JPH07321196A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH07321196A JPH07321196A JP6136294A JP13629494A JPH07321196A JP H07321196 A JPH07321196 A JP H07321196A JP 6136294 A JP6136294 A JP 6136294A JP 13629494 A JP13629494 A JP 13629494A JP H07321196 A JPH07321196 A JP H07321196A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、該絶
縁膜上に他の基板を接着し、半導体基板を裏面から研磨
することにより薄膜化し、SOI層等の半導体部分を形
成する半導体装置の製造方法について、半導体基板の膜
厚のばらつきが、形成すべき半導体部分であるSOI層
等の膜厚のばらつきに影響することなく、該半導体部分
(SOI層等)の膜厚の均一性の向上や薄膜化を可能と
する。 【構成】 半導体基板11に深さの異なる数種類の凹部
18,19を形成し、絶縁膜12を介して該半導体基板
の表面側に他の基板14を接着し、半導体基板の裏面か
ら研磨して薄膜化し、凹部のうち深さの深い凹部19を
研磨のストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部19の
絶縁膜12を除去した後等に研磨して薄膜化を行う。
縁膜上に他の基板を接着し、半導体基板を裏面から研磨
することにより薄膜化し、SOI層等の半導体部分を形
成する半導体装置の製造方法について、半導体基板の膜
厚のばらつきが、形成すべき半導体部分であるSOI層
等の膜厚のばらつきに影響することなく、該半導体部分
(SOI層等)の膜厚の均一性の向上や薄膜化を可能と
する。 【構成】 半導体基板11に深さの異なる数種類の凹部
18,19を形成し、絶縁膜12を介して該半導体基板
の表面側に他の基板14を接着し、半導体基板の裏面か
ら研磨して薄膜化し、凹部のうち深さの深い凹部19を
研磨のストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部19の
絶縁膜12を除去した後等に研磨して薄膜化を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に、半導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、
該絶縁膜上に例えば多結晶シリコン層等の接合層を介し
てあるいは直接に他の基板を接着し、上記半導体基板を
裏面から研磨することにより薄膜化し、いわゆるSOI
層等の半導体部分を形成する半導体装置の製造方法に関
するものである。
に関し、特に、半導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、
該絶縁膜上に例えば多結晶シリコン層等の接合層を介し
てあるいは直接に他の基板を接着し、上記半導体基板を
裏面から研磨することにより薄膜化し、いわゆるSOI
層等の半導体部分を形成する半導体装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体部分が例えば薄膜状に
形成されてこれが絶縁材料に囲まれ、島状に存在する構
造の半導体装置が知られている。例えば、この種のもの
として、絶縁膜上に薄膜のシリコン層が形成されたSO
I(Silicon on Insulator)半導
体装置が知られている。このような半導体装置は、バル
クの半導体装置に比較して、ラッチアップがない、
耐放射線特性が良い、接合容量が少なく回路の高速化
が図れるなどの利点を有し、また、完全空乏型SOI半
導体装置では、部分空乏型SOI半導体装置と比較し
て、更に、S値が小さい、基板バイアス効果が受け
にくいなど多くの利点を有する。
形成されてこれが絶縁材料に囲まれ、島状に存在する構
造の半導体装置が知られている。例えば、この種のもの
として、絶縁膜上に薄膜のシリコン層が形成されたSO
I(Silicon on Insulator)半導
体装置が知られている。このような半導体装置は、バル
クの半導体装置に比較して、ラッチアップがない、
耐放射線特性が良い、接合容量が少なく回路の高速化
が図れるなどの利点を有し、また、完全空乏型SOI半
導体装置では、部分空乏型SOI半導体装置と比較し
て、更に、S値が小さい、基板バイアス効果が受け
にくいなど多くの利点を有する。
【0003】SOI半導体装置を形成するためのSOI
基板の製造方法には、半導体基板と他の基板を少なくと
も絶縁膜を介して接着し、半導体基板を裏面から研磨
(一般に、研磨終点近くまでの研削と、最終的な精密な
研磨工程とから成る)することにより薄膜化することに
よって得られたSOI層に素子を形成するはり合わせ法
という製造方法がある。このSOI基板の製造方法は、
シリコン基板中に酸素のイオン注入を行い、熱処理をし
て埋め込み酸化膜を形成するSIMOX法と比較して、
SOI層の両面に素子を形成できるという利点もあっ
て、様々な応用が期待できる方法である。
基板の製造方法には、半導体基板と他の基板を少なくと
も絶縁膜を介して接着し、半導体基板を裏面から研磨
(一般に、研磨終点近くまでの研削と、最終的な精密な
研磨工程とから成る)することにより薄膜化することに
よって得られたSOI層に素子を形成するはり合わせ法
という製造方法がある。このSOI基板の製造方法は、
シリコン基板中に酸素のイオン注入を行い、熱処理をし
て埋め込み酸化膜を形成するSIMOX法と比較して、
SOI層の両面に素子を形成できるという利点もあっ
て、様々な応用が期待できる方法である。
【0004】しかし、はり合わせ法は、SIMOX法に
比べ、SOI層の膜厚制御性が悪く、SOI層の薄膜化
が困難であると一般に言われている。
比べ、SOI層の膜厚制御性が悪く、SOI層の薄膜化
が困難であると一般に言われている。
【0005】以下この問題点について、図10ないし図
16を参照して説明する。図10ないし図16は、SO
I半導体装置の製造方法の従来例を工程順に示すもので
ある。以下図10ないし図16に従って説明を行う。
16を参照して説明する。図10ないし図16は、SO
I半導体装置の製造方法の従来例を工程順に示すもので
ある。以下図10ないし図16に従って説明を行う。
【0006】まず、半導体基板21(ここではシリコン
基板)の表面部にレジストパターン26を形成する(図
10)。このレジストパターン26をマスクにして半導
体基板1の表面を選択的なエッチング(エッチング深さ
は例えば100nm以下)によりパターニングする(図
11)。このフォトリソグラフィ技術を用いてのパター
ニングにより、後に素子分離領域の一部を構成すること
になる凹部18′が形成される。凸部20が後に半導体
部分であるSOI層となる。
基板)の表面部にレジストパターン26を形成する(図
10)。このレジストパターン26をマスクにして半導
体基板1の表面を選択的なエッチング(エッチング深さ
は例えば100nm以下)によりパターニングする(図
11)。このフォトリソグラフィ技術を用いてのパター
ニングにより、後に素子分離領域の一部を構成すること
になる凹部18′が形成される。凸部20が後に半導体
部分であるSOI層となる。
【0007】次に、上記半導体基板21の表面上に熱酸
化およびCVD法によりシリコン酸化膜(厚さ例えば1
00nm〜1μm)22を形成する。
化およびCVD法によりシリコン酸化膜(厚さ例えば1
00nm〜1μm)22を形成する。
【0008】続いて、はり合わせを容易ならしめるため
の接合層として多結晶シリコン層(厚さ例えば5μm)
23をCVD法により形成し、その表面を研磨して平坦
なはり合わせ面とする。図12は多結晶シリコン23の
平坦化研磨後の状態を示す。
の接合層として多結晶シリコン層(厚さ例えば5μm)
23をCVD法により形成し、その表面を研磨して平坦
なはり合わせ面とする。図12は多結晶シリコン23の
平坦化研磨後の状態を示す。
【0009】次に、上記多結晶シリコン層23の表面
を、台となる他の基板24の表面にはり合わせ、図13
に示すように、半導体基板21を上下逆さまに、すなわ
ち、半導体基板21の裏面が上向きになるようにする。
を、台となる他の基板24の表面にはり合わせ、図13
に示すように、半導体基板21を上下逆さまに、すなわ
ち、半導体基板21の裏面が上向きになるようにする。
【0010】次に、図14ないし図16に示すように、
半導体基板21の裏面(図14での上面)を素子分離領
域となるシリコン酸化膜22をストッパーとして研磨す
ることにより、SOI層25を形成する。ここで、研磨
は研磨液を使用しながらの、いわば化学的研磨を併用し
た物理的研磨により行う。
半導体基板21の裏面(図14での上面)を素子分離領
域となるシリコン酸化膜22をストッパーとして研磨す
ることにより、SOI層25を形成する。ここで、研磨
は研磨液を使用しながらの、いわば化学的研磨を併用し
た物理的研磨により行う。
【0011】このとき、図14に示されるように半導体
基板21に膜厚のばらつきがあっても、素子分離領域の
シリコン酸化膜22が物理的な研磨のストッパーとなる
ため、シリコンの残っているところが選択的に研磨さ
れ、最終的には、図16に示されるように、素子分離領
域のシリコン酸化膜22に囲まれたSOI層25を形成
することができる。
基板21に膜厚のばらつきがあっても、素子分離領域の
シリコン酸化膜22が物理的な研磨のストッパーとなる
ため、シリコンの残っているところが選択的に研磨さ
れ、最終的には、図16に示されるように、素子分離領
域のシリコン酸化膜22に囲まれたSOI層25を形成
することができる。
【0012】そして、このSOI層25に半導体装置を
製造することが可能となるる。
製造することが可能となるる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
基板21が薄かった部分、すなわち、図16の左側のS
OI層では、化学的研磨が余分に行われるので、素子分
離領域表面よりもSOI層25の表面が凹んでしまう。
基板21が薄かった部分、すなわち、図16の左側のS
OI層では、化学的研磨が余分に行われるので、素子分
離領域表面よりもSOI層25の表面が凹んでしまう。
【0014】言い換えれば、素子分離領域上のシリコン
残りが無いように全体を研磨すると、SOI層の厚さが
半導体基板の面内でばらつきを生じるということであ
る。
残りが無いように全体を研磨すると、SOI層の厚さが
半導体基板の面内でばらつきを生じるということであ
る。
【0015】ところで、上記のようなSOI層の膜厚の
ばらつきは、その上部に形成される素子の特性のばらつ
きを生じるという問題がある。
ばらつきは、その上部に形成される素子の特性のばらつ
きを生じるという問題がある。
【0016】また、IC等の微細化した半導体装置の高
集積化の要請に応えるべくトランジスタを微細化する
と、パンチスルー防止のためにSOI層の薄膜化の必要
性が高まるが、上記のようなSOI層の厚さのばらつき
は、薄膜化するほど顕著になり、極端な場合には部分的
にSOI層が失われてしまう問題がある。
集積化の要請に応えるべくトランジスタを微細化する
と、パンチスルー防止のためにSOI層の薄膜化の必要
性が高まるが、上記のようなSOI層の厚さのばらつき
は、薄膜化するほど顕著になり、極端な場合には部分的
にSOI層が失われてしまう問題がある。
【0017】この解決には、半導体基板の膜厚のばらつ
きを少なくすることが必要である。しかし大口径化が進
む半導体基板は厚さもそれに伴い増大するため、今後ま
すます膜厚のばらつきの絶対値は大きくなるが傾向にあ
る。例えば、5インチシリコンウェーハは、厚さが60
0〜700μmであるが、8インチウェーハは厚さが約
1mmとなる。
きを少なくすることが必要である。しかし大口径化が進
む半導体基板は厚さもそれに伴い増大するため、今後ま
すます膜厚のばらつきの絶対値は大きくなるが傾向にあ
る。例えば、5インチシリコンウェーハは、厚さが60
0〜700μmであるが、8インチウェーハは厚さが約
1mmとなる。
【0018】本発明は、このような従来の問題点に着目
して創案されたものであって、半導体基板の膜厚のばら
つきが、形成すべき半導体部分であるSOI層等の膜厚
のばらつきに影響することなく、該半導体部分(SOI
層等)の膜厚の均一性を向上させることが可能であり、
さらに、これにより半導体部分(SOI等)の薄膜化を
可能として性能の向上を図ることも可能にする半導体装
置の製造方法を得ようとすることを目的とする。
して創案されたものであって、半導体基板の膜厚のばら
つきが、形成すべき半導体部分であるSOI層等の膜厚
のばらつきに影響することなく、該半導体部分(SOI
層等)の膜厚の均一性を向上させることが可能であり、
さらに、これにより半導体部分(SOI等)の薄膜化を
可能として性能の向上を図ることも可能にする半導体装
置の製造方法を得ようとすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本出願の請求項1の発明
は、半導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜上
に他の基板を接着し、前記半導体基板を裏面から研磨す
ることにより薄膜化し、半導体部分を形成する半導体装
置の製造方法において、前記半導体基板に深さの異なる
数種類の凹部を形成した後、少なくとも絶縁膜を介して
該半導体基板の表面側に前記他の基板を接着し、前記半
導体基板の裏面から研磨して薄膜化し、前記凹部のうち
深さの深い凹部を研磨のストッパーとして一旦研磨を止
め、該凹部の絶縁膜を除去した後等に研磨して薄膜化を
行うことを特徴とする半導体装置の製造方法であって、
これにより上記課題を解決するものである。
は、半導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜上
に他の基板を接着し、前記半導体基板を裏面から研磨す
ることにより薄膜化し、半導体部分を形成する半導体装
置の製造方法において、前記半導体基板に深さの異なる
数種類の凹部を形成した後、少なくとも絶縁膜を介して
該半導体基板の表面側に前記他の基板を接着し、前記半
導体基板の裏面から研磨して薄膜化し、前記凹部のうち
深さの深い凹部を研磨のストッパーとして一旦研磨を止
め、該凹部の絶縁膜を除去した後等に研磨して薄膜化を
行うことを特徴とする半導体装置の製造方法であって、
これにより上記課題を解決するものである。
【0020】本出願の請求項2の発明は、前記研磨が、
研磨終了点近傍までの研削工程と、研磨終点までの精密
な研磨工程とからなる請求項1に記載の半導体装置の製
造方法であって、これにより上記課題を解決するもので
ある。
研磨終了点近傍までの研削工程と、研磨終点までの精密
な研磨工程とからなる請求項1に記載の半導体装置の製
造方法であって、これにより上記課題を解決するもので
ある。
【0021】本出願の請求項3の発明は、前記半導体基
板上の絶縁膜上に接合層を形成し、前記他の基板をこの
接合層を介してはり合わせることを特徴とする請求項1
または2に記載の半導体装置の製造方法であって、これ
により上記課題を解決するものである。
板上の絶縁膜上に接合層を形成し、前記他の基板をこの
接合層を介してはり合わせることを特徴とする請求項1
または2に記載の半導体装置の製造方法であって、これ
により上記課題を解決するものである。
【0022】本出願の請求項4の発明は、半導体基板が
Si基板であり、形成する半導体部分がSOI層である
ことを特徴とする請求項1ないし3に記載の半導体装置
の製造方法であって、これにより上記課題を解決するも
のである。
Si基板であり、形成する半導体部分がSOI層である
ことを特徴とする請求項1ないし3に記載の半導体装置
の製造方法であって、これにより上記課題を解決するも
のである。
【0023】本発明は、半導体基板に深さの異なる数種
類の凹部を形成したのち、少なくとも絶縁膜を介して該
半導体基板の表面側に台となる他の基板を接着し、前記
半導体基板の裏面から研削、研磨して薄膜化し、前記凹
部のうち深さの深い凹部に埋め込まれた絶縁膜を研磨の
ストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を除
去したのち更に研磨して薄膜化して薄膜半導体部分を形
成する態様で、好ましく実施することができる。
類の凹部を形成したのち、少なくとも絶縁膜を介して該
半導体基板の表面側に台となる他の基板を接着し、前記
半導体基板の裏面から研削、研磨して薄膜化し、前記凹
部のうち深さの深い凹部に埋め込まれた絶縁膜を研磨の
ストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を除
去したのち更に研磨して薄膜化して薄膜半導体部分を形
成する態様で、好ましく実施することができる。
【0024】
【作用】本発明によれば、半導体基板に深さの異なる数
種類の凹部を形成したのち、少なくとも絶縁膜を介して
該半導体基板の表面側に台となる他の基板を接着し、前
記半導体基板の裏面から研削、研磨して薄膜化し、前記
凹部のうち深さの深い凹部に埋め込まれた絶縁膜を研磨
のストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を
除去したのち更に研磨して薄膜化することにより、前記
半導体基板に膜厚のばらつきがあっても、最終的に形成
する半導体部分(SOI層等)の膜厚がばらつきが少な
いために薄膜化も可能となり、SOI素子等の微細化が
可能となる。
種類の凹部を形成したのち、少なくとも絶縁膜を介して
該半導体基板の表面側に台となる他の基板を接着し、前
記半導体基板の裏面から研削、研磨して薄膜化し、前記
凹部のうち深さの深い凹部に埋め込まれた絶縁膜を研磨
のストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を
除去したのち更に研磨して薄膜化することにより、前記
半導体基板に膜厚のばらつきがあっても、最終的に形成
する半導体部分(SOI層等)の膜厚がばらつきが少な
いために薄膜化も可能となり、SOI素子等の微細化が
可能となる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。但し当然のことではあるが、本発明は図
示の実施例により限定を受けるものではない。
して説明する。但し当然のことではあるが、本発明は図
示の実施例により限定を受けるものではない。
【0026】実施例1 この実施例は、本発明を、シリコン半導体基板を用いた
SOI半導体装置の製造方法として具体化したものであ
る。図1ないし図9を参照する。
SOI半導体装置の製造方法として具体化したものであ
る。図1ないし図9を参照する。
【0027】本実施例の半導体装置の製造方法は、半導
体基板(ここではシリコン基板)の表面上に絶縁膜(こ
こではSiO2 膜)を形成し、該絶縁膜上に他の基板を
接着し、前記半導体基板を裏面から研磨することにより
薄膜化し、半導体部分(ここではSOI層)を形成する
際、半導体基板11に深さの異なる数種類の凹部18,
19を形成した(図1ないし図3)後、少なくとも絶縁
膜12(図4参照)を介して該半導体基板11の表面側
に台となる他の基板14を接着し(図5)、前記半導体
基板11の裏面から研磨して薄膜化し(図6)、前記凹
部18,19のうち深さの深い凹部19内の絶縁膜を研
磨のストッパーとして一旦研磨を止め(図7)、該凹部
19の絶縁膜を除去した(図8)後、更に研磨して薄膜
化を行う(図9)構成を採る。
体基板(ここではシリコン基板)の表面上に絶縁膜(こ
こではSiO2 膜)を形成し、該絶縁膜上に他の基板を
接着し、前記半導体基板を裏面から研磨することにより
薄膜化し、半導体部分(ここではSOI層)を形成する
際、半導体基板11に深さの異なる数種類の凹部18,
19を形成した(図1ないし図3)後、少なくとも絶縁
膜12(図4参照)を介して該半導体基板11の表面側
に台となる他の基板14を接着し(図5)、前記半導体
基板11の裏面から研磨して薄膜化し(図6)、前記凹
部18,19のうち深さの深い凹部19内の絶縁膜を研
磨のストッパーとして一旦研磨を止め(図7)、該凹部
19の絶縁膜を除去した(図8)後、更に研磨して薄膜
化を行う(図9)構成を採る。
【0028】本実施例においては、研磨は、深い凹部1
9の絶縁膜をストッパーとする前段階については研磨終
了点近傍までの研削工程と、研磨終点までの精密な研磨
工程とで行い、後段落の研磨は、精密な研磨工程で行っ
た。
9の絶縁膜をストッパーとする前段階については研磨終
了点近傍までの研削工程と、研磨終点までの精密な研磨
工程とで行い、後段落の研磨は、精密な研磨工程で行っ
た。
【0029】また本実施例では、半導体基板11上の絶
縁膜12上に接合層13(ここでは多結晶シリコン層)
を形成し、他の基板14をこの接合層13を介してはり
合わせるようにして、はり合わせを良好に実現できるよ
うにした。
縁膜12上に接合層13(ここでは多結晶シリコン層)
を形成し、他の基板14をこの接合層13を介してはり
合わせるようにして、はり合わせを良好に実現できるよ
うにした。
【0030】更に詳しくは、本実施例では、以下の工程
によりSOI半導体装置を形成した。図1ないし図9を
参照する。はじめに図1を参照する。
によりSOI半導体装置を形成した。図1ないし図9を
参照する。はじめに図1を参照する。
【0031】本実施例では、まず、半導体基板11(こ
こではシリコン基板)の表面部にレジストパターン16
を形成する(図1)。このレジストパターン16をマス
クにして半導体基板11の表面を選択的なエッチング
(エッチング深さは例えば100nm以下)によりパタ
ーニングする(図2)。このフォトリソグラフィ技術を
用いてのパターニングにより、後に素子分離領域の一部
を構成することになる凹部18が形成される。凸部10
が後に半導体部分であるSOI層となる。
こではシリコン基板)の表面部にレジストパターン16
を形成する(図1)。このレジストパターン16をマス
クにして半導体基板11の表面を選択的なエッチング
(エッチング深さは例えば100nm以下)によりパタ
ーニングする(図2)。このフォトリソグラフィ技術を
用いてのパターニングにより、後に素子分離領域の一部
を構成することになる凹部18が形成される。凸部10
が後に半導体部分であるSOI層となる。
【0032】次に、図3に示すように、更にレジストを
パターニングしてレジストパターン17を得、これをマ
スクにエッチング(エッチング深さは例えば300nm
〜1μm)を行い、前記凹部18より深さの深い凹部1
9を形成する。
パターニングしてレジストパターン17を得、これをマ
スクにエッチング(エッチング深さは例えば300nm
〜1μm)を行い、前記凹部18より深さの深い凹部1
9を形成する。
【0033】ここで、深さの深い凹部19は、できるだ
け面積は大きく、1つ1つの間隔が狭い方が望ましい。
け面積は大きく、1つ1つの間隔が狭い方が望ましい。
【0034】次に、エッチングされた上記半導体基板1
1の表面上に、熱酸化及び/またはCVD法により絶縁
膜12としてシリコン酸化膜(厚さ例えば100nm〜
1μm)を形成する。更に、接合層13として多結晶シ
リコン層(厚さ例えば5μm)をCVD法により形成
し、その表面を研磨して平坦なはり合わせ面とする。接
合層13は、後工程の他の基板14とのはり合わせ接合
を容易かつ確実ならしめるためのものである。図4は接
合層13である多結晶シリコンの研磨後の状態を示す。
1の表面上に、熱酸化及び/またはCVD法により絶縁
膜12としてシリコン酸化膜(厚さ例えば100nm〜
1μm)を形成する。更に、接合層13として多結晶シ
リコン層(厚さ例えば5μm)をCVD法により形成
し、その表面を研磨して平坦なはり合わせ面とする。接
合層13は、後工程の他の基板14とのはり合わせ接合
を容易かつ確実ならしめるためのものである。図4は接
合層13である多結晶シリコンの研磨後の状態を示す。
【0035】次に、上記接合層(多結晶シリコン層)1
3の表面を、台となる他の基板14の表面にはり合わ
せ、図5に示すように、半導体基板11を上下逆さま
に、すなわち、半導体基板11の裏面が上向きになるよ
うにする。
3の表面を、台となる他の基板14の表面にはり合わ
せ、図5に示すように、半導体基板11を上下逆さま
に、すなわち、半導体基板11の裏面が上向きになるよ
うにする。
【0036】ここで、台となる他の基板14は必ずしも
半導体基板に限るわけではなく、その後のプロセスと適
合すればどのような種類の基板を用いてもかまわない。
但し、台とするのみならず、この基板14にも後に素子
を形成するのであれば、半導体基板を用いることができ
る。一般的に言えば、熱膨張等の関係で、半導体基板1
1と同種のものを用いる方が問題ないので、ここでは他
の基板14としても、シリコン基板を用いた。
半導体基板に限るわけではなく、その後のプロセスと適
合すればどのような種類の基板を用いてもかまわない。
但し、台とするのみならず、この基板14にも後に素子
を形成するのであれば、半導体基板を用いることができ
る。一般的に言えば、熱膨張等の関係で、半導体基板1
1と同種のものを用いる方が問題ないので、ここでは他
の基板14としても、シリコン基板を用いた。
【0037】次に、半導体基板11を裏から研磨する。
ここでは粗削りに相当する研削を行い、更に仕上げに相
当する精密な研磨を行う。そして、前記深さの深い凹部
19に埋め込まれた絶縁膜(酸化膜)をストッパーとし
て研磨を一旦止める。図7は、この深い凹部19の絶縁
膜(シリコン酸化膜)12で研磨を止めた状態を示す。
ここでは粗削りに相当する研削を行い、更に仕上げに相
当する精密な研磨を行う。そして、前記深さの深い凹部
19に埋め込まれた絶縁膜(酸化膜)をストッパーとし
て研磨を一旦止める。図7は、この深い凹部19の絶縁
膜(シリコン酸化膜)12で研磨を止めた状態を示す。
【0038】このとき、研磨は研磨液を使用しながら
の、いわば化学的研磨を併用した物理的研磨により行
う。研磨液はシリコン酸化膜との選択比の高い液を用
い、研磨布は底づり(dishing。底部中央が凹状
に研磨されすぎてしまうこと)の少ない硬いもの(たわ
みの少ないもの)を用いる。
の、いわば化学的研磨を併用した物理的研磨により行
う。研磨液はシリコン酸化膜との選択比の高い液を用
い、研磨布は底づり(dishing。底部中央が凹状
に研磨されすぎてしまうこと)の少ない硬いもの(たわ
みの少ないもの)を用いる。
【0039】次に、絶縁膜(シリコン酸化膜)12を、
ドライあるいはウェットエッチングにより途中まで除去
して、図8の状態とする。エッチングの深さは最終的に
研磨のストッパーとなる酸化膜表面とほぼ一致させるこ
とが望ましい。
ドライあるいはウェットエッチングにより途中まで除去
して、図8の状態とする。エッチングの深さは最終的に
研磨のストッパーとなる酸化膜表面とほぼ一致させるこ
とが望ましい。
【0040】更に、半導体基板11を素子分離領域とな
る絶縁膜(シリコン酸化膜)12(凹部18の絶縁膜)
をストッパーとして研磨することにより、図9に示され
るように、絶縁膜(シリコン酸化膜)12に囲まれた半
導体部分(シリコン部分であるSOI層)15を形成す
る。ここでも、研磨は研磨液を使用しながらの、いわば
化学的研磨を併用した物理的研磨により行う。ここでの
研磨は、精密な仕上げ研磨で行った。
る絶縁膜(シリコン酸化膜)12(凹部18の絶縁膜)
をストッパーとして研磨することにより、図9に示され
るように、絶縁膜(シリコン酸化膜)12に囲まれた半
導体部分(シリコン部分であるSOI層)15を形成す
る。ここでも、研磨は研磨液を使用しながらの、いわば
化学的研磨を併用した物理的研磨により行う。ここでの
研磨は、精密な仕上げ研磨で行った。
【0041】現在、前記半導体基板11に用いられてい
るシリコンウェーハは、膜厚のばらつきが少なくとも例
えば数μm程度は存在しているが、図7の段階で、研磨
により薄膜化された半導体基板11の膜厚のばらつきは
数百nm程度に抑えられている。
るシリコンウェーハは、膜厚のばらつきが少なくとも例
えば数μm程度は存在しているが、図7の段階で、研磨
により薄膜化された半導体基板11の膜厚のばらつきは
数百nm程度に抑えられている。
【0042】従って、その後半導体基板11の全体をシ
リコン残りのないように研磨しても、オーバーポリッシ
ュする時間が少ないため、部分的に化学的研磨が余分に
行われて素子分離領域表面よりも半導体部分(SOI
層)15の表面が凹んでしまうということがない(図9
参照)。
リコン残りのないように研磨しても、オーバーポリッシ
ュする時間が少ないため、部分的に化学的研磨が余分に
行われて素子分離領域表面よりも半導体部分(SOI
層)15の表面が凹んでしまうということがない(図9
参照)。
【0043】以上、実施例について説明したが、この発
明は、深さの違う数種類の凹部を形成し、実施例を何度
か繰り返すことにより、段階的に半導体基板を薄膜化す
るように具体化することも可能である。
明は、深さの違う数種類の凹部を形成し、実施例を何度
か繰り返すことにより、段階的に半導体基板を薄膜化す
るように具体化することも可能である。
【0044】以上に説明したように、本実施例では、半
導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜上に他の
基板を接着し、前記半導体基板を裏面から研削、研磨す
ることにより薄膜化し、半導体薄膜を形成する半導体装
置の製造方法において、半導体基板に深さの異なる数種
類の凹部を形成したのち、少なくとも絶縁膜を介して該
半導体基板の表面側に他の基板を接着し、前記半導体基
板の裏面から研削、研磨して薄膜化し、前記凹部のうち
深さの深い凹部に埋め込まれた絶縁膜を研磨のストッパ
ーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を除去したの
ち更に研磨して薄膜化することにより、前記半導体基板
に膜厚のばらつきがあっても、SOI層の膜厚がばらつ
くことがなく、その上部に形成した素子の安定化を図る
ことができる。また、更に、SOI層のばらつきが少な
いために薄膜化も可能となり、SOI素子の微細化、す
なわち、素子の高集積化が可能となる。
導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜上に他の
基板を接着し、前記半導体基板を裏面から研削、研磨す
ることにより薄膜化し、半導体薄膜を形成する半導体装
置の製造方法において、半導体基板に深さの異なる数種
類の凹部を形成したのち、少なくとも絶縁膜を介して該
半導体基板の表面側に他の基板を接着し、前記半導体基
板の裏面から研削、研磨して薄膜化し、前記凹部のうち
深さの深い凹部に埋め込まれた絶縁膜を研磨のストッパ
ーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を除去したの
ち更に研磨して薄膜化することにより、前記半導体基板
に膜厚のばらつきがあっても、SOI層の膜厚がばらつ
くことがなく、その上部に形成した素子の安定化を図る
ことができる。また、更に、SOI層のばらつきが少な
いために薄膜化も可能となり、SOI素子の微細化、す
なわち、素子の高集積化が可能となる。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、本発明の半導体装置の製造
方法は、半導体基板の膜厚のばらつきが、形成すべき半
導体部分であるSOI層等の膜厚のばらつきに影響する
ことなく、該半導体部分(SOI層等)の膜厚の均一性
を向上させることが可能であり、さらに、これにより半
導体部分(SOI等)の薄膜化を可能とし、性能の向上
をも可能としたものである。
方法は、半導体基板の膜厚のばらつきが、形成すべき半
導体部分であるSOI層等の膜厚のばらつきに影響する
ことなく、該半導体部分(SOI層等)の膜厚の均一性
を向上させることが可能であり、さらに、これにより半
導体部分(SOI等)の薄膜化を可能とし、性能の向上
をも可能としたものである。
【図1】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(1)。
示すものである(1)。
【図2】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(2)。
示すものである(2)。
【図3】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(3)。
示すものである(3)。
【図4】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(4)。
示すものである(4)。
【図5】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(5)。
示すものである(5)。
【図6】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(6)。
示すものである(6)。
【図7】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(7)。
示すものである(7)。
【図8】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(8)。
示すものである(8)。
【図9】実施例1の半導体装置製造工程を順に断面図で
示すものである(9)。
示すものである(9)。
【図10】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(1)。
図で示すものである(1)。
【図11】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(2)。
図で示すものである(2)。
【図12】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(3)。
図で示すものである(3)。
【図13】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(4)。
図で示すものである(4)。
【図14】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(5)。
図で示すものである(5)。
【図15】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(6)。
図で示すものである(6)。
【図16】従来法による半導体装置製造工程を順に断面
図で示すものである(7)。
図で示すものである(7)。
11 半導体基板(シリコン基板) 12 絶縁膜(シリコン酸化膜) 13 接合層(多結晶シリコン層) 14 他の基板(台となる基板) 15 半導体部分(SOI層) 16,17 レジストパターン 18 凹部(素子分離領域部分となる凹部) 19 深い凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/08 331 E 27/12 B F
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板の表面上に絶縁膜を形成し、該
絶縁膜上に他の基板を接着し、前記半導体基板を裏面か
ら研磨することにより薄膜化し、半導体部分を形成する
半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板に深さの異なる数種類の凹部を形成した
後、少なくとも絶縁膜を介して該半導体基板の表面側に
前記他の基板を接着し、前記半導体基板の裏面から研磨
して薄膜化し、前記凹部のうち深さの深い凹部を研磨の
ストッパーとして一旦研磨を止め、該凹部の絶縁膜を除
去した後等に研磨して薄膜化を行うことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記研磨が、研磨終了点近傍までの研削工
程と、研磨終点までの精密な研磨工程とからなる請求項
1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記半導体基板上の絶縁膜上に接合層を形
成し、前記他の基板をこの接合層を介してはり合わせる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項4】半導体基板がSi基板であり、形成する半
導体部分がSOI層であることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6136294A JPH07321196A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6136294A JPH07321196A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321196A true JPH07321196A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15171818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6136294A Pending JPH07321196A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07321196A (ja) |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6136294A patent/JPH07321196A/ja active Pending
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Legal Events
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