JPH1069646A - 光ディスク媒体、光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク媒体、光ディスク装置Info
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- JPH1069646A JPH1069646A JP8228048A JP22804896A JPH1069646A JP H1069646 A JPH1069646 A JP H1069646A JP 8228048 A JP8228048 A JP 8228048A JP 22804896 A JP22804896 A JP 22804896A JP H1069646 A JPH1069646 A JP H1069646A
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- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
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- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/0037—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/2407—Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/26—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
- G11B7/261—Preparing a master, e.g. exposing photoresist, electroforming
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスク媒体のトラッキング信号のS/N
やアドレス情報のC/Nを低下させることなく記録容量
を拡大する。 【解決手段】 アドレス情報を位相変調したウォブル信
号に対応してウォブリングされた形状にトラックを形成
する。アドレス情報をウォブル信号に変換する手法が位
相変調なので、特性的にアドレス情報のC/Nが良好で
あり、必要な性能を確保したままトラックのウォブリン
グの振幅を短縮することができる。つまり、トラックの
配列ピッチを高密度化できるので、光ディスク媒体の記
録容量を増加させることができる。
やアドレス情報のC/Nを低下させることなく記録容量
を拡大する。 【解決手段】 アドレス情報を位相変調したウォブル信
号に対応してウォブリングされた形状にトラックを形成
する。アドレス情報をウォブル信号に変換する手法が位
相変調なので、特性的にアドレス情報のC/Nが良好で
あり、必要な性能を確保したままトラックのウォブリン
グの振幅を短縮することができる。つまり、トラックの
配列ピッチを高密度化できるので、光ディスク媒体の記
録容量を増加させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Dis
c)やDVD(Digital Video Disc)等のような光ディスク
媒体、このような光ディスク媒体に情報の記録と再生と
の少なくとも一方を実行する光ディスク装置、に関す
る。
c)やDVD(Digital Video Disc)等のような光ディスク
媒体、このような光ディスク媒体に情報の記録と再生と
の少なくとも一方を実行する光ディスク装置、に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の記録媒体として光ディス
ク媒体が開発され、その代表的な一つとしてCDが実用
化されている。これは音声信号をデジタルデータとして
記録した再生専用の記録媒体であるが、現在では、デジ
タルデータを追記可能としたCD−WO(CD-Write Onc
e)、デジタルデータを書換自在としたCD−RAM(CD
-Random Access Memory)等も実用化されている。
ク媒体が開発され、その代表的な一つとしてCDが実用
化されている。これは音声信号をデジタルデータとして
記録した再生専用の記録媒体であるが、現在では、デジ
タルデータを追記可能としたCD−WO(CD-Write Onc
e)、デジタルデータを書換自在としたCD−RAM(CD
-Random Access Memory)等も実用化されている。
【0003】光ディスクの回転速度の制御方式として
は、アクセス速度を重視して角速度を一定としたCAV
(Constant Angular Velocity)方式と、記録容量を重視
して線速度を一定としたCLV(Constant Linear Veloc
ity)方式とがある。上述した各種のCDでは、本来は音
楽再生が目的であったこともありCLV方式が採用され
ており、螺旋形のトラックが一定の線速度で光学走査さ
れる。
は、アクセス速度を重視して角速度を一定としたCAV
(Constant Angular Velocity)方式と、記録容量を重視
して線速度を一定としたCLV(Constant Linear Veloc
ity)方式とがある。上述した各種のCDでは、本来は音
楽再生が目的であったこともありCLV方式が採用され
ており、螺旋形のトラックが一定の線速度で光学走査さ
れる。
【0004】再生専用のCD−DA(Digital Audio)の
場合、デジタルデータの再生周波数に回転速度を同期さ
せることによりCLV制御が実現されるが、CD−WO
やCD−RAMの場合、初期状態ではトラックにデジタ
ルデータが記録されていないので、上述のようなCLV
制御は不可能である。そこで、CD−WO等の場合、ト
ラックの位置を示すグルーブがアドレス情報に対応して
一定周期でウォブリングされており、グルーブのトラッ
キング信号からウォブル信号を再生してCLV制御を実
行している。
場合、デジタルデータの再生周波数に回転速度を同期さ
せることによりCLV制御が実現されるが、CD−WO
やCD−RAMの場合、初期状態ではトラックにデジタ
ルデータが記録されていないので、上述のようなCLV
制御は不可能である。そこで、CD−WO等の場合、ト
ラックの位置を示すグルーブがアドレス情報に対応して
一定周期でウォブリングされており、グルーブのトラッ
キング信号からウォブル信号を再生してCLV制御を実
行している。
【0005】例えば、図10に示すように、光ディスク
媒体であるCD−WO1の場合、情報の記録再生が実行
されるトラックを螺旋形に形成するため、このトラック
となるグルーブ2が所定ピッチで形成されており、この
グルーブ2がアドレス情報に対応してウォブリングされ
ている。なお、このようなグルーブ2の間隙にはランド
3が位置するが、このランド3はトラックとして利用さ
れない。
媒体であるCD−WO1の場合、情報の記録再生が実行
されるトラックを螺旋形に形成するため、このトラック
となるグルーブ2が所定ピッチで形成されており、この
グルーブ2がアドレス情報に対応してウォブリングされ
ている。なお、このようなグルーブ2の間隙にはランド
3が位置するが、このランド3はトラックとして利用さ
れない。
【0006】より詳細には、図11に示すように、アド
レス情報は二値データからなり、バイフェーズコードに
変換されてから、FM(Frequency Modulation)変調によ
りウォブル信号に変換されている。この場合、アドレス
情報の“0”はバイフェーズコードの“0,0”に変換さ
れ、アドレス情報の“1”はバイフェーズコードの
“1,0”に変換される。そして、バイフェーズコードの
“0”はFM変調により周波数が“21.05(kHz)”の正弦
波に変換され、バイフェーズコードの“1”はFM変調
により周波数が“23.05(kHz)”の正弦波に変換される。
レス情報は二値データからなり、バイフェーズコードに
変換されてから、FM(Frequency Modulation)変調によ
りウォブル信号に変換されている。この場合、アドレス
情報の“0”はバイフェーズコードの“0,0”に変換さ
れ、アドレス情報の“1”はバイフェーズコードの
“1,0”に変換される。そして、バイフェーズコードの
“0”はFM変調により周波数が“21.05(kHz)”の正弦
波に変換され、バイフェーズコードの“1”はFM変調
により周波数が“23.05(kHz)”の正弦波に変換される。
【0007】このような光ディスク媒体1に光ディスク
装置が情報の記録再生を実行する場合、その光学ヘッド
によりグルーブ2が光学走査される。このグルーブ2が
トラッキングエラーとは多分に相違する周波数でウォブ
リングされているので、そのトラッキング信号はトラッ
キングエラー信号とATIP(Absolute Time In Pregro
ove)ウォブル信号とが重畳されたものとなる。
装置が情報の記録再生を実行する場合、その光学ヘッド
によりグルーブ2が光学走査される。このグルーブ2が
トラッキングエラーとは多分に相違する周波数でウォブ
リングされているので、そのトラッキング信号はトラッ
キングエラー信号とATIP(Absolute Time In Pregro
ove)ウォブル信号とが重畳されたものとなる。
【0008】そこで、光ディスク装置のアドレス再生回
路4は、図12に示すように、バンドパスフィルタ5に
よりトラッキング信号からATIPウォブル信号を抽出
し、このATIPウォブル信号を周波数検波器6により
“22.05(kHz)”の閾値で二値化すればバイフェーズコー
ドが復元される。そこで、このバイフェーズコードから
アドレス情報が復号されるので、このアドレス情報に同
期させて光ディスク媒体1の回転速度を制御すれば、そ
のグルーブ2は光学ヘッドに対して一定の線速度で移動
することになる。
路4は、図12に示すように、バンドパスフィルタ5に
よりトラッキング信号からATIPウォブル信号を抽出
し、このATIPウォブル信号を周波数検波器6により
“22.05(kHz)”の閾値で二値化すればバイフェーズコー
ドが復元される。そこで、このバイフェーズコードから
アドレス情報が復号されるので、このアドレス情報に同
期させて光ディスク媒体1の回転速度を制御すれば、そ
のグルーブ2は光学ヘッドに対して一定の線速度で移動
することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した各種のCD等
の光ディスク媒体は、トラックをウォブリングさせてア
ドレス情報を記録しているので、このアドレス情報を記
録するためにトラックの記録エリアを使用する必要がな
く、トラックの記録エリアをデータ記録にフルに利用す
ることができる。
の光ディスク媒体は、トラックをウォブリングさせてア
ドレス情報を記録しているので、このアドレス情報を記
録するためにトラックの記録エリアを使用する必要がな
く、トラックの記録エリアをデータ記録にフルに利用す
ることができる。
【0010】しかし、このような光ディスク媒体でも、
長時間の画像データを高品質に記録することはできず、
さらなる記憶容量の拡大が要望されている。これにはト
ラックを高密度に配列することが想定できるが、ウォブ
リングされたトラックを高密度に配列すると、トラック
を光学検出するレーザスポットに隣接するトラックが干
渉するため、トラッキング信号のS/N(Signal-to-Noi
se ratio)が低下する。
長時間の画像データを高品質に記録することはできず、
さらなる記憶容量の拡大が要望されている。これにはト
ラックを高密度に配列することが想定できるが、ウォブ
リングされたトラックを高密度に配列すると、トラック
を光学検出するレーザスポットに隣接するトラックが干
渉するため、トラッキング信号のS/N(Signal-to-Noi
se ratio)が低下する。
【0011】これを解消するためには、トラックのウォ
ブリングの振幅も配列ピッチに比例させて圧縮すること
が想定できるが、これではウォブル信号のC/N(Carri
er-to-Noise ratio)が低下してアドレス情報の復元精度
が低下する。つまり、現在の光ディスク媒体では、トラ
ッキング信号のS/Nとウォブル信号のC/Nとを両立
させながら、トラックの配列を高密度化させて記録容量
を拡大することが困難である。
ブリングの振幅も配列ピッチに比例させて圧縮すること
が想定できるが、これではウォブル信号のC/N(Carri
er-to-Noise ratio)が低下してアドレス情報の復元精度
が低下する。つまり、現在の光ディスク媒体では、トラ
ッキング信号のS/Nとウォブル信号のC/Nとを両立
させながら、トラックの配列を高密度化させて記録容量
を拡大することが困難である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の光
ディスク媒体は、トラックがアドレス情報に対応してウ
ォブリングされている光ディスク媒体において、アドレ
ス情報を位相変調したウォブル信号に対応して前記トラ
ックがウォブリングされている。従って、この光ディス
ク媒体のトラックを光学走査して情報の記録や再生を実
行する場合、トラッキング信号からウォブル信号を抽出
して位相を検波すればアドレス情報が復元される。位相
変調は周波数変調や振幅変調に比較してエラーの発生率
が低くS/NやC/Nが高いので、トラックのウォブリ
ングの振幅を短縮してもアドレス情報が良好に復元され
る。なお、このような光ディスク媒体としては、再生専
用、追記型、書換型、等を許容し、そのトラックとして
は、ピット列、グルーブ、ランド、等を許容する。
ディスク媒体は、トラックがアドレス情報に対応してウ
ォブリングされている光ディスク媒体において、アドレ
ス情報を位相変調したウォブル信号に対応して前記トラ
ックがウォブリングされている。従って、この光ディス
ク媒体のトラックを光学走査して情報の記録や再生を実
行する場合、トラッキング信号からウォブル信号を抽出
して位相を検波すればアドレス情報が復元される。位相
変調は周波数変調や振幅変調に比較してエラーの発生率
が低くS/NやC/Nが高いので、トラックのウォブリ
ングの振幅を短縮してもアドレス情報が良好に復元され
る。なお、このような光ディスク媒体としては、再生専
用、追記型、書換型、等を許容し、そのトラックとして
は、ピット列、グルーブ、ランド、等を許容する。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
光ディスク媒体において、アドレス情報が所定コードに
変換されてから位相変調されているので、例えば、この
コード変換により位相変調の二値の一方の発生頻度や搬
送波の周波数が調整されている。なお、このような所定
コードとしては、例えば、バイフェーズコードやマンチ
ェスタコードを許容する。
光ディスク媒体において、アドレス情報が所定コードに
変換されてから位相変調されているので、例えば、この
コード変換により位相変調の二値の一方の発生頻度や搬
送波の周波数が調整されている。なお、このような所定
コードとしては、例えば、バイフェーズコードやマンチ
ェスタコードを許容する。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の1ビ
ットがウォブル信号の整数周期に対応しているので、ア
ドレス情報を位相変調したウォブル信号のデューティ比
が一定である。
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の1ビ
ットがウォブル信号の整数周期に対応しているので、ア
ドレス情報を位相変調したウォブル信号のデューティ比
が一定である。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項1または
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の二値
がウォブル信号の“0”度と“ 180”度との位相に対応
しているので、ウォブル信号の位相が反転しても始点と
終点との振幅は“0”となり、アドレス情報の二値が変
化してもウォブリングされたトラックが途切れることな
く連続する。
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の二値
がウォブル信号の“0”度と“ 180”度との位相に対応
しているので、ウォブル信号の位相が反転しても始点と
終点との振幅は“0”となり、アドレス情報の二値が変
化してもウォブリングされたトラックが途切れることな
く連続する。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項1または
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の二値
とウォブル信号の位相とが一対一に対応しているので、
ウォブル信号の位相を検波すればアドレス情報の二値が
復元される。
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の二値
とウォブル信号の位相とが一対一に対応しているので、
ウォブル信号の位相を検波すればアドレス情報の二値が
復元される。
【0017】請求項6記載の発明では、請求項1または
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の二値
とウォブル信号の位相の反転の有無とが一対一に対応し
ているので、ウォブル信号の位相の反転の有無を判別す
ればアドレス情報の二値が検出される。
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の二値
とウォブル信号の位相の反転の有無とが一対一に対応し
ているので、ウォブル信号の位相の反転の有無を判別す
ればアドレス情報の二値が検出される。
【0018】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
光ディスク媒体において、アドレス情報の二値の所定の
一方の発生に対応してウォブル信号の位相が反転してい
るので、ウォブル信号の位相の反転の有無を判別すれば
アドレス情報の二値が検出される。
光ディスク媒体において、アドレス情報の二値の所定の
一方の発生に対応してウォブル信号の位相が反転してい
るので、ウォブル信号の位相の反転の有無を判別すれば
アドレス情報の二値が検出される。
【0019】請求項8記載の発明では、請求項1または
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の位相
変調の搬送波の周波数がトラッキングサーボ帯域とRF
信号帯域との中間に位置するので、ウォブル信号とトラ
ッキングエラー信号とRF信号とが相互に干渉すること
なく別個に再生される。
2記載の光ディスク媒体において、アドレス情報の位相
変調の搬送波の周波数がトラッキングサーボ帯域とRF
信号帯域との中間に位置するので、ウォブル信号とトラ
ッキングエラー信号とRF信号とが相互に干渉すること
なく別個に再生される。
【0020】請求項9記載の発明の光ディスク装置は、
トラックがアドレス情報に対応してウォブリングされた
光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回転す
る前記光ディスク媒体のトラックを光学走査して少なく
ともトラッキング信号を検出する光学ヘッドと、トラッ
キング信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出す
るバンドパスフィルタと、ウォブル信号の位相を検波し
てアドレス情報を復元する位相検波器とを有する。従っ
て、光ディスク媒体のアドレス情報に対応してウォブリ
ングされたトラックを光学走査して情報の記録や再生を
実行する場合、この光ディスク媒体が回転駆動機構によ
り回転駆動され、回転する光ディスク媒体のトラックが
光学ヘッドにより光学走査されてトラッキング信号が検
出される。このトラッキング信号からバンドパスフィル
タにより特定の周波数帯のウォブル信号が抽出され、こ
のウォブル信号の位相が位相検波器により検波されてア
ドレス情報が復元される。つまり、光ディスク媒体のト
ラックがアドレス情報を位相変調したウォブル信号に対
応してウォブリングされていても、そのトラッキング信
号からウォブル信号が抽出されてアドレス情報が復元さ
れる。位相変調は周波数変調や振幅変調に比較してエラ
ーの発生率が低くS/NやC/Nが高いので、光ディス
ク媒体のトラックのウォブリングの振幅が短縮されてい
てもアドレス情報が良好に復元される。なお、このよう
な光ディスク装置としては、光ディスク媒体に情報を記
録するディスクレコーダ、光ディスク媒体の情報を再生
するディスクプレーヤ、光ディスク媒体の情報を消去す
るディスクイレーサ、光ディスク媒体に情報の記録や再
生や消去を実行するディスクドライブ、等を許容する。
トラックがアドレス情報に対応してウォブリングされた
光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回転す
る前記光ディスク媒体のトラックを光学走査して少なく
ともトラッキング信号を検出する光学ヘッドと、トラッ
キング信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出す
るバンドパスフィルタと、ウォブル信号の位相を検波し
てアドレス情報を復元する位相検波器とを有する。従っ
て、光ディスク媒体のアドレス情報に対応してウォブリ
ングされたトラックを光学走査して情報の記録や再生を
実行する場合、この光ディスク媒体が回転駆動機構によ
り回転駆動され、回転する光ディスク媒体のトラックが
光学ヘッドにより光学走査されてトラッキング信号が検
出される。このトラッキング信号からバンドパスフィル
タにより特定の周波数帯のウォブル信号が抽出され、こ
のウォブル信号の位相が位相検波器により検波されてア
ドレス情報が復元される。つまり、光ディスク媒体のト
ラックがアドレス情報を位相変調したウォブル信号に対
応してウォブリングされていても、そのトラッキング信
号からウォブル信号が抽出されてアドレス情報が復元さ
れる。位相変調は周波数変調や振幅変調に比較してエラ
ーの発生率が低くS/NやC/Nが高いので、光ディス
ク媒体のトラックのウォブリングの振幅が短縮されてい
てもアドレス情報が良好に復元される。なお、このよう
な光ディスク装置としては、光ディスク媒体に情報を記
録するディスクレコーダ、光ディスク媒体の情報を再生
するディスクプレーヤ、光ディスク媒体の情報を消去す
るディスクイレーサ、光ディスク媒体に情報の記録や再
生や消去を実行するディスクドライブ、等を許容する。
【0021】請求項10記載の発明の光ディスク装置
は、トラックがアドレス情報に対応してウォブリングさ
れた光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する前記光ディスク媒体のトラックを光学走査して少
なくともトラッキング信号を検出する光学ヘッドと、ト
ラッキング信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽
出するバンドパスフィルタと、ウォブル信号を所定時間
だけ遅延させる遅延回路と、遅延信号を遅延されていな
いウォブル信号に乗積させる乗積回路と、乗積信号を平
滑化するローパスフィルタとを有する。従って、光ディ
スク媒体のアドレス情報に対応してウォブリングされた
トラックを光学走査して情報の記録や再生を実行する場
合、この光ディスク媒体が回転駆動機構により回転駆動
され、回転する光ディスク媒体のトラックが光学ヘッド
により光学走査されてトラッキング信号が検出される。
このトラッキング信号からバンドパスフィルタにより特
定の周波数帯のウォブル信号が抽出され、このウォブル
信号が所定時間だけ遅延回路により遅延される。この遅
延信号が遅延されていないウォブル信号に乗積回路によ
り乗積され、この乗積信号がローパスフィルタにより平
滑化される。つまり、アドレス情報の二値とウォブル信
号の位相の反転の有無とが一対一に対応するように、光
ディスク媒体のトラックがウォブリングされていても、
そのトラッキング信号からウォブル信号が抽出されてア
ドレス情報が復元される。位相変調は周波数変調や振幅
変調に比較してエラーの発生率が低くS/NやC/Nが
高いので、光ディスク媒体のトラックのウォブリングの
振幅が短縮されていてもアドレス情報が良好に復元され
る。
は、トラックがアドレス情報に対応してウォブリングさ
れた光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する前記光ディスク媒体のトラックを光学走査して少
なくともトラッキング信号を検出する光学ヘッドと、ト
ラッキング信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽
出するバンドパスフィルタと、ウォブル信号を所定時間
だけ遅延させる遅延回路と、遅延信号を遅延されていな
いウォブル信号に乗積させる乗積回路と、乗積信号を平
滑化するローパスフィルタとを有する。従って、光ディ
スク媒体のアドレス情報に対応してウォブリングされた
トラックを光学走査して情報の記録や再生を実行する場
合、この光ディスク媒体が回転駆動機構により回転駆動
され、回転する光ディスク媒体のトラックが光学ヘッド
により光学走査されてトラッキング信号が検出される。
このトラッキング信号からバンドパスフィルタにより特
定の周波数帯のウォブル信号が抽出され、このウォブル
信号が所定時間だけ遅延回路により遅延される。この遅
延信号が遅延されていないウォブル信号に乗積回路によ
り乗積され、この乗積信号がローパスフィルタにより平
滑化される。つまり、アドレス情報の二値とウォブル信
号の位相の反転の有無とが一対一に対応するように、光
ディスク媒体のトラックがウォブリングされていても、
そのトラッキング信号からウォブル信号が抽出されてア
ドレス情報が復元される。位相変調は周波数変調や振幅
変調に比較してエラーの発生率が低くS/NやC/Nが
高いので、光ディスク媒体のトラックのウォブリングの
振幅が短縮されていてもアドレス情報が良好に復元され
る。
【0022】請求項11記載の発明の光ディスク装置
は、光ディスク原盤を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する前記光ディスク原盤を光学走査してトラックを形
成する光学ヘッドと、この光学ヘッドと前記光ディスク
原盤との相対速度が一定となるようトラックのアドレス
情報に対応して前記回転駆動機構の回転速度を制御する
回転制御回路と、前記光ディスク原盤のトラックのアド
レス情報を位相変調してウォブル信号を生成する位相変
調器と、このウォブル信号に対応して前記光学ヘッドの
走査位置を前記光ディスク原盤の半径方向に往復移動さ
せるヘッド制御回路とを有する。従って、光ディスク原
盤にアドレス情報に対応してウォブリングされたトラッ
クを形成する場合、この光ディスク原盤が回転駆動機構
により回転駆動され、回転する光ディスク原盤に光学ヘ
ッドによりトラックが形成される。このとき、トラック
のアドレス情報に対応して回転駆動機構の回転速度が回
転制御回路により制御され、光学ヘッドと光ディスク原
盤との相対速度が一定となる。また、光ディスク原盤の
トラックのアドレス情報が位相変調器により位相変調さ
れてウォブル信号が生成され、このウォブル信号に対応
してヘッド制御回路により光学ヘッドの走査位置が光デ
ィスク原盤の半径方向に往復移動される。つまり、光デ
ィスク原盤には、アドレス情報を位相変調したウォブル
信号に対応してウォブリングされたトラックが形成され
るので、この光ディスク原盤から光ディスク媒体を製造
すると、この光ディスク媒体のトラックもアドレス情報
を位相変調したウォブル信号に対応してウォブリングさ
れた形状となる。この光ディスク媒体のトラックを光学
走査して情報の記録や再生を実行する場合、そのトラッ
キング信号からウォブル信号が抽出されてアドレス情報
が復元される。位相変調は周波数変調や振幅変調に比較
してエラーの発生率が低くS/NやC/Nが高いので、
光ディスク原盤のトラックのウォブリングの振幅が短縮
されていてもアドレス情報が良好に復元される。なお、
光ディスク原盤としては、そのまま光ディスク媒体とし
て製作されるディスク基板、光ディスク媒体の大量生産
に利用されるディスクスタンパ、このようなディスクス
タンパの生産に利用されるスタンパマスタ、ディスクス
タンパの生産等に利用されるフォトマスク、等を許容す
る。
は、光ディスク原盤を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する前記光ディスク原盤を光学走査してトラックを形
成する光学ヘッドと、この光学ヘッドと前記光ディスク
原盤との相対速度が一定となるようトラックのアドレス
情報に対応して前記回転駆動機構の回転速度を制御する
回転制御回路と、前記光ディスク原盤のトラックのアド
レス情報を位相変調してウォブル信号を生成する位相変
調器と、このウォブル信号に対応して前記光学ヘッドの
走査位置を前記光ディスク原盤の半径方向に往復移動さ
せるヘッド制御回路とを有する。従って、光ディスク原
盤にアドレス情報に対応してウォブリングされたトラッ
クを形成する場合、この光ディスク原盤が回転駆動機構
により回転駆動され、回転する光ディスク原盤に光学ヘ
ッドによりトラックが形成される。このとき、トラック
のアドレス情報に対応して回転駆動機構の回転速度が回
転制御回路により制御され、光学ヘッドと光ディスク原
盤との相対速度が一定となる。また、光ディスク原盤の
トラックのアドレス情報が位相変調器により位相変調さ
れてウォブル信号が生成され、このウォブル信号に対応
してヘッド制御回路により光学ヘッドの走査位置が光デ
ィスク原盤の半径方向に往復移動される。つまり、光デ
ィスク原盤には、アドレス情報を位相変調したウォブル
信号に対応してウォブリングされたトラックが形成され
るので、この光ディスク原盤から光ディスク媒体を製造
すると、この光ディスク媒体のトラックもアドレス情報
を位相変調したウォブル信号に対応してウォブリングさ
れた形状となる。この光ディスク媒体のトラックを光学
走査して情報の記録や再生を実行する場合、そのトラッ
キング信号からウォブル信号が抽出されてアドレス情報
が復元される。位相変調は周波数変調や振幅変調に比較
してエラーの発生率が低くS/NやC/Nが高いので、
光ディスク原盤のトラックのウォブリングの振幅が短縮
されていてもアドレス情報が良好に復元される。なお、
光ディスク原盤としては、そのまま光ディスク媒体とし
て製作されるディスク基板、光ディスク媒体の大量生産
に利用されるディスクスタンパ、このようなディスクス
タンパの生産に利用されるスタンパマスタ、ディスクス
タンパの生産等に利用されるフォトマスク、等を許容す
る。
【0023】請求項12記載の発明では、請求項11記
載の光ディスク装置において、位相変調器は、アドレス
情報の二値の所定の一方の発生に対応してウォブル信号
の位相を反転させるので、アドレス情報の二値とウォブ
ル信号の位相の反転の有無とが一対一に対応した状態と
なる。
載の光ディスク装置において、位相変調器は、アドレス
情報の二値の所定の一方の発生に対応してウォブル信号
の位相を反転させるので、アドレス情報の二値とウォブ
ル信号の位相の反転の有無とが一対一に対応した状態と
なる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図5に基づいて以下に説明する。なお、本実施の
形態に関し、前述した一従来例と同一の部分は、同一の
名称および符号を利用して詳細な説明は省略する。
ないし図5に基づいて以下に説明する。なお、本実施の
形態に関し、前述した一従来例と同一の部分は、同一の
名称および符号を利用して詳細な説明は省略する。
【0025】本実施の形態の光ディスクシステム11
は、図2に示すように、光ディスク媒体12と光ディス
ク装置であるディスクドライブ13からなる。本実施の
形態の光ディスク媒体12は、ここではCLV方式の書
換型として形成されており、そのトラックとなるグルー
ブ2がアドレス情報に対応してウォブリングされている
が、このウォブリングがアドレス情報を位相変調したウ
ォブル信号に対応している。なお、この光ディスク媒体
12では、アドレス情報の1ビットがウォブル信号の整
数周期である二周期に対応しており、アドレス情報の二
値の“0/1”がウォブル信号の“0/180”度の位相に一
対一に対応している。この位相変調されたウォブル信号
の搬送波は余弦波であり、その周波数はトラッキングサ
ーボ帯域とRF信号帯域との中間に位置している。
は、図2に示すように、光ディスク媒体12と光ディス
ク装置であるディスクドライブ13からなる。本実施の
形態の光ディスク媒体12は、ここではCLV方式の書
換型として形成されており、そのトラックとなるグルー
ブ2がアドレス情報に対応してウォブリングされている
が、このウォブリングがアドレス情報を位相変調したウ
ォブル信号に対応している。なお、この光ディスク媒体
12では、アドレス情報の1ビットがウォブル信号の整
数周期である二周期に対応しており、アドレス情報の二
値の“0/1”がウォブル信号の“0/180”度の位相に一
対一に対応している。この位相変調されたウォブル信号
の搬送波は余弦波であり、その周波数はトラッキングサ
ーボ帯域とRF信号帯域との中間に位置している。
【0026】このような光ディスク媒体12に情報の記
録や再生を実行する本実施の形態のディスクドライブ1
3は、回転駆動機構14、光学ヘッド15、ヘッド制御
回路16、回転制御回路17、等を主要部として有して
いる。前記回転駆動機構14は、光ディスク媒体12を
保持するターンテーブル18、このターンテーブル18
を回転駆動するスピンドルモータ19、等を有してお
り、詳細には後述するように、光ディスク媒体12をC
LV方式で回転駆動する。
録や再生を実行する本実施の形態のディスクドライブ1
3は、回転駆動機構14、光学ヘッド15、ヘッド制御
回路16、回転制御回路17、等を主要部として有して
いる。前記回転駆動機構14は、光ディスク媒体12を
保持するターンテーブル18、このターンテーブル18
を回転駆動するスピンドルモータ19、等を有してお
り、詳細には後述するように、光ディスク媒体12をC
LV方式で回転駆動する。
【0027】前記光学ヘッド15は、レーザ光源、対物
レンズ、ビームスプリッタ、受光素子等を有しており、
前記光ディスク媒体12のグルーブ2を光学走査して情
報の記録や再生を実行する。この光学ヘッド15は、ス
レッジ機構によりトラッキング方向に移動自在に支持さ
れており、この光学ヘッド15の内部では、前記対物レ
ンズがトラッキング機構とフォーカシング機構とにより
各方向に変位自在に支持されている。
レンズ、ビームスプリッタ、受光素子等を有しており、
前記光ディスク媒体12のグルーブ2を光学走査して情
報の記録や再生を実行する。この光学ヘッド15は、ス
レッジ機構によりトラッキング方向に移動自在に支持さ
れており、この光学ヘッド15の内部では、前記対物レ
ンズがトラッキング機構とフォーカシング機構とにより
各方向に変位自在に支持されている。
【0028】前記ヘッド制御回路16は、前記光学ヘッ
ド15に接続されており、この光学ヘッド15による情
報の記録や再生に関連した各種の情報処理を実行する。
つまり、前記受光素子の出力信号を検出し、前記レーザ
光源と前記スレッジ機構と前記トラッキング機構と前記
フォーカシング機構とを駆動制御する。例えば、情報の
記録時には、トラッキング制御やフォーカシング制御を
実行しながら、記録する情報に対応して前記光学ヘッド
15のレーザ光源を駆動する。同様に、情報の再生時に
は、トラッキング制御やフォーカシング制御を実行した
状態で、前記光学ヘッド15の受光素子の出力信号から
RF信号を復号する。
ド15に接続されており、この光学ヘッド15による情
報の記録や再生に関連した各種の情報処理を実行する。
つまり、前記受光素子の出力信号を検出し、前記レーザ
光源と前記スレッジ機構と前記トラッキング機構と前記
フォーカシング機構とを駆動制御する。例えば、情報の
記録時には、トラッキング制御やフォーカシング制御を
実行しながら、記録する情報に対応して前記光学ヘッド
15のレーザ光源を駆動する。同様に、情報の再生時に
は、トラッキング制御やフォーカシング制御を実行した
状態で、前記光学ヘッド15の受光素子の出力信号から
RF信号を復号する。
【0029】前記ヘッド制御回路16は、光ディスク媒
体12のグルーブ2のアドレス情報を再生するアドレス
再生回路21も有しており、このアドレス再生回路21
は、図3に示すように、バンドパスフィルタ5と位相検
波器22とを有している。上述のように前記ヘッド制御
回路16が前記光学ヘッド15のトラッキング制御を実
行する場合、この光学ヘッド15が検出するトラッキン
グ信号は前記アドレス再生回路21にも入力される。そ
の場合、前記バンドパスフィルタ5は、トラッキング信
号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出し、前記位
相検波器22は、ウォブル信号の位相を検波してアドレ
ス情報を復元する。
体12のグルーブ2のアドレス情報を再生するアドレス
再生回路21も有しており、このアドレス再生回路21
は、図3に示すように、バンドパスフィルタ5と位相検
波器22とを有している。上述のように前記ヘッド制御
回路16が前記光学ヘッド15のトラッキング制御を実
行する場合、この光学ヘッド15が検出するトラッキン
グ信号は前記アドレス再生回路21にも入力される。そ
の場合、前記バンドパスフィルタ5は、トラッキング信
号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出し、前記位
相検波器22は、ウォブル信号の位相を検波してアドレ
ス情報を復元する。
【0030】前記回転制御回路17は、前記ヘッド制御
回路16と前記スピンドルモータ19とに接続されてお
り、前記ヘッド制御回路16のアドレス再生回路21か
ら入力されるアドレス情報に対応して、前記スピンドル
モータ19の回転速度をCLV方式で制御する。より詳
細には、前記回転制御回路17は、PLL(Phase Locke
d Loop)回路を有しており、前記ヘッド制御回路16か
ら入力されるアドレス情報から前記光ディスク媒体12
の回転駆動の目標速度を生成し、前記スピンドルモータ
19の回転速度を目標速度にPLL制御で一致させる。
回路16と前記スピンドルモータ19とに接続されてお
り、前記ヘッド制御回路16のアドレス再生回路21か
ら入力されるアドレス情報に対応して、前記スピンドル
モータ19の回転速度をCLV方式で制御する。より詳
細には、前記回転制御回路17は、PLL(Phase Locke
d Loop)回路を有しており、前記ヘッド制御回路16か
ら入力されるアドレス情報から前記光ディスク媒体12
の回転駆動の目標速度を生成し、前記スピンドルモータ
19の回転速度を目標速度にPLL制御で一致させる。
【0031】このような構成において、本実施の形態の
光ディスクシステム11は、ディスクドライブ13に光
ディスク媒体12を交換自在に装填することができ、こ
のように装填した光ディスク媒体12にディスクドライ
ブ13により情報の記録や再生を実行することができ
る。
光ディスクシステム11は、ディスクドライブ13に光
ディスク媒体12を交換自在に装填することができ、こ
のように装填した光ディスク媒体12にディスクドライ
ブ13により情報の記録や再生を実行することができ
る。
【0032】その場合、ディスクドライブ13の回転駆
動機構14により光ディスク媒体12が回転駆動され、
最初は回転する光ディスク媒体12のグルーブ2に光学
ヘッド15が情報の記録や再生を実行する。このとき、
ウォブリングされたグルーブ2を光学走査する光学ヘッ
ド15の出力信号からヘッド制御回路16がトラッキン
グ信号とフォーカシング信号とを検出するので、これら
の信号に従って光学ヘッド15をグルーブ2に追従させ
る。
動機構14により光ディスク媒体12が回転駆動され、
最初は回転する光ディスク媒体12のグルーブ2に光学
ヘッド15が情報の記録や再生を実行する。このとき、
ウォブリングされたグルーブ2を光学走査する光学ヘッ
ド15の出力信号からヘッド制御回路16がトラッキン
グ信号とフォーカシング信号とを検出するので、これら
の信号に従って光学ヘッド15をグルーブ2に追従させ
る。
【0033】同時に、ヘッド制御回路16がトラッキン
グ信号からウォブル信号を検出して回転制御回路17に
出力するので、この回転制御回路17はウォブル信号の
周波数が一定となるようにスピンドルモータ19の回転
速度をフィードバック制御することにより、光学ヘッド
15に対する光ディスク媒体12の線速度を一定とす
る。
グ信号からウォブル信号を検出して回転制御回路17に
出力するので、この回転制御回路17はウォブル信号の
周波数が一定となるようにスピンドルモータ19の回転
速度をフィードバック制御することにより、光学ヘッド
15に対する光ディスク媒体12の線速度を一定とす
る。
【0034】なお、本実施の形態の光ディスクシステム
11では、光ディスク媒体12のトラックであるグルー
ブ2がアドレス情報を位相変調したウォブル信号に対応
してウォブリングされているので、従来と同様な方法で
はアドレス情報は再生されない。そこで、アドレス再生
回路21は、トラッキング信号からバンドパスフィルタ
5により特定の周波数帯のウォブル信号を抽出し、この
ウォブル信号の位相を位相検波器22により検波してア
ドレス情報を復元する。
11では、光ディスク媒体12のトラックであるグルー
ブ2がアドレス情報を位相変調したウォブル信号に対応
してウォブリングされているので、従来と同様な方法で
はアドレス情報は再生されない。そこで、アドレス再生
回路21は、トラッキング信号からバンドパスフィルタ
5により特定の周波数帯のウォブル信号を抽出し、この
ウォブル信号の位相を位相検波器22により検波してア
ドレス情報を復元する。
【0035】本実施の形態の光ディスクシステム11で
は、上述のように光ディスク媒体12のグルーブ2のウ
ォブリングがアドレス情報を位相変調したウォブル信号
に対応しており、ディスクドライブ13は、光ディスク
媒体12から検出したウォブル信号の位相を検波してア
ドレス情報を復元する。このように二値のアドレス情報
をウォブル信号の二種類の位相に位相変調しており、こ
のウォブル信号の位相が“0/180”度に離散的に変化し
ているので、この位相変調はPSK(Phase Shift Keyin
g)変調であると云うこともできる。このPSK方式は、
図4に示すように、従来のウォブル信号の周波数からア
ドレス情報を復調するFSK(FrequencyShift Keying)
方式やASK(Amplitude Shift Keying)方式などに比較
して、エラーの発生率が低くS/NやC/Nが高い。
は、上述のように光ディスク媒体12のグルーブ2のウ
ォブリングがアドレス情報を位相変調したウォブル信号
に対応しており、ディスクドライブ13は、光ディスク
媒体12から検出したウォブル信号の位相を検波してア
ドレス情報を復元する。このように二値のアドレス情報
をウォブル信号の二種類の位相に位相変調しており、こ
のウォブル信号の位相が“0/180”度に離散的に変化し
ているので、この位相変調はPSK(Phase Shift Keyin
g)変調であると云うこともできる。このPSK方式は、
図4に示すように、従来のウォブル信号の周波数からア
ドレス情報を復調するFSK(FrequencyShift Keying)
方式やASK(Amplitude Shift Keying)方式などに比較
して、エラーの発生率が低くS/NやC/Nが高い。
【0036】換言すると、本実施の形態のディスクシス
テム11では、アドレス情報を位相変調してウォブル信
号を生成しているので、アドレス情報の再生に必要なC
/N等を確保したまま、光ディスク媒体12のグルーブ
2のウォブリングの振幅を短縮することができる。この
ようにグルーブ2のウォブリングの振幅を短縮すれば、
グルーブ2の配列ピッチを高密度化しても再生信号のS
/Nが低下しないので、信号再生のS/Nを維持したま
ま光ディスク媒体12の記録容量を拡大することができ
る。
テム11では、アドレス情報を位相変調してウォブル信
号を生成しているので、アドレス情報の再生に必要なC
/N等を確保したまま、光ディスク媒体12のグルーブ
2のウォブリングの振幅を短縮することができる。この
ようにグルーブ2のウォブリングの振幅を短縮すれば、
グルーブ2の配列ピッチを高密度化しても再生信号のS
/Nが低下しないので、信号再生のS/Nを維持したま
ま光ディスク媒体12の記録容量を拡大することができ
る。
【0037】特に、本実施の形態の光ディスク媒体12
は、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相とが一対
一に対応しているので、ディスクドライブ13は、ウォ
ブル信号の位相を検波するだけでアドレス情報の二値を
復元することができ、単純な構造のアドレス再生回路2
1でアドレス情報を高速に再生することができる。
は、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相とが一対
一に対応しているので、ディスクドライブ13は、ウォ
ブル信号の位相を検波するだけでアドレス情報の二値を
復元することができ、単純な構造のアドレス再生回路2
1でアドレス情報を高速に再生することができる。
【0038】また、アドレス情報の二値の“0/1”がウ
ォブル信号の“0/180”度の位相に対応しているので、
図1に示すように、ウォブル信号の位相が反転しても始
点と終点との振幅は“0”となり、アドレス情報の二値
が変化してもウォブリングされたグルーブ2が途切れる
ことなく連続する。なお、このようなグルーブ2を実際
に形成してウォブル信号を検出すると、図示するよう
に、このウォブル信号は位相が反転する位置で波形が鈍
るが、このことによる問題はない。
ォブル信号の“0/180”度の位相に対応しているので、
図1に示すように、ウォブル信号の位相が反転しても始
点と終点との振幅は“0”となり、アドレス情報の二値
が変化してもウォブリングされたグルーブ2が途切れる
ことなく連続する。なお、このようなグルーブ2を実際
に形成してウォブル信号を検出すると、図示するよう
に、このウォブル信号は位相が反転する位置で波形が鈍
るが、このことによる問題はない。
【0039】しかも、本実施の形態の光ディスク媒体1
2では、アドレス情報の1ビットがウォブル信号の二周
期に対応しているので、アドレス情報の二値に対してウ
ォブル信号のデューティ比が変化しない。このため、従
来のCDのように、デューティ比の格差を軽減するため
にアドレス情報をウォブル信号に変換する以前にバイフ
ェーズコードに変換する必要がなく、ディスクドライブ
13はウォブル信号をアドレス情報に直接に変換できる
ので、この処理の負担が小さく速度が高い。このように
ウォブル信号のデューティ比が一定なので、アドレス情
報を再生する場合にウォブル信号のDC(Direct Curren
t)成分の影響を考慮する必要もなく、ディスクドライブ
13は、ウォブル信号からアドレス情報を簡単に再生す
ることができる。
2では、アドレス情報の1ビットがウォブル信号の二周
期に対応しているので、アドレス情報の二値に対してウ
ォブル信号のデューティ比が変化しない。このため、従
来のCDのように、デューティ比の格差を軽減するため
にアドレス情報をウォブル信号に変換する以前にバイフ
ェーズコードに変換する必要がなく、ディスクドライブ
13はウォブル信号をアドレス情報に直接に変換できる
ので、この処理の負担が小さく速度が高い。このように
ウォブル信号のデューティ比が一定なので、アドレス情
報を再生する場合にウォブル信号のDC(Direct Curren
t)成分の影響を考慮する必要もなく、ディスクドライブ
13は、ウォブル信号からアドレス情報を簡単に再生す
ることができる。
【0040】しかし、本発明は上記形態に限定されるも
のではなく、各種の変形を許容する。例えば、図5およ
び図6に示すように、アドレス情報をバイフェーズコー
ドやマンチェスタコード等の所定コードに変換してから
位相変調してウォブル信号を生成することも可能であ
る。このようなコード変換を実行すれば、例えば、位相
変調の二値の一方の発生頻度や搬送波の周波数を調整す
ることができるので、光ディスク媒体12の設計の自由
度を向上させることができる。
のではなく、各種の変形を許容する。例えば、図5およ
び図6に示すように、アドレス情報をバイフェーズコー
ドやマンチェスタコード等の所定コードに変換してから
位相変調してウォブル信号を生成することも可能であ
る。このようなコード変換を実行すれば、例えば、位相
変調の二値の一方の発生頻度や搬送波の周波数を調整す
ることができるので、光ディスク媒体12の設計の自由
度を向上させることができる。
【0041】また、上記形態ではアドレス情報の1ビッ
トをウォブル信号の二周期に対応させることを例示した
が、これは整数周期に対応していれば良く、例えば、一
周期や四周期に対応させることも可能である。
トをウォブル信号の二周期に対応させることを例示した
が、これは整数周期に対応していれば良く、例えば、一
周期や四周期に対応させることも可能である。
【0042】ここで、上述のようにウォブリングされた
グルーブを光ディスク原盤に形成する光ディスク装置で
あるカッティング装置(図示せず)を、図7を参考に以
下に簡単に説明する。このカッティング装置は、前述し
たディスクドライブ13と同様に、回転駆動機構、光学
ヘッド、回転制御回路、ヘッド制御回路、等を有する
他、位相変調器31を有している。
グルーブを光ディスク原盤に形成する光ディスク装置で
あるカッティング装置(図示せず)を、図7を参考に以
下に簡単に説明する。このカッティング装置は、前述し
たディスクドライブ13と同様に、回転駆動機構、光学
ヘッド、回転制御回路、ヘッド制御回路、等を有する
他、位相変調器31を有している。
【0043】前記回転駆動機構は、光ディスク原盤を回
転駆動し、前記光学ヘッドは、回転する光ディスク原盤
にグルーブを形成する。前記回転制御回路は、グルーブ
のアドレス情報に対応して回転駆動機構の回転速度を制
御し、光学ヘッドと光ディスク原盤との相対速度を一定
とする。前記位相変調器31は、グルーブのアドレス情
報を位相変調してウォブル信号を生成し、前記ヘッド制
御回路は、ウォブル信号に対応して光学ヘッドの走査位
置を光ディスク原盤の半径方向に往復移動させる。
転駆動し、前記光学ヘッドは、回転する光ディスク原盤
にグルーブを形成する。前記回転制御回路は、グルーブ
のアドレス情報に対応して回転駆動機構の回転速度を制
御し、光学ヘッドと光ディスク原盤との相対速度を一定
とする。前記位相変調器31は、グルーブのアドレス情
報を位相変調してウォブル信号を生成し、前記ヘッド制
御回路は、ウォブル信号に対応して光学ヘッドの走査位
置を光ディスク原盤の半径方向に往復移動させる。
【0044】このような構成において、上述したカッテ
ィング装置は、アドレス情報に対応してウォブリングさ
れたグルーブを光ディスク原盤に形成する。その場合、
アドレス情報を位相変調したウォブル信号に対応してウ
ォブリングされたグルーブが形成されるので、例えば、
この光ディスク原盤からディスクスタンパを製作して前
述した光ディスク媒体12を大量生産するようなことが
できる。
ィング装置は、アドレス情報に対応してウォブリングさ
れたグルーブを光ディスク原盤に形成する。その場合、
アドレス情報を位相変調したウォブル信号に対応してウ
ォブリングされたグルーブが形成されるので、例えば、
この光ディスク原盤からディスクスタンパを製作して前
述した光ディスク媒体12を大量生産するようなことが
できる。
【0045】本実施の形態の光ディスク媒体12では、
アドレス情報の二値に対してウォブル信号のデューティ
比が変化しないので、上述のように光ディスク原盤にグ
ルーブを形成するカッティング装置は、アドレス情報を
所定コードに変換することなく直接にウォブル信号に変
換することができ、この処理の負担が小さく速度が高
い。
アドレス情報の二値に対してウォブル信号のデューティ
比が変化しないので、上述のように光ディスク原盤にグ
ルーブを形成するカッティング装置は、アドレス情報を
所定コードに変換することなく直接にウォブル信号に変
換することができ、この処理の負担が小さく速度が高
い。
【0046】本発明の実施の第二の形態を図8および図
9に基づいて以下に説明する。なお、本実施の形態に関
し、上述した実施の第一の形態と同一の部分は、同一の
名称および符号を利用して詳細な説明は省略する。
9に基づいて以下に説明する。なお、本実施の形態に関
し、上述した実施の第一の形態と同一の部分は、同一の
名称および符号を利用して詳細な説明は省略する。
【0047】本実施の形態の光ディスクシステムも、前
述した光ディスクシステム11と同様に、光ディスク媒
体と光ディスク装置であるディスクドライブとからな
り、光ディスク媒体のトラックとなるグルーブも、アド
レス情報を位相変調したウォブル信号に対応してウォブ
リングされている。
述した光ディスクシステム11と同様に、光ディスク媒
体と光ディスク装置であるディスクドライブとからな
り、光ディスク媒体のトラックとなるグルーブも、アド
レス情報を位相変調したウォブル信号に対応してウォブ
リングされている。
【0048】しかし、そのアドレス情報の二値とウォブ
ル信号の位相とは一対一に対応しておらず、図8に示す
ように、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相の反
転の有無とが一対一に対応している。つまり、アドレス
情報の二値の所定の一方である“1”の発生のみに対応
してウォブル信号の位相が反転しており、アドレス情報
の“0”が発生してもウォブル信号の位相は反転してい
ない。
ル信号の位相とは一対一に対応しておらず、図8に示す
ように、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相の反
転の有無とが一対一に対応している。つまり、アドレス
情報の二値の所定の一方である“1”の発生のみに対応
してウォブル信号の位相が反転しており、アドレス情報
の“0”が発生してもウォブル信号の位相は反転してい
ない。
【0049】このような光ディスク媒体に情報の記録や
再生を実行するディスクドライブも、その主要な構造は
前述したディスクドライブ13と同様である。しかし、
その再生回路41は、図9に示すように、バンドパスフ
ィルタ5の出力が二本に分岐されており、その一方に遅
延回路42が挿入されている。この二本の配線が一個の
乗積回路43に接続されており、この乗積回路43にロ
ーパスフィルタ44が接続されている。
再生を実行するディスクドライブも、その主要な構造は
前述したディスクドライブ13と同様である。しかし、
その再生回路41は、図9に示すように、バンドパスフ
ィルタ5の出力が二本に分岐されており、その一方に遅
延回路42が挿入されている。この二本の配線が一個の
乗積回路43に接続されており、この乗積回路43にロ
ーパスフィルタ44が接続されている。
【0050】前記バンドパスフィルタ5は、トラッキン
グ信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出し、前
記遅延回路42は、図8に示すように、ウォブル信号を
アドレス情報の1ビットに対応した時間だけ遅延させ
る。前記乗積回路43は、遅延信号を遅延されていない
ウォブル信号に乗積させ、前記ローパスフィルタ44
は、乗積信号を平滑化してアドレス情報を復元する。な
お、このローパスフィルタ44の出力信号は、アドレス
情報を正確にデジタル信号として復元したものではない
ので、実際には単安定マルチバイブレータ等で後処理す
ることが好ましい。
グ信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出し、前
記遅延回路42は、図8に示すように、ウォブル信号を
アドレス情報の1ビットに対応した時間だけ遅延させ
る。前記乗積回路43は、遅延信号を遅延されていない
ウォブル信号に乗積させ、前記ローパスフィルタ44
は、乗積信号を平滑化してアドレス情報を復元する。な
お、このローパスフィルタ44の出力信号は、アドレス
情報を正確にデジタル信号として復元したものではない
ので、実際には単安定マルチバイブレータ等で後処理す
ることが好ましい。
【0051】このような構成において、本実施の形態の
光ディスクシステムも、前述した光ディスクシステム1
1と同様に、ディスクドライブにより光ディスク媒体に
情報の記録や再生を実行することができる。
光ディスクシステムも、前述した光ディスクシステム1
1と同様に、ディスクドライブにより光ディスク媒体に
情報の記録や再生を実行することができる。
【0052】このとき、ディスクドライブのアドレス再
生回路41は、光ディスク媒体から検出されたトラッキ
ング信号から、バンドパスフィルタ5により特定の周波
数帯のウォブル信号を抽出し、このウォブル信号を二つ
に分割して一方を遅延回路42アドレス情報の1ビット
に対応した時間だけ遅延させる。そして、このように遅
延されたウォブル信号と遅延されていないウォブル信号
とを乗積回路43により乗積させ、この乗積信号をロー
パスフィルタ44により平滑化してアドレス情報を復元
する。
生回路41は、光ディスク媒体から検出されたトラッキ
ング信号から、バンドパスフィルタ5により特定の周波
数帯のウォブル信号を抽出し、このウォブル信号を二つ
に分割して一方を遅延回路42アドレス情報の1ビット
に対応した時間だけ遅延させる。そして、このように遅
延されたウォブル信号と遅延されていないウォブル信号
とを乗積回路43により乗積させ、この乗積信号をロー
パスフィルタ44により平滑化してアドレス情報を復元
する。
【0053】本実施の形態の光ディスクシステムも、前
述した光ディスクシステム11と同様に、光ディスク媒
体のグルーブのウォブリングがアドレス情報を位相変調
したウォブル信号に対応しているので、アドレス情報の
再生に必要なC/N等を確保したままグルーブのウォブ
リングの振幅を短縮することができ、グルーブの配列ピ
ッチを高密度化して記録容量を拡大することができる。
述した光ディスクシステム11と同様に、光ディスク媒
体のグルーブのウォブリングがアドレス情報を位相変調
したウォブル信号に対応しているので、アドレス情報の
再生に必要なC/N等を確保したままグルーブのウォブ
リングの振幅を短縮することができ、グルーブの配列ピ
ッチを高密度化して記録容量を拡大することができる。
【0054】特に、本実施の形態の光ディスク媒体は、
アドレス情報の二値の一方の発生とウォブル信号の位相
の反転とが一対一に対応しているので、ディスクドライ
ブは、単純な構造のアドレス再生回路41で簡単な処理
によりアドレス情報を高速に再生することができる。し
かも、ウォブル信号の位相の反転がアドレス情報の二値
の一方である“1”の発生のみに対応するので、例え
ば、アドレス情報に“0”の発生頻度が高く“1”の発
生頻度が低い場合、ウォブル信号の位相を反転させる頻
度も低くなる。つまり、グルーブのウォブリング形状が
単純となるので、このグルーブの形成が容易となる。
アドレス情報の二値の一方の発生とウォブル信号の位相
の反転とが一対一に対応しているので、ディスクドライ
ブは、単純な構造のアドレス再生回路41で簡単な処理
によりアドレス情報を高速に再生することができる。し
かも、ウォブル信号の位相の反転がアドレス情報の二値
の一方である“1”の発生のみに対応するので、例え
ば、アドレス情報に“0”の発生頻度が高く“1”の発
生頻度が低い場合、ウォブル信号の位相を反転させる頻
度も低くなる。つまり、グルーブのウォブリング形状が
単純となるので、このグルーブの形成が容易となる。
【0055】なお、このようにウォブリングされたグル
ーブを光ディスク原盤に形成する光ディスク装置である
カッティング装置は、アドレス情報の二値の所定の一方
の発生に対応してウォブル信号の位相を反転させれば良
い。
ーブを光ディスク原盤に形成する光ディスク装置である
カッティング装置は、アドレス情報の二値の所定の一方
の発生に対応してウォブル信号の位相を反転させれば良
い。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明の光ディスク媒体
は、アドレス情報を位相変調したウォブル信号に対応し
てトラックがウォブリングされていることにより、トラ
ックのウォブリングの振幅を短縮してもアドレス情報が
良好に復元されるので、トラックの配列ピッチを高密度
化して光ディスク媒体の記録容量を増加させることが可
能である。
は、アドレス情報を位相変調したウォブル信号に対応し
てトラックがウォブリングされていることにより、トラ
ックのウォブリングの振幅を短縮してもアドレス情報が
良好に復元されるので、トラックの配列ピッチを高密度
化して光ディスク媒体の記録容量を増加させることが可
能である。
【0057】請求項2記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報が所定コードに変換されてから位相変
調されていることにより、このコード変換により位相変
調の二値の一方の発生頻度や搬送波の周波数を調整し、
光ディスク媒体の設計や仕様の自由度を向上させること
ができる。
は、アドレス情報が所定コードに変換されてから位相変
調されていることにより、このコード変換により位相変
調の二値の一方の発生頻度や搬送波の周波数を調整し、
光ディスク媒体の設計や仕様の自由度を向上させること
ができる。
【0058】請求項3記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報の1ビットがウォブル信号の整数周期
に対応していることにより、アドレス情報を位相変調し
たウォブル信号のデューティ比が一定なので、アドレス
情報をウォブル信号に直接に変換することが可能であ
る。
は、アドレス情報の1ビットがウォブル信号の整数周期
に対応していることにより、アドレス情報を位相変調し
たウォブル信号のデューティ比が一定なので、アドレス
情報をウォブル信号に直接に変換することが可能であ
る。
【0059】請求項4記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報の二値がウォブル信号の“0”度と
“ 180”度との位相に対応していることにより、トラッ
クをウォブル信号の位相が判定しても途切れない形状に
形成することができる。
は、アドレス情報の二値がウォブル信号の“0”度と
“ 180”度との位相に対応していることにより、トラッ
クをウォブル信号の位相が判定しても途切れない形状に
形成することができる。
【0060】請求項5記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相とが一対
一に対応していることにより、ウォブル信号の位相を検
波すればアドレス情報の二値を検出することができるの
で、光ディスク媒体に情報の記録等を実行する場合に、
簡単な回路で高速にアドレス情報を復元することができ
る。
は、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相とが一対
一に対応していることにより、ウォブル信号の位相を検
波すればアドレス情報の二値を検出することができるの
で、光ディスク媒体に情報の記録等を実行する場合に、
簡単な回路で高速にアドレス情報を復元することができ
る。
【0061】請求項6記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相の反転の
有無とが一対一に対応していることにより、ウォブル信
号の位相の反転の有無を判別すればアドレス情報の二値
を検出することができるので、光ディスク媒体に情報の
記録等を実行する場合に、簡単な回路で高速にアドレス
情報を復元することができる。
は、アドレス情報の二値とウォブル信号の位相の反転の
有無とが一対一に対応していることにより、ウォブル信
号の位相の反転の有無を判別すればアドレス情報の二値
を検出することができるので、光ディスク媒体に情報の
記録等を実行する場合に、簡単な回路で高速にアドレス
情報を復元することができる。
【0062】請求項7記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報の二値の所定の一方の発生に対応して
ウォブル信号の位相が反転していることにより、ウォブ
ル信号の位相の反転の有無を判別すればアドレス情報の
二値を検出することができるので、光ディスク媒体に情
報の記録等を実行する場合に、簡単な回路で高速にアド
レス情報を復元することができる。
は、アドレス情報の二値の所定の一方の発生に対応して
ウォブル信号の位相が反転していることにより、ウォブ
ル信号の位相の反転の有無を判別すればアドレス情報の
二値を検出することができるので、光ディスク媒体に情
報の記録等を実行する場合に、簡単な回路で高速にアド
レス情報を復元することができる。
【0063】請求項8記載の発明の光ディスク媒体で
は、アドレス情報の位相変調の搬送波の周波数がトラッ
キングサーボ帯域とRF信号帯域との中間に位置するこ
とにより、ウォブル信号とトラッキングエラー信号とR
F信号とが再生時に相互に干渉しないので、光ディスク
媒体に情報の記録等を実行する場合に、各信号を良好な
特性で再生することができる。
は、アドレス情報の位相変調の搬送波の周波数がトラッ
キングサーボ帯域とRF信号帯域との中間に位置するこ
とにより、ウォブル信号とトラッキングエラー信号とR
F信号とが再生時に相互に干渉しないので、光ディスク
媒体に情報の記録等を実行する場合に、各信号を良好な
特性で再生することができる。
【0064】請求項9記載の発明の光ディスク装置は、
トラックがアドレス情報に対応してウォブリングされた
光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回転す
る光ディスク媒体のトラックを光学走査して少なくとも
トラッキング信号を検出する光学ヘッドと、トラッキン
グ信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出するバ
ンドパスフィルタと、ウォブル信号の位相を検波してア
ドレス情報を復元する位相検波器とを有することによ
り、光ディスク媒体のトラックがアドレス情報を位相変
調したウォブル信号に対応してウォブリングされてお
り、そのアドレス情報の二値とウォブル信号の位相とが
一対一に対応している場合でも、この光ディスク媒体の
トラッキング信号からウォブル信号を抽出してアドレス
情報を復元することができる。
トラックがアドレス情報に対応してウォブリングされた
光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回転す
る光ディスク媒体のトラックを光学走査して少なくとも
トラッキング信号を検出する光学ヘッドと、トラッキン
グ信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出するバ
ンドパスフィルタと、ウォブル信号の位相を検波してア
ドレス情報を復元する位相検波器とを有することによ
り、光ディスク媒体のトラックがアドレス情報を位相変
調したウォブル信号に対応してウォブリングされてお
り、そのアドレス情報の二値とウォブル信号の位相とが
一対一に対応している場合でも、この光ディスク媒体の
トラッキング信号からウォブル信号を抽出してアドレス
情報を復元することができる。
【0065】請求項10記載の発明の光ディスク装置
は、トラックがアドレス情報に対応してウォブリングさ
れた光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する光ディスク媒体のトラックを光学走査して少なく
ともトラッキング信号を検出する光学ヘッドと、トラッ
キング信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出す
るバンドパスフィルタと、ウォブル信号をアドレス情報
の1ビットに対応した時間だけ遅延させる遅延回路と、
遅延信号を遅延されていないウォブル信号に乗積させる
乗積回路と、乗積信号を平滑化してアドレス情報を復元
するローパスフィルタとを有することにより、光ディス
ク媒体のトラックがアドレス情報を位相変調したウォブ
ル信号に対応してウォブリングされており、そのアドレ
ス情報の二値とウォブル信号の位相の反転の有無とが一
対一に対応している場合でも、この光ディスク媒体のト
ラッキング信号からウォブル信号を抽出してアドレス情
報を復元することができる。
は、トラックがアドレス情報に対応してウォブリングさ
れた光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する光ディスク媒体のトラックを光学走査して少なく
ともトラッキング信号を検出する光学ヘッドと、トラッ
キング信号から特定の周波数帯のウォブル信号を抽出す
るバンドパスフィルタと、ウォブル信号をアドレス情報
の1ビットに対応した時間だけ遅延させる遅延回路と、
遅延信号を遅延されていないウォブル信号に乗積させる
乗積回路と、乗積信号を平滑化してアドレス情報を復元
するローパスフィルタとを有することにより、光ディス
ク媒体のトラックがアドレス情報を位相変調したウォブ
ル信号に対応してウォブリングされており、そのアドレ
ス情報の二値とウォブル信号の位相の反転の有無とが一
対一に対応している場合でも、この光ディスク媒体のト
ラッキング信号からウォブル信号を抽出してアドレス情
報を復元することができる。
【0066】請求項11記載の発明の光ディスク装置
は、光ディスク原盤を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する光ディスク原盤を光学走査してトラックを形成す
る光学ヘッドと、この光学ヘッドと光ディスク原盤との
相対速度が一定となるようトラックのアドレス情報に対
応して回転駆動機構の回転速度を制御する回転制御回路
と、光ディスク原盤のトラックのアドレス情報を位相変
調してウォブル信号を生成する位相変調器と、このウォ
ブル信号に対応して光学ヘッドの走査位置を光ディスク
原盤の半径方向に往復移動させるヘッド制御回路とを有
することにより、光ディスク原盤にアドレス情報を位相
変調したウォブル信号に対応してウォブリングされたト
ラックを形成することができる。
は、光ディスク原盤を回転駆動する回転駆動機構と、回
転する光ディスク原盤を光学走査してトラックを形成す
る光学ヘッドと、この光学ヘッドと光ディスク原盤との
相対速度が一定となるようトラックのアドレス情報に対
応して回転駆動機構の回転速度を制御する回転制御回路
と、光ディスク原盤のトラックのアドレス情報を位相変
調してウォブル信号を生成する位相変調器と、このウォ
ブル信号に対応して光学ヘッドの走査位置を光ディスク
原盤の半径方向に往復移動させるヘッド制御回路とを有
することにより、光ディスク原盤にアドレス情報を位相
変調したウォブル信号に対応してウォブリングされたト
ラックを形成することができる。
【0067】請求項12記載の発明では、位相変調手段
は、アドレス情報の二値の所定の一方の発生に対応して
ウォブル信号の位相を反転させることにより、アドレス
情報の二値とウォブル信号の位相の反転の有無とが一対
一に対応した状態として、光ディスク原盤にウォブリン
グされたトラックを形成することができる。
は、アドレス情報の二値の所定の一方の発生に対応して
ウォブル信号の位相を反転させることにより、アドレス
情報の二値とウォブル信号の位相の反転の有無とが一対
一に対応した状態として、光ディスク原盤にウォブリン
グされたトラックを形成することができる。
【図1】本発明の実施の第一の形態の光ディスク媒体の
アドレス情報と理論上のウォブル信号と実際のウォブル
信号との関係を示すタイムチャートである。
アドレス情報と理論上のウォブル信号と実際のウォブル
信号との関係を示すタイムチャートである。
【図2】本発明の実施の第一の形態の光ディスク装置で
あるディスクドライブを示す模式図である。
あるディスクドライブを示す模式図である。
【図3】ディスクドライブのアドレス再生回路を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】各種の変調方式を示す特性図である。
【図5】第一の変形例としてアドレス情報と所定コード
であるバイフェーズコードとウォブル信号との関係を示
すタイムチャートである。
であるバイフェーズコードとウォブル信号との関係を示
すタイムチャートである。
【図6】第二の変形例としてアドレス情報と所定コード
であるマンチェスタコードとウォブル信号との関係を示
すタイムチャートである。
であるマンチェスタコードとウォブル信号との関係を示
すタイムチャートである。
【図7】光ディスク装置であるカッティング装置の位相
変調手段である位相変調器を示すブロック図である。
変調手段である位相変調器を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の第二の形態の光ディスク媒体の
アドレス情報とウォブル信号と遅延信号と乗積信号とフ
ィルタ出力と復元結果との関係を示すタイムチャートで
ある。
アドレス情報とウォブル信号と遅延信号と乗積信号とフ
ィルタ出力と復元結果との関係を示すタイムチャートで
ある。
【図9】本発明の実施の第二の形態の光ディスク装置で
あるディスクドライブのアドレス再生回路を示すブロッ
ク図である。
あるディスクドライブのアドレス再生回路を示すブロッ
ク図である。
【図10】一従来例の光ディスク媒体のランドとグルー
ブとの形状を示す模式図である。
ブとの形状を示す模式図である。
【図11】光ディスク媒体のアドレス情報とバイフェー
ズコードとウォブル信号との関係を示すタイムチャート
である。
ズコードとウォブル信号との関係を示すタイムチャート
である。
【図12】一従来例の光ディスク装置であるディスクド
ライブのアドレス再生回路を示すブロック図である。
ライブのアドレス再生回路を示すブロック図である。
2 トラック 5 バンドパスフィルタ 12 光ディスク媒体 13 光ディスク装置 14 回転駆動機構 15 光学ヘッド 22 位相検波器 31 位相変調器 42 遅延回路 43 乗積回路 44 ローパスフィルタ
Claims (12)
- 【請求項1】 トラックがアドレス情報に対応してウォ
ブリングされている光ディスク媒体において、アドレス
情報を位相変調したウォブル信号に対応して前記トラッ
クがウォブリングされていることを特徴とする光ディス
ク媒体。 - 【請求項2】 アドレス情報が所定コードに変換されて
から位相変調されていることを特徴とする請求項1記載
の光ディスク媒体。 - 【請求項3】 アドレス情報の1ビットがウォブル信号
の整数周期に対応していることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の光ディスク媒体。 - 【請求項4】 アドレス情報の二値がウォブル信号の
“0”度と“ 180”度との位相に対応していることを特
徴とする請求項1または2記載の光ディスク媒体。 - 【請求項5】 アドレス情報の二値とウォブル信号の位
相とが一対一に対応していることを特徴とする請求項1
または2記載の光ディスク媒体。 - 【請求項6】 アドレス情報の二値とウォブル信号の位
相の反転の有無とが一対一に対応していることを特徴と
する請求項1または2記載の光ディスク媒体。 - 【請求項7】 アドレス情報の二値の所定の一方の発生
に対応してウォブル信号の位相が反転していることを特
徴とする請求項6記載の光ディスク媒体。 - 【請求項8】 アドレス情報の位相変調の搬送波の周波
数がトラッキングサーボ帯域とRF(Radio-Frequency)
信号帯域との中間に位置することを特徴とする請求項1
または2記載の光ディスク媒体。 - 【請求項9】 トラックがアドレス情報に対応してウォ
ブリングされた光ディスク媒体を回転駆動する回転駆動
機構と、回転する前記光ディスク媒体のトラックを光学
走査して少なくともトラッキング信号を検出する光学ヘ
ッドと、トラッキング信号から特定の周波数帯のウォブ
ル信号を抽出するバンドパスフィルタと、ウォブル信号
の位相を検波してアドレス情報を復元する位相検波器
と、を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項10】 トラックがアドレス情報に対応してウ
ォブリングされた光ディスク媒体を回転駆動する回転駆
動機構と、回転する前記光ディスク媒体のトラックを光
学走査して少なくともトラッキング信号を検出する光学
ヘッドと、トラッキング信号から特定の周波数帯のウォ
ブル信号を抽出するバンドパスフィルタと、ウォブル信
号を所定時間だけ遅延させる遅延回路と、遅延信号を遅
延されていないウォブル信号に乗積させる乗積回路と、
乗積信号を平滑化するローパスフィルタと、を有するこ
とを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項11】 光ディスク原盤を回転駆動する回転駆
動機構と、回転する前記光ディスク原盤を光学走査して
トラックを形成する光学ヘッドと、この光学ヘッドと前
記光ディスク原盤との相対速度が一定となるようトラッ
クのアドレス情報に対応して前記回転駆動機構の回転速
度を制御する回転制御回路と、前記光ディスク原盤のト
ラックのアドレス情報を位相変調してウォブル信号を生
成する位相変調器と、このウォブル信号に対応して前記
光学ヘッドの走査位置を前記光ディスク原盤の半径方向
に往復移動させるヘッド制御回路と、を有することを特
徴とする光ディスク装置。 - 【請求項12】 位相変調器は、アドレス情報の二値の
所定の一方の発生に対応してウォブル信号の位相を反転
させることを特徴とする請求項11記載の光ディスク装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228048A JPH1069646A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 光ディスク媒体、光ディスク装置 |
| US08/919,255 US5999504A (en) | 1996-08-29 | 1997-08-28 | Optical disc and optical disc apparatus for forming wobbled tracks |
| US09/407,852 US6201773B1 (en) | 1996-08-29 | 1999-09-29 | Optical disc and optical disc apparatus for forming wobbled tracks |
| US09/750,112 US6298021B2 (en) | 1996-08-29 | 2000-12-29 | Optical disc and optical disc apparatus for forming wobbled tracks |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228048A JPH1069646A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 光ディスク媒体、光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069646A true JPH1069646A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16870393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8228048A Pending JPH1069646A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 光ディスク媒体、光ディスク装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (3) | US5999504A (ja) |
| JP (1) | JPH1069646A (ja) |
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