JP2999508B2 - 時間軸誤差信号発生装置 - Google Patents
時間軸誤差信号発生装置Info
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
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- H04N9/896—Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ビデオディスクプレーヤやVTR等の映像再
生装置における時間軸誤差信号発生装置に関する。
生装置における時間軸誤差信号発生装置に関する。
背景技術 ビデオディスクプレーヤやVTR等の映像再生装置にお
いては、同期信号として例えば垂直同期信号及び水平同
期信号を映像信号中に挿入し、両同期信号を映像信号か
ら抽出しかつ基準同期信号に同期させることによって時
間軸粗調及び微調をなして記録媒体から映像情報を読み
取りかつ再生する構成となっている。かかる同期再生を
行なうためには、再生映像信号の基準同期信号に対する
時間軸誤差を検出する必要がある。この時間軸誤差を検
出し、これに応じた時間軸誤差信号を発生する従来装置
の一例として、第10図に示すものが知られている。
いては、同期信号として例えば垂直同期信号及び水平同
期信号を映像信号中に挿入し、両同期信号を映像信号か
ら抽出しかつ基準同期信号に同期させることによって時
間軸粗調及び微調をなして記録媒体から映像情報を読み
取りかつ再生する構成となっている。かかる同期再生を
行なうためには、再生映像信号の基準同期信号に対する
時間軸誤差を検出する必要がある。この時間軸誤差を検
出し、これに応じた時間軸誤差信号を発生する従来装置
の一例として、第10図に示すものが知られている。
第10図において、再生映像信号から抽出して得られる
再生垂直同期信号Pb−Ｖの基準垂直同期信号Ref−Ｖに
対する位相差を位相検出器101で、再生映像信号から抽
出して得られる再生水平同期信号Pb−Ｈの基準水平同期
信号Ref−Ｈに対する位相差を位相検出器102でそれぞれ
検出し、それぞれの位相エラー信号に適当な係数k1,k2
を乗じた後加算器103で加算して時間軸誤差信号として
導出するようになっている。
再生垂直同期信号Pb−Ｖの基準垂直同期信号Ref−Ｖに
対する位相差を位相検出器101で、再生映像信号から抽
出して得られる再生水平同期信号Pb−Ｈの基準水平同期
信号Ref−Ｈに対する位相差を位相検出器102でそれぞれ
検出し、それぞれの位相エラー信号に適当な係数k1,k2
を乗じた後加算器103で加算して時間軸誤差信号として
導出するようになっている。
かかる構成の従来装置では、水平同期信号よりも検出
精度の粗い垂直同期信号によるエラー成分が支配的とな
り、垂直同期信号の位相オフセットや位相差検出時の精
度の悪さが同期精度に影響を与えるため、水平同期信号
に基づくより高い検出精度での同期が乱されるという問
題があった。また、この問題を解決するためには、相互
の位相検出器のオフセット調整が必要となり、回路構成
が複雑化することになる。
精度の粗い垂直同期信号によるエラー成分が支配的とな
り、垂直同期信号の位相オフセットや位相差検出時の精
度の悪さが同期精度に影響を与えるため、水平同期信号
に基づくより高い検出精度での同期が乱されるという問
題があった。また、この問題を解決するためには、相互
の位相検出器のオフセット調整が必要となり、回路構成
が複雑化することになる。
発明の概要 ［発明の目的］ そこで、本発明は、単一の位相比較器にて両方の同期
信号による位相差検出を可能とすることにより、位相オ
フセット等の問題を解消した時間軸誤差信号発生装置を
提供することを目的とする。
信号による位相差検出を可能とすることにより、位相オ
フセット等の問題を解消した時間軸誤差信号発生装置を
提供することを目的とする。
［発明の構成］ 本発明による時間軸誤差信号発生装置は、所定周期の
第１の再生同期信号及びこれよりも長い周期の第２の再
生同期信号を含む再生映像信号の時間軸の誤差を検出し
て時間軸誤差信号を発生する装置であって、第１の基準
同期信号に対する前記第１の再生同期信号の位相差を検
出する位相検出手段と、第２の基準同期信号に対する前
記第２の再生同期信号の位相状態を検出して進相状態に
あるとき進相の度合に応じた期間だけ第１の制御信号
を、遅相状態にあるとき遅相の度合に応じた期間だけ第
２の制御信号をそれぞれ発生する検出手段と、前記第１
の制御信号に応答してその存在期間だけ前記第１の基準
同期信号の前記位相比較手段への供給を禁止しかつ前記
第２の制御信号に応答してその存在期間だけ前記第１の
再生同期信号の前記位相比較手段への供給を禁止するゲ
ート手段とを備え、前記位相比較手段の位相差信号を前
記時間軸誤差信号として導出する構成となっている。
第１の再生同期信号及びこれよりも長い周期の第２の再
生同期信号を含む再生映像信号の時間軸の誤差を検出し
て時間軸誤差信号を発生する装置であって、第１の基準
同期信号に対する前記第１の再生同期信号の位相差を検
出する位相検出手段と、第２の基準同期信号に対する前
記第２の再生同期信号の位相状態を検出して進相状態に
あるとき進相の度合に応じた期間だけ第１の制御信号
を、遅相状態にあるとき遅相の度合に応じた期間だけ第
２の制御信号をそれぞれ発生する検出手段と、前記第１
の制御信号に応答してその存在期間だけ前記第１の基準
同期信号の前記位相比較手段への供給を禁止しかつ前記
第２の制御信号に応答してその存在期間だけ前記第１の
再生同期信号の前記位相比較手段への供給を禁止するゲ
ート手段とを備え、前記位相比較手段の位相差信号を前
記時間軸誤差信号として導出する構成となっている。
［発明の作用］ 本発明による時間軸誤差信号発生装置においては、第
１の基準同期信号と第１の再生同期信号との位相差を検
出してこの位相差信号を時間軸誤差信号として導出する
こととし、第１の再生同期信号よりも長い周期の第２の
再生同期信号の第２の基準同期信号に対する位相状態を
検出し、進相状態にあるときには進相の度合に応じた期
間だけ第１の基準同期信号の位相比較手段への供給を禁
止し、遅相状態にあるときには遅相の度合に応じた期間
だけ第１の再生同期信号の位相比較手段への供給を禁止
する。
１の基準同期信号と第１の再生同期信号との位相差を検
出してこの位相差信号を時間軸誤差信号として導出する
こととし、第１の再生同期信号よりも長い周期の第２の
再生同期信号の第２の基準同期信号に対する位相状態を
検出し、進相状態にあるときには進相の度合に応じた期
間だけ第１の基準同期信号の位相比較手段への供給を禁
止し、遅相状態にあるときには遅相の度合に応じた期間
だけ第１の再生同期信号の位相比較手段への供給を禁止
する。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図のさらに具体化した一例を示すブロック図であ
る。第１図及び第２図において、第１の基準同期信号と
しての例えば基準水平同期信号Ref−Ｈ（ａ）がエッジ
検出回路１を介してゲート回路２に、再生映像信号から
抽出して得られる例えば再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｂ）
が第１の再生同期信号としてエッジ検出回路３を介して
ゲート回路４にそれぞれ供給される。エッジ検出回路1,
3は同期信号パルスの幅を狭くすることにより、ゲート
回路2,4でゲートをかけたときパルス幅の広さによって
ゲート漏れが起きるのを防止するために設けられてい
る。ゲート回路２及び４を通過した基準水平同期信号Re
f−Ｈ（ｅ）及び再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）は位相
周波数比較器（又は位相比較器）５に供給される。位相
周波数比較器（又は位相比較器）５は２入力信号
（ｍ），（ｎ）の位相差を検出してこの位相差信号を時
間軸誤差信号（ｏ）として出力する。位相周波数比較器
（又は位相比較器）５としては、例えば第３図（又は第
５図）に示す如き周知の回路構成のものを用い得るが、
これに限定されるものではない。第３図の位相周波数比
較器及び第５図の位相比較器の各位相比較特性を第４図
及び第６図にそれぞれ示す。
は第１図のさらに具体化した一例を示すブロック図であ
る。第１図及び第２図において、第１の基準同期信号と
しての例えば基準水平同期信号Ref−Ｈ（ａ）がエッジ
検出回路１を介してゲート回路２に、再生映像信号から
抽出して得られる例えば再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｂ）
が第１の再生同期信号としてエッジ検出回路３を介して
ゲート回路４にそれぞれ供給される。エッジ検出回路1,
3は同期信号パルスの幅を狭くすることにより、ゲート
回路2,4でゲートをかけたときパルス幅の広さによって
ゲート漏れが起きるのを防止するために設けられてい
る。ゲート回路２及び４を通過した基準水平同期信号Re
f−Ｈ（ｅ）及び再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）は位相
周波数比較器（又は位相比較器）５に供給される。位相
周波数比較器（又は位相比較器）５は２入力信号
（ｍ），（ｎ）の位相差を検出してこの位相差信号を時
間軸誤差信号（ｏ）として出力する。位相周波数比較器
（又は位相比較器）５としては、例えば第３図（又は第
５図）に示す如き周知の回路構成のものを用い得るが、
これに限定されるものではない。第３図の位相周波数比
較器及び第５図の位相比較器の各位相比較特性を第４図
及び第６図にそれぞれ示す。
一方、第２の基準同期信号としての例えば基準垂直同
期信号Ref−Ｖ（ｃ）がエッジ検出回路６及び進相遅相
検出回路７に供給され、再生映像信号から抽出して得ら
れる例えば再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）が第２の再生
同期信号としてエッジ検出回路８を介して進相遅相検出
回路７に供給される。エッジ検出回路６を経た基準垂直
同期信号Ref−Ｖ（ｇ）はフリッフロップ回路構成のゲ
ート設定回路9,10の各一入力となる。進相遅相検出回路
７は基準垂直同期信号Ref−Ｖに対して再生垂直同期信
号Pb−Ｖは進相状態にあるか遅相状態にあるかの検出を
行なうためのものであり、その検出位相状態に応じてエ
ッジ検出回路８を経た再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｈ）を
進相の場合にはゲート設定回路10の他入力（ｊ）とな
り、遅相の場合にはゲート設定回路９の他入力（ｉ）と
なるようにそれぞれ振り分ける。エッジ検出回路6,8
は、ゲート設定回路9,10であるフリップフロップが同時
入力によって不安定になるのを防止するために設けられ
ている。
期信号Ref−Ｖ（ｃ）がエッジ検出回路６及び進相遅相
検出回路７に供給され、再生映像信号から抽出して得ら
れる例えば再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）が第２の再生
同期信号としてエッジ検出回路８を介して進相遅相検出
回路７に供給される。エッジ検出回路６を経た基準垂直
同期信号Ref−Ｖ（ｇ）はフリッフロップ回路構成のゲ
ート設定回路9,10の各一入力となる。進相遅相検出回路
７は基準垂直同期信号Ref−Ｖに対して再生垂直同期信
号Pb−Ｖは進相状態にあるか遅相状態にあるかの検出を
行なうためのものであり、その検出位相状態に応じてエ
ッジ検出回路８を経た再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｈ）を
進相の場合にはゲート設定回路10の他入力（ｊ）とな
り、遅相の場合にはゲート設定回路９の他入力（ｉ）と
なるようにそれぞれ振り分ける。エッジ検出回路6,8
は、ゲート設定回路9,10であるフリップフロップが同時
入力によって不安定になるのを防止するために設けられ
ている。
ゲート設定回路９は基準垂直同期信号Ref−Ｖ（ｃ）
に対して再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）が進相状態にあ
るときその進相の度合に応じた期間だけゲート制御信号
（ｋ）を、ゲート設定回路10は基準垂直同期信号Ref−
Ｖ（ｃ）に対して再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）が遅相
状態にあるときその遅相の度合に応じた期間だけゲート
制御信号（ｌ）をそれぞれ発生する。これらゲート制御
信号（ｋ），（ｌ）はゲート回路2,4に供給され、その
存在期間だけ基準水平同期信号Ref−Ｈ（ｅ）及び再生
水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）の位相周波数比較器５への供
給を禁止する作用をなす。
に対して再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）が進相状態にあ
るときその進相の度合に応じた期間だけゲート制御信号
（ｋ）を、ゲート設定回路10は基準垂直同期信号Ref−
Ｖ（ｃ）に対して再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）が遅相
状態にあるときその遅相の度合に応じた期間だけゲート
制御信号（ｌ）をそれぞれ発生する。これらゲート制御
信号（ｋ），（ｌ）はゲート回路2,4に供給され、その
存在期間だけ基準水平同期信号Ref−Ｈ（ｅ）及び再生
水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）の位相周波数比較器５への供
給を禁止する作用をなす。
基準垂直同期信号Ref−Ｖ（ｃ）に再生垂直同期信号P
b−Ｖ（ｄ）の遅相、進相及び合相（Ref−Ｖ（ｃ）とPb
−Ｖ（ｄ）とのずれが1/2H以内）の場合の各部波形をそ
れぞれ第７図、第８図及び第９図に示す。第７図及び第
８図において、位相周波数比較器５の比較出力である時
間軸誤差信号（ｏ）の点線部は、基準水平同期信号Ref
−Ｈ（ｅ）及び再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）のみの位
相比較の場合である。この点線部分と実線部分との差が
Ref−Ｖ（ｃ）とPb−Ｖ（ｄ）とのずれによって発生し
た位相周波数比較器５の比較出力（ｏ）におけるオフセ
ットである。第９図から明らかなように、合相状態で
は、Ref−Ｖ（ｃ）とPb−Ｖ（ｄ）とのずれによる比較
出力（ｏ）のオフセットが生じないことがわかる。
b−Ｖ（ｄ）の遅相、進相及び合相（Ref−Ｖ（ｃ）とPb
−Ｖ（ｄ）とのずれが1/2H以内）の場合の各部波形をそ
れぞれ第７図、第８図及び第９図に示す。第７図及び第
８図において、位相周波数比較器５の比較出力である時
間軸誤差信号（ｏ）の点線部は、基準水平同期信号Ref
−Ｈ（ｅ）及び再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）のみの位
相比較の場合である。この点線部分と実線部分との差が
Ref−Ｖ（ｃ）とPb−Ｖ（ｄ）とのずれによって発生し
た位相周波数比較器５の比較出力（ｏ）におけるオフセ
ットである。第９図から明らかなように、合相状態で
は、Ref−Ｖ（ｃ）とPb−Ｖ（ｄ）とのずれによる比較
出力（ｏ）のオフセットが生じないことがわかる。
このように、位相周波数比較器５によって基準水平同
期信号Ref−Ｈ（ｅ）と再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）
との位相差を検出してこの位相差信号を時間軸誤差信号
（ｏ）として導出することとし、さらに再生垂直同期信
号Pb−Ｖ（ｄ）の基準垂直同期信号Ref−Ｖ（ｃ）に対
する位相状態を検出し、進相状態にあるときには進相の
度合に応じた期間だけ基準水平同期信号Ref−Ｈ（ｅ）
の位相周波数比較器５への供給を禁止し、遅相状態にあ
るときには遅相の度合に応じた期間だけ再生水平同期信
号Pb−Ｈ（ｆ）の位相周波数比較器５への供給を禁止す
ることにより、垂直同期がかかった時点であたかも単独
の水平同期ループのみの形となるので、基準垂直同期信
号Ref−Ｖ（ｃ）と再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）との
ずれによるオフセットの影響を受けることはなくなる。
期信号Ref−Ｈ（ｅ）と再生水平同期信号Pb−Ｈ（ｆ）
との位相差を検出してこの位相差信号を時間軸誤差信号
（ｏ）として導出することとし、さらに再生垂直同期信
号Pb−Ｖ（ｄ）の基準垂直同期信号Ref−Ｖ（ｃ）に対
する位相状態を検出し、進相状態にあるときには進相の
度合に応じた期間だけ基準水平同期信号Ref−Ｈ（ｅ）
の位相周波数比較器５への供給を禁止し、遅相状態にあ
るときには遅相の度合に応じた期間だけ再生水平同期信
号Pb−Ｈ（ｆ）の位相周波数比較器５への供給を禁止す
ることにより、垂直同期がかかった時点であたかも単独
の水平同期ループのみの形となるので、基準垂直同期信
号Ref−Ｖ（ｃ）と再生垂直同期信号Pb−Ｖ（ｄ）との
ずれによるオフセットの影響を受けることはなくなる。
また、水平（Ｈ）同期信号のみの位相比較による同期
システムの場合、ノイズによって擬似水平同期信号が発
生すると、同期が1HだけずれてしまうようなＨレートで
のいわゆるサイクルスリップが生じることがあるが、本
システムによれば、サイクルスリップが生じると、垂直
同期ずれとしてシステムが検出して引き戻す作用が生じ
るので、サイクルスリップが生じないことになる。
システムの場合、ノイズによって擬似水平同期信号が発
生すると、同期が1HだけずれてしまうようなＨレートで
のいわゆるサイクルスリップが生じることがあるが、本
システムによれば、サイクルスリップが生じると、垂直
同期ずれとしてシステムが検出して引き戻す作用が生じ
るので、サイクルスリップが生じないことになる。
上述した本発明による時間軸誤差信号発生装置は、ビ
デオディスクプレーヤのスピンドルサーボやVTRのドー
ラムサーボ、特に外部の基準水平同期信号及び基準垂直
同期信号に同期するシステム、さらにはビデオ系のジッ
タを含んだ信号の時間軸補正をなすディジタル時間軸補
正装置の書込みクロックの追従のためのPLL回路におい
てフレームメモリを併用したために垂直同期が必要とな
ったシステム等に用いられる。
デオディスクプレーヤのスピンドルサーボやVTRのドー
ラムサーボ、特に外部の基準水平同期信号及び基準垂直
同期信号に同期するシステム、さらにはビデオ系のジッ
タを含んだ信号の時間軸補正をなすディジタル時間軸補
正装置の書込みクロックの追従のためのPLL回路におい
てフレームメモリを併用したために垂直同期が必要とな
ったシステム等に用いられる。
なお、上記実施例においては、所定周期の第１の同期
信号として水平同期信号を、これよりも長い周期の第２
の同期信号として垂直同期信号を用いた組合せ場合につ
いて説明したが、この組合わせに限定されるものではな
く、例えば、第１の同期信号として垂直同期信号を、第
２の同期信号としてカラーバースト信号を用いた組合わ
せ等も可能である。
信号として水平同期信号を、これよりも長い周期の第２
の同期信号として垂直同期信号を用いた組合せ場合につ
いて説明したが、この組合わせに限定されるものではな
く、例えば、第１の同期信号として垂直同期信号を、第
２の同期信号としてカラーバースト信号を用いた組合わ
せ等も可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明による時間軸誤差信号発
生装置においては、第１の基準同期信号と第１の再生同
期信号との位相差を検出してこの位相差信号を時間軸誤
差信号として導出することとし、第１の再生同期信号よ
りも長い周期の第２の再生同期信号の第２の基準同期信
号に対する位相状態を検出し、進相状態にあるときには
進相の度合に応じた期間だけ第１の基準同期信号の位相
比較手段への供給を禁止し、遅相状態にあるときには遅
相の度合に応じた期間だけ第１の再生同期信号の位相比
較手段への供給を禁止する構成となっているので、単一
の位相比較器にて両方の同期信号による位相差検出が可
能となり、従来装置における位相オフセット等の問題を
解消できることになる。
生装置においては、第１の基準同期信号と第１の再生同
期信号との位相差を検出してこの位相差信号を時間軸誤
差信号として導出することとし、第１の再生同期信号よ
りも長い周期の第２の再生同期信号の第２の基準同期信
号に対する位相状態を検出し、進相状態にあるときには
進相の度合に応じた期間だけ第１の基準同期信号の位相
比較手段への供給を禁止し、遅相状態にあるときには遅
相の度合に応じた期間だけ第１の再生同期信号の位相比
較手段への供給を禁止する構成となっているので、単一
の位相比較器にて両方の同期信号による位相差検出が可
能となり、従来装置における位相オフセット等の問題を
解消できることになる。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図をさらに具体化した一例を示すブロック図、第３
図は位相周波数比較器の構成の一例を示すブロック図、
第４図はその位相比較特性を示す図、第５図は位相比較
器の構成の一例を示すブロック図、第６図はその位相比
較特性を示す図、第７図、第８図及び第９図は基準垂直
同期信号Ref−Ｖ（ｃ）に対する再生垂直同期信号Pb−
Ｖ（ｄ）の遅相、進相及び合相の場合の各部の波形を示
す波形図、第10図は従来例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 1,3,6,8……エッジ検出回路 2,4……ゲート回路 ５……位相周波数比較器 ７……進相遅相検出回路 9,10……ゲート設定回路
第１図をさらに具体化した一例を示すブロック図、第３
図は位相周波数比較器の構成の一例を示すブロック図、
第４図はその位相比較特性を示す図、第５図は位相比較
器の構成の一例を示すブロック図、第６図はその位相比
較特性を示す図、第７図、第８図及び第９図は基準垂直
同期信号Ref−Ｖ（ｃ）に対する再生垂直同期信号Pb−
Ｖ（ｄ）の遅相、進相及び合相の場合の各部の波形を示
す波形図、第10図は従来例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 1,3,6,8……エッジ検出回路 2,4……ゲート回路 ５……位相周波数比較器 ７……進相遅相検出回路 9,10……ゲート設定回路
Claims (2)
- 【請求項１】所定周期の第１の再生同期信号及びこれよ
りも長い周期の第２の再生同期信号を含む再生映像信号
の時間軸の誤差を検出して時間軸誤差信号を発生する装
置であって、 第１の基準同期信号に対する前記第１の再生同期信号の
位相差を検出する位相検出手段と、 第２の基準同期信号に対する前記第２の再生同期信号の
位相状態を検出して進相状態にあるとき進相の度合に応
じた期間だけ第１の制御信号を、遅相状態にあるとき遅
相の度合に応じた期間だけ第２の制御信号をそれぞれ発
生する検出手段と、 前記第１の制御信号に応答してその存在期間だけ前記第
１の基準同期信号の前記位相比較手段への供給を禁止し
かつ前記第２の制御信号に応答してその存在期間だけ前
記第１の再生同期信号の前記位相比較手段への供給を禁
止するゲート手段とを備え、 前記位相比較手段の位相差信号を前記時間軸誤差信号と
して導出することを特徴とする時間軸誤差信号発生装
置。 - 【請求項２】前記第１の再生同期信号は水平同期信号若
しくはカラーバースト信号であり、前記第２の再生同期
信号は垂直同期信号若しくは水平同期信号であることを
特徴とする請求項１記載の時間軸誤差信号発生装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2102426A JP2999508B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 時間軸誤差信号発生装置 |
| EP91303472A EP0453285B1 (en) | 1990-04-18 | 1991-04-18 | Time base error signal generating apparatus |
| US07/687,247 US5164838A (en) | 1990-04-18 | 1991-04-18 | Time base error signal generating apparatus |
| DE69106920T DE69106920T2 (de) | 1990-04-18 | 1991-04-18 | Vorrichtung zur Erzeugung von Zeitbasisfehlersignal. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2102426A JP2999508B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 時間軸誤差信号発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04985A JPH04985A (ja) | 1992-01-06 |
| JP2999508B2 true JP2999508B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=14327134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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