JP2740113B2 - クロマノイズリダクション装置 - Google Patents

クロマノイズリダクション装置

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JP2740113B2
JP2740113B2 JP5160676A JP16067693A JP2740113B2 JP 2740113 B2 JP2740113 B2 JP 2740113B2 JP 5160676 A JP5160676 A JP 5160676A JP 16067693 A JP16067693 A JP 16067693A JP 2740113 B2 JP2740113 B2 JP 2740113B2
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孝司 藤原
洋二 宮迫
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビやVTR等に
おけるクロマ信号からノイズ成分を除去するためのクロ
マノイズリダクション装置に関し、特にCCD等の1H
遅延素子から得た遅延信号の位相調整及び振幅調整の自
動化を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビやVTR等のクロマノイズ
リダクション装置は、例えば図18に示すように構成さ
れている。クロマ回路の最終段から供給されるクロマ信
号viは、減算器11及び加算器12の一方の入力端に
それぞれ供給される。上記減算器11の出力は、信号を
1水平期間遅延する1H遅延素子として働くCCD13
に供給される。上記CCD13による1H遅延信号は、
CCD13の出力信号中に含まれるクロック信号などを
除去するためのフィルタ回路14及び可変遅延器15を
介して可変増幅器16に供給される。この可変増幅器1
6の出力信号v2は、上記加算器12の他方の入力端に
帰還される。上記加算器12により、入力信号vi と上
記可変増幅器16から出力される1水平期間前の信号v
2 とが加算され、この加算結果が振幅制限用のリミッタ
17を介して減算器11の他方の入力端に供給される。
そして、入力信号vi から上記リミッタ17の出力信号
が減算され、出力信号vo として図示しないYC加算回
路に供給されるとともに、この信号vo がCCD13に
供給されるようになっている。
【0003】なお、上記CCD13、フィルタ回路1
4、可変遅延器15及び可変増幅器16はそれぞれ外付
け部品であり、可変遅延器15と可変増幅器16はダイ
アルにより1H遅延信号の位相及び振幅をそれぞれ手動
で調整可能になっている。
【0004】上記のような構成において、所望の特性を
得るためには、入力信号vi と1H遅延信号間の振幅及
び位相を精度良く合わせる必要があり、従来は、オペレ
ータが加算器12の出力信号をモニタしつつ可変遅延器
15の位相遅延時間や可変増幅器16の振幅を調整して
いる。
【0005】しかしながら、上記のような構成のクロマ
ノイズリダクション装置では、外付けの部品点数が多い
ため、プリント基板等に実装する際の製造工程が多く且
つ占有面積も大きくなり、コストが高くなる。また、製
造工程の途中でオペレータが加算器12の出力信号をモ
ニタしながら可変遅延器15や可変増幅器16を手動で
調整する必要があるため調整が繁雑であり、この点から
もコストが高くなる。しかも、調整を行った後は、可変
遅延器15の位相遅延時間や可変増幅器16の振幅は固
定されるので、温度変化や経時変化には対応が困難であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
クロマノイズリダクション装置は、コストが高く、温度
変化や経時変化に対応ができないという問題があった。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、コストを低減でき且つ温度変
化や経時変化にも対応可能なクロマノイズリダクション
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載した第1の発明のクロマノイズリダクション装置は、
1H遅延手段と、この1H遅延手段による遅延信号と入
力信号との位相を調整するための第1の可変遅延手段
と、上記1H遅延手段による遅延信号の振幅を入力信号
に合わせて調整するための可変増幅手段と、この可変増
幅手段の出力信号と上記入力信号とを加算する第1の加
算手段と、この第1の加算手段の出力信号の振幅を制限
する振幅制限手段と、上記入力信号から上記振幅制御手
段の出力信号を減算して出力するとともに、この減算信
号を上記1H遅延手段に供給する第1の減算手段と、上
記入力信号の位相を90度遅延する第2の可変遅延手段
と、この第2の可変遅延手段から出力される遅延信号と
上記入力信号の位相を比較し、この比較出力に基づいて
上記第2の可変遅延手段で上記入力信号の位相を90度
遅延するように制御する第1の位相検出手段と、上記第
2の可変遅延手段の出力信号と上記可変増幅手段の出力
信号の位相を比較し、この比較出力に基づいて上記第1
の可変遅延手段による位相遅延を制御することにより、
上記可変増幅器の出力信号の位相に対して上記第2の可
変遅延手段の出力信号を90度遅延する第2の位相検出
手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号と上記可変
増幅器の出力信号を加算する第2の加算手段と、上記第
2の可変遅延手段の出力信号から上記可変増幅手段の出
力信号を減算する第2の減算手段と、上記第2の加算手
段から出力される加算信号と上記第2の減算手段から出
力される減算信号との位相を比較し、この比較出力に基
づいて上記可変増幅手段を制御する第3の位相検出手段
とを具備することを特徴とする。
【0008】前記1H遅延手段は、前記第1の減算手段
の出力信号を1水平期間遅延するCCDと、このCCD
の出力信号に含まれるクロック信号を除去するフィルタ
手段ととで構成できる。
【0009】前記第1の可変遅延手段は、相互コンダク
タンスが前記第2の位相検出手段の出力で制御されるト
ランスコンダクタンス増幅器を備え、前記第2の可変遅
延手段は、相互コンダクタンスが前記第1の位相検出手
段の出力で制御されるトランスコンダクタンス増幅器を
備える。
【0010】前記可変増幅手段は、前記第1の可変遅延
手段の出力信号と基準電位とを比較する比較器を備え、
この比較器の電流源が前記第3の位相検出手段の出力信
号で制御されることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載した第2の発明のクロマノ
イズリダクション装置は、1H遅延素子と、この1H遅
延素子の出力信号に含まれる入力信号以外の信号成分を
除去するフィルタ手段と、上記フィルタ手段から出力さ
れる遅延信号と上記入力信号との位相差を調整するため
の第1の可変遅延手段と、上記1H遅延素子による遅延
信号の振幅を上記入力信号に応じて調整するための可変
増幅手段と、この可変増幅手段の出力信号と上記入力信
号とを加算する第1の加算手段と、この第1の加算手段
の出力信号の振幅を制限する振幅制限手段と、上記入力
信号から上記振幅制御手段の出力信号を減算して出力す
るとともに、この減算信号を上記1H遅延素子に供給す
る第1の減算手段と、上記入力信号の位相を90度遅延
する第2の可変遅延手段と、この第2の可変遅延手段か
ら出力される遅延信号と上記入力信号の位相を比較し、
この比較出力に基づいて上記第2の可変遅延手段で上記
入力信号の位相を90度遅延するように制御するととも
に、上記フィルタ手段を制御する第1の位相検出手段
と、上記第2の可変遅延手段の出力信号と上記可変増幅
手段の出力信号の位相を比較し、この比較出力に基づい
て上記第1の可変遅延手段による位相遅延を制御するこ
とにより、上記可変増幅器の出力信号の位相に対して上
記第2の可変遅延手段の出力信号を90度遅延する第2
の位相検出手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号
と上記可変増幅器の出力信号を加算する第2の加算手段
と、上記第2の可変遅延手段の出力信号から上記可変増
幅手段の出力信号を減算する第2の減算手段と、上記第
2の加算手段から出力される加算信号と上記第2の減算
手段から出力される減算信号との位相を比較し、この比
較出力に基づいて上記可変増幅手段を制御する第3の位
相検出手段とを具備することを特徴とする。
【0012】前記1H遅延素子は、前記第1の減算手段
の出力信号を1水平期間遅延するCCDで構成できる。
前記フィルタ手段は、相互コンダクタンスが前記第1の
位相検出手段の出力で制御されるトランスコンダクタン
ス増幅器を備える。
【0013】前記第1の可変遅延手段は、相互コンダク
タンスが前記第2の位相検出手段の出力で制御されるト
ランスコンダクタンス増幅器を備え、前記第2の可変遅
延手段は、相互コンダクタンスが前記第1の位相検出手
段の出力で制御されるトランスコンダクタンス増幅器を
備える。
【0014】前記可変増幅手段は、前記第1の可変遅延
手段の出力信号と基準電位とを比較する比較器を備え、
この比較器の電流源が前記第3の位相検出手段の出力信
号で制御される。
【0015】請求項10に記載した第3の発明のクロマ
ノイズリダクション装置は、1H遅延手段と、この1H
遅延手段による遅延信号と入力信号との位相を調整する
ための第1の可変遅延手段と、上記1H遅延手段による
遅延信号の振幅を上記入力信号に合わせて調整するため
の可変増幅手段と、この可変増幅手段の出力信号と上記
入力信号とを加算する第1の加算手段と、この第1の加
算手段の出力信号の振幅を制限する振幅制限手段と、上
記入力信号から上記振幅制御手段の出力信号を減算して
出力するとともに、この減算信号を上記1H遅延手段に
供給する第1の減算手段と、上記入力信号の位相を90
度遅延する第2の可変遅延手段と、この第2の可変遅延
手段から出力される遅延信号と上記入力信号の位相を比
較し、この比較出力に基づいて上記第2の可変遅延手段
で上記入力信号の位相を90度遅延するように制御する
第1の位相検出手段と、上記第2の可変遅延手段の出力
信号と上記可変増幅手段の出力信号の位相を比較し、こ
の比較出力に基づいて上記第1の可変遅延手段による位
相遅延を制御することにより、上記可変増幅器の出力信
号の位相に対して上記第2の可変遅延手段の出力信号を
90度遅延する第2の位相検出手段と、上記第2の可変
遅延手段の出力信号と上記可変増幅器の出力信号を加算
する第2の加算手段と、上記第2の可変遅延手段の出力
信号から上記可変増幅手段の出力信号を減算する第2の
減算手段と、上記第2の加算手段から出力される加算信
号と上記第2の減算手段から出力される減算信号との位
相を比較し、この比較出力に基づいて上記可変増幅手段
を制御する第3の位相検出手段と、上記入力信号が供給
され上記第1、第2、第3の位相検出手段を制御する検
波電流制御手段とを具備することを特徴とする。
【0016】前記1H遅延手段は、前記第1の減算手段
の出力信号を1水平期間遅延するCCDと、このCCD
の出力信号に含まれるクロック信号を除去するフィルタ
手段とで構成でき、この前記フィルタ手段は、相互コン
ダクタンスが前記第1の位相検出手段の出力で制御され
るトランスコンダクタンス増幅器を備える。
【0017】前記第1の可変遅延手段は、相互コンダク
タンスが前記第2の位相検出手段の出力で制御されるト
ランスコンダクタンス増幅器を備え、前記第2の可変遅
延手段は、相互コンダクタンスが前記第1の位相検出手
段の出力で制御されるトランスコンダクタンス増幅器を
備える。
【0018】前記可変増幅手段は、前記第1の可変遅延
手段の出力信号と基準電位とを比較する比較器を備え、
この比較器の電流源が前記第3の位相検出手段の出力信
号で制御される。
【0019】前記第1、第2、第3の位相検出手段はそ
れぞれ2つの入力信号を比較する比較器を備え、この比
較器の電流源が前記検波電流制御手段で制御される。前
記検波電流制御手段は、入力信号を両波検波する両波検
波手段と、この両波検波手段の出力信号が供給されるロ
ーパスフィルタとを備え、前記入力信号がない期間に前
記第1、第2、第3の位相検出手段の出力を零にする。
【0020】
【作用】請求項1の構成において、第1、第2の可変遅
延手段、可変増幅手段、第1、第2の加算手段、振幅制
限手段、第1、第2の減算手段、及び第1、第2、第3
の位相検出手段を集積回路化することによって、外付け
の部品点数を削減でき、プリント基板等に実装する際の
製造工程も少なく且つ占有面積も小さくできるので、コ
ストを削減できる。また、第1の可変遅延手段の位相遅
延時間や可変増幅手段の出力信号の振幅を自動調整でき
るので、オペレータによる調整は不要であり、この点か
らもコストを低減できる。しかも、第1の可変遅延手段
の位相遅延時間及び可変増幅手段の調整は、装置の動作
中は連続して行われるので、温度変化や経時変化にも対
応可能である。
【0021】請求項5に示すように、第1の位相検出手
段の出力信号でフィルタ手段を更に制御すれば、フィル
タ手段を集積回路化する際の製造ばらつきの影響を補正
でき、特性を安定化できる。
【0022】請求項10に示すように、検波電流検出手
段を更に設け、この検波電流検出手段の出力信号で第
1、第2、第3の位相検出手段を制御すれば、クロマ信
号のレベルによる第1、第2、第3の位相検出手段の誤
差を少なくして高精度化が図れる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1ないし図10はそれぞれこの発明の
第1実施例に係るクロマノイズリダクション装置につい
て説明するためのもので、図1は概略構成を示すブロッ
ク図、図2は図1におけるフィルタ回路の構成例を示す
ブロック図、図3は図2におけるバンドパスフィルタの
構成例を示すブロック図、図4は図2におけるローパス
フィルタの構成例を示すブロック図である。また、図5
は図1における可変遅延器の構成例を示すブロック図、
図6は図1における可変増幅器の構成例を示す回路図、
図7は図1における位相検出器の構成例を示す回路図、
図8は図1における加算器及び減算器の構成例を示す回
路図である。図9及び図10はそれぞれ、図1に示した
装置における位相制御及び振幅制御のベクトル図であ
る。
【0024】図1において、上記図18と同一構成部に
は同じ符号を付しており、クロマ信号vi は、減算器1
1及び加算器12の一方の入力端に供給され、上記減算
器11の出力信号はCCD13に供給される。CCD1
3による1H遅延信号はフィルタ回路14及び可変遅延
器15を介して可変増幅器16に供給され、この可変増
幅器16の出力信号v2 が上記加算器12の他方の入力
端に帰還される。上記加算器12により入力信号vi
1水平期間前の信号v2 とが加算され、和信号がリミッ
タ17を介して減算器11の他方の入力端に供給され
る。そして、入力信号vi から上記リミッタ17の出力
信号が減算され、出力信号vo としてYC加算回路に供
給されるとともに、この信号がCCD13に供給され
る。
【0025】また、上記入力信号vi は可変遅延器18
に供給され、この可変遅延器18の出力信号と上記入力
信号vi の位相が位相検出器19によって比較される。
そして、位相検出器19によって可変遅延器18の出力
信号v1 の位相が入力信号vi に対して90度遅れるよ
うに遅延時間を制御する。上記信号v1 及び可変増幅器
16の出力信号v2 は位相検出器20に供給され、この
位相検出器20の出力によって信号v1 の位相が信号v
2 に対して90度遅れた信号になるように可変遅延器1
5を制御する。これによって、図9に示すように、入力
信号vi の位相と信号v2 の位相が一致する。また、上
記信号v1 及び信号v2 は加算器21及び減算器22に
それぞれ供給される。上記加算器21による和信号v3
と上記減算器22による差信号v4 が位相検出器23に
供給され、この位相検出器23の出力によって可変増幅
器16における出力信号v2 の振幅を制御する。この結
果、図10に示すように、信号v1 と信号v2 の振幅を
合わせることができ、可変遅延器18の利得を0dBと
すれば、入力信号vi と信号v2 の振幅を一致させるこ
とができる。
【0026】なお、図1においてCCD13は外付け部
品であり、減算器11、加算器12、フィルタ回路1
4、可変遅延器15、可変増幅器16、リミッタ17、
可変遅延器18、位相検出器19,20,23、加算器
21及び減算器22などは集積回路化されている。
【0027】図2は、上記図1に示した回路におけるフ
ィルタ回路14の構成例を示している。このフィルタ回
路14は、バンドパスフィルタ14−1、ローパスフィ
ルタ14−2及びローパスフィルタ14−3から構成さ
れている。バンドパスフィルタ14−1は、例えば図3
に示すように、トランスコンダクタンス増幅器24,2
5、バッファ増幅器26、分圧器27及びキャパシタ2
8,29からなる。CCD13から供給される入力信号
は、キャパシタ28による容量結合によって増幅器25
の非反転入力端に供給される。上記増幅器25の出力
は、増幅器26の入力端に供給される。この増幅器25
の出力端と接地点間には、キャパシタ29が接続され
る。上記増幅器25の出力はローパスフィルタ14−2
に供給されるとともに、増幅器24の反転入力端に帰還
される。この増幅器24の非反転入力端は接地されてお
り、その出力が上記増幅器25の非反転入力端に供給さ
れる。更に、上記増幅器26の出力端と増幅器25の反
転入力端間には、分圧器27が接続されている。
【0028】上記ローパスフィルタ14−2,14−3
はそれぞれ、例えば図4に示すように、トランスコンダ
クタンス増幅器30,31、バッファ増幅器32及びキ
ャパシタ33,34から構成される。バンドパスフィル
タ14−1(またはローパスフィルタ14−2)の出力
信号は、増幅器30の非反転入力端に供給される。この
増幅器30の出力信号は、増幅器31の非反転入力端に
供給される。この増幅器30の出力端と接地点間にはキ
ャパシタ33が接続されている。上記増幅器31の出力
信号は、増幅器32に供給される。この増幅器31の出
力端と接地点間にはキャパシタ34が接続されている。
上記増幅器32の出力信号はローパスフィルタ14−3
(または可変遅延器15)に供給されるとともに、増幅
器30,31の反転入力端に帰還される。
【0029】上記バンドパスフィルタ14−1、ローパ
スフィルタ14−2及びローパスフィルタ14−3から
なるフィルタ回路14によって、CCD13の出力信号
に含まれるクロック信号などのデータシフトのために使
用された不要な信号成分が除去され、入力信号vi を1
水平期間遅延した信号が可変遅延器15に供給される。
【0030】図5は、上記図1に示した回路における可
変遅延器18の構成例を示している。この可変遅延器1
8は、トランスコンダクタンス増幅器35,36、バッ
ファ増幅器37,38、増幅器39、分圧器40,4
1、加算器42及びキャパシタ43,44から構成され
ている。入力信号vi は、増幅器35の非反転入力端、
増幅器39の入力端、及び分圧器40の入力端にそれぞ
れ供給される。上記増幅器35の出力は増幅器36の非
反転入力端に供給される。この増幅器35の出力端と接
地点間にはキャパシタ44が接続されている。上記増幅
器36の出力は、増幅器37の入力端に供給される。上
記増幅器39の出力端と増幅器36の出力端間にはキャ
パシタ43が接続されている。この増幅器37から信号
1 が出力されるとともに、この信号v1 が上記増幅器
35の反転入力端及び分圧器41に帰還される。上記分
圧器40,41の出力が加算器42によって加算され、
和信号が増幅器38を介して増幅器36の反転入力端に
供給されるようになっている。
【0031】そして、上記トランスコンダクタンス増幅
器35,36に位相検出器19の出力信号が供給されて
相互コンダクタンスが制御されることにより、出力信号
1の位相が入力信号vi よりも90度遅れるように制
御される。
【0032】なお、可変遅延器15も上記図5に示した
可変遅延器18と実質的に同じ構成になっており、この
可変遅延器15の場合には図5におけるトランスコンダ
クタンス増幅器35,36に位相検出器20の出力信号
を供給して相互コンダクタンスを制御すれば良い。これ
によって、可変遅延器18の出力信号v1 の位相が可変
増幅器16の出力信号v2 に対して90度遅れるように
調整できる。
【0033】図6は、上記図1に示した回路における可
変増幅器16の回路構成例を示している。この可変増幅
器16は、NPN型のバイポーラトランジスタQ1 〜Q
7 、抵抗R1 〜R4 、電流源I1 〜I5 及びベースバイ
アス用の直流電源B1 ,B2から構成されている。トラ
ンジスタQ1 ,Q2 のコレクタはそれぞれ電源Vccに接
続され、ベースは直流電源B1 に接続されてバイアスさ
れる。これらトランジスタQ1 ,Q2 のエミッタにはそ
れぞれ、トランジスタQ3 ,Q4 のコレクタ及びトラン
ジスタQ5 ,Q6 のベースが接続される。上記トランジ
スタQ3 のベースは直流電源B2 に接続されてバイアス
され、エミッタは抵抗R1 の一端に接続される。上記ト
ランジスタQ4 のベースには可変遅延器15の出力信号
が供給され、エミッタは抵抗R2 の一端に接続される。
上記抵抗R1 ,R2 の他端は共通接続され、この共通接
続点と接地点間に電流源I1 が接続される。また、上記
トランジスタQ3 のエミッタと接地点間に電流源I2 が
接続され、上記トランジスタQ4 のエミッタと接地点間
に電流源I3 が接続される。これら電流源I2 ,I3 は
それぞれ、位相検出器23の出力信号によって制御され
る。
【0034】上記トランジスタQ5 ,Q6 のコレクタと
電源Vcc間にはそれぞれ抵抗R3 ,R4 が接続され、エ
ミッタは共通接続される。このエミッタ共通接続点と接
地点間には、電流源I4 が接続される。上記トランジス
タQ6 のコレクタにはトランジスタQ7 のベースが接続
され、このトランジスタQ7 のコレクタは電源Vccに接
続される。そして、上記トランジスタQ7 のエミッタと
接地点間に電流源I5が接続され、このトランジスタQ7
のエミッタから出力信号v2 を得る。
【0035】上記のような構成において、トランジスタ
Q1 〜Q4 、抵抗R1 ,R2 、及び電流源I1 〜I3
は、可変遅延器15から供給された信号と直流電源B2
のバイアス電圧とを比較して差動増幅する1段目の増幅
器として働く。この増幅器は、位相検出器23の出力で
電流源I2 ,I3 を流れる電流量が制御されることによ
り出力信号の振幅が制御される。上記1段目の増幅器の
出力信号は、トランジスタQ5 ,Q6 、抵抗R3 ,R4
、及び電流源I4 からなる2段目の増幅器で増幅され
た後、トランジスタQ7 と電流源I5 とからなる出力回
路を介して出力信号v2 として加算器12、位相検出器
20、加算器21及び減算器22に供給される。
【0036】図7は、上記図1に示した回路における位
相検出器19,20,23の回路構成例を示している。
これら位相検出器19,20,23はそれぞれ、NPN
型バイポーラトランジスタQ8 〜Q15、PNP型バイポ
ーラトランジスタQ16〜Q19、抵抗R5 〜R13及び電流
源I6 から構成される。トランジスタQ8 ,Q9 のベー
スには第1の入力信号がそれぞれ供給され、トランジス
タQ11,Q10のベースには同じく第1の入力信号がそれ
ぞれ供給される。トランジスタQ12のコレクタは上記ト
ランジスタQ8 ,Q9 のエミッタに接続され、トランジ
スタQ13のコレクタは上記トランジスタQ10,Q11のエ
ミッタに接続され、これらトランジスタQ12,Q13のベ
ースには第2の入力信号が供給される。上記トランジス
タQ12,Q13のエミッタは共通接続され、このエミッタ
共通接続点と接地点間に電流源I6 が接続される。上記
トランジスタQ8 のコレクタは、トランジスタQ16のコ
レクタに接続され、上記トランジスタQ11のコレクタは
トランジスタQ17のコレクタに接続される。上記トラン
ジスタQ16のエミッタと電源Vcc間には抵抗R5 が接続
され、ベースには抵抗R9 の一端が接続される。この抵
抗R9 の他端は、トランジスタQ8 ,Q10のコレクタ及
びトランジスタQ18のベースに接続される。上記トラン
ジスタQ17のエミッタと電源Vcc間には抵抗R6 が接続
され、ベースには抵抗R10の一端が接続される。この抵
抗R10の他端は、トランジスタQ9 ,Q11のコレクタ及
びトランジスタQ19のベースに接続される。上記トラン
ジスタQ18,Q19の各エミッタと電源Vcc間にはそれぞ
れ抵抗R7 ,R8 が接続され、トランジスタQ18のコレ
クタにはトランジスタQ14のコレクタ及びトランジスタ
Q15のベースが接続され、トランジスタQ19のコレクタ
にはトランジスタQ15のコレクタが接続される。上記ト
ランジスタQ14,Q15の各エミッタと接地点間にはそれ
ぞれ、抵抗R11,R12が接続され、これらトランジスタ
Q14,Q15のベース間に抵抗R13が接続される。そし
て、トランジスタQ19,Q15のコレクタ共通接続点から
出力信号を得る。
【0037】上記図7に示す位相検出器は、基本的には
乗算器になっており、第1の入力信号の位相に対して第
2の入力信号が90度遅れ、あるいは進んだ信号の時
に、出力信号が零レベルとなる。
【0038】図7の回路が位相検出器19の場合には、
第1の入力信号として入力信号viが、第2の入力信号
として可変遅延器18の出力信号v1 がそれぞれ供給さ
れ、出力信号が可変遅延器18に供給される。位相検出
器20の場合には、第1の入力信号として可変増幅器1
6の出力信号v2 が、第2の入力信号として可変遅延器
18の出力信号v1 がそれぞれ供給され、出力信号が可
変遅延器15に供給される。また、位相検出器23の場
合には、第1の入力信号として減算器22の出力信号v
4 が、第2の入力信号として加算器21の出力信号v3
がそれぞれ供給され、出力信号が可変増幅器16に供給
される。
【0039】図8は、上記図1に示した回路における加
算器21及び減算器22の回路構成例を示している。図
示する如く、NPN型バイポーラトランジスタQ20〜Q
33、PNP型バイポーラトランジスタQ34,Q35、抵抗
R14〜R25、電流源I7 〜I14及びベースバイアス用の
直流電源B3 ,B4 から構成されている。可変遅延器1
8の出力信号v1 はトランジスタQ20,Q23のベースに
供給され、可変増幅器16の出力信号v2 はトランジス
タQ24,Q27のベースに供給される。また、トランジス
タQ21,Q22のベースは直流電源B3 でバイアスされ、
トランジスタQ25,Q26のベースは直流電源B4 でバイ
アスされる。上記トランジスタQ20,Q21のエミッタ間
に抵抗R14,R15が直列接続され、これらの抵抗R14と
R15との接続点と接地点間に電流源I7 が接続される。
上記トランジスタQ22,Q23のエミッタ間に抵抗R16,
R17が直列接続され、これらの抵抗R16とR17との接続
点と接地点間に電流源I8 が接続される。上記トランジ
スタQ24,Q25のエミッタ間に抵抗R18,R19が直列接
続され、これらの抵抗R18とR19との接続点と接地点間
に電流源I9 が接続される。更に、上記トランジスタQ
26,Q27のエミッタ間に抵抗R20,R21が直列接続さ
れ、これらの抵抗R20とR21との接続点と接地点間に電
流源I10が接続される。上記トランジスタQ20,Q26の
コレクタは、抵抗R24の一端、トランジスタQ30のコレ
クタ及びベース、トランジスタQ31のエミッタ、及びト
ランジスタQ35のベースに接続される。上記トランジス
タQ21,Q27のコレクタは、抵抗R25の一端、トランジ
スタQ30のエミッタ、トランジスタQ31のコレクタ及び
ベース、及びトランジスタQ34のベースに接続される。
また、上記トランジスタQ22,Q25のコレクタは、抵抗
R23の一端、トランジスタQ28のエミッタ、トランジス
タQ29のコレクタ及びベース、及びトランジスタQ32の
ベースに接続される。上記トランジスタQ23,Q24のコ
レクタは、抵抗R22の一端、トランジスタQ28のコレク
タ及びベース、トランジスタQ29のエミッタ、及びトラ
ンジスタQ33のベースに接続される。上記抵抗R22〜R
25の他端はそれぞれ電源Vccに接続される。上記トラン
ジスタQ34,Q35のコレクタは接地され、エミッタと電
源Vcc間にはそれぞれ電流源I11,I12が接続される。
そして、これらトランジスタQ34,Q35のエミッタから
減算出力(差信号)v4 を得る。また、上記トランジス
タQ32,Q33のコレクタは電源Vccに接続され、エミッ
タと接地点間にはそれぞれ電流源I13,I14が接続され
る。そして、これらトランジスタQ32,Q33のエミッタ
から加算出力(和信号)v3 を得る。上記減算出力v4
及び加算出力v3 は、図7に示したように回路構成され
た位相検出器23に供給される。
【0040】このような構成によれば、図1に示した装
置におけるCCD13を除く、減算器11、加算器1
2、フィルタ回路14、可変遅延器15、可変増幅器1
6、リミッタ17、可変遅延器18、位相検出器19,
20,23、加算器21及び減算器22を集積回路化し
ているので、外付けの部品点数を削減でき、プリント基
板等に実装する際の製造工程も少なく且つ占有面積も小
さくできるので、コストを削減できる。また、可変遅延
器15の位相遅延時間や可変増幅器16の振幅を自動調
整できるので、オペレータによる調整は不要であり、こ
の点からもコストを低減できる。更に、可変遅延器15
の位相遅延時間及び可変増幅器16の振幅調整は装置の
動作中は連続して行われるので、温度が変化したり経時
変化があっても自動的に補正できる。
【0041】図11は、この発明の第2実施例に係るク
ロマノイズリダクション装置を示すブロック図である。
この第2の実施例では、上記図1に示した回路における
位相検出器19の出力信号でフィルタ回路14を更に制
御している。
【0042】フィルタ回路14は、上記図2と同様にバ
ンドパスフィルタ14−1及びローパスフィルタ14−
2,14−3で構成する。上記バンドパスフィルタ14
−1は、図12に示すように基本的な回路構成は図3と
同様であるが、トランスコンダクタンス増幅器24G,
25Gの相互コンダクタンスを位相検出器19の出力信
号で制御する。また、上記ローパスフィルタ14−2,
14−3はそれぞれ、図13に示すように基本的な回路
構成は図4と同様であり、トランスコンダクタンス増幅
器30G,31Gの相互コンダクタンスを位相検出器1
9の出力信号で制御している点が異なる。
【0043】この第2実施例では、上述した第1実施例
と同様に、入力信号vi の位相を90度遅延する可変遅
延器18によって遅延出力と入力信号を位相検波し、可
変遅延器18の遅延量が正確に90度となるように制御
する。これによって、入力信号(クロマ信号)vi に対
し、可変遅延器18の遅延量は集積回路の製造ばらつき
に依らず一定となる。そして、可変遅延器18と同様な
構成のフィルタ回路14を上記位相検波出力で制御する
ことにより、集積回路の製造ばらつきによるフィルタ回
路14の特性変動も自動調整できる。
【0044】従って、このような構成によれば、フィル
タ回路14のカットオフ周波数特性を可変遅延器18と
同様に行い、トラッキングを取ることができるので、集
積回路の素子のばらつきによるフィルタ回路14の特性
のずれを補正でき、フィルタ回路14の特性を安定化で
きる。
【0045】図14ないし図17はそれぞれ、この発明
の第3実施例に係るクロマノイズリダクション装置につ
いて説明するためのもので、図14は装置の概略構成を
示すブロック図、図15は図14における検波電流制御
回路の構成例を示す回路図、図16は上記図15に示し
た回路における各信号の波形図、図17は各位相検出器
の構成例を示す回路図である。すなわち、この第3実施
例では、図11に示した回路に検波電流制御回路45を
更に設けている。この検波電流制御回路45には入力信
号vi が供給され、その出力信号を各位相検出器19,
20,23に供給して動作を制御している。このように
構成しているのは、従来はクロマノイズリダクション処
理を外付け部品を使って手動で調整したが、これらを集
積回路化する際、精度の高い位相検出器が必要となるた
めである。上記検波電流制御回路45は、入力信号(ク
ロマ信号)vi のレベルが小さい時、位相検出器19,
20,23のオフセット電流等により出力に誤差が発生
するのを防止するために働く。すなわち、図7に示した
位相検出器におけるトランジスタQ8 〜Q13はバランス
した状態にあるが、素子の製造ばらつきなどによりバラ
ンスが崩れるとオフセット電流を生じ、検波電流が零で
ないと誤差電流が生ずる。更に詳しくは、例えば位相検
出器にΔiなるオフセット電流が生ずると、例えばバー
スト信号のみの入力信号が供給されると、バースト信号
の期間を4μsecとすると、バースト信号間の信号が
ない期間(約60μsec)はΔiのずれを生ずる。バ
ースト期間の出力をiとすると、出力の平均値は「4i
/64+60Δi/64」となり、正しい出力iからず
れが生ずる。そこで、この第3実施例では、上記検波電
流制御回路45によって各位相検出器19,20,23
の動作を制御し、入力信号vi のレベルが小さい時に
は、各位相検出器19,20,23の出力を零にしてい
る。
【0046】図15は、上記検波電流制御回路45の回
路構成例を示している。この回路は、NPN型バイポー
ラトランジスタQ36〜Q53、PNP型バイポーラトラン
ジスタQ54,Q55、抵抗R26〜R40、電流源I15〜I2
2、ベースバイアス用の直流電源B5 及びキャパシタC1
〜C3 から構成されている。
【0047】トランジスタQ36のベースは直流電源B5
によってバイアスされ、トランジスタQ37のベースには
入力信号vi が供給される。上記各トランジスタQ36,
Q37のコレクタは電源Vccに接続され、エミッタには抵
抗R26,R27の一端がそれぞれ接続される。上記抵抗R
26,R27の他端には、トランジスタQ38,Q39のコレク
タ及びベースが接続され、これらトランジスタQ38,Q
39のエミッタと接地点間に電流源I15,I16が設けられ
る。上記トランジスタQ36のエミッタはトランジスタQ
41,Q43のベースに、上記トランジスタQ37のエミッタ
はトランジスタQ40,Q42のベースにそれぞれ接続され
る。上記トランジスタQ40のコレクタと電源Vcc間には
抵抗R30が接続され、エミッタは抵抗R28の一端及びト
ランジスタQ44のコレクタに接続される。上記トランジ
スタQ41のコレクタと電源Vcc間には抵抗R31が接続さ
れ、エミッタは抵抗R28の他端に接続される。上記トラ
ンジスタQ42のコレクタはトランジスタQ41のコレクタ
及びトランジスタQ46のベースに接続され、エミッタは
抵抗R29の一端に接続される。上記トランジスタQ43の
コレクタはトランジスタQ40のコレクタ及びトランジス
タQ47のベースに接続され、エミッタは抵抗R29の他端
及びトランジスタQ45のコレクタに接続される。上記ト
ランジスタQ44のベースはトランジスタQ38のエミッタ
に、上記トランジスタQ45のベースはトランジスタQ39
のエミッタにそれぞれ接続される。これらトランジスタ
Q44,Q45のエミッタは共通接続され、このエミッタ共
通接続点と接地点間に電流源I17が設けられる。上記ト
ランジスタQ46,Q47のコレクタは電源Vccに接続さ
れ、各エミッタと接地点間に電流源I18,I19がそれぞ
れ接続される。トランジスタQ46のエミッタは抵抗R3
2,R33を介してトランジスタQ48のベースに、トラン
ジスタQ47のエミッタはR34,R35を介してトランジス
タQ49のベースにそれぞれ接続される。上記トランジス
タQ49のコレクタは電源Vccに接続され、エミッタと接
地点間に電流源I20が設けられる。上記トランジスタQ
48のコレクタは電源Vccに接続され、エミッタと接地点
間に電流源I21が設けられる。上記抵抗R32,R33の接
続点とトランジスタQ48のエミッタ間にはキャパシタC
1 が、上記抵抗R34,R35の接続点とトランジスタQ49
のエミッタ間にはキャパシタC2 がそれぞれ接続され
る。また、上記トランジスタQ48のベースとトランジス
タQ49のベースとの間にキャパシタC3 が接続される。
トランジスタQ50のベースはトランジスタQ48のエミッ
タに、コレクタは電源Vccにそれぞれ接続される。トラ
ンジスタQ51のベースはトランジスタQ49のエミッタ
に、コレクタはトランジスタQ54のコレクタ及びトラン
ジスタQ55のベースにそれぞれ接続される。トランジス
タQ50,Q51のエミッタは共通接続され、このエミッタ
共通接続点と接地点間に電流源I22が設けられる。上記
トランジスタQ54,Q55のベースは抵抗R36を介して共
通接続され、各エミッタと電源Vcc間には抵抗R37,R
38が接続される。上記トランジスタQ55のコレクタは、
トランジスタQ52のコレクタ及びトランジスタQ53のベ
ースに接続される。トランジスタQ52のベースはトラン
ジスタQ53のエミッタに接続され、エミッタと接地点間
には抵抗R39が接続される。上記トランジスタQ53のコ
レクタは電源Vccに接続され、エミッタと接地点間に抵
抗R40が接続される。そして、このトランジスタQ53の
エミッタから検波電流制御回路45の出力信号を得る。
【0048】なお、検波電流制御回路45の出力信号を
各位相検出器19,20,23に供給するために、NP
N型のバイポーラトランジスタQ56と抵抗R41が設けら
れている。上記トランジスタQ53のエミッタはトランジ
スタQ56のベースに接続され、エミッタと接地点間に抵
抗R41が接続され、コレクタが各位相検出器19,2
0,23に接続される。
【0049】上記のような構成において、トランジスタ
Q36〜Q39、抵抗R26,R27、電流源I15,I16及び直
流電源B5 は、入力回路として働く。トランジスタQ40
〜Q47、抵抗R28〜R31及び電流源I17〜I19は、両波
検波回路を構成している。トランジスタQ48〜Q49、抵
抗R32〜R35、キャパシタC1 〜C3 及び電流源I20〜
I21は、ローパスフィルタを構成している。更に、トラ
ンジスタQ50〜Q55、抵抗R36〜R40及び電流源I22
は、出力回路として働く。
【0050】図17は、上記検波電流制御回路45で制
御される各位相検出器19,20,23の回路構成例を
示している。この回路は、基本的には図7に示した回路
と同じ構成になっており、同一構成部には同じ符号を付
してその詳細な説明は省略する。電流源I6 が検波電流
制御回路45の出力信号で制御される。
【0051】次に、上記のような構成において動作を説
明する。検波電流制御回路45には、図16(a)に示
すような入力信号vi が供給される。この入力信号vi
には、バースト信号46−1,46−2,…とクロマ信
号47−1,47−2,…が含まれており、バースト信
号46−1,46−2間が1水平期間(1H)に対応し
ている。バースト信号46−1とクロマ信号47−1と
の間の期間A、クロマ信号47−1とバースト信号46
−2との間、バースト信号46−2とクロマ信号47−
2との間などは入力信号がない期間である。図16
(b)は、上記検波電流制御回路45中のローパスフィ
ルタの出力信号を示しており、実線はトランジスタQ51
のベースに供給される信号の波形、破線はトランジスタ
Q50のベースに供給される信号の波形をそれぞれ示して
いる。また、図16(c)は出力信号波形、すなわちト
ランジスタQ53のエミッタからトランジスタQ56のベー
スに供給される信号の波形を示している。
【0052】上記のような構成において、入力信号vi
が検波電流制御回路45中の入力回路を介して両波検波
回路に供給されると、この両波検波回路によって入力信
号vi に含まれるクロマ信号が両波検波される。そし
て、この信号をローパスフィルタを介して得たクロマ信
号の抱絡信号によって、位相検出器19,20,23中
の電流源I6 を流れる電流を制御することにより、図1
6(a)に示した期間A、すなわちバースト信号46−
1,46−2,…とクロマ信号47−1,47−2,…
との間の入力信号レベルが零になる期間は位相検出器1
9,20,23の出力信号が零レベルになるようにす
る。
【0053】上記第3実施例によれば、集積回路の製造
ばらつきなどにより位相検出器19,20,23がオフ
セット電流を生じた状態であっても、入力電流が小さい
時には電流源I6 の検波電流が零になるので、位相検出
器19,20,23の出力の誤差を低減できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
コストを低減でき且つ温度変化や経時変化にも対応可能
なクロマノイズリダクション装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るクロマノイズリダ
クション装置を示すブロック図。
【図2】図1に示した回路におけるフィルタ回路の構成
例を示すブロック図。
【図3】図2に示した回路におけるバンドパスフィルタ
の構成例を示す回路図。
【図4】図2に示した回路におけるローパスフィルタの
構成例を示す回路図。
【図5】図1に示した回路における可変遅延器の構成例
を示すブロック図。
【図6】図1に示した回路における可変増幅器の構成例
を示す回路図。
【図7】図1に示した回路における位相検出器の構成例
を示す回路図。
【図8】図1に示した回路における加算器及び減算器の
構成例を示す回路図。
【図9】上記図1に示した回路における位相制御のベク
トル図。
【図10】上記図1に示した回路における振幅制御のベ
クトル図。
【図11】この発明の第2実施例に係るクロマノイズリ
ダクション装置を示すブロック図。
【図12】図11に示した装置におけるフィルタ回路中
に設けられたバンドパスフィルタの構成例を示すブロッ
ク図。
【図13】図11に示した装置におけるフィルタ回路中
に設けられたローパスフィルタの構成例を示すブロック
図。
【図14】この発明の第3実施例に係るクロマノイズリ
ダクション装置を示すブロック図。
【図15】図14に示した回路における検波電流制御回
路の構成例を示す回路図。
【図16】図15に示した回路における各ノードの波形
図。
【図17】図14に示した回路における位相検出器の構
成例を示す回路図。
【図18】従来のクロマノイズリダクション装置を示す
ブロック図。
【符号の説明】
11…減算器、12…加算器、13…CCD、14…フ
ィルタ回路、15…可変遅延器、16…可変増幅器、1
7…リミッタ、18…可変遅延器、19,20,23…
位相検出器、21…加算器、22…減算器、45…検波
電流制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−160671(JP,A) 特開 昭62−67989(JP,A) 特開 平5−130637(JP,A) 実開 平3−90189(JP,U)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1H遅延手段と、この1H遅延手段によ
    る遅延信号と入力信号との位相差を調整するための第1
    の可変遅延手段と、上記1H遅延手段による遅延信号の
    振幅を上記入力信号に応じて調整するための可変増幅手
    段と、この可変増幅手段の出力信号と上記入力信号とを
    加算する第1の加算手段と、この第1の加算手段の出力
    信号の振幅を制限する振幅制限手段と、上記入力信号か
    ら上記振幅制御手段の出力信号を減算して出力するとと
    もに、この減算信号を上記1H遅延手段に供給する第1
    の減算手段と、上記入力信号の位相を90度遅延する第
    2の可変遅延手段と、この第2の可変遅延手段から出力
    される遅延信号と上記入力信号の位相を比較し、この比
    較出力に基づいて上記第2の可変遅延手段で上記入力信
    号の位相を90度遅延するように制御する第1の位相検
    出手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号と上記可
    変増幅手段の出力信号の位相を比較し、この比較出力に
    基づいて上記第1の可変遅延手段による位相遅延を制御
    することにより、上記可変増幅手段の出力信号の位相に
    対して上記第2の可変遅延手段の出力信号を90度遅延
    する第2の位相検出手段と、上記第2の可変遅延手段の
    出力信号と上記可変増幅手段の出力信号を加算する第2
    の加算手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号から
    上記可変増幅手段の出力信号を減算する第2の減算手段
    と、上記第2の加算手段から出力される加算信号と上記
    第2の減算手段から出力される減算信号との位相を比較
    し、この比較出力に基づいて上記可変増幅手段を制御す
    る第3の位相検出手段とを具備することを特徴とするク
    ロマノイズリダクション装置。
  2. 【請求項2】 前記1H遅延手段は、前記第1の減算手
    段の出力信号を1水平期間遅延するCCDと、このCC
    Dの出力信号に含まれるクロック信号を除去するフィル
    タ手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のク
    ロマノイズリダクション装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の可変遅延手段は、相互コンダ
    クタンスが前記第2の位相検出手段の出力で制御される
    トランスコンダクタンス増幅器を備え、前記第2の可変
    遅延手段は、相互コンダクタンスが前記第1の位相検出
    手段の出力で制御されるトランスコンダクタンス増幅器
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のクロマノイ
    ズリダクション装置。
  4. 【請求項4】 前記可変増幅手段は、前記第1の可変遅
    延手段の出力信号と基準電位とを比較する比較器を備
    え、この比較器の電流源が前記第3の位相検出手段の出
    力信号で制御されることを特徴とする請求項1に記載の
    クロマノイズリダクション装置。
  5. 【請求項5】 1H遅延素子と、この1H遅延素子の出
    力信号に含まれる入力信号以外の信号成分を除去するフ
    ィルタ手段と、上記フィルタ手段から出力される遅延信
    号と上記入力信号との位相差を調整するための第1の可
    変遅延手段と、上記1H遅延素子による遅延信号の振幅
    を上記入力信号に応じて調整するための可変増幅手段
    と、この可変増幅手段の出力信号と上記入力信号とを加
    算する第1の加算手段と、この第1の加算手段の出力信
    号の振幅を制限する振幅制限手段と、上記入力信号から
    上記振幅制御手段の出力信号を減算して出力するととも
    に、この減算信号を上記1H遅延素子に供給する第1の
    減算手段と、上記入力信号の位相を90度遅延する第2
    の可変遅延手段と、この第2の可変遅延手段から出力さ
    れる遅延信号と上記入力信号の位相を比較し、この比較
    出力に基づいて上記第2の可変遅延手段で上記入力信号
    の位相を90度遅延するように制御するとともに、上記
    フィルタ手段を制御する第1の位相検出手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力信号と上記可変増幅手段の出力
    信号の位相を比較し、この比較出力に基づいて上記第1
    の可変遅延手段による位相遅延を制御することにより、
    上記可変増幅手段の出力信号の位相に対して上記第2の
    可変遅延手段の出力信号を90度遅延する第2の位相検
    出手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号と上記可
    変増幅手段の出力信号を加算する第2の加算手段と、上
    記第2の可変遅延手段の出力信号から上記可変増幅手段
    の出力信号を減算する第2の減算手段と、上記第2の加
    算手段から出力される加算信号と上記第2の減算手段か
    ら出力される減算信号との位相を比較し、この比較出力
    に基づいて上記可変増幅手段を制御する第3の位相検出
    手段とを具備することを特徴とするクロマノイズリダク
    ション装置。
  6. 【請求項6】 前記1H遅延素子は、前記第1の減算手
    段の出力信号を1水平期間遅延するCCDからなること
    を特徴とする請求項5に記載のクロマノイズリダクショ
    ン装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ手段は、相互コンダクタン
    スが前記第1の位相検出手段の出力で制御されるトラン
    スコンダクタンス増幅器を備えることを特徴とする請求
    項5に記載のクロマノイズリダクション装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の可変遅延手段は、相互コンダ
    クタンスが前記第2の位相検出手段の出力で制御される
    トランスコンダクタンス増幅器を備え、前記第2の可変
    遅延手段は、相互コンダクタンスが前記第1の位相検出
    手段の出力で制御されるトランスコンダクタンス増幅器
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のクロマノイ
    ズリダクション装置。
  9. 【請求項9】 前記可変増幅手段は、前記第1の可変遅
    延手段の出力信号と基準電位とを比較する比較器を備
    え、この比較器の電流源が前記第3の位相検出手段の出
    力信号で制御されることを特徴とする請求項5に記載の
    クロマノイズリダクション装置。
  10. 【請求項10】 1H遅延手段と、この1H遅延手段に
    よる遅延信号と入力信号との位相差を調整するための第
    1の可変遅延手段と、上記1H遅延手段による遅延信号
    の振幅を入力信号に応じて調整するための可変増幅手段
    と、この可変増幅手段の出力信号と上記入力信号とを加
    算する第1の加算手段と、この第1の加算手段の出力信
    号の振幅を制限する振幅制限手段と、上記入力信号から
    上記振幅制御手段の出力信号を減算して出力するととも
    に、この減算信号を上記1H遅延手段に供給する第1の
    減算手段と、上記入力信号の位相を90度遅延する第2
    の可変遅延手段と、この第2の可変遅延手段から出力さ
    れる遅延信号と上記入力信号の位相を比較し、この比較
    出力に基づいて上記第2の可変遅延手段で上記入力信号
    の位相を90度遅延するように制御する第1の位相検出
    手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号と上記可変
    増幅手段の出力信号の位相を比較し、この比較出力に基
    づいて上記第1の可変遅延手段による位相遅延を制御す
    ることにより、上記可変増幅手段の出力信号の位相に対
    して上記第2の可変遅延手段の出力信号を90度遅延す
    る第2の位相検出手段と、上記第2の可変遅延手段の出
    力信号と上記可変増幅手段の出力信号を加算する第2の
    加算手段と、上記第2の可変遅延手段の出力信号から上
    記可変増幅手段の出力信号を減算する第2の減算手段
    と、上記第2の加算手段から出力される加算信号と上記
    第2の減算手段から出力される減算信号との位相を比較
    し、この比較出力に基づいて上記可変増幅手段を制御す
    る第3の位相検出手段と、上記入力信号が供給され上記
    第1、第2、第3の位相検出手段を制御する検波電流制
    御手段とを具備することを特徴とするクロマノイズリダ
    クション装置。
  11. 【請求項11】 前記1H遅延手段は、前記第1の減算
    手段の出力信号を1水平期間遅延するCCDと、このC
    CDの出力信号に含まれるクロック信号を除去するフィ
    ルタ手段とを備えることを特徴とする請求項10に記載
    のクロマノイズリダクション装置。
  12. 【請求項12】 前記フィルタ手段は、相互コンダクタ
    ンスが前記第1の位相検出手段の出力で制御されるトラ
    ンスコンダクタンス増幅器を備えることを特徴とする請
    求項11に記載のクロマノイズリダクション装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の可変遅延手段は、相互コン
    ダクタンスが前記第2の位相検出手段の出力で制御され
    るトランスコンダクタンス増幅器を備え、前記第2の可
    変遅延手段は、相互コンダクタンスが前記第1の位相検
    出手段の出力で制御されるトランスコンダクタンス増幅
    器を備えることを特徴とする請求項10に記載のクロマ
    ノイズリダクション装置。
  14. 【請求項14】 前記可変増幅手段は、前記第1の可変
    遅延手段の出力信号と基準電位とを比較する比較器を備
    え、この比較器の電流源が前記第3の位相検出手段の出
    力信号で制御されることを特徴とする請求項10に記載
    のクロマノイズリダクション装置。
  15. 【請求項15】 前記第1、第2、第3の位相検出手段
    はそれぞれ2つの入力信号を比較する比較器を備え、こ
    の比較器の電流源が前記検波電流制御手段で制御される
    ことを特徴とする請求項10に記載のクロマノイズリダ
    クション装置。
  16. 【請求項16】 前記検波電流制御手段は、入力信号を
    両波検波する両波検波手段と、この両波検波手段の出力
    信号が供給されるローパスフィルタとを備え、前記入力
    信号がない期間に前記第1、第2、第3の位相検出手段
    の出力を零にすることを特徴とする請求項10に記載の
    クロマノイズリダクション装置。
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