JPH1070187A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH1070187A
JPH1070187A JP8226356A JP22635696A JPH1070187A JP H1070187 A JPH1070187 A JP H1070187A JP 8226356 A JP8226356 A JP 8226356A JP 22635696 A JP22635696 A JP 22635696A JP H1070187 A JPH1070187 A JP H1070187A
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insulating layer
semiconductor device
main surface
layer
conductive layer
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JP8226356A
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Toshiaki Tsutsumi
聡明 堤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/76224Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials
    • H01L21/76229Concurrent filling of a plurality of trenches having a different trench shape or dimension, e.g. rectangular and V-shaped trenches, wide and narrow trenches, shallow and deep trenches

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート電極の寄生容量の増大を抑制するとと
もに、高速動作を容易にする。 【解決手段】 MOSトランジスタ10を有するトラン
ジスタ形成領域を他の素子形成領域から分離するために
素子分離領域が設けられている。この素子分離領域に
は、2以上の溝1aが半導体基板1に設けられている。
この溝1aを埋込み、かつ半導体基板1の主表面上方に
突出する分離絶縁層15の側壁面は、溝1aの側壁面と
連続している。溝1aに挟まれる半導体基板1の表面上
には、絶縁層11と13とが積層して形成されている。
絶縁層13の上部表面は、分離絶縁層15の上部表面と
実質的に同一高さを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、より特定的には、互いに隣合う素
子形成領域を電気的に分離するための素子分離領域を有
する半導体装置およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばDRAM(Dynamic Random Acc
ess Memory)では、図41に示すようにメモリセルアレ
イ100aと、カラムもしくはロウデコーダ100bな
どのような周辺回路領域とが設けられている。このメモ
リセルアレイ100aと周辺回路領域(たとえばデコー
ダ100b)との間には、各領域を電気的に分離するた
めの素子分離領域100cが設けられている。この素子
分離領域100cには、メモリセルアレイとデコーダな
どの各素子とを接続するための配線の配置などの関係か
ら、所定の幅W2 が必要である。
【0003】このような素子分離領域100cでは、従
来からLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法に
よる素子分離酸化膜により各領域間の電気的分離が行な
われていた。しかしこの素子分離酸化膜にはバーズビー
クが生じ、このバーズビーク量分だけ素子分離領域が増
大するため、微細化へ対応することが困難であった。そ
こで、このようなバーズビークのない、微細化に対応が
容易な分離方法として、トレンチ分離が用いられてきて
いる。このトレンチ分離は、基板に設けられたトレンチ
(溝)内に絶縁層を埋込むものである。以下、この従来
のトレンチ分離を有する半導体装置について説明する。
【0004】図42は従来のトレンチ分離を有する半導
体装置の構成を概略的に示す断面図である。また図43
は、図42のF−F線に沿う概略断面図である。
【0005】図42と図43とを参照して、半導体基板
1には、トランジスタ形成領域と、このトランジスタ形
成領域を他の素子から電気的に分離するための素子分離
領域とが形成されている。なお、図42においてトラン
ジスタ形成領域の周囲に位置する領域を素子分離領域と
呼ぶ。
【0006】まずトランジスタ形成領域にはMOS(Me
tal Oxide Semiconductor )トランジスタ10が半導体
基板1の主表面に形成されている。このMOSトランジ
スタ10は、1対のソース/ドレイン領域3、3と、ゲ
ート絶縁層5と、ゲート電極層7とを有している。1対
のソース/ドレイン領域3、3は、半導体基板1の主表
面に互いに距離を隔てて形成されている。ゲート電極層
7は、1対のソース/ドレイン領域3、3に挟まれる領
域上にゲート絶縁層5を介在して形成されている。また
ゲート電極層7は、他の素子との電気的接続のため、所
定の方向に延在し、素子分離領域上にも延びている。
【0007】トランジスタ形成領域の図中右側の素子分
離領域には、溝1cが形成されている。この溝1cの幅
2 は、たとえば10μmよりも大きい寸法である。こ
の溝1c内を埋込むように分離絶縁層15が形成されて
いる。
【0008】なお、トランジスタ形成領域の図中左側の
素子分離領域には、溝1b内に絶縁層15が埋込まれた
トレンチ分離が形成されている。
【0009】次に、従来のトレンチ分離を有する半導体
装置の製造方法について説明する。図44〜図49は、
従来のトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法を工
程順に示す概略断面図である。まず図44を参照して、
半導体基板1上にシリコン酸化膜よりなる絶縁層11が
形成され、その上にシリコン窒化膜113がCVD(Ch
emical Vapor Deposition )法により200nmの膜厚
で形成される。このシリコン窒化膜113上に、写真製
版法によりレジストパターン133が形成される。この
レジストパターン133をマスクとしてドライエッチン
グを施すことにより、シリコン窒化膜113と絶縁層1
1とがパターニングされる。
【0010】これにより、素子分離領域およびトランジ
スタ形成領域を取り囲む領域の半導体基板1の主表面が
露出する。この後、レジストパターン133をマスクと
したままで半導体基板1の露出した主表面にエッチング
が施される。この後、レジストパターン133が除去さ
れる。
【0011】図45を参照して、上記のエッチングによ
り、半導体基板1の主表面には、200〜400nmの
深さでトレンチ1b、1cが形成される。
【0012】図46を参照して、溝1b、1cを埋込
み、かつシリコン窒化膜113上を覆うようにシリコン
酸化膜よりなる分離絶縁層15がCVD法により500
nmの膜厚で形成される。この後、研磨法によりシリコ
ン窒化膜113の表面が少なくとも露出するまで分離絶
縁層15がエッチングされる。
【0013】図47を参照して、このエッチングにより
シリコン窒化膜113の表面が露出し、かつ溝1b、1
cを埋込むように分離絶縁層15が残存される。この
後、さらに分離絶縁層15に軽くエッチングが施され
る。
【0014】図48を参照して、このエッチングによ
り、分離絶縁層15が膜減りする。この後、シリコン窒
化膜113が熱リン酸で除去され、さらに絶縁層11が
除去される。
【0015】図49を参照して、これにより溝1b、1
c内が分離絶縁層15で埋込まれたトレンチ分離が形成
される。
【0016】この後、熱酸化法またはCVD法によりゲ
ート絶縁層5が形成される。この後、CVD法により多
結晶シリコンまたはチタンシリサイドなどの金属シリサ
イドの導電性膜が300nmの膜厚で形成されて、写真
製版およびエッチング法によりパターニングされる。こ
れにより、ゲート電極層7が形成された後、イオン注入
などによりソース/ドレイン領域が形成されて、図4
2、図43に示す半導体装置が完成する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この従来の製造方法に
おいては、図46と図47とに示す工程で、分離絶縁層
15が、たとえばCMP(Chemical Mechanical Polish
ing )法により研磨される。この研磨では、ウェハ表面
に研磨布を押しつけながら化学機械的に研磨が行なわれ
る。この研磨布は、研磨時において撓む場合がある。こ
のため、図42に示す溝1cのようにその幅W2 が10
μmより大きいと、研磨布の撓みにより分離絶縁層15
の表面が凹状に落込んだ形状となってしまう。
【0018】このように分離絶縁層15の表面が凹状に
落込むことにより段差が構成され、平坦性が乏しくなる
と、以下のような問題が生じる。
【0019】(1) レンズの高NA化と相まって焦点
深度の確保が困難となる。 (2) ハレーションにより精度の高いパターン形成が
困難となる。
【0020】(3) ゲート電極層をパターニングする
際に、ゲート電極層の残渣が残留し、各ゲート電極層間
を短絡する。
【0021】また、分離絶縁層15の表面が図42に示
すように落込んだ凹形状となるため、局部的に分離絶縁
層15の膜厚T4 が極めて小さくなる。この場合には、
ゲート電極層7と半導体基板1との間で大きな寄生容量
が発生するという問題もある。
【0022】この分離絶縁層15による段差をなくす方
法として、図50に示す構成とする方法がある。
【0023】図50を参照して、この断面図は図42の
断面に対応する図である。また図50のG−G線に沿う
断面は図43に示す断面と同じである。ここでトランジ
スタ形成領域の図中右側の素子分離領域の溝は、10μ
m以下の幅W3 を有する複数の溝1aに分割されてい
る。このように溝1aの幅W3 を10μm以下とするこ
とで、分離絶縁層15の研磨による表面の落込みを抑え
ることができ、実質平坦な表面を得ることができる。こ
れにより上述した(1)〜(3)の問題点は解消され
る。
【0024】しかしこの場合、ゲート電極層7と半導体
基板1との間にはゲート絶縁層5しか存在していない。
また、このゲート絶縁層5はMOSトランジスタの特性
上、たとえば50〜100Åと薄い膜厚で形成されてい
る。このため、素子分離領域においてゲート電極層7と
半導体基板1とが対向する領域R3 において、ゲート電
極層7と半導体基板1との間に大きな寄生容量が生じる
という問題は解決できない。
【0025】また図50に示す構造では、いわゆる逆狭
チャネル効果により高速動作が難しいという問題点もあ
る。以下、そのことについて詳細に説明する。
【0026】図51は、図50のトランジスタ形成領域
を拡大して示す概略断面図である。図51を参照して、
ゲート電極層7に電圧が印加された場合、反転により半
導体基板1の主表面にチャネル4aが形成され、ソース
/ドレイン領域3間に電流が流れる。また、この構造の
領域R4 では、ゲート電極層7と半導体基板1との間に
挟まれる分離絶縁層15の膜厚は比較的薄い。このた
め、チャネル4a以外に、チャネル4aよりも深い位置
に溝1bの側壁に沿うようにチャネル4bが生じる。
【0027】このチャネル4bの形成される領域では、
チャネル4aの形成される領域よりも、通常、不純物の
ドーピング量が少ない。このため、チャネル4aの反転
電圧よりもチャネル4bの反転電圧は高くなる。
【0028】つまり、図52に示すようにゲート電極に
印加される電圧(ゲート電圧)VGが電圧V1 より低い
ときには、チャネル4aのみでソース/ドレイン領域間
に電流が流れる。しかし、ゲート電圧VG が電圧V1
達すると、チャネル4bが反転により生じるため、チャ
ネル4aと4bとによりソース/ドレイン領域間に電流
が流れることになる。このため、ゲート電圧VG が電圧
1 に達するとドレイン電流ID は急激に上昇する。こ
のように、ドレイン電流が急激に上昇すると、立上がり
でパルスの波形が乱れ、高速動作が難しくなる。
【0029】それゆえ、本発明の目的は、ゲート電極の
寄生容量の増大を抑制するとともに、高速動作を容易に
することのできる半導体装置およびその製造方法を提供
することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
互いに隣合う素子形成領域を電気的に分離するための素
子分離領域を有する半導体装置であって、半導体基板
と、第1の絶縁層と、第2の絶縁層と、導電層とを備え
ている。半導体基板は、主表面を有し、素子分離領域内
の主表面に複数の溝を有している。第1の絶縁層は、溝
を埋込み、かつ主表面より上方へ突出している。この第
1の絶縁層の主表面より上方に突出した部分は、溝の側
壁面に実質的に連続した側壁面を有している。第2の絶
縁層は、複数の溝に挟まれる主表面全面上に形成され、
かつ第1の絶縁層と異なる材料よりなっている。導電層
は、素子形成領域内の素子と電気的に接続され、素子形
成領域内では主表面上に第3の絶縁層を介在して形成さ
れており、かつ素子分離領域内では第1および第2の絶
縁層の上部表面上に延在している。第2の絶縁層の膜厚
は第3の絶縁層の膜厚よりも大きい。
【0031】本発明の半導体装置では、素子分離領域の
第2の絶縁層は素子形成領域の第3の絶縁層よりも大き
い膜厚を有している。このため、導電層と半導体基板と
の間に位置する絶縁層の膜厚は、素子形成領域よりも素
子分離領域の方が大きくなる。よって、素子分離領域に
おける導電層と半導体基板との間の寄生容量を従来例よ
りも低減することができる。
【0032】また素子分離領域の溝を埋込む第1の絶縁
層は、主表面よりも上方に突出し、その突出部において
溝の側壁面と実質的に連続した側壁面を有している。こ
のため、絶縁層が単に溝内を埋込むだけの従来例と比較
して、第1の絶縁層上に位置する導電層と半導体基板と
の間隔を大きく確保できる。よって、導電層がゲート電
極層であった場合に、素子形成領域の表面領域にのみチ
ャネルを形成することが可能となる。したがって、ドレ
イン電流が急激に増加することはなく、立上がりにおい
てパルスの波動が乱れないため、高速動作が容易とな
る。
【0033】また素子分離領域内で溝を複数個に分割し
ているため、各溝の幅を適切な値に設定することができ
る。このため、たとえば研磨時に溝の幅が広すぎるため
に溝内を埋込む絶縁層の上部表面が凹状に落込むことは
防止できる。よって、凹状の落込みによる段差がないた
め、溝上でのパターニングが正確に行なえる。
【0034】上記局面において好ましくは、第1の絶縁
層の上部表面は、第2の絶縁層の上部表面と主表面から
実質的に同じ高さに位置している。
【0035】第1の絶縁層と第2の絶縁層の上部表面が
実質的に同じ高さを有しているため、第1および第2の
絶縁層上での導電層などのパターニングが容易となる。
【0036】上記局面において好ましくは、素子形成領
域内において導電層の上部表面は主表面から第1の高さ
に位置しており、第1および第2の絶縁層の上部表面は
第1の高さ以下の第2の高さに位置している。
【0037】上記局面において好ましくは、第2の絶縁
層の膜厚は2000Å以上8000Å以下である。
【0038】第2の絶縁層の膜厚は2000Åより小さ
いと導電層と半導体基板との寄生容量を低減しがたい。
また、第2の絶縁層の膜厚が8000Åより大きいと、
導電層のパターニングが難しくなる。
【0039】上記局面において好ましくは、第1の絶縁
層は実質的に不純物を含まないシリコン酸化膜であり、
第2の絶縁層はボロンおよびリンの少なくともいずれか
を含むシリコン酸化膜である。
【0040】上記局面において好ましくは、第1の絶縁
層はシリコン酸化膜であり、第2の絶縁層はシリコン窒
化膜である。
【0041】上記局面において好ましくは、溝は0.1
μm以上10μm以下の幅を保ちながら延在している。
【0042】溝の幅が10μmより大きくなると溝内を
埋込む第1の絶縁層の上部表面が、たとえば研磨時に凹
状の落込みが生じ、この部分での導電層などのパターニ
ングが困難となる。また溝の幅が0.1μmより小さい
と電気的分離の効果が得がたい。
【0043】上記局面において好ましくは、導電層は絶
縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電極層であ
り、第3の絶縁層はゲート絶縁層である。
【0044】上記局面において好ましくは、絶縁ゲート
型電界効果トランジスタを有する素子形成領域は素子分
離領域にその周囲を取囲まれている。
【0045】本発明の半導体装置の製造方法は、互いに
隣合う素子形成領域を電気的に分離するための素子分離
領域を有することを前提とし、以下の特徴を有してい
る。
【0046】本発明の一の局面に従う半導体装置の製造
方法は以下の工程を備えている。まず半導体基板の主表
面上に第1および第2の絶縁層が順次形成された後、第
1および第2の絶縁層が所定の形状にパターニングされ
る。そしてパターニングされた第1および第2の絶縁層
をマスクとして半導体基板の主表面にエッチングが施さ
れることにより、素子分離領域内に複数の溝が形成され
る。そして溝を埋込むように、かつ第2の絶縁層上を覆
うように第1の絶縁層と異なる材料よりなる第3の絶縁
層が形成される。そして第2の絶縁層の上部表面が少な
くとも露出するまで第3の絶縁層が研磨により除去され
ることで、第2および第3の絶縁層の上部表面が実質的
に同一平面とされる。そして第1および第3の絶縁層の
上部表面が実質的に同一平面となるように第3の絶縁層
が除去される。そして第2の絶縁層が除去される。そし
て第3の絶縁層は除去されにくく第1の絶縁層は除去さ
れやすい条件でエッチングが施されることにより、素子
形成領域内の第1の絶縁層が選択的に除去される。そし
て素子形成領域内の半導体基板の主表面上に第4の絶縁
層を介在して導電層が形成される。
【0047】本発明の他の局面に従う半導体装置の製造
方法は以下の工程を備えている。半導体基板の主表面上
に第1の絶縁層が形成された後、第1の絶縁層が所定の
形状にパターニングされる。そしてパターニングされた
第1の絶縁層をマスクとして半導体基板の主表面にエッ
チングが施されることにより、素子分離領域内に複数の
溝が形成される。そして溝を埋込むように、かつ第1の
絶縁層上を覆うように第1の絶縁層と異なる材料よりな
る第2の絶縁層が形成される。そして第1の絶縁層の上
部表面が少なくとも露出するまで第2の絶縁層を研磨に
より除去することで、第1および第2の絶縁層の上部表
面が実質的に同一平面とされる。そして第2の絶縁層は
除去されにくく第1の絶縁層は除去されやすい条件でエ
ッチングが施されることにより、素子形成領域内の第1
の絶縁層が選択的に除去される。そして素子形成領域内
の半導体基板の主表面上に第3の絶縁層を介在して導電
層が形成される。
【0048】本発明のさらに他の局面に従う半導体装置
の製造方法は、以下の工程を備えている。
【0049】まず半導体基板の主表面上に第1の導電層
が形成された後、第1の導電層が所定の形状にパターニ
ングされる。そして半導体基板の主表面にエッチングが
施されることにより、素子分離領域内に複数の溝が形成
される。そして溝を埋込むように、かつ、第1の導電層
上を覆うように第1の絶縁層が形成される。そして第1
の導電層の上部表面が少なくとも露出するまで第1の絶
縁層を研磨により除去することで、第1の導電層と第1
の絶縁層との上部表面が実質的に同一平面とされる。そ
して第1の導電層が除去される。そして第1の絶縁層の
上部表面と実質的に同一平面となる上部表面を有するよ
うに主表面上に第2の絶縁層が形成される。そして第1
の絶縁層は除去されにくく第2の絶縁層は除去されやす
い条件でエッチングが施されることにより、素子形成領
域内の第2の絶縁層が選択的に除去される。そして素子
形成領域内の半導体基板の主表面上に第3の絶縁層を介
在して第2の導電層が形成される。
【0050】上記局面において好ましくは、半導体基板
の主表面上に第4の絶縁層を形成する工程がさらに備え
られている。第1の導電層は第4の絶縁層上に形成され
る。第1の導電層を除去する工程により、第4の絶縁層
の表面が露出する。その露出した第4の絶縁層上に第2
の絶縁層が形成される。素子形成領域内の第2の絶縁層
を選択的に除去した後、素子形成領域内の第4の絶縁層
が除去される。
【0051】本発明のさらに他の局面に従う半導体装置
の製造方法は以下の工程を備えている。
【0052】まず半導体基板の主表面上に第1の絶縁層
と導電層とが形成された後、導電層が所定の形状にパタ
ーニングされる。そして半導体基板の主表面にエッチン
グが施されることにより、素子分離領域内に複数の溝が
形成される。そして溝を埋込むように、かつ導電層を覆
うように第2の絶縁層が形成される。そして導電層の上
部表面が少なくとも露出するまで第2の絶縁層が研磨に
より除去されることで、導電層と第2の絶縁層との上部
表面が実質的に同一平面とされる。そして素子形成領域
内の導電層を残存させ、かつそれ以外の導電層が除去さ
れる。そして導電層が除去された領域に、第2の絶縁層
の上部表面と実質的に同一平面となる上部表面を有する
ように第3の絶縁層が形成される。
【0053】上記4つの局面に従う半導体装置の製造方
法では、導電層と半導体基板との間の寄生容量を低減す
ることができ、かつ高速動作が容易で、かつパターニン
グが正確な半導体装置を製造することができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0055】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1における半導体装置の構
成を概略的に示す断面図である。また図2は、図1のA
−A線に沿う概略断面図である。
【0056】図1と図2とを参照して、本実施の形態の
半導体装置は、トランジスタ形成領域と、このトランジ
スタを他の素子から電気的に分離するための素子分離領
域とを有している。なお、ここでは図1においてトラン
ジスタ形成領域の周囲に位置する領域を素子分離領域と
する。
【0057】まずトランジスタ形成領域において、MO
Sトランジスタ10は、半導体基板1の主表面に形成さ
れており、1対のソース/ドレイン領域3、3と、ゲー
ト絶縁層5と、ゲート電極層7とを有している。1対の
ソース/ドレイン領域3、3は、半導体基板1の主表面
に互いに距離を隔てて形成されている。ゲート電極層7
は、1対のソース/ドレイン領域3、3に挟まれる領域
上にゲート絶縁層5を介在して形成されている。
【0058】素子分離領域において、トレンチ分離構造
が用いられている。このトレンチ分離構造は、溝1a、
1bと分離絶縁層15とを有している。
【0059】溝1aは、素子分離領域内に2個以上形成
されている。また溝1bは、素子分離領域内に少なくと
も1個形成されている。分離絶縁層15は、溝1a、1
b内を埋込み、かつ半導体基板1の主表面より上方へ突
出するように形成されている。そしてこの分離絶縁層1
5の半導体基板1の主表面より上方へ突出した部分の側
壁面は、溝1a、1bの側壁面と連続している。また溝
1a、1aの間に挟まれる半導体基板1の主表面上に
は、分離絶縁層15の側壁に接するように絶縁層11と
絶縁層13とが積層して形成されている。また溝1bを
埋込む分離絶縁層15に隣接する位置にも絶縁層11と
絶縁層13とが積層して形成されている。絶縁層13と
分離絶縁層15とは、半導体基板1の主表面から実質的
に同一高さに位置し、かつ実質的に同一平面を構成する
上部表面を有している。
【0060】またトランジスタ形成領域内におけるゲー
ト電極層7の上部表面の半導体基板1の主表面からの高
さは、絶縁層13および分離絶縁層15の上部表面の半
導体基板1の主表面からの高さ以上である。このゲート
電極層7は、不純物が導入された多結晶シリコン膜より
なっており、700nmの膜厚を有している。
【0061】絶縁層11と絶縁層13との膜厚の和T1
は、2000Å以上8000Å以下である。またゲート
絶縁層5の膜厚T2 は50Å以上100Å以下である。
また溝1aは、0.1μm以上10μm以下の幅W1
有し、その幅W1 を保ちながら所定方向に延びている。
また2つの溝1a,1bにはさまれる領域の幅は10μ
m以下である。また溝1a、1bの深さD1 は200n
m以上400nm以下である。
【0062】絶縁層5、11は、たとえば熱酸化または
CVD法により形成されたシリコン酸化膜よりなってい
る。絶縁層13は、たとえばリンおよびボロンの少なく
ともいずれかを含有するシリコン酸化膜(PSG膜、B
PSG膜など)よりなっている。分離絶縁層15は、た
とえば不純物が実質的に導入されていないシリコン酸化
膜よりなっている。
【0063】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法について説明する。図3〜図10は、本発明の実施の
形態1における半導体装置の製造方法を工程順に示す概
略断面図である。まず図3を参照して、半導体基板1の
主表面に熱酸化法またはCVD法により、たとえばシリ
コン酸化膜よりなる絶縁層11が20nmの膜厚で形成
される。この絶縁層11上に、たとえばCVD法によ
り、リンおよびボロンの少なくともいずかを含有するシ
リコン酸化膜(PSG膜、BPSG膜など)よりなる絶
縁層13が500nmの膜厚で形成される。この絶縁層
13上に、たとえばCVD法により、シリコン窒化膜よ
りなる絶縁層31が100nmの膜厚で形成される。こ
の絶縁層31上に、写真製版によりレジストパターン3
3aが所定の形状に形成される。このレジストパターン
33aは、トランジスタ形成領域を画定し、かつ広い素
子分離領域を複数の10μm以下の領域に分割するよう
な形状に形成される。
【0064】次に、このレジストパターン33aをマス
クとして、ドライエッチング法により半導体基板1の主
表面が露出するまで絶縁層31、13、11に順次エッ
チングが施される。
【0065】なお、絶縁層11は、絶縁層13中のリン
またはボロンなどの不純物が半導体基板1側へ拡散する
のを防止する役割をなしている。
【0066】さらにレジストパターニング33aをマス
クとしたままで、露出した半導体基板1の主表面にエッ
チングが施される。この後、レジストパターン33a
は、たとえばアッシングなどにより除去される。
【0067】図4を参照して、上記の半導体基板1のエ
ッチングにより、半導体基板1の主表面に選択的に20
0nm以上400nm以下の深さを有する溝1a、1b
が形成される。
【0068】なお、溝1a、1b形成のためのエッチン
グは、レジストパターン33aを残した状態で行なった
が、たとえばレジストパターン33aを除去した後に、
絶縁層31をマスクとして行なってもよい。
【0069】図5を参照して、溝1a、1bを埋込み、
かつ絶縁層31上を覆うように、たとえば実質的に不純
物を含まないシリコン酸化膜よりなる絶縁層15が、絶
縁層11、13および15の膜厚の和以上の膜厚、たと
えば700nmの膜厚T3 で形成される。この後、たと
えばCMP法などの研磨法により少なくとも絶縁層31
の表面が露出するまで絶縁層15が研磨除去される。
【0070】図6を参照して、この研磨により、絶縁層
15は、溝1a、1b内を埋込む部分のみ残存され、こ
の分離絶縁層15と絶縁層31との上部表面は実質的に
同一平面となる。
【0071】なお、この研磨時において、絶縁層31
は、ストッパの役割をなす。つまり、絶縁層31がたと
えばシリコン窒化膜よりなっており、かつ分離絶縁層1
5がたとえばシリコン酸化膜よりなっている場合、シリ
コン窒化膜はシリコン酸化膜よりも研磨されがたい。こ
のため、絶縁層31の表面が露出した時点で、研磨速度
が遅くなるため、研磨の終点を検出することができる。
【0072】なお、絶縁層15の研磨量をストッパなし
で十分に制御できるのであれば、絶縁層31は省略され
てもよい。
【0073】この後、さらに分離絶縁層15は、弗酸
(HF)によるエッチングもしくはドライエッチングに
より軽くエッチングされる。
【0074】図7を参照して、このエッチングにより、
分離絶縁層15は膜減りし、その上部表面は、絶縁層1
3の上部表面と実質的に同一平面となる。この後、熱リ
ン酸により、絶縁層31が除去される。
【0075】図8を参照して、絶縁層31が除去される
ことにより、絶縁層13の上部表面が露出する。そし
て、写真製版により、ホールパターン33b1 を有する
レジストパターン33bが形成される。このホールパタ
ーン33b1 はトランジスタ形成領域の絶縁層13の表
面を少なくとも露出する。またこのホールパターン33
1 の開口寸法は、写真製版のアライメント精度を考慮
して、トランジスタ形成領域からアライメント精度分だ
け大きく設定されている。
【0076】このレジストパターン33bをマスクとし
て、絶縁層13と分離絶縁層15とにエッチングが施さ
れる。このエッチングは、たとえばHF蒸気を用いて行
なわれ、この条件の下では分離絶縁層15はほとんどエ
ッチングされず、絶縁層13のみが選択的にエッチング
される。これにより、トランジスタ形成領域の薄い絶縁
層11が露出する。この後、希弗酸溶液で薄い絶縁層1
1がエッチング除去される。
【0077】なお、絶縁層11のエッチング時に、分離
絶縁層15も多少エッチングされるが、エッチング量が
少量であるため、その図示は省略する。
【0078】図9を参照して、この薄い絶縁層11のエ
ッチングにより、トランジスタ形成領域の半導体基板1
の主表面が露出する。
【0079】以上の工程で、トレンチ分離による素子分
離構造は完成する。図10を参照して、熱酸化法もしく
はCVD法により、トランジスタ形成領域の半導体基板
1の主表面にシリコン酸化膜5が5nmの膜厚で形成さ
れる。その後、CVD法で、たとえば不純物が導入され
た多結晶シリコン膜よりなる導電層7が、700nmの
膜厚で形成される。
【0080】この後、導電層7が写真製版およびエッチ
ング技術によりパターニングされて図1と図2とに示す
ゲート電極層7が形成される。この後、ゲート電極層7
をマスクとして、トランジスタ形成領域の半導体基板1
の主表面に不純物をイオン注入などすることにより、1
対のソース/ドレイン領域3、3が形成される。これに
より、MOSトランジスタ10が完成する。
【0081】上述したように図50に示す従来例では、
ゲート電極層7と半導体基板1との間に位置する絶縁層
5の膜厚は、トランジスタ形成領域と素子分離領域との
双方で同一である。
【0082】これに対して本実施の形態の半導体装置で
は、図1に示すように素子分離領域における絶縁層11
と13との膜厚の和T1 は、トランジスタ形成領域にお
けるゲート絶縁層の膜厚T2 よりも大きくなるように設
定されている。このため、仮りにゲート電極層7が素子
分離領域内において絶縁層13および分離絶縁層15上
を延在しているときでもゲート電極層7と半導体基板1
との間に位置する絶縁層の膜厚は、トランジスタ形成領
域よりも素子分離領域の方が大きくなる。よって、従来
例よりも、ゲート電極層7と半導体基板1との間の寄生
容量を低減することができる。
【0083】また、分離絶縁層15は、溝1a、1bを
埋込むだけでなく、半導体基板1の主表面の上方へ突出
している。このため、図50に示す従来例のように、分
離絶縁層15が単に溝1a、1b内を埋込むだけのもの
に比較して、図2に示す領域R1 におけるゲート電極層
7と半導体基板1との間隔を大きく確保することができ
る。よって、トランジスタ形成領域の表面領域にのみチ
ャネルを形成することが可能となる。したがって、ドレ
イン電流が急激に増加することはなく、立上がりにおい
てパルスの波動が乱れないため、高速動作が容易とな
る。
【0084】また素子分離領域内で、溝1aを複数個に
分割しているため、各溝1aの幅W 1 を適切な値(10
μm以下)に設定することができる。このため、図5と
図6とに示す研磨時において、たとえ研磨布が撓んだと
しても、分離絶縁層15の上部表面が凹状に落込むこと
は防止される。よって、凹状の落込みによる段差がない
ため、溝1a上でのゲート電極層7のパターニングを容
易に行なうことが可能となる。
【0085】また絶縁層13の上部表面と分離絶縁層1
5との上部表面が実質的に同一平面を構成している。こ
のため、この絶縁層13と分離絶縁層15との上で、た
とえばゲート電極層7を正確にパターニングすることが
可能となる。
【0086】また本実施の形態の半導体装置の製造方法
では、図8において分離絶縁層15と絶縁層13とは、
エッチング速度の異なる材料により形成されている。こ
のため、図8と図9とに示す工程で、トランジスタ形成
領域の絶縁層13を除去する際に、分離絶縁層15の一
部表面がレジストパターン33bから露出していても、
この分離絶縁層15はほとんど除去されず、絶縁層13
のみを選択的に除去することができる。
【0087】また、図5と図6とに示す研磨の工程で、
半導体基板1の主表面が露出しないため、研磨により半
導体基板1の主表面を傷つけることはない。よって、こ
の半導体基板1上に形成されるMOSトランジスタの信
頼性を劣化させることはない。
【0088】なお、本実施の形態では、図10に示すよ
うに、ゲート電極層7のパターニングを、分離絶縁層1
5の段差(領域R2 )上で行なう必要がある。そこで、
この段差上でのエッチングを避けることのできる半導体
装置の構成およびその製造方法を実施の形態2として以
下に説明する。
【0089】実施の形態2 図11は、本発明の実施の形態2における半導体装置の
構成を概略的に示す断面図である。また図12は、図1
1のB−B線に沿う概略断面図である。図11と図12
とを参照して、本実施の形態の構成は、実施の形態1の
構成と比較して特にゲート電極層の構成が異なる。本実
施の形態ではゲート電極層は、第1の導電層7aと第2
の導電層7bとの2層構造よりなっている。第1の導電
層7aは、分離絶縁層15や絶縁層13の上部表面と実
質的に同一高さとなる上部表面を有している。第2の導
電層7bは、この第1の導電層7aの上部表面に接し、
かつトレンチ分離構造上に延在するように形成されてい
る。
【0090】なお、第1の導電層7aと分離絶縁層15
との間の領域は、たとえばシリコン酸化膜よりなる絶縁
層21によって埋込まれている。この絶縁層21の上部
表面は、分離絶縁層15や絶縁層13の上部表面と同一
高さとなるように形成されている。
【0091】なお、これ以外の構成については、実施の
形態1と同様の構成であるため、同一の部材については
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0092】次に、本実施の形態の製造方法について説
明する。図13〜図15は、本発明の実施の形態2にお
ける半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図で
ある。まず本実施の形態の製造方法は、図3〜図10に
示す実施の形態1と同様の工程を経る。この後、図10
に示す導電層7が、たとえば研磨法により分離絶縁層1
5と絶縁層13との上部表面が露出するまで研磨除去さ
れる。
【0093】図13を参照して、この研磨により導電層
7aは、分離絶縁層15や絶縁層13の上部表面と実質
的に同一の平面をなす上部表面を有することになる。こ
の後、写真製版およびエッチング法により導電層7aが
パターニングされる。
【0094】図14を参照して、このパターニングによ
り、ゲート電極層を構成する第1の導電層7aが形成さ
れる。この後、第1の導電層7aをマスクとして半導体
基板1の主表面に不純物をイオン注入などすることによ
り、1対のソース/ドレイン領域3が形成される。
【0095】図15を参照して、たとえばCVD法によ
りシリコン酸化膜よりなる絶縁層21が500nmの膜
厚で表面全面に形成される。この絶縁層21がエッチバ
ックもしくは研磨法で第1の導電層7a、分離絶縁層1
5および絶縁層13の上部表面が露出するまで研磨除去
される。これにより、絶縁層21は第1の導電層7aと
分離絶縁層15との間に埋め込まれ、かつこれらの層の
上部表面と実質的に同一高さの上部表面を有する。この
後、たとえば金属シリサイド層7bがCVD法などによ
り形成され、写真製版およびエッチングによりパターニ
ングされる。これにより、図11、図12に示す第2の
導電層7bが第1の導電層7aと電気的に接続するよう
に、かつトレンチ分離構造上を延在するように形成され
る。
【0096】以上の製造方法を用いることにより、分離
絶縁層15による段差部上でゲート電極層をパターニン
グする必要はなくなる。これにより、ゲート電極層7
a、7bを正確にパターニングすることができる。
【0097】実施の形態3 図16は、本発明の実施の形態3における半導体装置の
構成を概略的に示す断面図である。また図17は、図1
6のC−C線に沿う概略断面図である。
【0098】図16と図17とを参照して、本実施の形
態の半導体装置の構成は、図1と図2とに示す実施の形
態1の構成と比較して、絶縁層13aの材質が異なる。
つまり、本実施の形態では、絶縁層13aは、たとえば
シリコン窒化膜よりなっている。
【0099】なお、これ以外の構成については実施の形
態1の構成と同様であるため、同一の部材については同
一の符号を付しその説明は省略する。
【0100】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法について説明する。図18〜図23は、本発明の実施
の形態3における半導体装置の製造方法を工程順に示す
概略断面図である。まず図18を参照して、半導体基板
1の主表面上に、たとえば熱酸化法またはCVD法によ
りシリコン酸化膜よりなる絶縁層11が、20nmの膜
厚で形成される。この絶縁層11上に、たとえばCVD
法により、シリコン窒化膜よりなる絶縁層13aが50
0nmの膜厚で形成される。この絶縁層13a上に、写
真製版法によりレジストパターン33aが所定の形状で
形成される。この後、レジストパターン33aをマスク
として、ドライエッチング法により、絶縁層13aと1
1とに順次エッチングが施される。これにより、半導体
基板1の主表面が部分的に露出する。
【0101】この後さらに、レジストパターニング33
aをマスクとしたままで、露出した半導体基板1の主表
面にエッチングが施される。この後、レジストパターン
33aが、たとえばアッシングにより除去される。
【0102】図19を参照して、上記のエッチングによ
り、半導体基板1の主表面には、たとえば200〜40
0nmの深さで溝1a、1bが形成される。
【0103】図20を参照して、溝1a、1bを埋込む
ように、かつ絶縁層13a上を覆うように、たとえばC
VD法により、シリコン酸化膜よりなる分離絶縁層15
が形成される。この分離絶縁層15の膜厚は、絶縁層1
1および13aと溝1aとの膜厚の和以上とされる。
【0104】次に、研磨法またはエッチバック法によ
り、分離絶縁層15が、絶縁層13aの上部表面が少な
くとも露出するまで研磨もしくはエッチングされる。
【0105】図21を参照して、これにより、分離絶縁
層15は溝1a、1bを埋込むように、かつ絶縁層13
aの上部表面と同一高さの上部表面を有するように形成
される。
【0106】この研磨時もしくはエッチバック時におい
て、絶縁層13aは、ストッパとしての役割をなす。
【0107】図22を参照して、写真製版により、レジ
ストパターン33bが、トランジスタ形成領域における
絶縁層13aの上部表面を少なくとも露出するホールパ
ターン33b1 を有するように形成される。またホール
パターン33b1 は実施の形態1で説明したと同様の開
口寸法を有するように形成される。
【0108】このレジストパターン33bをマスクとし
て、ドライエッチングにより、トランジスタ形成領域の
絶縁層13aが選択的に除去される。このドライエッチ
ングには、CHF3 とH2 との混合ガスが用いられる。
ここでH2 の分圧を調整することにより、シリコン酸化
膜とシリコン窒化膜とのエッチングの選択比を任意に設
定することができる。さらに、トランジスタ形成領域に
おける絶縁層11がエッチングにより除去される。この
後、レジストパターン33bがたとえばアッシングなど
により除去される。
【0109】図23を参照して、この絶縁層11のエッ
チングにより、トランジスタ形成領域の半導体基板1の
主表面が露出する。この後は、図10に示す実施の形態
1と同様の工程を経ることにより、図16と図17とに
示す半導体装置が完成する。
【0110】上述した本実施の形態の製造方法では、図
16、図17において、分離絶縁層15はシリコン酸化
膜よりなり、かつ絶縁層13aはシリコン窒化膜よりな
る場合について説明した。しかし、分離絶縁層15がシ
リコン窒化膜よりなり、絶縁層13aがシリコン酸化膜
よりなっていてもよい。この場合には、図22と図23
とに示す絶縁層13aのエッチングにおいて、CHF3
とH2 との混合ガスのうちH2 の分圧を調整することに
より、上記とは逆に、シリコン酸化膜のエッチング速度
をシリコン窒化膜よりも速くさせることができる。また
このような混合ガスの代わりにHF水溶液を用いてエッ
チングが行なわれた場合でも、シリコン酸化膜のエッチ
ング速度がシリコン窒化膜のエッチング速度よりも速く
なる。
【0111】なお、ドライエッチングを用いる場合、シ
リコン窒化膜をマスクにシリコン酸化膜をエッチングす
る方が、シリコン酸化膜をマスクにシリコン窒化膜をエ
ッチングする場合よりもエッチングの選択比を大きく設
定することができる。このため、ドライエッチングを用
いる場合には、分離絶縁層15をシリコン窒化膜とし、
絶縁層13aをシリコン酸化膜とすることが望ましい。
【0112】一方、図20と図21とに示す研磨の際に
は、シリコン窒化膜の研磨速度の方がシリコン酸化膜よ
りも遅い。このため、研磨を考慮した場合には、分離絶
縁層15をシリコン窒化膜とし、絶縁層13aをシリコ
ン酸化膜とすることが望ましい。
【0113】実施の形態4 上記の実施の形態3では、絶縁層13aにシリコン窒化
膜を用いていたが、このシリコン窒化膜の比誘電率は、
シリコン酸化膜よりも大きい。そのため、実施の形態3
では、実施の形態1よりもゲート電極層7の寄生容量が
増大してしまうおそれがある。この課題を解決する手段
として、リンおよびボロンの少なくともいずれかがドー
プされたシリコン酸化膜をシリコン窒化膜の代わりに用
いた本実施の形態が有効である。以下、本実施の形態の
半導体装置の製造方法について説明する。
【0114】図24〜図28は、本発明の実施の形態4
における半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面
図である。まず本実施の形態の製造方法は、図18〜図
21に示す実施の形態3の工程と同様の工程を経る。こ
の後、図21に示すシリコン窒化膜よりなる絶縁層13
aが、熱リン酸により選択的に除去される。
【0115】図24を参照して、これにより、シリコン
酸化膜よりなる絶縁層11の表面が露出する。
【0116】図25を参照して、たとえばCVD法によ
り、リンおよびボロンの少なくともいずれかがドープさ
れたシリコン酸化膜が700nmの膜厚で表面全面に形
成される。このシリコン酸化膜は、たとえば研磨法また
はエッチバック法により、分離絶縁層15の上部表面が
少なくとも露出するまで研磨もしくはエッチングされ
る。これにより、リンおよびボロンの少なくともいずれ
かがドープされたシリコン酸化膜よりなる絶縁層13b
の上部表面は、分離絶縁層15の上部表面と実質的に同
一高さとなる。
【0117】図26を参照して、写真製版法により、図
8に示す工程と同様に、レジストパターン33bが形成
される。このレジストパターン33bをマスクとして、
トランジスタ形成領域の絶縁層13bにHF蒸気により
エッチングが施される。
【0118】図27を参照して、このエッチングによ
り、トランジスタ形成領域の絶縁層13bのみが選択的
にエッチング除去され、絶縁層11の表面が露出する。
さらにこの後、絶縁層11がエッチングにより除去され
る。
【0119】これにより、トランジスタ形成領域の半導
体基板1の主表面が露出する。そしてレジストパターン
33bが、たとえばアッシング法などにより除去され
て、図28に示す状態となる。この状態から、実施の形
態1と同様、ゲート絶縁層とゲート電極層とが形成され
る。
【0120】本実施の形態では、絶縁層13bにリンお
よびボロンの少なくともいずれかがドープされたシリコ
ン酸化膜が用いられている。このため、絶縁層13bに
シリコン窒化膜が用いられる場合よりもゲート電極層7
の寄生容量を低減することが可能となる。
【0121】実施の形態5 実施の形態3においては、図18に示す絶縁層13aに
シリコン窒化膜を用いたが、シリコン窒化膜の代わりに
CVD法により形成された多結晶シリコン層もしくはア
モルファスシリコン層が用いられてもよい。以下、この
絶縁層13aに多結晶シリコンもしくはアモルファスシ
リコンを用いた本実施の形態について以下に説明する。
【0122】図29〜図34は、本発明の実施の形態5
における半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面
図である。まず図29を参照して、半導体基板1の主表
面上に、たとえば熱酸化法またはCVD法によりシリコ
ン酸化膜よりなる絶縁層11が10nmの膜厚で形成さ
れる。この絶縁層11上に、たとえばCVD法により多
結晶シリコン膜よりなる導電層7cが400nmの膜厚
で形成される。この導電層7cは、多結晶シリコン膜で
はなくアモルファスシリコンであってもよい。
【0123】この導電層7c上に、写真製版により所定
の形状を有するレジストパターン33aが形成される。
このレジストパターン33aをマスクとして、導電層7
cと絶縁層11とに順次エッチングが施され、半導体基
板1の一部主表面が露出する。さらに、露出した半導体
基板1の主表面にレジストパターン33aをマスクとし
たままでエッチングが施される。この後、レジストパタ
ーン33aが、たとえばアッシング法などにより除去さ
れる。
【0124】図30を参照して、このエッチングによ
り、半導体基板1の主表面に、200〜400nmの深
さを有する溝1a、1bが形成される。
【0125】図31を参照して、溝1a、1bを埋込
み、かつ導電層7c上を覆うように、シリコン酸化膜よ
りなる絶縁層15が、たとえば800nmの膜厚で形成
される。この後、絶縁層15は、研磨法またはエッチバ
ック法により、導電層7cの上部表面が露出するまで研
磨もしくはエッチングされる。
【0126】図32を参照して、これにより、溝1a、
1bを埋込むように、かつ導電層7cの上部表面と実質
的に同一高さの上部表面を有するように分離絶縁層15
が形成される。この後、ドライエッチング法により、導
電層7cが除去される。
【0127】図33を参照して、これにより絶縁層11
の表面が露出する。図34を参照して、絶縁層11上お
よび分離絶縁層15上を覆うように、たとえばボロンお
よびリンの少なくともいずれかを含むシリコン酸化膜
(PSG膜、BPSG膜など)よりなる絶縁層13dが
600nmの膜厚で形成される。この後、この絶縁層1
3dは研磨法により分離絶縁層15の上部表面が露出す
るまで研磨される。これにより、分離絶縁層15の上部
表面と実質的に同一の高さの上部表面を有するように絶
縁層13dが残存される。
【0128】この後、図25〜28に示す実施の形態4
と同様の工程を経ることにより、MOSトランジスタが
形成され、半導体装置が完成する。
【0129】本実施の形態では、上記実施の形態4と同
様の効果が得られる。実施の形態6 実施の形態5では、図32と図33とに示すように多結
晶シリコンよりなる導電層7cのすべてが除去される。
しかしこの導電層7cの一部をゲート電極として残存さ
せることも可能である。このゲート電極として残存させ
る方法を本実施の形態として以下に説明する。
【0130】図35〜図37は、本発明の実施の形態6
における半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面
図である。本実施の形態の製造方法は、まず図29〜図
32に示す実施の形態5と同様の工程を経る。この後、
図35を参照して、トランジスタ形成領域の導電層7c
上にのみ、写真製版法によりレジストパターン33dが
形成される。このレジストパターン33dをマスクとし
た状態で、導電層7cにドライエッチングが施される。
【0131】図36を参照して、このドライエッチング
により、トランジスタ形成領域以外の導電層7cが除去
され、絶縁層11の表面が露出する。この後、レジスト
パターン33dが除去される。
【0132】図37を参照して、ボロンおよびリンの少
なくともいずれかを含むシリコン酸化膜(PSG膜、B
PSG膜など)よりなる絶縁層13eが、600nmの
膜厚で形成される。この後、研磨法により分離絶縁層1
5の上部表面が露出するまで、絶縁層13eが研磨され
る。これにより、トランジスタ形成領域以外の絶縁層1
1上に、分離絶縁層15や導電層7cの上部表面と実質
的に同一高さの上部表面を有する絶縁層13eが残存さ
れる。
【0133】このとき、絶縁層13eとして、不純物を
実質的に含まないシリコン酸化膜が用いられてもよい。
しかし、研磨法を用いて埋込む場合には、BPSG膜は
不純物を含まないシリコン酸化膜に比べ研磨速度が数倍
から10倍程度速い。このため、絶縁層13eとしてB
PSG膜などを用いることにより、分離絶縁層15の膜
厚の減少を抑制でき、より効果的に埋込ができる。
【0134】この後、図14と図15とに示す実施の形
態2と同様の工程を経ることにより、導電層7cをゲー
ト電極層として用いることができる。
【0135】本実施の形態の製造方法によれば、一旦導
電層7cのすべてを除去した後に、再度ゲート電極層を
形成する必要はないため、実施の形態5に比較して製造
工程を削減することができる。
【0136】なお、本実施の形態では、導電層7cは、
アモルファスシリコンや、TiSi 2 などの金属シリサ
イドであってもよく、またこれらの組合せによる積層膜
であってもよい。またこの導電層7cは、TiNのよう
な金属窒化膜とその上に金属シリサイドを形成した積層
膜でもよい。これらの膜は、図36の工程で、多結晶シ
リコン同様、塩素によりドライエッチングできるため、
シリコン酸化膜よりなる分離絶縁層15に対して選択的
にエッチングすることができる。
【0137】なお、上記実施の形態1〜6において、ト
ランジスタ形成領域は、図38〜図40に示すように2
以上の溝を有する素子分離領域によってその周囲を取囲
まれていてもよい。
【0138】なお図38は、トランジスタ形成領域が2
以上の溝を有する素子分離領域によってその周囲を取囲
まれた様子を示す概略平面図である。また図39と図4
0とは、図38のD−D線とE−E線とに沿う概略断面
図である。
【0139】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0140】
【発明の効果】本発明の半導体装置では、素子分離領域
の第2の絶縁層は素子形成領域の第3の絶縁層よりも大
きな膜厚を有している。このため、導電層と半導体基板
との間に位置する絶縁層の膜厚は、素子形成領域よりも
素子分離領域の方が大きくなる。よって、素子分離領域
における導電層と半導体基板との間の寄生容量を低減す
ることができる。
【0141】また素子分離領域の溝を埋込む第1の絶縁
層は、主表面よりも上方に突出し、その突出部において
溝の側壁面と実質的に連続した側壁面を有している。こ
のため、絶縁層が単に溝内を埋込むだけの従来例と比較
して、第1の絶縁層上に位置する導電層と半導体基板と
の間隔を大きく確保できる。よって、導電層がゲート電
極層であった場合に、素子形成領域の表面領域にのみチ
ャネルを形成することが可能となる。したがって、ドレ
イン電流が急激に増加することはなく、立上がりにおけ
るパルスの波形が乱れないため、高速動作が容易とな
る。
【0142】また素子分離領域内で溝を複数個に分割し
ているため、各溝の幅を適切な値に設定することができ
る。このため、たとえば研磨時に溝の幅が広すぎるため
に溝内を埋込む絶縁層の上部表面が凹状に落込むことは
防止できる。よって、凹状の落込みによる段差がないた
め、溝上でのパターニングが正確に行なえる。
【0143】本発明の好ましい実施の局面に従う半導体
装置では、第1の絶縁層と第2の絶縁層との上部表面は
実質的に同じ高さを有しているため、第1および第2の
絶縁層上での導電層などのパターニングが容易となる。
【0144】本発明の好ましい他の局面に従う半導体装
置では、第2の絶縁層の膜厚は2000Å以上8000
Å以下である。第2の絶縁層の膜厚が2000Åより小
さいと導電層と半導体基板との寄生容量を低減しがた
い。また、第2の絶縁層の膜厚が8000Åよりも大き
いと導電層のパターニングが難しくなる。
【0145】本発明の好ましいさらに他の局面に従う半
導体装置では、溝の幅は0.1μm以上10μm以下で
ある。溝の幅が10μmより大きくなると溝内を埋込む
第1の絶縁層の上部表面に、たとえば研磨時に凹状の落
込みが生じ、この部分での導電層などのパターニングが
困難となる。また溝の幅が0.1μmより小さいと電気
的分離の効果が得がたい。
【0146】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
寄生容量を低減でき、高速動作が容易で、かつ溝上での
パターニングが正確に行なえる半導体装置を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
構成を概略的に示す断面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の第7工程を示す概略断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態1における半導体装置
の製造方法の第8工程を示す概略断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2における半導体装置
の構成を概略的に示す断面図である。
【図12】 図11のB−B線に沿う概略断面図であ
る。
【図13】 本発明の実施の形態2における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態2における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態2における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の構成を概略的に示す断面図である。
【図17】 図16のC−C線に沿う概略断面図であ
る。
【図18】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図19】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図20】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図22】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図23】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図24】 本発明の実施の形態4における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図25】 本発明の実施の形態4における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図26】 本発明の実施の形態4における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図27】 本発明の実施の形態4における半導体装置
の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図28】 本発明の実施の形態4における半導体装置
の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図29】 本発明の実施の形態5における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図30】 本発明の実施の形態5における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図31】 本発明の実施の形態5における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図32】 本発明の実施の形態5における半導体装置
の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図33】 本発明の実施の形態5における半導体装置
の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図34】 本発明の実施の形態5における半導体装置
の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図35】 本発明の実施の形態6における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図36】 本発明の実施の形態6における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図37】 本発明の実施の形態6における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図38】 トランジスタ形成領域が2以上の溝を有す
る素子分離領域によってその周囲を取囲まれる様子を示
す概略平面図である。
【図39】 図38のD−D線に沿う概略断面図であ
る。
【図40】 図38のE−E線に沿う概略断面図であ
る。
【図41】 たとえばDRAMにおけるメモリセルアレ
イとデコーダなどの周辺回路領域との平面レイアウト上
の間隔を示す概略図である。
【図42】 従来の半導体装置の構成を概略的に示す断
面図である。
【図43】 図42のF−F線に沿う概略断面図であ
る。
【図44】 従来の半導体装置の製造方法の第1工程を
示す概略断面図である。
【図45】 従来の半導体装置の製造方法の第2工程を
示す概略断面図である。
【図46】 従来の半導体装置の製造方法の第3工程を
示す概略断面図である。
【図47】 従来の半導体装置の製造方法の第4工程を
示す概略断面図である。
【図48】 従来の半導体装置の製造方法の第5工程を
示す概略断面図である。
【図49】 従来の半導体装置の製造方法の第6工程を
示す概略断面図である。
【図50】 素子分離領域に2以上の溝を互いに分離し
て設けた構成を示す概略断面図である。
【図51】 図50の構成においてチャネルが生じる様
子を説明するための概略断面図である。
【図52】 図50に示す構造におけるゲート電圧とド
レイン電流との関係を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 半導体基板、1a,1b 溝、3 ソース/ドレイ
ン領域、5 ゲート絶縁層、7 ゲート電極層、11
絶縁層、13,13a,13b,13d 絶縁層、15
分離絶縁層、7a 第1の導電層、7b 第2の導電
層、7c 導電層。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣合う素子形成領域を電気的に分
    離するための素子分離領域を有する半導体装置であっ
    て、 主表面を有し、前記素子分離領域内の前記主表面に複数
    の溝を有する半導体基板と、 前記溝を埋込み、かつ前記主表面より上方へ突出した第
    1の絶縁層とを備え、 前記第1の絶縁層の前記主表面より上方に突出した部分
    は、前記溝の側壁面に実質的に連続した側壁面を有して
    おり、さらに、 複数の前記溝に挟まれる前記主表面全面上に形成され、
    かつ前記第1の絶縁層と異なる材料よりなる第2の絶縁
    層と、 前記素子形成領域内の素子と電気的に接続され、前記素
    子形成領域内では前記主表面上に第3の絶縁層を介在し
    て形成されており、かつ前記素子分離領域内では前記第
    1および第2の絶縁層の上部表面上に延在する導電層と
    を備え、 前記第2の絶縁層の膜厚は前記第3の絶縁層の膜厚より
    も大きい、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁層の上部表面は、前記第
    2の絶縁層の上部表面と前記主表面から実質的に同じ高
    さに位置している、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記素子形成領域内において前記導電層
    の上部表面は前記主表面から第1の高さに位置してお
    り、前記第1および第2の絶縁層の上部表面は前記第1
    の高さ以下の第2の高さに位置している、請求項2に記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の絶縁層の膜厚は2000Å以
    上8000Å以下である、請求項1に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の絶縁層は実質的に不純物を含
    まないシリコン酸化膜であり、前記第2の絶縁層はボロ
    ンおよびリンの少なくともいずれかを含むシリコン酸化
    膜である、請求項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の絶縁層はシリコン酸化膜であ
    り、前記第2の絶縁層はシリコン窒化膜である、請求項
    1に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記溝は0.1μm以上10μm以下の
    幅を保ちながら延在している、請求項1に記載の半導体
    装置。
  8. 【請求項8】 前記導電層は絶縁ゲート型電界効果トラ
    ンジスタのゲート電極層であり、前記第3の絶縁層はゲ
    ート絶縁層である、請求項1に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    を有する前記素子形成領域は前記素子分離領域にその周
    囲を取り囲まれている、請求項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 互いに隣合う素子形成領域を電気的に
    分離するための素子分離領域を有する半導体装置の製造
    方法であって、 半導体基板の主表面上に第1および第2の絶縁層を順次
    形成した後、前記第1および第2の絶縁層を所定の形状
    にパターニングする工程と、 パターニングされた前記第1および第2の絶縁層をマス
    クとして前記半導体基板の主表面にエッチングを施すこ
    とにより、前記素子分離領域内に複数の溝を形成する工
    程と、 前記溝を埋込むように、かつ前記第2の絶縁層上を覆う
    ように第1の絶縁層と異なる材料よりなる第3の絶縁層
    を形成する工程と、 前記第2の絶縁層の上部表面が少なくとも露出するまで
    前記第3の絶縁層を研磨により除去することで、前記第
    2および第3の絶縁層の上部表面を実質的に同一平面と
    する工程と、 前記第1および第3の絶縁層の上部表面が実質的に同一
    平面となるように前記第3の絶縁層を除去する工程と、 前記第2の絶縁層を除去する工程と、 前記第3の絶縁層は除去されにくく前記第1の絶縁層は
    除去されやすい条件でエッチングを施すことにより、前
    記素子形成領域内の前記第1の絶縁層を選択的に除去す
    る工程と前記素子形成領域内の前記半導体基板の主表面
    上に第4の絶縁層を介在して導電層を形成する工程とを
    備えた、半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 互いに隣合う素子形成領域を電気的に
    分離するための素子分離領域を有する半導体装置の製造
    方法であって、 半導体基板の主表面上に第1の絶縁層を形成した後、前
    記第1の絶縁層を所定の形状にパターニングする工程
    と、 パターニングされた前記第1の絶縁層をマスクとして前
    記半導体基板の主表面にエッチングを施すことにより、
    前記素子分離領域内に複数の溝を形成する工程と、 前記溝を埋込むように、かつ前記第1の絶縁層上を覆う
    ように第1の絶縁層と異なる材料よりなる第2の絶縁層
    を形成する工程と、 前記第1の絶縁層の上部表面が少なくとも露出するまで
    前記第2の絶縁層を研磨により除去することで、前記第
    1および第2の絶縁層の上部表面を実質的に同一平面と
    する工程と、 前記第2の絶縁層は除去されにくく前記第1の絶縁層は
    除去されやすい条件でエッチングを施すことにより、前
    記素子形成領域内の前記第1の絶縁層を選択的に除去す
    る工程と、 前記素子形成領域内の前記半導体基板の主表面上に第3
    の絶縁層を介在して導電層を形成する工程とを備えた、
    半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 互いに隣合う素子形成領域を電気的に
    分離するための素子分離領域を有する半導体装置の製造
    方法であって、 半導体基板の主表面上に第1の導電層を形成した後、前
    記第1の導電層を所定の形状にパターニングする工程
    と、 前記半導体基板の主表面にエッチングを施すことによ
    り、前記素子分離領域内に複数の溝を形成する工程と、 前記溝を埋込むように、かつ前記第1の導電層上を覆う
    ように第1の絶縁層を形成する工程と、 前記第1の導電層の上部表面が少なくとも露出するまで
    前記第1の絶縁層を研磨により除去することで、前記第
    1の導電層と前記第1の絶縁層との上部表面を実質的に
    同一平面とする工程と、 前記第1の導電層を除去する工程と、 前記第1の絶縁層の上部表面と実質的に同一平面となる
    上部表面を有するように前記主表面上に第2の絶縁層を
    形成する工程と、 前記第1の絶縁層は除去されにくく前記第2の絶縁層は
    除去されやすい条件でエッチングを施すことにより、前
    記素子形成領域内の前記第2の絶縁層を選択的に除去す
    る工程と、 前記素子形成領域内の前記半導体基板の主表面上に第3
    の絶縁層を介在して第2の導電層を形成する工程とを備
    えた、半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記半導体基板の主表面上に第4の絶
    縁層を形成する工程をさらに備え、 前記第1の導電層は前記第4の絶縁層上に形成され、 前記第1の導電層を除去する工程により、前記第4の絶
    縁層の表面が露出し、 その露出した前記第4の絶縁層上に前記第2の絶縁層が
    形成され、 前記素子形成領域内の前記第2の絶縁層を選択的に除去
    した後、前記素子形成領域内の前記第4の絶縁層が除去
    される、請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 互いに隣合う素子形成領域を電気的に
    分離するための素子分離領域を有する半導体装置の製造
    方法であって、 半導体基板の主表面上に第1の絶縁層と導電層とを形成
    した後、前記第1の絶縁層と前記導電層とを所定の形状
    にパターニングする工程と、 前記半導体基板の主表面にエッチングを施すことによ
    り、前記素子分離領域内に複数の溝を形成する工程と、 前記溝を埋込むように、かつ前記導電層上を覆うように
    第2の絶縁層を形成する工程と、 前記導電層の上部表面が少なくとも露出するまで前記第
    2の絶縁層を研磨により除去することで前記導電層と前
    記第2の絶縁層との上部表面を実質的に同一平面とする
    工程と、 前記素子形成領域内の前記導電層を残存させ、かつそれ
    以外の前記導電層を除去する工程と、 前記導電層が除去された領域に、前記第2の絶縁層の上
    部表面と実質的に同一平面となる上部表面を有するよう
    に第3の絶縁層を形成する工程とを備えた、半導体装置
    の製造方法。
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