JPH0644809B2 - 音声信号の再生位相制御回路 - Google Patents

音声信号の再生位相制御回路

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JPH0644809B2
JPH0644809B2 JP59011550A JP1155084A JPH0644809B2 JP H0644809 B2 JPH0644809 B2 JP H0644809B2 JP 59011550 A JP59011550 A JP 59011550A JP 1155084 A JP1155084 A JP 1155084A JP H0644809 B2 JPH0644809 B2 JP H0644809B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声信号の再生位相制御回路に関し、特に映像
信号と同期するように音声信号を記録媒体上に記録する
ようにした編集装置に適用して好適なものである。
〔背景技術とその問題点〕
この種の編集装置として従来、記録媒体としてのテープ
上に順次斜めに記録されている映像信号に対して当該映
像信号の内容に対応する音声信号を当該テープ上に形成
された記録トラツク上に記録するようになされたものが
ある。この場合音声トラツクにはその長手方向に順次タ
イムコードLTCが付けられており各タイムコードの始端
又は終端を外部から与えられる基準フレーム信号の位相
と一致させるように音声記録装置としてのオーデイオテ
ープレコーダ(ATR)の位相サーボ系を制御するように
なされている。
例えば第1図に示すようにATR1から送出されるタイムコ
ード信号LTCを同期ワード検出回路2に与えてタイムコ
ードLTCの始端又は終端を検出するようになされ、この
検出出力S1の立上り位相が外部から外部映像信号とし
て与えられる基準フレーム信号REFの立上りと位相比較
回路3において比較される。その位相差信号S2はロー
パスフイルタ4において直流化され、増幅回路5におい
て増幅された後位相サーボ制御信号S3としてATR1に与
えられる。
ATR1は位相サーボ制御信号S3を用いてオーデイオヘツ
ドを塔載している回転ドラムの回転位相を制御し又はテ
ープを定速度で走行させるキヤプスタンの回転位相を制
御することによつて同期ワード検出出力S1の位相が基
準フレーム信号REFの位相と一致するように制御され
る。このようにすればATR1において各タイムコード信号
LTCの開始端又は終了端のタイミングが基準フレーム信
号REFのタイミングと一致することによつて映像信号の
各フレームに対して音声記録トラツクの各タイムコード
の音声信号を割当てることができることにより、映像信
号の内容に応じて選択された音声信号を1対1に対応さ
せて記録媒体上に記録するように編集し得る。
ところが第1図のように構成すると、音声トラツクのタ
イムコードLTCを1フレームの映像信号を単位に編集す
るように拘束されることになり、もつと細かい単位で音
声信号を編集したい場合にはこれに適用できない不便さ
がある。因みに音声信号においてはフレームという概念
は存在せず、従つて映像信号が再生された際に任意の時
点で所定のタイムコードをもつ音声信号を再生したい要
求が生じることがあるからである。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、音声信号
の編集を必要に応じてフレーム信号より細かい単位でな
し得るようにしようとするものである。
〔発明の概要〕
かかる目的を達成するため本発明においては、外部映像
同期信号の位相を当該外部映像同期信号の周期より細か
い位相を単位にして所望量だけ移相させて位相制御信号
として送出する移相制御回路を設け、その位相制御信号
によつて音声信号記録トラツクから得られるタイムコー
ド信号の発生タイミングを外部映像同期信号に対してず
らせることができるようにする。
〔実施例〕
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。第2図
において第1図との対応部分に同一符号を付して示すよ
うに基準フレーム信号REFの位相は位相制御回路11にお
いて制御され、その出力端に得られる位相制御信号S11
が位相比較回路3に基準信号として与えられる。
位相制御回路11は第3図に示すように基準フレーム信号
REFをフエイズロツクドループ(PLL)12の位相比較回路
13に基準信号として与えられる。PLL回路12は位相比較
回路13の差出力S12をローパスフイルタ14において直流
化した後電圧制御発振回路(VCO)15に発振周波数制御
信号として与え、かくしてVCO15の出力端から基準フレ
ーム信号REFの周波数Rに対してn倍の周波数0(=
R)をもつ周波数出力S13を送出し、これを1/n分周
回路16において分周して周波数Rのフイードバツク信
号S14として位相比較回路13に与える。かくしてVCO15
の出力端に得られる周波数出力S13の位相及び周波数は
基準フレーム信号REFにロツクされる。
この周波数出力信号S13は移相回路17にクロツク信号と
して与えられる。この移相回路17は例えばnビツトのプ
ログラマブルシフトレジスタで構成され、その入力端に
基準フレーム信号REFを受けて周波数出力信号S13の周
期を単位として移相設定回路18から与えられる設定信号
S15の内容に相当する周期分だけ基準フレーム信号REF
の位相を移相させる。
例えば移相設定回路18が第4図(A)に示すように周波数
出力信号S13のD周期分の移相量を設定したとき、移相
回路17は基準フレーム信号REF(第4図(B))に対して移
相設定量Dだけ位相がシフトした出力信号S16(第4図
(C))を送出し、これをバツフア回路19を通じて位相制
御信号S11として位相比較回路3(第2図)に与える。
この実施例の場合移相設定回路18は例えば中央処理回路
(CPU)の出力バスすなわちCPUバスから与えられる8ビ
ツトのデータ信号DAを受けるラツチ回路でなり、同じよ
うにCTUバスから到来する書込・読出命令S17によつて
データDAをラツチしてこれを移相設定信号S15として移
相回路17にプログラムすべく送出するようになされてい
る。
第2図の構成において位相制御回路11は基準フレーム信
号REF(第5図(A))の位相を移相設定回路18(第3図)
において設定された位相設定量Dだけ移相された位相制
御信号S11(第5図(B))を位相比較回路3に与え、か
くしてATR1はこの位相制御信号S11を基準信号としてこ
れに位相ロツクするような位相サーボ動作を実行するの
で、音声信号トラツクのタイムコード信号LTCの位相が
この信号S11にロツクされる。かくして基準フレーム信
号REF(第5図(A))に対して必要に応じて移相設
定回路18に設定した移相量Dだけタイムコード信号L
TC(第5図(C))の再生タイミング、すなわち音声
信号の再生タイミングを遅延させることができる。この
ことは、映像信号の各フレームの再生タイミングに対し
て音声信号の再生タイミングを移相量Dだけ遅延させる
ことを意味する。かくして、映像信号の各フレームと、
この映像信号の各フレームの到来タイミングに対して所
望の期間だけ遅延したタイミングで再生された音声信号
を別のVTRで記録すれば、映像信号と音声信号とを1
フレーム以下の細かい相対位相で編集することができ
る。
これに対して第1図について上述したように位相制御回
路11が介挿されていない場合には音声信号のタイムコー
ド信号LTC(第6図(B))は基準フレーム信号REF(第6
図(A))の位相に直接ロツクされることになり、基準フ
レーム信号REFの1周期より細かい位相を単位にした編
集はできないことになる。
第7図は本発明の他の実施例を示すもので、この場合位
相制御回路11は位相比較回路3のフイードバツク信号側
端に介挿され、かくして直接位相比較回路3に入力され
る基準フレーム信号REFに対してATR1から得られるタイ
ムコード信号LTCの位相を設定された移相量Dだけ移相
してその位相出力信号S21を位相比較回路3に比較入力
として与えるようになされている。
第7図の構成によれば位相比較回路3の差信号S2によ
つてATR1が位相サーボされることにより、位相制御回路
11の出力S21(第8図(C))の位相が基準フレーム信号R
EF(第8図(A))の位相と一致するように位相ロツクさ
れる。ところがこの場合ATR1から得られるタイムコード
信号LTC(第8図(B))の位相は位相制御回路11において
設定された移相量Dだけ進んだ位相にロツクされること
になり、従つて音声信号のタイムコード信号LTCの位相
が基準フレーム信号REFに対して移相量Dだけ移相され
ることになる。そしてこの場合にも移相量Dは基準フレ
ーム信号REFの1周期より細かい周期で設定し得るの
で、第2図について上述したと同様の効果を得ることが
できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、外部から与えられる基準
フレーム信号に対してその周期より細かい位相量を単位
にして音声信号のタイムコード信号LTCを基準フレーム
信号REFに対して移相制御することができるので、映像
信号の内容に適確に対応するタイミングで音声信号の再
生位相を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の編集装置を示すブロツク図、第2図は本
発明による音声信号の再生位相制御回路の一実施例を示
すブロツク図、第3図はその位相制御回路の詳細構成を
示すブロツク図、第4図はその各部の信号を示す信号波
形図、第5図は第2図の各部の信号を示す信号波形図、
第6図は第1図の各部の信号を示す信号波形図、第7図
は本発明の他の実施例を示すブロツク図、第8図はその
各部の信号を示す信号波形図である。 1…ATR、2…同期ワード検出回路、3…位相比較回
路、4…ローパスフイルタ、5…増幅回路、11…位相制
御回路、12…PLL、17…移相回路、18…移相設定回路、1
9…バツフア回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から与えられる外部映像同期信号と、
    音声信号が記録されている記録媒体から再生されたタイ
    ムコードの同期ワード検出信号とに基づいて、上記記録
    媒体から上記音声信号を再生するヘツド及び上記記録媒
    体間の相対位相を制御する音声信号の再生位相制御回路
    において、 上記外部映像同期信号が入力され、上記外部映像同期信
    号の周波数の所定数倍の周波数のクロツク信号を出力す
    るPLL回路と、 指定された移相量を示すデータを出力する移相設定回路
    と、 上記外部映像同期信号及び上記クロツク信号が供給さ
    れ、上記移相量を示すデータに応じた数のクロツクが入
    力される期間に相当する期間だけ上記外部映像同期信号
    を遅延して出力する移相回路と、 該移相回路から出力される遅延された外部映像同期信号
    と上記同期ワード検出信号とに基づいて、上記ヘツド及
    び上記記録媒体間の相対位相を制御する制御回路と を具えたことを特徴とする音声信号の再生位相制御回
    路。
  2. 【請求項2】外部から与えられる外部映像同期信号と、
    音声信号が記録されている記録媒体から再生されたタイ
    ムコードの同期ワード検出信号とに基づいて、上記記録
    媒体から上記音声信号を再生するヘツド及び上記記録媒
    体間の相対位相を制御する音声信号の再生位相制御回路
    において、 上記同期ワード検出信号が入力され、上記同期ワード検
    出信号の周波数の所定数倍の周波数のクロツク信号を出
    力するPLL回路と、 指定された移相量を示すデータを出力する移相設定回路
    と、 上記同期ワード検出信号及び上記クロツク信号が供給さ
    れ、上記移相量を示すデータに応じた数のクロツクが入
    力される期間に相当する期間だけ上記同期ワード検出信
    号を遅延して出力する移相回路と、 該移相回路から出力される遅延された同期ワード検出信
    号と上記外部映像同期信号とに基づいて、上記ヘツド及
    び上記記録媒体間の相対移相を制御する制御回路と を具えたことを特徴とする音声信号の再生位相制御回
    路。
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