JPH1071824A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH1071824A
JPH1071824A JP24719196A JP24719196A JPH1071824A JP H1071824 A JPH1071824 A JP H1071824A JP 24719196 A JP24719196 A JP 24719196A JP 24719196 A JP24719196 A JP 24719196A JP H1071824 A JPH1071824 A JP H1071824A
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友樹 井澤
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勝成 城山
Shigehiro Hashizume
慈洋 橋詰
Hideo Sugano
英男 菅野
Noboru Higashiyama
登 東山
Hideto Noyama
英人 野山
Ryosaku Akimoto
良作 秋元
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貞彦 田中
Akira Kimura
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Nobutaka Yamamoto
延隆 山本
Makoto Yamakawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の吹出口2、3、19を有するケーシング
1内に配設され、これら複数の吹出口2、3、19に連通
しうる吹出穴13、12、14を具備する中空樽状の吹出モー
ド切換用ロータリダンパ10を回転させることによってエ
バポレータ4及びヒータ5を経て調温された調和空気を
複数の吹出口2、3、19の1又は2から吹き出す空気調
和装置において、シール部16a 、16b 、16c とロータリ
ダンパ10の外周面との間に形成される隙間から調和空気
が洩れるのを抑制又は防止すると同時にロータリダンパ
10を容易に回転できるようにする。 【解決手段】 複数の吹出口2、3、19を限界するシー
ル部16a 、16b 、16c と吹出モード切換用ロータリダン
パ10の外周面との間に弾力性を有する弾褥材30をシール
部16a 、16b 、16c 側に固着して介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車に好適な車両
用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は図6ないし図8に示す車両
用空気調和装置について特願平7−310726号によ
り特許出願した。図6は図7のA−A線に沿う断面図、
図7は図6のB−B線に沿う断面図、図8は吹出モード
切換用ロータリダンパの斜視図である。
【0003】センターコンソール内に埋設されるケーシ
ング1の内部にはエバポレータ4、エアミックスダンパ
6、ヒータ5、吹出モード切換用ロータリダンパ10が配
設されている。エバポレータ4はケーシング1の下部に
その空気吸込口25に向かって次第に立ち上がるように傾
斜した姿勢で取り付けられている。
【0004】エアミックスダンパ6はエバポレータ4の
上方に水平に配設され、ガイド26に案内されて水平方向
に移動自在とされている。ヒータ5はエアミックスダン
パ6の上方に若干傾斜し、ケーシング1内片側に偏寄し
た状態で配設されている。吹出モード切換用ロータリダ
ンパ10はヒータ5の上方のエアミックス領域に水平軸ま
わりに回転可能に配設されている。
【0005】このロータリダンパ10は、図8に示すよう
に、全体として中空樽状をなし、その円筒部10a には周
方向に所定の間隔を隔てて常時エアミックスダンパ領域
に連通する取入穴11、デフロスト吹出穴12及びフェース
吹出穴13が形成され、その両端板10b 、10c にはそれぞ
れ扇形状のフート吹出穴14が形成されるとともにその中
央部に回転軸15が突設されている。この回転軸15はケー
シング1の左右両側壁1b、1cに軸承されている。
【0006】ケーシング1にはロータリダンパ10の円筒
部10a の外周面に周方向に沿って所定の間隔を隔てて近
接することによってシール部16a 、16b 、16c を形成す
る突出部が形成されている。そして、ケーシング1の上
面1aにはシール部16a と16b との間に位置するようにフ
ェース吹出口2が形成され、シール部16b と16c との間
に位置するようにデフロスト吹出口3が形成され、ケー
シング1の左右両側壁1b、1cにはそれぞれフート吹出穴
14と整合しうるフート吹出口19が形成されている。
【0007】そして、ケーシング1にはフェース吹出口
2に連通するようにフェースダクト21、デフロスト吹出
口3に連通するようにデフロストダクト22、フート吹出
口19に連通するようにフートダクト23がそれぞれ連結さ
れている。
【0008】しかして、この空気調和装置の運転時、図
示しないブロアによって付勢された車室内空気又は及び
外気は空気吸込口25からケーシング1内に流入し、エバ
ポレータ4を流過する過程で冷媒と熱交換することによ
って冷却される。
【0009】この空気はエアミックスダンパ6によって
分流せしめられ、エアミックスダンパ6の右側を流過し
た空気はヒータ5に入りここでエンジン冷却水と熱交換
することによって加熱された後、エアミックスダンパ6
の左側を流過することによってヒータ5をバイパスした
空気とエアミックス領域で合流混合して所定温度の調和
空気となる。
【0010】この調和空気は常時エアミックス領域に開
口する取入穴11を通ってその内部に入り、ロータリダン
パ10を回転軸15まわりに回転することによって選択され
た吹出口2、3、19のいずれか1又は2から吹き出され
る。
【0011】即ち、ロータリダンパ10が図6に示す回転
角度位置を占めている場合には、調和空気はフェース吹
出穴13、フェース吹出口2、フェースダクト21を通って
車室内乗員の上半身に向かって吹き出される。
【0012】ロータリダンパ10を図6において反時計方
向に若干回動すると、フェース吹出穴13が部分的に閉塞
され、かつ、フート吹出穴14が部分的にフート吹出口19
と整合するので、調和空気の一部がフェース吹出口2か
ら吹き出されると同時に残部がフート吹出穴14、フート
吹出口19、フートダクト23を通って車室内乗員の足元に
向かって吹き出される。
【0013】ロータリダンパ10を更に反時計方向に回動
すると、フェース吹出穴13とフェース吹出口2との連通
が遮断され、フート吹出穴14のみがフート吹出口19と整
合するので、調和空気はフート吹出口19のみから吹き出
される。
【0014】ロータリダンパ10を更に回動すると、フー
ト吹出穴14とフート吹出口19とが部分的に整合すると同
時にデフロスト吹出穴12がデフロスト吹出口3と部分的
に連通するので、調和空気の一部がフート吹出口19から
吹き出されると同時に残部がデフロスト吹出穴12、デフ
ロスト吹出口19、デフロストダクト23を通ってフロント
ガラス等の内面に向かって吹き出される。
【0015】ロータリダンパ10を更に回動すると、フー
ト吹出穴14とフート吹出口19との整合が遮断され、デフ
ロスト吹出穴12とデフロスト吹出口3のみが整合するの
で調和空気はデフロスト吹出口3のみから吹き出され
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、ケーシング1及び又はロータリダンパ10の加工誤
差、外力又は温度変化に基づく変形等によってロータリ
ダンパ10の円筒部10a の外周面とケーシング1のシール
部16a 、16b 、16c との隙間及びロータリダンパ10の端
板10b 、10c の外面とケーシング1の側壁1b、1cとの隙
間を一定の微少な値に維持することは極めて難しい。
【0017】これら隙間が大きくなると、ここから多量
の調和空気が洩れ、また、隙間がなくなると、ロータリ
ダンパ10の駆動力や擦れ音が増大するのみならずその耐
久性や信頼性を損なうという問題があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、複数の吹出口を有するケーシング内に配設さ
れ、上記複数の吹出口に連通しうる吹出穴を具備する中
空樽状の吹出モード切換用ロータリダンパを回転させる
ことによってエバポレータ及びヒータを経て調温された
調和空気を上記複数の吹出口の1又は2から吹き出す車
両用空気調和装置において、上記ケーシングに設けられ
て上記複数の吹出口を限界するシール部と上記吹出モー
ド切換用ロータリダンパの外周面との間に弾力性を有す
る弾褥材を上記シール部側に固着して介装したことを特
徴とする車両用空気調和装置にある。
【0019】他の特徴とするところは、複数の吹出口を
有するケーシング内に配設され、上記複数の吹出口に連
通しうる吹出穴を具備する中空樽状の吹出モード切換用
ロータリダンパを回転させることによってエバポレータ
及びヒータを経て調温された調和空気を上記複数の吹出
口の1又は2から吹き出す車両用空気調和装置におい
て、上記吹出モード切換用ロータリダンパを囲むインナ
ーケースを上記ケーシングに固定し、このインナーケー
スに上記複数の吹出口に連通する穴を設けるとともにこ
の穴の周囲に弾力性を有する弾褥材を固着したことにあ
る。
【0020】他の特徴とするところは、上記弾褥材の表
面にこれより摩擦係数の低い低摩擦シート材を貼り付け
たことにある。
【0021】更に他の特徴とするところは、上記吹出モ
ード切換用ロータリダンパの上記複数の吹出穴を除く外
面を可撓性シートで覆い、この可撓性シートと上記外面
との間に形成された腔所の内部に作動媒体を封入すると
ともにこの作動媒体の内圧を変化させて上記可撓性シー
トを膨らませることにより上記弾褥材に密着させる電磁
アクチュエータを上記吹出モード切換用ロータリダンパ
に組み込んだことにある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。この第1の実施形態においては、シール部16a
、16b 、16c の内面にそれぞれ弾力性を有する弾褥材3
0が固着されている。
【0023】この弾褥材30は、図1(B) に示すように、
ウレタンフォーム等からなる弾性シート材31とその表面
に貼り付けられたポリテトラフルオロエチレン樹脂フィ
ルム( テフロンフィルム) 等の低摩擦シート材32とから
なる。他の構成は図6ないし図8に示す従来のものと同
様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明
を省略する。
【0024】しかして、フェース吹出口2及びデフロス
ト吹出口3を限界するシール部16a、16b 、16c とロー
タリダンパ10の円筒部10a の外周面との間の隙間はこの
隙間に介装された弾褥材30によって遮蔽されるので、こ
の隙間から調和空気が洩れるのを防止しうる。
【0025】そして、ケーシング1及び又はロータリダ
ンパ10の加工誤差、外力又は温度変化に基づく変形は弾
褥材30によって吸収することができるとともに弾褥材30
の表面に貼着された低摩擦シート材31がロータリダンパ
10の円筒部10a の外周面に摺接するので、ロータリダン
パ10の駆動力が増大するのを防止できるとともに擦れ音
を低減しうる。
【0026】本発明の第2の実施形態が図2ないし図4
に示されている。この第2の実施形態においては、吹出
モード切換用ロータリダンパ10はインナーケース7の内
部に嵌装されている。このインナーケース7はロータリ
ダンパ10と同じ形状でこれより若干大寸の中空樽状をな
し、その円筒部7aの外周面はケーシング1のシール部16
a 、16b 、16c に密接結合され、かつ、その両端板7b、
7cはケーシング1の両側壁1b、1cに密接結合されてい
る。
【0027】そして、円筒部7aには周方向に沿って間隔
を隔てて常時エアミックス領域に開口する取入穴24、フ
ェース吹出口2に連通するフェース穴17、デフロスト吹
出口3に連通するデフロスト穴18が形成され、また、両
端板7b、7cには図4に示すように、フート吹出口19に整
合するフート穴20が形成されている。
【0028】そして、円筒部7aの内周面にはフェース穴
17及びデフロスト穴18を囲むように弾力性を有する弾褥
材30が固着され、また、両端板7b、7cの内面にはフート
穴20を囲むように同様の弾褥材30が固着されている。な
お、この弾褥材30は第1の実施形態のそれと同様であ
る。他の構成は図6ないし図8に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を
省略する。
【0029】しかして、ケーシング1とインナーケース
7との間に隙間は生じないとともにインナーケース7と
ロータリダンパ10との間の隙間は弾褥材30によって遮蔽
されるので、調和空気が洩れるのを防止できる。また、
ロータリダンパ10及びインナーケース7の加工誤差や変
形は弾褥材30によって吸収できる。
【0030】本発明の第3の実施形態が図5に示されて
いる。この第3の実施形態においては、ロータリダンパ
10の円筒部10a 及び両端板10b 、10c の外面は取入穴1
1、吹出穴13及び14を除いて可撓性シート32によって被
覆され、これら外面と可撓性シート32の間に限界される
密封腔所33の内部には空気又は窒素ガス等の作動媒体34
が封入されている。
【0031】そして、インナーケース7の円筒部7a及び
両端板7b、7cの内面には取入穴24、フェース穴17、デフ
ロスト穴18及びフート穴20を除いて弾力性のある弾褥材
30が貼り付けられている。また、ロータリダンパ10の一
方の回転軸15の突出端には電磁式アクチュエータ35が取
り付けられている。
【0032】このアクチュエータ35のコイル37に通電す
ることによって鉄芯38を図において右方に移動させる
と、この鉄芯38にロッド39を介して連結されたダイアフ
ラム40が右方に変位し、これに応じて容器41内の作動媒
体34が回転軸15に穿設された通路42を経て腔所33内に入
り、可撓性シート32を膨出させてその外面を弾褥材30の
内面に密接させる。かくして、ロータリダンパ10の外面
とインナーケース7の内面との間の隙間が密封されるの
で、この隙間から調和空気が洩れるのを防止できる。
【0033】ロータリダンパ10を回転させて吹出モード
を切り換える場合にはコイル37への通電を遮断する。す
ると、鉄芯38、ロッド39及びダイアフラム40が左方に移
動して腔所33内の圧力が低下するので、可撓性シート32
は弾褥材30から離間し又はこれらの密着力が低下するの
で、ロータリダンパ10を容易に回転させることが可能と
なる。
【0034】なお、インナーケース7を省略し、可撓性
シート32をケーシング1の内面に貼り付けられた弾褥材
30密着させることによってロータリダンパ10とケーシン
グ1との隙間を密封することもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明においては、複数の吹出口を限界
するシール部と吹出モード切換用ロータリダンパの外周
面との間に弾力性を有する弾褥材をシール部側に固着し
て介装したため、この弾褥材によってシール部とロータ
リダンパの外周面との隙間から調和空気が洩れるのを抑
制又は防止できるとともにケーシング及び又はロータリ
ダンパの加工誤差、これらに作用する外力や温度変化に
基づく変形を弾褥材によって吸収することができる。
【0036】ロータリダンパを囲むインナーケースをケ
ーシングに固定し、このインナーケースに複数の吹出口
に連通する穴を設けるとともにこの穴の周囲に弾力性を
有する弾褥材を固着すれば、ロータリダンパとインナー
ケースとの隙間の管理が容易になるとともにこの隙間か
ら調和空気が洩れるのを弾褥材により容易に防止でき
る。
【0037】弾褥材の表面にこれより摩擦係数の低い低
摩擦シート材を貼り付ければ、ロータリダンパを回転さ
せるための動力を低減できる。
【0038】吹出モード切換用ロータリダンパの複数の
吹出穴を除く外面を可撓性シートで覆い、この可撓性シ
ートと外面との間に形成された腔所の内部に作動媒体を
封入するとともにこの作動媒体の内圧を変化させて可撓
性シートを膨らませることにより弾褥材に密着させる電
磁アクチュエータを吹出モード切換用ロータリダンパに
組み込めば、調和空気の洩れを確実に防止できるととも
にロータリダンパを容易に回転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示し、(A) は断面
図、(B) は部分的拡大断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す図3のA−A線
に沿う断面図である。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】第2の実施形態におけるフート吹出口の近傍の
部分的断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す部分的断面図で
ある。
【図6】従来の空気調和装置を示す図7のA−A線に沿
う断面図である。
【図7】図6のB−B線に沿う断面図である。
【図8】吹出モード切換用ロータリダンパの斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 ケーシング 2 フェース吹出口 3 デフロスト吹出口 19 フート吹出口 4 エバポレータ 5 ヒータ 6 エアミックスダンパ 10 吹出モード切換用ロータリダンパ 11 取入穴 13 フェース吹出穴 12 デフロスト吹出穴 14 フート吹出穴 16a 、16b 、16c シール部 30 弾褥材
フロントページの続き (72)発明者 城山 勝成 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 橋詰 慈洋 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 菅野 英男 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 東山 登 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 野山 英人 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 秋元 良作 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 田中 貞彦 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 木村 亮 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 山本 延隆 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 山川 誠 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吹出口を有するケーシング内に配
    設され、上記複数の吹出口に連通しうる吹出穴を具備す
    る中空樽状の吹出モード切換用ロータリダンパを回転さ
    せることによってエバポレータ及びヒータを経て調温さ
    れた調和空気を上記複数の吹出口の1又は2から吹き出
    す車両用空気調和装置において、 上記ケーシングに設けられて上記複数の吹出口を限界す
    るシール部と上記吹出モード切換用ロータリダンパの外
    周面との間に弾力性を有する弾褥材を上記シール部側に
    固着して介装したことを特徴とする車両用空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の吹出口を有するケーシング内に配
    設され、上記複数の吹出口に連通しうる吹出穴を具備す
    る中空樽状の吹出モード切換用ロータリダンパを回転さ
    せることによってエバポレータ及びヒータを経て調温さ
    れた調和空気を上記複数の吹出口の1又は2から吹き出
    す車両用空気調和装置において、 上記吹出モード切換用ロータリダンパを囲むインナーケ
    ースを上記ケーシングに固定し、このインナーケースに
    上記複数の吹出口に連通する穴を設けるとともにこの穴
    の周囲に弾力性を有する弾褥材を固着したことを特徴と
    する車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記弾褥材の表面にこれより摩擦係数の
    低い低摩擦シート材を貼り付けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 上記吹出モード切換用ロータリダンパの
    上記複数の吹出穴を除く外面を可撓性シートで覆い、こ
    の可撓性シートと上記外面との間に形成された腔所の内
    部に作動媒体を封入するとともにこの作動媒体の内圧を
    変化させて上記可撓性シートを膨らませることにより上
    記弾褥材に密着させる電磁アクチュエータを上記吹出モ
    ード切換用ロータリダンパに組み込んだことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の車両用空気調和装置。
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