JPH1062967A - 感光性樹脂凸版材 - Google Patents
感光性樹脂凸版材Info
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- JPH1062967A JPH1062967A JP8213937A JP21393796A JPH1062967A JP H1062967 A JPH1062967 A JP H1062967A JP 8213937 A JP8213937 A JP 8213937A JP 21393796 A JP21393796 A JP 21393796A JP H1062967 A JPH1062967 A JP H1062967A
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Abstract
靭なレリ−フを有し、印刷耐性の良好な印刷用感光性樹
脂凸版を提供すること。 【解決手段】(A)基体樹脂、(B)エチレン性二重結
合を有する光重合性不飽和化合物、(C)光開始剤を必
須成分として含有する感光性樹脂組成物において、該感
光性樹脂組成物から成形された感光層の紫外線透過率が
20〜60%(365μmの波長域での測定値)にある
ことを特徴とする感光性樹脂凸版材。
Description
および印刷適性と良好な水現像性を有する印刷用版材の
製造材料として好適な印刷用感光性樹脂凸版材に関する
ものである。
性の感光性樹脂組成層を設けた構造をもつ凸版印刷用の
感光性樹脂版材が、従来の金属版に変わって印刷分野で
の主流を成している。これらの版材は、透明部分を持つ
ネガティブ、またはポジティブの原図フィルムを感光性
樹脂層に密着させた後に、活性光線を照射して原図フィ
ルムの透明部分に対応する感光性樹脂層に光重合を起こ
し、ついで未重合部分を適当な溶剤に溶出することによ
って基材上にレリ−フを形成するものである。
脂組成物は印刷版を初めとして各種の用途に用いられて
いる。なかでも中性水で未重合部分を溶出させて現像で
きるポリマ−として、可溶性ポリアミド、完全鹸化、ま
たは部分鹸化ポリ酢酸ビニルを基体樹脂として使用する
系が提案されている。この既知例は大別して3つの系統
に区別することができる。第1の系統は、可溶性ポリア
ミド、部分鹸化ポリ酢酸ビニルにエチレン性不飽和結合
を有する光重合性モノマ−を配合することによって、感
光性を付与するものである。このような既知例として
は、特公昭46−39401号公報、特公昭50−30
903号公報、特開昭50−27602号公報、特開昭
48−87903号公報、特開昭57−124730号
公報、特開昭57−212217号公報、特公昭59−
50051号公報、特開昭59−172644号公報、
特開昭60−51833号公報が挙げられる。
化ポリ酢酸ビニルの持つ水酸基に不飽和基を導入するこ
とである。このような公知例としては、特公昭48−6
6151号公報、特公昭63−37369号公報、特開
昭48−66151号公報、特開昭50−45087号
公報、特開昭54−13890号公報、特開昭58−2
1736号公報、特開昭59−176303号公報、特
開昭59−185332号公報、特開平1−60133
号公報があげられる。
58号公報、特開平4−4283749号公報に見られ
るように、部分鹸化ポリ酢酸ビニル側鎖にカルボキシル
基を付加させ、ポリマ自体に反応性を持たせ、さらには
このカルボキシル基に不飽和エポキシ化合物を系内で反
応せしめポリマに二重結合を導入することによって光反
応性を高め、ている。
要求は年々高まり、凸版における高精細版材の開発が急
務である。一方凸版版材をPS版および水なし平版に代
表される平版と比較した場合、版材の解像度および画像
再現性は平版に比べ数段劣るといわざるを得ない。
に0.1〜2.0mmと厚いのであるが、そのためレリー
フパターンがサイドエッチングされる現象や、現像中に
画線部が欠落するなどのトラブルを発生しやすい。特に
高精細化されたネガフィルムを原図として用いた場合、
50〜100μの独立点や10〜30μ細線の再現性に
は厳しいものがあった。
事情のもとで感光性樹脂凸版を用いた印刷において、水
現像性と画像再現性に優れ、且強靭なレリ−フを有する
印刷版材として有用な印刷用感光性樹脂凸版材を提供す
ることを課題とする。
れた特徴を有する印刷用感光性樹脂凸版材を開発するた
めに鋭意研究を重ね、特定の感光性樹脂組成物から構成
される感光層を形成することによって感光層の紫外線透
過率が特定の範囲にある感光性樹脂凸版材がその目的に
適合し得ることを見出し、この知見に基づき本発明を完
成するに至った。
する光重合性不飽和化合物、(C)光開始剤を必須成分
として含有する感光性樹脂組成物において、該感光性樹
脂組成物から成形された感光層の紫外線透過率が20〜
60%(365μmの波長での測定値)にあることを特
徴とする感光性樹脂凸版材。」であり、好ましくは2.
「基体樹脂が可溶性ポリアミドまたは鹸化ポリ酢酸ビニ
ルを必須成分とする前記1記載の感光性樹脂組成
物。」、3.「光開始剤が分子量が300以下で且つ分
子内に水酸基を有するアセトフェノン化合物を必須成分
とする前記いずれかに記載の感光性樹脂凸版材。」から
なるものである。
は、可溶性ポリアミド、望ましくは部分鹸化のポリ酢酸
ビニルが例示される。可溶性とは、溶媒に溶解や分散可
能なことをいい、可溶性ポリアミドとしては、分子鎖中
に数平均分子量が150〜3000であるポリオキシプ
ロピレンセグメントまたはポリ(オキシエチレン/オキ
シプロピレン)共重合セグメントを10〜70重量%含
有するもの(たとえば特公昭59−500051号公報
に記載)、塩基性窒素を含有するポリアミド(たとえば
特開昭50−7605号公報に記載)およびアンモニュ
ウム塩型窒素原子を有するポリアミド(たとえば特開昭
53−76602号公報に記載)などがある。
鹸化度60〜99モル%、数平均重合度300〜200
0を有するポリマが好ましく使用される。
合性の不飽和結合を導入したものも使用できる。例え
ば、部分鹸化ポリ酢酸ビニル(すなわち酢酸ビニル/ビ
ニルアルコール共重合体)とジカルボン酸無水物を反応
させ側鎖にカルボキシル基を付加せしめた変性ポリビニ
ルアルコ−ルである。具体的な製造方法としては、鹸化
度60〜99モル%、数平均重合度300〜2000を
有する部分鹸化ポリ酢酸ビニルに主として酸無水物を付
加反応させる方法である。酸無水物としては、無水マレ
イン酸、無水トリメリット酸、無水コハク酸、無水フタ
ル酸、無水ピロメリット酸、無水グルタル酸、水添フタ
ル酸無水物、ナフタリンジカルボン無水物などが使用で
きる。本発明の目的に対して、前述の酸無水物残基の含
有量は、酢酸ビニル単位および反応前のビニルアルコー
ル単位の和に対して、0.1〜15モル%の範囲が好ま
しい。含有量が0.1モル%未満では画像再現性や耐水
性、印刷時の耐久性などが未変性の完全鹸化または部分
鹸化ポリ酢酸ビニルを使用した場合と大差なくなり、一
方15モル%を越えるとポリマ−の水溶解性が著しく低
下する。部分鹸化ポリ酢酸ビニルと酸無水物とを反応さ
せ、ポリマ側鎖にカルボキシル基を導入させる方法とし
ては、溶媒に部分鹸化ポリ酢酸ビニルを溶解させ触媒中
で酸無水物を反応させた後、再沈−乾燥を繰返して変性
ポリビニルアルコ−ルを製造する方法や、アセトンや
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)等のように、
部分鹸化ポリ酢酸ビニルを溶解できなくとも膨潤可能な
有機溶媒中に部分鹸化酢酸ビニルを膨潤させて、触媒添
加のもとで酸無水物を反応させた後、乾燥させて変性ポ
リビニルアルコ−ルを得る方法がある。
ために、基体樹脂として、上記樹脂に対して不飽和結
合、好ましくは不飽和エポキシ化合物を導入したものが
好ましく使用される。このような不飽和エポキシ化合物
としてはとしては、分子内に1個以上のエポキシ基と1
個以上のアクリル基またはビニル基を有する化合物が挙
げられ、グリシジルアクリレ−ト、グリシジルメタクリ
レ−ト、3,4−エポキシシクロヘキシルアクリレ−
ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメタクリレ−トが
代表的な化合物であるが、分子内に1個以上の活性水素
を有する不飽和化合物と分子内に2個以上のエポキシ基
を有する化合物を付加反応させて得られるような不飽和
エポキシ化合物も使用できる。
ドの末端または側鎖にあるカルボキシル基またはアミノ
基、変性ポリビニルアルコールのカルボキシル基、ある
いは部分鹸化ポリ酢酸ビニルと酸無水物との反応によっ
てポリマ側鎖に付加されたカルボキシル基に、さらに不
飽和エポキシ化合物を反応することによってポリマ自体
に不飽和基を導入することができ、光反応性を著しく向
上せしめる効果をもたらすことになる。この反応は、別
工程において変性ポリビニルアルコ−ルと不飽和エポキ
シ化合物を反応させてもよいし、また感光性樹脂組成物
を調製する工程において、ポリマ−中のカルボキシル基
に不飽和エポキシ化合物を付加反応によって導入するこ
とも可能である。
重合性不飽和結合を導入する場合には、重合性不飽和結
合が未導入である基体樹脂100重量部に対して不飽和
エポキシ化合物0.1〜10重量部の範囲が好ましい。
多いとポリマや光重合性モノマ−との相溶バランスがく
ずれて版表面にしみだしや析出を生じたり、光重合によ
って生成する架橋構造の密度が過剰となるために、製版
されたレリ−フが非常に硬く、脆くなってそのため印刷
中にクラックが入る場合がある。
モノマ−としては、通常付加重合性のものであれば任意
に使用できるが、A成分と一定程度以上の相溶性のある
ものが好ましく使用される。具体的には、次のようなも
のが挙げられる。2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト、
2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレ−ト、2−ヒドロキシブチルアクリレ−ト、2−ヒ
ドロキシブチルメタクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピルアクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレ−トなどの水酸基を有するモノ
アクリレ−トおよびモノメタクリレ−ト。エチレングリ
コ−ルなどの多価アルコ−ルとアクリル酸またはメタク
リル酸などの不飽和カルボン酸の反応によって得られる
多価アクリレ−トおよび多価メタクリレ−ト。エチレン
グリコ−ルジグリシジルエ−テルなどの多価グリシジル
エ−テルとアクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カル
ボン酸の反応によって合成されるところの水酸基を有す
る多価アクリレ−トおよび多価メタクリレ−ト。グリシ
ジルメタクリレ−トなどの不飽和エポキシ化合物とアク
リル酸またはメタクリル酸などの不飽和カルボン酸の反
応によって合成されるところの水酸基を有する多価アク
リレ−トおよび多価メタクリレ−ト。アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロ−ルアクリルアミド、N
−メチロ−ルメタクリルアミド、ダイアセトンアクリル
アミド、メチレンビスアクリルアミド、N−メチロ−ル
アクリルアミドまたはN−メチロ−ルメタクリルアミド
と多価アルコ−ルの縮合反応によって得られる多価アク
リルアミドおよび多価メタクリルアミドなどアクリルア
ミド系の光重合性モノマ−などであり、好ましくは水酸
基を有するアクリルまたはメタクリル酸エステル類およ
びアクリルまたはメタクリルアミド類である。
としては、A成分の基体樹脂100重量部に20〜20
0部、好ましくは50〜150重量部の範囲が好まし
い。少ないと未満であると、光重合によって生成する架
橋構造の密度が不足するために十分な画像再現性が得ら
れない。また高品質な画像再現性得るために架橋性のよ
り高いモノマ−を使用すると印刷版材の刷版硬度が高く
なり印刷用途によってはインキ着肉性が低下し良好な印
刷物ができなくなる。逆に多いと光重合によって生成す
る架橋構造の密度が過剰となるために、製版されたレリ
−フが非常に脆くなり、そのため印刷中にレリ−フにク
ラックが入るなどの問題が発生する。
波長365nmにおける紫外線透過率が重要であり、パ
ターン露光の前において20〜60%であることが必要
である。その範囲を外れると、所望の画像再現性を得る
ことができない。
1〜2.0mmの範囲であることが、本発明で特定される
紫外線透過率で画像再現性が良好なものとなるという点
で好ましい。
を吸収することによって、B成分の光重合性不飽和化合
物の重合を開始させる機能を有するものであり、通常は
ラジカル重合開始性のものが好ましく使用される。この
ような光開始剤としては一般にベンゾインアルキルエ−
テル類、ベンゾフェノン類、アントラキノン類、ベンジ
ル類、アセトフェノン類、ジアセチル類などが用いられ
るが、これらは大別して2種類に分類される。一つはベ
ンゾインメチルエ−テルやベンゾインイソプロピルエ−
テルに代表されるベンゾインアルキルエ−テル化合物で
あり、二つ目としては、ベンゾフェノン類、アントラキ
ノン類、ベンジル類、アセトフェノン類である。
つさらに感度良好で画像再現性が良好な刷版を得るため
には、光開始剤として、水酸基を有するアセトフェノン
化合物またはベンゾフェノン化合物が好適である。これ
らの化合物は紫外線透過性に優れていること、そのため
に低感度でも感光層底部の光架橋度が高く、微小点、微
細線を再現することができるという特徴がある。
記化学構造の骨格を有するものをいう。
溶性との関係から水酸基を有することが好ましく、下記
化学構造の骨格を有するものが好ましく使用される。
のが好ましく使用される。このような化合物としては、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン1
−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−
プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フ
ェニルケトンなどがある。
でも2種以上組み合わせて使用しても効果を疎外するこ
とはなく、また上記化合物と水酸基を有しないアセトフ
ェノン類、ベンゾインアルキルエ−テル類、ベンゾフェ
ノン類、アントラキノン類、ベンジル類、ジアセチル類
と混合しても良い。
重量部に対して0.01〜10重量部の範囲で使用でき
る。
酸基を有するアセトフェノン化合物とベンゾインアルキ
ルエ−テル類、ベンゾフェノン類、アントラキノン類、
ベンジル類、ジアセチル類と組み合わせて使用する場合
は、後者の添加量は分子量300以下で且つ分子内に水
酸基を有するアセトフェノン化合物に対して30重量%
以下が好適である。添加量が30重量%を越えると、ベ
ンゾインアルキルエ−テル類、ベンゾフェノン類、アン
トラキノン類、ベンジル類、ジアセチル類の影響によっ
て、組成物の保存安定性の低下や感光層の紫外線透過性
の低下による画像再現性が低下する傾向がある。
とB成分の光重合性モノマ−との相溶助剤としての目的
で、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、トリ
エチレングリコ−ル、グリセリン、トリメチロ−ルプロ
パン、トリメチロ−ルエタン多価アルコ−ル類、p−ト
ルエンスルホンアミド、N−ブチルベンゼンスルホンア
ミドなどのスルホンアミド類を添加することも可能であ
る。これらの多価アルコ−ル類、スルホンアミド類は、
光重合部分の柔軟性をより高めてレリ−フクラックの発
生を防止する効果が認められる。このような多価アルコ
−ル、スルホンアミドは、感光性樹脂凸版材の感光層部
分に対して30重量%以下の範囲が好ましい。
存安定性を増すために、重合禁止剤を使用することがで
きる。好ましい熱重合禁止剤としては、フェノ−ル類、
ハイドロキノン類、カテコ−ル類などが挙げられる。こ
れらの熱重合禁止剤は凸版材に対して0.001〜5重
量%の範囲で使用することができる。また、染料、顔
料、界面活性剤、消泡剤、紫外線吸収剤、香料などを添
加することができる。
以下の方法が例示される。A成分の基体樹脂を水/アル
コ−ル混合溶媒などの溶媒に加熱溶解した後に、必要に
応じて、不飽和エポキシ化合物を添加して付加反応せし
める。ついでB成分の光重合性モノマ−、C成分の光開
始剤および熱安定剤を添加し、攪拌して十分に混合す
る。このようにして感光性樹脂組成物の溶液が得られ
る。上記の混合溶液から感光層を形成せしめるには、た
とえば溶剤の大部分を留出した後に加熱して溶融状態に
して支持体上に押し出して成形することができる。また
別の方法として、乾式製膜法で感光性シ−トを作り、こ
のシ−トを支持体上に接着して、感光層を形成すること
もできる。さらに、支持体上に直接に乾式製膜して感光
層を得ることもできる。
アルミニュ−ム、銅などの金属板、ポリエステルフイル
ムなどのプラスチックシ−ト、スチレン−ブタジエン共
重合体などの合成ゴムシ−トが使用できる。感光層は、
0.01〜10mm、さらに0.1〜2.0mmの厚さに
形成することが好ましい。
レリ−フ像を形成するには、上記のようにして作成した
感光層上にネガティブまたはポジティブの原図フイルム
を密着し通常300〜400nmの波長を中心とする高
圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセ
ノン灯、カ−ボンア−ク灯、ケミカル灯からの紫外線を
照射し、光重合によって不溶化を行わせる。
式現像装置またはブラシ式現像装置で水中に溶出させる
ことによりレリ−フが支持体上に形成され,刷版とな
る。
像性を有し高度の画像再現性と印刷時の耐久性を持った
印刷版材を与える。
成される感光性樹脂組成物の成形体である感光層の紫外
線透過性が従来のものに比較して高く、この事によって
感光層底部にまで均一に反応が進み、レリ−フの網目構
造がより高密度に形成され微小点や微小細線を再現させ
るからと推察される。本発明においては好ましい基体樹
脂として、不飽和エポキシ化合物との反応物が使用され
るが、ポリマ−自体が光重合性を有するために、B成分
との光重合反応によって、作られるレリ−フの網目構造
がより高密度に形成され、得られるレリ−フは良好な耐
水性を有し高度の画像再現性を保持することができ、且
レリ−フが強靭であるために印刷中にクラック発生など
の問題を防止することができる。本発明では、分子量3
00以下で且つ分子内に水酸基を有するアセトフェノン
化合物を主体とした光開始剤が好ましく使用されるが、
この使用によって感光層の紫外線透過性が特異的に向上
する理由として、この開始剤が水酸基を有することによ
って、感光層に占める割合の多い基体樹脂および水、ア
ルコ−ルに親和性のある光反応性モノマ−を多用してい
るために、これら成分との相溶性が向上したこと、およ
びこれらの光開始剤の350〜400nmにおける吸光
度が他の開始剤に比べて比較的小さいことがあげられ
る。
材として用いられるときに最もその効果を発揮するが平
版印刷材、凹版印刷材、孔版印刷材、フォトレジストと
して使用することも可能である。
る。
ニルに無水コハク酸1モル%を反応させてカルボキシル
基を付加反応させた。この変性ポリビニルアルコ−ルの
酸価を測定したところ酸価は10であった。この様にし
て得られた基体樹脂100重量部をエタノ−ル/水=3
0/70(重量比)の混合溶媒200重量部と80℃に
加温して溶解した。次いで、グリシジルメタクリレ−ト
5重量部を添加して十分に攪拌しポリマヘの不飽和基導
入反応を行った。電位差滴定法による分析結果から変性
ポリビニルアルコ−ル側鎖に付加したカルボキシル基が
消失し、グリシジルメタクリレ−トのエポキシ基と反応
して、ポリマ−側鎖に不飽和結合が導入されたことがわ
かった。次に光重合性不飽和化合物としてプロピレング
リコ−ルジグリシジルエ−テル1モルとアクリル酸2モ
ルの付加反応によって得られた不飽和エポキシエステル
化合物35重量部と2−ヒドロキシブチルメタクリレ−
ト35重量部を添加して十分に攪拌した。さらにグリセ
リン10重量部、光開始剤として1ーヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン2重量部、ジメチルベンジルケ
タ−ル0.2重量部、熱安定剤にハイドロキノンモノメ
チルエ−テル0.1重量部を加え十分に攪拌混合した。
この様にして得られた感光性樹脂溶液をあらかじめポリ
エステル系接着剤を塗布してある厚さ200μmのポリ
エステルフイルム上に乾燥後の厚さが950μとなるよ
うに流延し、60℃の熱風オ−ブンに5時間入れて溶媒
を完全に除去した。この様にして得られた感光層をベ−
スフィルムから剥離し、感光層の365nmにおける透
過率を分光光度計を用いて測定したところ、35%を示
した。
=50/50(重量比)の溶媒を薄く塗付した後に、ケ
ミカルエッチングでマット化された厚さ100μmのポ
リエステルフイルムを圧着してカバ−フイルムを装着し
た。この版材を10日間暗所に保管した。版材のカバ−
フイルムを剥離し、感度測定用グレイスケ−ルネガフイ
ルムおよび画像再現性評価ネガフイルム(150線、1
%、3%、5%網点、直径100μおよび200μの独
立点、幅30μmおよび50μmの細線あり)を真空密
着させ、高圧水銀灯で1分間露光した。次いで30℃の
中和水を入れたスプレ−式現像装置を使用して、水圧3
kg/cm2 の条件で現像を行ったところ4分間で非画線
部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得ることができ
た。得られたレリ−フを評価した結果、グレイスケ−ル
は17ステップまで残っており非常に高感度であること
がわかった。画線部は1%網点、100μm独立点、3
0μm細線などこの様にして得られた版材で印刷テスト
行ったところ画線の太りもなくシャ−プな刷り上がりの
印刷物が得られた。また、30万枚通しまで印刷を行っ
たがレリ−フ剥がれ、クラック発生などの問題はまった
く発生しなかった。
シシクロヘキシルフェニルケトンを除き、ジメチルベン
ジルケタ−ル2重量部とし、その他は全く同一の手法で
感光性樹脂版材を作成した。得られた版材の感光層の紫
外線透過率を測定したところ7.5%を示し、実施例1
に比べて大幅に低下していることがわかった.さらにこ
の版材について実施例1と同じ条件で露光、現像した。
現像時間は実施例1と同じ時間で現像できた。しかしな
がら、しかしながら感度は15ステップまでしか残ら
ず、実施例1よりも低感度化していることが明らかにな
った。画線部は150線の評価用ネガフィルムを用いて
1%網点、100μ独立点、30μ細線などの微細な部
分を再現することができず、3%網点、200μ独立
点、50μ細線までの再現が限界であった。
酢酸ビニルをDMF中で110℃に加温しポリマ表面を
膨潤させた。この溶液に無水フタ−ル酸1.5モル%を
加えポリマ側鎖にカルボキシル基を導入した。次に熱風
乾燥機でポリマ中のDMF量が1%以下になるように乾
燥し粉末状のポリマを得る事ができた。このポリマの酸
価は15であった。この様にして得られた基体樹脂10
0重量部をエタノ−ル/水=50/50(重量比)の混
合溶媒200重量部と80℃に加温して溶解した。次い
でグリシジルメタクリレ−ト3重量部とトリエタノ−ル
アミン0.5重量部を溶液中にに添加して約1時間反応
させた。ついで、光重合性不飽和化合物として、2−ア
クリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエチルフタル
酸50重量部とフェノキシポリエチレングリコ−ルアク
リレ−ト20重量部を添加して十分に攪拌混合した。さ
らにジエチレングリコ−ル10重量部、光開始剤として
4ー(2ーヒドロキシエトキシ)フェニルー(2ーヒド
ロキシー2ープロピル)ケトン3重量部とベンゾフエン
ノン0.3重量部、熱安定剤としてハイドロキノン0.
01重量部を加え十分に攪拌混合した。
らかじめ、エポキシ系接着剤を塗布してある厚さ250
μのスチ−ル板上に乾燥後の厚さが1300μとなるよ
うに流延し60℃の熱風オ−ブンに6時間入れて溶媒を
完全に除去した。この様にして得られた感光層を基板か
ら剥離し、感光層の紫外線透過率を測定したところ、2
5%の値が得られた。
/50(重量比)の溶媒を薄く塗布した後に、ケミカル
エッチングでマット化された厚さ100μmのポリエス
テルフイルムを圧着してカバ−フイルムを装着した。
用した感度測定用グレイスケ−ルネガフイルムおよび画
像再現性評価用ネガフイルム真空密着させ超高圧水銀灯
で1分間露光した。次いで25℃の中性水を入れたブラ
シ式現像装置を用いて現像を行ったところ2分間で非画
線部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得ることがで
きた。得られたレリ−フを評価した結果、グレイスケ−
ルは17ステップまで残っており、高感度化されている
ことがわかった。画線部は1%網点、100μ独立点、
30μm細線などの微細部分までシャ−プに再現してい
ることが確認された。
行ったところ、画線の太りもなくシャ−プな刷り上がり
の印刷物が得られた。また30万枚通しまで印刷を行っ
たが、レリ−フ欠け、クラック発生などの問題は全く発
生しなかった。
系にし3重量部添加し、その他は全く同一組成、同一手
法で感光層を成形し、紫外線透過率を測定した。透過率
5%となり実施例2に比較し低くなっていることがわか
った。
材を試作した。得られた版材を実施例2と同じ条件で露
光、現像した。画像再現性は版材の紫外線透過性や架橋
性が低いこと、レリ−フの耐水性が十分でないことが起
因して200μm独立点や、50μ細線はレリ−フ底部
がサイドエッチングされて再現できなかった。またグレ
イスケ−ルは15ステップまでしか上がらず実施例2に
比べ低感度であった。
分鹸化ポリ酢酸ビニル100重量部をエタノ−ル/水=
30/70(重量比)の混合溶媒200重量部に80℃
で加温溶解した。次いでグリシジルメタクリレ−トを1
重量部添加して、80℃で1時間反応させた。電位差滴
定法による分析結果から変性ポリビニルアルコ−ル末端
のカルボキシル基が消失し、グリシジルメタクリレ−ト
のエポキシ基と反応してポリマ−側鎖に不飽和結合が導
入されたことがわかった。次いで光重合性モノマ−とし
て、ポリエチレングリコ−ルジアクリレ−ト30重量
部、グリシジルメタクリレ−トとアクリル酸の付加反応
でえられる不飽和化合物40重量部添加し、相溶助剤と
してトリメチロ−ルプロパン10重量部、光開始剤とし
て2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン
1−オン5重量部と熱安定剤としてt−ブチルカテコ−
ル0.1重量部を加えて十分に攪拌混合した。このよう
にして得られた感光性樹脂溶液を、あらかじめポリエス
テル系接着剤を塗布し、熱および光で硬化した185μ
mのポリエステルフイルム基板上に乾燥後の厚さ(基板
を含)が600μmとなるように流延した。これを60
℃の熱風オ−ブンに2時間入れて溶媒を完全に除去し
た。この感光層の紫外線透過率は45%であった。この
様にして得られた版材を実施例1と同じネガフイルムを
使用し、ケミカル灯で4分間露光した後に水温30℃の
中性水スプレ−式現像装置で水圧3kg/cm2 の条件で
現像した。現像時間は4分間を要した。また得られたレ
リ−フを調べたところ、グレイスケ−ルは16ステップ
まで残っており、1%網点、30μ細線も問題なく再現
されており高精細化していることがわかった。
タ−ル単独系にし5重量部添加し、その他は全く同一組
成、同一手法で感光層を成形し、紫外線透過率を測定し
た。透過率は15%となり実施例3に比較し低くなって
いることがわかった。さらに実施例3と同じ方法で感光
性樹脂版材を試作した。得られた版材を実施例3と同じ
条件で露光、現像した。画像再現性は版材の紫外線透過
性や架橋性が低いこと、レリ−フの耐水性が十分でない
ことが起因して100μm独立点や、30μ細線はレリ
−フ底部がサイドエッチングされて再現できなかった。
またグレイスケ−ルは16ステップとなり、実施例3と
ほぼ同一であった。
キサメチレンジアミンの塩/ポリエチレングリコールジ
アミン=30/35/35(重量比)の共重合ナイロン
を選び、この基体樹脂100重量部とエタノ−ル/水=
70/30(重量比)の混合溶媒300重量部を80℃
で加温溶解し、次いでグリシジルメタクリレ−トを2部
添加しポリマ−末端に不飽和基を導入するために80
℃、0.5時間の反応を行った。
2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−ト50重量部、N
−メチロ−ルアクリルアミド10重量部、エチレングリ
コ−ルジアクリレ−ト40重量部添加した。
ロヘキシルフェニルケトン3重量部、ジメチルベンジル
ケタ−ル0.1重量部、熱安定剤としてフェノチアジン
を0.01重量部添加し十分に攪拌混合した。この様に
して得られた感光性樹脂溶液をエポキシ系接着剤を塗布
したアルミニュ−ム基板上に乾燥後の厚さが750μに
なるように流延し、60℃の熱風オ−ブンに1時間入れ
て溶媒を除去した。このようにして得られた乾燥シ−ト
をアルミ基板から剥離して感光層の紫外線透過率を測定
した。その結果、30%の値を示した。
光、乾燥した。現像はブラシ式現像装置を使用し約1.
5分で未露光部分が完全に除去された。得られたレリ−
フを調べたところ、グレイスケ−ルは17ステップまで
残っており高感度を保持していた。またレリ−フはシャ
−プであり150線で1%網点、100μm独立点、3
0μm細線とも完全に再現し、印刷テストにおいても1
00万枚通しでレリ−フ剥がれ、クラック発生などの問
題はなかった。
タール単独系にし3重量部添加し、その他は全く同一組
成、同一手法で感光層を成形し、感光層の紫外線透過率
を測定した。紫外線透過率は3%となり、著しく実施例
4に比較して低いことがわかった 得られた版材を実施例1と同じ条件で露光、乾燥した。
現像時間はほとんど同じ値を示した。得られたレリ−フ
を調べたところ、グレイスケ−ルは15ステップまでが
残り、実施例5に比べて低く、画像再現性も150線で
3%網点、200μm独立点、50μm細線の再現がや
っとであり、高精細化はできなかった。
現像性と画像再現性に優れ、特に感光層の紫外線透過性
を向上させたことによって、高度な画像再現性に優れ、
水現像性で、且つ強靭なレリ−フを有し、印刷耐性の良
好な印刷用感光性樹脂凸版が与えられる。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)基体樹脂、(B)エチレン性二重
結合を有する光重合性不飽和化合物、(C)光開始剤を
必須成分として含有する感光性樹脂組成物において、該
感光性樹脂組成物から成形された感光層の紫外線透過率
が20〜60%(365μmの波長域での測定値)にあ
ることを特徴とする感光性樹脂凸版材。 - 【請求項2】 基体樹脂が可溶性ポリアミドまたは鹸化
ポリ酢酸ビニルを必須成分とする請求項1記載の感光性
樹脂凸版材。 - 【請求項3】 光開始剤が、分子量が300以下で且つ
分子内に水酸基を有するアセトフェノン化合物を含有す
るものである請求項1または2記載の感光性樹脂凸版
材。 - 【請求項4】 基体樹脂 100重量部 分子中にエチレン性二重結合を有する光重合性不飽和化合物 20〜200重量部 光開始剤 0.1〜10重量部 の量の関係にある請求項1〜4いずれかに記載の感光性
樹脂凸版材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21393796A JP3627394B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 感光性樹脂凸版材 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21393796A JP3627394B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 感光性樹脂凸版材 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1062967A true JPH1062967A (ja) | 1998-03-06 |
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Family
ID=16647521
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---|---|---|---|
JP21393796A Expired - Lifetime JP3627394B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 感光性樹脂凸版材 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3627394B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014048517A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Asahi Kasei E-Materials Corp | フレキソ印刷版用構成体及びフレキソ印刷版 |
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1996
- 1996-08-13 JP JP21393796A patent/JP3627394B2/ja not_active Expired - Lifetime
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