JPH1074830A - Soi基板およびその製造方法 - Google Patents

Soi基板およびその製造方法

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JPH1074830A
JPH1074830A JP23037296A JP23037296A JPH1074830A JP H1074830 A JPH1074830 A JP H1074830A JP 23037296 A JP23037296 A JP 23037296A JP 23037296 A JP23037296 A JP 23037296A JP H1074830 A JPH1074830 A JP H1074830A
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堅祐 小此木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】張り合わせSOI基板の接合面でボイド発生が
なく、デバイス作製工程で割れや欠けの発生しない構造
のSOI基板およびその製造方法を提供する。 【解決手段】第1の半導体基板1の主面の所定の領域に
設けられた凹部に熱流動性のある絶縁層3が形成され、
前記第1の半導体基板1の主面と前記絶縁層の表面とで
第2の半導体基板5に接着され、前記第1の半導体基板
の裏面が研削研磨あるいはエッチングされて所定の膜厚
のSOI層7が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の構造
およびその製造方法に関し、特にパワーデバイスに有用
となるSOI(Silicon on Insulat
or)基板に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン基板の張り合わせ法は、多層膜
構造の基板、特にSOI基板の作製方法として注目され
てその開発が進められている。
【0003】この張り合わせSOI基板は、電力制御用
機器に用いられる高耐圧デバイスにおいて実用化され、
低電圧動作の次世代のCMOSデバイス用の基板として
もその研究開発が盛んになってきている。このような中
で、パワーデバイスの分野において高耐圧デバイスが実
用化された実績を基に、高機能化、高集積化、高信頼性
を目指したインテリジェントパワーIC基板への張り合
わせSOI基板の展開が活発化してきた。このインテリ
ジェントパワーICにおいては、高耐圧で且つ大電流動
作のパワーデバイスとこのパワーデバイスを制御するた
めの周辺回路を構成するCMOSデバイスが混載される
ことが必要になる。そこで、このパワーデバイスと周辺
回路を構成するCMOSデバイスとを同一チップ上に形
成し、これらを互いに完全に絶縁分離するために張り合
わせSOI基板が用いられるようになってきた。
【0004】このような張り合わせSOI基板について
は特開平4−29353号公報に記載されているもの
(以下、第1の従来例と記す)と特願平6−15645
1号に記載されているもの(以下、第2の従来例と記
す)がある。
【0005】以下、これらの公開公報に記載された従来
の技術について説明する。図9は、第1の従来例を説明
するための工程順の断面図である。
【0006】先ず、図9(a)に示すようにn+ 型単結
晶シリコン基板101表面が、フォトリソグラフィ技術
とドライエッチング技術とで選択的にエッチングされ
る。そして、n+ 型単結晶シリコン基板101表面に浅
い段差が形成される。次に、この段差の形成されたn+
型単結晶シリコン基板101表面に絶縁層102が形成
される。この絶縁層102は熱酸化あるいは化学気相成
長(CVD)法で形成されるシリコン酸化膜である。
【0007】次に、図9(b)に示すように、段差部の
凸部に形成された絶縁層102は、研削研磨あるいはエ
ッチングで選択的に除去される。このようにして、n+
型単結晶シリコン基板101の露出面103と絶縁層1
02表面とが平坦化され同一面になるようにされる。
【0008】次に、図9(c)に示すようにn+ 型単結
晶シリコン基板101上にn- 型単結晶シリコン基板1
04が張り合わされる。そして、熱処理が施され強固に
接合された1枚の複合基板が得られる。
【0009】次に、図9(c)に記したX−Y面までn
- 型単結晶シリコン基板104は研削研磨される。そし
て、n- 型単結晶シリコン基板104は所望の膜厚に形
成されるとともにその表面は平坦化される。このように
して、単結晶シリコンの活性層が形成されるようにな
る。以下、この活性層をSOI層ということにする。
【0010】次に、絶縁層102上に位置するSOI層
の所定の領域がエッチングされ、絶縁層102に達する
分離溝が形成される。そして、この分離溝の表面は酸化
され、図9(d)に示すように、分離絶縁膜105が形
成される。さらに、この分離溝は多結晶シリコン膜10
6で充填される。このようにして、島状のSOI層10
7aが形成される。
【0011】このような張り合わせSOI基板において
は、SOI層107とn+ 型単結晶シリコン基板101
とを用いてパワーデバイスである縦型の高耐圧MOSト
ランジスタが形成される。また、島状のSOI層107
aに制御用のCMOSデバイスが形成される。
【0012】次に、図10を用いて第2の従来例を説明
する。図10は第2の従来例を説明するための工程順の
断面図である。
【0013】図10(a)に示すようにn- 型単結晶シ
リコン基板201表面が、第1の従来例と同様にして選
択的にエッチングされる。そして、n- 型単結晶シリコ
ン基板201表面に浅い段差が形成される。次に、この
段差の形成されたn- 型単結晶シリコン基板201表面
に絶縁層202が形成される。この絶縁層202は熱酸
化あるいはCVD法で形成されるシリコン酸化膜であ
る。
【0014】次に、第1の従来例で説明したように、段
差部の凸部に形成された絶縁層202は、研削研磨ある
いはエッチングで選択的に除去される。このようにし
て、n- 型単結晶シリコン基板201に露出面が形成さ
れ絶縁層202表面と同一面になるようにされる。
【0015】次に、CVD法で多結晶シリコン層203
がn- 型単結晶シリコン基板201の露出面と絶縁層2
02上に形成される。そして、この多結晶シリコン層2
03表面が研磨され、その表面が鏡面にされる。
【0016】次に、図10(c)に示すようにn- 型単
結晶シリコン基板201上の多結晶シリコン層203に
+ 型単結晶シリコン基板204が張り合わされる。そ
して、熱処理が施され強固に接合された1枚の複合基板
が得られる。
【0017】次に、n- 型単結晶シリコン基板201は
研削研磨される。そして、n- 型単結晶シリコン基板2
01は所望の膜厚に形成されるとともにその表面は平坦
化される。このようにして、SOI層が形成されるよう
になる。
【0018】次に、絶縁層202上に位置するSOI層
の所定の領域がエッチングされ、絶縁層202に達する
分離溝が形成される。そして、この分離溝の表面は酸化
され、図10(d)に示すように、分離絶縁膜205が
形成される。さらに、この分離溝は多結晶シリコン膜2
06で充填される。このようにして、島状のSOI層2
07aが形成される。
【0019】このような張り合わせSOI基板において
は、多結晶シリコン層203にはn+ 型単結晶シリコン
基板204から高濃度の不純物が導入されるようにな
る。そして、SOI層207とn+ 型単結晶シリコン基
板204とを用いてパワーデバイスである縦型の高耐圧
MOSトランジスタが形成される。また、島状のSOI
層207aに制御用のCMOSデバイスが形成される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した従来技
術のうち第1の従来例では、張り合わせSOI基板の一
方の張り合わせ面すなわちn+ 型単結晶シリコン基板1
01表面に単結晶シリコン面と絶縁層の面とが混在して
いる。
【0021】このような異質の材料が混在している面を
平坦化する場合、今日の研削研磨技術あるいはエッチン
グ技術では、このような面の表面段差を10nm以下に
することは困難である。このため、張り合わせ面の平坦
度が不足するようになり接合面に未接合部分(ボイド)
が発生するようになる。そして、このような張り合わせ
SOI基板にインテリジェントパワーICを作製してい
く過程でこのボイド部分で剥離が生じたり、基板の割れ
や欠けが発生する。そして、例えば縦型MOSトランジ
スタが機能しなくなるという問題が起こる。
【0022】また、第2の従来例では、このようなボイ
ド発生はなくなるが、多結晶シリコン層203を成膜し
さらにその表面を鏡面に研磨する工程が追加される。こ
のため、このような張り合わせSOI基板の製造コスト
が増加するようになる。
【0023】また、このようなSOI基板のn+ 型単結
晶シリコン基板204は、搭載する縦型MOSトランジ
スタのドレイン側となるが、この多結晶シリコン層20
3がドレイン側に挟まれる構造になるため、縦型MOS
トランジスタのオン抵抗が高くなる。そして、インテリ
ジェントパワーICの動作速度が低下するようにもな
る。
【0024】本発明の目的は、張り合わせSOI基板の
接合面、特にパワーデバイスである縦型MOSトランジ
スタが形成される領域の接合面でボイド発生がなく、デ
バイス作製工程で割れや欠けの発生しない構造のSOI
基板およびその製造方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】このために本発明のSO
I基板では、第1の半導体基板の主面の所定の領域に設
けられた凹部に熱流動性をもつ絶縁層が形成され、前記
第1の半導体基板の主面と前記絶縁層の表面とで第2の
半導体基板に接着され、前記第1の半導体基板の裏面が
研磨あるいはエッチングされて所定の膜厚のSOI層と
なっている張り合わせSOI基板となっている。
【0026】ここで、前記第1の半導体基板は一導電型
で低濃度の不純物を含有するシリコン半導体基板であ
り、前記第2の半導体基板は同導電型で高濃度の不純物
を含有するシリコン基板である あるいは、前記絶縁層は前記凹部に被着する第1の絶縁
層と前記第1の絶縁層上に塗布された無機ガラス塗布液
より形成される第2の絶縁層とで構成されている あるいは、前記絶縁層の表面には高濃度不純物が含有さ
れている。
【0027】また、張り合わせSOI基板のウェーハで
あって、前記ウェーハ周辺部の前記SOI層が一定の幅
で除去されている あるいは、張り合わせSOI基板のウェーハであって、
前記絶縁層が前記SOI層で完全に被覆され外部に露出
しないように形成されている また、本発明のSOI基板の製造方法は、第1の半導体
基板の主面の所定の領域をエッチングし凹部を形成する
工程と、前記凹部の深さより膜厚の薄い第1の絶縁層を
前記凹部内に形成する工程と、前記第1の絶縁層上に無
機ガラス塗布液を塗布する工程と、前記無機ガラス塗布
液を低温で熱処理した後、第2の半導体基板を前記第1
の半導体基板の主面側に密着させ高温熱処理し前記第1
の半導体基板と第2の半導体基板とを接着させる工程と
を含む。
【0028】あるいは、本発明のSOI基板の製造方法
は、第1の半導体基板の主面の所定の領域をエッチング
し凹部を形成する工程と、前記凹部に選択的に絶縁層を
形成する工程と、前記絶縁層の表面部に選択的に高濃度
不純物をイオン注入する工程と、前記絶縁層を熱処理し
た後、第2の半導体基板を前記第1の半導体基板の主面
側に密着させ高温熱処理し前記第1の半導体基板と第2
の半導体基板とを接着させる工程とを含む。
【0029】ここで、上記高濃度不純物のイオン注入
が、前記凹部に形成された前記絶縁層の全面または端部
の表面部にのみ行われる さらには、本発明のSOI基板の製造方法は、前記第1
の半導体基板と前記第2の半導体基板とを接着させた
後、前記第1の半導体基板の周辺部のみを面取りする工
程と、前記面取り後、前記第1の裏面側を研削研磨し第
1の半導体基板をSOI層にする工程とを含む。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図1と図2に基づいて説明する。図1と図2は本発明
の張り合わせSOI基板の製造工程順の断面図である。
以下、製造工程の説明の中で本発明の半導体基板の構造
も説明される。
【0031】図1(a)に示すように、第1の半導体基
板であるn- 型単結晶シリコン基板1の所定の領域に凹
部2が形成される。この凹部2は公知のフォトリソグラ
フィ技術とドライエッチング技術とでn- 型単結晶シリ
コン基板1の一部がエッチングされて形成される。ここ
で、n- 型単結晶シリコン基板1の比抵抗は0.1〜1
0Ω・cmであり、凹部2の深さはデバイスの設計耐圧
によって決定され、0.5〜2μmの範囲に設定される
ようになる。
【0032】次に、この凹部2内に第1絶縁層3が形成
される。例えば、凹部の深さが1μmの場合には、この
第1絶縁層3の膜厚は0.1〜0.9μmに設定され
る。ここで、第1絶縁層3はn- 型単結晶シリコン基板
1の主面から後退するように形成されることが重要であ
る。なお、この第1絶縁層3は熱酸化法あるいはCVD
法で形成されるシリコン酸化膜である。
【0033】次に、n- 型単結晶シリコン基板1の表面
がフッ酸水溶液で洗浄される。この処理でn- 型単結晶
シリコン基板1の単結晶シリコンの露出面は疎水性にな
る。ここで、この処理では、第1絶縁層が除去されない
ように制御する必要がある。例えば、第1絶縁層3が熱
酸化法で形成されるシリコン酸化膜である場合には、濃
度49%のフッ酸(HF)を200倍の純水で希釈した
フッ酸水溶液での第1絶縁層のエッチング速度は2nm
/min程度となるので、このフッ酸水溶液での処理は
20min間以下で行われる。
【0034】次に、図1(b)に示すように充填液4が
- 型単結晶シリコン基板1の表面全体に塗布される。
ここで、この充填液4として無機ガラス塗布液が用いら
れる。この時、第1絶縁層3の表面は親水性でありn-
型単結晶シリコン基板1表面は疎水性であるため、充填
液4となる無機ガラス塗布液は第1絶縁層3上にのみ付
着し、n- 型単結晶シリコン基板1表面でははじかれ
る。
【0035】しかし、n- 型単結晶シリコン基板1表面
には図1(b)に示すように水滴状になった充填液4a
が残る。そこで、この水滴状の充填液4aを除去するた
めn- 型単結晶シリコン基板1は回転される。ここで、
無機ガラス塗布液の粘度は2×10-3Pa・S以下にな
るように設定されるとよい。
【0036】このようにして、図1(c)に示すように
- 型単結晶シリコン基板1の凹部2内に形成された第
1絶縁層3表面にのみ充填液4が形成されるようにな
る。
【0037】次に、低温での熱処理が施され充填液4中
の溶媒が除去される。ここで、この熱処理は、150℃
の窒素雰囲気で20min程度行われる。また、この熱
処理で充填液4は熱硬化し、その粘性は高くなるが熱流
動性を有している。
【0038】次に、n- 型単結晶シリコン基板1がアン
モニア水溶液、過酸化水素水と純水との混合溶液に入れ
られて、基板表面全面が親水性を有するようになる。
【0039】次に、図2(a)に示すように、このよう
になった第1の半導体基板であるn- 型単結晶シリコン
基板1と第2の半導体基板であるn+ 型単結晶シリコン
基板5とが張り合わされて熱処理が行われる。ここで、
このn+ 型単結晶シリコン基板5の比抵抗は0.005
〜0.03Ω・cmである。そして、この熱処理の温度
は1100℃程度である。この熱処理中に、充填液4は
流動し隙間を埋めるようになり、n- 型単結晶シリコン
基板1とn+ 型単結晶シリコン基板5との強固な接着を
可能にする。最終的には、この充填液4は固体の絶縁物
になり、図2(a)に示すように第2絶縁層6となる。
【0040】次に、図2(b)に示すようにn- 型単結
晶シリコン基板1は所定の厚さになるように研削研磨あ
るいはエッチングされSOI層7が形成される。
【0041】以上のようにして、n+ 型単結晶シリコン
基板5上の所定の領域に第2絶縁層と第1絶縁層3が積
層され、この上部にSOI層7が形成された構造の張り
合わせSOI基板が完成する。
【0042】以上に説明した実施の形態では、張り合わ
せSOI基板の一方の張り合わせ面すなわちn- 型単結
晶シリコン基板1表面に単結晶シリコン面と充填液4の
面とが混在している。そして、この充填液4は熱流動性
を有しており変形し接着剤として機能するようになる。
【0043】このため、張り合わせ面の平坦度が不十分
で30nm程度の凹凸があっても、2つの単結晶シリコ
ン基板の張り合わせは充分になされる。そして、張り合
わせ面の平坦度が不足するような場合でも接合面にボイ
ドが発生することは無い。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態を図3と
図4に基づいて説明する。図3と図4は本発明の張り合
わせSOI基板の製造工程順の断面図である。以下、製
造工程の説明の中で本発明の半導体基板の構造も説明さ
れる。また、第1の実施の形態で説明したものと同一の
ものは同一符号で示される。
【0045】図3(a)に示すように、n- 型単結晶シ
リコン基板1の表面に第1絶縁膜マスク8が形成され、
この第1絶縁膜マスク8上に第2絶縁膜マスク9が形成
される。ここで、第1絶縁膜マスク8はシリコン酸化膜
で構成される。また、第2絶縁膜マスク9はシリコン窒
化膜で構成される。そして、レジストマスク10をエッ
チングのマスクにして、第1絶縁膜マスク8および第2
絶縁膜マスク9がドライエッチングされる。さらに、n
- 型単結晶シリコン基板1の表面もドライエッチングさ
れ凹部2が形成される。
【0046】次に、レジストマスク10が除去され、第
2絶縁膜マスク9を熱酸化のマスクにして、凹部2の表
面が熱酸化される。そして、図3(b)に示すように膜
厚が1μm程度の絶縁層11が形成される。
【0047】次に、第2絶縁膜マスク9が除去され、続
けて第1絶縁膜マスク8がエッチング除去される。この
工程で、絶縁層11の表面もエッチングされる。このよ
うにして、図3(c)に示すように、n- 型単結晶シリ
コン基板1の表面に露出面12が形成され、所定の領域
に絶縁層11が形成されるようになる。ここで、このエ
ッチング除去後の露出面12と絶縁層11の段差は0.
1μm以下になるように制御される。
【0048】次に、n- 型単結晶シリコン基板1表面全
面が酸化され、全面に膜厚が50nm程度のシリコン酸
化膜が形成される。
【0049】次に、図4(a)に示すように、レジスト
マスク13が形成され、これをイオン注入のマスクにし
て、不純物イオン14が絶縁層11上にイオン注入され
る。ここで、不純物イオン14はボロンイオン、リンイ
オンあるいはヒ素イオン等である。そして、これらのド
ーズ量は1×1015/cm2 程度に設定される。
【0050】そして、レジストマスク13が除去され熱
処理が施される。このようにして、絶縁層11の上部領
域は、1020原子/cm3 以上の不純物が含まれるシリ
コン酸化膜となる。
【0051】次に、基板の全面が研削研磨される。この
ようにして、図4(b)に示すように、n- 型単結晶シ
リコン基板1の表面に露出面12と同一面になる絶縁層
11が形成される。
【0052】次に、第1の実施の形態で説明したよう
に、n- 型単結晶シリコン基板1とn+ 型単結晶シリコ
ン基板5が張り合わされて熱処理が行われる。そして、
- 型単結晶シリコン基板1とn+ 型単結晶シリコン基
板5とが強固に接着される。さらに、n- 型単結晶シリ
コン基板1は所定の厚さになるように研削研磨されSO
I層7が形成される。
【0053】以上のようにして、n+ 型単結晶シリコン
基板5上の所定の領域に絶縁層11が形成され、この上
部にSOI層7が形成された構造の張り合わせSOI基
板が完成する。
【0054】この第2の実施の形態では、絶縁層11の
表面は高濃度不純物を含有するため熱流動性を帯びるよ
うになる。このため、熱酸化後に凹凸のあった絶縁層1
1の表面は平坦化されるようになる。また、第1の実施
の形態で説明したように、この絶縁層11表面の粘性は
低下しており変形し易く接着剤として機能するようにな
る。このため、張り合わせ面の平坦度が不十分であって
も、2つの単結晶シリコン基板の張り合わせは充分にな
される。そして、接合面でボイドが発生することは無
い。
【0055】次に、本発明の第3の実施の形態を図5に
基づいて説明する。図5は、第2の実施の形態で説明し
た図4(a)に対応するものである。この実施の形態で
は、不純物イオンが絶縁層の端部にのみ選択的にイオン
注入される点が第2の実施の形態と異なる。
【0056】第2の実施の形態で説明したように、図3
で説明した工程を経てn- 型単結晶シリコン基板1の表
面に選択的に絶縁層11が形成される。
【0057】次に、図5に示すように、レジストマスク
15が形成される。この場合には、絶縁層11の端部に
位置する領域が露出される。そして、これをイオン注入
のマスクにして、不純物イオン14が絶縁層11の端部
にイオン注入される。ここで、イオン注入の条件は図4
(a)で説明したのと同じである。
【0058】先に説明したように、熱酸化後の絶縁層1
1の表面にはかなりの凹凸がある。この凹凸は、特に絶
縁層11の端部で大きくなる。そこで、この領域に高濃
度の不純物を導入し熱流動しやすくすることで、第2の
実施の形態で述べたような効果が生じるようになる。
【0059】以下、2つの単結晶シリコン基板の張り合
わせまでの工程は、第2の実施の形態と同様であるので
その説明は省略される。
【0060】次に、本発明の第4の実施の形態を図6に
基づいて説明する。図6は本発明の張り合わせSOI基
板の一部の製造工程順の断面図である。ここで、第2の
実施の形態で説明したものと同一のものは同一符号で示
される。
【0061】図6(a)に示すように、第2の実施の形
態と同様に、n- 型単結晶シリコン基板1の表面に第1
絶縁膜マスク8が形成され、この第1絶縁膜マスク8上
に第2絶縁膜マスク9が形成される。ここで、第1絶縁
膜マスク8は膜厚の薄い、例えば20nm程度のシリコ
ン酸化膜で構成される。また、第2絶縁膜マスク9は第
2の実施の形態の場合よりかなり厚いシリコン窒化膜で
構成される。そして、これらが公知のフォトリソグラフ
ィ技術とドライエッチング技術とでパターニングされ
る。さらに、n- 型単結晶シリコン基板1の表面もドラ
イエッチングされ凹部2が形成される。
【0062】次に、この第2絶縁膜マスク9を熱酸化の
マスクにして、凹部2の表面が熱酸化される。そして、
図6(b)に示すように膜厚が1.5μm程度の絶縁層
11が形成される。
【0063】次に、図6(c)に示すように、第2絶縁
膜マスク9がそのままイオン注入のマスクにされる。そ
して、不純物イオン14が絶縁層11上にイオン注入さ
れる。ここで、イオン注入の条件は第2の実施の形態で
説明したのと同様である。
【0064】以下、2つの単結晶シリコン基板の張り合
わせまでの工程は、第2の実施の形態と同様であるので
その説明は省略される。
【0065】以上の第1の実施の形態から第4の実施の
形態で説明したような張り合わせSOI基板の作製方法
で、張り合わせ基板の接着性は大幅に向上し、ボイド等
の発生は完全に抑制される。
【0066】次に、本発明の第5の実施の形態を図7に
基づいて説明する。図7は本発明の張り合わせSOI基
板のウェーハの平面図と断面図である。ここで、上記の
実施の形態で説明したものと同一のものは同一符号で示
される。
【0067】図7(a)に示すように、上記実施の形態
で説明したように選択的に形成された絶縁層を有するn
- 型単結晶シリコン基板1がn+ 型単結晶シリコン基板
5に張り合わせられる。そして、n- 型単結晶シリコン
基板1の外周部3mm程度が面取り工程で除去される。
このようにすることで、張り合わせSOI基板のウェー
ハを用いてデバイスを作製する工程でのウェーハの剥が
れやウェーハ割れが低減するようになる。
【0068】また、図7(b)に示すように、張り合わ
せSOI基板のウェーハ状態で絶縁層11はSOI層7
で完全に覆われるようにする。すなわち、絶縁層11が
露出しないように形成される。このようにすることで、
張り合わせSOI基板のウェーハを用いてデバイスを作
製する工程でのウェーハの剥がれやウェーハ割れは皆無
になる。
【0069】これに対し、図7(c)に示すように、絶
縁層11の一部が露出していると、デバイスの作製工
程、例えばフッ酸水溶液に浸せきされる工程でこの露出
する絶縁層はエッチング除去される。そして、空洞16
がn+ 型単結晶シリコン基板5とSOI層7との間にウ
ェーハ端で形成される。デバイスの作製工程で、この空
洞16部のSOI層は欠損しパーティクル汚染源にな
る。この点でも、図7(b)の構造は非常に効果的にな
る。
【0070】次に、本発明の第6の実施の形態を図8に
基づいて説明する。この実施の形態は、第1の実施の形
態と第5の実施の形態とを組み合わせたものである。こ
こで、図8はこのようにして形成された張り合わせSO
I基板のウェーハの断面図となっている。
【0071】図8に示すように、n+ 型単結晶シリコン
基板5上に選択的に第2絶縁層6と第1絶縁層3とが積
層して形成されている。そして、n- 型単結晶シリコン
基板が張り合わされ研削研磨されてSOI層7が形成さ
れている。
【0072】次に、第1絶縁層3上に位置するSOI層
7の所定の領域がエッチングされ、第1絶縁層3に達す
る分離溝が形成される。そして、この分離溝の表面は酸
化され、分離絶縁膜17が形成される。さらに、この分
離溝は多結晶シリコン膜18で充填される。このように
して、島状のSOI層が形成される。
【0073】以上の実施の形態では、n- 型単結晶シリ
コン基板にn+ 型単結晶シリコン基板が張り合わされる
場合が説明された。本発明はこのような半導体基板の張
り合わせに限定されるものでない。この他、導電型の異
なるシリコン基板の張り合わせでも、本発明は同様に適
用されるものである。さらに、異種の半導体基板同士の
張り合わせにも同様に適用できるものであることに言及
しておく。
【0074】また、実施の形態で絶縁層にシリコン酸化
膜が用いられる場合について説明したが、その他シリコ
ン窒化膜あるいはシリコンオキシナイトライド膜等でも
絶縁層として適用できることにも言及しておく。
【0075】
【発明の効果】以上に説明した実施の形態では、張り合
わせSOI基板の一方の張り合わせ面に単結晶の半導体
結晶面と絶縁層の面とが混在している。そして、この絶
縁層は熱流動性を有しており変形し接着剤として機能す
るようになる。
【0076】また、張り合わせSOI基板のウェーハで
はSOI層の周辺部は、面取り工程で除去され、絶縁層
はSOI層から露出しないように形成されている。
【0077】このため、張り合わせ面の平坦度が不十分
であっても、2つの半導体基板の張り合わせは充分にな
される。そして、張り合わせ面の平坦度が不足するよう
な場合でも接合面にボイドは全く発生しなくなる。
【0078】また、本発明の張り合わせSOI基板を用
いて、デバイス例えばインテリジェントパワーICのよ
うなデバイスを作製する場合に、その製造工程で張り合
わせSOI基板の剥がれや欠けは皆無になる。また、本
発明の方法は簡単であり、張り合わせSOI基板の製造
コストは低減する。
【0079】このようにして、本発明は、インテリジェ
ントパワーIC等のパワーデバイスの信頼性を向上させ
るとともに、その開発を促進するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための工
程順の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を説明するための工
程順の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するための工
程順の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明するための工
程順の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を説明するための工
程順の断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を説明するための工
程順の断面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を説明するウェーハ
の平面図と断面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態を説明するためのS
OI基板の断面図である。
【図9】従来の技術を説明するための製造工程順の断面
図である。
【図10】従来の技術を説明するための製造工程順の断
面図である。
【符号の説明】
1,104,201 n- 型単結晶シリコン基板 2 凹部 3 第1絶縁層 4,4a 充填液 5,101,204 n+ 型単結晶シリコン基板 6 第2絶縁層 7,107,107a,207,207a SOI層 8 第1絶縁膜マスク 9 第2絶縁膜マスク 10,13,15 レジストマスク 11,102,202 絶縁層 12,103 露出面 14 不純物イオン 16 空洞 17,105,205 分離絶縁膜 18,106,203,206 多結晶シリコン膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体基板の主面の所定の領域に
    設けられた凹部に熱流動性をもつ絶縁層が形成され、前
    記第1の半導体基板の主面と前記絶縁層の表面とで第2
    の半導体基板が接着され、前記第1の半導体基板の裏面
    が研削研磨あるいはエッチングされて所定の膜厚のSO
    I層となっていることを特徴とするSOI基板。
  2. 【請求項2】 前記第1の半導体基板が一導電型で低濃
    度不純物を含有するシリコン半導体基板であり、前記第
    2の半導体基板が同導電型で高濃度不純物を含有するシ
    リコン基板であることを特徴とする請求項1記載のSO
    I基板。
  3. 【請求項3】 前記絶縁層が前記凹部に被着する第1の
    絶縁層と前記第1の絶縁層上に塗布された無機ガラス塗
    布液より形成される第2の絶縁層とで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のSOI基
    板。
  4. 【請求項4】 前記絶縁層の表面に高濃度不純物が含有
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のSOI基板。
  5. 【請求項5】 張り合わせSOI基板のウェーハであっ
    て、前記ウェーハ周辺部の前記SOI層が一定の幅で除
    去されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3または請求項4記載のSOI基板。
  6. 【請求項6】 張り合わせSOI基板のウェーハであっ
    て、前記絶縁層が前記SOI層で完全に被覆され外部に
    露出しないように形成されていることを特徴とする請求
    項5記載のSOI基板。
  7. 【請求項7】 第1の半導体基板の主面の所定の領域を
    エッチングし凹部を形成する工程と、前記凹部の深さよ
    り膜厚の薄い第1の絶縁層を前記凹部内に形成する工程
    と、前記第1の絶縁層上に無機ガラス塗布液を塗布する
    工程と、前記無機ガラス塗布液を低温で熱処理した後、
    第2の半導体基板を前記第1の半導体基板の主面側に密
    着させ高温熱処理し前記第1の半導体基板と前記第2の
    半導体基板とを接着させる工程とを、含むことを特徴と
    するSOI基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1の半導体基板の主面の所定の領域を
    エッチングし凹部を形成する工程と、前記凹部に選択的
    に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層の表面部に選択
    的に高濃度不純物をイオン注入する工程と、前記絶縁層
    を熱処理した後、第2の半導体基板を前記第1の半導体
    基板の主面側に密着させ高温熱処理し前記第1の半導体
    基板と前記第2の半導体基板とを接着させる工程とを、
    含むことを特徴とするSOI基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記高濃度不純物のイオン注入が、前記
    凹部の端部に形成された前記絶縁層の表面部にのみ行わ
    れることを特徴とする請求項8記載のSOI基板の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の半導体基板と前記第2の半
    導体基板とを接着させた後、前記第1の半導体基板の周
    辺部のみを面取りする工程と、前記面取り後、前記第1
    の裏面側を研削研磨し第1の半導体基板をSOI層にす
    る工程とを含むことを特徴とする請求項7、請求項8ま
    たは請求項9記載のSOI基板の製造方法。
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