JPH10500260A - 位相検出誤りが最小の位相検出器 - Google Patents

位相検出誤りが最小の位相検出器

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JPH10500260A
JPH10500260A JP7521245A JP52124595A JPH10500260A JP H10500260 A JPH10500260 A JP H10500260A JP 7521245 A JP7521245 A JP 7521245A JP 52124595 A JP52124595 A JP 52124595A JP H10500260 A JPH10500260 A JP H10500260A
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ドネリー,ケビン・エス
リー,トーマス・エイチ
ホ,ツィル−チャン
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ランバス・インコーポレーテッド
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    • G01R25/00Arrangements for measuring phase angle between a voltage and a current or between voltages or currents
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal

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Abstract

(57)【要約】 高差動インピーダンスおよび低コモン・モード・インピーダンスを形成する負荷回路を含む位相検出器について説明する。負荷回路は、(1)電源ならびに(2)第1のノードおよび第2のノードに結合される。第1のノードと第2のノードは位相検出器の出力を形成する。容量性回路は、(1)第1のノードおよびグラウンドに結合された第1の容量と、(2)第2のノードおよびグラウンドに結合された第2の容量とを有する。第1の回路は、第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出するために第1および第2のノードに結合される。第2の回路は、第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出し、第1の信号と第2の信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出できるように第1の回路の位相検出誤りを最小限に抑えるために第1および第2のノードに結合される。第1および第2の回路はそれぞれ、第1および第2の信号ならびに基準信号を受け取る。第2の回路によって生成された誤り電流が第1の回路によって生成された誤り電流を打ち消し、それによって、位相検出器が第1の信号と第2の信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出するように第2の回路が第1の回路に交差結合される。

Description

【発明の詳細な説明】 位相検出誤りが最小の位相検出器 発明の分野 本発明は、位相検出回路の分野に関する。詳細には、本発明は、それぞれの異 なる電圧スイング特性を有する2つの入力信号間の位相差をかなり正確に検出し 、寄生容量のために生じる位相検出誤りをほぼ最小限に抑える位相検出器に関す る。発明の背景 位相検出回路は通常、2つの入力信号間の位相差を検出するためにコンピュー タ・システムおよびその他の電子システムで使用される。たとえば、フェーズ・ ロック・ループ(”PLL”)システムでは多くの場合、基準信号に対して直交 (すなわち、90°)位相関係にある周期信号波形を生成することが望ましい。 この場合、通常、PLLシステムでは、2つの信号間の所望の直交位相関係から の逸脱を検出する位相検出回路が必要である。2つの信号間の所望の位相関係か らの検出された逸脱を通常、直交位相誤りと呼ぶ。 位相検出回路が直交位相誤りを検出すると、直交位相誤りの量がPLLシステ ムの他の回路に供給される。PLLシステムのこのような他の回路は次いで、2 つの信号間の所望の直交位相関係が維持されるように2つの信号の直交位相誤り を補償する。知られているように、PLLシステムは通常、入力信号の安定な周 波数・位相特性を維持するために使用される。 2つの信号の直交位相誤りを検出する従来技術の位相検出回路の1種として、 排他的論理和ゲート論理回路がある。排他的論理和ゲート論理回路は、その平均 出力電圧を直交位相誤りに比例させることによって直交位相誤りを検出する。 しかし、この回路の欠点は、従来技術の排他的論理和ゲート・タイプの直交位 相検出器に関連する。1つの欠点は、従来技術の排他的論理和ゲート・タイプの 直交位相検出器では、通常、入力信号がほぼ同様な電圧スイング特性を有する必 要があることである。入力信号がそれぞれの異なる電圧スイングを有する場合、 排他的論理和ゲートの平均出力電圧は通常、検出された直交位相誤りを適切に反 映することはできない。 そのような従来技術の検出器に関連する他の欠点は、従来技術の検出器は、通 常、直交位相誤りを正確に検出することができないことである。これは多くの場 合、位相検出誤りが、通常、位相検出中に回路内で発生するためである。位相検 出誤りの1つの原因は、回路中の寄生容量である。寄生容量の予想できない性質 のために、多くの場合、寄生容量から生じる位相検出誤りを補償することはかな り困難である。発明の概要および目的 本発明の一目的は、それぞれの異なる電圧スイング特性を有する2つの入力信 号間の位相差を正確に検出する位相検出器を提供することである。 本発明の他の目的は、寄生容量によって誘発される位相検出誤りをほぼ最小限 に抑える位相検出器を提供することである。 本発明の他の目的は、位相検出誤りをもたらす寄生容量を補償することによっ て回路の位相検出誤りを最小限に抑える位相検出器を提供することである。 本発明の他の目的は、全電圧スイング周期信号と低電圧スイング準差動周期信 号または低電圧スイング全差動周期信号との間の位相差を検出し、2つの信号の 位相差のほぼ正確な測定値が得られるように寄生容量から生じる位相検出誤りを 補償する位相検出器を提供することである。 高差動インピーダンスおよび低コモン・モード・インピーダンスを構成する負 荷回路を含む位相検出器について説明する。負荷回路は、(1)電源ならびに( 2)第1のノードと第2のノードに結合される。第1のノードと第2のノードは 位相検出器の出力を形成する。容量性回路は、(1)第1のノードとグラウンド に結合された第1の容量と、(2)第2のノードとグラウンドに結合された第2 の容量とを有する。第1の回路は、第1の入力信号と第2の入力信号との間の位 相差を検出するために(1)第1および第2のノードならびに(2)グラウンド に結合される。第2の回路は、第1の入力信号と第2の入力信号との間の位相差 を検出し、第1の入力信号と第2の入力信号との間の位相差を最小限の位相検 出誤りで検出できるように第1の回路の位相検出誤りを最小限に抑える回路であ る。そのために第2の回路は、(1)第1のノードと第2のノードならびに(2 )グラウンドに結合される。第1および第2の回路はそれぞれ、第1および第2 の入力信号ならびに基準信号を受ける。第2の回路によって生成された誤り電流 が第1の回路によって生成された誤り電流を打ち消し、それによって、位相検出 器が第1信号と第2の信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出するよ うに第1の回路と第2の回路が交差結合される。 高差動インピーダンスと低コモン・モード・インピーダンスの両方を構成する 負荷回路を含む位相検出器について説明する。負荷回路は、(1)電源ならびに (2)第1のノードおよび第2のノードに結合される。第1のノードと第2のノ ードは位相検出器の出力を形成する。容量性回路は、(1)第1のノードおよび グラウンドに結合された第1の容量と、(2)第2のノードおよびグラウンドに 結合された第2の容量とを含む。第1の回路は、第1の入力信号と第2の入力信 号との間の位相差を検出するために(1)第1および第2のノードならびに(2 )グラウンドに結合される。第1の回路は、第1のノードおよび第3のノードに 結合された第1のトランジスタと、第2および第3のノードに結合された第2の トランジスタと、第1の電流源を介して第3のノードとグラウンドとに結合され た第3のトランジスタとを有する。第1のトランジスタは、第1の入力信号を受 ける。第2のトランジスタは、基準信号を受ける。第3のトランジスタは、第2 の入力信号を受ける。第1および第2の信号は、それぞれの異なる電圧スイング 特性を有する。 本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の図面および下記の詳細な説明から明 らかになろう。図面の簡単な説明 本発明を添付の図面によって例示的に説明するがこれらに限定されるものでは ない。図中同様の番号は同様の要素を示す。 第1図は、本発明の一実施形態による位相検出器を示す図である。 第2図は、様々な入力信号に鑑みた図1の位相検出器の出力信号の波形を示す 図である。 第3図は、本発明の他の実施形態による位相検出器の回路図である。 第4図は、様々な入力信号に鑑みた図3の位相検出器の出力信号の波形を示す 図である。詳細な説明 第1図は、本発明の一実施形態を実施する直交位相検出10を示す。第1図の 位相検出器10は、それぞれの異なる電圧スイング特性を有し、直交位相関係に ある2つの入力信号間の直交位相誤差を検出する。第3図は、本発明の他の実施 形態を実施する他の直交位相検出器40の回路を示す。位相検出器40は、寄生 容量によって誘発される位相検出誤りを最小限に抑える。位相検出器10および 40について下記で詳しく説明する。 第1図に示した位相検出器10は、トランジスタ11−14および19−21 を含む。一実施形態では、トランジスタ11−14および19−21は、MOS FETであり、CMOS構成のものである。他の実施形態では、トランジスタ1 1−14および19−21は、NチャネルMOSFETトランジスタでも、Pチ ャネルMOSFETトランジスタでもよい。代替実施形態では、バイポーラ・ト ランジスタなど他のデバイスを使用することができる。 第1図に示した一実施形態では、トランジスタ11−14はPチャネル・トラ ンジスタであり、電源電圧VDDとノード15および16との間の電流源トランジ スタとして接続されている。代わりに、トランジスタ11−14は、Nチャネル ・トランジスタでも、バイポーラ・トランジスタでもよい。 トランジスタ11−14は共に、位相検出器10の負荷を構成する。トランジ スタ11−14は、ノード15とノード16との間の高差動インピーダンスを構 成し、電源VDDからノード15−16への低コモン・モード抵抗を形成する。ダ イオード接続されたトランジスタ11と12は、電源VDDとノード15、16と の間の低コモン・モード抵抗として働く。トランジスタ11と12は、ノード1 5とノード16との間の正の差動負荷抵抗も構成する。トランジスタ13、14 は、ノード15とノード16との間の負の差動負荷抵抗も構成する。負の差動負 荷抵抗は、正の差動負荷抵抗を打ち消す。その結果、トランジスタ11−14は 共に、ノード15とノード16との間の高差動負荷抵抗を与える。トランジスタ 11−14の接続について下記で説明する。 代わりに、位相検出器10中の電源VDDとノード15−16との間に他のタイ プの負荷回路を使用することができる。トランジスタ11−14で形成される負 荷は、任意の他の種類の高差動インピーダンス負荷回路であってもよい。 トランジスタ11と14のドレーンはノード15に接続され、トランジスタ1 2と13のドレーンはノード16に接続される。各トランジスタ11、12のゲ ートはそれぞれのドレーンに結合される。また、トランジスタ13のゲートはト ランジスタ11のゲートに接続され、トランジスタ14のゲートはトランジスタ 12のゲートに接続される。トランジスタ11のゲートとトランジスタ13のゲ ートが接続され、トランジスタ12のゲートとトランジスタ14のゲートが接続 されているので、トランジスタ13はトランジスタ11中の電流をミラーし、ト ランジスタ14はトランジスタ12中の電流をミラーする。言い換えれば、トラ ンジスタ11とトランジスタ13は電流ミラーを構成し、トランジスタ12とト ランジスタ14は別の電流ミラーを構成する。トランジスタ11内を流れる電流 をノード16にミラーし、トランジスタ12内を流れる電流をノード15にミラ ーすることによって、各ノード15と16はほぼ同じ量の電流を受け取り、差動 電流は生成されない。したがって、トランジスタ13と14によって生成される 負の差動負荷抵抗がトランジスタ11と12によって生成される正の差動負荷抵 抗を打ち消すので、トランジスタ11−14は高差動負荷抵抗を構成する。 一実施形態では、トランジスタ13と14によって生成される負の差動負荷抵 抗がトランジスタ11と12によって生成される正の差動負荷抵抗を打ち消すよ うに、トランジスタ11−14の寸法はほぼ同じである。 ノード15−16は、位相検出器10の出力を形成する。グラウンドとノード 15との間に容量17が接続され、ノード16とグラウンドに容量18が接続さ れる。一実施形態では、容量17と18はほぼ等しい容量を有する。一実施形態 では、容量17と18はそれぞれ、ノード15−16でのトランジスタ11−1 4の寄生容量を含む。代わりに、容量17と18はそれぞれ、ノード15−16 でのトランジスタ11−14の寄生容量などの寄生容量を含んでも、あるいは含 まなくてもよい。 ノード15はさらに、トランジスタ19のドレーンに接続され、ノード16は さらに、トランジスタ20のドレーンに接続される。トランジスタ19−20の ソースはノード23に接続される。ノード23は次いで、トランジスタ21のド レーンに接続される。トランジスタ21のソースは、電流源24を介してグラウ ンドに接続される。トランジスタ19のゲートは入力信号VIN2を受ける。トラ ンジスタ20のゲートは入力信号VREFを受ける。トランジスタ21のゲートは 入力信号VIN1を受ける。トランジスタ19−21はNチャネル・トランジスタ である。代わりに、トランジスタ19−21はPチャネル・トランジスタでも、 あるいはバイポーラ・トランジスタでもよい。一実施形態では、トランジスタ1 9は、トランジスタ20の寸法にほぼ等しい寸法を有する。 第2図から分かるように。VIN1信号は全CMOS電圧スイングを有する。し かし、VIN2信号は、VREF基準電圧の周りでほぼ対称的に振動する小さな電圧ス イング信号である。第2図から分かるように、VREF信号は定DC基準電圧であ る。したがって、VIN2信号を準差動信号と呼ぶ。言い換えれば、VIN2信号とVREF 信号は相補的なものではない。VIN1信号とVIN2信号は、第2図では直交位 相関係で示されている。 代わりに、VIN2信号は小スイング全差動信号であり、Vhigh電圧とVlow電圧 との間でスイングする。この場合、VREF信号はVIN2信号に対して相補的である 。言い換えれば、トランジスタ19のゲートがVhigh電圧を受け取ると、トラン ジスタ20のゲートはVlow電圧を受け取る。 トランジスタ19−21は、VIN1入力信号およびVIN2入力信号の直交位相誤 りを検出する。VIN1信号とVIN2信号を直交位相関係にすることが望ましい。直 交位相誤りが発生する(すなわち、所望の直交位相関係が達成されなかった)と 、位相検出器10は、各測定サイクルの終わりにノード15−16間の正味差動 電圧(すなわち、出力VOUT)を生成することによってこの条件を検出する。ノ ード15−16間の正味差動電圧は、VIN1入力信号とVIN2入力信号との間の直 交位相誤りの量の関数である。位相検出器10は、直交位相誤りを検出しな かった場合は、検出サイクルの終わりにノード15−16間の正味差動電圧を生 成しない。 位相検出器10は、ノード15とノード16との間に結合されたトランジスタ 22も含む。トランジスタ22はNチャネルMOSFETトランジスタである。 代わりに、トランジスタ22はPチャネルMOSFETトランジスタでも、ある いはバイポーラ・トランジスタでもよい。トランジスタ22は、位相検出器内で 等化トランジスタとして使用される。トランジスタ22は、測定サイクルが開始 される前にトランジスタ2自体が導電したときにノード15−16間の電圧差動 を零にする。第1図で分かるように、トランジスタ22は、VEQ信号によってオ ンまたはオフに切り替えられる。VEQ信号によってトランジスタ22がオン操作 されると、ノード15とノード16がトランジスタ22を介して接続され、ノー ド15−16での電圧が等化される。 第2図は、VEQ信号の信号波形を示す。第2図から分かるように、VEQ信号は 、VIN1信号のあらゆるパルスの前に発生する周期パルス信号であってよい。VE Q 信号は、検出サイクルを開始するためにノード15−16間の電圧を等化する のを助ける。代わりに、VEQ信号のパルス・サイクルは、VIN1信号のパルスが N−1個発生するたびに発生することができる。 次に、第1−2図を参照して、位相検出器10の動作について説明する。第1 図に示したように、トランジスタ21は、VIN1信号が高VDD電圧であるときに 電流Iをノード23から電流源24に接続する。トランジスタ21は、電流源2 4に接続されているので、導電時には、電流Iの量しか流さない。VIN1信号は 、各検出サイクルの始めを制御する。VIN1信号の電圧レベルがVDD電圧に上昇 したときには必ず、検出サイクルが開始される。 VIN2の電圧レベルがVREF電圧の電圧レベルよりも高く、VIN1信号がVDD電 圧であるとき(たとえば、時間t1から時間t2まで)、トランジスタ19はトラ ンジスタ20よりも多くの電流を導電する。したがって、トランジスタ19はほ ぼすべてのI電流をノード23に与える。ノード15および16はそれぞれ、ト ランジスタ11−14で形成された負荷素子からほぼ同じ量の電流を受け取るの で、トランジスタ19とトランジスタ20が同じ量の電流をノード23に流し ていない場合、容量17は容量18とは異なるように荷電される。この場合、容 量17が放電して、容量18は充電するであろう。このため、ノード15−16 の間に差動電圧が生成され、したがって位相検出器10の出力VOUTで差動電力 が生成される。出力VOUTでの差動電圧は、VIN2信号の電圧がVREF基準電圧よ りも高い時間中、線形に増大する(たとえば、第2図では時間t1から時間t2ま で)。VOUT信号の信号波形も第2図に示されている。 VIN2信号の電圧レベルがVREF電圧の電圧レベルよりも低く、VIN1信号がVD D 電圧であるとき(たとえば、時間t2から時間t3まで)、トランジスタ20は ほぼすべてのI電流をノード23に与える。このため、容量17−18は不均一 に充電される。この場合、容量17は充電され、容量18が放電するであろう。 このため、位相検出器10の出力VOUTでの差動電圧が線形に低下する(第2図 のVOUT信号の信号波形を参照されたい)。 VIN1信号の電圧レベルがグラウンドになると、出力VOUTでの差動電圧は変化 を止める。VIN1信号とVIN2信号が完全に直交する場合、ノード15−16間の 差動電圧は、線形に零に近づき、VIN1信号がグラウンドになったとき(たとえ ば、時間t3)には位相検出器10のVOUT出力では正味差動電圧は生成されない 。しかし、VIN1信号とVIN2信号との間に直交位相誤りが存在する場合、位相検 出サイクルの終わり(たとえば、時間t1から時間t3まで)にノード15−16 間に正味差動電圧が生成される。ノード15−16間の正味差動電圧は直交位相 誤りの量にほぼ比例する。 位相検出器10の出力VOUTを比較器に接続して、2進直交位相誤り出力を生 成することができる。他の回路を使用して2進直交位相誤り出力を生成すること もできる。 位相検出器10の直交位相誤り検出に関する上記の説明では、ノード23での トランジスタ19−21の寄生容量の影響が無視される望ましい状況が仮定され ている。しかし、第1図から分かるように、位相検出器10は、ノード23とグ ラウンドとの間に結合された寄生容量25を含む。寄生容量25は、ノード23 でのトランジスタ19−21の寄生容量、ならびに他の寄生容量を含む。トラン ジスタ21はスイッチとして使用されるので、寄生容量25は、トランジスタ2 1のソースとグラウンドとの間の寄生容量を含む。 位相検出器10の回路には寄生容量25が存在するので、位相検出器10は、 第2図から分かるように、VIN1信号とVIN2信号が完全な直交関係にあるとき( たとえば、時間t3)でも検出サイクルの終わりに回路の出力VOUTで正味差動電 圧を生成する。寄生容量25による位相検出器10のVOUT出力での正味差動電 圧の生成について下記で説明する。 第1図から分かるように、寄生容量25のために、VIN1信号によってトラン ジスタ21がオン操作された直後にはノード23での電圧レベルは変化せず、そ のため、トランジスタ21内を流れる電流は電流Iを超え、追加誤り電流が生成 される。VIN2信号の電圧レベルはVREF電圧よりも高いので、この追加誤り電流 はトランジスタ19内を流れる。このため、追加誤り電流によって容量17も放 電し、出力VOUTでの差動電圧が増大する。 しかし、VIN2信号の電圧レベルがVREF電圧よりも低い値に低下すると、トラ ンジスタ19が導電する電流の量はトランジスタ20が導電する電流の量よりも ずっと少なくなり、トランジスタ20はほぼすべてのI電流をノード23に与え る。ノード23での電圧レベルは低下する。これによって、寄生容量25が放電 し、トランジスタ20内を流れる電流が減少し、トランジスタ20を通して容量 18へ流れる追加誤り電流が生成される。この追加誤り電流によって、容量18 も追加充電される。 また、寄生容量25のために、VIN1信号によってトランジスタ21がオフ操 作された直後にはノード23での電圧レベルは変化せず、そのため、追加誤り電 流がトランジスタ20を通して寄生容量25へ流れる。この追加誤り電流によっ て、容量18も放電する。 その結果、容量17−18を充電する際のすべての前述の誤り電流のために、 第2図から分かるように、VIN1信号とVIN2信号が完全な直交関係にあるときで も検出サイクルの終わりに位相検出器10の出力VOUTで正味差動電圧が生成す る。これが発生すると、位相検出誤りが発生する。寄生容量性質が予想できない ものであるため、寄生容量のための正味差動電圧の電圧レベルも予想することが できない。 第3図の位相検出器40は、寄生容量のために回路の出力で発生する正味差動 電圧をなくする。 第3図から分かるように、位相検出器40は、電源VDDとノード45および4 6との間に接続されたトランジスタ41−44を含む。位相検出器40中のトラ ンジスタ41−44の接続および機能は、第1図の位相検出器10のトランジス タ11−14の接続および機能と同じであり、したがって下記では詳しく説明し ない。 ノード45は容量47に接続され、容量48はノード46に接続される。容量 48の容量は容量47の容量にほぼ等しい。ノード45−46は、次いで、トラ ンジスタ49−51で形成された第1の回路と、トランジスタ52−54で形成 された第2の回路に接続される。トランジスタ51と54は次いで回路60に接 続される。第3図から分かるように、回路60は基本的に、トランジスタ51を 通して第1の電流I1を提供する第1の電流源と、トランジスタ54を通して第 2の電流I2を提供する第2の電流源とを含む。I1電流とI2電流は共に、IB IAS電流によって生成され収集される。 回路60はI1電流およびI2電流を生成する。I2電流の値は、I1電流の値よ りも小さい。一実施形態では、I2電流の値は、I1電流の20%−30%の範囲 である。代替実施形態では、I2電流の値は、I1電流の20%−30%より大き くても、あるいは小さくてもよい。 一実施形態では、トランジスタ49−51および52−54はNチャネルMO SFETトランジスタである。代替実施形態では、トランジスタ49−51およ び52−54は、PチャネルMOSFETトランジスタでも、バイポーラ・トラ ンジスタでもよい。一実施形態では、各トランジスタ52−53の寸法は各トラ ンジスタ49−50の寸法にほぼ等しく、トランジスタ54の寸法はトランジス タ51の寸法にほぼ等しい。 トランジスタ49は、ノード45およびノード55に接続される。トランジス タ50は、ノード46および55に接続される。トランジスタ51は、回路60 で形成された電流源I1を介してノード55をグラウンドに接続する。同様に、 トランジスタ52はノード46およびノード56に接続される。トランジスタ5 3は、ノード45および56に接続される。トランジスタ54は、回路60で形 成された電流源I2を介してノード56をグラウンドに接続する。トランジスタ 51および54のそれぞれのゲートはVIN1信号を受け取る。トランジスタ49 および52のそれぞれのゲートはVIN2信号を受け取り、トランジスタ50およ び53のそれぞれのゲートはVREF電圧を受け取る。VIN1信号およびVIN2信号 ならびにVREF電圧は、上記で説明し第1−2図に示したVIN1信号およびVIN2 信号ならびにVREF電圧と同じである。第4図は、これらの信号の信号波形も示 す。 第3図に、ノード55およびグラウンドに接続された寄生容量57と、ノード 56およびグラウンドに接続された寄生容量58も示されている。寄生容量57 は、ノード55でのトランジスタ49−51の寄生容量を含み、寄生容量58は 、ノード56でのトランジスタ52−54の寄生容量を含む。寄生容量57は他 の寄生容量も含む。トランジスタ51はスイッチとして使用されるので、寄生容 量57は、トランジスタ51のソースとグラウンドとの間の寄生容量を含む。同 様に、寄生容量58は他の寄生容量も含む。トランジスタ54はスイッチとして 使用されるので、寄生容量58はトランジスタ54のソースとグラウンドとの間 の寄生容量をも含む。 トランジスタ49−51は、VIN1信号およびVIN2信号の位相誤りを検出する 。トランジスタ52−54は、回路中の寄生容量57のための位相検出器40の 出力VOUTでの正味差動電圧を打ち消す。前述のように、各トランジスタ52− 53は、各トランジスタ49−50の寸法にほぼ等しい寸法を有する。したがっ て、寄生容量58の容量は、寄生容量57の容量にほぼ等しい。トランジスタ5 2−54の負の打ち消し効果のために、寄生容量57−58によって回路に生成 される追加誤り電流は互いに打ち消し合い、第3図の位相検出器40は、寄生容 量のために回路の出力VOUTで生成される正味差動電圧を生じない。寄生容量5 7−58の容量がほぼ等しいので、寄生容量57−58に関連する追加誤り電流 もほぼ等しい。しかし、トランジスタ49−50および52−53は、それぞれ の寄与が互いに減じ合うように交差接続されている。このため、追加誤り電流は 互いに打ち消し合う。このため、位相検出器40は、VIN1信号およびVIN2 信号の直交位相誤りを最小限の位相検出誤りで検出する。 トランジスタ52−54の動作を下記で第3−4図に関連して説明する。第3 図から分かるように、論理ハイVIN1信号によってトランジスタ51がオン操作 されたとき、ノード55での電圧レベルはただちには変化せず、そのため、トラ ンジスタ51内を流れる電流が電流I1を超え、追加誤り電流が生成される。こ の時点では、VIN2信号の電圧レベルがVREF電圧よりも高いので、この追加誤り 電流がトランジスタ49内を流れ、そのため、容量47が追加放電する。その間 、論理ハイVIN1信号によってトランジスタ54もオン操作されるので、ノード 56での電圧レベルはただちには変化せず、トランジスタ54内を流れる追加誤 り電流も生成される。この時点では、VIN2信号の電圧レベルがVREF電圧よりも 高いので、追加誤り電流がトランジスタ52内を流れ、そのため、容量48が追 加放電する。寄生容量57の容量は寄生容量58の容量に等しいので、トランジ スタ52内を流れる追加誤り電流は、トランジスタ49内の追加誤り電流にほぼ 等しい。トランジスタ52がノード46に接続され、これに対してトランジスタ 49がノード45に接続される場合、トランジスタ52によって生成される追加 誤り電流は、トランジスタ49によって生成される追加誤り電流を打ち消す。 VIN2信号の電圧レベルがVREF電圧の電圧レベルよりも低いとき、トランジス タ49が導電する電流の量はトランジスタ50が導電する電流の量よりもずっと 少なく、トランジスタ52が導電する電流の量はトランジスタ53が導電する電 流の量よりもずっと少ない。ノード55と56のそれぞれでの電圧レベルは低下 する。これによって、寄生容量57と58が放電し、トランジスタ50と53内 を流れる電流がそれぞれ、減少する。これによって、追加誤り電流がトランジス タ50を通して容量48へ流れ、トランジスタ53を通して容量47へも流れ、 容量47および48がそれぞれ追加充電される。トランジスタ50がノード46 に接続され、トランジスタ53がノード45に接続され、トランジスタ50中の 追加誤り電流とトランジスタ53中の追加誤り電流がほぼ等しい場合、容量47 および48のそれぞれへの追加充電は互いに打ち消し合う。 また、寄生容量57と58のために、VIN1信号によってトランジスタ51お よび54がオフ操作された直後にはノード55および56のそれぞれでの電圧レ ベルは変化せず、そのため、追加誤り電流がトランジスタ50を通して寄生容量 51へ流れ、トランジスタ53を通して寄生容量58へも流れる。追加誤り電流 によって、容量47および48がそれぞれ追加放電する。寄生容量57の容量は 寄生容量58の容量にほぼ等しいので、トランジスタ50内を流れる追加誤り電 流はトランジスタ53内を流れる追加誤り電流にほぼ等しい。トランジスタ50 がノード46に接続され、トランジスタ53がノード45に接続される場合、追 加誤り電流は互いに打ち消し合う。そうすることによって、出力VOUTでは寄生 容量58のための正味差動電圧が生成されず、位相検出器40は、VIN1信号お よびVIN2信号の直交位相誤りを最小限の検出誤りで検出する。位相検出器40 のVOUT信号の信号波形を第4図に示す。 位相検出器40のVOUT出力を比較器に接続して、2進直交位相誤り出力を生 成することができる。代わりに、他の回路を使用して2進直交位相誤り出力を生 成することもできる。 位相検出器40は、ノード45とノード46との間に接続された等化トランジ スタ59も含む。トランジスタ59によって、位相検出器40は確実に、出力VOUT において、零差動電圧で位相検出サイクルを開始し、かつVEQ信号によって 制御される。 VEQ信号の生成は、クロック信号によって制御することができる。したがって 、様々なクロッキング・プロトコルを使用してVEQ信号パルスを生成することが できる。たとえば、ある種の応用例で感度を増加させるには、いくつかのクロッ ク・サイクルにわたって測定を行うことができる。そのようなケースでは、トラ ンジスタ59がNクロック・サイクルごとに1度しか起動されないようにVEQパ ルスが生成される。この場合、Nは、位相誤り測定値を積分することができるク ロック・サイクルの数である。 一実施形態では、第4図に示したように、Nは2に等しい。代替実施形態では 、Nは2よりも大きくてよい。 したがって、前述の位相検出器は、ほぼ同様に構築され同じ入力信号を受ける 第1の回路と第2の回路とを含む。しかし、第2の回路によって生成された誤り 電流が、第1の回路によって生成された誤り電流を打ち消し、それによって回路 が、指定された機能を最小限の誤りで実行することができるように、第1の回路 と第2の回路は交差接続される。 前述の明細では、本発明を特定の実施形態に関して説明した。しかし、添付の 請求の範囲に記載した本発明のより広い趣旨および範囲から逸脱せずに本発明に 様々な修正および変更を加えられることは自明である。明細書および図面はした がって、制限的なものではなく、例示的なものとみなすべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ホ,ツィル−チャン アメリカ合衆国 95131 カリフォルニア 州・サンホゼ・スタントン ウェイ・1412 【要約の続き】 位相検出誤りで検出するように第2の回路が第1の回路 に交差結合される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A) (1)電源ならびに(2)第1のノードおよび第2のノードに結 合され、第1のノードと第2のノードが位相検出器の出力を形成する負荷回路と 、 (B) (1)第1のノードとグラウンドとに結合された第1の容量と、(2 )第2のノードとグラウンドに結合された第2の容量とを有する容量性回路と、 (C) 第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出するように第1と第2 のノードに結合された第1の回路と、 (D) 第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出するとともに、第1の 信号と第2の信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出できるように第 1の回路の位相検出誤りを最小限に抑える、第1と第2のノードに結合された第 2の回路とを備え、第1および第2の回路がそれぞれ、第1および第2の信号な らびに基準信号を受けることを特徴とする位相検出器。 2. 第2の回路によって生成された誤り電流が第1の回路によって生成され た誤り電流を打ち消し、それによって、位相検出器が第1の信号と第2の信号と の間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出するように、第2の回路が第1の回 路に交差結合されることを特徴とする請求項1に記載の位相検出器。 3. 第1の回路が、第1のノードおよび第3のノードに結合された第1のト ランジスタと、第2および第3のノードに結合された第2のトランジスタと、第 1の電流源を介して第3のノードおよびグラウンドに結合された第3のトランジ スタとを含み、第2の回路が、第1のノードおよび第4のノードに結合された第 4のトランジスタと、第2および第4のノードに結合された第5のトランジスタ と、第2の電流源を介して第4のノードおよびグラウンドに結合された第6のト ランジスタとを含み、第1および第5のトランジスタが第1の信号を受け、第2 および第4のトランジスタが基準信号を受け、第3および第6のトランジスタが 第2の信号を受けることを特徴とする請求項2に記載の位相検出器。 4. 第6のトランジスタが、第3のトランジスタの寸法にほぼ等しい寸法を 有し、第4、第5のトランジスタが第1、第2のトランジスタの寸法にほぼ等し いことを特徴とする請求項3に記載の位相検出器。 5. 第1、第2、第3、第4、第5、第6のトランジスタがそれぞれ、Nチ ャネル・トランジスタであることを特徴とる請求項3に記載の位相検出器。 6. 負荷回路が、高差動インピーダンスと低コモン・モード・インピーダン スの両方を形成し、負荷回路がさらに、 (i)電源を第1および第2のノードに結合する低コモン・モード抵抗と、 (ii)第1のノードと第2のノードとの間の正の差動負荷抵抗と、 (iii)第1のノードと第2のノードとの間の負の差動負荷抵抗とを備え、そ のため、位相検出器の出力が高差動インピーダンスを有することを特徴とする請 求項1に記載の位相検出器。 7. 正の差動負荷抵抗がさらに、電源と第1のノードとの間に結合された第 1の電流源トランジスタと、電源と第2のノードとの間に結合された第2の電流 源トランジスタとを備え、負の差動負荷抵抗がさらに、電源と第2のノードとの 間に結合された第3の電流源トランジスタと、電源と第1のノードとの間に結合 された第4の電流源トランジスタとを備え、第3の電流源トランジスタが第1の 電流源トランジスタ内を流れる電流をミラーし、第4の電流源トランジスタが第 2の電流源トランジスタ内を流れる電流をミラーすることを特徴とする請求項6 に記載の位相検出器。 8. さらに、第1のノードと第2のノードとの間の電圧レベルを等化する等 化トランジスタを備え、等化トランジスタが、オン操作されたときに、第1のノ ードを第2のノードに電気的に接続し、それによって、第1のノードと第2のノ ードとの間の電圧レベルがほぼ等しくすることを特徴とする請求項1に記載の位 相検出器。 9. 第1の信号と第2の信号が、それぞれの異なる電圧スイングのものであ り、基準信号が、第1の信号の基準電圧であることを特徴とする請求項1に記載 の位相検出器。 10. 第1の信号と基準信号が互いに相補的であることを特徴とする請求項 1に記載の位相検出器。 11. (A) 高差動インピーダンスおよび低コモン・モード・インピーダ ンスを形成し、(1)電源ならびに(2)第1のノードと第2のノードに結合さ れ、第1のノードと第2のノードが位相検出器の出力を形成する負荷回路と、 (B) (1)第1のノードとグラウンドに結合された第1の容量と、(2) 第2のノードとグラウンドに結合された第2の容量とを有する容量性回路と、 (C) 第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出するために第1および 第2のノードに結合され、第1のノードと第3のノードに結合された第1のトラ ンジスタと、第2のノードと第3のノードに結合された第2のトランジスタと、 第1の電流源を介して第3のノードとグラウンドに結合された第3のトランジス タとを含む第1の回路とをさらに備え、第1のトランジスタが、第1の信号を受 け、第2のトランジスタが基準信号を受け、第3のトランジスタが第2の信号を 受け、第1および第2の信号が、それぞれの異なる電圧スイング特性のものであ ることを特徴とする請求項1に記載の位相検出器。 12. 第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出し、第1の信号と第2 の信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出できるように第1の回路の 位相検出誤りを最小限に抑えるように、第1および第2のノードに結合された第 2の回路とをさらに備え、第2の回路が、第1のノードと第4のノードとの間に 結合された第4のトランジスタと、第2のノードと第4のノードとの間に結合さ れた第5のトランジスタと、第2の電流源を介して第4のノードおよびグラウン ドに結合された第6のトランジスタとを含み、第4のトランジスタが、基準信号 を受け、第5のトランジスタが第1の信号を受け、第6のトランジスタが第2の 信号を受け、そのため、第2の回路によって生成された位相検出誤り電流が第1 の回路によって生成された位相検出誤り電流を打ち消し、それによって、位相検 出器が第1信号と第2の信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出する ことを特徴とする請求項11に記載の位相検出器。 13. 第6のトランジスタが、第3のトランジスタの寸法にほぼ等しい寸法 を有し、第4および第5のトランジスタがそれぞれ、第1および第2のトランジ スタのそれぞれの寸法にほぼ等しい寸法を有し、第2の電流源が、第1の電流源 の電流に比例する電流を有することを特徴とする請求項12に記載の位相検出器 。 14. 第1、第2、第3、第4、第5、第6のトランジスタがそれぞれ、N チャネル・トランジスタであることを特徴とする請求項12に記載の位相検出器 。 15. 負荷回路がさらに、 (i)電源を第1および第2のノードに結合する低コモン・モード抵抗と、 (ii)第1のノードと第2のノードとの間の正の差動負荷抵抗と、 (iii)第1のノードと第2のノードとの間の負の差動負荷抵抗とを備え、そ れにより、位相検出器の出力が高差動インピーダンスを有することを特徴とする 請求項12に記載の位相検出器。 16. 正の差動負荷抵抗がさらに、電源と第1のノードとの間に結合された 第1の電流源トランジスタと、電源と第2のノードとの間に結合された第2の電 流源トランジスタとを備え、負の差動負荷抵抗がさらに、電源と第2のノードと の間に結合された第3の電流源トランジスタと、電源と第1のノードとの間に結 合された第4の電流源トランジスタとを備え、第3の電流源トランジスタが第1 の電流源トランジスタ内を流れる電流をミラーし、第4の電流源トランジスタが 第2の電流源トランジスタ内を流れる電流をミラーすることを特徴とする請求項 15に記載の位相検出器。 17. さらに、第1のノードと第2のノードとの間の電圧レベルを等化する 等化トランジスタを備え、等化トランジスタが、オン操作されたときに、第1の ノードを第2のノードに電気的に接続し、それによって、第1のノードと第2の ノードとの間の電圧レベルがほぼ等しくなるようにすることを特徴とする請求項 12に記載の位相検出器。 18. 第1の信号と第2の信号が、それぞれの異なる電圧スイングのもので あり、基準信号が、第1の信号の基準電圧であることを特徴とする請求項11に 記載の位相検出器。 19. 第1の信号と基準信号が互いに相補的であることを特徴とする請求項 18に記載の位相検出器。 20. (A) 高差動インピーダンスおよび低コモン・モード・インピーダ ンスを形成し、さらに、 (i) 電源を第1および第2のノードに結合する低コモン・モード抵抗と、 (ii) 第1のノードと第2のノードとの間の正の差動負荷抵抗と、 (iii)第1のノードと第2のノードとの間の負の差動負荷抵抗とを備え、そ れ により、位相検出器の出力が高差動インピーダンスを有し、第1のノードと第2 のノードが位相検出器の出力を形成する負荷回路と、 (B) (1)第1のノードとグラウンドに結合された第1の容量と、(2) 第2のノードとグラウンドに結合された第2の容量とを有する容量性回路と、 (C) 第1のノードと第3のノードに結合された第1のトランジスタと、第 2のノードと第3のノードに結合された第2のトランジスタと、第3のノードと 第1の電流源を介してグラウンドに結合された第3のトランジスタとを有する、 第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出する第1の回路であって、第1の トランジスタが第1の信号を受け、第2のトランジスタが基準信号を受け、第3 のトランジスタが第2の信号を受け、さらに、第1および第2の信号が、それぞ れの異なる電圧スイング特性である第1の回路と、 (D)第1の信号と第2の信号との間の位相差を検出し、第1の信号と第2の 信号との間の位相差を最小限の位相検出誤りで検出できるように第1の回路の位 相検出誤りを最小限に抑える、第1および第2のノードに結合された第2の回路 であって、第1のノードと第4のノードとの間に結合された第4のトランジスタ と、第2のノードと第4のノードとの間に結合された第5のトランジスタと、第 4のノードと第2の電流源を介してグラウンドに結合された第6のトランジスタ とを有し、第4のトランジスタが基準信号を受け、第5のトランジスタが第1の 信号を受け、第6のトランジスタが第2の信号を受け、それにより、第2の回路 によって生成された位相検出誤り電流が第1の回路によって生成された位相検出 誤り電流を打ち消し、位相検出器が第1信号と第2の信号との間の位相差を最小 限の位相検出誤りで検出する第2の回路と を備える位相検出器。 21. 第6のトランジスタが、第3のトランジスタの寸法にほぼ等しい寸法 を有し、第4および第5のトランジスタがそれぞれ、第1および第2のトランジ スタのそれぞれの寸法にほぼ等しい寸法を有し、第2の電流源が、第1の電流源 の電流に比例する電流を有することを特徴とする請求項20に記載の位相検出器 。 22. 正の差動負荷抵抗がさらに、電源と第1のノードとの間に結合された 第1の電流源トランジスタと、電源と第2のノードとの間に結合された第2の電 流源トランジスタとを備え、負の差動負荷抵抗がさらに、電源と第2のノードと の間に結合された第3の電流源トランジスタと、電源と第1のノードとの間に結 合された第4の電流源トランジスタとを備え、第3の電流源トランジスタが第1 の電流源トランジスタ内を流れる電流をミラーし、第4の電流源トランジスタが 第2の電流源トランジスタ内を流れる電流をミラーすることを特徴とする請求項 20に記載の位相検出器。 23. 第1、第2、第3、第4、第5、第6のトランジスタがそれぞれ、N チャネル・トランジスタであり、第1、第2、第3、第4の電流源トランジスタ がそれぞれ、Pチャネル・トランジスタであることを特徴とする請求項22に記 載の位相検出器。 24. さらに、第1のノードと第2のノードとの間の電圧レベルを等化する 等化トランジスタを備え、等化トランジスタが、オン操作されたときに、第1の ノードを第2のノードに電気的に接続し、それによって、第1のノードと第2の ノードとの間の電圧レベルがほぼ等しくなるようにすることを特徴とする請求項 20に記載の位相検出器。 25. (A) (1)電源ならびに(2)第1のノードと第2のノードに結 合され、第1のノードと第2のノードが回路の出力を形成する負荷回路と、 (B) (1)第1のノードとグラウンドに結合された第1の容量と、(2) 第2のノードとグラウンドに結合された第2の容量とを有する容量性回路と、 (C) 第2の信号の制御の下で第1の信号を積分するように第1および第2 のノードに結合された第1の回路と、 (D) 第1の回路中の積分誤りを最小限に抑えるために第1および第2のノ ードに結合された第2の回路とを備え、第1の回路で生成された積分誤りが第2 の回路で生成された積分誤りによって取り消されるように第1の回路と第2の回 路が接続され、第1および第2の回路がそれぞれ、第1および第2の信号を受け ることを特徴とする回路。 26. 第2の回路によって生成された誤り電流が第1の回路によって生成さ れた誤り電流を打ち消すように、第2の回路が第1の回路に交差結合されること を特徴とする請求項25に記載の回路。
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