JPH07226433A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07226433A
JPH07226433A JP30177094A JP30177094A JPH07226433A JP H07226433 A JPH07226433 A JP H07226433A JP 30177094 A JP30177094 A JP 30177094A JP 30177094 A JP30177094 A JP 30177094A JP H07226433 A JPH07226433 A JP H07226433A
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JP
Japan
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layer
silicon
semiconductor substrate
substrate
polishing
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JP30177094A
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English (en)
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Tadashi Ikeda
直史 池田
Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半導体基板の膜厚ばらつきの影響
を受けることなく研削研磨によって半導体基板を薄膜化
して膜厚ばらつきのないSOI層の形成を図り、SOI
層上部に形成される素子の特性の向上を図る。 【構成】 半導体基板(シリコン基板11)の表面から
酸素をイオン注入し、熱処理を行うことによりシリコン
基板11中にシリコン酸化層12を形成した後、シリコ
ン基板11の表面上に絶縁膜(シリコン酸化膜12,多
結晶シリコン膜13)を介して他の基板としてのシリコ
ン基板15を接着する。その後半導体基板11を裏面か
ら研削、研磨を進め、シリコン酸化膜13を研磨ストッ
パにしてシリコン酸化膜13上のシリコン基板11の部
分を全て除去し、その後シリコン酸化膜を除去した後、
さらに残したシリコン基板11(シリコン層11A)を
薄膜化してSOI層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、特に、SOI(Silicon on Insulator)層を
形成する半導体装置の製造分野で利用できる。
【0002】
【従来の技術】シリコン酸化膜のような絶縁膜上の単結
晶シリコン層にトランジスタを形成するSOI技術は、
優れた耐放射線特性(例えばα線によるソフトエラー耐
性),ラッチアップ耐性を有し、ショートチャネル効果
の抑制にも適している。このようなSOI構造では、絶
縁膜上に均一な厚さの薄膜単結晶シリコン層を形成する
ことが要求されている。
【0003】従来、SOI半導体装置の製造方法として
第1と第2の半導体基板を張り合わせて、第1の半導体
基板からなるSOI層に形成するSOI半導体装置の製
造方法がある。このSOI半導体装置の製造方法は、S
OI層の両面に素子を形成できるという利点のため、様
々な応用が期待できる方法である。図10(A)〜
(D)および図11(A),(B)は、SOI半導体装
置の製造方法の従来例を工程順に示すものであり、図に
従って説明を行う。
【0004】まず、図10(A)に示すように、第1の
半導体基板1の表面部の素子分離領域を形成する部分を
選択的にエッチング(エッチング深さは例えば100n
m以下)する。次いで図10(B)に示すように、上記
第1の半導体基板1の表面上に熱酸化およびCVD法に
よりシリコン酸化膜(厚さは例えば100nm〜1μ
m)2を形成する。
【0005】さらにCVD法によりシリコン酸化膜2上
に多結晶シリコン膜(厚さは例えば5μm)3を形成
し、その表面を研磨して平坦な張り合わせ面にする。図
10(C)は多結晶シリコン膜3の研磨後の状態を示
す。その後図10(D)に示すように、上記多結晶シリ
コン膜3の表面と第2の半導体基板4の表面とを張り合
わせる。
【0006】次いで図11(A)に示すように、第1の
半導体基板1の裏面を素子分離領域のシリコン酸化膜2
をストッパとして研磨することによりSOI層1Aを形
成する。ここで、研磨は研磨液を使用しながらの、いわ
ば化学的研磨を併用した物理的研磨により行う。このと
き、第1の半導体基板1に膜厚のばらつきがあっても、
素子分離領域のシリコン酸化膜が物理的な研磨のストッ
パとなるため、シリコンの残っているところが選択的に
研磨される。
【0007】そして、最終的には図11(B)に示され
るように、素子分離領域のシリコン酸化膜2に囲まれた
SOI層5(1A)が形成される。このSOI層5には
半導体装置(図示省略)を製造することが可能である。
また、同様の技術を用いて深さが部分的に異なる半導体
薄膜を形成する技術が特開平1−175235号公報に
記載されている。
【0008】また上記説明したように張り合わせ法によ
ってSOI層を形成する製造方法では、第1の半導体基
板を張り合わせる前にこの第1の半導体基板に絶縁層を
介してボトムゲート電極を形成し、それを覆う状態でシ
リコン酸化膜および多結晶シリコン膜を形成する。そし
て第1の半導体基板を第2の半導体基板に張り合わせて
上記同様のプロセスを行えば、SOI層の下部に絶縁層
を介してボトムゲート電極が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、選択研
磨直前のシリコン層に膜厚ばらつきがあるため、選択研
磨時にウエハ面内でのSOI層の露出に時間差が発生
し、早く露出した部分ではオーバ研磨が進む。通常、上
記シリコン層の膜厚のばらつきは、シリコン基板の研削
速度,TTV,シリコン基板の厚さのばらつき等で決ま
り、±1μm程度は存在する。その結果、図12に示す
ように、第1の半導体基板の薄い部分に対応する図面に
向かって右側のSOI層1Aでは化学的研磨が余分に行
われるので素子分離領域表面よりもSOI層1Aの表面
が窪んでしまう、いわゆるディッシング(Dishing )が
発生する。言い換えれば、素子分離領域上のシリコン残
りが無いように全体を研磨すると、SOI層1Aの厚さ
が半導体基板の面内でばらつきを生じることになる。
【0010】ところで、上記のようなSOI層の膜厚の
ばらつきは、その上部に形成される素子の特性がばらつ
く原因になるという問題がある。また、ICの高集積化
の要請に応えるためにトランジスタを微細化するとパン
チスルー防止のためSOI層の薄膜化の必要性が高ま
る。しかし、上記のようなSOI層の厚さのばらつきは
薄膜化するほど顕著となる。極端な場合には部分的にS
OI層のシリコンが失われてしまう。さらに半導体基板
は大口径化が進んでいて、その厚さも大口径化に伴い増
大している。例えば、5インチシリコンウエハは、厚さ
が600μm〜700μmであるが、8インチシリコン
ウエハは厚さが約1mmとなる。そのため、今後ますま
す膜厚のばらつきの絶対値は大きくなる傾向にあるの
で、ウエハ全面にわたって均一な膜厚のSOI層を形成
することは極めて困難になる。
【0011】本発明は、上記課題に着目して創案された
ものであって、半導体基板の膜厚のばらつきが、SOI
層の膜厚のばらつきに影響されることなくSOI層の膜
厚の均一化を図り、さらにSOI層の薄膜化を図る半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされた半導体装置の製造方法である。すな
わち第1の製造方法は、半導体基板の表面上に絶縁膜を
形成した後、この絶縁膜上に他の基板を接着し、半導体
基板を裏面から研削しさらに研磨することにより薄膜化
して半導体薄膜を形成する方法において、絶縁膜を形成
する前または他の基板を接着する前に、半導体基板の表
面側からその内部に酸素をイオン注入した後、熱処理を
行うことにより酸素の注入領域を酸化して半導体基板内
に酸化層を形成する。また半導体基板の研磨は酸化層を
研磨ストッパにして行い、次いで酸化層を除去した後、
残った半導体基板を研磨して薄膜化することを解決手段
としている。
【0013】また第2の製造方法は、上記第1の製造方
法において、半導体基板内に酸化層を形成した後、その
半導体基板の表層に酸化層に到達しない深さの凹凸部を
形成して、続いてその凹凸部を覆う状態に絶縁膜を形成
する。また残った半導体基板を研磨して薄膜化すること
によって凹凸部のうち凸部を残すことを解決手段として
いる。
【0014】さらに第3の製造方法は、上記第1の製造
方法において、半導体基板内に酸化層を形成した後、こ
の半導体基板の表面に絶縁層と導電層パターンとを順に
積層して形成し、その後導電層パターンを覆う状態に絶
縁膜を形成する。そしてその後のプロセスは第1の製造
方法と同様にして行うことを解決手段としている。
【0015】また第4の製造方法は、上記第2の製造方
法において、凹凸部を形成した後、この凹凸部の表面に
絶縁層を形成してから凸部上の絶縁層表面に導電層パタ
ーンを形成し、続いて導電層パターンを覆う状態に絶縁
膜を形成する。そしてその後のプロセスは第2の製造方
法と同様にして行うことを解決手段としている。
【0016】
【作用】上記第1の半導体装置の製造方法では、半導体
基板に酸素をイオン注入して熱処理を行うことにより酸
化層を形成することから、この酸化層は半導体基板面内
において表面から一定の深さにかつ均等な厚さで形成さ
れる。その後、絶縁膜を介して半導体基板の表面側を他
の基板と接着してから半導体基板の裏面側から研削,研
磨することから、研削,研磨前の半導体基板に膜厚のば
らつきがあっても、上記酸化層が研磨ストッパになるの
で、酸化層上の半導体基板の部分が除去されたときに
は、酸化層を含めた半導体基板の表面側の膜厚が均一化
される。そのため、酸化層を除去した後に、さらに半導
体基板の研磨を進めて形成される半導体基板の薄膜の膜
厚は均一になる。この薄膜がSOI層になる。
【0017】上記第2の半導体装置の製造方法では、半
導体基板の表面に凹部と凸部とを形成し、その後に絶縁
膜を形成することから、シリコン基板を研削,研磨によ
って除去を進めると絶縁膜が研磨ストッパになって研磨
が停止される。そして半導体基板で形成した凸部が残さ
れ、この凸部がSOI層になる。また上記第1の製造方
法と同様の作用によって、シリコン基板中に形成したシ
リコン酸化層を除去した後のシリコン基板の残りの部分
は、各凹部および各凸部のそれぞれにおいて均一な膜厚
に形成される。その残りのシリコン基板を研磨して上記
SOI層を形成しているので、SOI層は均一な膜厚に
形成される。
【0018】上記第3の半導体装置の製造方法では、上
記第1の半導体装置の製造方法と同様の作用とともに、
半導体基板内に酸化層を形成した後にその半導体基板の
表面に絶縁層と導電層パターンとを順に形成し、次いで
この導電層パターンを覆う状態に絶縁膜を形成すること
から、この半導体基板を裏面側から研削、研磨、および
酸化層の除去によって、半導体基板の薄膜からなるSO
I層を形成したときには、SOI層の下部に絶縁層を介
して導電層パターンが埋め込まれた状態になる。
【0019】上記第4の半導体装置の製造方法では、上
記第1,第2の半導体装置の製造方法と同様の作用とと
もに、半導体基板内に酸化層を形成し、さらに半導体基
板の表層に酸化層に到達しない深さの凹凸部を形成す
る。次いで凹凸部の表面に絶縁層を形成してから凸部上
の絶縁層表面に導電層パターンを形成し、続いて導電層
パターンを覆う状態に少なくとも絶縁膜を形成すること
から、この半導体基板の裏面側から研削、研磨、および
酸化層の除去によって、半導体基板の凸部からなるSO
I層を形成したときには、SOI層の下部に絶縁層を介
して導電層パターンが埋め込まれた状態になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に関わる半導体装置の製造方法
の第1実施例を図1,図2に示す要部断面図に基づいて
説明する。
【0021】まず、図1(A)に示すように、半導体基
板としてのシリコン基板11に酸素イオンの注入(注入
量は例えば1018/cm2 、注入深さは例えば100n
m)を行う。次に、熱処理を施して、イオン注入された
酸素とシリコン基板11のシリコンとを反応させてシリ
コン酸化層12を形成する。図1(B)はシリコン酸化
層12が形成された状態を示す。また、このシリコン酸
化層12上は、シリコン基板11の表面側のシリコン層
11Aである。この方法は一般に行われているSIMO
X法と同様であり、イオン注入と熱処理とを交互に繰り
返すことにより、シリコン酸化層12の上のシリコン層
11Aの結晶性を良好に保つことができる。また、この
方法では、酸素のイオン注入によりシリコン酸化層12
を形成するため、その上のシリコン層11Aの膜厚は薄
くしかも均一に形成できる。
【0022】次に、図1(C)に示すように上記シリコ
ン層11Aの表面上に熱酸化およびCVD法によりシリ
コン酸化膜(厚さは例えば100nm〜1μm)13を
形成する。さらにCVD法により、多結晶シリコン膜
(厚さは例えば5μm)14を形成し、その表面側(2
点鎖線で示す部分)を研磨して平坦な張り合わせ面を形
成する。
【0023】次いで上記多結晶シリコン層14の表面を
他の基板としてのシリコン基板15の表面に張り合わ
せ、図2(A)に示すように、シリコン基板11の裏面
が上向きになるようにする。
【0024】続いて図2(B)に示すように、シリコン
基板11の裏面側(2点鎖線で示す部分)を研削、研磨
する。そしてシリコン酸化層12を研磨ストッパにし
て、このシリコン酸化層12で一旦研磨を止める。この
ときの研磨は研磨液を使用しながらの、いわば化学的研
磨を併用した物理的研磨により行うので、シリコン酸化
層の選択比の高い研磨液を用いれば、たとえシリコン基
板11〔図2(A)参照〕に膜厚のばらつきがあったと
しても研磨はシリコン酸化層12で停止する。
【0025】次に、シリコン酸化層12をフッ酸水溶液
でエッチングして除去する。さらにシリコン層(11
A)を研磨して薄膜化することにより、図2(C)に示
すように、均一な半導体薄膜としてのSOI層16を形
成する。
【0026】ここでの研磨は通常の半導体基板製作用の
研磨方法を用いればよく、シリコン酸化層と選択比のあ
る研磨液を使う必要はない。したがって、化学的要素の
強い研磨液によるシリコン基板表面の荒れを抑えること
ができる。
【0027】上記第1実施例では、半導体基板11に酸
素をイオン注入して熱処理を行うことによりシリコン酸
化層12を形成することから、このシリコン酸化層12
は半導体基板11面内において表面から一定の深さにか
つ均等な厚さに形成される。その後、絶縁膜としてシリ
コン酸化膜13および多結晶シリコン層14を介して半
導体基板11の表面側を他の基板であるシリコン基板1
5と接着してから半導体基板11の裏面側から研削,研
磨することから、研削,研磨前の半導体基板11に膜厚
のばらつきがあっても、上記シリコン酸化層12が研磨
ストッパになるので、シリコン酸化層12を含めた半導
体基板11の表面側の膜厚が均一化される。そのため、
シリコン酸化層12を除去した後に、さらに半導体基板
11の研磨を進めて形成される半導体薄膜であるSOI
層16は膜厚が均一になる。
【0028】以下、本発明に関わる半導体装置の製造方
法の第2実施例を図3〜図5に示す要部断面図に基づい
て説明する。
【0029】まず、図3(A)に示すように、半導体基
板としてシリコン基板21に酸素イオンの注入(注入量
は例えば1018/cm2 、注入深さは例えば100n
m)を行う。次に、熱処理を施して、イオン注入された
酸素とシリコン基板21のシリコンとを反応させて、シ
リコン基板21内にシリコン酸化層22を形成する。図
3(B)はシリコン酸化層22が形成された状態を示
す。この方法は一般に行われているSIMOX法と同様
であり、イオン注入と熱処理とを交互に繰り返すことに
より、シリコン酸化層22の上のシリコン層21Aの結
晶性を良好に保つことができる。また、この方法では、
制御性のよい酸素のイオン注入によりシリコン酸化層2
2を形成するので、その上のシリコン層21Aの膜厚は
薄くしかも均一に形成できる。
【0030】続いて図3(C)のように、シリコン基板
21の表面部(シリコン層21Aの表面部)の素子分離
領域を選択的にエッチング(エッチング深さは例えば7
0nm)して、シリコン酸化層22に到達しない深さの
凹部23を形成する。この凹部23以外の部分は、素子
が形成される凸部24になる。
【0031】次いで図3(D)に示すように、熱酸化お
よびCVD法により、上記凹部23と凸部24とを形成
したシリコン層21Aの表面上に、絶縁膜としてのシリ
コン酸化膜(厚さは例えば100nm〜1μm)25を
形成する。さらに図4(A)に示すように、CVD法に
より、上記シリコン酸化膜25上に多結晶シリコン膜
(厚さは例えば5μm)26を形成し、その表面側(2
点鎖線で示す部分)を研磨して平坦な張り合わせ面とす
る。
【0032】次に図4(B)に示すように、上記多結晶
シリコン膜26の表面を他の基板としてのシリコン基板
27の表面に張り合わせ、シリコン基板21の裏面が上
向きになるようにする。
【0033】その後図4(C)に示すように、シリコン
基板21の裏面側(2点鎖線で示す部分)を研削、研磨
する。そしてシリコン酸化層22を研磨ストッパにし
て、このシリコン酸化層22で研磨を一旦止める。この
ときの研磨は、研磨液を使用しながら、いわば化学的研
磨を併用した物理的研磨により行うので、シリコンと酸
化層との選択比の高い研磨液を用いれば、たとえシリコ
ン基板21に膜厚のばらつきがあったとしてもシリコン
酸化層22で研磨は停止する。
【0034】次いでシリコン酸化層22をフッ酸水溶液
でエッチングすることにより、図5(A)に示す構造と
する。このとき、シリコン層21Aは。各凹部23およ
び各凸部24のそれぞれにおいて均一な膜厚に形成さ
れ、しかもシリコン層21Aの表面はほぼ平坦に形成さ
れる。続いて素子分離領域のシリコン酸化膜25をスト
ッパとしてシリコン層21Aの表面側を研磨する。そし
て図5(B)に示すように、シリコン酸化膜25によっ
て分離された凸部(24)からなる半導体薄膜としての
SOI層28が形成される。ここでの研磨は、研磨液を
使用しながらの、いわば化学的研磨を併用した物理的研
磨により行う。
【0035】上記研磨では、図5(A)に示したよう
に、シリコン層21Aの膜厚は非常に薄くしかも均一な
ので、シリコン基板全体のシリコン残りのないようにオ
ーバポリシングする時間が少なくなる。そのため、部分
的に化学的研磨が余分に行われることがないので、素子
分離領域表面よりもSOI層28の表面が窪むことはな
い。
【0036】上記第2実施例では、半導体基板21の表
面に凹部23と凸部24とを形成し、その後に絶縁膜と
なるシリコン酸化膜25を形成することから、シリコン
基板21を研削,研磨によって除去を進めるとシリコン
酸化膜25が研磨ストッパになって研磨が停止される。
そして半導体基板21で形成した凸部24が残され、こ
の凸部24がSOI層28になる。また上記第1実施例
と同様の作用によって、シリコン基板21中に形成した
シリコン酸化層22を除去した後のシリコン層21A
は、各凹部23および各凸部24のそれぞれにおいて均
一な膜厚に形成される。そのシリコン層21Aを研磨し
て上記SOI層28を形成しているので、SOI層28
は均一な膜厚に形成される。
【0037】次に本発明に関わる半導体装置の製造方法
の第3実施例を図6,図7に示す要部断面図に基づいて
説明する。なお上記図1,図2で説明したのと同様の構
成部品には同一の符号を付す。
【0038】まず、前記第1実施例の図1(A)〜
(C)で説明したのと同様にして、半導体基板としての
シリコン基板11に酸素イオンの注入(注入量は例えば
1018/cm2 、注入深さは例えば100nm)を行
う。次に、熱処理を施して、イオン注入された酸素とシ
リコン基板11のシリコンとを反応させて、シリコン基
板11内にシリコン酸化層12を形成する。また、この
シリコン酸化層12の上は、シリコン基板11の表面側
のシリコン層11Aである。この状態を図6(A)に示
す。
【0039】そして図6(B)に示すように、シリコン
層11Aの表面を覆う状態にシリコン酸化膜からなる絶
縁層31を堆積する。その後、この絶縁層31のアニー
リングを行う。このシリコン酸化膜からなる絶縁層31
は熱酸化法によって形成してもよい。次いで例えばCV
D法によって、上記絶縁層31上に、例えば導電性不純
物を含む多結晶シリコンからなる導電層32を成膜す
る。
【0040】その後、リソグラフィーとエッチングとに
よって、上記導電層(32)をパターニングする。絶縁
層31を介して導電層(32)からなる導電層パターン
33を形成する。パターニングした状態を図6(C)に
示す。
【0041】次に図6(D)に示すように、熱酸化およ
びCVD法により、上記導電層パターン33を覆う状態
で上記絶縁層31上にシリコン酸化膜(厚さは例えば1
00nm〜1μm)13を形成する。なお、導電層パタ
ーン33をパターニングした際に絶縁層31を除去した
場合には、シリコン酸化膜13はシリコン層11A上に
形成される。さらに、多結晶シリコン膜(厚さは例えば
5μm)14をCVD法により形成し、その表面側(2
点鎖線で示す部分)を研磨して平坦な張り合わせ面とす
る。
【0042】その後前記第1実施例の図2(A)〜
(D)で説明したのと同様にして、図7(A)に示すよ
うに、上記多結晶シリコン層14の表面を、他の基板と
してのシリコン基板15の表面に張り合わせ、シリコン
基板11の裏面が上向きになるようにする。次いでシリ
コン基板11をその裏面側から研削、研磨して、シリコ
ン酸化層12を研磨ストッパにしてこのシリコン酸化層
12で研磨を一旦止める。このときの研磨は、研磨液を
使用しながらの、いわば化学的研磨を併用した物理的研
磨により行うので、シリコン酸化層12との選択比が高
い研磨液を用いれば、たとえシリコン基板11に膜厚の
ばらつきがあったとしてもシリコン酸化層12で研磨は
停止する。図7(B)はシリコン酸化層12で研磨を止
めた状態を示す。続いてフッ酸水溶液でシリコン酸化層
12をエッチングして除去する。さらにシリコン層11
Aを研磨して薄膜化することにより、図7(C)に示さ
れるように、均一な半導体薄膜としてのSOI層16
(11A)が形成される。
【0043】上記のように形成された導電層パターン3
3は、例えばボトムゲート電極として用いることがで
き、上記絶縁層31はゲート絶縁膜として用いることが
できる。その場合には、SOI層16にソース・ドレイ
ン領域(図示省略)が形成されることになる。
【0044】上記第3実施例では、上記第1実施例と同
様の作用とともに、半導体基板11内にシリコン酸化層
12を形成した後にその半導体基板11の表面に絶縁層
31と導電層パターン33とを順に形成し、次いでこの
導電層パターン33を覆う状態に絶縁膜となるシリコン
酸化膜14を形成することから、この半導体基板11を
裏面側から研削、研磨して半導体薄膜からなるSOI層
16を形成したときには、このSOI層16の下部に絶
縁層31を介して導電層パターン33が埋め込まれた状
態になる。
【0045】以下、本発明に関わる半導体装置の製造方
法の第4実施例を図8,図9に示す要部断面図に基づい
て説明する。なお上記図3〜図5で説明したのと同様の
構成部品には同一の符号を付す。
【0046】まず、前記第2実施例の図3(A)〜
(C)によって説明したと同様にして、以下のプロセス
を行う。すなわち、図8(A)に示すように、半導体基
板としてシリコン基板21に酸素イオンの注入(注入量
は例えば1018/cm2 、注入深さは例えば100n
m)を行う。次いで熱処理を施して、イオン注入された
酸素とシリコン基板21のシリコン基板21のシリコン
とを反応させて、シリコン基板21内にシリコン酸化層
22を形成する。その後シリコン基板21の表面部(シ
リコン層21Aの表面部)の素子分離領域を選択的にエ
ッチング(エッチング深さは例えば70nm)して、シ
リコン酸化層22に到達しない深さの凹部23を形成す
る。この凹部23以外の部分は、素子が形成される凸部
24になる。
【0047】次に図8(B)に示すように、例えばCV
D法によって、上記凹部23および凸部24の各表面を
覆う状態にシリコン酸化膜を形成して絶縁層41を形成
する。その後絶縁層41のアニーリングを行う。この絶
縁層41は、例えば熱酸化法によって形成することも可
能である。次いで例えばCVD法によって、上記絶縁層
41に被着する状態に、例えば多結晶シリコンからなる
導電層42を成膜する。その後、リソグラフィーとエッ
チングとによって上記導電層(42)をパターニングし
て、図8(C)に示すように、凸部24上に絶縁層41
を介して導電層(42)からなる導電層パターン43を
形成する。
【0048】次に、図8(D)に示すように、例えばC
VD法によって、導電層パターン43を覆う状態にして
上記絶縁層41上に絶縁膜となるシリコン酸化膜(厚さ
は例えば100nm〜1μm)25を形成する。さらに
CVD法によって、多結晶シリコン膜(厚さは例えば5
μm)26を積層状態に形成する。その後、多結晶シリ
コン膜25の表面側(2点鎖線で示す部分)を研磨して
平坦な張り合わせ面を形成する。
【0049】次に、上記第2実施例の図4(B)〜
(C)で説明したのと同様にして、以下のプロセスを行
う。すなわち、図9(A)に示すように、上記多結晶シ
リコン膜26の表面を、他の基板としてシリコン基板2
7の表面に張り合わせ、シリコン基板21の裏面が上向
きになるようにする。次いでシリコン基板21の裏面側
を研削、研磨し、シリコン酸化層22を研磨ストッパに
してシリコン酸化層22で研磨を一旦止める。このとき
の研磨は、研磨液を使用しながら、いわば化学的研磨を
併用した物理的研磨により行うので、シリコン酸化層2
2との選択比の高い研磨液を用いれば、たとえシリコン
基板21に膜厚のばらつきがあったとしてもシリコン酸
化層22で研磨は停止する。図9(B)はシリコン酸化
層で研磨を止めた状態を示す。
【0050】続いてフッ酸水溶液でシリコン酸化層22
をエッチングして除去する。さらにシリコン層21Aを
研磨する。図9(C)に示すように、この研磨では素子
分離領域の絶縁層41をストッパとして研磨することに
より、絶縁層41およびシリコン酸化膜25で分離され
た凹部24からなる半導体薄膜としてのSOI層28が
形成される。上記研磨において、絶縁層41が除去され
ている場合には、シリコン酸化膜25を研磨ストッパに
して研磨を行う。ここでの研磨は研磨液を使用しながら
の、いわば化学的研磨を併用した物理的研磨により行
う。
【0051】上記研磨では、シリコン酸化層22を除去
した後のシリコン層21Aの膜厚は非常に薄くしかも均
一なので、シリコン基板全体のシリコン残りのないよう
にオーバポリシングする時間が少なくなる。そのため、
部分的に化学的研磨が余分に行われることがないので、
素子分離領域表面よりもSOI層28の表面が窪むこと
はない。
【0052】上記のように形成された導電層パターン4
3は、例えばボトムゲート電極として用いることがで
き、上記絶縁層41はゲート絶縁膜として用いることが
できる。その場合には、SOI層28にソース・ドレイ
ン領域(図示省略)が形成されることになる。
【0053】上記第4実施例では、上記第1,第2実施
例と同様の作用とともに、半導体基板21内にシリコン
酸化層22を形成し、さらに半導体基板21の表層にシ
リコン酸化層22に到達しない深さの凹部23と凸部2
4とを形成する。次いで凹部23と凸部24との表面に
絶縁層41を形成してから凸部24上の絶縁層41表面
に導電層パターン43を形成し、続いて導電層パターン
43を覆う状態に絶縁膜となるシリコン酸化膜25を形
成することから、この半導体基板21の裏面側から研
削、研磨して半導体基板21の凸部24からなるSOI
層28を形成したときには、SOI層28の下部に絶縁
層41を介して導電層パターン43が埋め込まれた状態
になる。
【0054】さらに、各第1〜第4実施例では、SOI
層18または28の表面を研磨によって形成するので、
その表面は平滑に形成される。そのため、その表面に形
成したトランジスタのゲート酸化膜の信頼性は高くな
る。
【0055】以上、本発明の半導体装置の製造方法に関
わる第1〜第4実施例について説明したが、この発明
は、上記説明した各実施例に限定されるものではなく、
シリコン基板中にイオン注入と熱処理によってシリコン
酸化膜を形成する方法であればよい。例えば、酸素をイ
オン注入する各種のイオン注入として、イオン種に酸素
(O2 )を用いる以外にオゾン(O3 )を用いることも
可能である。
【0056】また、上記実施例では、他の基板としてシ
リコン基板を用いたがこれに限定されるものではなく、
絶縁基板を用いることも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、半導体基板の厚さにばらつきがあっても、SOI層
(半導体薄膜)の膜厚がばらつくことがなくなるため、
SOI層に形成した素子の安定化が図れる。また、SO
I層の膜厚のばらつきが少ないためにその薄膜化も可能
となり、SOI素子の微細化、すなわち、素子の高集積
化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部断面図(その
1)である。
【図2】本発明の第1実施例を示す要部断面図(その
2)である。
【図3】本発明の第2実施例を示す要部断面図(その
1)である。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部断面図(その
2)である。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部断面図(その
3)である。
【図6】本発明の第3実施例を示す要部断面図(その
1)である。
【図7】本発明の第3実施例を示す要部断面図(その
2)である。
【図8】本発明の第4実施例を示す要部断面図(その
1)である。
【図9】本発明の第4実施例を示す要部断面図(その
2)である。
【図10】従来例の要部断面図(その1)である。
【図11】従来例の要部断面図(その2)である。
【図12】課題を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
11,21 シリコン基板(半導体基板) 11A,21A シリコン層 12,22 シリコン酸化層 13,25 シリコン酸化膜 14,26 多結晶シリコン膜 15,27 シリコン基板(他の基板) 16,28 SOI層 31,41 絶縁層 33,43 導電層パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/12 B E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面上に絶縁膜を形成した
    後、該絶縁膜上に他の基板を接着し、前記半導体基板を
    裏面から研削しさらに研磨することにより薄膜化して半
    導体薄膜を形成する半導体装置の製造方法において、 前記絶縁膜を形成する前または前記他の基板を接着する
    前に、前記半導体基板の表面側から該半導体基板中に酸
    素をイオン注入した後、熱処理を行うことにより前記酸
    素の注入領域を酸化して該半導体基板内に酸化層を形成
    し、 前記半導体基板の研磨は前記酸化層を研磨ストッパにし
    て行い、次いで該酸化層を除去した後、残った半導体基
    板を研磨して薄膜化することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記半導体基板内に前記酸化層を形成した後に該半導体
    基板の表層に該酸化層に到達しない深さの凹凸部を形成
    して、続いて該凹凸部を覆う状態に前記絶縁膜を形成
    し、 前記残った半導体基板を研磨して薄膜化することによっ
    て前記凹凸部のうち凸部を残すことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記半導体基板内に前記酸化層を形成した後、該半導体
    基板の表面に絶縁層と導電層パターンとを順に積層して
    形成し、その後前記導電層パターンを覆う状態に前記絶
    縁膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記凹凸部を形成した後、前記凹凸部の表面に絶縁層を
    形成してから凸部上の該絶縁層表面に導電層パターンを
    形成し、続いて前記導電層パターンを覆う状態に前記絶
    縁膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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