JP2580573B2 - 記録デイスク - Google Patents

記録デイスク

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JP2580573B2
JP2580573B2 JP61240110A JP24011086A JP2580573B2 JP 2580573 B2 JP2580573 B2 JP 2580573B2 JP 61240110 A JP61240110 A JP 61240110A JP 24011086 A JP24011086 A JP 24011086A JP 2580573 B2 JP2580573 B2 JP 2580573B2
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和彦 藤家
忠雄 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、演奏情報等の記録が可能な記録ディスクに
関し、特にコンパクトディスクとの上位互換性を保つよ
うなものに関する。
B.発明の概要 本発明は、演奏情報等の記録が可能な記録ディスクに
おいて、EFM変調されたフレーム同期信号と絶対的な時
間情報とが予め凹凸パターンとして記録され、これらの
凹凸パターンの存在する領域を除く領域を演奏情報等の
記録が可能な領域としたことにより、信頼性の高い高精
度CLVサーボを行うことができ、また、良好な記録・再
生を行うことができるようにしたものである。
C.従来の技術 従来より、例えば音声信号等をデジタル化して記録し
て成る光学式ディスク、いわゆるコンパクトディスクが
知られている。このコンパクトディスクは再生専用であ
ることから、記録可能でかつコンパクトディスクとの上
位互換性を保つようなディスクシステムの開発が望まれ
ている。そこで、例えば、トラッキング用の案内溝であ
るプリグループが設けられたディスク(光磁気ディスク
等)を用い、レコーダ側にディスクの半径検出用のポテ
ンショメータを設けて、ディスクを線速度一定(CLV:Co
nstant Linear Velocity)で回転駆動するためのサーボ
(CLVサーボ)を行い、レコーダ側の水晶発振器を基準
として信号を記録するようにシステムが提案されてい
る。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、上述したシステムにおいて、光磁気ディス
ク等のディスクを記録媒体に用いるディスクシステムに
おいては、データの記録時に、ディスクのサーブコード
領域に絶対的な時間情報(絶対時間情報)を記録してお
くことが行われている。
しかし、レコーダ側に設けたポテンショメータにより
回転駆動されるディスクの半径方向の位置を検出しなが
らCLVサーボを行うシステムにあっては、時間経過や環
境の変化により、データのつなぎ記録を行った場合に、
先にデータの記録を行ったときと後にデータの記録を行
った場合で動作状態にずれを生じ、先にデータの記録を
行った場合と、後にデータの記録を行った場合でCLVサ
ーボの条件が変化し、記録開始点が微動し、先に記録し
たデータと後に記録したデータとのつなぎが正確に行わ
れなくなるおそれがある。
また、同一のディスクに対し異なるシステムでデータ
の記録を行うインサート記録を行ったような場合には、
各システムでCLVサーボの条件が異なることにより、回
転駆動されるディスクを線速度が微妙に変化し、絶対時
間の同じ位置が2個所にできてしまうなどし、記録され
たデータの正確な再生が行われなくなる虞がある。
また、CLVサーボにポテンショメータを用いたシステ
ムでは、ポテンショメータに信頼性や寿命に問題があ
り、長時間に亘って安定したサーボを実現できないばか
りか、ポテンショメータが高価であるため、システムが
高価になってしまう。
そこで、本発明は上述した従来の問題点に鑑みて提案
されたものであり、信頼性の高いCLVサーボが行え、ま
た、良好な記録・再生が行えるような記録ディスクを提
供することを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 本発明に係る記録ディスクは、前述したような問題点
を解決し、上述の目的を達成するため、EFM変調された
フレーム同期信号とEFM変調された演奏エリアの始端か
ら終端までの絶対的な時間情報とを予め凹凸パターンと
して記録し、当該凹凸パターンに連続してデータが記録
されるデータ記録領域を設けるとともに、上記フレーム
同期信号及び上記時間情報と上記データ記録領域とを交
互に繰り返し配設するようにしたものである。
F.作用 本発明によれば、凹凸パターンによって構成されるエ
ンボス領域の前端の立下り部分の検出出力に基づいてCL
Vサーボが行われる。また、絶対時間情報は凹凸パター
ンとして予め記録されているため、消去されることはな
い。
G.実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は一実施例の記録ディスクおよびその演奏エリ
アの一部を拡大して模式的に示す図である。この第1図
において、記録ディスク1は、例えば、磁気光学効果を
有する垂直磁化膜を有する直径12cmの光磁気ディスクで
あり、線速度一定(CLV)で回転駆動される。記録ディ
スク1上には、深さλ/8(λはレーザー光の波長)のプ
リグループ2がスパイラル状に形成されており、このプ
リグループ2の間のランド部には、円周方向に沿ってピ
ット3による凹凸パターンから成るエンボス領域4と光
磁気記録の行われるデータ記録領域5とが交互にそれぞ
れ等ピッチで設けられている。上記ピット3の深さはλ
/4となっている。
ここで、第2図にコンパクトディスクのフォーマット
によって定められたフレームの構成を示す。1フレーム
は588チャンネルビットから成っており、EFM(Eightto
Fourteen Modulation)変調後のデータによって構成さ
れている。すなわち、1フレームは、24ビットのフレー
ム同期信号と、14ビット(1シンボル)のサブコード
と、14×32ビット(32シンボル)の演奏情報等のデータ
およびパリティによって構成されている。但し、各シン
ボルの結合のために3ビットずつのマージングビットが
設けられており、合計588ビットになっている。
上述した1フレームを構成するデータのうちフレーム
同期信号とサブコードは予め上記エンボス領域4に凹凸
パターンとして記録されており、演奏情報等のデータお
よびパリティを上記データ記録領域5に光磁気記録とし
て記録することができるようになっている。なお、後述
するように、エンボス領域4に予め記録されるサブコー
ドはQチャンネルのみであり、更に演奏エリアの始端か
ら終端までの絶対的な時間情報(絶対時間情報)のみと
なっている。
また、上記エンボス領域4は、演奏エリアより内周の
リードイン部分(TOC部分)にも設けられており、TOC部
分からのCLVサーボの開始を可能としている。このCLVサ
ーボについては後に詳述する。
続いて、エンボス領域4における凹凸パターンの構成
例について第3図を参照しながら説明する。エンボス領
域に凹凸パターンとして記録されるのは、前述したよう
に、フレーム同期信号とサーブコードの部分、41ビット
分である。但し、これには3ビットのマージングビット
が含まれている。1ビット目から24ビット目まではフレ
ーム同期信号となっており、コンパクトディスクのフォ
ーマットによる11T−11T−2Tの凹凸パターンによって構
成されている。なお、Tはチャンネルクロック(4.32MH
z)の一周期である。また、25ビット目から27ビット目
まではマージングビット,28ビット目から41ビット目ま
ではサーブコードとなっている。ここで、記録されるサ
ブコードはQチャンネルのみであり、更に、演奏エリア
の始端から終端までの絶対時間情報のみである。正確に
言うと、サブコードとして記録されるのは14ビット分で
あるが、情報として記録したいのはQチャンネルのみで
あり、更に絶対時間情報のみということである。上記絶
対時間情報は、分(AMIN),秒(ASEC),フレーム(AF
RAME)から成っている。
エンボス領域の前端の立下り部分は光学ピックアップ
等により検出され、この検出出力がディスクを線速度一
定で回転駆動するためのCLVサーボやPLL回路の位相比較
のために用いられる。CLVサーボが上記立下り部分の検
出に基づいて行われるため、信頼性の高い高精度のサー
ボを行うことができる。このように、上記立下り部分は
非常に重要であるため、エンボス領域の1ビット目に相
当するフレーム同期信号の頭の部分は必ずピットとする
必要がある。よって、コンパクトディスクのフォーマッ
トによれば、図示とは逆の凹凸パターンも考えられる
が、本発明においては、11T−11T−2Tのパターンを用い
るとすれば、図示のように、ピットで始まるパターンと
する必要がある。
また、サブコード後の3ビットのマージングビットは
必ずランドとしている。これは、レスポンスの遅れ等の
原因によりランド部分(マージングビット)にピットの
端部が入り込んだ場合、マージングビットの部分でその
影響を吸収して、その後の光磁気記録のなされるデータ
記録領域への符号間干渉を防止するためである。また、
コンパクトディスクのフォーマットにより、ピット部分
およびランド部分はそれぞれ3T〜11Tと定められている
ことから、エンボス領域の最後尾にピットが存在すると
きには、最短3Tとする必要がある。更に、フレーム同期
信号とサブコードの間のマージングビットは、上記3T〜
11Tの規則を考慮して決定される。
上記サブコードは、Qチャンネルのみで良いことか
ら、具体的には、Q=0,Q=1に対応するパターンをそ
れぞれ128通りのパターンの中から1つずつ選べば良い
ことになる。これにより、クロック(ビットクロック)
成分が最大のものを選ぶことができる。一例として、第
4図(A)〜第4図(D)に示すような4通りのパター
ンのみでエンボス領域のすべてを構成することができ
る。すなわち、サブコードのブロック同期信号S0,S1
は、それぞれ第4図(A),第4図(B)に示すような
凹凸パターンによって構成される。また、Q=0の場合
は第4図(C)に示すような凹凸パターンによって、Q
=1の場合は第4図(D)に示すような凹凸パターンに
よってそれぞれ構成される。Q=0およびQ=1の場合
には、クロック成分が最大となるように3Tのくり返しパ
ターンが用いられている。なお、フレーム同期信号のパ
ターンは勿論共通化されている。
更に、エンボス領域の前端の立下り部分により、フレ
ーム同期信号であることが判別可能であるとすれば、フ
レーム同期信号は11T−11T−2Tのパターンである必要は
なく、3Tのくり返しパターンとすることができる。一例
として、第4図(C)に示したQ=0の場合のパターン
を第4図(C′)に示す。これによって、更にクロック
成分を増加させることができ、クロック再生に有利とな
り、ビット復調のPLL回路が構成し易くなる。但し、こ
の場合には、3Tのくり返しパターンを検出したら、これ
を11T−11T−2Tのパターンに変換してEFMデコーダに入
力することが必要である。なお、第4図(C)と第4図
(C′)とで、マージングビットのパターンが異なって
いるのは言うまでもないことである。
上述した実施例は、ランド記録の場合であり、プリグ
ループ2間のランド部にエンボス領域4が設けられてい
たが、グループ記録の場合には、第5図に示すように、
プリグルーブ2内にエンボス領域4を設けるようにすれ
ば良い。
なお、本発明は情報の書き換えが可能な光磁気ディス
クのみならず、情報の書き込みが1回だけ可能な追加記
録型のディスク(DRAW)にも適用することができる。
H.発明の効果 上述した実施例の説明から明らかなように、本発明の
記録ディスクによれば、凹凸パターンによって構成され
るエンボス領域の前端の立下り部分が検出され、この検
出出力に基づきCLVサーボが行なれるため、信頼性の高
い高精度のサーボを行うことができる。よって、高価で
信頼性や寿命の点で問題のあるポテンショメータが不要
となる。また、絶対時間情報は消去されることのない凹
凸パターンとして予め記録されているため、つなぎ録り
の際の連続性、あるいは、インサート記録の際に他機で
記録しても全く問題がなく、良好な記録・再生を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録ディスクの一実施例およびそ
の演奏エリアの一部を拡大して示す模式図、第2図はエ
ンボス領域およびデータ記録領域に記録されるデータの
構成を示す図、第3図はエンボス領域における凹凸パタ
ーンの構成例を示す図、第4図は上記凹凸パターンの具
体的な構成例を示す図、第5図は本発明に係る記録ディ
スクの他の実施例を示す模式図である。 1……記録ディスク 3……ピット 4……エンボス領域 5……データ記録領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EFM変調されたフレーム同期信号とEFM変調
    された演奏エリアの始端から終端までの絶対的な時間情
    報とを予め凹凸パターンとして記録し、当該凹凸パター
    ンに連続してデータが記録されるデータ記録領域を設け
    るとともに、上記フレーム同期信号及び上記時間情報と
    上記データ記録領域とを交互に繰り返し配設したことを
    特徴とする記録ディスク。
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