JP3090111B2 - 光ディスク記録媒体の記録再生装置、光ディスク記録媒体の記録再生方法、光ディスク記録媒体の記録装置及び光ディスク記録媒体の記録方法 - Google Patents

光ディスク記録媒体の記録再生装置、光ディスク記録媒体の記録再生方法、光ディスク記録媒体の記録装置及び光ディスク記録媒体の記録方法

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JP3090111B2
JP3090111B2 JP09368545A JP36854597A JP3090111B2 JP 3090111 B2 JP3090111 B2 JP 3090111B2 JP 09368545 A JP09368545 A JP 09368545A JP 36854597 A JP36854597 A JP 36854597A JP 3090111 B2 JP3090111 B2 JP 3090111B2
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秀治 江口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生専用型、ライ
トワンス型、書換可能型の光ディスク記録媒体の記録再
生装置、記録再生方法、記録装置及び記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、現在市販されているCDやLD
(登録商標)等の再生専用型光ディスクでは、トラック
ピッチが約1.6ミクロンの螺旋状トラックに沿って、
幅約0.5ミクロン程度のピットが凹凸の変化で情報と
して記録されている。また、1回書き込み可能なライト
ワンス型、書換可能型光ディスクでは、同様に約1.6
ミクロンのトラックピッチで螺旋状の案内溝が形成さ
れ、この案内溝内または案内溝間に情報を記録し、トラ
ックを形成している。
【0003】ところで、最近、記録媒体の小型化、高画
質化の要求が高まり、記録密度の向上が望まれており、
記録密度の向上のために、記録再生に用いるレーザ波長
の短波長化、レンズの高NA(開口度)化等が研究開発
されている。しかしながら、短波長のブルーレーザの開
発は現段階では難しく、その出現は21世紀になると予
想されるし、高NAレンズにすると用いるディスク精度
が厳しくなる等、余り大きな期待は短期的にはできな
い。
【0004】また、記録密度を高密度化する他の方法と
しては、トラック密度を高くすることが行われている
が、トラック密度を高くした場合には、以下の2つの問
題が発生する。 隣接トラックのクロストーク トラッキングができない
【0005】のクロストークとは、例えば再生対象と
なるトラックに隣接するトラックの情報が、再生トラッ
クの情報に混入してくる現象をいい、このクロストーク
対策としてはマルチビーム再生をして隣接トラックのク
ロストークを減らす方法(特開平3−232118号公
報)、溝深さを約λ・1/5にすることにより凸部と凹
部の両方に情報を記録しても隣のトラックのクロストー
クを減少させることができるという方法(1992年の
応用物理学会(秋)18a−T−3)等が提案されてい
るが、これらの方法を行うには装置が複雑化して好まし
くない。また、のトラッキングに関しては、トラック
密度を高くすると記録再生の光ピックアップの分解能か
らトラッキング用案内溝を検出できなかったり或いは検
出できても信号が小さくてトラッキングの安定性が悪く
なる。
【0006】このために実質的にトラック密度を高くす
る方法として次の手段が提案されている。例えば特開昭
59−139147号公報に提案されるようにトラッキ
ング用案内溝の凸部と凹部の両方に情報を記録する方法
や特願平3−165114号公報に提案されるようにト
ラッキング用案内溝の凸部と凹部の両方に凹凸の変化と
して情報を記録する方法や、特開平3−104021号
公報に提案されているように隣合う溝深さを変えるよう
にした方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報に開示された記録媒体の案内溝は連続しており(プリ
フォーマット信号等を記録するために不連続になること
はあるが、一周おきに隣の溝または溝と溝の間のランド
部にジャンプすることを前提としていないので連続とみ
なす)、オーディオ信号やビデオ信号等の長い情報を記
録再生する場合には、例えば溝の凹部に記録を始めたな
らば凹部に続けて記録をする必要があり、そして、凹部
に記録する余白がなくなったならばディスクの回転を逆
にするか、或いは光学ヘッドを初めの位置に移し、凸部
に記録する必要がある。または、ディスクが1周回転す
るごとにトラックをジャンプして記録再生する方法も考
えられる。
【0008】この時の状態を図6に基づいて説明する
と、図中1は光ディスク記録媒体に形成された螺旋状の
案内溝1であり、溝(凹部)と溝間(凸部)の両方に記
録する場合を説明する。例えば点Aから記録を始めた場
合には、最内周の点Cまで記録してそこから溝間の最初
の点Dに戻って記録を始める場合(ケース1)、最内周
の点Cまで記録してそこでディスクの回転を逆にし、溝
間に記録する場合(ケース2)、溝に沿って点Bまで記
録したら溝間の最初の点Dにジャンプし、この溝間に沿
って点Eまで記録したら更に溝の点Bへジャンプし、こ
れより記録を行い、以下同様にディスクの1周おきにこ
のジャンプを繰り返し行って記録を行う場合(ケース
3)がある。しかしながら、ケース1、2の場合には、
記録再生位置が溝(凹部)から溝間(凸部)或いはその
反対に切り替わる時に時間を要し、再生または記録の連
続性が途切れてしまうという問題点がある。
【0009】また、ケース3の場合にはジャンプ及びジ
ャンプ後のトラッキングの安定までに時間がかかり、連
続情報の記録には好ましくなく、また、線速度が常に一
定になるようにCLV(Constant Linea
r Velocity)制御記録を行っている場合やオ
ーディオの場合にはジャンプする位置に情報を記録させ
ないでおく必要もあり、この点においても好ましくはな
い。ここでCLV制御とは、ディスクに同期信号をピッ
ト(凹凸)またはウォブル(案内溝を蛇行させる)によ
り埋め込んでおき、これをドライブする際にドライブの
回転基準信号とディスクの同期信号が同期するように回
転を制御することにより線速度を一定にするようにした
制御方式をいう。
【0010】また、トラッキング安定までの間の情報を
補償するためにバッファ等を使用することも考えられる
が、この場合には、価格や動作の安定等の点で好ましく
はない。本発明は、以上のような問題点に着目し、これ
を有効に解決すべく創案されたものであり、その目的は
溝内及び溝間部の両方に情報を記録再生する光ディスク
に対して、ディスクの回転制御を良好に行なうことがで
きる記録再生装置、記録再生方法、記録装置及び記録方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、螺旋状の溝部に設けた溝部情報トラッ
クと前記溝部の間に設けた溝間部情報トラックとを、光
ディスク記録媒体の1回転毎に交互に形成し、かつ前記
溝部情報トラックと前記溝間部情報トラックとをトラッ
ク1周に対して所定の間隔で複数切断し、この切断位置
に形成した複数の短間隔にアドレス又は半径位置等を示
す位置情報を形成し、更に前記溝部情報トラックと前記
溝間部情報トラックとに情報を連続して記録再生する
ディスク記録媒体の記録再生装置であって、前記光ディ
スク記録媒体からの反射光により生成した信号から前記
位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、この位置情報
抽出手段から出力する前記位置情報を用いて回転制御の
基準となる回転制御基準信号を出力する分周手段と、こ
の回転制御基準信号に基づいて前記光ディスク記録媒体
を回転させる回転手段とを備え、前記位置情報を用い
て、前記溝部情報トラックと前記溝間部情報トラックと
に情報を連続して記録再生するようにしたものである。
【0012】これにより、上記した光ディスク記録媒体
に情報を記録し、またはこれより情報を再生する場合に
は、位置情報抽出手段は記録媒体の半径位置情報発生
部、すなわち情報トラックの途中を所定の間隔毎に切断
した部分に形成した、アドレスまたは半径位置等を示す
位置情報(凹凸部)を読み出し、この位置情報に基づい
てこの位置情報がアドレスまたは半径位置等のいずれか
に対応する位置情報で有るかを判別し、回転手段はこの
判別結果に基づいてディスクの回転を制御し、螺旋状の
トラックに沿って情報を溝内や溝間部へ記録したり、或
いは記録されていた情報を再生する。請求項2に規定す
る発明は、請求項1に規定する装置発明の動作を規定し
た方法発明である。請求項3に規定する発明は、請求項
1に規定する装置発明を記録装置に適用したものであ
る。請求項4に規定する発明は、請求項3に規定する装
置発明の動作を規定した方法発明である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る光ディスク
記録媒体の記録再生装置、記録再生方法、記録装置及び
記録方法の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図
1は本発明装置で記録再生する光ディスク記録媒体の基
本構造を示す平面図、図2は図1に示す記録媒体の記録
・再生を行う装置の主要ブロック図、図3は図2に示す
ブロック図中の回転制御用基準信号発生回路を示すブロ
ック図である。
【0014】図示するようにこの円板状の光ディスク記
録媒体2には、情報を記録するまたは情報の記録された
螺旋状のトラック3を有しており、このトラック密度は
後述するように、トラッキング用案内溝の凸部と凹部の
両方に情報を記録しない従来方法に対して実質的に2倍
のトラック密度となる。このトラック3はトラックピッ
チよりも小さい幅、例えば1/2程度の溝4を部分的に
有しており、例えばこの溝4は記録媒体の1回転おきに
形成されている。従って、このトラック3は、トラック
用案内溝(凹部)に設けた溝部情報トラック3Aとトラ
ック用案内溝の間(凸部)に設けた溝間部情報トラック
3Bとよりなる。具体的には、この溝4は、例えば最外
周のトラックの起点である点A1からそれよりトラック
ピッチだけ内側に位置する点B1まで約1周形成され、
この点B1からそれより更にトラックピッチだけ内側に
位置する点A2までの約1周は形成されない。更に、同
様にして点A2からそれよりトラックピッチだけ更に内
側に位置する点B2までは溝4が形成され、点B2から
それよりトラックピッチだけ内側に位置する点A3まで
は溝を形成しない。このように溝4の間欠的形成をトラ
ック最内周の点Cまで繰り返して行う。尚、この溝4の
形成を最内周のトラックから始めた場合には上述したと
同様に最外周まで間欠的に溝の形成を行う。
【0015】この場合、情報の記録或いは再生を行う場
合には、例えば点A1から点B1までは溝4内に情報を
記録し、ここでトラッキング極性を逆にして点B1から
点A2までは溝間部6に情報を記録する。そして、再び
トラッキング極性を戻し、点A2から点B2まで情報を
溝4内に記録し、更に点B2から点A3まではトラッキ
ング極性を更に逆にして溝間部に情報を記録する。以下
同様にしてトラッキング極性を逆にしたり元に戻したり
しながら記録或いは再生を行う。この様にすることによ
り情報の連続記録・再生が可能となり、トラックジャン
プを行って連続性を保つ必要もない。このようにトラッ
キング極性を逆転させることは、例えば溝4がなくなる
直前及び始まる直前に例えば一定の周波数となる凹凸部
20を形成しておけばよく、これによりトラッキングの
安定度を増すことができる。
【0016】このような溝の形成方法は、例えば従来の
案内溝の形成方法と同じようにレーザカッティングマシ
ンでフォトレジストが塗布されたガラス円盤にレーザ光
を照射し、現像・メッキ・プレス工程を通して形成する
ことができる。この場合、レーザ光照射をディスクの1
周おきに光変調器等を用いてON・OFFさせるように
する。また、このディスクに情報をCLV制御で記録ま
たは再生するためには線速度が一定になるようにディス
クの回転を制御する必要があり、そして、再生の場合は
記録されている情報より回転の検出を行ってディスクの
回転を制御することができるが、記録の場合にはディス
ク自体に回転を制御する信号を予め入れておく必要があ
る。
【0017】そこで、上記トラック3には、ディスクの
半径位置情報を発生するための半径位置情報発生部5が
設けられる。具体的にはこの半径位置情報発生部5は、
本実施例においては溝4を時間情報で変調されたキャリ
ア周波数でウォブリング(蛇行)させることにより形成
される。尚、このウォブリングの振幅は非常に小さいの
で図示例にあっては明示されていない。このウォブリン
グの技術は従来より例えば追記型CD(CD−R)や書
換型ミニディスク(MD)(登録商標)において採用さ
れている技術であり、溝を僅かに蛇行させて絶対時間
(またはアドレス)及びCLVの同期信号を埋め込むよ
うになっている。具体的には絶対時間(またはアドレ
ス)等のデジタルデータをFM(周波数変調)してその
信号で溝を僅かに蛇行させるようになっている。記録す
る際には、トラッキングサーボの誤差信号の中に溝の蛇
行に応じたFM信号が含まれるので、これをバンドパス
フィルタ等により抽出してFMのキャリア(FMの中心
周波数)をCLVの同期信号として使用し、FMの変調
成分を復調して絶対時間(またはアドレス)を読むよう
にする。CD−R、MDでは例えば22.05KHz±
1KHzのFMとしてトラッキングサーボ及びデータに
影響を与えない周波数が選択される。この場合、本実施
例においては1回転おきに溝を形成してあることから、
溝の形成されていないトラックではウォブリング信号を
検出することができない。しかしながら、本実施例のよ
うにトラック密度を高めた場合には、隣接するトラック
同士の回転数の差は±0.005%前後と非常に少なく
なり、よって、1回転前のウォブル信号をホールドして
記憶し、これを用いてディスクの回転制御を行うように
してもよい。
【0018】ここで、以上のように形成された光ディス
ク記録媒体2の記録・再生装置の主要部を図2及び図3
に基づいて説明すると、この装置は、トラッキングサー
ボ(図示せず)からのトラッキングエラー信号S1に含
まれるFMウォブリング信号S2を取り出すバンドパス
フィルタBPFを有しており、このフィルタBPFには
ディスク位置情報検出部7が接続されており、FMウォ
ブリング信号S2から位置情報S3とウォブリング信号
が検出できたか否かを示す検出OK/NG信号S4を出
力するようになっている。この検出部7に接続される回
転制御用基準信号発生回路13は図3に示すように構成
され、上記検出OK/NG信号S4がNGすなわちウォ
ブリング信号を検出できない旨を示す時は、その直前の
1回転の位置情報S3をホールドして記憶するデータホ
ールド回路8と、このホールド回路8の出力に基づいて
例えば水晶発振器9からの基準信号S10を分周するた
めの可変分周器10を有しており、この分周器10から
はスピンドルサーボ基準信号S5を出力するようになっ
ている。そして、この分周器10の出力はディスクの回
転を制御するスピンドルサーボ回路11へ接続されてお
り、エンコーダ16からの出力信号を参照しつつディス
ク駆動用モータ12の回転を制御するようになってい
る。
【0019】次に、上記した光ディスク記録媒体の記録
・再生方法について説明する。情報を記録或いは再生す
る場合には、前述したように図1に示す点A1から点B
1までは溝4内に情報を記録し、ここでトラッキング極
性を逆にして点B1から点A2まで溝間部6に記録し、
点A2から点B2までは再びトラッキング極性を戻して
溝4内に記録し、更に点B2から点A3まではトラッキ
ング極性を逆にして溝間部6に記録する。以下同様にし
てトラッキング極性を逆にしたり元に戻したりして記録
或いは再生を行っていく。この場合、トラッキング極性
の変更は、溝4がなくなる直前及び始まる直前に設けて
ある一定の周波数になる凹凸部20を検出することによ
り行う。
【0020】また、ディスクのCLV制御は図2及び図
3に示すブロックに示すように、トラッキングサーボよ
り出力されるトラッキングエラー信号S1をバンドパス
フィルタBPFを通すことにより溝4に埋め込まれてい
た信号がFMウォブリング信号S2として取り出され、
この信号に基づいてディスク位置情報検出部7は、ディ
スクの半径位置を示す位置情報S3と検出OK/NG信
号S4を出力する。回転制御用基準信号発生回路13
は、上記2つの信号S3、S4に基づいてディスクの回
転を制御するスピンドルサーボ基準信号S5を出力する
が、溝間部6に記録する場合にはウォブリング信号S2
を検出することができないので、1回転前のウォブリン
グ信号をデータホールド回路8においてホールドさせて
おき、これに基づいてディスクの回転を制御する。この
ように、本実施例によれば、トラックジャンプをする必
要もなく情報の連続記録再生が可能となる。また、装置
も複雑化することなく安価に実質的にトラック密度2倍
の記録或いは再生が可能となる。
【0021】尚、上記実施例にあっては、ディスクの半
径位置情報を発生する半径位置情報発生部5は溝4をウ
ォブリンクすることにより形成したが、これに限定され
ず、例えば図4に示すようにウォブリングされていない
溝14を一定の間隔で短間隔切断し、切断した間隔に例
えばトラック番号、アドレスまたは半径位置等を示す位
置情報を、凹凸部22として形成することにより埋め込
んでおき、半径位置情報発生部5を形成するようにして
もよい。この場合には、溝間部6には溝14を切断した
と同じ一定の間隔で同じ短間隔に半径位置情報発生部5
を形成する。図4はこの時のディスク記録媒体の一部を
抜き出した模式図を示し、この時の位置情報例えば2バ
イトの凹凸信号であり、例えば5KHzの間隔で入れ
る。また、このように一定の間隔で短間隔切断すること
によって凹凸部22よりなる位置情報を埋め込んだの
で、位置情報がトラック1周に対して所定の間隔毎に埋
め込まれることになり、従って、トラック1周に対して
複数の位置情報を得ることができる。
【0022】この場合のディスクの回転制御は、図5に
示すように高周波再生信号S6に基づいてディスク位置
情報抽出回路15はディスク位置情報S7を出力し、こ
れに基づいて前述のように分周器10からはスピンドル
サーボ基準信号S5が出力されて、スピンドルサーボ回
路11によりディスクの回転が制御されることになる。
この分周器10へは、先に図3を参照して説明したよう
に水晶発振器9から回転制御基準信号S10が入力され
て、これを分周することによって上記スピンドルサーボ
基準信号S5を出力する。この場合において、溝間部6
に半径位置情報発生部5を形成しないようにしてもよ
く、この時には図3において説明したと同様に、1回転
の溝14に形成された半径位置情報をディスク位置情報
抽出回路15にてホールドして記憶させておくことによ
り、溝間部6に対してもCLV回転制御が可能となる。
尚、ここでは光ディスクの記録再生装置を例にとって説
明したが、上記構成を記録装置にも適用できるのは勿論
である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る装置
及び方法によれば次のように優れた作用効果を発揮する
ことができる。ディスクの回転を制御するために必要な
アドレスまたは半径位置等を示す位置情報を、螺旋状の
情報トラックを所定の間隔毎に切断した部分に予め形成
しておくことによって、記録時には、この情報トラック
を記録走査して前記した位置情報を順次読み出すことに
より、読み出した位置情報がアドレスまたは半径位置等
のいずれかに対応する位置情報であるのかを判別して、
この判別結果に基づいてディスクを回転させることによ
って、良好な回転制御を行なうことができる。この結
果、溝部情報トラックと溝間部情報トラックとの両方に
連続情報を交互に記録または再生することができる。ま
た、アドレスまたは半径位置等を示す位置情報を螺旋状
の情報トラックを所定の間隔毎に切断した部分に予め形
成しておくことによって、例えば、1周の情報トラック
当たりについて複数の位置情報を形成することになるか
ら、1周の情報トラック当たり唯一の位置情報を形成す
るものに比較して、アドレスまたは半径位置等を示す位
置情報をより細かく精度よく形成することができるの
で、回転制御を一段と精度よく行うことことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置で記録再生する光ディスク記録媒体
の基本構造を示す平面図である。
【図2】図1に示す記録媒体の記録・再生を行う装置の
主要ブロック図である。
【図3】図2に示すブロック図中の回転制御用基準信号
発生回路を示すブロック図である。
【図4】本発明装置で記録再生する光ディスク記録媒体
の一部を抜き出した模式図である。
【図5】図4に示す記録媒体の記録再生を行なうための
本発明装置の要部を示すブロック図である。
【図6】従来の光ディスク記録媒体を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
2…光ディスク記録媒体、3…情報トラック、3A…溝
部情報トラック、3B…溝間部情報トラック、4,14
…溝、5…半径位置情報発生部、6…溝間部、7…ディ
スク位置情報検出部、8…データホールド回路、9…水
晶発振器、10…分周器、11…スピンドルサーボ回
路、15…ディスク位置情報抽出回路、22…凹凸部
(位置情報)、S1…トラッキングエラー信号、S2…
FMウォブリング信号、S3…位置情報、S4…検出O
K/NG信号、S5…スピンドルサーボ基準信号、S1
0…回転制御基準信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 19/02 501 G11B 19/02 501B (56)参考文献 特開 平6−243468(JP,A) 特開 昭63−166035(JP,A) 特開 平4−38633(JP,A) 特開 平3−232118(JP,A) 特開 昭59−139147(JP,A) 特開 平4−362526(JP,A) 特開 平3−104021(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/24 565 G11B 7/24 561 G11B 7/00 G11B 7/007 G11B 7/095 G11B 19/02 501

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状の溝部に設けた溝部情報トラック
    と前記溝部の間に設けた溝間部情報トラックとを、光デ
    ィスク記録媒体の1回転毎に交互に形成し、かつ前記溝
    部情報トラックと前記溝間部情報トラックとをトラック
    1周に対して所定の間隔で複数切断し、この切断位置に
    形成した複数の短間隔にアドレス又は半径位置等を示す
    位置情報を形成し、更に前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録再生する光デ
    ィスク記録媒体の記録再生装置であって、 前記光ディスク記録媒体からの反射光により生成した信
    号から前記位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、 この位置情報抽出手段から出力する前記位置情報を用い
    て回転制御の基準となる回転制御基準信号を出力する分
    周手段と、 この回転制御基準信号に基づいて前記光ディスク記録媒
    体を回転させる回転手段とを備え、前記位置情報を用いて、前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録再生する こと
    を特徴とする光ディスク記録媒体の記録再生装置。
  2. 【請求項2】 螺旋状の溝部に設けた溝部情報トラック
    と前記溝部の間に設けた溝間部情報トラックとを、光デ
    ィスク記録媒体の1回転毎に交互に形成し、かつ前記溝
    部情報トラックと前記溝間部情報トラックとをトラック
    1周に対して所定の間隔で複数切断し、この切断位置に
    形成した複数の短間隔にアドレス又は半径位置等を示す
    位置情報を形成し、更に前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録再生する光デ
    ィスク記録媒体の記録再生方法であって、 前記光ディスク記録媒体からの反射光により生成した信
    号から前記位置情報を抽出するステップと、 抽出した前記位置情報を用いて回転制御の基準となる回
    転制御基準信号を出力するステップと、 この回転制御基準信号に基づいて前記光ディスク記録媒
    体を回転させるステップとを備え、前記位置情報を用いて、前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録再生する こと
    を特徴とする光ディスク記録媒体の記録再生方法。
  3. 【請求項3】 螺旋状の溝部に設けた溝部情報トラック
    と前記溝部の間に設けた溝間部情報トラックとを、光デ
    ィスク記録媒体の1回転毎に交互に形成し、かつ前記溝
    部情報トラックと前記溝間部情報トラックとをトラック
    1周に対して所定の間隔で複数切断し、この切断位置に
    形成した複数の短間隔にアドレス又は半径位置等を示す
    位置情報を形成し、更に前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録する光ディス
    ク記録媒体の記録装置であって、 前記光ディスク記録媒体からの反射光により生成した信
    号から前記位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、 この位置情報抽出手段から出力する前記位置情報を用い
    て回転制御の基準となる回転制御基準信号を出力する分
    周手段と、 この回転制御基準信号に基づいて前記光ディスク記録媒
    体を回転させる回転手段とを備え、前記位置情報を用いて、前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録する ことを特
    徴とする光ディスク記録媒体の記録装置。
  4. 【請求項4】 螺旋状の溝部に設けた溝部情報トラック
    と前記溝部の間に設けた溝間部情報トラックとを、光デ
    ィスク記録媒体の1回転毎に交互に形成し、かつ前記溝
    部情報トラックと前記溝間部情報トラックとをトラック
    1周に対して所定の間隔で複数切断し、この切断位置に
    形成した複数の短間隔にアドレス又は半径位置等を示す
    位置情報を形成し、更に前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録する光ディス
    ク記録媒体の記録方法であって、 前記光ディスク記録媒体からの反射光により生成した信
    号から前記位置情報を抽出するステップと、 抽出した前記位置情報を用いて回転制御の基準となる回
    転制御基準信号を出力するステップと、 この回転制御基準信号に基づいて前記光ディスク記録媒
    体を回転させるステップとを備え、前記位置情報を用いて、前記溝部情報トラックと前記溝
    間部情報トラックとに情報を連続して記録する ことを特
    徴とする光ディスク記録媒体の記録方法。
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