に交差することを特徴とする請
求項3記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24892096A JP3191694B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 半導体記憶装置の製造方法 |
US08/924,075 US5960287A (en) | 1996-08-30 | 1997-08-28 | Method for manufacturing semiconductor memory devices having a ROM device |
TW086112368A TW359875B (en) | 1996-08-30 | 1997-08-28 | Method for manufacturing semiconductor memory devices |
KR1019970045082A KR100314716B1 (ko) | 1996-08-30 | 1997-08-30 | 반도체메모리장치를제조하기위한방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24892096A JP3191694B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074848A true JPH1074848A (ja) | 1998-03-17 |
JP3191694B2 JP3191694B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=17185393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24892096A Expired - Fee Related JP3191694B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5960287A (ja) |
JP (1) | JP3191694B2 (ja) |
KR (1) | KR100314716B1 (ja) |
TW (1) | TW359875B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100313543B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2001-11-07 | 박종섭 | 플랫 롬 제조방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6599680B2 (en) * | 2001-03-20 | 2003-07-29 | Macronix International Co., Ltd | Method for forming cells array of mask read only memory |
US6468868B1 (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-22 | King Billion Electronics Co., Ltd. | Method of forming high density multi-state mask ROM cells |
FR2881566A1 (fr) * | 2005-02-02 | 2006-08-04 | St Microelectronics Sa | Dispositif semi-conducteur de memoire et procede de programmation correspondant |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0831539B2 (ja) * | 1990-05-17 | 1996-03-27 | 富士通株式会社 | 不揮発性メモリの製造方法 |
US5597753A (en) * | 1994-12-27 | 1997-01-28 | United Microelectronics Corporation | CVD oxide coding method for ultra-high density mask read-only-memory (ROM) |
US5792697A (en) * | 1997-01-07 | 1998-08-11 | United Microelectronics Corporation | Method for fabricating a multi-stage ROM |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP24892096A patent/JP3191694B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-28 TW TW086112368A patent/TW359875B/zh active
- 1997-08-28 US US08/924,075 patent/US5960287A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-30 KR KR1019970045082A patent/KR100314716B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100313543B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2001-11-07 | 박종섭 | 플랫 롬 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW359875B (en) | 1999-06-01 |
KR19980019211A (ko) | 1998-06-05 |
JP3191694B2 (ja) | 2001-07-23 |
US5960287A (en) | 1999-09-28 |
KR100314716B1 (ko) | 2002-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4458442B2 (ja) | Cmosトランジスタ及びその製造方法 | |
JPH11260935A (ja) | 2作用機能ド―ピングを与える方法およびゲ―ト構造のアレイ | |
JP3191694B2 (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 | |
JPH05226593A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH09321233A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3376305B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2550691B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS60241259A (ja) | リ−ド・オンリ−・メモリの製造方法 | |
JPS61194764A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR100649817B1 (ko) | 반도체소자의 제조방법 | |
JP3319856B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPS61251163A (ja) | Bi−MIS集積回路の製造方法 | |
JPH0227769A (ja) | 半導体装置 | |
JPH06151834A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6154661A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3061024B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH10107281A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH07106443A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
KR20010059856A (ko) | 모스 트랜지스터의 제조 방법 | |
JP2002313943A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPS6074681A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0555577A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH06252411A (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 | |
JPS6212124A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6140052A (ja) | 相補型絶縁ゲ−ト電界効果トランジスタの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001010 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010424 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |